『スターダム旗揚げ14周年記念大会 STARDOM Supreme Fight in KORAKUEN 2025 Feb.』
2025年2月2日(日)
東京・後楽園ホール(観衆1,614人<超満員札止め>)
第0試合5分1本勝負 | ||
△鉄アキラ |
時間切れ引き分け |
姫ゆりあ△ |
1・25高田馬場2連戦でデビューを飾った鉄アキラと姫ゆりあが2戦目にして一騎打ち。この試合で勝った方がもちろん初勝利を手にすることになる。ここから始まる同期のライバル闘争で先手を取るのはどちらか?
ゆりあが歩を進めると、アキラが挑発的に「お願いします!」と応じる。ロックアップからゆりあがロープに押し込んでブレイク。アキラがヘッドロックにとると、ゆりあが取り返して締め上げる。腕の取り合いからアキラがヘッドロック。ゆりあが取り返すが、アキラがもう一度ヘッドロックでグラウンドに移行する。ゆりあがエスケープすると、猛然とエルボーで向かっていく。アキラも応戦しエルボー連打。コーナーに叩きつけると串刺しでドロップキック。さらに3連発打ち込んでカバー。ゆりあが返すと、アキラが「きかねえぞ!」「こんなもんか!」とエルボーを受けて立つ。アキラがやり返し突進、そこにゆりあがドロップキック。残り1分。ゆりあがボディースラムからランニングギロチン。アキラが返すと、首を取ってスープレックス。ボディースラムの構えをゆりあが丸め込みカウントが入ったところでタイムアップ。時間切れの引き分けとなり、両選手とも初勝利は持ち越しに。
鉄アキラコメント
姫ゆりあコメント
8人タッグマッチ | ||
●舞華 |
9分20秒 毒グモデスドロップ→片エビ固め |
渡辺桃 |
白川未奈 | テクラ○ | |
月山和香 | 吏南 | |
HANAKO | 稲葉あずさ |
E neXus Vの舞華&白川未奈&月山和香&HANAKO組とH.A.T.E.の渡辺桃&テクラ&吏南&稲葉あずさ組が8人タッグマッチで全面対決。現NEW BLOODタッグ王者の月山&HANAKO、前王者の吏南&あずさのリマッチも注目される闘いだ。そして、現在の立ち位置に疑問を抱き、テクラに声をかけた舞華に進展はあるのか?
舞華がテクラに向かい手を差し出す。テクラも手を差し出すが、H.A.T.E.が襲いかかり、テクラは不敵な笑みを浮かべる。H.A.T.E.が場外戦でEXVを圧倒。テクラは舞華にリング下でエルボー連打。戻った吏南がムチで月山を殴打するとヘアーホイップ、クソババア扱いして顔面を踏みつける。あずさのカバーを月山が返す。あずさと桃がミドルキックの挟み撃ち。桃は月山の顔面を踏みつけロープに固定、H.A.T.E.が加わりポーズを決める。月山のエルボー連打に桃が仁王立ち。桃がミドル一発で月山を倒す。しかしHANAKOが乱入し桃にボディースラム、月山がヒップアタック。白川が桃をかいくぐりコルバタ式河津落とし。吏南とあずさが乱入するが、白川があずさと吏南をまとめて攻撃。HANAKOがH.A.T.E.に次々と串刺しボディーアタック。HANAKOと白川が合体で桃にプレス。桃が返すと、白川がDDT狙い。桃が切り返してミドルキックの連打。白川がキャッチして突進するが、桃がブレーンバスター、ミドルキック。テクラが白川を「オッパイサーン」と挑発しながら顔面を蹴飛ばし、フェースロックへ。テクラの突進を白川がかわすと、月山がドロップキック。舞華がテクラの前に仁王立ち。手を差し出すと、引き起こして手を握る。テクラがエルボーを放つと舞華も応戦。エルボーの打ち合いからテクラがカウンターのエルボー、ビッグブーツ。テクラのダイブを舞華がかわすが、H.A.T.E.が攻撃、テクラがバズソーキック。舞華のエルボーを阻止してテクラが手を握る、テクラが張り手、白川がローリングエルボー、EXVが合体でテクラを攻撃し、舞華がラリアット。テクラが返すと、舞華はみちドラ狙い。テクラが切り返し丸め込むが、月山がカット。混戦から桃が舞華を引き起こしテクラとバズソーの競演。舞華がかわすが、テクラが白川を場外に送り出す。場外ではH.A.T.E.がイス攻撃。舞華の後方からのラリアットがかわされ、レフェリーに誤爆。桃がバットで殴打。テクラと桃がバズソーの挟み撃ち。そしてテクラが毒グモデスドロップ。3カウントが入り、テクラが舞華をフォールした。試合後もH.A.T.E.が凶器でEXVを攻撃。吏南はイスの上へ白川にピンクデビル。桃がバットでHANAKOを攻撃。テクラは白川をイスで殴打、桃が舞華の首をバットで締め上げる。やりたい放題でH.A.T.E.が退場。
テクラコメント
舞華コメント
タッグマッチ | ||
○妃南 |
10分6秒 変型ジャックハマー→片エビ固め |
星来芽依 |
レディ・C | 梨杏● |
浜辺纏の負傷欠場によりカードが変更。当初は星来芽依vs妃南vs梨杏の3WAYマッチが予定されていたが、カード変更からレディ・Cが加わり妃南とのタッグを結成。ゴッズアイのチームで星来&梨杏組と対戦する。
レディと梨杏が先発。ロックアップから一気にレディがロープに押し込みブレイク。梨杏が足を踏みつけてストンピング連打からヘッドロック。レディがロープに振るが、梨杏が踏みつけてクロスボディーへ。レディが受け止めてジャイアントスイング20回転(明日が梨杏20歳の誕生日)。妃南がボディースラムを梨杏に3連発。レディが梨杏に「20歳おめでとう!」と逆水平。梨杏がエルボー連打で向かっていくが、レディが一発で吹っ飛ばす。梨杏がスタナーからクロスボディー。星来がレディにラリアット。しかし、妃南がダッシュを妨害しレディと合体。星来が2人をかいくぐりクローズライン。スワンダイブ式ミサイルキックでまとめて吹っ飛ばす。レディが返してビッグブーツ。妃南が星来に串刺しニーアタックからドロップキック。返した星来がカウンターでドロップキック。梨杏が串刺しドロップキックからドロップキック。妃南が返すと、梨杏はボディースラムの構え。妃南がこらえて払い腰で叩きつける。梨杏が丸め込みからフットスタンプ連打も、妃南が返す。梨杏はフィッシャーマンの体勢。妃南がこらえて串刺しで突進。梨杏がかわすと星来のアシストからコルバタを決める。梨杏は妃南をボディースラム。妃南が返すと、梨杏はフィッシャーマン狙い。妃南が切り返し、レディとネックブリーカーの競演。妃南が変型ロックボトムで叩きつけるが梨杏が返す。妃南はフィニッシュを宣言、梨杏が切り返すと、星来のアシストから丸め込みへ。しかし。レディのカットが間に合う。梨杏の突進をレディが抱えて妃南がネックブリーカー。妃南はフィニッシュを宣言して、滞空時間の長い変型ジャックハマー。梨杏が返せず妃南がフォールを奪った。
チーム教室コメント
星来芽依&梨杏コメント
クマ・コントラ・クマ時間無制限1本勝負 | ||
○コグマ |
11分16秒 ダイビングボディープレス→片エビ固め |
八神蘭奈● |
コグマとゴッズアイのクマポーズをめぐる遺恨がシングルマッチに発展。1・26高田馬場でおこなわれたタッグマッチ、葉月&コグマ組vs朱里&八神蘭奈組ではコグマが八神蘭奈から直接フォールを奪い、コグマと八神のクマ(やる)・コントラ・クマ(やらない)が決定した。試合条件はコグマが敗れた場合、「今後ゴッズアイにクマポーズを強要しない」。そして八神蘭奈が敗れた場合は、「いままでの分を取り戻すべく全力でクマポーズをする」こととなる。はたして、クマポーズの行方は?
朱里を筆頭にゴッズアイ勢が“絶対にクマをしない女”八神をリングに迎え入れる。“クマから始まる無限大の可能性”を主張するコグマが葉月と羽南に迎え入れられる。コグマが歩み寄ると八神が首を振る。ゴングが打ち鳴らされコグマがクマポーズ。八神はバツを手で作る。コグマが歩み寄ると八神は揺れながらポーズを作りかける。リング下から朱里は「やらないよねえ!」。八神は「やらない!」と言い切り向かっていく。Sルト子gマガクマポーズ。バックにまわり手を取るが八神が払い除けて「組まするわけねえだろ」とサッカーボールキック。しかしコグマが後ろ、前からの蹴りをかわし丸め込む。コグマがクマポーズを見せると八神はバツで対抗。八神がローキック、コグマは「八神なんでやらないんだ」とエルボー、八神は「できねえんだよ」「ゴッズアイハできないんだよ!」とやり返す。「ゴッズアイやってるヤツいるだろ」とコグマ。「誰だよ!」と八神。「鹿島沙希だよ」とコグマ、「アイツはいいんだよ!」「言わせんじゃねえよ」と八神。エルボーの打ち合いとなり、八神が猛打。コグマがカウンターのエルボーで両者倒れ込む。八神が先に立ちあがり、串刺しハイキック、ドロップキック。コグマが返すと八神が腕十字。ロープに追い込み「クマで来ねえんだよ!」と八神がキック、エルボードロップ。八神が両手を取ってアームブリーカー、両手を踏みつけクマポーズ封じ。コグマがDDT、キャメルの体勢にいこうとすると八神が丸め込む。クマポーズをさせない八神だがネックブリーカーを食らうとキャメルにつかまる。コグマは強制クマポーズをさせることに成功。リング下では朱里が絶叫。コグマがコーナーに上がると八神が蹴落とす。八神が場外のコグマにエプロンからミドルキック。八神はコグマをリングに戻し、ミドルキック連打。コグマがキャッチも八神がミドルでダウンさせ、サッカーボールキック。コグマが返すと、八神がマットに叩きつけるが2カウント。八神がマウントパンチ連打、コーナーに上がるとコグマが追いつきバックを取る。八神が阻止してトップへ。コグマが雪崩式ガンスタン。八神が立ちあがりハイキック、ゼロ戦キック。コグマが返すと、八神の蹴りをかわして120%スクールボーイ、八神が切り返すが2カウント。コグマがスイングスリーパーから胴締めスリーパーへ。八神がなんとかエスケープ。コグマが中央に寝かせてダイビングボディープレスをクマポーズをして放つ。八神が返せずコグマが勝利した。
コグマ「八神、強いね。ビックリした。終始ヒヤヒヤした。今日も120%で取ってやろうと思ってたのに、でも八神の気持ちすごい伝わった! どうしてもクマをやりたいって気持ち!」
八神が首を振る。
八神「自分、デビューして1年経ってゴッズアイで強くなりたいと思ってきたし、人間としてもまっすぐなりたいと思ってやってきました。ゴッズアイに、八神蘭奈に、二言はありません! でもコグマさん、お願いがあります。この満員の後楽園で最高のクマコールをお願いします」
コグマ「八神、もう大好き! 当たり前じゃん。クマコール、一番いままでデッカイクマコール起こすから、一緒にクマやろう! みんな頼みましたよ。バルコニーのみんなも。いきますよ、せーの!」
場内クマコール。コグマがクマポーズを決めると、八神も一緒にクマポーズ。セコンドの朱里は頭を抱えながら倒れ込む。
コグマ「朱里さん、朱里さん、朱里さん、アナタもきっと“そのとき”が来ることを楽しみにしててくださいね!」
朱里は頭を抱えながら走って退場。
コグマ「八神、クマおめでとう。これから、今日から、クマ八神、解禁でお願いします」
八神がマイクを奪い取る。
八神「いまのが私の人生最後のクマなんで。私はもうクマをしないし、コグマさんにも負けません! 今日クマやったんで、誰よりも早く出世するんで、見とけよ」
コグマコメント
「クマ・コントラ・クマ、私は今日ね、これ、“タイトルクマッチ”だと思ってベルトはないけど、クマを真剣にかけてる身として、大勝利。八神も、まあやっぱ、八神に二言はないから、まっすぐ生きてる八神の精いっぱいのクマ、今日は見れて私が勝って、ちょっとダメージがきついけど、今後もゴッズアイ、クマ狙っていきます。次は、アナタかもしれない!」
八神蘭奈コメント
「ハイ、クマ・コントラ・クママッチ、私が負けて満員の後楽園でクマをやらされたことは、一生の不覚ですが、クマ今日やったからにはスターダムの誰よりも早く、誰よりも一番上に出世してやりたいと思います。オマエら見とけよ!」
6人タッグマッチ | ||
●水森由菜 |
7分41秒 回転エビ固め |
刀羅ナツコ |
さくらあや | 琉悪夏 | |
玖麗さやか | フキゲンです★○ |
コズミックエンジェルズの水森由菜&さくらあや&玖麗さやか組とH.A.T.E.の刀羅ナツコ&琉悪夏&フキゲンです★組が6人タッグマッチで対戦。前回の後楽園でアーティスト・オブ・スターダム王座に挑戦、コズエン同門対決で王者組に肉薄した水森組には、さらなる進化が求められる試合となりそうだ。
水森組が奇襲を仕掛けて試合開始。玖麗がフキゲンを捕まえてボディースラム。フキゲンが反撃し、琉悪夏がコーナーで捕獲、ショルダータックルで吹っ飛ばす。水森とさくらがカットに入るもH.A.T.E.が排除しナツコと琉悪夏でショルダータックル、琉悪夏、ナツコがボディープレス。玖麗が琉悪夏にエルボー連打。ナツコが玖麗に水を噴射し、琉悪夏がセントーン。玖麗がドロップキックを琉悪夏に連打。さくらが琉悪夏にドロップキック。2発目をナツコが妨害し、琉悪夏とクローズライン。さくらがかわして次々に串刺しニールキック。琉悪夏がさくらにクロスボディー。フキゲンがさくらにブレーンバスターを予告、玖麗がカットしダブルを狙う。フキゲンが切り返すが、さくらと玖麗がダブルでドロップキック、水森がギロチンドロップ。水森がフキゲンにチョップ。フキゲンが串刺し攻撃を狙うと玖麗がカット。ナツコがまとめてラリアット、フキゲンが水森にセントーン。フキゲンがあらためて水森にブレーンバスター、と見せかけ丸め込む。返した水森がフキゲンと丸め込みの応酬。スーパーガールにいくがH.A.T.E.がカット。玖麗とさくらがコーナーからダイブし、水森がラリアット。しかし、フキゲンの肩が上がる。水森のラリアットをフキゲンがかわして丸め込むと3カウントが入った。
さくらあや&玖麗さやか&水森由菜コメント
8人タッグマッチ | ||
岩谷麻優 |
11分51秒 白虎 |
朱里○ |
羽南 | 鹿島沙希 | |
葉月 | 稲葉ともか | |
●向後桃 | 虎龍清花 |
STARSの岩谷麻優&羽南&葉月&向後桃組とゴッズアイの朱里&鹿島沙希&稲葉ともか&虎龍清花組が8人タッグマッチで激突。当初は岩谷&羽南&葉月&向後&浜辺纏組vs朱里&鹿島沙希&レディ・C&稲葉ともか&虎龍清花組が発表されていたが、浜辺が負傷のため初の欠場となり、カードが変更された。Sareee自主興行でのSareeevs朱里が決定した朱里が、IWGP女子王者・岩谷と対戦。Sareee、朱里ともIWGP女子王座取りを公言しており、どちらが先に岩谷を振り向かせるかの闘いにもなってくるだろう。まずは朱里が岩谷と直接対決、その思いをどこまで伝えることができるかが今後に向けてのカギとなる。
羽南と虎龍の先発でゴング。ロックアップから虎龍がニーに連打、腕十字を狙うと羽南が反転してカバー、返されるとドロップキック。STARSが虎龍に連係で攻撃し、4方向からドロップキック。欠場・飯田沙耶のオマージュか、向後、岩谷、羽南、葉月が虎龍をコーナーに追い込んで逆水平。葉月は虎龍に顔面ウォッシュの洗礼。羽南が虎龍にボディースラム。虎龍がローキック連打から延髄斬りを羽南に見舞う。ともかが羽南に二段蹴り、ともかと鹿島が二段蹴りの競演。ともかが鹿島を持ち上げて「もやし落とし」を宣言。羽南と向後の上に叩きつける。羽南がともかにクロスボディー、ランニングエルボースマッシュ。葉月が串刺しエルボーからミサイルキックをともかに投下。ともかが返すと、葉月はフェースロック。鹿島が乱入し葉月にコルバタ。朱里が葉月にサッカーボールキック、PK。葉月が丸め込み、岩谷のキックから葉月がコードブレイカー。向後がスワンダイブ式ミサイルキック。619を朱里がかわすが、向後がボディーアタック。朱里がヒザ十字も向後がエスケープ。羽南が朱里をカットしSTARSで連係攻撃、合体フェースクラッシャーを狙う。しかし、ゴッズアイに阻止されてしまう。朱里が向後にサッカーボールキック、サソリ固め。しかし、葉月がドロップキックでカットする。STARSが朱里に合体フェースクラッシャー。向後が朱里にネックブリーカー、ノーザンライト。10分経過。向後が朱里へ619DDT狙い。朱里が切り返して持ち上げるが、岩谷がトラースキック、向後がマヒストラル。向後がトラースキックも、朱里がニーアタック。朱里が白虎にいくと向後がギブアップした。するとH.A.T.E.が乱入、小波が朱里を引き起こすと虎龍がキック。小波と虎龍が乱闘。朱里が小波を睨みつける。
小波「おい、後楽園のクソども。そして朱里。久しぶりだな。(虎龍へ)で、オマエは誰だ? まあ誰でもいいんだけど、ゴッズアイはまだこんな仲良しごっこやってるんだ。それもすぐに終わらせてやるよ」
朱里「小波! 待ってたよ。両国のつづき、とことんやりあおうじゃない」
God’s Eyeコメント
朱里「えー、2月2日後楽園ホール、お客さん超満員、メチャクチャ嬉しいです。そして今日試合後に小波…久しぶり、待ってたよ。両国の続き、小波はあんなもんじゃない。とことんやり合おうよ」
虎龍「私も両国に乗り込んだ日、朱里さんと小波さんの試合をすごく楽しみにしてきました。それなのにH.A.T.E.は反則、武器…そんなんでプロレス、メチャクチャにして私が1年前闘った小波さんとはまったく別物でした。今日も私のこと覚えてないみたいだったけど、私が絶対に思い出させます」
STARSコメント
岩谷「後楽園大会でSTARS4人で組んで。コグマはさっきシングルマッチで勝って八神にクマをさせたりとか…まぁ飯田はね、ちょっと欠場してて出れないかわりに自分たちが飯田の魂を込めてチョップを打ってきたので、これからも…、今日はすごい後楽園が満員だったので、これからもずっと満員状態にもっていけるよう、自分たちも頑張っていきたいと思います。今を信じて、明日に輝け、We are STARS!」
アーティスト・オブ・スターダム選手権 | ||
〈王者〉 |
18分12秒 あずみ寿司 |
〈挑戦者〉 |
中野たむ | スターライト・キッド | |
なつぽい | AZM○ | |
●安納サオリ | 天咲光由 |
※中野組が3度目の防衛に失敗、キッド組が第34代王者となる。
アーティスト・オブ・スターダム王者の中野たむ&なつぽい&安納サオリ組が3度目の防衛戦でネオジェネシスの挑戦を受ける。ネオジェネはユニットリーグ戦を制し、アーティスト、ゴッデスへの挑戦を表明。まずはスターライト・キッド&AZM&天咲光由組でのアーティスト王座取りを狙う。ユニットリーグ戦で優勝し、ユニットでのタイトル総取りを宣言しているネオジェネにとって、ユニットのタイトルであるアーティストのベルト取りは絶好のスタートだけに、絶対にモノにしたいところ。一方のコズミックエンジェルズ最上級トリオは、E neXus Vから奪取し、H.A.T.E.、コズエン同門を退けてきた。そして今回、初めてネオジェネを迎え撃つ。この試合を制した方がユニット闘争の主役となりそうだ。
ゴング前にネオジェネが奇襲のドロップキック、AZMとキッド、天咲がなつぽいを攻めてドロップキック。天咲が串刺しエルボー、なつぽいがドロップキック。安納が天咲にミサイルキック。中野が天咲をコーナーに追い込んで攻撃。中野となつぽいでバックキック、安納がビッグブーツ、トリオでドロップキック。天咲が返してエルボー。中野は「そんなもんかよ」「もっとこいよ」とエルボーを受けて立つ。天咲が突進しDDT狙いも中野が切り返して張り手、天咲が飛びついてDDTを決める。キッドが中野へドロップキック。なつぽいがキッドを止めるが、キッドが鉢合わせにして中野にコルバタ。キッドは安納にムーンサルトアタック、その場跳びムーンサルトプレス。中野が返すと、キッドはフィッシャーマン狙い。中野が切り返して「なめんじゃねえ」とドロップキック。なつぽいがボディーアタックから腕十字、腕固め。なつぽいのドロップキックをキッドがかわしエプロンからレッグブリーカー、ドラゴンスクリュー、リングに戻りストレッチマフラー。AZMが安納、天咲が中野を捕獲してキッドを援護する。なつぽいがエスケープすると、蹴りが交錯。なつぽいがエルボー、キッドが受けて足を踏み、ヒザを蹴飛ばす。キッドはヒザにドロップキック、なつぽいがエルボー連打。なつぽいが「こいよ!」と受けると見せかけバックキック。キッドがブレーンバスター。キッドはなつぽいに旋回式ダイビングボディープレスもかわされる。なつぽいがキッドを引き起こしフェアリングリング狙い。キッドが切り返すと中野とトラースキックの競演、なつぽいがドロップキック、強引にポイ捨てジャーマン。キッドが後方からダブルニーアタック。なつぽいがバックキックで両者ダウン状態。AZMが延髄斬りをかわして安納にブレーンバスターを連発、安納もブレーンバスターをやり返し10分経過。安納の突進をAZMがかわすと、ネオジェネがトリプルドロップキック。AZMが安納へミサイルキックからワキ固め。安納がエスケープすると、なつぽいが乱入しAZMにエルボー、安納となつぽいがトラースキックの競演、AZMとキッドに見舞うと、2方向でコーナーへ。AZM、キッドが雪崩式アームホイップからダイビングフットスタンプ、王者組がトリオでジャーマンの競演。王者組はトリオでコーナーに上がり3方向にダイブ、中野となつぽいは場外へ、安納はAZMにミサイルキックからフィッシャーマン。AZMが安納にハイキック、ジャーマンでホールド。安納が返すと、挑戦者組が合体で安納を叩きつけ、キッドが旋回式ダイビングボディープレス、AZMがダイビングフットスタンプ。しかし、中野となつぽいがカットする。AZMがバズソーキックからフィニッシュを宣言し、安納にカナディアンデストロイヤー狙い。切り返した安納がジャーマン。しかし、AZMが返してみせる。15分経過、安納が叩きつけ、なつぽいがフェアリアルギフト。中野がAZMにタイガー。しかし、キッドと天咲がカット成功。「決めろ!」と中野がタッチし、安納がタンタンドル。しかしキッドのカットが間に合う。安納はAZMにジャパニーズオーシャン狙い。あずみ寿司で切り返すがギリギリで安納が返す。安納が延髄斬り、AZMがヌメロウノ。安納がポテリングも天咲がカット。天咲が安納にDDT、AZMと天咲がダブルで安納をマットに叩きつけるが、なつぽいがカットする。キッドがなつぽいにタイガードライバーで分断。AZMが安納にダブルアーム式カナディアンデストロイヤー(一丁あがり)、あずみ寿司。3カウントが入り、AZMが安納をピンフォールした。
AZM「ベルト取ったぞ~! 私、AZM? AZM? ありがとう、ハハハ。(アズミコールに)うわー、ありがとう。ありがとー! 私は5年ぶりにピンクのベルト戻ってきたぞ~! あー、嬉しい。オイ、中野たむ、誰がキッドの糞だって? ナメんなよ、先輩だぞ! まあね、このメンバーでベルトが取れてとっても嬉しく思いま~す。もう嬉しくて言葉がぜんぜん出てこない、どうしよう。そうだね。頭がまわらなくてすみません。まあね、このままネオジェネシスね、2冠王者2人いるんですよ~。素晴らしいね。このままネオジェネシスがすべてのベルトをかっさらっていきますんで、楽しみにしといてください。そしてね、このあと鈴季すずが赤のベルトの挑戦が待ってるんで、鈴季すずの応援も、よろしく~」
スターライト・キッド&AZM&天咲光由コメント
AZM「ネオジェネシスがアーティスト取りました! いやあ、メチャクチャうれしい」
キッド「リーグ戦優勝してのこれは…」
AZM「もう流れ完璧じゃない?」
キッド「完璧でしょう」
AZM「光由ともずっとベルト巻きたかったし、キッドもずっと対角にいて、やっと一緒にベルトが巻けて」
キッド「ホントだ」
AZM「とってもとってもこれは価値のある勝利なんではないでしょうか。中野たむにはキッドの糞とか言われたけど」
キッド「撤回しろ」
AZM「そうだよ、ホントに。でもね、中野たむのおかげで私は火がついたと思ってるし、それはコズミックエンジェルズにすごく感謝してます。またね、なつぽいともサオリともたむとも、やり合いたい。なつぽいからまた取っちゃったよ」
キッド「ナツポイからワンダーもアーティストも奪っちゃいました。もう奪うものないんじゃないの(笑)。でもなつぽいの私の好きな目なかったよね。っていうかさ、ベストユニットの受賞を何度もしてて、スターダムのなかでも特にユニット色が濃いコズエン、しかも最上級トリオから取ったというのはさ、もう胸張って自信を持ってスターダムのユニットの中心は私たちネオジェネシスですと言っても過言ではないのでしょうか!」
AZM「そうだよ、そうだ、そうだ。取っただけでもすごい価値があると思ってるし、これからもね、コズエンよりも価値上げていこう」
キッド「そうだ、取ったらね言いたかったことがあるんだ。最上級トリオはちょっと強すぎる」
AZM「強い」
キッド「けど、そんな最上級から取った私たち、もっと強い。だけど、アーティストさあ、もっともっと若手も食いついてきていいんじゃないかって私は思ってるんだけど。フューチャーチャンピオンの光由もいるし、こうして若手とキャリアのあるトリオでもいいし、若手だけのトリオでもいいんで、フューチャーとかNEW BLOODに限らず、もっと若い選手も食いついてきてもいいんじゃないですか。これだけユニットと選手がいるんだから、もっともっとスターダム内アーティストで活性化させていきましょうよ。と思ってんのよ。ちょっと最上級は強すぎた」
AZM「いいんじゃないですか。でも勝ったからウチら」
キッド「ウチら強いんだけど」
AZM「光由も言ってたもんね」
キッド「(アーティストは)ユニットの軸みたいな」
天咲「ユニットの軸が挑戦するものだと思ってたけど、私はネオジェネシスに入って、この中心にいると思ってるし、みんなそうあってほしい」
キッド「そこからだってフューチャーとかワンダーにつながる可能性だってあるかもしれないし。もっともっときていいんだよって思ってます」
天咲「しかもフューチャーと言えば、こんどHANAKO。挑戦者決まってるんだけど、どうかな?」
キッド「どこでやるの?」
天咲「次、遠征ありますよね。最終日、(2・12)大坂?」
AZM「いいんじゃない、関西で」
天咲「関西だし、ちょうどいいんじゃない? (京都の)となりだけど。京都は今回なかったからね。大阪で待ってるから。楽しみです」
キッド「これからもネオジェネシスを…」
3人「よろしくー」
中野たむ&なつぽい&安納サオリコメント
ワールド・オブ・スターダム選手権試合 | ||
〈王者〉 |
16分23秒 旋回式スタークラッシャー→片エビ固め |
〈挑戦者〉 |
○上谷沙弥 | 鈴季すず● |
※第20代王者が初防衛に成功。
年末の両国国技館で中野たむを破り、初めてワールド・オブ・スターダム王座を手にした上谷沙弥が初防衛戦。相手はネオジェネシスの鈴季すずだ。鈴季は23年の5★STAR GPに優勝、その年の12月、両国にて舞華との王座決定戦に臨むも、舞華の5★STAR GPリベンジによって赤いベルトには届かなかった。それ以来のチャンスとなるこの試合で、新王者・上谷を鈴季すずの世界に巻き込むつもりでいるが、どうなるか? 赤いベルト初戴冠の上谷にも今後の試金石となるべき防衛戦。ヒール上谷の防衛ロードが本格的にスタートするのか、それとも?
両者コーナーから動かず、ゆっくりとhを進める。ロックアップから上谷がヘッドロック。鈴季がロープに振り、上谷の蹴りをつかんで阻止、上谷が挑発しエルボー、不敵な笑みを浮かべて鈴季のエルボーを受けて立つ。エルボーの応酬から上谷がエルボーを打ち、リング下にサッとエスケープ。鈴季が追いかけようとすると上谷がカムバック。鈴季が戻ると上谷がリング下におりる。鈴季が追うと上谷はリングへ。上谷がスライディングキックから場外にスワンダイブ式プランチャ。上谷はリング中央でイスに座り、鈴季のカムバックを待つ。すると鈴季もイスを取り出し、リングサイドで座り込む。「オマエがこいよ!」と言い合い、鈴季が戻ると上谷がスリーパー、チンロック、ロープに固定し水をかけるとカカト落とし。上谷は片足でカバー、鈴季が返す。鈴季がカウンターでエルボー、鈴季が走るとセコンドがリング下から脚を引く。上谷はエプロンで攻撃。鈴季が切り返し、エプロンでパイルドライバー。場外戦となり、鈴季がボードに上谷の顔面を打ちつけていく。水を噴射してお返ししてみせると、傘で殴打。鈴季のあと、19カウントで上谷が生還。鈴季は串刺しニー連打も2カウント。テキーラショット狙いを上谷が切り返して丸め込む。鈴季が返すと上谷は二段蹴り。10分経過、2発目をかわして鈴季がテキーラショット。上谷が返すと、鈴季がジャーマン狙い。上谷が切り返しフットスタンプ。鈴季がヘッドバット、上谷もヘッドバットをやり返す。ヘッドバットが交錯して、両者ダウン。両者立ちあがると上谷がニールキック、ミサイルキック、後方にスープレックスで叩きつけるが2カウント。スタークラッシャー狙いを切り返して鈴季がエルボー、上谷が突進をかわすがコーナーに叩きつけられる。鈴季がコーナーに乗せて、トップから雪崩式ジャーマン。ジャーマ
ンをロコモーション式で連発するが、上谷がクリアー。ならばと鈴季は、もう一発ジャーマン。上谷が返して15分経過。鈴季がバズソーキック、コーナーに上がると上谷が立ちあがり、エルボー連打から雪崩式フランケン。しかし、鈴季の肩が上がる。上谷が鈴季を引き起こし、スタークラッシャー狙い。鈴季が切り返してエルボー、張り手が交錯、鈴季がトラースキックからジャーマン。上谷が後方からフランケンシュタイナー、鈴季も後方からやり返す。上谷がもう一発後方から決めてカバーも2カウントどまり。上谷が旋回式のスタークラッシャーを決めると3カウントが入った。
上谷「すず…オマエ、本当にアタマおかしいな! でも、今日あらためて闘って思ったよ。オマエ、本当最高だわ。今日さ、この後楽園っていう最高な会場で、最高なヤツらと、この最高のベルトを懸けて闘えたこと…オマエも感謝しろよ!」
上谷がマイクを投げ捨て、アッカンベー。
鈴季「沙弥様、ぜひ、しもべにならせてください」
鈴季が跪くと、上谷は足を出して舐めさせようとする。鈴季はなめようとする一歩手前で…。
鈴季「な~んて言うと思ったか、バーカ! オマエの、オマエの足、やっぱりクセーよお! まあ、でもよ…負けは素直に認めるよ。今日、セミでネオジェネ、ベルト取った?取った! そっか…。いや、そっか…。ひとつだけ、今日オマエと闘って私の本当にやりたいことが見えた気がしたよ。ありがと」
鈴季が握手を求めると、上谷はアッカンベー。鈴季が退場。
上谷「オマエらどうだー。これがスターダム史上最大の悪夢だーー! 次の赤の防衛戦、うーん…」
前王者・中野たむが現われる。
中野「上谷、赤いベルト返してもらう!」
上谷「いやいやいやいや、は? オマエさ、この前負けたばっかだよね? 何様のつもりだよ。もしかしてオツム弱いのかな? ねえ覚えてる?」
中野「あんなやり方のまま終われるわけないだろ! アンタはな、人の心も、プロレスも踏みにじったんだよ。偽りのチャンピオンだろ!?」
上谷「ハイハイハイハイ、わかった、わかった、わかった。落ち着いて、落ち着いて、落ち着いて。じゃあ、かわいそうなたむちゃんのために、ひとつ提案してやろうか? 2月24日栃木(宇都宮)、オマエさ、玖麗と組めよ。タッグマッチやろうぜ。でさ、でさ、でさ、わかった。オマエが勝ったらオマエの望み、な~んでも叶えてやる。ただ、オマエが負けたらさ、(玖麗を引っ張り出して)コイツ、私が奪ってやるよ」
中野「放せ! オイ、放せよ。放せって言ってるだろ」
中野の突進を上谷がかわすが、玖麗がときめきスピアを放つ。
玖麗「たむさん、私だってあんなやり方で、あんなやり方で取るのは違うと思う。栃木(宇都宮)、やってやりましょう! 私は自分の身は自分で守れます。たむさん! 私のこと信じてください」
中野「信じる…。上谷、やってやるよ!」
上谷「ってことで決定で~! 栃木(宇都宮)でオマエとは永遠に、さよならだ」
上谷沙弥コメント
「すず~! やっぱりさ、オマエ本当にアタマおかしいよな、狂ってるよ。ただ今日ね、この満員の会場。そして後楽園っていう地で、この最高のベルトを懸けてオマエと闘えたこと、本当に気持ちよかったよ。あとね、そう2・24栃木(宇都宮)、まあいろいろとリング上で決まりましたけども、玖麗とたむとね、闘うタッグマッチ決定しました。言った通り、アイツが中野たむが勝ったら、ど~んなお望みでも叶えてやるよ。ただわかってるよな? オマエ負けたらさ、タダですまないからな。玖麗、アイツを私のもとへ。ぜーんぶ奪ってやるよ。これが沙弥様の第二の計画だ」
中野たむ&玖麗さやかコメント
「(上谷の腰に)ベルトを巻いたときのあの屈辱。まだこの手に残ってるよ。オマエを絶対、許さない! 絶対にだ。赤いベルト必ず取り戻す! 2・24宇都宮…玖麗、巻き込んでゴメン。でも、絶対に守る。負けることなんて考えてないから」
玖麗がうなずいて、「絶対に…私のこと信じてください」
「うん、信じてる」
鈴季すずコメント