10月1日(火)、記者会見がおこなわれ、10・12後楽園大会の全対戦カードも決定参戦選手たちが意気込みを述べた。
STARDOM WORLD CHAMPIONS WARS2019
10月14日(祝月)後楽園ホール 11:30AM
<決定カード>
11:25~オープニングACT
最新CDアルバムの発売を記念して、幾つかのユニットが新曲を披露
◆シングルマッチ 15分1本勝負
中野たむ vs 上谷沙弥
※シングル初対決
◆ガントレット・タッグマッチ 各15分1本勝負
<出場チーム>
葉月&刀羅ナツコ、アンドラス宮城&ジェイミー・ヘイター、小波&DEATH山さん。
スターライト・キッド&飯田沙耶、小野崎玲皇&妃南
※タッグマッチによる勝ち抜き戦。勝敗は通常のプロレス・ルールに加え、オーバー・ザ・トップロープで決まる。出場順は当日発表。
◆GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦2019~15分1本勝負
<ブルーゴッデス>
夏すみれ&“セッションモス”マルティナ vs ボビー・タイラー&ゾーイ・ルーカス
◆GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦2019~15分1本勝負
<レッドゴッデス>
岩谷麻優&鹿島沙希 vs 渡辺桃&AZM
◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>星輝ありさ vs <挑戦者>花月
※星輝ありさは6度目の防衛戦
◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>ビー・プレストリ― vs <挑戦者>木村花 5★STAR GP2019優勝者
※ビー・プレストリーは5度目の防衛戦
◆シングルマッチ 15分1本勝負
中野たむ vs 上谷沙弥
※シングル初対決
上谷「ハイ、次の後楽園ホールで中野たむ選手とシングルマッチをさせていただくことになりました。私はいまデビューして2カ月目で、シングル5戦目になるんですけど、ひとり5☆STARをやっているのかなと思っている状態です。私は、プロレスに出会うまでは、なんか死んだように生活していたんですけど、プロレスに出会ってからとっても刺激的で、毎日しあわせに過ごしてて、たむさんがいなかったら私はいまプロレスに出会えていないので、すごくたくさんの感謝をしています。なので、次のシングルではお客さんにも、たむさんにもいろいろな気持ちが伝わるような試合がしたいと思いますし、たくさんの方に見ていただきたいと思います。頑張ります」
中野「待ってました! サヤサヤと闘いたかったです。いま上谷が言ったように、上谷は私に出会わなかったらきっとプロレスをしていなくて、アイドルをめざしてこの場所に来たのに、いま、プロレスラーとしてリングの上で闘っているという彼女の人生、私は勝手に責任を感じているんですよ、ものすごく。それに、それにその責任がすごく重く感じて寝れない夜もあったし、だからこの試合をさせていただくというときをホントに待ってて。この試合を通して、上谷に聞きたいことがすごくたくさんあるし、この試合が終わったあとに伝えたいことがありますので、楽しんで闘いましょう」
上谷「ハイ」
2人「お願いします」
◆GODDESSES OF STARDOM~タッグリーグ戦2019~15分1本勝負
<ブルーゴッデス>
夏すみれ&“セッションモス”マルティナ vs ボビー・タイラー&ゾーイ・ルーカス
ルーカス「そうね、このカード、相手が夏とマルティナで、私のパートナーはいまいないので、ここには半分も揃ってないのね。相手のチームは100%いなくて、こっちのチームは50%。まあ、私の目線から見れば私たちのチームが勝つでしょうね」
◆GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦2019~15分1本勝負
<レッドゴッデス>
岩谷麻優&鹿島沙希 vs 渡辺桃&AZM
桃「9月の後楽園でも岩谷麻優と闘って、また10月の後楽園も岩谷麻優ということで、まあ、こないだも勝ってるし、白いベルト戦でも私はシングルで岩谷麻優に勝っているので、タッグでもあまり変わらないんじゃないかなと思ってます。結果は、9月の後楽園大会と一緒だと思ってます。鹿島沙希は、こないだ私は克服したので、起死回生は。完全に克服したと思ってるので、もう屁でもないです。絶対に勝ちます」
AZM「自分も鹿島沙希からはキッチリとスリーを取ってるので、自分は岩谷麻優にリベンジということで、岩谷麻優を狙って、スリー、自分が取れると思います」
岩谷「えーと、開幕戦、タッグリーグ開幕戦ということで、自分はすごい開幕戦という日がすごい弱くて、5☆STARも開幕戦2回、2連続くらいで負けてますし、タッグリーグでも開幕戦から負けないように勝っていきたいと思いますし。えーと5☆STARで自分は優勝する気満々だったんですけど、その一歩手前で渡辺桃に負けてしまって決勝にいくことができず終わってしまったので、必ず借りを返したいと思います。まあ、今回はシングルではなくてタッグの試合なので、相方が負けてしまわないように自分もサポートしたいと思いますし、(鹿島に)負けないでね」
鹿島「負けない」
AZM「負ける前提で話してる」
鹿島「うるせえな。ハイ、そうですね。5☆STARで自分はあの2人とも、どっちとも負けてるんですけど、まあ今回はタッグなのでゾンビの力を思い知ってもらおうかなと…(岩谷に)なにそれ?」
岩谷「(キョンシーのポーズで)ゾンビ…」
鹿島「…思います。終わりです」
◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>星輝ありさ vs <挑戦者>花月
※星輝ありさは6度目の防衛戦
花月「先月の後楽園のつづきをしましょうということで今回のタイトルマッチにつながったわけですけど、やーっぱりね、どう考えても私ね、白のベルトにはまったく興味がないんですよ。ただ、ただ、星輝ありさには興味がある、ホントそれだけですね。で、私的には、えー、白いベルトというよりも星輝ありさに興味があるので、今回限りは、勝ちにこだわりたいと思います。で、えー、花月vs岩谷麻優、花月vsビー、その最高峰の試合を星輝と上回れるのか、同じレベルに到達できるのか、えー、しっかりと、えー、堪能したいと思います」
星輝「ハイ、えっと、先月の後楽園でこのカードが組まれて、そして今月もこのカード。2カ月連続で同じカードってなかなかないと思うんですけど、それだけ期待されてるのかなとも思いますし、やっぱり私自身ももっと闘いたいって、あの5☆STARのときに15分引き分けで思って、次に闘うんだったら自分がいま一番大切にしてるものを懸けて闘って、そしてもっと成長していきたいなと思いました。その、なんだろう? この闘いで私が防衛したら、いままでよりまたなんか違うものが見えそうな、違う景色が見えるような気がしてて。だからそのための準備もしてる状態なので、最大限楽しみながらも、いま花月さんもおっしゃってましたけど、最高峰の試合にしていきたいと思います」
――花月はこの試合に向けてなにか対策や作戦など特別なことを考えて臨むつもり?
花月「ありません。なぜならば、もう11年やってきて、いまから新しいことに取り組むっていうことは、もうほぼほぼないかなと思っているので、私がやってきた11年のすべてを出せればいいんじゃないのかなって思います。まああとは、あれじゃないですか。白いベルトってキラキラした人が持ちすぎてて、もうなんか同化しているんですよ、ベルトが」
星輝「同化してます?」
花月「キラキラとキラキラが合わさってキラキラ以上のなにもないよ。だからそろそろ白いベルトもブラックな人間が持ってもいいんじゃないのかなって。そうすることによって、白いベルトがまた栄えるでしょ、ね、そんなとこですね」
◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>ビー・プレストリ― vs <挑戦者>木村花 5★STAR GP2019優勝者
※ビー・プレストリーは5度目の防衛戦
花「どうも、トーキョーサイバースクワッドの木村花です。えー、激アツな5☆STARが終わりまして、私はけっこう5☆STARにかけていて、優勝してはじめて発言権があると思っていままで過ごしてきたので。実際、有言実行で優勝して、いまの私には発言権があると思うので。えー、優勝した直後にビーに挑戦表明をしました。まあ試合を見ててすごく彼女はパワフルで強いなって純粋に思うんですけど、体格も私より大きいですし、パワーも絶対に私の方があるとは言い切れないので、アタマを使って勝ちにいきたいなと思います。いまの私には、勢いというものがすごくあると思うので、その勢いというのは、誰にでも付いてくるものではないと思いますし、選ばれし人間にしかついてこないものだと思うので、私はその選ばれし人間だと思うので、そこはいまのビーにはないんじゃないかなって感じで。実力も示したいし、いま一番勢いがあるのはこの私、木村花っていうことも証明したいですね。赤いベルトを取った暁には、ちょっとやりたいこといろいろ考えてて、私はこのスターダムという団体を侵略するために来たので、私が赤いベルトを巻いたらちょっと大変なことになっちゃうんじゃないかなって思ってます」
――どんなことを考えている?
「なんか世の中って、搾取する側と搾取される側で成り立ってると思ってるんですね。で、いまスターダムに所属してる人たちって、搾取されてる側だなって思うんですよ。だからスターダムの飼い犬たちって呼んでるんですけど、私は搾取される側ではなくて搾取する側になりたい。搾取する側でありたいので、その心地よさというものをスターダムの飼い犬たちにもちょっと味見してほしいのと、搾取されてる側の辛さもまだ存分に味わっててほしいなっていう、ふたつの気持ちがあって、搾取される側の辛さを味わわせるのと、搾取することの喜びも同時に味わわせたいなっていう、そういうふうになるようなことを考えてます」