2020/09/05 試合結果

2020年9月5日 5★STAR GP 2020

『5★STAR GP 2020』
9月5日(土)新木場1stRING(観衆140人/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負

舞華

3分47秒
山茶華→片エビ固め

吏南

※もう一人は鹿島沙希

◆羽南復帰戦~タッグマッチ 15分1本勝負

○林下詩美

6分3秒
エアレイド・クラッシュ→片エビ固め

飯田沙耶

妃南

羽南●

◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

中野たむ<4点>

4分12秒
タイガー・スープレックス・ホールド

DEATH山さん。<0点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

ひめか<6点>

8分32秒
アルゼンチン・バックブリーカー

スターライト・キッド<2点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

ジャングル叫女<2点>

9分41
ダイビング・ボディプレス→体固め

AZM<2点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

ジュリア<4点>

11分25秒
グロリアス・ドライバー→片エビ固め

上谷沙弥<0点>

◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

刀羅ナツコ<2点>

9分9秒
チェーン絞首刑→体固め

渡辺桃<2点>

◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

小波<4点>

13分39秒
トライアングル・アームロック

岩谷麻優<2点>

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負

舞華

3分47秒
山茶華→片エビ固め

吏南

※もう一人は鹿島沙希

体調不良により5☆STAR GPを棄権した大江戸隊の鹿島沙希がカムバック。復帰戦は舞華、吏南との3WAYマッチで、ドンナ・デル・モンドvs大江戸隊vsトーキョーサイバースクワッドの図式でもある。

 ジュリアとひめかが舞華を迎え入れる。握手はかわさずゴングが鳴ると吏南と舞華が鹿島に襲いかかりショルダータックルで排除する。吏南がボディースラムを狙うが舞華が反対に3連続で叩きつける。鹿島が入ると再び舞華と吏南が共闘、しかし鹿島がまとめてフェースクラッシャー。鹿島が舞華にコルバタからビッグブーツ。舞華が返すと、鹿島にブレーンバスター。吏南が割って入り舞華を丸め込む。鹿島が横取りするが吏南がドロップキックから舞華にジャックナイフ。舞華が返すと吏南が投げるが鹿島がフットスタンプ。吏南は鹿島に卍固めも舞華がカット。舞華が鹿島を叩きつけるが吏南のカットが間に合う。吏南は舞華をカバーするが鹿島がカットしてドロップキック。鹿島は舞華を起死回生。吏南がカットすると舞華が鹿島にラリアット。舞華は吏南の突進をキャッチし叩きつける。 山茶華からカバーすると鹿島も間に合わず3カウント。舞華が吏南をピンフォールした。

◆羽南復帰戦~タッグマッチ 15分1本勝負

○林下詩美

6分3秒
エアレイド・クラッシュ→片エビ固め

飯田沙耶

妃南

羽南●

長期欠場していた羽南が復帰。飯田沙耶とのタッグで林下詩美と妹の妃南と対戦する。羽南と妃南は姉妹対決でもある。

 羽南と飯田が握手を求めるがQQは応じず。羽南が先発を買って出て妃南との姉妹対決でスタートする。腕の取り合いから羽南がヘッドロック。グラウンドに持っていくと妃南がヘッドシザーズ。羽南がくぐり抜けると飯田とともにダブルのドロップキック。妃南が返すと羽南はボディースラムを予告も反対に投げられる。妃南が巴投げから腕十字。すぐに羽南がロープに逃れる。妃南が羽南の右腕を攻撃も羽南がマットに叩きつける。飯田が妃南に逆水平の連打。妃南がかわすが飯田はカウンターで逆水平チョップ。妃南は飯田をマットに叩きつけ詩美に託す。詩美がコーナーに振ってエルボーアタック、背後からドロップキック。飯田が返すと、詩美はアルゼンチン狙い。飯田が丸め込みから突進。詩美が止めてボディースラム。詩美はバックを取って持ち上げるが飯田がかわしてドロップキック。替わった羽南もドロップキックを連打し大外刈り。腕を蹴り上げるとマットに叩きつけてカバー。詩美が返すと羽南は腕十字。詩美がエスケープすると羽南が捕獲し飯田がミサイルキック。羽南が詩美を丸め込むがカットされる。妃南が羽南を捕獲し詩美がドロップキックを見舞う。羽南が返すと、詩美はエアレイドクラッシュ。羽南が返せず詩美が3カウントをゲットした。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

中野たむ<4点>

4分12秒
タイガー・スープレックス・ホールド

DEATH山さん。<0点>

中野たむとDEATH山さん。の公式戦。中野は開幕戦でひめかに敗れるも、つづく小波戦で勝利し1勝1敗。昨年の準優勝者からの勝利は初制覇をもくろむ中野に勢いをもたらすか。しかしながら相手はクセモノのDEATH山さん。だけに一筋縄ではいかない。デスヤマが初勝利を狙えば、中野は白星を先行させたい試合。中野はデスヤマの丸め込みに要注意だ。

 中野が恐る恐る握手を求めるがデスヤマはデスヤマポーズを四方に見せつける。途中で中野が襲いかかりデスヤマを踏みつける。デスヤマが押さえ込むと中野がブリッジで返す。そこをデスヤマが丸め込み。中野が返すとデスヤマはコーナーに追い込んで突進。そのたびに中野が足を出していく。中野はバックドロップもデスヤマがかわして地獄突き。中野が返すとデスヤマが卍固め。中野がエスケープするとバックドロップ狙い。デスヤマがかわして突進するとあらためて中野がバックドロップ。中野はコーナーに上がりデスティニーハンマー。デスヤマが返すと中野はタイガー狙い。デスヤマが切り返して丸め込む。中野が切り返して丸め込みの応酬。中野が突進するとデスヤマがかわして丸め込む。回転エビ固めを中野がかわしてスピンキックからタイガースープレックス。デスヤマが返せず3カウントが入った。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

ひめか<6点>

8分32秒
アルゼンチン・バックブリーカー

スターライト・キッド<2点>

スターライト・キッドとひめかが初シングルの公式戦。ともに初エントリーながら両者の境遇は体格とともに対照的。生え抜きのキッドはDEATH山さん。からの勝利と岩谷麻優からの黒星で1勝1敗。数字上はまずまずの出足と言えるかもしれない。一方のひめかはスターダムに参戦しはじめてから日が浅いとはいえ、リーグ戦でいきなり連勝というスタートダッシュを切ってみせた。しかも8・9後楽園ではメインでジュリアに初黒星をつけるというサプライズまでやってのけている。一躍台風の目に飛び出したひめかをキッドがスピードで攪乱するか。それともひめかが無傷の3連勝を飾るのか。目の離せない一戦となりそうだ。

 キッドが握手を求めるとひめかが歩を進めゆっくりと応じてみせる。ロックアップからひめかがロープに追い込んでクリーンにブレイクもキッドが突っかかる。キッドが振ろうとするがひめかがこらえる。ひめかはキッドの突進にショルダータックル。キッドが飛びついて丸め込むが2カウント。ひめかがキッドをキャッチしてバックブリーカーからキャメルクラッチへ。キッドがなんとかロープに逃れるがひめかはロープ越しにキャメルクラッチを決める。これを解くと背中へのストンピングを連打しコーナーに追い込み顔面を踏みつけていく。ひめかがロープに振るとキッドが「なめんじゃねえ!」とスイングDDT。キッドがコーナーに上がるとひめかがパワーボムの構え。キッドが切り返し619、その場跳びムーンサルトプレス。返したひめかにキッドはフィッシャーマンの体勢。ひめかがこらえるとキッドはコルバタ。ひめかがコーナーに振って串刺しで突進。キッドがかわすがひめかが至近距離からニー。ひめかは逆片エビ固めでキッドを捕獲。キッドがエスケープも背後からのニーを食らう。キッドが返すとひめかはアルゼンチン。キッドが切り返し串刺しで突進。ひめかが足を出すがキッドはアームホイップ。キッドがダイビングボディープレスも2カウント。キッドはフィッシャーマンで叩きつけてみせるがひめかがクリアー。キッドがダッシュするとひめかがジャンピングニー。キッドが返すが、ひめかはフィニッシュを予告しパワーボムの構え。キッドが切り返し丸め込む。ひめかが返すとカウンターのラリアット。キッドが丸め込むがひめかが返す。ひめかは至近距離からラリアット。逆エビ固めでそり上げるがキッドがロープに到達。するとひめかがアルゼンチンバックブリーカー。キッドがギブアップしひめかが3連勝となった。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

ジャングル叫女<2点>

9分41
ダイビング・ボディプレス→体固め

AZM<2点>

2戦していまだ勝ち星のないジャングル叫女。3戦目はAZMとの公式戦だ。もはやAZMは安全パイとは言えない相手。それは十分にわかっている叫女。ここで敗れれば早くも敗退確実となるだけに、是が非でも2点がほしい。とはいえAZMも昨年以上の好成績を残すことが求められている。ハイスピード王者の威信に懸けて、好成績を残したい。

 ゴングが鳴ってからAZMが「お願いします」と握手を求める。困惑の叫女にAZMが襲いかかりロープワークを仕掛けていく。叫女がかわしてストンピングもAZMがアームホイップ。AZMがコルバタから丸め込んでドロップキック。叫女がAZMの仕掛けたブレーンバスターを反対に決めてみせるとカナディアンバックブリーカー。トップロープに乗せてドロップキックもAZMが返す。叫女はAZMに逆片エビ固め。こらえるAZMに叫女はランニングボディープレス。AZMが返すと叫女はストンピング連打。AZMが立ち上がりエルボー連打で向かっていく。叫女がコーナーに振るとAZMは反転しミサイルキック。AZMが飛びついて卍固めでギブアップを迫る。AZMがブレーンバスターを狙うが叫女がこらえる。ブレーンバスターの掛け合いはAZMが投げきることに成功。AZMのハイキックを叫女がブロック。AZMは叫女の腕を取りコーナーから飛んでサブミッションを決めてみせる。叫女が脱出するとAZMがミスティカ式ワキ固め。叫女がかわすとAZMが顔面蹴りからダイビングフットスタンプ投下。しかし叫女が返してみせる。AZMがダッシュし飛びつくが叫女が止めて逆エビ固め。AZMがエスケープしようとするが叫女が中央に戻す。しかしAZMはなんとかロープに到達。叫女はコーナーに上がりダイビングボディープレス。かわしたAZMが両腕を固める。AZMは腕固めに移行も叫女の足がロープへ。AZMが三角蹴りも叫女が迎撃。叫女は串刺しラリアット。もう一発ラリアットを放ちカバーも2カウント。叫女はハンマースローの体勢もAZMが丸め込む。AZMが腕を取りにいくが叫女が切り返しスリーパー。叫女がそのままぶんぶん振り回しグラウンドで胴締めスリーパー。叫女はフィニッシュを宣言しダイビングボディープレス。AZMが返せず叫女が3戦目にして初勝利を飾った。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

ジュリア<4点>

11分25秒
グロリアス・ドライバー→片エビ固め

上谷沙弥<0点>

ワンダー・オブ・スターダム王者のジュリアはスターダム参戦以来シングル負けなしの状態で5☆STAR GPに突入した。初戦はワールド・オブ・スターダム王者の岩谷麻優に勝利しリーグ戦最初にして最大の難関を乗り越えたと思いきや、翌日のひめか戦でまさかの敗北。ドンナ・デル・モンドの同門対決で連勝がストップしてしまった。とはいえ、大会中止をはさみながらもリーグ戦はまだ前半戦。ほかの選手と同じくジュリアにもこの試合が仕切り直しとなるだろう。相手はゴッデス・オブ・スターダム王者の上谷沙弥。初めて臨むシングルのリーグ戦は小波に敗れ、これが2戦目。白いベルトの王者ジュリアに勝てば、優勝戦線への殴り込みが可能となるが…。

 ロックアップで組み合い、力比べ。ジュリアが押し込み慎重にブレイクしようとすると上谷の方から突っかかる。上谷がエルボー連打からドロップキック。ジュリアもすぐにドロップキックのお返し。ジュリアがコーナーに追い込んでチョップを放つ。ジュリアは腕を取ってグラウンドへ。上谷がエスケープすると、エルボー、ダブルチョップで向かっていく。仁王立ちのジュリアはロープに追い込んで腹部へのランニングニー。上谷が返すとジュリアがボディースラム、スリーパーホールド、キャメルクラッチ。上谷がエスケープに成功もジュリアが先にエルボー。上谷もやり返しエルボーの打ち合いに。上谷がコーナーへニーアタック。ジュリアが止めて張り手を放つ。ジュリアの突進に上谷がドロップキック。さらに串刺しニーアタックからドロップキック。上谷は鎌固めにジュリアを捕らえる。ジュリアがすぐに切り返してSTFへ。上谷がエスケープすると顔面へビッグブーツ。上谷はボディースラムからカバーするが2カウント。上谷は気合いを入れてコーナーへ。しかしジュリアが追いつき抱え上げる。上谷が丸め込むが2カウント。上谷がニールキックもジュリアが返す。上谷はジュリアをトップロープに乗せてトップからフットスタンプ。ジュリアが返すと上谷は逆片エビ固め。エスケープしたジュリアに上谷はフィニッシュを宣言しランニングシューティングスター。しかしジュリアが読んでいてヘッドシザーズから回転して三角絞め。10分経過。上谷がエスケープするとエルボー連打。ジュリアが挑発し上谷がなおも連打し張り手をぶち込む。ジュリアがバックドロップを決めるが2カウント。ジュリアがグロリアスドライバーを決めると3カウント。試合後にはジュリアから上谷に握手を求めた。

◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

刀羅ナツコ<2点>

9分9秒
チェーン絞首刑→体固め

渡辺桃<2点>

8・15大阪での林下詩美との公式戦が延期になるばかりか、横浜武道館2DAYSの中止により白の王者ジュリア、赤の王者岩谷麻優との連戦まで流れた渡辺桃。ここは気持ちを切り替えて再びリーグ戦に挑むことになる。桃は舞華にまさかの敗戦で開幕黒星スタートも、2戦目で成長著しい同門のAZMを破り星を五分に戻した。ここは5☆STAR GPを制し、赤いベルトへの挑戦権をつかみにくるだろう。それだけに相手の刀羅ナツコは連敗中とはいえ油断できない相手である。凶器を駆使しての攻撃は必至。反則上等の闘い方を仕掛けてくるだけに、十分な警戒が必要だ。

 桃の入場をゲートでナツコが急襲。ナツコは強引に桃をリングに入れて攻撃を続ける。ロープ際に追い込むと顔面ウォッシュ狙い。しかし桃がカウンターのドロップキックをぶち込み突進。そこへリング下の鹿島沙希が足を引っ張る。場外でナツコがイスを取り出して桃を殴打。ナツコはあらためて顔面ウォッシュを桃に決める。コーナーに追い込むとキャノンボール。桃が返すと、ナツコをかわして串刺しドロップキックを連打。ミドルキックも連打すると、ブレーンバスターで叩きつける。返したナツコに桃はなおもミドルキックの乱れ打ち。ナツコがエルボーを打つと桃も打ち返す。桃のハイキックをかわしてナツコが裏拳、ラリアット。桃が返すと、ナツコはフロッグスプラッシュ。返した桃にナツコは昇天。決まったと思われたが桃の肩が上がる。桃が突進するとナツコがレフェリーを巻き込む。チェーンを取り出したナツコに桃がハイキック、蒼魔刀。しかし2カウント止まり。桃はダイビング式の蒼魔刀を放つがナツコがクリアー。桃はテキーラを狙うがナツコがラリアット。かわした桃がチキンウイングフェースロック。ナツコがエスケープすると桃はフィニッシュを予告し突進。しかしナツコがチェーンでラリアットし絞首刑に。鹿島の乱入を止めていたレフェリーにナツコが詰め寄る。場外では鹿島が桃を攻撃しリングに戻す。チェーン絞首刑で失神状態の桃をナツコがヒザでカバーすると3カウントが入った。

◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

小波<4点>

13分39秒
トライアングル・アームロック

岩谷麻優<2点>

開幕戦でジュリアに敗れるも2戦目のスターライト・キッド戦で白星を挙げたワールド・オブ・スターダム王者の岩谷麻優。対する小波は上谷沙弥を破り白星スタートも次戦で中野たむに敗れ1勝1敗。岩谷は2年前の18年度優勝で小波は昨年の準優勝。ともに優勝候補といっていい2人の大事な公式戦となる。

 岩谷が握手しようと歩を進めるが小波は動かず。ゴングが打ち鳴らされると両者慎重に中央へ。岩谷が間合いを嫌い一歩下がる。あらためて向かい合うと腕の取り合いに。岩谷がフロントネックロックからグラウンドに持ち込むと小波がヘッドロックに切り返す。岩谷は胴締めスリーパーも、小波が切り返してヘッドロック。岩谷が反対にヘッドロックに取ると小波がロープに振ってミドルキック。かわした岩谷だが小波がサッと飛びついて腕を固める。岩谷は慌てて逃れ場外へエスケープ。岩谷が戻ろうとすると小波がエプロン越しにハイキック。小波はロープ際ながらキャメルクラッチ。岩谷がエスケープするが立ち上がれない。小波はヘッドシザーズから反転し顔面を何度もマットに打ち付けていく。岩谷が回転してロープへ逃れる。小波はダウン気味の岩谷の顔面を踏みつける。岩谷がチョップで向かっていくが小波が挑発。小波が突進すると岩谷がスリングブレイド。岩谷と小波がキックのかわし合い。岩谷のハイがヒットし両者ダウン。岩谷が立ち上がり低空ドロップキック。小波が場外に落ちると岩谷がプランチャを放つ。岩谷は小波をリングに戻してミサイルキック。ランニングスリーの体勢は小波が回避も岩谷がドドンパ。岩谷はフィニッシュを予告しフロッグスプラッシュ。小波が返すと、岩谷はムーンサルトプレス。しかし小波がかわしてバズソーキック、ジャーマン。岩谷が返すと、ドラゴンへ。しかし小波がなんとか返す。小波がトライアングルランサーにいくが岩谷の足がロープへ。小波がフットスタンプ。コーナーに上がると岩谷も上がって雪崩式狙い。切り返した小波がハイキック。小波は宙吊りでスリーパー。さらにミサイルキックを決めカバーへ。しかし岩谷がなんとかクリアー。小波はフロントネックロックも岩谷の足がロープにかかる。小波がスリーパーからそのまま後方に投げつけバズソーキック。岩谷が返すが小波が腕を極める。トライアングルランサーも岩谷が反転。小波が返してアームロックで絞め続ける。小波が絞め続けるとついに岩谷がギブアップ。小波が赤いベルトの王者から勝利をもぎ取った。

小波「トライアングル・アームロックで、岩谷麻優に勝ちました! ということで、久しぶりにトーキョーサイバースクワッドで今日は締めたいと思います」

叫女「ちょっと待って、ちょっと待って、ちょっと待って。ちょっと待って。水でも飲んで。なにか忘れてませんかね、みなさん。決着ついてないことがあるんですよ。大江戸隊!いますぐ試合を組んでほしいくらい。そうだよね?」

小波「そうだよ。ジャングルがやりたいなら、やろう」

ナツコ「おーい!」

ナツコと鹿島の大江戸隊が入ってくる。

ナツコ「ジャングルがやりてえなら、じゃねえんだよ。オマエら、アタマお花畑か? もうさあ、こっちもさあ、流れて流れて、うぜえんだよ。だから勝手に決めさせてもらったけど、9月28日の後楽園大会、TCSは、その日、解散だ!」

大江戸隊が退場。

叫女「じゃあやるってことで、いいの? やるってことだよねえ! TCSは解散しない。そうでしょ、勝てばいいから、ね」

小波「ということで、28? やるの? 決定で。わかった。じゃあ絶対に解散させないし、大江戸隊にも負けない。よろしく。ということで、今日はこのままTCSが締めたいと思います。みんな違ってみんないい、それがトーキョーサイバースクワッド、イエッサー!」

小波のコメント

小波「相変わらず岩谷麻優はメチャクチャ、メチャクチャしぶとかった。ですが、私のトライアングル・アームロックであの赤いベルトの王者、岩谷麻優からギブアップ勝ちしました。ということは、こんど赤いベルト私が挑戦しても全然いいんじゃないですかね。まあ、その前に5☆STAR、5☆STARが終わってやりたいことがあるとジャングルがいってたんですけど、なんでそこまで刀羅ナツコはTCSにこだわるのか、私にはまったく理解ができません。ですが、ジャングルもやりたい。そしてナツコもやりたい。そういうことなら、どんな相手でも私は闘います。絶対大江戸隊には負けないし、TCSを解散させません」

――明日の仙台でジュリア戦。

「明日ジュリア戦」

――一度負けている。

「そうですね。まあでもジュリアのやりたいこと、ジュリアが出す技、すべてあの白いベルトのトーナメントの1回戦で、あの試合で全部わかりましたし、身体にインプットされてますんで、まあ前回白いベルトのトーナメントで負けてしまった後のコメントでも言ったように勝てない相手ではないので、明日は自分のペースに巻き込んで、ジュリアにもギブアップ勝ちしたいと思います」

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