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2016年2月23日 STARDOM OF CHAMPIONS2017

2016年2月23日 STARDOM OF CHAMPIONS2017

STARDOM OF CHAMPIONS2017
2月23日(木)後楽園ホール (観衆730人)

 

◆4コーナー・イリミネーション・タッグマッチ 20分1本勝負

HZK

9分28秒
オーバー・ザ・トップロープ

米山香織

AZM

刀羅ナツコ

※①ゾーイ・ルーカス(6分28秒、スピンキック→片エビ固め)七星アリス

  ②HZK(7分10秒、アトミック・ボムズアウェー→エビ固め)ゾーイ・ルーカス
 

◆スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負

美闘陽子

7分18秒
Bドライバー→エビ固め

小波

 

◆SWA世界選手権試合 30分1本勝負

<王者>

8分9秒
ドリル・ア・ホール・パイルドライバー→片エビ固め

<挑戦者>

トニー・ストーム

ディオサ・プラゾ

※第2代王者のトニー・ストームが5度目の防衛に成功
 

◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負

<挑戦者>

10分1秒
飛び込み式エビ固め

<王者>

クリス・ウルフ

岩谷麻優

※第12代王者の岩谷麻優が10度目の防衛に失敗。クリス・ウルフが第13代王者となる

 ※もう一人は花月
 

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者>

17分51秒
ダイビング・エルボードロップ→エビ固め

<挑戦者>

宝城カイリ

ジャングル叫女

※第8代王者の宝城カイリが6度目の防衛に成功
 

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者>

16分45秒
ムーンサルト・プレス→片エビ固め

<挑戦者>

紫雷イオ

シェイナ・ベイズラー

※第7代王者の紫雷イオが11度目の防衛に成功
 
 

 

◆4コーナー・イリミネーション・タッグマッチ 20分1本勝負

HZK

9分28秒
オーバー・ザ・トップロープ

米山香織

AZM

刀羅ナツコ

※①ゾーイ・ルーカス(6分28秒、スピンキック→片エビ固め)七星アリス

  ②HZK(7分10秒、アトミック・ボムズアウェー→エビ固め)ゾーイ・ルーカス

試合は4チームが4コーナーに陣取り、リング上は2選手のみで対戦。各チームの1選手が敗れた場合はそのチームは退場。1選手がリング外に出たらノータッチで交代できるルチャ・リブレのルールを採用、最後まで残ったチームの勝利となる。勝敗はフォール、ギブアップ、オーバー・ザ・トップロープで決まる。

 QQ以外の3チームが握手。加わらないQQに怒った米山が突っかかり試合がスタート。AZMが米山をドロップキックで場外に蹴散らす。ゾーイと美邑が腕の取り合い。ゾーイがヘッドロックに取ると美邑はネックロックで切り返す。米山が入るとゾーイがクリスティと合体。米山とナツコがゾーイ組を捕らえる。七星と美邑が米山組にドロップキック。七星と美邑はコーナーに追い込まれQQから顔面ウォッシュを浴びる。HZKが美邑を寝かせるとロープに走ったHZKをクリスティがカット。試合権利がクリスティに移る。クリスティが美邑のクロスボディーをキャッチしてバックブリーカー。クリスティがサッカーボールキックの連打も美邑が丸め込む。美邑が低空クロスボディーにいくが2カウント。美邑がブレーンバスター狙い。クリスティがこらえるも美邑は高角度DDTで叩きつける。七星がはいりゾーイに向かっていく。ゾーイが串刺しアタック、七星がブレーンバスターを切り返して丸め込む。七星は脚をロック。クリスティがカットにはいると美邑も相手の脚をロックして援護する。七星がゾーイにブロックバスター。返したゾーイがローキックの連打。強引に押さえ込むと七星が返せず3カウント。美邑&七星組が退場第1号となった。クリスティのミサイルキック誤爆からAZMがゾーイを寝かせる。HZKがダイビングヒップドロップでゾーイをフォール。ゾーイ&クリスティ組が退場となった。AZMがナツコにブレーンバスターを連発。返したナツコが河津落とし。セントーンはAZMがかわしてコルバタ。米山がカットすると米山がHZKにドロップキック。ナツコ、米山がQQにセントーン連打。米山とナツコがダイビングセントーンを狙うがQQが阻止。ドロップキックをダブルで放つとエプロンの米山とナツコが転落。OTRでQQが勝利を飾った。

 

◆スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負

美闘陽子

7分18秒
Bドライバー→エビ固め

小波

小波の要求が通り、美闘陽子と初の一騎打ちが実現。お互いにキックを得意とする選手だが、小波が「美闘の蹴りは受けない」と豪語すれば、美闘は「蹴りは私の方が全然強いが蹴りではなくプロレス技で仕留める」と予告。駆け引きの行方は・・・?

 小波から握手を求め美闘も応じる。小波がローキックの連打も美闘は微動だにせず。美闘のローが小波にヒット。小波がニーにいくとロープへ。蹴りのかわし合いから美闘がトップロープに乗せてランニングキック。エプロンの小波が美闘のヒザを攻めて張り手。リングに戻ると右ヒザにキックの連打。美闘がミドルを打つと小波がキャッチしてヒザ十字にもっていく。美闘がエスケープすると、小波はロー連打。ダッシュしたところで美闘がカウンターの二段蹴り。ブレーンバスターは小波が切り返しスリーパー。美闘が振りほどくが小波はフロントネックロック。美闘がそのままリフトアップしブレーンバスターで投げ切ってみせる。美闘はカカト落としからカバー。小波が返すと、美闘がハイキック。小波がかわしてジャーマン。小波はトップロープに上がるが美闘がエルボー連打。小波が落とすが美闘は再度上がって雪崩式ブレーンバスター。5分経過。小波が返すと、美闘はBドライバーの構え。小波が切り返してヒザ十字へ。美闘がエスケープも小波がキックの乱打。美闘が返してカウンターのハイキックをぶち込む。美闘がドールBから「まだだよ!」とBドライバー。これで3カウントがはいり、美闘が公約通りの“プロレス技”で勝利した。

美闘のコメント

──熱くなっていたように見えたが?

「初め、あっちが蹴ってきたので、私は全部受け止めるつもりでいたんですけど、私もすべて受け止めてもらえるかなと思ったんですけど、最初よけられてしまったので、あっちが手四つでくるところを私もカウンターでローを入れたんですよね。あっちはちょこちょこちょこちょこキックをしてくるんですけど、私の方が一発が重いと思い知らせたかったので。関節、苦しみましたね。対処しきれてない。あっちの方が研究してた。でも、私もやっぱりでかさでもキックのパワーでも負けたくなかったので、そこの意地が出たかなと」

──最後はドールBからBドライバーのフルコースだったが。

「蹴りで仕留めたいのがあったんですけど、小波選手のことがそこまでわからなかったので、マットに沈めたい気があったので、出せるものは出そうと思って最後2つフィニッシュを出しました」

──強敵だった?

「本当に研究されてたのはありましたね。私がこういうことされたらキックにいくというのもわかってたので、そこで足関節に入られたり。すっごく痛くて。ドールBもハイキックもいつも右足なので、どんなに痛くても、足が折れても仕留めたかったので(笑)。出せるものはすべて出しました」

 

◆SWA世界選手権試合 30分1本勝負

<王者>

8分9秒
ドリル・ア・ホール・パイルドライバー→片エビ固め

<挑戦者>

トニー・ストーム

ディオサ・プラゾ

※第2代王者のトニー・ストームが5度目の防衛に成功

スターダムのベルトを奪取しスターダム所属のトニー・ストームに挑戦するのは、初来日のディオナ・プラゾ。イタリア系アメリカ人のディオナはWWE、TNA、ROHなどアメリカの主要団体で闘ってきており、世界的キャリアではディオナが上回ると言っても過言ではない。一方の王者トニーは海外のインディーを回ってきた選手だが、ヨーロッパを主戦場としていた時代の先輩レスラーたちを日本で次々と撃破、これまで4度の防衛に成功している。日本とアメリカのキャリア、勝るのはどちらか?

 ディオナが手を差し出そうとするが握手は交わさず試合開始。まずはトニーがコーナーに詰めてブレイク。トニーが腕を取りにいきディオナがヘッドロック。トニーが腕を取るとディオナがロープ際にもっていき腹部にヘッドバット。トニーが両手を取り踏みつける。左手を捻り上げるとディオナが切り返しヘッドシザーズ。トニーが脱出するとディオナがバックへ。腕の取り合いからトニーがモンキーフリップもディオナが着地しコルバタ式に腕を取りにいこうとする。トニーが切り返すとディオナが場外へエスケープ。そこへトニーがトペ。距離が若干足りなかったがトニーはディオナをリングに戻す。ディオナがヒップドロップからフロントキック、ニードロップ。ディオナが押さえ込むと返したトニーがエルボー。エルボーの打ち合いからトニーがビッグブーツ。トニーがエルボー連打。ディオナをかわしてトニーはジャーマン、串刺しヒップアタック、フィッシャーマン。トニーがパイルドライバーの構えにいくがディオナがかわしてワキ固め。さらに回転させて締め上げていく。トニーがエスケープすると、ディオナが打撃の連打。トニーがかわしてロープにかけるとバッククラッカー。ディオナが返してワキ固め。腕固めはトニーが回転して阻止。それでもディオナはワキ固めで締め上げる。切り返したトニーがバッククラッカーからツームストーンパイルドライバー。ディオナが返せず、トニーが防衛に成功した。

 

◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負

<挑戦者>

10分1秒
飛び込み式エビ固め

<王者>

クリス・ウルフ

岩谷麻優

※第12代王者の岩谷麻優が10度目の防衛に失敗。クリス・ウルフが第13代王者となる

※もう一人は花月

インフルエンザ、体調不良で欠場がつづいた岩谷がハイスピードの二桁防衛に挑む。今回は同王座史上初めての3WAYマッチ。しかも挑戦者の2人が大江戸隊とあって、ハンディキャップマッチ状態となることも考えられる。さらには挑戦者同士で決着がついても王座が移動するため、岩谷には不利なルールといわざるを得ない。大江戸隊新リーダーの花月はスターダム参戦当初から岩谷のハイスピード王座を狙っており、2度目の挑戦となるクリスにも初戴冠のチャンス。節目の記録が目前の岩谷は、最大のピンチを乗り越えることができるのか!?

 大江戸隊のセコンドには木村花がつく。花月とクリスはガッチリ握手。クリスのラリアットをかわして花月が岩谷へ。岩谷は2人へクロスボディーも場外から花が足を引っ張る。岩谷がクリスにドロップキック。花月が2人まとめて押さえ込み。花月は動揺するクリスに話しかける。リング下から花がオーエドタイコールを誘発。場内からはマユコールも発生。大江戸隊が合体すると岩谷にアームホイップからダッシュ。岩谷がかわし場外に出すとプランチャで飛ぼうとするが大江戸隊は受けずにリングサイドを逃げ回る。岩谷が追っていくが花がカットし大江戸隊がハイタッチ。ロープ際で捕獲すると花も加わって岩谷の動きを止める。花月は岩谷のセコンドが出てきていると嘘の主張でレフェリーを惑わせる。大江戸隊は岩谷を捕獲しゴムパッチン攻撃。しかし2度目は失敗。リング上では岩谷と花月がハイスピードの攻防。岩谷がスリングブレイドを放ち5分経過。打撃の応酬から花月がハイキック、岩谷がカウンターのトラースキック。花月がバックフリップもクリスがカット。クリスが岩谷にバッククラッカー。岩谷を羽交い締めにするが花月のスワンダイブがかわされる。クリス、花月が次々と串刺し攻撃。岩谷が花月にトラースキック、クリスを花月の上に叩きつけるとダイビングフットスタンプ。岩谷が花月にフルネルソン、背後からクリスが丸め込む。押さえ込みの連続は大江戸隊で岩谷へのカバーを取り合う。クリスが花月を丸め込むがギリギリで返される。花月がクリスをコーナーに追いやり、尻尾をコーナーに巻き付ける。リング上は岩谷と花月。花月はスーツケースを持ち出すが岩谷がキックで阻止してドラゴン。花月が返すと、岩谷はフィニッシュ宣言からダイビングフットスタンプを投下。クリスが脱出しニードロップ。これは花月へヒット。クリスが岩谷にスープレックス。クリスは顔面ニーから丸め込むが花月が凶器を投げ込んでカットする。花月が岩谷を担ぐがカットされる。岩谷がダッシュも大江戸隊が合体攻撃、花月がえびす落とし。花月が2人の上に飛び乗り押さえ込む。3カウントが入り、クリスが初戴冠となった。場内はクリスコール。

花月「おいおい、(クリスコールに)うるせえ、うるせえ、うるせえ、オマエら黙れ。クリス、これはどういうことだ、おい。どういうことだ、おい、おい、おい、おい。大江戸隊のリーダーとして、ちょっと自分は悲しいぞ。涙出てくる……ぅぅぅ、ははははははは(花月は泣くふりをしてから大笑い)。クリス、大江戸隊の作戦勝ちだ。イエーイ!! 岩谷、ザマーミロ! クリス、おめでとーー!」

クリス「私がニューチャンピオン? はじめてのベルト、嬉しい。花月さん、ありがとう」

HZKが登場。

HZK「初ベルトおめでとう。でも、今日はラッキーやったんじゃないの? 3WAYやろ? ラッキーやん。次、いまクリスが持っとるベルトにHZKに挑戦させて。HZKは実力でクリスから3カウント奪ってやるけん」

美邑もリングへ。

美邑「クリス、おめでとう。オマエが勝ったなら! 私にも挑戦させろ!! もっと、もっと! もっとスピード付けてくるんで、挑戦させてください」

花月「おい見ろよ、オマエ(美邑)は一番ないだろ。歳を考えろ、歳を。まあいいや、オマエら帰れ、帰れ。関係ないだろ。岩谷、どこだ。帰ったのか? いたいたいた。残念だったなー。残念。花、おいで。今日は大江戸隊のチームワークで完勝でした。岩谷、オマエはもうおしまいだ!」

クリス「おしまいだー!!」

花「おしまいだーー!!!」

花月「じゃあね」

クリスのコメント

――試合はどうだった?

「3WAYはいままでもたくさんやってきたけど、ベルトをかけての3WAYは初めて。すごくナーバスになったよ。でも大江戸隊はいつだってチーム。タイトルマッチでもやっぱりお互いが助けあう。いま、圧倒された気分・・・」

――花月はパートナーでもあり、裏切る可能性もある。難しい形式だった?

「もちろん。最初はマユひとりを2人で狙うよね。でも勝者はひとりだから、どこかで闘わないといけない。なんだろう? とにかくこの試合ができてうれしいし、ベルトが取れてうれしい。いつもいいレスラーになりたいと思ってた。このベルトを持っていればもっといいレスラーになれると思うよ。ベルトにはそういう意味もあるよね」

――HZKと美邑が挑戦を表明してきたが、3WAYでやりたい? それとも順番に挑戦を受ける?

「そうね・・・3WAYの経験があるから同じでもいいよ」

――クリスがベルトを取ると予想した人は少なかったと思うが。

「そうだよね。私だって、まさかこうなるとは思ってもいなかったから。勝つことが怖かったのかも。でももう、そんなことはないよ。もう怖がらなくてもいいの」

――岩谷の10回目の防衛を阻止した。岩谷にはかなりショックだと思うが。

「グッド。彼女はこの試合のことを忘れられないと思うよ」

――どんなチャンピオンになりたい?

「どう猛なチャンピオンになりたいな」

 

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者>

17分51秒
ダイビング・エルボードロップ→エビ固め

<挑戦者>

宝城カイリ

ジャングル叫女

※第8代王者の宝城カイリが6度目の防衛に成功

ジャングル叫女がスターダムのシングル王座に初挑戦。タイトルマッチが極まってから組まれた2・18新木場では6人タッグで叫女が宝城から直接フォールを奪っている。自分らしさを取り戻しつつある叫女が勢いのまま白いベルトに到達するか。それとも、宝城が盤石の王座防衛か!?

 叫女から手を差し出すと宝城も歩み寄りゆっくりと応じる。叫女がゴングと同時に突進。対角線を利用して追い込み中央でパワーボムの構え。宝城が切り返しエルボー連打。叫女もエルボー連打でコーナーに追い込んでいく。叫女が串刺しアタックも宝城がかわし背中にドロップキック。リング下に落ちた叫女を宝城が追う。宝城はコーナーポストに追い込み突進。しかし叫女がかわして担ぎ上げるとエプロンに背中を叩きつける。リングに戻すとカナディアンで担いで絞り上げる。そこからトップロープに乗せてランニングアタック。宝城が返すと叫女が連続の押さえ込みから逆エビ固め。しのいだ宝城が打撃戦を挑む。ロープワークを制して宝城がスピア。コーナーに上がると場外に出た叫女へプランチャで舞う。5分経過。宝城は叫女をリングに戻し、コーナーからダイビングエルボーアタック。叫女が返すと、脚を取って絞り上げる。叫女が必死にエスケープ。宝珠は背中へのフットスタンプ連打。宝城は「どうした!」と鼓舞。叫女がエルボーで向かっていく宝城はチョップで倒す。宝城がネックブリーカーからコーナーへ。叫女が張り手を打つとコーナーに上がりトップロープでの攻防。叫女がトップで担ぎ上げるが宝城が阻止。宝城は叫女を宙吊りに。叫女が起き上がり反転、コーナーにあらためて上がると雪崩式パワースラム。エルボーの打ち合いから両者立ち上がり、叫女が絶叫しながら向かっていく。左右のハンマーから10分経過。宝城のスピアを止めようとするがそのままグラウンドへ。叫女が強引に押さえ込むと宝城が返す。叫女はカナディアンからまわしてサイドに落とす。叫女が持ち上げようとするが宝城がバックブロー。ブロックした叫女がスリーパー。中央に戻すとそのままスイング。スリーパーを継続し、グラウンドへ。宝城が立ち上がろうとするも叫女は離さない。宝城がこらえると叫女はパワースラム。コーナーに上がるとダイビングボディープレス。宝城が返すと、旋回パワーボム狙い。宝城が切り返し丸め込む。宝城がアラバマスラム狙い。切り返した叫女が叩きつけるが2カウント。場内はキョーナコール。宝城に旋回式パワーボム。ギリギリで宝城がクリアー。叫女は宝城を引き上げて至近距離からラリアット。宝城が反転して押さえ込むが2カウント。15分経過。叫女がダッシュすると宝城がバックブロー連打。宝城がバックを取ってからこらえる叫女にもう一発バックブロー。叫女が返すと、宝城はスライディングDをぶち込む。これも叫女はクリアー。宝城が後方に叩きつけると叫女が肩を上げる。宝城は「終わり!」と叫んでアラバマスラム。しかし叫女がコーナーに上がろうとする宝城に食い下がる。宝城が上がると叫女も立ち上がりトップでの左右のハンマー。宝城がこらえてヘッドバットで宙吊りに。マリンスパイクを打ち込むとあらためてトップからダイビングエルボードロップへ。叫女が返せず、宝城が白いベルトを防衛してみせた。試合後、叫女は宝城が指しだした手に拳を何度も当てていった。そして宝城が叫女をハグ。

宝城「ありがとうございます。いやー、叫女。叫女、叫女。いや強かった。でもね、強かったって、なにが強かったって、気持ちが強かったね。こうやってバチバチ、命が削れるくらい闘い合えるのって本当に少ないと思う。でも、叫女みたいな……変な子だけどさ、そこが好きなんだよね。ジャングルっていう感じが。同じ匂いを感じる。でもね、私、まだまだね、やり残したことがある。だから何度だって挑戦してきてよ。待ってる」

叫女「ボロボロです。でも、まだまだこんなもんじゃない! 悔しいよ……3月、地元のビッグマッチ、名古屋のビッグマッチ、このベルト巻いて試合したかった……」

そこに私服姿の松本浩代が登場。

松本「悔しいよな、悔しいよな。わかんないけどね、私も悔しいんだよ。なんでだろうな。なんで叫女の気持ちに私がここまで心を奮わされなきゃいけないんだよ! 叫女の、そのまっすぐで純なハート、私はスターダムの宝物だと思うんだよね。どう思います? かけがえのない宝物なんだよ。名古屋でベルト、巻きたいんだよな。巻きたいんだよな! その気持ちにウソはない! ないよな! 私と一緒に巻きませんか?」

ベルトを持った美闘がリングへ。

叫女「カイリさん、陽子さんも、そのゴッデスのベルト、挑戦させてください!」

美闘「叫女、3月5日の名古屋、たしか叫女の地元だよね。地元で大恥かかせてやるよ。かかってこい!」

宝城「タッグのベルト? オマエ負けたくせに調子乗りやがってよ、意味わからないよ。勝ったのに、負けたのに調子に乗る? こっちが困るわ、陽子はん。調子のってるから、完全に2人まとめて、息の根をケッチョンケッチョンにしてやるよ」

松本「私たち、まだジャングルってるんで。名古屋でベルト巻いて、ここに帰ってくるぞー! ジャングル、ジャングル、ジャングル、ジャングル!」

宝城「待ってろよ、いくぞー、BYホー!」

宝城のコメント

「対戦相手だったジャングル叫女、強かった。なにが強かったって気持ちですごく圧倒してきたし、序盤から目の色がすでに変わっていて、闘っていて脅威に感じました。ペースもなかなか自分のペースに持っていけなかったし、やっぱりジャングルがジャングルってたのかな。すごかったです。でもね、このベルト、私はひとりの力で巻いているんじゃなくて、たくさんの人の思い、ファンの人の思い、そしてこれまでこの白いベルトを巻いてきたゆず季さん、惡斗、たくさんのすべての選手の思いを背負って、このベルトをいま巻いています。この白いベルトは本当にそういった意味でなにがあっても、たとえ気を失ったとしても、誰にも譲りません。それくらいの気持ちと覚悟が私の思いがこの白いベルトに詰まっています。この思いを越える人が現れない限り絶対この白いベルトは渡さないので、次の目標に向かって進みます」

――叫女は脅威になった?

「そうですね。やっぱり脅威になる瞬間って、狂ったときだと思うんですよ、人って。力の差はあったのかもしれないけど、やっぱり、いかに狂えるか。狂ったときこそ人って一番怖いと思うんですよ、誰しも。その狂った叫女が試合に出てきたので、それは脅威だったんですけど、でも私も同じように狂うタイプの、狂うレベルでは負けないと思うんで、そういった意味ではなにか楽しかったですね」

――脅威を感じたのはどんな瞬間?

「エルボーを打っても打っても向かってきたところですね。利いてるはずなんだけど、気持ちで向かってきましたね。気持ちで身体を動かしてきたところが、脅威でした」

――タッグでまた対戦するが。

「ホント意味わかんないですね。まあでも、浩代さんも私、フォーチュンドリームのときにシングルマッチをやって15分ドローで、引き分けているので、そのへんの借りも返したいし、手強いのはわかってるんですけど陽子さんとのBY砲の絆は絶対に即席タッグには越えさせないので。そのへん、もう安心してます、陽子さんがパートナーなので」

――いままでの防衛戦で外国人ともやってきたなかで、今日の叫女戦はどうだった?

「やっぱり日本人同士って意地の張り合いとか打撃戦でハードなことが多くて、まあでも、ハードさは一番だったかもしれないですね。でもやっぱりこのベルトを巻くまで、私、シングルマッチでもう自分の顔じゃなくなってたりとか、鼓膜も両耳が破けるとか、折れるとか、それくらいデビュー戦から鼻血が吹き出すくらいにやってるので、そのへんの過去の経験が生きました」

――将来的に叫女は宝城を継ぐような存在?

「叫女ね、うん。うん、そうなんじゃないかな。継いでほしいです。継いでほしいです、この思いを。私も先輩から受け継いだ気持ち、思いを私はこんどは後輩にも伝えていきたいし、この魂を女子プロレス魂を途絶えさせたくないので、叫女はふさわしいんじゃないかな、と思います」

 

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者>

16分45秒
ムーンサルト・プレス→片エビ固め

<挑戦者>

紫雷イオ

シェイナ・ベイズラー

※第7代王者の紫雷イオが11度目の防衛に成功

メインは赤いベルトの防衛新記録に臨む紫雷イオが元UFCファイターのシェイナ・ベイズラーを迎え撃つ11度目の防衛戦。2・18新木場での前哨戦ではシェイナがイオをスリーパーで締め落とし、レフェリーストップ勝ち。ギブアップしていないイオは意識を取り戻した後に大荒れとなった。あえて対策は練らずに紫雷イオのプロレスをぶつけていくとした逸女だが、赤いベルトの防衛戦史上最大のリスクを背負った闘いとなりそうだ。

 試合が始まるとシェイナの方から握手を求める。イオが叩くとシェイナは首を取りにいく。切り返したイオの腕を取るシェイナ。イオが逃れて睨み合い。イオがエルボー連打。イオがリープフロッグで飛んだところを止めてシェイナがマットへ叩きつける。シェイナはイオの腕を取るがエスケープを許す。シェイナはイオの手を叩きつけてからアームバー。イオが反転するもシェイナは離さない。シェイナがアームブリーカー、イオはエプロンで間合いを取る。ロープに振られずイオが卍固めの構え。シェイナは持ち上げてサイドに叩きつける。さらに右腕をツイストし、折り曲げたところで踏みつける。シェイナはスリーパーへ。イオがコーナーまでもっていくとシェイナは宙吊りにしてのスリーパー。レフェリーが注意しているところにスワンダイブのドロップキックからイオが雪崩式フランケン。シェイナがリング下に出ると、イオはトップからのプランチャで舞う。イオは場外でドロップキック、HZKが場外でレフェリーを引きつけている間にイスで背中を殴打。イオが先に戻ると19カウントでシェイナが生還。イオがストンピング連打からリバーススプラッシュ式ダブルフットスタンプ。クロスフェースを極めるとシェイナがロープに手を伸ばす。イオはスワンダイブのミサイルキックを背後から放つ。さらに背後への串刺しダブルニーアタック。イオがコーナーへ上がると、シェイナとトップロープ上の攻防を展開。シェイナが雪崩式サイドスープレックス。10分経過。シェイナがエルボーを打つとイオも打ち返す。イオがローにいけばシェイナは強烈なロー。それでもイオは「こいよ!」と挑発。シェイナがローからミドルキックでイオをダウンさせる。シェイナは師匠のジョシュ・バーネットのように「オマエハモウシデイルと叫んで突進。イオがかわすが、シェイナは腕をロック。シェイナがファルコンアローからスリーパーに直結。場内はイオコール。イオがダウンするとシェイナが覆い被さる。肩を上げたイオをシェイナガ引き起こし打撃の猛攻。腹部へのパンチを放つと注意するレフェリーに抗議し突き飛ばす。そこへイオが襲いかかりムーンサルトプレスへ。シェイナが返すとアームロック。15分経過。イオが反転し、テキサスクローバーホールドに切り返す。こらえたシェイナが腕を取る。イオがバックに回りパッケージジャーマン。イオはシェイナを引き起こしパイルドライバーからムーンサルトプレス。シェイナが返せず、イオが新記録のV11を達成した。

イオ「前人未踏のV11、達成しましたー! 片腕を犠牲にしましたが、それほどの価値がこの赤いベルトにはあるんですよ。MMAファイターもほしがるワールド・オブ・スターダム、今日の試合で文句ないでしょ。こんなこんな、こんないままでにない緊張感を与えてくれたのは、対戦相手のシェイナ・ベイズラーのおかげ。犠牲になったこの腕の借りは、また試合してそのときに改めて返します。今日はありがとうございました。シェイナは明後日、新宿FACEで今度はMMAの試合が控えています。今日はMMAの肩書きを背負ってスターダムのリングに上がったけど、DEEPではスターダムの肩書きを背負ってリングに上がってください。だから絶対に負けないで頑張って下さい。さあ、前人未踏のV11、次、12度目の防衛戦の相手は一体誰かなー?」

トニー、宝城、花月がリングへ。

イオ「3人も出てくるとは、予想外だ。3人か。これハイスピードのベルトじゃないからね。同時にタイトルマッチはできないんだよ。よし、よしよしよしよし。OK。イス持ってこい(自分だけ座る)。3人いるからな。よく聞け、これからいまここでプレゼン大会をさせてあげよう。この赤いベルトにかけた情熱をぜひ語って下さい。どうぞ!」

宝城「紫雷イオ、私は今日、白いベルト防衛しました。そこで、そこでだ。イオさん、白いベルトと赤いベルト、どちらもかけてダブルタイトルマッチ、どうですか!?」

イオ「ダブルタイトルマッチ……おもしろいな、おもしろい、メチャクチャおもしろいですよね。いいアイデア。はい次!」

トニー「イオさん、忘れないで。2016年、私はSWAチャンピオンになった。2017年は赤いベルト。ワタシハサイキョー」

イオ「そうなんだよね。SWAのベルト、オマエに取られたまんまなんだよね。その借りを返さなきゃいけない。いいとこついてくるね。はい次!」

花月「エントリーナンバー3番。大江戸隊から代表して花月がプレゼンさせていただきます。おい紫雷イオ! 改めて大江戸隊の新リーダー花月様じゃー! まあなにを言うかとくに決めてなかったんだけど、スターダムに上がりはじめて、オマエと1回もシングルしたことないんだよ。コイツ(トニーと宝城)よりもこの花月様と試合したほうが一番おもしろいんじゃないの? なあオマエらもそう思うだろ(会場が沸く)。ほら、この反応がそうだよ。どうですか、チャンピオン」

イオ「オマエだけなんかイケすかねーな。なんだ、その態度は。このV11を達成した前人未踏の紫雷イオ様に対して、そのクソみたいな態度は改めるべきなんじゃないのか!? お願いするときはやり方ってもんがあるんだよ。この女王様に対して、跪いてお願いしてみせろよな」

花月「そんなのするわけねーだろ。なにが女王様だよ、ただのキンパだろ。おいおいおい、わかったよ、やればいいんだろ。リーダーとしてちゃんとご挨拶させていただきます。イオさん、その赤いベルト、私に挑戦……させろ、バカヤロー!(とガットショット)自分を誰だと思ってんだよ。大江戸隊の新リーダー・花月様じゃボケーっ! オマエにわざわざ挨拶するわけねーだろ、バーカ! そんなでかい口叩けるのはいまのうちだ。いつでもやってやるよ。いつでもそのベルト取ってやるから、せいぜい練習して頑張って強くなっとけ」

イオ「おいテメエ。頭かち割ったじゃないか。付けられた傷は付け返す、それが紫雷イオだよ。やってやるよ、すぐにでも。決定だ、コノヤロー」

花月が退場。

イオ「よく聞け! トニー・ストーム、宝城カイリ。テメエら順番待ちだ、コノヤロー! いつになるか知らないけどな、よく聞け。必ず花月との防衛を成功させて13度目、14度目、どっちがどっちでもいい。必ずオマエらとやってやるから約束してやるよ、そこだけは。わかったら返事は!」

トニー&宝城「……」

イオ「みんなOKですね。ということで私がいまを信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ! BOW DOWN TO THE QUEENS!」

イオのコメント

──11度目の防衛で新記録を達成して。

「新記録。達成の代償に片腕もってかれましたね。MMAファイター、意識も遠のきましたけど、きょうのところは耐えきって、前人未踏のV11。別に意識が飛んだからじゃなくて、すごく気持ちがいいです」

──落ちそうな場面もあったが?

「これで止められてたら私は怒り狂ってましたからね。前回、レフェリーには腕が折れようとも、足がもげようとも止めんじゃねえって言ったんで。まあ、きょうのところは止めなかった。ただ、だからといってキツくないわけじゃないですね。やるかやられるかの一戦だったと思います。ただ、いままでにない刺激をもらえたのが、きょうV11という新記録とはほかの収穫でした」

──前回の記録のV10を超えてどんな気持ち?

「嬉しいし、誰もやったことがない、自分自身を超えていけると言ってたなかで超えられたのでよかったんですけど、別に通過点でしかないので。11回防衛したから何かが起きるというわけじゃなくて、まだまだ私がベルトを巻いてるからには守り続けなきゃいけないっていう、引き続き使命があるので。そのなかで3人挑戦表明に名乗りを上げてきて、一番腹が立った花月。さっきやられたんで。このかち割れた頭の分、花月のことかち割ってやります。で、12度目の防衛を成功させます」

──数字はどこまで伸ばしたい?

「具体的な数字…。数としてカウントはされてますけど、一個一個の試合がやるかやられるかのギリギリのラインなので。今回に関してはいくつまでとか言ってらんないぐらい強敵揃い。きょう上がってきた花月、宝城カイリ、トニー・ストーム。みんなクセ者じゃないですか。実際負けたりもしてる相手だし。具体的な数字は出せないですね。一試合一試合に全力をかけ過ぎてるので。決まってる試合一個一個、次死んでもいいやぐらいの気持ちでやっているので。決まったものを、そしていまあるベルトを守るのに必死。やり続けます」

 

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