2020/11/07 試合結果

2020年11月7日 第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦

『第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦』
11月7日(土)新木場1stRING(観衆140人=札止め/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負

羽南

4分20秒
飛びつき腕ひしぎ十字固め

吏南

◆STARS 3WAYバトル 15分1本勝負

スターライト・キッド

6分4秒
キッちゃんボム

飯田沙耶

※もう一人はルアカ

◆STARSvsクイーンズ・クエスト 6人タッグマッチ 15分1本勝負

岩谷麻優 

11分26秒
インプラントDDT→片エビ固め

渡辺桃

中野たむ

AZM

○白川未奈

妃南●

◆GODDESS OF STARDOM タッグリーグ公式戦 20分1本勝負

【AphroditE】
○林下詩美<3点>

8分43秒
ジャーマン・スープレックス・ホールド

【Color Me Pop】
里歩<4点>

上谷沙弥

ゴキゲンです☆●

◆GODDESS OF STARDOM タッグリーグ公式戦 20分1本勝負

【Grab the top】
朱里<6点>

10分45秒
アルゼンチン・バックブリーカー

【Devil Duo】
刀羅ナツコ<2点>

○ひめか

鹿島沙希●

◆GODDESS OF STARDOM タッグリーグ公式戦 20分1本勝負

【Black Widows】
○ビー・プレストリー<7点>

15分45秒
クイーンズランディング

【Crazy Bloom】
ジュリア<4点>

小波

舞華●

タッグリーグも残すところ明日の大阪大会のみ。レッドゴッデスは岩谷麻優&スターライト・キッドのMK☆Sistersとジュリア&舞華のCrazy Bloomが4点で並んでいる。ブルーゴッデスは小波&ビー・プレストリーのBlack Widowsが7点で首位に。

『第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦』を制するのはどのチームか。

試合詳細レポート  

◆シングルマッチ 15分1本勝負

羽南

4分20秒
飛びつき腕ひしぎ十字固め

吏南

STARSvs大江戸隊の図式にもなった羽南vs吏南の姉妹対決。吏南がSTARSに在籍した期間はごくわずかながら、図式としては羽南が裏切られた形にもなる。「自分が望まないユニットにいても成長できない」としSTRSから抜け大江戸隊に移籍した吏南。その決意を姉に見せつけることができるか

 姉の羽南から「お願いします」と握手を求める。吏南が慎重に応じようと見せかけ羽南を攻撃、まるめ込みから串刺しドロップキック、ヘアーホイップを決める。コーナーに追い込むと顔面を踏みつけていく。ロープに固定するとセコンドの刀羅ナツコも加勢。背中へのドロップキックを放ちカバーするが羽南が返す。吏南はストンピングを背中に連打しボディースラムで叩きつける。ロープに走ると羽南が払い腰からドロップキック。羽南は「なんで大江戸隊に入ったんだよ!」と叫んでエルボー。吏南は「オマエがキライだから入ったんだよ!」と返答。羽南は「私もだよ!」と叫びながらエルボーの打ち合いに応じる。吏南がSTOから押さえ込むが2カウント。吏南がロープに振ろうとすると羽南がこらえてダブルリストからブレーンバスターホールド。吏南がまるめ込みからビッグブーツ。フィニッシュを宣言しブレーバスター。しかし羽南が返すことに成功。吏南はあらためてフィニッシュを予告し突進。羽南が巴投げから腕を取る。吏南がギブアップし羽南の勝利となった。

◆STARS 3WAYバトル 15分1本勝負

スターライト・キッド

6分4秒
キッちゃんボム

飯田沙耶

※もう一人はルアカ

スターライト・キッドvs飯田沙耶vsルアカの3WAYマッチは、全員がSTARSの同門対決。

 3人がクリーンに握手をかわして試合開始。全員が慎重に手四つの構えに。キッドが飯田の腕を捻りあげるとルアカも加わり飯田とともにキッドの腕を取る。ロープに振られたキッドがショルダータックルで吹っ飛ばされる。飯田とルアカがショルダータックルをぶつけ合うと、連発の後、打ち勝ったのはルアカ。ルアカはボディースラムから押さえ込むが飯田が返す。ルアカのキックを飯田がかわすとキッドも加わり押さえ込みの応酬に。キッドが飯田にキャメルクラッチを決めると背後からルアカがキャッチ、反対にキャメルを決める。そこへ飯田がドロップキック。飯田とルアカがコーナーに振るがキッドが2人まとめてコルバタに。その場跳びムーンサルトも見舞うが2人が返す。キッドは2人とも起こして3人でエルボーの打ち合い。飯田の逆水平でキッドが悶絶。キッドは逆回転での打撃戦を申し込む。キッドとルアカが飯田をロープに振るが飯田が打撃で2人を圧倒。飯田はキッドにドロップキック。返したキッドに飯田はフィニッシュを宣言しノーザンライトの構え。ルアカがキッドにフライングクロスボディー。飯田がコーナーからキッドにミサイルキックを投下もルアカがカットする。ルアカが飯田を排除しキッドにフィッシャーマン。しかし飯田がカットする。ルアカが突進もキッドが飛びつく。バックの取り合いからキッドが飯田を捕獲、。ルアカのビッグブーツが飯田にヒットもキッドがルアカを丸めこむ。キッドが飯田にキッチャンボム。3カウントが入りキッドの勝利となった。

◆STARSvsクイーンズ・クエスト 6人タッグマッチ 15分1本勝負

岩谷麻優 

11分26秒
インプラントDDT→片エビ固め

渡辺桃

中野たむ

AZM

○白川未奈

妃南●

 STARSvsクイーンズクエストの6人タッグマッチ。STARSからは岩谷麻優&中野たむ&白川未奈組、QQからは渡辺桃&AZM&妃南組が出陣する。翌日の大阪大会でタッグリーグ公式戦を争う岩谷(&キッド)と桃&AZM組には前哨戦。どちらも決勝進出に望みを残しているだけに、この試合で精神的にも優位に立っておきたいところだろう。STARS入りが認められた白川と岩谷がチームを結成する点も、この試合の見どころの1つ。また、中野&白川は、大阪で林下詩美&上谷沙弥組と最終戦。リーグ戦では成績が伸びない詩美組だが、ゴッデス・オブ・スターダム王者組との対戦は今後へのヒントにもなるだろう。勝ち越すか負け越すかでタッグチーム継続にも大きく影響する。まずはこの試合で弾みをつけられるか。

 STARSが握手を求めるがQQはコーナーから動かず。するとAZMが「岩谷出てこいよ」と先発に指名。ゴングが鳴ると岩谷とAZMがハイスピードなロープワークからまるめ込みの応酬。フェイントを入れて岩谷が蹴飛ばすと中野と白川が加わり3人がかりでAZMを攻撃、ドロップキックを3方向からはなってみせる。白川がAZMにラリアット。かわしたAZMがドロップキック。STARS勢をリング下に落とすと自軍コーナーで白川を捕獲し桃が白川のノドを踏みつける。桃は白川にサッカーボールキック。妃南が白川にボディースラムからキャメルクラッチ。桃が入ってキックの連打。AZMが白川に串刺しドロップキック。AZMの突進に白川はフライングクロスチョップから吊り天井。QQがカットしようとするとSTRS勢がパロスペシャルで白川を援護する。替わった中野がAZMに突進もAZMが桃を呼び込む。中野は桃にスタナー、妃南にリバースDDTで介入を阻止。岩谷がAZMにストンピング乱打。コーナーに振るとAZMが足を出してカットしアタマをコーナーに叩きつける。桃が岩谷に串刺しドロップキック連打。岩谷が返すと、桃とのエルボー合戦を挑む。岩谷がバックキックも桃がカウンターのミドルキック。桃はブレーンバスターの構え。中野がカットしようとすると全員がブレーンバスターのかけ合い。投げたのはSTARS。STARSが3人で桃に打撃の連打からトラースキックでも競演。岩谷がカバーするが桃が返す。乱戦のなか全員がダウン状態に。白川と妃南がエルボーの打ち合い。妃南がかわして大外刈りからSTO。白川が返すと、空中胴締め落としから袈裟固め。妃南がエスケープすると白川はコーナーへ。しかし桃がカットして落とすとAZMがダイビングフットスタンプ。妃南が白川に払い腰も2カウント。10分経過。STARSがコーナーから同時にダイブ、低空ドロップキック。妃南が白川に外道クラッチ。ギリギリで白川が返してバックぶりオーからインプラントDDT。妃南がかえせず3カウントが入った。

◆GODDESS OF STARDOM タッグリーグ公式戦 20分1本勝負

【AphroditE】
○林下詩美<3点>

8分43秒
ジャーマン・スープレックス・ホールド

【Color Me Pop】
里歩<4点>

上谷沙弥

ゴキゲンです☆●

ゴッデス・オブ・スターダム王者ながら3戦して白星なしというまさかのタッグリーグ戦となってしまった林下詩美&上谷沙弥。残り2試合をどう闘うかが、きたるべき防衛戦への試金石となりそうだ。しかも詩美には1115仙台でのワールド・オブ・スターダム王座挑戦が決定済み。岩谷麻優との決戦を前に、黒星続きではいられない。タッグチャンピオンの相手は、詩美組とは対照的なリーグ戦を展開した里歩&ゴキゲンです☆組だ。連勝こそストップしたものの、すでに赤白王者を破っているだけに、ここで2点を獲得すれば、決勝進出への道が広がるだろう。

 里歩組が握手を求めると詩美がさっそく応じる。上谷がこれを止めて先発に名乗り。里歩組はゴキゲンが出てきて四方にアピール。座って見守る上谷が自分に向けられると耳をふさぐ。アピールが終わるとあらためて対峙。上谷は手を挙げて「こいよ」と挑発する。ゴキゲンは届かないとみるや里歩にチェンジ。里歩もタッチしゴキゲンの手を引っ張り伸ばそうとする。しかし伸びるはずもなく、里歩とゴキゲンは肩車で挑む。里歩とゴキゲンが王者組を攪乱し詩美のまわりを手を取ってまわる。上谷がドロップキックでカットしゴキゲンにボディースラム。ゴキゲンが返すと、上谷が鎌固めでギブアップを迫る。詩美がゴキゲンに滞空時間を取ってボディースラム、サイドからのドロップキック。ゴキゲンが返すと詩美はフロントネックロック。上谷が持ち上げるがゴキゲンが回避しロープ渡りに同行させる。ゴキゲンはアームホイップを決めて里歩に託す。里歩がコルバタから619、ダイビングボディーアタック。ノーザンの構えは上谷が回避もエルボーを食らう。上谷はカウンターでニールキック。詩美がショルダータックルの連打も里歩がクリアー。詩美はアルゼンチンを狙うが里歩が脱出しエルボー連打。里歩の突進に詩美はバックフリップ。コーナーに上がるとゴキゲンがカット、里歩がデッドリードライブ、ダイビングフットスタンプ。ゴキゲンが詩美にセントーン。ブレーンバスターを予告するが反対に投げられる。詩美が上谷と合体しサイドスラム、上谷がその場跳びムーンサルト。ゴキゲンが返すと、詩美がバックを取る。ゴキゲンがロープに到達。詩美が突進すると里歩が619で援護しようとするがキャッチされる。ゴキゲンが丸めこむが詩美が返す。里歩とゴキゲンがクローズラインをかわされるも扇を作る、ゴキゲンが丸めこむが上谷がカットに成功。ゴキゲンの突進に詩美がラリアット。ゴキゲンが返すと詩美はジャーマンの構え。バックの取り合いから里歩のカットが誤爆し詩美がジャーマン。3カウントが入り、詩美がゴキゲンをフォールした。

◆GODDESS OF STARDOM タッグリーグ公式戦 20分1本勝負

【Grab the top】
朱里<6点>

10分45秒
アルゼンチン・バックブリーカー

【Devil Duo】
刀羅ナツコ<2点>

○ひめか

鹿島沙希●

 朱里&ひめか組のドンナ・デル・モンドと刀羅ナツコ&鹿島沙希組の大江戸隊が公式戦で激突。DDMの朱里&ひめかは連勝スタートも、岩谷麻優&スターライト・キッド組に敗れ全勝がストップしてしまった。しかしキッドにひめかが丸めこまれたことで気持ちを新たに出直しをはかってくることは間違いない。黒星先行の大江戸隊からの2点獲得は至上命令だ。とはいえ、対戦相手の思惑を妨害するのがナツコ組のもくろみでもある。優勝戦進出は厳しいながらも、朱里組の足を引っ張ることができれば、この試合に関しては本望だろう。朱里組には細心の注意が求められるが…。

 ナツコが「デカいの出てこいよ」とひめかを指名。ゴングが打ち鳴らされひめかとナツコがロックアップで力比べ。ナツコがヘッドロックに取るとロープに振られることを拒否。ともにショルダータックルをぶつけ合いナツコが足を踏みつける。ナツコがショルダーをぶつけると、ひめかがショルダータックルで打ち勝ってみせる。しかしリング下に送り出して場外戦に。大江戸隊が戻りひめかを捕獲。ナツコがヘアーホイップから顔面ウォッシュをひめかに浴びせる。鹿島もひめかの顔面を踏みつけ。ブレーンバスターの構えをひめかがこらえてカウンターのショルダータックル。ひめかが突進するとナツコがカットし分断。大江戸隊がダブルでひめかを攻め込む。ナツコのセントーンから鹿島がフットスタンプ。朱里にカットさせず攻撃を継続。ナツコが串刺しで突進するとひめかがかわしてショルダータックル。朱里がナツコにミドルキックの連打。鹿島がカットしクローズラインも朱里がかいくぐってミドルキックを交互に打っていく。さらにナツコを倒してカバーするが2カウント。朱里は腕十字を極めるも逃げられる。ナツコをコーナーに追い込むとニーアタック、ナツコが先回りしキャノンボールへ。ナツコはバックフリップを放つと鹿島に託す。鹿島が朱里にビッグブーツ、エルボーの打ち合い。朱里はローキックを連打するが鹿島が張り手からダブルアーム式フェースバスター。朱里はニーからサッカーボールキック、PK。ひめかが鹿島にショルダータックルから逆エビ固め。鹿島がエスケープするとひめかがニーアタック、朱里がエプロンからキックで援護。ひめかが抱え上げるが鹿島が逃れてナツコが加勢、ナツコがマットに叩きつけて鹿島がダイビングフットスタンプをひめかに投下。鹿島が飛びついて卍固め。ひめかがそのままコーナーに叩きつけて突進。鹿島がアームホイップからビッグブーツ。さらにダブルアームの態勢にいくがひめかがラリアット、朱里とキックの競演。ひめかはフィニッシュを宣言してアルゼンチン、前方に叩きつけるが鹿島が返す。10分経過。ひめかがパワーボムの構えにいくとナツコがカットし鹿島がカバー。鹿島が起死回生も朱里がカット。朱里はナツコと鹿島にニーアタック。ひめかがアルゼンチンで絞り上げると鹿島がギブアップ。ひめかの勝利が宣告された。

◆GODDESS OF STARDOM タッグリーグ公式戦 20分1本勝負

【Black Widows】
○ビー・プレストリー<7点>

15分45秒
クイーンズランディング

【Crazy Bloom】
ジュリア<4点>

小波

舞華●

 ジュリア&舞華のドンナ・デル・モンドとビー・プレストリー&小波の大江戸隊が公式戦で対戦。どちらのチームも決勝進出の有力候補だ。ジュリア&舞華組が白星先行なら、プレストリー&小波組は3戦して黒星なしと、こちらも好調を維持している。決勝進出を左右するこのカード、翌日の最終戦に向けて、勝った方が優位に立つこととなる。また、ジュリアと小波には1115仙台でおこなわれるワールド・オブ・スターダム王座戦の前哨戦でもある。タッグリーグ最終戦前日の新木場大会を締めくくるのは、ジュリア&舞華組か、それともプレストリー&小波組か!?

 ジュリアが舞華を差し置いて先発で小波と対峙。しかしゴングが鳴っても両者すぐには歩を進めない。ゆっくりと中央に歩み寄って探り合い。手四つの構えからグラウンドでの攻防。ジュリアがヘッドロックも小波がすぐに脱出する。睨み合いから両者がタッチ。舞華がプレストリーを捕まえるとジュリアが加わりダブルでバックドロップ、エルボードロップ。舞華がプレストリーにボディースラム。突進するとリング下から小波が足を引っ張り場外戦に連れていかれる。大江戸隊はDDMをリングサイドで挟み撃ちに。大江戸隊はナツコの指示で吏南も加勢する。DDMが戻ってこようとすると2方向で大江戸隊がエプロンでのキック。舞華を戻すとプレストリーがボディースラムの構え。舞華がこらえるとプレストリーがネックブリーカー、自軍コーナーに連行し顔面を踏みつける。小波が舞華にサッカーボールキック。プレストリーが舞華にスリーパーホールド。舞華がコーナーに振るが、かわされてフットスタンプを食らう。小波が舞華にミドルキック連打、スリーパー。舞華が逃れると替わったプレストリーがフロントネックロックからスリーパー。舞華はプレストリーの突進を止めてバックブリーカー。ジュリアが出てくると小波が加勢。ジュリアはプレストリーと首の取り合いから叩きつけ、小波にはDDT。ジュリアはプレストリーの両脚をロックし首を取ると、サーフボードストレッチへ。プレストリーが2人をかわして鉢合わせにするとDDMを分断。小波がジュリアにフィッシャーマン。ジュリアが返すと、小波が飛びついてヒザ十字固め。10分経過。ジュリアも両脚を取ってサブミッション攻撃。小波が切り返しヒールホールド。ジュリアが回転してロープに到達。小波が足を引いて中央に持っていきバックを取る。ジュリアが切り返してフロントキック。小波がジャーマンで投げ捨てるとジュリアがファルコンアローでやり返す。舞華とプレストリーがエルボーの打ち合い、舞華が柔道殺法の連続でプレストリーをマットに叩きつけていく。舞華が突進するがかわされ小波が加勢。小波とプレストリーがハイキック。プレストリーは舞華にブレーンバスターホールド。プレストリーが小波を呼び込むがダブルでビッグブーツを浴びる、舞華とジュリアが合体でプレストリーを投げつけると、舞華がコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスターを敢行。さらに中央でもブレーンバスター。しかし小波のカットが間に合う。舞華はフィニッシュ予告から抱え上げるがDDTを食らう。プレストリーがトラースキック、バズソーキック。しかしジュリアがカットに成功。15分経過。プレストリーが舞華に顔面蹴り。肩車するとコーナーで顔面を蹴り上げあらためて肩車。クイーンズランディングを決めると3カウントが入った。

プレストリー「DDMダイジョーブー?ゲンキデスカア? ジュリアは私が思うに、たぶんショッパイ。マイカハモットショッパーイ。だけどね、だけどね、みんなわかるよね、ワタナベモモ。イチバンショッパーイ!」

小波「ジュリア、ジュリア、ジュリア、ジュリア」

ジュリア「なーに?」

小波「このタッグトーナメント、そして、そこ、それ、その白いベルトをすべて奪います。ジュリア、ジ・エンド!」

プレストリー&小波組のコメント

プレストリー「ここすごく暑いね。もう冬だっていうのに、ここは暑いわね。参ったな。でもね、オーエドタイがもう1勝積み上げた。私がDDMに勝った。ジュリアは小波を倒せなかった。これが今日現在の結果。だから私たちは未来を見る。小波はワンダーのベルト。さらに私はSWAのベルトに未来を見るの」

小波「ジュリア、今日対戦して、わかったことが、ひとつ。ちょっとだけ、レスリングができる。ただ、それだけ。しかし、そのちょっとだけのレスリングじゃ私には到底かなわない。当日、ジュリアがどんな手を使って試合を運んでくるのか、すごくゾクゾクします。すごく楽しみになりました。しかし、いまのままのジュリアじゃ、おんな寝業師を倒すことは不可能。私の関節技から逃げることは、不可能でしょ。どんだけ逃げても、どれだけ逃げようとしても、私は必ずジュリアを絞め落とします。ジュリア、ジ・エンド!」

プレストリー「ショッパイね」

――ビーはなぜ桃に「ショッパイ」と言いつづけるのか。今日の試合に桃は関係ないが。

プレストリー「そうね。みんな知る必要があるし、私はみんなに思い出してほしい。どれだけモモがショッパイかってことをね。モモは私が知る中でもスターダムの選手で最もショッパイ。そのことをみんなに忘れないでほしいの。だから私はあえて、みんなに向けて言いつづけているのよ」

一覧へ戻る