2019/03/24 試合結果

2019年3月24日 Grow up Stars 2019

Grow up Stars 2019
3月24日(日)新木場1stRING(観衆303人)

 

◆シングルマッチ 15分1本勝負

花月

6分42秒
飛びつき腕ひしぎ十字固め

羽南

◆3WAYタッグマッチ 15分1本勝負

○スターライト・キッド

5分33秒
ムーンサルト・プレス→片エビ固め

吏南

ザイヤ・ブルックサイド

妃南●

※もう一組は米山香織&小野崎玲皇

 

クイーンズ・クエスト vs JAN  6人タッグマッチ 20分1本勝負

○林下歌美

10分45秒
アルゼンチン・バックブリーカー

ジャングル叫女

小波

刀羅ナツコ

AZM

飯田沙耶●

クイーンズ・クエスト vs 大江戸隊  6人タッグマッチ 20分1本勝負

渡辺桃

11分2秒
みちのくドライバーⅡ→エビ固め

葉月

○バイパー

アンドラス宮城

ビー・プレストリー

夏すみれ●

◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者組>

9分56秒
ウラカン・ラナ

<挑戦者組>

○岩谷麻優

木村花

鹿島沙希

ゴジャ・コング

中野たむ

レベル・ケル●

※第18代王者組の岩谷麻優&鹿島沙希&中野たむが4度目の防衛に成功

◆シングルマッチ 15分1本勝負

花月

6分42秒
飛びつき腕ひしぎ十字固め

羽南

オープニングマッチにワールド・オブ・スターダム王者の花月が登場、羽南に胸を貸す。羽南が赤いベルトの王者にどこまで爪痕を残せるか、近い将来に思い出されるような試合をしておきたい。

 コールを受けた花月が羽南の前でベルトを誇示。羽南が「お願いします」と両手を差し出すも花月は拒否。ゴングとともに羽南がドロップキック、エルボー連打。ロープに振ろうとすると花月が振り返すが羽南がドロップキックを連発。こらえた花月のドロップキックで羽南が吹っ飛ばされる。花月が「もう一発食らえ」とドロップキック。花月は頭部へのエルボーからチンロック。サミングを注意されこれを解くとトップロープに目を擦りつけていく。ロープに振ると水を噴射。セコンドのSTARSにも水を吹く。その背後から羽南が襲いかかるも花月はすぐにやり返す。花月の突進に羽南が投げを打つ。花月が返すと、「オマエの柔道なんてしょっぺえんだよ」と叫びロープに振る。羽南はドロップキックから怒りの柔道殺法連発。三角締めに入ると花月がリフトアップ。しかし羽南は三角締めを離さないで腕十字に移行する。花月がエスケープすると羽南はコーナーからダイブ。再び腕を取って絞り上げる。花月がエスケープすると羽南は背中にドロップキック、ダブルリストアームサルト。5分経過。花月がバックフリップから押え込むが羽南が返す。花月がミドルキックからブレーンバスター。返した羽南に花月はフィニッシュを予告。引き起こすとかつぎ上げるが、羽南が丸め込みの連続で花月を追い込んでいく。羽南が突進すると花月がキャッチして腕十字。羽南がギブアップし花月が勝利した。

◆3WAYタッグマッチ 15分1本勝負

○スターライト・キッド

5分33秒
ムーンサルト・プレス→片エビ固め

吏南

ザイヤ・ブルックサイド

妃南●

※もう一組は米山香織&小野崎玲皇

スターライト・キッド&ザイヤ・ブルックサイド組、JANの米山香織&小野崎玲皇組、双子姉妹の吏南&妃南組による3WAYマッチ。

 3軍が握手をかわすとJANが「ジャングル!」連呼で気合いを入れる。ザイヤ、小野崎、妃南の先発で試合がスタート。まずはロープワークから押さえ込みの攻防が展開される。キッド、米山、吏南が出てくると吏南が米山を後ろから丸め込む。米山がコーナーに追い込まれ次々と串刺し攻撃の餌食になる。キッドとザイヤがドロップキックの挟み撃ち。キッド&ザイヤと双子姉妹がSTARSをアピールするポーズを披露。キッドが米山にインディアンデスロック。仕掛けた方が相手からエルボーを食らう度に米山にダメージが蓄積する。キッドが吏南と小野崎にドロップキック。ザイヤが吏南にモンキーフリップ。小野崎とまとめてフェースクラッシャーを食らわす。妃南がザイヤに向かっていくがネックブリーカーをもらってしまう。キッドが串刺しドロップキックも小野崎がかわし米山と合体。小野崎が米山を踏み台にキッドを串刺し攻撃。小野崎が米山を呼び込みキッドに突進も、かわされて鉢合わせ。姉妹が大外刈りの競演からキッドにブレーンバスターを狙う。かわされるが妃南が外道クラッチ。ザイヤが姉妹にダイビングクロスボディー。キッドが妃南にネックスクリューからムーンサルトプレス。これで3カウントが入り、キッド組の勝利となった。

◆クイーンズ・クエスト vs JAN  6人タッグマッチ 20分1本勝負

○林下歌美

10分45秒
アルゼンチン・バックブリーカー

ジャングル叫女

小波

刀羅ナツコ

AZM

飯田沙耶●

林下詩美&小波&AZMのクイーンズクエストとジャングル叫女&刀羅ナツコ&飯田沙耶のJANが6人タッグマッチで対戦。詩美と叫女の激突はもちろん、ユニット闘争としても見逃せない一戦だ。

 AZMが「デブは下がってろ!」と注文をつける。JANは3人立ちはだかるが前に出てきたのは飯田。飯田とAZMが背比べをしながら殴り合い試合がスタート。飯田がエルボー連打からロープに振る。AZMの蹴りをかわして飯田が丸め込む。丸め込みの応酬から飯田がドロップキック。JANがトリオでAZMを攻撃。ナツコと叫女がボディープレスでつづくと叫女が全員を背負ってボディープレス。しかし飯田が捕まりコーナーに持っていかれる。替わった詩美がキャメルクラッチ、桃とAZMがキックをぶち込む。詩美が飯田を起こして再び自軍コーナーへもっていく。AZMがコーナーに振って串刺しドロップキック。ボディースラムで叩きつけるとフットスタンプを投下。小波が入り飯田の右腕を蹴り上げる。サッカーボールキックから押え込むが飯田が返す。飯田が小波にエルボー。小波がロープに振ると飯田がかわしてヒザへのドロップキックを連打。ナツコが小波にショルダータックル、AZMをかつぐと詩美にぶつけてQQ全員に独りで串刺し攻撃の連発。クローズラインをかわしたナツコが小波と詩美にスピア。叫女が小波と打撃の応酬。叫女が突進すると小波がワキ固めにとらえる。小波は腕十字、フロントネックロックに移行。叫女が持ち上げてブレーンバスターで投げ捨てる。5分経過。叫女の突進に小波がぶら下がり腕十字。小波は頭部へ正面からドロップキック。替わった詩美が叫女にドロップキック。叫女が返すと詩美がエルボー連打。詩美が突進すると叫女がカウンターのエルボー。ナツコを呼び込みダブルで串刺し攻撃。詩美をダブルで持ち上げるが切り返される。詩美が叫女とラリアットをぶつけ合う。詩美がカバーするが叫女がクリアー。叫女が旋回式のラリアットをカウンターで詩美にヒットさせる。飯田が詩美にドロップキック乱打。詩美が返すと飯田はエルボーも乱打する。詩美はカウンターでドロップキック。飯田もお返しのドロップキック。飯田のダッシュにAZMがドロップキックを見舞う。詩美は飯田にSTO。しかし飯田が肩を上げる。詩美はアルゼンチンを狙うがナツコがカット。詩美をコーナーに追い込み飯田、叫女が串刺し攻撃、ナツコがスピア、飯田がドロップキック。詩美が返すと、飯田はエルボー連打からドロップキックへ。詩美が止めるが飯田がスモールパッケージ。飯田が逆さ押さえ込み狙いにいくと叫女がラリアットで援護。詩美が返すと飯田はブリッジで押え込む。AZMがカットし乱戦模様。AZMが飯田を引き起こしトリオでドロップキック。詩美がフィニッシュ予告も飯田が丸め込む。QQがJANを分断し10分経過。詩美が飯田にアルゼンチンバックブリーカー。飯田がギブアップし、クイーンズクエストがJANを破った。

◆クイーンズ・クエスト vs 大江戸隊  6人タッグマッチ 20分1本勝負

渡辺桃

11分2秒
みちのくドライバーⅡ→エビ固め

葉月

○バイパー

アンドラス宮城

ビー・プレストリー

夏すみれ●

クイーンズクエストが2試合連続で6人タッグマッチに登場。現在、QQの渡辺桃&林下詩美組がゴッデス・オブ・スターダム王者だが、今回はそれぞれがチームリーダーとして二手に分かれる。詩美が小波&AZMを率いれば、ワンダー・オブ・スターダム王者でもある桃はQQ外国人部隊のバイパー、ビー・プレストリーとのトリオ。対する大江戸隊は葉月&アンドラス宮城&夏すみれの布陣で臨む。また、この試合は桃とアンドラスの白いベルト前哨戦。3・21大阪でのゴッデス王座戦では桃&詩美組がアンドラス&夏組を破り防衛を成功させたが、シングルでは未知数。3・28後楽園に向けて、桃とアンドラスがどんな駆け引きを展開するか。

 3・28後楽園が最後となるマネジャーの山口菜緒も入れて大江戸隊がリング上でダンス。桃とアンドラスが先発で対峙。慎重に探りあってロックアップ。アンドラスがヘッドロックにとると桃が切り返してネックロック。アンドラスが後方にまわるが桃も切り返す。バックの取り合いから桃がヘッドロック。アンドラスがロープに振ると桃がドロップキック。大江戸隊が飛び出し桃にストンピングの集中砲火。アンドラスが滞空時間を取ってのボディースラム。葉月が桃にストンピングの連打、顔面ウォッシュを浴びせる。夏がニーの連打から桃をコーナーに追い込みエルボー連打、ブロンコバスター。そこへ背後からバイパーが体を浴びせる。カットには成功も、これには桃も苦悶の表情。葉月が桃にボディースラム。早いタッチワークでアンドラスが入り桃に張り手の挑発。桃がエルボー連打で向かっていく。桃がダッシュすると葉月が介入し大江戸隊が連係攻撃。葉月が桃とエルボーの打ち合い。葉月がフルネルソンにとらえてから突進。桃がドロップキックで迎撃しプレストリーとタッチ。プレストリーは葉月にドロップキック。5分経過。大江戸隊が入るがバイパーがまとめてクロスボディー。QQが大江戸隊をコーナーに追い込み次々と串刺し攻撃を浴びせていく。仕上げはバイパーのキャノンボール。さらにリング中央でプレストリーがPKを葉月に食らわせる。ブレストリーはバックドロップからジャパニーズオーシャン狙い。葉月がかわして丸め込む。桃が入ると葉月はコードブレーカー。桃がアンドラスとロープワークの攻防。アンドラスがドロップキックから桃をかつぎ上げコーナーに激突。大江戸隊が桃をコーナーに追い込み串刺し攻撃の連続から中央にもっていき全員でいっせいに蹴りを浴びせる。アンドラスが桃を持ち合えるが切り返される。しかしアンドラスがツームストーンの体勢。これも桃が切り返しカウンターのハイキック、裏投げへ。桃はコーナーからダイビング式蒼魔刀。しかし葉月のカットが間に合う。桃がアンドラスにテキーラの構え。夏がカットし、アンドラスとタッチ。夏が桃にビッグブーツ。バイパーが夏にボディーアタック。クロスボディーをキャッチしセントーン、ボディーアタック。夏が返すとバイパーが突進。夏が丸め込みにいくがバイパーが阻止。乱入した山口がアックスボンバーを浴びせ乱戦に。バイパーとプレストリーが夏を捕まえて攻撃、バイパーがセントーンからみちドラを決める。これで3カウントが入り、QQが大江戸隊を破った。

桃「今回勝ったのは個人じゃないけど、ずっとクイーンズクエストが勝ってるんだよ。オマエ、後楽園ホール、白いベルトのタイトルマッチ、おぼえとけよ。オマエをピーチサンライズでこのリングに沈めてやるよ。覚悟しとけよ」

アンドラス「フーフーフー」

アンドラスがマイクを置く。

桃「なんも言えないくらい恐いってことですよね。まあ、楽しみにしておきますよ、よろしくお願いします」

QQのコメント

桃「今回の試合はバイパーが勝ってくれたんですけど、ユニットとしても私たちは大江戸隊に優っていると思っているので。次の後楽園ホールの(アンドラスとの)シングルマッチ、(ワンダー・オブ・スターダム)タイトルマッチ、まあシングルやったことないので、すごく楽しみにしてます」

バイパー「今日はチームとしての勝利。モモにはコーラクエンホールでのタイトルマッチで頑張ってほしい。きっとモモが勝つでしょうね。クイーンズクエストはモモのためのユニットだから」

◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者組>

9分56秒
ウラカン・ラナ

<挑戦者組>

○岩谷麻優

木村花

鹿島沙希

ゴジャ・コング

中野たむ

レベル・ケル●

※第18代王者組の岩谷麻優&鹿島沙希&中野たむが4度目の防衛に成功

メインはアーティスト・オブ・スターダム選手権試合。STARSの岩谷麻優&鹿島沙希&中野たむ組が多国籍軍、木村花&ゴジャ・コング&レベル・ケルの挑戦を受ける。岩谷組は9・30名古屋でジャングル叫女&刀羅ナツコ&米山香織組を破り戴冠。とくに中野にとってはスターダムで6度目、デビュー通算7度目にして初めてのチャンピオンベルトになった。それだけに思い入れは大きく、最多防衛記録樹立に執念を燃やしている。この王座の記録は“たわしーず”松本浩代&脇澤美穂&岩谷麻優組が2014年につくった4回で、長期政権が難しい王座ながらも岩谷組はタイ記録まで“あと1”に迫っている。対するは花の率いる多国籍軍。この3人が組むのは初めてだが、ゴジャとレベルは3・21大阪(昼)でタッグを組んだ。ゴジャには3・28後楽園で赤いベルト、レベルには林下のSWA世界王座挑戦も控えており、気力充実で挑んでくることが考えられる。王者組には細心の注意が必要だろう。

 王者組が歩み寄るが挑戦者組は握手に応じず。岩谷組が突っかかろうとするが花道へ避難。花は「こいよ!」と叫んでゴジャ&レベルと仁王立ち。STARSがリングインしドロップキックで多国籍軍を場外に送り出す。場外戦、花が中野を階段から蹴落とす。花が鹿島をリングに戻しストンピングの連打、顔面を踏みつけてロープに追い込む。ゴジャが鹿島をコーナーでヒップアタック。レベルが両肩を踏みつけ揺さぶっていく。ヘアーホイップで投げ飛ばすと花にチェンジ。花もヘアーホイップ連発でつづく。鹿島をボディースラムで叩きつけると片足でカバー。花とレベルが自軍コーナーで鹿島にストンピングの乱打。レベルが鹿島にバックブリーカー。STARSがカットしようとすると花とゴジャが阻止してカンパーナ。花は鹿島に蹴りの連打。鹿島がコルバタから中野に託す。中野は花にニーアタック。花がコーナーに追い込むが中野がカット。しかしレベルが阻止して中野にラリアット。中野がかわして岩谷とトラースキックの競演。中野は花とレベルにDDT。5分経過。中野が花に側転ダブルニー。花はカウンターのドロップキックを浴びせる。ゴジャが中野を引き起こす。中野は左右のキック連打もゴジャには効かず、押し戻される。鹿島が入りドロップキック。ゴジャがキャッチしコーナーにぶち当てる。ゴジャは串刺しで突進、鹿島がかわしてドロップキック。ロープに振ろうとするがゴジャがこらえる。鹿島がゴジャにロープを使ってアームホイップ。岩谷がゴジャのバックを取り投げると宣言。しかしゴジャが阻止してエルボー。多国籍軍がコーナーで岩谷をとらえる、花がビッグブーツ。ゴジャがボディーアタック。レベルがファルコンアロー。STARSがトリオでレベルにキックの連打。レベルが返すと中野がダイビングダブルニードロップ、鹿島がダイビングフットスタンプ、岩谷はフロッグスプラッシュ。ゴジャがカットに入るがかわされ誤爆。STARSがゴジャをロープに振ると花と同士討ち。岩谷がレベルに飛びついて丸め込み狙い。レベルが持ち上げるが岩谷がでウラカン・ラナ丸め込む。これで3カウントが入り、岩谷組の防衛となった。

ゴジャ「コンニチハ! こんどの試合、タイトルマッチ、花月をコーラクエンホールで倒す! 花月!」

花月が入ってくる。ゴジャは花月を突き飛ばすと退場。

花月「ゴジャさん、やってくれるじゃないのぉ。おかげさまで今日の調整試合で思ったよりもコンディションよくなりましてですねえ。おいゴジャ・コング、オマエのその顔面、花月様のあれで、メキシコカラーに染めてやるよ。そして、まだ見たことないでしょ。オマエをぶん投げてやるよ。まあ、せいぜいあと4日間だけ、4日間だけ私は最強だあってツラしとけバーカ!」

岩谷「新木場のみなさん、こんばんはー! 今日もSTARS、たむちゃん、沙希ちゃん、4度目の防衛しました!  すごい。最多防衛記録、これで並びました。次、塗り替えて、スターダム史上最強の3人になりたいと思います。その前に後楽園ホール、刀羅ナツコ、WOH守ってきましたよ。これで正式にナツコとタイトルマッチが決まりました。でも、ここで、もし、万が一麻優が後楽園でナツコに負けてしまったら、ナツコがマディソン・スクエア・ガーデンに出ることになってしまう。それはWOHチャンピオンとしては許せないし、自分だってマディソン・スクエア・ガーデンの舞台に立ってドラゴン・スープレックスを決めて防衛したいと思うんで、ナツコ、アナタには負けません。このベルトは渡しません。アナタにワールドドリームはつかませません。いま英語言ったんだから、オーって言って。ありがとう。っていうわけで後楽園ホールよろしくお願いします」

ナツコ「お願いします」

中野「ワールドドリームって言ってましたけど、私は次のアーティストの防衛記録塗り替えで、この3人でスーパースターダムドリーム作りますから! いまを信じて、明日に輝け、We are STARDOM!」

岩谷組のコメント

中野「並びました。最多防衛記録4回」

岩谷「強敵すぎたね。最初、ちょっと、ちょっとだけビビった。そうだね。でも作戦会議してね。パワーではどう考えても勝てないので、どう翻弄させていくかっていうので、いきなり襲いかかっていこうと作戦会議してたんですけど、ちょっと返り討ちというか、ちょっとビビった気持ちが出てしまってね」

中野「でも、最後まであきらめなかったから、麻優さんが沙希さんが助けてくれて、私も助けて、3人で記録更新一歩手前まで並びました。ありがとうございます」

鹿島「いつも助けあって、防衛してってなんですけど、今回けっこう、いつも以上になんか助けられるのも多かったですし、自分、ヤバいなと思ったときとかも身体が勝手に動いてるというか、ホントになんか、3人で勝ち取ったんだなというのがすごいいま実感沸いてきました」

中野「3人…話すと長くなるう…けど、ホントに私がプロレス楽しいと思えたのは、STARSに入って麻優さん沙希さんとこうやってベルト取れたからというのもあるんで、このベルトにとって、私にとって大事な、このベルトにとって特別な選手になりたくて、あと1回、防衛記録絶対に塗り替えたいと思っています。感極まれり(涙&笑)」

岩谷「たむちゃんが泣いてるの久しぶりに観た。むかし泣き虫だったけど」

中野「最近あんまり泣かないんですよ」

岩谷「でもそれだけ思いやり(思い入れ)があるベルトなんで、次誰が挑戦してくるかわからないですけど、記録塗り替えて自分たちがスターダム史上最強のトリオになりたいと思います。これからもよろしくお願いします」

――岩谷は刀羅ナツコ戦が控えているが。

岩谷「ハイ、そうっすね。後楽園でベルト防衛戦ができることはすごいうれしいんですけど、まあこのベルトってホントに、このベルトを持ってるか持ってないかで今後の自分の人生というか、プロレスラー人生だいぶ替わると思うのでしっかり後楽園でベルトを守って、マディソン・スクエア・ガーデンという最高の舞台に立って、二段式ドラゴン、普通のドラゴンも…エヘヘ、普通のドラゴンっていったらあれだけど、ドラゴン・スープレックスを完全復活させたいなと思います」

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