2021/01/06 他団体参戦

2021年1月5日 『バルサン Presents WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』

『バルサン Presents WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』
1月5日(火)東京ドーム(観衆7801人)

<写真提供=新日本プロレス>

試合結果

【スターダム提供試合】

◆第0試合-1 スターダム 6人タッグマッチ 20分1本勝負

林下詩美

9分48秒
フェニックススプラッシュ→エビ固め

舞華

○上谷沙弥

ひめか

AZM

なつぽい●

◆第0試合-2 スターダム タッグマッチ 20分1本勝負

○ジュリア

12分49秒
グロリアスドライバー→片エビ固め

岩谷麻優

朱里

中野たむ●

 

試合詳細レポート

◆第0試合-1 スターダム 6人タッグマッチ 20分1本勝負

林下詩美

9分48秒
フェニックススプラッシュ→エビ固め

舞華

○上谷沙弥

ひめか

AZM

なつぽい●

 なつぽいがAZMへベルト戦をアピールし先発はこの2人に。ロックアップからリストの取り合いとなり、なつぽいがヘッドロックからロープに飛ぶとエルボーを避けてアームホイップで投げ捨てる。走り込むがAZMが足を刈って低空ドロップキックを狙うもなつぽいが足を刈って倒しバズソーキック。避けたAZMが走り込みドロップキックの打ち合いへ。なつぽいがガットショットからDDMが出てきて連携攻撃。ひめかと舞華がダブルのアームホイップで投げ捨てなつぽいがドロップキック。なつぽいはストンピングから舞華にタッチ。舞華はコーナーに振るが、AZMはコーナーを駆け上がりブーメランアタック。フォールも2。AZMはロープに飛んでクリストを狙うが、舞華はキャッチしボディスラムで投げ捨てる。フォールしようとするがAZMが三角締めで捕らえるも、舞華はバスターしようとするがAZMは着地。舞華はガットショットから一本背負いで投げ捨てロープに飛ぶが、AZMはラ・ミスティカ。AZMは詩美にタッチ。詩美はドロップキック。舞華はロープに振ろうとするが耐えた詩美がショルダータックルで倒し、スリーパーで捕らえるとそのまま裏投げから胴締めフロントネックロック。舞華は強引にブレーンバスターで投げ捨てひめかにタッチ。ひめかは串刺しボディスプラッシュからショルダータックルで倒し、逆エビ固めで捕らえるも詩美はロープを掴みブレイク。ひめかはランニングニーも、避けた詩美がロープに走り背中にドロップキック。詩美は担ぐも着地したひめかとラリアットの相打ち連発。これに打ち勝った詩美が上谷にタッチ。ひめかはガットショットからロープに飛ぶが、上谷は追走してから側転で正面に回り込みドロップキック。AZMが出てきてひめかをコーナーに振ると、串刺し攻撃を狙うがひめかは避けると2人まとめて串刺しボディスプラッシュ。さらに2人まとめてアルゼンチンで担ぐと、これを投げ捨て上谷にラリアット。ひめかはなつぽいにタッチ。なつぽいは低空ドロップキック連発からロープを貫いてのドロップキック。さらにコーナに登るが、詩美がカットしアルゼンチンで担ぐとバックフリップで投げ捨て、そこへAZMがダイビングフットスタンプ。さらに上谷がミサイルキックからフォールも2。なつぽいと上谷はエルボーの打ち合いから上谷がエルボー連打。なつぽいはエルボーを避けてクリストで捕らえるが上谷はロープを掴む。なつぽいはすぐさまスクールボーイも2。ならばと横入り式エビ固めも2。続けて3回転ラ・マヒストラルも2。なつぽいはロープに振るが上谷はニールキックで迎撃し、フィッシャーマンスープレックスホールドもひめかがカット。上谷はボディスラムでコーナー下にセットし、ムーンサルトを狙うが舞華が背中にエルボーから正面に登り雪崩式ブレーンバスター。ひめかがバックドロップからなつぽいがジャックナイフ固めも詩美がカット。なつぽいはバックラッシュからフォールも詩美がぶっこぬき、AZMがなつぽいの背中に断崖式フットスタンプから詩美がそのままぶっこ抜きジャーマンスープレックス。さらに上谷がボディスラムからフェニックス・スプラッシュを投下し3カウント。

試合後コメント

上谷「スターダムの上谷沙弥です。今日最後、本日最後、フェニックススプラッシュでスリーカウントを取ることができました。私は新日本プロレスさんの飯伏幸太選手に憧れてすごくプロレスの魅力にはまったところがあるので、この大きな舞台、東京ドームでこのフェニックススプラッシュを決められたこと、本当に誇りに思います。そして今日、私スリーカウント取ったということで、詩美さん、詩美さんの持つ赤いベルトに挑戦したいです」

詩美「上谷が私の持つ赤いベルトにですか。たった一回、スリー取っただけでスターダム最高峰の赤いベルトに挑戦したいってことですか」

上谷「はい」

詩美「私は今、すでに防衛戦決まってるんで、もちろんそこは防衛してベルトも私のもとに帰ってきますけど、その次の挑戦者を上谷沙弥に…ちょっと考えさせてください」

上谷「いいお返事待ってます」

林下「まあ、それは一旦置いておきまして、今日、東京ドーム、新日本プロレスさん、イッテンゴに出場させていただき、私は20181.4東京ドームに妹とファンとして見にこさせていただきました。そして、数年後、20211.5東京ドームに第0試合ですが、出場させていただき本当にうれしいです。ありがとうございました。私はここでは終わらずに今日、スターダム、そしてQueen’s Quest、そしてこの林下詩美の魅力を皆さんにお伝えできたと思うので、いつかはスターダムで東京ドームで試合をして、そこのメインイベントにまた、このワールド・オブ・スターダムチャンピオンの林下詩美が立てる日を待っています」

AZM「はい、ハイスピードチャンピオンのAZMです。東京ドーム、私は18歳なんですけどね、最年少なんではないでしょうか、女子プロレスラーで。まあ、それは置いといてね。ここ東京ドームに出られなかった選手で、スターダムにはまだまだ魅力的な選手がたくさんいます。是非是非スターダムにも新日本プロレスのお客様、お越しください。お待ちしております。本日はありがとうございました」

林下「ありがとうございました」

上谷「ありがとうございました」

なつぽい「(泣きながら)悔しいです⋯⋯。クッソ⋯⋯。悔しいけど⋯⋯東京ドーム、でかいなあ。私は今日、負けたかもしれないけど、この東京ドームぐらいでっかいものを得たような気がします。次、東京ドームに立つ時には絶対にベルトを巻いて、何本も何本もベルトを巻いて、また立ちたいと思います」

舞華「夢だった東京ドームで試合することができて、とてもうれしいです。ただ、林下詩美に勝てなかったことが、とてもとても残念です。私は117日、後楽園ホールで赤いベルトに挑戦するんで、その時はこの悔しさを糧に、必ず林下詩美から、あの赤いベルトを奪いたいと思います。そしてトップに立って、来年必ずまた東京ドームに戻って来ようと思います」

ひめか「ドンナ・デル・モンドのひめかです。今日はなつぽいが負けてしまったけど、ドンナ・デル・モンド全員でこの東京ドームに立てたことが、何よりもDDMが認められている証拠だと思うので、もっともっとDDMが躍進していって、スターダムでもこの東京ドームで大会ができるように、もっともっと成長していきたいと思います」

◆第0試合-2 スターダム タッグマッチ 20分1本勝負

○ジュリア

12分49秒
グロリアスドライバー→片エビ固め

岩谷麻優

朱里

中野たむ●

岩谷とジュリアは2年連続東京ドーム出場。たむとジュリアは額をこすりつけて睨み合う。先発は岩谷と朱里。バックの取り合いから朱里が足を刈って倒しアキレス腱固めを狙うが、岩谷がヒールホールドで切り返そうとするが腕ひしぎの応酬から朱里がヘッドロック。これを切り返した岩谷とキックの打ち合いから相打ちとなり、打ち勝った朱里がサッカーボールキック。ロープに飛ぶが岩谷が足を刈ってアンクルホールドを狙うが、逃れた朱里を岩谷が蹴りつけ朱里は一度距離を取る。岩谷はたむにタッチ。たむがジュリアを要求し朱里はジュリアにタッチ。エルボーの打ち合いからたむがエルボー連打。さらに髪を掴んでのエルボーで倒し、ロープに飛ぶがエプロンから朱里が蹴りつけ動きを止める。朱里とジュリアでたむをロープに振ると、朱里がショルダータックルで倒しジュリアが後頭部にドロップキック。さらに朱里がPKからジュリアがたむを正面ロープにくくり、エプロンでたむの顔面を踏みつけサンドイッチ。2人でたむの顔面を蹴り上げてリングに戻すと、ジュリアもリングに戻りフォールも2。ジュリアは朱里にタッチ。朱里はストンピングからコーナーに叩きつけ、足を刈って座らせると串刺しランニングニー。フォールも2。朱里はジュリアにタッチ。ジュリアはストンピング。立ち上がったたむがエルボー連打も、ジュリアはケンカキックで倒しロープに飛んでラリアット。たむが股下に潜り込み丸め込むも2。たむは水面蹴りを顔面に叩き込み岩谷にタッチ。岩谷はエプロンの朱里をドロップキックで場外に落とし、ジュリアに串刺し攻撃を狙うがジュリアは避けて串刺しラリアット。避けた岩谷がスクールボーイからの低空ドロップキックを顔面に叩き込み619。岩谷はその場飛びムーンサルトからフォールも2。岩谷はロープに飛ぶがジュリアはビッグブーツで迎撃し朱里にタッチ。朱里はミドルキック連発でコーナーに押し込み、串刺しランニングニーからネックチャンスリー。フォールも2。朱里はストンピングからロープに飛ぶが、岩谷はソバットで迎撃しロープに飛ぶも朱里は追走ニーからカッキーカッター。フォールも2。朱里は担ぐが着地した岩谷が朱里のラリアットを巻き込んで逆打ちも2。朱里はハイキックからロープに飛ぶが、岩谷はトラースキックで迎撃。両者ダウン。朱里はジュリアにタッチ。岩谷もなんとかたむにタッチ。たむがハイキックも避けたジュリアがエルボー。ガードしたたむが後ろ回し蹴りもジュリアがガードし、ジュリアは走り込むがたむはリバースフロントネックで捕らえる。だがジュリアはコーナーを駆け上がりリバースして逃れると、コーナーに登るがたむが正面に登りコーナー上でエルボーの打ち合い。ジュリアはコーナー上での蜘蛛の巣からリングに着地し股下に潜り込むが、岩谷がジュリアのボディにドロップキックを叩き込んでカットすると、岩谷のコードブレイカーとたむのぶっこ抜きジャーマンの連携技。たむはコーナーに登るがジュリアがナックルからコーナーに登り、たむを担いで雪崩式グロリアスバスター。フォールも岩谷がカット。ジュリアと朱里は岩谷をロープに振ろうとするが、岩谷は2人の手を掴んでロープに駆け上がりまとめてアームホイップで場外に投げ捨てると、2人まとめてトペ・スイシーダ。岩谷はジュリアをリングに投げ入れ、たむがジャーマンを狙うがジュリアが耐えるとたむは胴回し回転蹴り。ジュリアはタイガースープレックスホールドも朱里がカット。朱里は岩谷に投げ捨てジャーマンからたむがジュリアにトワイライト・ドリームを狙うが、耐えたジュリアが朱里にたむを振り、朱里のハイキックを避けたたむがジュリアと朱里い交互にエルボーを叩き込んでいく。たむは朱里にローキックからジュリアにソバット。朱里にハイキックも、朱里が避けるとジュリアがたむにエルボーから朱里がハイキック。朱里とジュリアは合体技からフォールも2。ジュリアはグロリアスドライバーで叩きつけ3カウントを奪った。

試合後コメント

ジュリア「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君、そして初めて私たちスターダムを見た新日本プロレスファンの諸君、我々がドンナ・デル・モンドのジュリアと⋯⋯」

朱里「朱里だ」

ジュリア「いやあ、2年連続でのこの東京ドーム大会への出場、自分のことを自分でですが、誇りに思ってます。そしてドンナ・デル・モンドのユニット全員が今年の1.5東京ドーム大会に出られたこと、これは本当にうれしく思うし、ドンナ・デル・モンドがやっぱり最高で最強なユニットなんだなと、見ている人たちに見せつけることができたんじゃないかなと最高の気分です。ありがとうございます」

朱里「東京ドームに自分は初めて出場させてもらって、本当に最高の舞台、そしてスターダムがこの舞台で2試合もできるっていうのが本当に本当にうれしくて、スターダム知らない人に見てもらって、印象に残って、『スターダムおもしろい』、『見たい』って思ってもらえたならうれしいなと思います。たくさんの人にスターダムファンにもなってもらえて、たくさんこっちも見てもらえたらなと思います。新日本プロレスの皆さん、スターダムを上がらせていただいて、本当にありがとうございます」

ジュリア「そして今、世界がコロナとか大変な状況ですけど、必ず、いつかまた満員のお客様の前で、また声援が出せる中で、このリングに帰ってこれたらなと思っております。今日は本当にありがとうございました」

朱里「ありがとうございました。み〜んなサラマポ」

ジュリア「アリーヴェデルチ。またな」

岩谷「はい、2019年マジソン・スクエア・ガーデン、2020年東京ドーム、2021年、今年また東京ドームで試合できることに本当に感謝してます。そして、スターダムの良さ、このスターダム提供試合を見て、『スターダムいいな』って思って、スターダムの興行に足を運んでくださる方が少しでも増えればうれしいですし、いつかはスターダムで、多分これ去年も言ったと思うんですけど、いつかはスターダムで東京ドームをやりたいと思ってますので、これからもスターダムのことをよろしくお願いします。そして今日は同じユニットじゃなくなってしまった中野たむとのタッグだったんですけど⋯⋯う〜ん⋯⋯まあごめんなさい。特に言うことなかったです。ありがとうございました」

中野「宇宙の皆さん、こんにちは。宇宙一かわいいアイドルレスラーの中野たむです。かわいいですか?ブスですか?かわいいと思います。今日私は一つ夢を叶えました。アイドルの時に挫折した東京ドームに立つという夢を私は叶えた。でも、一つ夢を叶えて、一つ夢破れました。一番負けたくない相手に負けました。でも、それは今日だけ。夢は何回挫折しても追いかけ始めるのはいつからだって遅くないから、そういう夢を私たちはスターダムで、女子プロレスで見せていく。だから、こういう世の中ですけど、皆さん女子プロレスを見て、明日生きる勇気を私たちがあげるっていうのはおこがましいけど、一緒に作っていきたいと思っています。岩谷麻優⋯⋯ありがとう」

岩谷「ありがとうございました」

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