『STARDOM 鹿沼大会』
11月21日(土)ニューサンピア栃木(観衆170人/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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飯田沙耶 |
6分21秒 |
ルアカ |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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里歩 |
6分44秒 |
上谷沙弥 |
○ゴキゲンです☆ |
レディ・C● |
◆3WAYマッチ 15分1本勝負 |
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AZM |
4分16秒 |
妃南 |
※もう一人はビー・プレストリー
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○朱里 |
11分26秒 |
刀羅ナツコ |
舞華 |
鹿島沙希 |
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ひめか |
吏南● |
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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中野たむ |
13分48秒 |
岩谷麻優 |
白川未奈 |
スターライト・キッド |
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○ウナギ・サヤカ |
羽南● |
◆タッグマッチ 30分1本勝負 |
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林下詩美 |
16分43秒 |
ジュリア |
○渡辺桃 |
なつぽい● |
試合詳細レポート
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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飯田沙耶 |
6分21秒 |
ルアカ |
飯田沙耶とルアカがオープニングマッチで一騎打ち。11・15仙台では舞華の保持するフューチャー・オブ・スターダム王座に挑戦もベルト奪取はならなかった飯田。しかし、タッグリーグ戦やシングルのタイトル戦でも高い評価を得た。そんな飯田にルアカが挑む。ルアカにとってはチャンスの一戦。近い将来のフューチャー戦となる可能性もある両者のシングルマッチだ。
ゴングが鳴らされると慎重に組み合い力比べ。飯田がヘッドロックにとるとルアカがロープに振ろうとするが飯田がこらえる。ルアカがロープに振るとショルダータックルをぶつけ合う。ルアカが打ち勝ち飯田を吹っ飛ばす。ルアカはボディースラムからカバー。飯田が返すと、ルアカが突進してビッグブーツの連打。3発目狙いを飯田が受け止め逆水平でコーナーに追い込む。ルアカが返すと、飯田は予告してボディースラムの構え、ルアカが切り返そうとするが飯田が投げきる。飯田は逆エビ固めもルアカがエスケープに成功。飯田はストンピングからロープに固定し、背中へのドロップキックを放つ。中央に持っていくとノーザンライトの構え。ルアカがこらえるとカウンターのクロスボディーアタック。ルアカは飯田にフィッシャーマンスープレックス。飯田が返すと、ルアカがビッグブーツ。かわした飯田が逆水平の連打でルアカを倒す。飯田はフィニッシュを宣言し逆片エビ固め。しかしルアカがロープに到達。ならばと飯田が引き起こすが、ルアカがスモールパッケージ。返した飯田がミサイルキック投下。ルアカが返すと、飯田はフィニッシュを予告して逆エビ固め。ルアカがギブアップし飯田の勝利となった。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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里歩 |
6分44秒 |
上谷沙弥 |
○ゴキゲンです☆ |
レディ・C● |
里歩&ゴキゲンです☆はゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦にエントリーしたチーム。対するは上谷沙弥&レディ・C組。レディ・Cは11・14後楽園で飯田沙耶を相手にデビューも翌日の仙台大会を体調不良により当日になって急きょ欠場。よってこの試合が復帰戦となる。第2戦で初めてのタッグマッチ。パートナーも対戦相手も初めての中で身長177センチの爪痕を残すことができるか。
レディが里歩とゴキゲンの握手に応じる。先発をレディが買って出るとゴキゲンと対峙。ゴキゲンはいつものように四方にアピール。一通り終えるとレディとあらためて向き合う。レディが手を差し上げてゴキゲンを誘う。ゴキゲンがジャンプを繰り返すも届かず。すると里歩を肩車してリング中央へ。レディは「ダブルです!」とアピールし上谷を肩車する。両チームが向き合うと肩車を崩した里歩組が攻撃、ロープ対角線に振ると反転されるが、相手チームの同士討ちを誘って扇を作る。
ゴキゲンがレディをコーナーに叩き付け地獄突き。里歩がレディにヘアーホイップからコーナーに追い込んで踏みつける。レディがエルボーで反撃しカウンターのビッグブーツ。上谷が里歩に串刺しニーアタックからドロップキック。里歩が返すと、上谷がミサイルキック投下。上谷はエルボーから突進。里歩がかわして619、ダイビングボディーアタック。上谷がニールキックからその場跳びムーンサルト。里歩がかわしてカバーするが2カウント。ゴキゲンが上谷に地獄突き連打。上谷が側転で翻弄しドロップキック。レディがゴキゲンにショルダータックル4連打。ゴキゲンが返すとレディがエルボーから額をつかんで打撃を許さず。レディと上谷がダブルのビッグブーツ。レディはゴキゲンを持ち上げるが形が崩れる。エルボー連打からあらためてボディースラム。ゴキゲンが返すとレディはチョークスラム。しかし里歩のカットが間に合う。レディは「もう一発!」と予告するがゴキゲンがバックを取る。里歩の地獄突きからゴキゲンが丸めこむと3カウントが入った。
◆3WAYマッチ 15分1本勝負 |
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AZM |
4分16秒 |
妃南 |
※もう一人はビー・プレストリー
当初はAZM&妃南(栃木県出身)のクイーンズクエストとビー・プレストリー&小波の大江戸隊によるタッグ対決が組まれていたが、小波が体調不良により急きょ欠場。この影響を受けて試合は、AZMvs妃南vsプレストリーの3WAYマッチに変更された。図式としてはQQvs大江戸隊の1vs2ハンディキャップマッチとなりそうだが…。
試合が始まるとやはりQQ2人vs大江戸隊1人に分かれる。プレストリーがクローズラインをかいくぐるがAZMが足を引いて妃南がキャメルクラッチ。AZMがプレストリーの顔面を何度も蹴飛ばす。QQがプレストリーをコーナーに振り串刺しドロップキックの連発。AZMが妃南を裏切るがヘッドロックに捕らえられる。バックの取り合いから妃南が払い腰。ボディースラムを狙うとAZMがこらえるも投げきってみせる。妃南がコーナーに振るとAZMがミサイルキック。プレストリーが入るがAZMに丸めこまれる。AZMが飛びつくとプレストリーがこらえるもコルバタで投げられる。AZMが逆さ押さえ込みもプレストリーが切り返しカミゴェの構え。吏南がカットするが2カウント。QQがプレストリーをロープに振ってAZMがミスティカ式ワキ固め。エスケープを許すとAZMはダイビングフットスタンプ狙い。妃南が押さえ込むとAZMは2人まとめてフットスタンプ。QQがダブルで合体しようとするが妃南がコーナーに激突する形でプレストリーが場外転落。AZMが妃南をあずみ寿司で丸めこむと3カウントが入った。
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○朱里 |
11分26秒 |
刀羅ナツコ |
舞華 |
鹿島沙希 |
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ひめか |
吏南● |
朱里&舞華&ひめか組vs刀羅ナツコ&鹿島沙希&吏南(栃木県出身)組の6人タッグマッチは、ドンナ・デル・モンドvs大江戸隊の図式である。朱里は11・15仙台でビー・プレストリーを破りSWA世界王座奪取、アーティスト・オブ・スターダム王座こそ自身が敗れて失ったものの、すぐにリベンジを果たしスターダムでのシングル王座初戴冠をやってのけた。舞華は同大会で飯田沙耶の挑戦を退けフューチャー・オブ・スターダム王座を死守。こちらも王者として波に乗っている。ひめかは渡辺桃にシングルで敗れはしたが、こちらもシングルのベルトを狙える位置にいることは間違いない。とはいえ、今回の相手はアーティスト・オブ・スターダム王座をDDMから奪った大江戸隊(ナツコ&鹿島)で、凶器&反則攻撃は必至だろう。DDMはアーティスト王座奪回に乗り出すか。両ユニットの駆け引きに注目だ。
吏南が「おい、朱里出てこいよ!」と指名し、朱里vs吏南で試合開始、と思いきや大江戸隊が朱里に襲いかかる。3人で攻撃し吏南がカバーするがカウントとは入れられない。朱里が反転しサッカーボールキックを吏南に叩き込む。舞華が吏南に一本背負い。腕を取られるとすぐに吏南がエスケープし串刺しドロップキック。「なめてんじゃねえぞ!」と叫んでコーナーに舞華を追い込む。そこへナツコも加勢する。吏南は舞華にボディースラムの構え、舞華がこらえて巴投げ。吏南が返すと、舞華が突進もナツコが背中を蹴飛ばし吏南が払い腰。鹿島が舞華にビッグブーツ。舞華が突進を止めてケブラドーラコンヒーロ。ひめかがショルダータックル連打で鹿島を吹っ飛ばし逆エビ固め。鹿島がエスケープすると、ひめかが背中へのニーアタック。鹿島が返すと、ひめかのラリアットをかいくぐりドロップキック。ナツコがひめかに串刺しで体当たり。ナツコとひめかがショルダータックルをぶつけ合う。打ち勝ったのはナツコ。つづいて鹿島が突進するがひめかが3人をかわしてコーナーに追い込む。ひめかは吏南を吹っ飛ばすとナツコと鹿島をコーナーに上げてアルゼンチンバックブリーカー。吏南がカットに成功も朱里に追い出される。ひめかのカバーをナツコがクリアー。朱里がナツコにミドルキック乱打、串刺しニーアタック、フロントネックチャンスリードロップ。ナツコが返してエルボーの打ち合いに。ナツコが突進すると大江戸隊が一斉に襲いかかりナツコがフロッグスプラッシュ。朱里が返すと、ナツコは打撃の連打からラリアット。返した朱里が吏南とナツコのラリアットを挟み撃ちで食らう。ナツコが昇天で叩きつけるがDDMのカットが間に合う。舞華とひめかが合体のチョークスラム、朱里がミドルキックでつづく。ナツコが返すと、朱里はニーアタック。しかし吏南のカットが成功。朱里がナツコに投げっぱなしジャーマン。両者ダウン状態からナツコが吏南に託す。吏南が朱里に柔道殺法の連続。朱里が返すと吏南はフィニッシュを宣言しブレーンバスターの構え。朱里が切り返して腕十字も鹿島がカット。10分経過。朱里が吏南にハイキック。吏南がかわして丸めこむ。朱里が返すも吏南がスモールパッケージ。朱里が吏南をマットに叩きつけるが2カウント止まり。朱里が腕固めに入ると吏南がタップ。DDMが大江戸隊を破った。
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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中野たむ |
13分48秒 |
岩谷麻優 |
白川未奈 |
スターライト・キッド |
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○ウナギ・サヤカ |
羽南● |
11・14後楽園でのSTARS対決は、中野たむがウナギ・サヤカを引き入れたことにより不穏な雰囲気となった。試合後も、岩谷と中野は睨み合い。中野はSTARSからの離脱を否定しているものの、中野&白川未奈&ウナギとのトリオをCOSMIC ANGELS(コズミックエンジェルズ)と命名、STARS内で独自の活動をはじめようとしている。今回の6人タッグマッチ、岩谷麻優&スターライト・キッド&羽南(栃木県出身)組vs中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ組の6人タッグマッチもSTARSvsコズエンの図式だ。果たして、元の鞘に収るのか、それともよりいっそう距離が開いてしまうのか、あるいは完全別離か。STARS同門対決とは思えない緊張感溢れた闘いになることも考えられる。
栃木県出身の羽南三姉妹はそれぞれが別の形で試合に登場。トリを務めるのが長女の羽南だ。両軍がクリーンに握手をかわし、コズエンが中野のかけ声とともにラッシュ。岩谷を捕まえ3人での攻撃に出る。コズエンが同時のキックを見舞うと中野が側転ニードロップ。ウナギが岩谷にニーの連打からボディースラムの構え。岩谷がこらえてニーのお返し。キッドがSTARSを呼び込みウナギに連続串刺し攻撃。STARSがトリオでドロップキックのお返し、キッドがその場飛びムーンサルトプレス、ヘアーホイップ。コーナーに追い込むと顔面を踏みつける。ウナギをロープに固定するとキッドがドロップキック。羽南がウナギをロープに振って払い腰、ドロップキック、ボディースラム。岩谷がウナギにサッカーボールキック。返したウナギに岩谷はキャメルクラッチ。そこへキッドがドロップキックを叩き込む。ウナギが返すと岩谷が自軍コーナーに叩きつける。キッドがウナギにボディースラム、ストンピングの連打。キッドは「ウナギ、やり返してみろ」と挑発。ウナギがエルボー連打にいくとキッドも応戦。キッドがダッシュするとウナギがキャッチしボディースラム。ウナギは白川にタッチ。白川がキッドに串刺しエルボーアタックからストマックブロック、吊り天井。白川とキッドがエルボーの打ち合い。白川がローリングエルボーからフライングクロスチョップ。キッドが返すと、串刺しで突進。白川がかわすもキッドが切り返しダイビングボディーアタック。岩谷が白川にドロップキック、回し蹴り。白川はカウンターで空中胴締め落とし。中野が岩谷に串刺しで突進。岩谷がかわしてドロップキックも中野が白川を呼び込む。しかし岩谷がまとめてアームホイップ。岩谷とキッドが中野と白川に619の競演、その場飛びムーンサルト。中野が岩谷にハイキック。こらえた岩谷が挑発し蹴りのかわし合い。中野がエルボーを打つと岩谷もやり返す。エルボーの応酬から中野が連打。岩谷がトラースキック、中野がスピンキック、両者のハイキックが交錯しダウン。10分経過。羽南がウナギにエルボー連打。ウナギも応戦しミドルキックでダウンさせる。ウナギの突進に羽南がドロップキック、キッドがバッククラッカー、岩谷がダイビングフットスタンプ、羽南がスープレックスホールド。返された羽南はウナギにダブルリストの構え。ウナギが切り返してゴリー・スペシャルの体勢。形が崩れると中野と白川が羽南に連係攻撃。ウナギがギロチンドロップを投下するがカットされる。岩谷が中野に投げっぱなしジャーマン。中野もやり返し全員がダウンに。羽南が突進するとウナギがスパインバスター。返した羽南にウナギはゴリー・スペシャルの構え。羽南がまるめ込みの連続。コズエンがカカト落としの競演。ウナギが羽南にゴリー・スペシャル。羽南がギブアップしコズエンの勝利となった。
◆タッグマッチ 30分1本勝負 |
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林下詩美 |
16分43秒 |
ジュリア |
○渡辺桃 |
なつぽい● |
ドンナ・デル・モンドvsクイーンズクエストのタッグマッチ。DDMからジュリアとなつぽいのタッグがメインに登場する。対するQQは林下詩美と渡辺桃の元ゴッデス・オブ・スターダム王者チームだ。QQでは詩美が11・15仙台で岩谷麻優を破り悲願の赤いベルトを奪取。試合後には、当日ひめかをシングルで下した桃が挑戦を表明。詩美が受諾し、12・20エディオンアリーナ大阪第1競技場でのワールド・オブ・スターダム王座戦が決定した。よって、この試合から12・20まで詩美と桃の関係がどうなるのかが最大の注目だろう。この試合ではタッグを組み、タイトル戦までに前哨戦として対戦する可能性もある。詩美が桃を、桃が詩美を意識しないはずがない。そんな中でどう白いベルトの王者ジュリア&なつぽい組と対戦するのか。目の離せないメインとなりそうだ。
桃が下がる形で詩美が先発、ジュリアと対峙する。赤白王者対決で試合がスタート。ジュリアがグラウンドに誘うと詩美がバックを取りにいく。ジュリアがネックロックに切り返すと詩美も首を取りにいく。ジュリアが腕十字を狙うが詩美が反転しヒザ十字狙い。詩美が腕を取り捻りあげる。ジュリアが再びグラウンドに持ち込み両脚をロック。詩美が立ち上がりヘッドロックもジュリアが足を取る。ジュリアがアームホイップ、詩美が返して睨み合い。お互いがタッチし桃となつぽいがリングイン。なつぽいが握手を見せかけバックキック。ロープワークに誘ってアームホイップ。ジュリアが入ってダブルでの攻撃。なつぽいがサイドからドロップキックを放つ。
詩美がエプロン越しに羽交い締めにして桃がドロップキック。桃がなつぽいをコーナーに叩きつけて詩美にチェンジ。詩美がなつぽいの背中にドロップキック。詩美は滞空時間の長いボディースラムを連発。桃がなつぽいにサッカーボールキック。なつぽいが返すと、桃にエルボーで向かっていく。桃が受けて立ちボディースラムの構え。なつぽいが切り返して側転からマットに叩きつける。ジュリアがビッグブーツ。詩美がカットに入り桃と合体。しかしジュリアが分断し詩美にDDT、ビッグブーツ。ジュリアは桃に串刺しアタック。桃がかわすがジュリアがネックブリーカー。ジュリアはコーナーに上がるが桃がデッドリードライブからPKを放つ。詩美がジュリアにドロップキック、ショルダータックル、串刺しエルボーアタック、ドロップキック、スリーパーでたたみかける。ジュリアがエスケープするとなつぽいが低空ドロップキック、ジュリアがビッグブーツ、ミサイルキック。ジュリアがブレーンバスター狙い。詩美がこらえるとエルボーの打ち合い。詩美が連打するとジュリアが飛びついて卍固めでグラウンドへ。詩美がそのまま立ち上がりコウモリ吊り落とし。10分経過。詩美がアルゼンチン狙いもジュリアが切り返してバックドロップ。ジュリアの突進に詩美はラリアット。両者ダウン。桃がなつぽいのドロップキックをかわしミドルキック。なつぽいが桃の突進をかわすがミサイルキックを食らう。桃は串刺しでドロップキックを連発しブレーンバスター。なつぽいが返すと、桃が裏投げの構え。なつぽいが切り返し突進するが裏投げを食らう。なつぽいが返すと、桃はコーナーへ。ジュリアがカットしエプロンに叩きつける。なつぽいが場外へプランチャ。桃が戻され、なつぽいがダイビングボディーアタック。返されたなつぽいが首を取るが桃がハイキック。ジュリアがカットしなつぽいと合体。ジュリアがファルコンアロー、なつぽいが押さえ込む。しかし詩美のカットが間に合う。なつぽいがトラースキックからバックラッシュへ。しかし桃が返してみせる。なつぽいはバックをトリフィニッシュ宣言。しかし桃が切り返して詩美がミサイルキック、桃が蒼魔刀。桃はチキンウイングフェースロックへ。胴締めに移行するがジュリアがカット。15分経過。詩美と桃がジュリアをマットに叩きつける。桃はなつぽいを引き起こしテキーラの構えも丸めこまれる。詩美がカットし投げっぱなしジャーマン。桃がなつぽいにテキーラサンライズ。3カウントが入り、桃がなつぽいをピンフォールした。
桃「クイーンズクエストがDDMの勢い、止めてやったぞー! なつぽい? なつぽい! 今日、スターダム上がって初めて負けたらしいな。私でよかったと思っとけよ」
DDMとともに退場するなつぽいが悔しがる。
桃「(DDMに)早く帰れ。そんなことは置いといて、詩美。12月20日、エディオンアリーナ大阪第1競技場、正式に赤いベルトのタイトルマッチが決まりました。あと1カ月半、防衛ゼロ回の王者にしてやるから、よーく磨いて待っとけよ」
詩美「桃さん、今日は一緒に組みましたけど、私は近くでアナタのことをしっかり研究させてもらってるんで、なめてたら、足下すくわれますよ」
桃「まあ楽しみにしてるよ。はい、本日は栃木大会、クイーンズクエストで絞めさせていただきたいと思います! 栃木にはね、スーパー(羽南)三姉妹がいるので、とくに(QQの)妃南。いまを信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ。Bow down to the queens!」
詩美&桃のコメント
桃「今日は栃木大会、クイーンズクエストが最後勝ったということで締めさせていただいたんですけど、まあ、これからもね詩美とは組んでいく試合が多いとは思いますので、私もとなりでキッチリ赤いベルトの王者を研究したいと思います」
詩美「今日は一緒に組んで研究はさせてもらえたので、そろそろ桃さんとの前哨戦を用意してほしいなと思います」
桃「そうだね、闘うことが一回もないというのはちょっと、私もそれまでのモチベーションがあるので、一回は前哨戦組んでもらいたいなと思いますね」
桃が退場。その後、詩美も退場。