5★STAR GP 2019
9月7日(土)新木場1stRING (観衆385人=札止め)
試合結果
◆5WAYバトル 15分1本勝負 | ||
小波 |
4分21秒 |
飯田沙耶 |
※残りの三人はアンドラス宮城、吏南、上谷沙弥
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
鹿島沙希 |
4分56秒 |
林下詩美 |
里歩 |
小野崎玲皇 |
|
○スターライト・キッド |
妃南● |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
葉月<4点> |
4分10秒 |
夏すみれ<2点> |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
木村花<6点> |
6分43秒 |
エバリー<0点> |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
渡辺桃<6点> |
10分27秒 |
AZM<4点> |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
花月<4点> |
4分13秒 |
ジェーミー・ヘイター<6点> |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
ジャングル叫女<4点> |
8分37秒 |
刀羅ナツコ<0点> |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
岩谷麻優<6点> |
11分14秒 |
中野たむ<6点> |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
星輝ありさ<4点> |
8分25秒 |
ビー・プレストリー<4点> |
試合詳細リポート
◆5WAYバトル 15分1本勝負 | ||
小波 |
4分21秒 |
飯田沙耶 |
※残りの三人はアンドラス宮城、吏南、上谷沙弥
オープニングマッチは小波vsアンドラス宮城vs飯田沙耶vs吏南vs上谷沙弥の5WAY。小波、アンドラスに若い力が対抗。乱戦を制するのは?
アンドラスだけがレフェリーに握手を求める。小波が吏南に手を差し出すと、吏南は拒否してあっかんべーの姿勢。全員で手四つの構え。ブレイクすると小波がアームホイップの連続で全員をコーナーに追い込みドロップキック。小波はアンドラスにミドルキックをコーナーで連打。アンドラスは「待った」をかけて小波の蹴りをやめさせる。アンドラスは小波に共闘を求める握手。小波が応じアンドラスが感謝すると飯田と上谷が背後から攻撃。かわしたアンドラスが小波に裏切りのボディースラム。飯田が上谷を呼び込み串刺しドロップキックの連打を浴びせる。クローズラインをダブルで決めると左右からのドロップキックも吏南に決める。吏南は2人まとめて丸め込み。丸め込みの応酬が飯田、吏南、上谷で展開される。飯田が小波、吏南がアンドラスをサブミッションに決めると中央で上谷がY字バランスを披露。アンドラスが吏南と飯田にドロップキック、小波がアンドラスにハイキック。飯田が小波を丸め込むが2カウント。小波が飯田にバズソーキック。押さえ込むと飯田が返せず小波が3カウントを奪った。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
鹿島沙希 |
4分56秒 |
林下詩美 |
里歩 |
小野崎玲皇 |
|
○スターライト・キッド |
妃南● |
STARSvsクイーンズクエストの6人タッグマッチはSTARSサイドに里歩が合流。6人タッグマッチながらハイスピード王者の里歩とフューチャー・オブ・スターダムを含む2冠王者の林下詩美が初遭遇となる。また、鹿島沙希と里歩の初タッグにも注目。5★STAR GPのアンダーカードながら見どころの多い組み合わせだ。
STARS勢が握手を求めるがQQは応じない。里歩が先発に名乗りを挙げるとQQからは小野崎が立候補。里歩が腕を取るとヘッドロックに移行。小野崎がロープに振ると里歩がクロスボディー。カバーを抜けた里歩がドロップキックからパートナーを呼び込む。鹿島、キッド、里歩が次々と串刺し攻撃を小野崎に浴びせる。鹿島とキッドが小野崎の腕を取ると里歩がピラミッドの上からSTARSのポーズを取る。鹿島が小野崎にボディースラム。小野崎がエルボー連打で向かっていく。小野崎はバックエルボーで鹿島を倒すと詩美にチェンジ。詩美はSTARS勢をリング下に落として鹿島にエルボー、ドロップキック。詩美が鹿島をコーナーに追い込むが鹿島がダイビングフットスタンプ。キッドがその場跳びムーンサルトを詩美に見舞う。詩美は大外刈りでキッドを倒す。妃南がキッドに串刺しドロップキック、キッドもドロップキックでやり返す。妃南が巴投げからキッドに腕十字。里歩と鹿島が慌ててカット。QQがSTARSを蹴散らし、リング上はキッドと妃南。バックの取り合いから妃南がかわすと詩美と小野崎が援護する。妃南が押さえ込むがキッドが救出される。小野崎と詩美がクローズラインもキッドがかわして鹿島と里歩がドロップキック。キッドと妃南が丸め込みの応酬。いったんブレイクになるも、最後に3カウントを奪ったのはキッドだった。
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
葉月<4点> |
4分10秒 |
夏すみれ<2点> |
葉月vs夏すみれの大江戸隊同門対決。どちらも1勝2敗と黒星が先行。星を五分にするためにもこの試合はどちらも落とせないが…。
夏がクリーンに歩み寄ると葉月が応じる。しかし直後にDDT。ロープ際に追いやると顔面ウォッシュを浴びせていく。葉月はバックブリーカーからセントーン。夏が返すとチョーク攻撃。その態勢で頭部をマットに叩きつけていく。さらに夏は腹部へのニーからビッグブーツ。葉月をコーナーに追い込むと夏はブロンコバスターの餌食にしてみせる。夏はネックブリーカードロップからブレーンバスターホールド。葉月が返すと夏はコーナーへ。葉月が蹴り上げそこからコードブレーカーを決める。スワンダイブ式ミサイルキックも放つが夏が肩を上げる。直後に葉月はフェースロックでギブアップを迫る。夏の足がロープにかかりブレイク。葉月が突進すると夏が丸め込み。切り返しての丸め込み合戦が展開される。葉月がカウンターのニーから前方に叩きつける。夏が返すと葉月は垂直落下式ブレーンバスター。夏が返せず、葉月の勝利となった。試合後、葉月が握手を求めると夏も応じた。
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
木村花<6点> |
6分43秒 |
エバリー<0点> |
木村花vsエバリーの公式戦。初来日で5★STAR GP参戦のエバリーは2戦して白星なし。木村花は勝ち越しの状況だが、ここは確実に2点をゲットしておきたいところ。
ゴングが打ち鳴らされるとお互い慎重な立ち上がり。花が「ガイジンこいよ」と手を挙げて挑発する。エバリーは自分の手をなめてから構えると花が嫌悪感をあらわに。花が「気持ち悪いんだよ!」と襲いかかるがニーを食らう。エバリーはビッグブーツを放ち押さえ込むが2カウント。エバリーが突進すると花がドロップキックで迎え撃つ。花がエルボー連打からボディースラム。片足でカバーするが2カウント。花は逆エビ固めでリング中央へ。逆片エビで絞り上げるがエバリーがロープへ到達。花がエバリーの背中を踏みつけフットスタンプへ。花は余裕でエバリーコールをしてみせる。コーナーに叩きつけ花が突進。かわしたエバリーがネックブリーカー。花が返すとエバリーが至近距離からラリアット、ランニングエルボーアタック。エバリーは両腕を取るとブリッジしてのサブミッション。花がエスケープするがエバリーはトップロープに乗せてダイブ。かわした花がフットスタンプからブレーンバスター、ビッグブーツ。エバリーが返し5分経過。花は卍固めをきめようとするがエバリーが強引に叩きつける。エバリーは後方に花を投げつけカバー。花が返すとビッグブーツ、卍固め、グラウンドに持ち込み足を取って締め上げる。エバリーがギブアップし花の勝利となった。
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
渡辺桃<6点> |
10分27秒 |
AZM<4点> |
渡辺桃とAZMがクイーンズクエスト同門対決。シングルリーグ戦ならではの組み合わせとなった。5★STAR GPでシングルプレーヤーとしての出直しをはかる桃だが、前ワンダー・オブ・スターダム王者としては2勝2敗とやや物足りない星取り状況。ここは確実に白星を挙げたいところだが、丸め込みに弱いだけにAZMに足下をすくわれる危険性は十分にある。一方のAZMはここまで桃と同じ2勝2敗と、こちらは健闘と言っていい成績を残している。ここで勝てば“台風の目”としての存在にさらなる勢いが加速されるだろう。
桃が握手を求めるがAZMはコーナーから動かない。ゴングが鳴るとAZMが握手を要請。桃が応じると案の定AZMが丸め込みの連続。AZMはフットスタンプの連続からもカバーしまくる。返した桃にAZMは強烈な蹴りを浴びせる。AZMが桃に串刺しドロップキック。桃が串刺しドロップキックのお返しからミドルキック。AZMが張り手を打つと桃もやり返す。しかしAZMがかわして張り手。怒った桃がドロップキックをカウンターで浴びせる。ロープ際に追い込むと顔面を踏みつける桃。AZMを引き起こし「クソガキが!」と叫んでボディースラム、逆エビ固め。AZMがエスケープすると、桃はストンピングの連打。グロッギー状態のAZMをコーナーに追い込み挑発する。AZMが向かっていくと桃がミドルキック。蹴りの連打からAZMを寝かせるとサッカーボールキックをぶち込む。AZMは1カウントでクリアーも桃のキック連打がつづく。AZMが立ち上がりエルボー連打。桃もやり返しエルボーの打ち合い。AZMが飛びついて卍固め。AZMと桃が蹴りをかわしあう。AZMはコーナーからボディーアタック。桃が返すと、AZMがミスティカ式狙い。桃が切り返すがAZMがダイビングフットスタンプを連発。桃が返すとAZMはミスティカ式腕固め。桃がエスケープしウラカンラナをキャッチし逆エビ固めにもっていく。AZMが切り返し上になるが2カウント。桃はチョークスラムから蒼魔刀。AZMが返すと、桃はダイビング式で蒼魔刀を放つ。返したAZMに桃はスリーパー。テキーラ狙いはAZMが丸め込む。AZMがハイキックを連打し後方から飛びつく。ミステリオラナを決めるが桃が返してみせる。AZMはフィニッシュを予告も桃がキャッチしBドライバー。AZMが切り返すがハイキックをくらいチキンウイングに捕まる。AZMがタップし桃が勝利した。
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
花月<4点> |
4分13秒 |
ジェーミー・ヘイター<6点> |
大江戸隊同門対決。団体のトップとして優勝が至上命令の花月だが、今回の対戦相手は3勝1敗と好調のジェイミー・ヘイターだけに厳しい闘いが予想される。ヘイターも日本で初めての大きな実績を作るチャンスが到来しているだけに、同門であろうと容赦しない攻撃は必至。ブルースターズの決勝進出争いを左右しそうな一番である。
ヘイターはリング上で「アツイ!」と絶叫。観客全員の思いを代弁する。ゴングが鳴ると花月に襲いかかるが、花月が逆襲のえびす落とし。ヘイターが突進し花月を吹っ飛ばす。花月はコーナーに追い込み顔面へドロップキック。花月がエプロンからスワンダイブもヘイターが阻止してバックブリーカー、チョークスラム。さらに極楽固めでギブアップを迫る。その態勢でそり上げると反転してグラウンドへ。胴締めスリーパーからドラゴンスリーパーへ移行するが花月がこらえる。花月はなんとかロープに逃れる。花月はブレーンバスターを逃れる。ヘイターの突進をかわしてレフェリーに激突させると水を噴射し大江戸コースター、デスバレーボム。これで3カウントが入り、花月が勝ち点をゲットした。
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
ジャングル叫女<4点> |
8分37秒 |
刀羅ナツコ<0点> |
元JANのジャングル叫女と刀羅ナツコが激突する。現在はTCS、大江戸隊と袂を分けた2人だが、昨年の5★STAR GPでは最終公式戦でナツコが叫女を破り、決勝進出を阻止、公式戦の成績こそ振るわなかったものの、大きな白星をもぎ取った。今回もナツコは3連敗スタートと苦しい立ち上がりを強いられているが、ここでまた叫女を破れば一気に存在感が増すだろう。一方の叫女は連敗スタートもワールド・オブ・スターダム王者のビー・プレストリーを破り反撃の狼煙を上げた。優勝してもおかしくないところに来ている叫女だけに、ここから連戦連勝を狙いたい。
叫女の入場を花道でナツコが急襲。そのままゴングとなり、ナツコが叫女をリング上に引き入れる。しかしすぐに場外に追い出すとリングサイドでボディースラム。ナツコは叫女をリングに入れるとボードを持ち出す。レフェリーが止めるが吹っ飛ばされる。叫女が張り手の連打からマウントパンチも連打。ダウンのナツコを引き起こし叫女が至近距離でラリアット。叫女はコーナーに上がるがナツコも上がって首を絞める。ナツコはたすきを使い叫女を宙吊りに。場外に出ると館外に連れ出す。19カウントでカムバックするとナツコがバックフリップ。フィニッシュを宣言するとフロッグスプラッシュ連発。しかし3発目をかわされラリアットを食らう。5分経過。張り手とエルボーの打ち合いからナツコが連打。叫女が突進するとナツコがスピア、ギロチンドロップ。ナツコは昇天を決めるが叫女が返す。ナツコがコーナーに上がると叫女も上がって雪崩式パワースラム。叫女が串刺しラリアットを連打。カウンターでも放つとダイビングボディープレス。しかしナツコの肩が上がる。叫女はハンマースローの構えもナツコが阻止。叫女の突進にナツコはスピア。叫女が受け止めてハンマースロー式パワーボムを放つ。3カウントが入り、叫女がナツコを破った。
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
岩谷麻優<6点> |
11分14秒 |
中野たむ<6点> |
岩谷麻優vs中野たむはSTARS同門対決であり、また、前アーティスト・オブ・スターダム王者対決でもある。岩谷はここまで2勝2敗。前年度覇者には微妙な戦績だが、昨年は連敗スタートから一気に5★STAR GPを制覇した。それだけに、岩谷にはここからが本番だろう。しかし対戦相手はここまで3勝1敗と好調の中野。これまでの中野だと思って向き合うわけにはいかなくなった。もしここで中野が岩谷を破り2点を挙げれば決勝進出に向けて大きな前進となる。岩谷が勝ち星を先行させ中野とタイとするか、それとも中野が岩谷を突き放すか。
中野が握手の手を引いてキックの構え。岩谷がかわすと蹴りのかわし合い。お互いの足が絡むがブレイクすると岩谷がドロップキック。中野はネックブリーカードロップから左脚を蹴り上げる。中野はボディースラムから脚を絡めてサブミッション。岩谷がエスケープするが中野が左脚を踏みつけてニードロップ。岩谷が返すと、中野はエルボー連打でコーナーに追い込む。串刺しボディーアタックを浴びせるが2発目はかわされドロップキックを食らう。岩谷が後方に叩きつけるが2カウント。岩谷は、低空ドロップキックで中野を場外へ送り出しプランチャ。リングに戻るとダイビングフットスタンプ投下。中野が返すと岩谷がコーナーへ。中野が止めてコーナーに上がりバックを取る。岩谷が阻止するが中野は下からハイキック。落ちた岩谷に中野は場外プランチャ。中野はリングに岩谷を戻し、エルボーを打っていく。岩谷も応戦しエルボーの打ち合い。岩谷がバックキックも中野がスピンキック、バイオレットシューティング。タイガー狙いは岩谷が阻止。岩谷がトラースキックをぶち込み中野がダウン。中野が高角度のジャーマンを決めるが2カウント。タイガー狙いは岩谷がこらえロープへ。中野が突進すると岩谷がかわしバックを取る。ジャーマンにいくが中野が返す。岩谷はフィニッシュを宣言しムーンサルトプレス。もう一度コーナーに上がってムーンサルト。しかし中野がかわしバイオレットシューティングで突進。岩谷がかわしハイキック。中野を起こすとフィニッシュを予告しムーンサルトプレス。10分経過。岩谷が中野に二段式ドラゴン。これで3カウントが入り、岩谷が勝利。試合後は両者がハグで健闘を称え合った。
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
星輝ありさ<4点> |
8分25秒 |
ビー・プレストリー<4点> |
ワールド・オブ・スターダム王者ビー・プレストリーとワンダー・オブ・スターダム王者・星輝ありさ。赤と白の王者が公式戦で相まみえる。赤いベルトを保持するプレストリーはジャングル叫女にリングアウトで敗れ連勝がストップ、この試合が仕切り直しの一戦だ。星輝は5★STAR GP前まではシングル無敗もリーグ戦に入ってから勢いが低下、1勝3敗とまさかの戦績で苦しんでいる。ここで負けるようなら早くも優勝戦線から脱落となるだけに絶対に負けられない。赤いベルトの王者も破れば勢いを取り戻すとともに優勝戦線にギリギリ踏みとどまることが(他力本願ながら)できるかもしれないが…。一方のプレストリーには最強ガイジンの座と赤が上だということを証明する絶好のチャンスでもある。もちろん、5★STAR GP初制覇に向けても弾みがつくだろう。果たして、王者決戦の行方は…。
握手はなく試合開始。星輝がローで威嚇するがプレストリーが突進しテイクダウン、グラウンドにもっていく。プレストリーがヘッドロックも星輝が反対にヘッドロック。プレストリーがロープに追い込んでブレイクと見せかけエルボー。星輝のキックをかわすとアームホイップの応酬へ。投げ勝ったのは星輝だがコーナーへの突進をかわされる。プレストリーが右ヒザを攻めてサードロープに括り付ける。さらにセカンドロープにもかけて蹴飛ばしていく。プレストリーはキャメルクラッチ。しのいだ星輝が串刺しダブルニーアタック、ダブルニードロップ。セカンドロープを利用してのニードロップも放つ。プレストリーが返すと、ハイキックのかわし合い。プレストリーが右ヒザを取って締め上げる。バックドロップで投げ捨てニーで突進。変型バックドロップホールドは星輝がクリアー。5分経過。プレストリーがヒザ十字固め。星輝がエスケープし突進をかわす。プレストリーは星輝をコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスターの構え。星輝がしのぐがプレストリーが下からハイキック。エプロンに出た星輝にプレストリーが背中にフットスタンプ。星輝は場外へ。プレストリーはフィニッシュの構えで肩車。星輝が前方に丸め込むが2カウント。星輝はニーアタックを連打するがプレストリーもニーで対抗。星輝がカウンターで飛びつき押さえ込むと3カウント。星輝が王者対決を制し2勝目を挙げた。
星輝「新木場の方々お元気ですか!? もう、もう負けることができないから。私は、けっこうまっすぐストレートにやるタイプのレスラーなんですけど、ちょっと今回は絶対にそれは通用しないと思ったので、いつもやらない技で、3カウント取らせていただきました。今日、会場に、会場にオスプレイ? オスプレイさん、どこにいるのかな? あれ、見当たらない。いない。あのですね、ツイッター見てる方はなんのことかわかってると思うんですけど、私がビーから勝ったら、オスプレイさんの技をですね、いただくっていう話しだったんですよね。あの身体能力をまずは私が手に入れてくるんで、楽しみにお待ちください。ということで、一緒に締めましょう。いまを信じて、明日に輝け、We are STARS!」
星輝のコメント
連敗つづきだったり、一回勝ったと思ったら負けたりで踏んだり蹴ったりでしたけど、まあそのいままで負けてた原因は、私のよさでもあるまっすぐすぎるところ。そこを今回はあえて変えました。切り替えました。闘い方を覚えました。なので、明日は、カラスさんなんでね。あ、宮城さんね。ちょっといつもと違う勝ち方をしますので、お楽しみください」
――赤いベルトの王者の強さはどうだった?
「痛い。あとなんか、圧がすごいですね、ホントに。まあ。ライバルってあっちも言ってるし、私も思ってます。今日は始まりなんで、ビーとの。だからこの試合ですべてを見せてないです。これは、まだまだつづけたいから、あの人と。なんで、今後も楽しみにしていてください」
――赤いベルトの挑戦は考えている?
「今日、初めて赤いベルトも狙わなきゃって思いました。あれだけ挑発してくれているんで。もちろん白の方がすごいってところも見せたいですし。いまの白ベルトの価値は星輝ありさだし、いまの赤ベルトの価値はビー・プレストリーなんで。一騎打ちですね、ハイ」
――大阪で負傷した左脚の状態は?
「ああ、治ってはきてます。治ってはきてます。でも、私、5★STARメチャクチャ楽しみな気持ちで参加してるんですけど、まあ、甘くないですね。でもこの甘くない光景を待ってました、私は。そういうふうに自分が感じれない5★STARだったら意味がないから。だからここからも、上にいっていきます。まだ伸びます、まだ伸びます」