株式会社スターダム

今を信じて、明日に輝け!We are STARDOM!

TEL.03-5858-8384

〒136-0071 東京都江東区亀戸2-33-4-603

2018年6月17日 Goddesses of Destiny2018

2018年6月17日 Goddesses of Destiny2018

Goddesses of Destiny2018
6月17日(日)後楽園ホール(観衆1571人=超満員札止め)

◆JAN!JAN!決起タッグマッチ 15分1本勝負

米山香織

5分12秒
フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド

刀羅ナツコ

○ルアカ

小野崎玲皇●

 

◆シングルマッチ 15分1本勝負

夏すみれ

8分49秒

ブレーンバスターホールド

羽南
 

◆クイーンズ・クエストvsSTARS タッグマッチ 20分1本勝負

○小波

6分21秒
アームブリーカー

スターライト・キッド

AZM

渋沢四季●

 

◆タッグマッチ 20分1本勝負

○鹿島沙希

7分40秒
マイエンブレム→片エビ固め

ディオナ・プラゾ

中野たむ

ゾーイ・ルーカス●

 

◆紫雷イオ壮行試合 タッグマッチ 30分1本勝負

紫雷イオ

25分45秒
ドラゴン・スープレックス・ホールド

花月●

○岩谷麻優

葉月

 

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者>

17分31秒
テキーラサンライズ

<挑戦者>

渡辺桃

ジャングル叫女

※第12代王者の渡辺桃が初防衛に成功
 

◆JAN!JAN!決起タッグマッチ 15分1本勝負

米山香織

5分12秒
フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド

刀羅ナツコ

○ルアカ

小野崎玲皇●

チームジャングるってるあらためJANが同門対決。メインではリーダーのジャングル叫女が渡辺桃の白いベルトに挑戦する。同門のタッグ対決で、メインの叫女に弾みをつけるような闘いがJANには求められる。

 メイン出場の叫女がロープを開けてJANを迎え入れる。同門の握手からナツコ&小野崎が襲いかかり試合開始。ダブルでロープに振って米山を捕まえる。するとなぜかルアカが米山の上にのって全員で「ジャングルジャングル」を連呼する。米山が小野崎の髪をつかんで投げ捨てるとブーイング。コーナーに追い込み踏みつけてもブーイングが浴びせられる。米山はモンゴリアンチョップも小野崎がボディースラム。ナツコが米山とエルボーの打ち合い。ナツコがスピアにいくが米山がかわしてセントーン。ルアカが入り、ナツコにビッグブーツの連打。ルアカはフィッシャーマンの体勢。ナツコがこらえてスピアを決める。小野崎がナツコと合体、ルアカをコーナーに振って次々と串刺し攻撃を浴びせていく。小野崎はルアカにフェースクラッシャー。ルアカが返すと小野崎はコーナーへ。米山がカットしダブルでデッドリードライブを狙う。ナツコがカットしまとめてスピア。小野崎がルアカへのダイビングボディーアタックでつづく。小野崎は丸め込みにいくが米山がカット。ナツコと小野崎が相手を挟み撃ちに。しかし切り返されて串刺し攻撃を食らう。ルアカが小野崎にビッグブーツ。小野崎が返すと、ルアカはフィニッシュを宣言しフィッシャーマン。これで3カウントが入り、ルアカが同門対決を制した。

◆シングルマッチ 15分1本勝負

夏すみれ

8分49秒

ブレーンバスターホールド

羽南

STARSの羽南と大江戸隊の夏すみれが一騎打ち。夏の反則攻撃に加え大江戸隊の介入も考えられるカードだけに、羽南がハンディキャップマッチ状態に追い込まれる可能性もあるだろう。羽南には試練の試合となりそうだ。

 夏は、ひとりで十分ということか、単独でリングイン。一方の羽南はリナ&ヒナの妹とともにリングに上がる。羽南が「お願いします」と握手を求めるたびに夏は無視。羽南を下げようとするが再度握手を求められる。応じようとすると羽南が攻撃して試合開始。夏はネックブリーカーからロープに固定し攻めていく。もちろん夏にはブーイング。夏は「あんたいくつ」と年齢を問う。「若いんだよ!」と夏が怒りの攻撃を仕掛ける。夏が押さえ込みの連続も羽南が返していく。夏は「よっしゃ決めるぞ!」と早くも仕上げの宣言。と思いきや、再度の押さえ込みで羽南を慌てさせる。夏は羽南の顔面を踏みつけ引き起こすとコーナーへ。串刺しエルボーアタックから押え込むと羽南がクリアー。羽南がエルボー連打で向かっていくと、夏もやり返してみせる。エルボーの打ち合いから夏がコーナーへ振って串刺しアタック。さらに股間を擦りつけていく。セコンドの中野がレフェリーにクレームをつけるすきに夏はムチで羽南を殴打。レフェリーがムチを取り上げようとすると羽南がドロップキック。ムチは場外へ。夏が向かっていくと羽南が払い腰で叩きつける。羽南が串刺しドロップキックからボディースラムの構え。夏がこらえるも強引に叩きつける。夏が返すと羽南は腕十字へ。夏がクラッチでこらえてエスケープ。羽南がダッシュし右腕へドロップキック。もう一度振ろうとするが夏がエルボー合戦を仕掛ける。夏が背後にまわりドラゴンスリーパー狙い。切り返した羽南が丸め込む。夏が返すとコーナーに突き飛ばしビッグブーツ。かわした羽南が背後からドロップキック。STOで叩きつけていくと丸め込みへ。夏がギリギリで返すと羽南が投げの体勢。夏が切り返すとドラゴンスリーパーの構えに。エスケープしようとする羽南を中央に引き戻し締め上げる。マットに叩きつけるが羽南の肩が上がる。夏は羽南を引き越ししてマットに叩きつける。3カウントが入り、大江戸隊の介入なくして夏が勝ち名乗りを受けた。

◆クイーンズ・クエストvsSTARS タッグマッチ 20分1本勝負

○小波

6分21秒
アームブリーカー

スターライト・キッド

AZM

渋沢四季●

クイーンズクエストの小波&AZMとSTARSのシキッドタッグ、スターライト・キッドと渋沢四季がタッグ対戦。先日のフーチャー王座戦ではキッドとAZMがドロー、王者のキッドがかろうじて防衛に成功した。AZMとしてはあきらめのつかない内容だっただけに、この試合もヒートアップ必至だ。

 シキッドが握手を求めるがQQは応じず、AZMが仁王立ち、キッドの前に立ちはだかる。キッドvsAZMで試合がスタート、スピーディーなロープワークが展開される。AZMが飛びつくがキッドが切り返してドロップキック。渋沢が加わりダブルのドロップキックをAZMに放つ。小波が乱入しダブルのミドルキック。AZMはキッドを捕獲し自軍コーナーで小波とともに踏みつける。小波が前後からのキックでキッドを追い込む。返したキッドにAZMがボディースラムからキャメルクラッチ。小波を呼び込みダブルでの攻撃を仕掛ける。AZMがダッシュしドロップキック。キッドはクロスボディーで対抗。渋沢のアシストからキッドが低空ドロップキック。キッドはその場跳びムーンサルトプレス。渋沢がAZMへドロップキック。連打を狙うが小波が阻止。AZMと小波がクローズライン。渋沢がかわしてフェースクラッシャーからドロップキック、フットスタンプ。AZMを引き起こすとエルボー連打。AZMがかいくぐってコルバタを見舞う。小波が渋沢にフィッシャーマン狙い。切り返した渋沢がドロップキックの連打。キッドを呼び込むと連係攻撃からキッドの619,不知火が決まる。渋沢がつづいてミサイルキックから丸め込む。しかしAZMのカットが間に合う。渋沢が突進すると小波がキャッチし腕固め。AZMがキッドにハイキックで場外に追い出す。小波が渋沢にフィッシャーマン。AZMを呼び込むとダブルのドロップキック。小波が渋沢に飛びついて腕固め。たまらず渋沢がギブアップし、小波が勝利した。

◆タッグマッチ 20分1本勝負

○鹿島沙希

7分40秒
マイエンブレム→片エビ固め

ディオナ・プラゾ

中野たむ

ゾーイ・ルーカス●

STARSの鹿島沙希&中野たむがディオナ・プラゾ&ゾーイ・ルーカスの外国人タッグと対戦。

 両軍がクリーンに握手を交わし、ゴッデス王者の鹿島とプラゾが先発で対峙する、鹿島がアームホイップで先制するがプラゾも対抗しドロップキックが交錯する。中野とゾーイが蹴りのかわしあい。ゾーイがプラゾとクローズラインから中野をマットに叩きつける。プラゾが突進すると中野がトラースキック。中野は2人まとめてマットに叩きつけると鹿島を呼び込みスタナーの競演。ドロップキックでも競演すると、中野がプラゾとエルボーを打ち合う。中野が連打もプラゾがブレーンバスターの連発。中野が返すと、飛びつき腕十字。プラゾがエスケープし、中野のキックをキャッチ。しかし中野が側頭部に蹴りを入れる。中野の回し蹴りをかわしてプラゾがニーをぶち込む。プラゾがフジワラアームバー。中野が返してハイキックも、プラゾがやり返して両者ダウン。ゾーイと鹿島がエルボーの打ち合い。ゾーイが串刺しスピンキックからPKなどキックのコンビネーション。5分経過、中野がバックドロップ、鹿島がダイビングフットスタンプ、中野がダイビングセントーンでたたみかける。鹿島がカバーするもゾーイがカット。鹿島がコーナーからネックブリーカー。丸め込みの連続もゾーイがしのぐ。鹿島がマットに叩きつけるが2カウント。鹿島はゾーイを引き起こしマイ・エンブレム狙い。プラゾがカットし鹿島をコーナーで宙吊り。ゾーイが串刺しドロップキックも2カウント。ゾーイは首を取るが切り返した鹿島がマイ・エンブレム。ゾーイが返せず、鹿島が3カウントをゲットした。

◆紫雷イオ壮行試合 タッグマッチ 30分1本勝負

紫雷イオ

25分45秒
ドラゴン・スープレックス・ホールド

花月●

○岩谷麻優

葉月

今大会をもってスターダムを退団する紫雷イオの壮行試合。スターダムラストマッチで岩谷麻優とのサンダーロックがイオの強い希望により復活する。花月を加えたドラフト3WAYで一瞬共闘したイオと岩谷だが、正式に組むのはサンダーロック解散以来だ。相手は大江戸隊の花月と葉月。花月は前週の横浜でトニー・ストームを破り赤いベルトを初戴冠。くしくもワールド・オブ・スターダム王座の歴史を作ってきたイオと対戦することになる。花月と組むのは大江戸隊に移籍した葉月で、クイーンズクエスト結成は葉月の復帰から始まった。それだけに、こちらもイオとは縁の深い選手である。さまざまな思いが交錯するイオのスターダムラストマッチ。試合後の風景は…。

 花月&葉月は夏を加えて3人でダンス。サンダーロックはひとりずつの入場。イオはマスク姿で、もう一枚のマスクを手にして現われる。小波とAZMがロープを開けて逸女をリングに迎え入れる。選手コールが終わると場内はイオコールに。イオが岩谷を制して先発に名乗りを挙げる。対する大江戸隊は、葉月がイオと対峙しゴング。ロックアップからイオが押し込みブレイク。すぐに葉月がロックアップで組み付くとヘッドロックの取り合いになる。イオがロープに振ろうとするが葉月がエルボー乱打。葉月が突進するとイオがカウンターのドロップキック。葉月がダウンするとイオが引き起こす。葉月の打撃をイオがかわしていく。イオは岩谷とタッチ。花月が入りショルダータックル。岩谷がアームホイップから突進すると花月がかわす。切り返しの応酬から岩谷がダッシュ。しかし夏が足を引いて場外戦へ。葉月はイオを客席に叩きつける。夏も岩谷を客席へ。リング上では花月が余裕の寝そべり。夏は「現場にお返しします」と岩谷をリングに戻す。花月は岩谷を張り付けにして葉月とともに攻撃。花月が岩谷をロープに振って水を噴射。5分経過。葉月が岩谷をコーナーに追い込み顔面ウォッシュ。イオがカットするが花月が阻止。大江戸隊が2方向でサンダーロックに顔面ウォッシュを浴びせる。葉月が岩谷にフェースロック。岩谷がエスケープするが花月が腕を踏みつける。大江戸隊は連係で岩谷を攻めていく。葉月がエルボー連打から突進。岩谷はスリングブレイドからイオにチェンジする。イオが葉月に串刺しエルボーアタック、串刺しダブルニー。葉月がイオの動きを止めると花月が入る。イオは2人をかわして場外に落とすと、トペスイシーダ。しかし夏が凶器でカットしてしまう。2度目の場外戦も大江戸隊が圧倒。花月が岩谷、葉月がイオを南側客席に連行する。10分経過。しかしサンダーロックが鉢合わせに成功。岩谷がトラースキック、イオが掌底アッパーを見せる。岩谷が花月と葉月を捕まえるとイオが階段手すりからのムーンサルトアタックを敢行。岩谷が葉月をリングに戻す。イオが619からスワンダイブ式ミサイルキック。葉月が返すと、イオはボディースラムからムーンサルトプレス狙い。しかし葉月がロープを揺すって宙吊りにする。葉月がツームストーンの構えもイオが切り返す。さらに切り返した葉月がコードブレーカー。両社ダウンも葉月がスワンダイブ式ミサイルキックから花月に託す。花月は強烈なミドルキックの連打。えびす落とし狙いはイオがカットしエルボー。ダブルアームの構えを花月が切り返すがイオがスクッと立ち上がりアッパー掌底。15分経過。イオが串刺しダブルニーアタック。花月が返すと、イオはムーンサルトプレス狙いも、夏が水噴射でカットする。花月が凶器でイオを殴打。花月がハイキックからえびす落とし。レフェリーを突き飛ばし、さらに凶器で乱打する。するとQQの小波とAZMがリングインし花月を串刺し攻撃。2人はイオをコーナーに振るが花月がかわす。大江戸隊がイオをコーナーに固定するとユニット関係なく選手たちが入り次々と串刺し攻撃。夏は攻撃と見せかけて自撮り。岩谷もコールに乗って串刺しドロップキックを放つ。さらにマットに寝かせるとその場跳びムーンサルトプレスをやってのける。花月がカバーするが岩谷がカット。花月はイオを引き起こしブレーンバスター。イオが切り返すが花月が投げきる。イオが返すと、花月がチョークスラム狙い。イオが切り返して丸め込みからダブルアーム式フェースバスター。20分経過。岩谷が花月へドラゴンの構え。切り返しの応酬から岩谷が十字固め。花月が返すと、岩谷はコーナーへ。葉月が雪崩式でカットし、クローズライン。岩谷がかわすとイオがスワンダイブ式ミサイルキック。サンダーロックがアッパー掌底とトラースキックの競演。岩谷がドラゴンを放つがカットされる。葉月がイオにDDT、葉月は花月を飛び越えて岩谷にセントーン。大江戸隊が串刺し攻撃の競演。葉月のコードブレーカーからマットに叩きつけると花月が大江戸コースター。イオのカットが間に合う。イオは葉月を場外に送り出す。花月が振るとイオは場外の葉月へトペ。岩谷が三角飛びも転落。あらためてエプロンから場外の葉月へ。イオは花月にミサイルキック。岩谷を呼び込むとサンダーロックがミサイルキックの競演。花月が返すと、岩谷はフィニッシュを宣言するがHZKがカット。イオが葉月を捕まえ合体ツームストーンパイルのサンダーロックが決まる。岩谷はイオに指示。残り5分。逆パターンのサンダーロックも決めてみせると、イオは「ありがとう!」と叫んでムーンサルト。つづけて岩谷が花月へドラゴン。これで3カウントが入り、サンダーロックが勝利した。

岩谷「みなさん、こんにちはー! イオさん、こんにちはー!」

イオ「こんにちはー!」

岩谷「はい、ありがとうございまーす。こんなにたくさんの、オレンジがあんまり見えない後楽園、めっちゃ気持ちいいです! 今日は来てくれてありがとうございます。最後のパートナーに選んでくれたイオさん、サンダーロック、めちゃくちゃ最高でした。チョー楽しかったです! ホントに…楽しかった。でもね、今日が終わりじゃないです。自分たちはスターダムで残っていく覚悟、できてます。そして花月、今日はオマエから3カウント取った。もとは赤いベルト、自分の持ち物でした。必ず、いつとは言わないけど、必ず取り返します。日本で、ここのリングで、闘っていく、残っていく者同士、これから、まだまだ終わりません。オマエとは、葉月もオマエも、夏さんは…いいや。まあここからね、スターダム、これからも見に来てください! 絶対に絶対に楽しませませす。必ず、来てよかった、それ以上のものを皆様に見ていただく。えへっ(笑)。ねえ、みなさん? まあいいや。とりあえず花月、オマエもなにか言いたいことあるんじゃないですか?」

花月「おい、岩谷、相変わらずマイクがゴタゴタしてんなオマエは。おい、オマエとの先はまだあるっていうことだな? 今日の負け、よーく覚えとくよ。ただな、この赤いベルト、オマエの所有物じゃねえんだよ。今このワールド・オブ・スターダムのベルトは、花月様に巻いてほしいって言ってるから、この花月総理のもとを選んだんだよ。それをよーく覚えとけ。あと、一つだけ言わせろ。紫雷イオ、あなたがどこへ行っても、このスターダムのリングで、私と闘ったこと、忘れないで、世界の頂点を目指してください。あなたが作り上げてきたスターダム、以上のスターダムを花月様が作り上げて見せます。ありがとうございました」

握手してイオがハグ。イオが客席に深々と頭を下げマイクを持つと場内イオコールに。

イオ「とうとうこの時がやってきてしまいました。この瞬間が来る来る来るって思えば思うほど寂しさがどんどん募ってきました。けど、自分で決めたからには寂しいけれども悲しくはありません。こうやってみなさんが笑顔で送り出してくれたこと、そしてどこに行っても私がプロレスを続けていくこと、私とみなさんの関係は途切れることは絶対にありません! 世界中、距離は離れていても、リングの上はつながっているんです。私の努力がみなさんの目にこれからも触れていくようにスターダムで培ってきたことを貫いてやっていきます。とにかく、本当にどうもありがとうございました!」

岩谷が花束を贈呈。

イオ「これから先を、みんなに任せました。ロッシー小川社長がいてくれてからいまの紫雷イオがいますし、このスターダム、小川社長のおかげです。これからも女子プロ界の盟主としてね、この業界を引っ張っていってください。どうもありがとうございます」

イオの母と姉が呼び込まれて花束贈呈。

イオ「今はみなさんがこうやって声援を送ってくれてるから全然寂しくないんですけど、たぶん明日から一人になった瞬間にちょっと寂しさが込み上げてくるんだと思います。(みんないるよの声に)ありがとう。私はリング上では絶対泣かないって決めて、ここまでプロレスをやってきたんです。でも一人になったときはたくさん泣いてきました。泣いて泣いて、その涙を乗り越えてこうやってみんなの笑顔を手に入れました。みんなのこの笑顔を胸に世界に飛び立ちます! 今日はどうもありがとうございました!」

イオのコメント

「ラストマッチ終わっちゃいました。寂しいけど、すがすがしいですね。それもこれもスターダムのおかげ。仲間たちのおかげです。安心して旅立てるって言えるように。たった1カ月前の発表だったのに、みんながそこから。私のことをどんどん支えて強くなってってくれて。少し前まで自分自身がスターダムを支えてると思ってたんですけど、気づいたら逆に支えられてるぐらいのパワーをみんなから感じました。花月も赤いベルトのチャンピオンになって、麻優も。やっぱり麻優としかできない世界一のタッグワークだったし、葉月も強くなってて。こんなリング、これから旅立つ私が言うのもなんですけど、絶対世界に一つしかないです。このスターダムのリングは。私にとってかけがえのない存在です。あとはお客さんもすごくたくさん入ってくれて。デビューしたとき、新木場1stRINGがたぶん30人ぐらいしかお客さんがいなかったんですよね。そんな自分が、まさかこうして団体に入って団体を支えたり、女子プロ界のエースですなんて言って恥ずかしいことにならなかったり。ましてや世界に飛び立つ日がくるなんて思ってもみなかったです。でも、全部プロレスのおかげ。記者の方もこんなにたくさん来てくださって。デビュー戦はたぶん、サムライさんしかいなかった(笑)。そんなところからでも羽ばたける。プロレスっていうのは本当に素晴らしいものなんですよね。努力を続けていれば誰にでもチャンスがあるっていう夢をみさせていただいたし、これからまた新しい夢をかなえに行ってきます。感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございます」

――退団発表してから後輩たちはさらに成長した?

「しました。飛躍的に成長しましたね。私の発言を受けてなのか、きっとそうじゃないとは思うんですけど、ピンチはチャンス。私もたくさんのピンチと、開いた穴を埋めて、埋めていまの自分がいるので。その座をみんなが埋めようともしてくれるし、高みを切磋琢磨して自分でつかみ取ってやろうっていう意欲が感じられるので。別人のようにみんな成長してます。きょうまでは私がいるので、私が次の大会からはいないんですけど、その姿を自分自身も想像つかないんですけど、想像つかないからこそ、がらっと変わった、新たなスターが誕生する、ワクワクしたリングがまた待っていると思います」

――言える範囲で明日から決まっていることは?

「しばらくは取材をたくさん入れていただいて。あとは送別会をいっぱい開いてもらってます(笑)。でも、やめるわけじゃないんで。まだまだ私はやらなきゃいけないことが。きょうラストマッチを迎えましたけど、ラスト、終わりは始まりですから。終わりは始まりの始まり(笑)。これからまた全然違う世界に飛び込んでいかなきゃいけないので、余韻に浸るのは明日までにして、あさってからまた前を向いて高みを目指して、上を向いていきます」

――世界でどんな自分を見せたい?

「いまのままとは言わないんですけど、ここにくるまで11年。けっこう時間かかってると思うんですよね。トップに立たせてもらえるようになるまで、トップに立つまで。なので、そこの部分を大事に、まったく変えないとは言わないですけど、いまの自分が日本の最高峰に立たせてもらってるということは、自分は正しいことをやってるはずなので。その自分を貫ければいいといまはそう思ってます」――どこかで泣きそうになったりはした?

「今日は泣きそうにならなかったですけど、ふと一人になったときに『ああ、スターダムのリングから自分はいなくなるんだ』とか、セコンドについてて、自分はメインイベントに立たなかったときに試合を終えてセコンドについてメインの試合を見ているときに『ああ、私はこのリングに立てなくなるのか』と思ったときにこっそり泣いたりしてました(笑)。でも、誰にも見られないようにしてました。リングは泣く場所じゃないので。涙は私は置いてきたんです。なので笑顔で送り出してほしいなって」

――お母さんとお姉さんがリングに上がったときの気持ちは?

「お母さんとお姉ちゃんね、来るのは知ってたけどまさか花束もらえるとは。びっくりしましたね。でもああやって花束を渡してくれたっていうことは、これから先、家族にも会えなくなるけど、頑張れよっていうエールなので。反対してたら絶対花束をくれないはずなので。とにかくあれは親心、姉心として、なにがなんでも頑張ってこいっていうたぶんエールの意味なんだなと思いました。会えなくてもホームシックにならないように。リング上を充実させます」

――岩谷からキスされたが。

「しないって言ってたのに! されました(笑)。ラストキス (笑)。でも、うれしいですよ。キスされるぐらい愛されてるっていうことだから。変な意味じゃないですけど(笑)。そんな人ってなかなかいないと思うんです。キスしてもいいぐらい私のことを慕ってくれてる表れなので、感激です」

――最後にファンにメッセージを。

「長い間、スターダムと紫雷イオを支えてくださってどうもありがとうございます。でも、まだまだこれからも私たちはさまざまな道で、それぞれの道で上を目指してプロレスを切磋琢磨していきます。なので、どうか離れていても見守っていてくれればうれしいです。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました」

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者>

17分31秒
テキーラサンライズ

<挑戦者>

渡辺桃

ジャングル叫女

※第12代王者の渡辺桃が初防衛に成功

紫雷イオを送り出したあとは、未来のスターダムを見せるタイトルマッチ。イオを破った渡辺桃の初防衛戦である。相手はルーキーズ、JKグリーンで組んでいたジャングル叫女。しかし桃のクイーンズクエスト移籍で袂を分けた過去がある。ベルトを巻いた桃は、叫女、葉月らスターダムの未来を担う選手を挑発。花月が赤いベルトを巻いて桃との心理戦を示唆。それだけに、そちらとの勝負も気になるところである。果たして、桃は初防衛を飾ることができるのか、それともJAN結成で波に乗る叫女が初の白いベルト奪取を成し遂げるのか。イオのいないスターダムはこの2人にかかっていると言っても過言ではない。

 JANのナツコと小野崎が叫女を迎え入れ拳を突き合わせると、王者サイドのQQも小波とAZMが桃を迎え入れる。ゴングと同時に両者が突進、叫女のエルボーが桃を吹っ飛ばす。桃もすぐに反撃しエルボーを打ち合う。叫女の突進をかわして桃がドロップキック。コーナーに振ると串刺しドロップキック。奪取すると叫女がカウンターでショルダータックル。キックをかわしていく叫女だが、桃がグラウンドにもっていきサッカーボールキックの乱れ打ち。前蹴りを掴んだ叫女だがミドルキックを食らう。叫女が桃をコーナーに追い込み右ヒザにストンピング連打。右脚を引いて中央に持っていくとヒザへのエルボー。右脚へのランニングボディープレスも決める。動きの鈍った桃の右脚を取って捻り上げる。しのいだ桃が向かっていくと叫女が丸め込みからストレッチマフラー。桃がエスケープすると叫女がヒザを蹴ってから突進。桃がかわしてミドルキック。叫女が2発目をかわしてダウンさせる。叫女がコーナーに振ると桃はミサイルキック。場外に出た叫女にエプロンから走り込んでのキックをぶち込む。桃は「叫女起きろ!」と絶叫。ふたたびエプロンを走ると叫女が足へラリアット。しかし桃が場外でBドライバー。桃がカムバックするがふたたび下りて15カウントで叫女を戻す。しかし叫女はダウン。5分経過。桃は中央にもっていきBドライバーの構え。叫女が丸め込むが桃がキック。コーナーに追い込むと串刺しドロップキック。2発目もヒットさせるとブレーンバスター。桃は叫女の髪をつかんで挑発。突進すると叫女がかわしてパワースラム。叫女の突進には桃がハイキックも、叫女がやり返し両者ダウン。叫女がハンマースロー狙いも桃がこらえる。桃のエルボーに叫女も対抗。エルボーの打ち合いから叫女がパワーボム。そのまま持ち上げてシットダウン式でパワーボム。10分経過。桃を引き起こすとランニングラリアット。かわした桃が至近距離から蒼魔刀。叫女が返すと、桃が引き起こして突進しての蒼魔刀。叫女が止めるも強引に叩きつける。返した叫女に桃はドラゴンスリーパー。立ち上がって投げようとするが叫女が背後にまわる。叫女はラリアットから突進も桃のキックをかわすと投げっぱなしジャーマン。背後からのラリアットを連打する叫女だが、桃が肩を上げる。叫女がコーナーに上がると桃が追いつきコーナー上での攻防。桃が雪崩式ブレーンバスター狙い。叫女がハイキックをかわして転落させるとダイビングボディープレス。「まだ!」と叫んだ叫女がハンマースロー式狙い。桃がこらえて丸め込む。叫女が丸め返すが2カウント。場内はモモコール。叫女が串刺しラリアット、桃が裏投げ。桃が立ち上げBドライバー狙い。こらえる叫女にキックからBドライバー。決まったと思われたが叫女がクリアーし15分経過。桃は叫女を引き起こしBドライバーの体勢でコーナーに上がる。叫女が切り返しパワーボム狙い。桃がこらえて向かってくる叫女にハイキック、ダイビング式の蒼魔刀。返した叫女に桃は背後からチキンウイングフェースロック。胴締めに移行すると叫女が立ち上がる。場内はキョーナコールに。桃がテキーラで後方に投げつけると叫女の肩が上がらず、桃の初防衛となった。

桃「この白いベルト、ワンダー・オブ・スターダム、初防衛成功しました! ジャングル叫女、本当に試合前からずっとワクワクしてました。けど、闘ってみて、オマエはまだまだ詰めが甘い。だから、このベルトはまだ遠い。私はそう思います。次、挑戦するときは、頑張ってください。そして、防衛したということは、次の挑戦者、私から指名させていただきます。元クイーンズクエスト、葉月、私のベルトに挑戦してこいよ」

ディオナ・プラゾと葉月が現れリングへ。プラゾがマイクで挑戦表明。

桃「このベルトに挑戦したいと、言ってますよね? このベルト、そう簡単に取らせません。ディオナ・プラゾ、あなたは次、6月23日大阪大会、シングルマッチが組まれてます。ちょうどいい。タイトルマッチにしてもいいよ。このベルト防衛したあとに、葉月、オマエと対戦する」

葉月「後楽園のオマエら、元気かー! もう一丁、元気かー! 桃太郎、おい、大阪でディオナと防衛戦? そこでディオナが白いベルト取るとなるとわかっとんねんさ。シングルで、もうベルトないけん、そんとき、シングルでやってあげてもいいよ。どう?」

桃「うるせえ!」

葉月が桃を小突く。

桃「そんな粋がってること、このベルト取ってから言えよ!」

葉月「うるせえよ!」

桃「ぜってえ防衛してオマエとやるからな。覚悟しとけ」

葉月が退場。

桃「ということで私、、このメインで勝ちました。なので、この大会は私が締めたいんですけど、イオさんが今日、壮行試合をされたということで、イオさん、締めてほしいです」

イオが登場。

イオ「桃、防衛おめでとう。そして私に締めを最後にと言ってくれたんですけど、せっかくなので、スターダムのこれまでと、スターダムのこれからの意味を込めて、2人で一緒に今日は締めたいな。挑戦者のジャングルもすごい試合でした、素直に。ありがとう。この締めも今日が最後です、私にとって。ぜひみなさん、とっても大きな声で叫んでください! いきますよ!」

イオ&桃「いまを信じて、明日に輝け、We are STARDOM!」

桃のコメント

――初防衛戦を終えて。

「やっぱ、ホントに、ベルトを防衛していくことは辛いなあと思いました。最初からですけど。これからこれが何回もつづいていくと思うと、辛いなと思いますけど、これがチャンピオンになった証なんだなと思いました。初防衛の相手がジャングル叫女。ホントにふさわしい相手だったと思います。ずっとライバルとしてやってきて、お互いに本気でぶつかり合える相手だと思ってるので、ホントにいい試合ができて楽しかったです」

――辛いというのは肉体的と精神的、どちらの方が大きい?

「どちらもですね。肉体的にもやっぱ、みんな本気で取りにくるので、それに本気で応じなきゃいけないし、精神的にもこれをずっとやっていかないといけないという。メンタルやられるし、プレッシャーもホントにすごいので、それはきついなと思います」

――イオがいなくなったあとベルトを守っていくという責任の意味もある?

「ハイ、イオさんから取ったベルトなので、イオさんが何回も防衛もしてきてホントに価値のあるベルトだと思ってるので、それを責任を持って守っていかなきゃというプレッシャーはすごいです」

――赤いベルトは花月が取った。花月は直接対決よりも当面はおそらく心理戦を仕掛けてくる。お互いのベルトの価値との勝負を意識する?

「そうですね。そうしたらもう価値を上げるためには、もっともっと防衛戦をしていかなきゃいけないので、ずっと守りつづけなきゃいけないと思ってます」

――この試合に関してはイオ壮行試合のあとのメインというのがプレッシャーになった?

「ハイ、ホントに、あんなに満員の後楽園も初めてですし、イオさんのラストの試合のあとに私っていう、団体からもスターダムからもホントに期待されているんだなという、自分が未来を背負っていかなきゃっていうプレッシャーもありました」

――次の挑戦者に葉月を指名もディオナ・プラゾが出てきた。

「そうですね、ビックリしました。葉月って言ったんですけど、ディオナ・プラゾが出てきて。でも次の大阪大会でちょうどシングルが組まれてるので、ちょうどいいなと。そこでタイトルマッチして、このベルトをちゃんと防衛してから葉月と闘いたいと思います」

――現時点では白いベルトの方が価値が高いと思われる。イオが守ってきたからということでそう思われるだろうが、そのあたりでプレッシャーは?

「そうですね、ホントにファンのみなさんからもたぶん、イオさんから取ったことで自分が持つことで価値が下がるんじゃないかと思ってる人もいるかもしれないですけど、ちゃんとイオさんから取ったベルトなので、価値はホントにあると思います。そのベルトを持って責任を持つというのは辛いですね。プレッシャーですね」

このエントリーをはてなブックマークに追加

« »