2021/02/21 試合結果

2021年2月21日 『新木場大会』

『新木場大会』
2月21日(日)新木場1stRING(観衆164人=超満員札止め/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆DDMvsCOSMIC ANGELS タッグマッチ 10分1本勝負

○舞華

4分44秒
腕ひしぎ逆十字固め

中野たむ

ひめか

レディ・C●

◆DDMvs大江戸隊 6人タッグマッチ 10分1本勝負

ジュリア

10分00秒
時間切れ引き分け

刀羅ナツコ

朱里

鹿島沙希

なつぽい

ビー・プレストリー

◆STARSvsクイーンズ・クエスト ハンディキャップマッチ 10分1本勝負

林下詩美

10分00秒
時間切れ引き分け

岩谷麻優

渡辺桃

スターライト・キッド

上谷沙弥

飯田沙耶

AZM

 

◆ウナギ・カブキ7番勝負~第五戦~ 15分1本勝負

小波

9分50秒
トライアングルアームロック

ウナギ・サヤカ

◆スターダム・ランブル 時間無制限

ルアカ 

14分6秒
OTR

飯田沙耶

※退場順…①ジュリア&中野③レディ・C④ナツコ&ひめか⑥なつぽい⑦AZM⑧朱里⑨小波⑩ウナギ&キッド⑫岩谷⑬鹿島⑭詩美⑮上谷⑯舞華⑰プレストリー⑱桃

 

試合詳細レポート

◆DDMvsCOSMIC ANGELS タッグマッチ 10分1本勝負

○舞華

4分44秒
腕ひしぎ逆十字固め

中野たむ

ひめか

レディ・C●

 前日の新木場でシングルマッチをおこなった中野たむとレディ・Cがこの日はタッグを結成。相手は舞華&ひめかのゴッデス・オブ・スターダム王者組だ。いまだ未勝利のレディだが、舞華&ひめかの大型チームとの対戦は大きなスケールを感じさせる。近い将来、ビッグカードとなる可能性もあるだけに、レディには貴重な経験になるだろう。

 レディが先発に名乗りを挙げてひめかと対峙。ロックアップで組み合い、ひめかが押し込む。ロープに振られたレディがショルダータックルでぶつかっていくが、ひめかが受けて立つ。ひめかが打ち勝ち、逆エビ固め。中野が入って背中を蹴飛ばしカットする。中野がレディを呼び込みロープに振るとダブルのショルダータックルで吹っ飛ばす。さらにレディがビッグブーツ。替わった中野が振ろうとするがひめかがこらえる。ひめかはカウンターのビッグブーツ。舞華が中野に柔道投げの連発。中野が返すと、舞華がブレーンバスターを狙う。中野が切り返すとバックドロップ。レディが舞華にビッグブーツ連打。ひめかが援護し舞華がブレーンバスター。レディが返すと、舞華は腕十字に。中野がカットし舞華にトラースキック。レディがビッグブーツから河津落とし。舞華が返すと、レディはチョークスラム狙いも舞華が切り返し腕十字。レディがギブアップし、舞華の勝利となった。

◆DDMvs大江戸隊 6人タッグマッチ 10分1本勝負

ジュリア

10分00秒
時間切れ引き分け

刀羅ナツコ

朱里

鹿島沙希

なつぽい

ビー・プレストリー

 ドンナ・デル・モンドのジュリア&朱里&なつぽい組が大江戸隊の刀羅ナツコ&鹿島沙希&ビー・プレストリー組と対戦。前日の新木場でルアカを獲得した大江戸隊は、STARSとの全面戦争を宣言したが、この試合ではDDMとの総力戦に。どのユニットでも潰す姿勢に変わりはないと思われるが、どんな出方でDDMを揺さぶるか。

 ジュリアは「本日が誕生日」とコールされる。するとナツコが自分にはなかったとクレームをつける。ジュリアが先発で出てくると、大江戸隊が襲い掛かり場外戦に。鹿島がジュリア、プレストリーが朱里、ナツコがなつぽいを場外でいたぶる。ナツコがなつぽいを花道からリングに戻しコーナーに追い詰め顔面を踏みつける。ナツコが担ごうとするとなつぽいが切り返してネックブリーカー。朱里がナツコにミドルキック連打。朱里はジョンウーを放ちジュリアがネックブリーカーで続く。ジュリアと朱里が合体でナツコにバックドロップ。朱里がナツコにスタンディングダイビングギロチン。ナツコが返すと、スピアを浴びせる。プレストリーが朱里に串刺しエルボー、ドロップキック。朱里が飛びつき腕十字から三角絞め。プレストリーがリフトアップし叩きつける。朱里がトップロープに乗せてDDT。ジュリアがプレストリーをマットに叩きつけDDMが次々と攻撃。プレストリーが返すとジュリアがSTFへ。5分経過。プレストリーがエスケープすると、ミサイルキック投下。鹿島がジュリアにビッグブーツ、コルバタ、もう一度ビッグブーツ。ジュリアが返すと、鹿島はダブルアームの構え。ジュリアが切り返してファルコンアローも2カウント。なつぽいが鹿島にドロップキック連打、ネックブリーカー、鎌固め。プレストリーがカットし大江戸隊がなつぽいに串刺し攻撃の連続。ナツコが叩きつけて鹿島がダイビングフットスタンプ。なつぽいが返すと、鹿島はダブルアーム式フェースバスター、マイエンブレムの構え。なつぽいが切り返すと丸め込みの応酬に。鹿島がビッグブーツもなつぽいがスクールボーイ。残り1分。なつぽいが丸め込みの連続からバックを取る。鹿島がロープに逃れるとエビ固めの応酬。そのままタイムアップとなり時間切れ引き分けに終わった。

◆STARSvsクイーンズ・クエスト ハンディキャップマッチ 10分1本勝負

林下詩美

10分00秒
時間切れ引き分け

岩谷麻優

渡辺桃

スターライト・キッド

上谷沙弥

飯田沙耶

AZM

 前日の新木場大会でルアカが岩谷麻優を裏切りSTARSを離脱、大江戸隊に合流。当初は、岩谷麻優&スターライト・キッド&飯田沙耶&ルアカ組vs林下詩美&渡辺桃&上谷沙弥&AZM組の8人タッグマッチが組まれていたが、岩谷麻優&スターライト・キッド&飯田沙耶vs林下詩美&渡辺桃&上谷沙弥&AZMの4対3ハンディキャップマッチに変更された。ルアカの離脱によるSTARS人員減少がこの試合に与える影響は…。

 STARSが握手を求めるとQQは「ひとり足りないじゃない」。QQからは詩美、STARSは岩谷が先発する。詩美がロープに押し込みクリーンブレイク。岩谷が腕を取ると捻りあげてバックを取る、詩美がグラウンドに持っていくが岩谷がヘッドシザーズ。詩美が脱出し、AZMとキッドがハイスピードなロープワークへ。キッドがアームホイップからドロップキック。STARSがAZMを捕獲し全員で攻撃、3人でドロップキックをぶち込む。キッドがその場跳びムーサルトプレス。AZMが返してブレーンバスターを狙う。桃が入ると次々に選手がリングイン。投げきったのは数で上回るQQ。詩美がキッドにボディープレス。自軍コーナーに連行し上谷がストンピング連打、ボディースラム。桃がキッドにサッカーボールキック。しかしキッドがかわして回転エビ固め、低空ドロップキック。飯田が桃に逆水平チョップ連打。上谷がカットするが岩谷が救出しダブルのフライングクロスチョップ。AZMが飯田を捕まえるとQQが合体攻撃。桃がブレーンバスターも飯田が返す。上谷が飯田にドロップキック。エルボーの打ち合いから上谷がニールキック。飯田が突進をキャッチしノーザン狙い。上谷がこらえると岩谷がエルボーでカットしSTARSが合体、飯田が上谷にノーザンライト。残り2分。飯田は上谷へドロップキック、コーナーでネックブリーカーを狙う。しかし詩美がカットしAZMがダイビングフットスタンプ、上谷がランニングキック。残り1分。上谷が飯田をコーナーに振り突進。飯田がエプロンに出すと上谷はスワンダイブ式ダイビングボディーアタック、フィッシャーマン。カットされた上谷がスタークラッシャー。しかしここでタイムアップのゴング、時間切れ引き分けとなった。

◆ウナギ・カブキ7番勝負~第五戦~ 15分1本勝負

小波

9分50秒
トライアングルアームロック

ウナギ・サヤカ

 ウナギ・サヤカのウナギ・カブキ7番勝負も後半戦に突入。ここまでジュリア、AZM、岩谷麻優、ひめかと対戦し4戦4敗。前日のひめか戦では、「ここのリングでここのベルト(アーティスト・オブ・スターダム王座)を持ってる。その現実をもっと、もっともっともっと重く受け止めろよ。そしてプロレスは、頭と身体フル回転させなければ生き残れないんだよ」と忠告を受けた。今回はテクニシャン小波との対戦。ここまでの4試合を小波戦で活かすことができるか?

 ウナギが握手を求めるが小波は動かない。ゴングとともにウナギが突進していくが小波がビッグブーツで迎撃する。小波はマウントを取り張り手から反転してフェースロック、サッカーボールキック。ウナギは蹴り脚をつかんでコーナーに振るとエルボーアタック、ショルダータックル。小波がカウンターのミドルキックからスライディングキックでウナギを場外に落とす。大江戸隊が攻撃しナツコが場外マットにボディースラム。中野や白川が救出しようとするが大江戸隊が阻止。小波が戻されたウナギにストンピング連打。小波は顔面を踏みつけると仁王立ち、ウナギのエルボー連打を受けて立つ。小波は強烈な張り手、ウナギがダウン。小波が突進するとウナギが受け止めてギロチンドロップ。大ふへん固めにいくが小波が切り返してネックロック。グラウンドに持っていくとフェースロック。ウナギがエスケープすると小波が頭部にドロップキック。ウナギが返すと小波がスリーパー。ウナギが立ち上がりコーナーに叩きつける。小波が串刺し攻撃をカットしぶら下がり式首4の字固め。小波がコーナーに上がると追ってくるウナギをエルボーで落としてミサイルキック。ウナギがかわして小波とエルボーを打ち合う。ウナギがフェースクラッシャーからランニングギロチン、カカト落とし3連発。小波が返すと、ウナギは大ふへん固め狙い。小波が切り返しネックロック。ウナギがエスケープすると、小波がジャーマン。ウナギが返すと、小波は腕を狙う。ウナギが切り返して逆さ押さえ込み。返した小波が延髄蹴りから腕を取る。ウナギがギブアップし小波の勝利となった。

◆スターダム・ランブル 時間無制限

ルアカ 

14分6秒
OTR

飯田沙耶

※退場順…①ジュリア&中野③レディ・C④ナツコ&ひめか⑥なつぽい⑦AZM⑧朱里⑨小波⑩ウナギ&キッド⑫岩谷⑬鹿島⑭詩美⑮上谷⑯舞華⑰プレストリー⑱桃

 2日間のメインを飾るのは、出場者が入場時に判明する時間差バトルロイヤル。試合は1対1でスタートし、1分ごとに入場する。3・3日本武道館ではOG、他団体選手、さらには女子プロレス界のレジェンドたちが参戦するオールスター・ランブルが組まれている。当日、武道館でのランブル戦に出場する選手も出てくるであろうだけに、この試合は予告編的意味合いを含んでいる。

 なつぽいvsAZMでスタート。AZMはハイスピードのベルトをなつぽいに見せつける。ドロップキックの相打ちからなつぽいがヘアーホイップ、AZMもやり返す。なつぽいがマウントパンチの連打。これもAZMがやり返していく。髪の毛をつかみ合いエルボーを打ち合うと3人目のキッドが登場しエルボー合戦に参加。4人目の鹿島が入場するとハイスピードなロープワークが展開される。AZMvsなつぽい、キッドvs鹿島の図式に。5人目は試合を終えたばかりのウナギ。リングイン前に全員が襲い掛かる。鹿島以外がドロップキック、鹿島がビッグブーツ。ウナギがエルボーでやり返す。6人目の中野がリングイン。逆エビをかけられたウナギを中野が救出。中野とウナギが合体しキッドを攻撃。7人目はナツコ。鉄パイプを持参するとレフェリーが制止する。ナツコは素手でリングイン。8人目は小波。大江戸隊がなつぽいとAZM、キッド、ウナギ、中野を捕獲。ナツコがまとめてキャノンボールを浴びせる。9人目は詩美。詩美がナツコに至近距離からドロップキック、AZMが詩美にドロップキック、フランケンシュタイナー、ドロップキック。10人目に上谷が飛び込み詩美にドロップキック、ニールキック。スタークラッシャーを狙うと詩美が切り返してカナディアン。こらえられるとドロップキックで吹っ飛ばす。キッドが2人にダイビングボディーアタック。11人目のジュリアにキッドがエルボー乱打の猛攻。中野も加わるがトラースキックがかわされキッドにヒット。ジュリアと中野がエルボーでやり合う。12人目に登場は朱里。ジュリアと朱里が合体し中野を連係攻撃。10分経過。朱里はジュリアへコーナーに上るよう指示。しかし中野が朱里にネックブリーカー、コーナー上のジュリアに襲い掛かる。13人目はレディ・C。ジュリアと中野がOTRで退場。レディが串刺し攻撃連打を食らうがウナギのだけはビッグブーツで阻止。14人目にひめか登場。レディが丸め込まれ退場に。ひめかはDDM同門にも構わずショルダータックル。ひめかとナツコがショルダーをぶつけ合う。15人目は舞華。舞華とひめかがラリアットで競演、ナツコとひめかがもつれあってOTR退場。16人目は桃。桃とAZMがなつぽいに合体攻撃。詩美と舞華がなつぽいとAZMを持ち上げて鉢合わせに。なつぽいとAZMがOTRに。17人目はプレストリー。15分経過。朱里と小波がローキックの打ち合い。朱里が持ち上げると小波がロープへ。18人目に飯田。小波が朱里と落ちてOTR退場。飯田が落とされそうになるがこらえてみせる。19人目には岩谷。岩谷が飯田を救出、STARSがウナギを捕まえて串刺し攻撃の餌食に。最後の20人目はイスを持ったルアカ。ウナギとキッドがOTR退場。岩谷と鹿島がやり合うなかルアカがイスを岩谷に振り下ろすと鹿島が起死回生で岩谷を退場させる。鹿島の起死回生を飯田が飯田橋で切り返し退場させる。詩美と上谷がやり合い詩美がバックフリップ。舞華が飛び込み詩美をコーナーから落とす。上谷のビッグブーツで詩美が退場。上谷もOTRで退場。舞華がプレストリーとコーナー上でエルボー合戦。桃がドロップキックで舞華を退場させる。プレストリーがロープを引くと桃とエプロンでエルボーの打ち合い。桃がコーナーから蒼魔刀でプレストリーが退場。ルアカのビッグブーツで桃が退場。飯田がフライングクロスチョップからコーナーへ。大江戸隊が乱入しルアカを援護。ルアカは飯田にビッグブーツ。ルアカがボディースラムからコーナーへ。飯田が立ち上がりドロップキック、ルアカが落ちかけると大江戸隊が止めに入る。ナツコがエルボー、抱えてエプロンへ、ルアカの突進で飯田がOTR。最後に生き残ったのはルアカだった。

ナツコ「大江戸隊以外は帰って。帰って、帰って。早く帰らないと罰が当たるよ。帰れよ。トラとサル。トラとサルって干支だっけ? まあいいや。ということで、今日もSTARSに完全勝利しました大江戸隊でーす! ってことで、いまスターダムでイチバンの嫌われ者、ルアカ、一言どうぞ」

ルアカ「勝ったー! 大江戸隊として、勝ちましたあ~。もう、うれしいんで、あとはないです」

ナツコ「いいの? 岩谷麻優に対する恨みとか。まあいいか。これから試合で出していけばいいしさ。あと言いたいことある人? 積極性がないよね、このユニットって。まあまあまあ、ところで、いま新木場に来てるオマエら、次に会うのは3月3日の日本武道館かな。そのときゴッデスがあるし、小波は朱里との試合がある。各々頑張って、日本武道館、大江戸隊の色に染めてやるぞ~! ということで、ビーちゃん、いつもの」

プレストリー「スターダムンメンバーみんなショッパイネ。エット、ワタナベモモー、イチバンショッパーイ!」

大江戸隊のコメント

小波「大江戸隊として初勝利じゃない、ルアカ」

ナツコ「そうだね」

全員「おめでとう」

ルアカ「ありがとうございます!」

ナツコ「なんか、意気込みとかないの? これからどうしたいとか」

ルアカ「自由に伸び伸びと、やります!」

ナツコ「沙希みたいに? ハイ、以上。まあ、以上。ホントに言うことない。これからのリングでの姿に注目するように。以上、ジ・エンド」

一覧へ戻る