2021/11/27 試合結果

2021年11月27日 『FIBREPLEX Presents TOKYO SUPER WARS ~東京超女大戦~』

『FIBREPLEX Presents TOKYO SUPER WARS ~東京超女大戦~』
11月27日(土)国立代々木競技場 第二体育館 (観衆1169人/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 3WAYバトル 15分1本勝負
<王者>

4分50秒
冷凍庫爆弾→片エビ固め

<挑戦者>
琉悪夏 桜井まい

※第7代王者の琉悪夏が2度目の防衛に成功。もう一人は月山和香

◆タッグマッチ 15分1本勝負

○AZM

9分36秒
ダイビング・フットスタンプ→片エビ固め

レディ・C●
渡辺桃 ウナギ・サヤカ

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負

○葉月

8分48秒
垂直落下式ブレーンバスター→体固め

フキゲンです★
羽南 吏南
岩谷麻優 鹿島沙希●

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権 次期挑戦者決定戦 3WAYバトル 30分1本勝負

上谷沙弥

7分52秒
フェアリー・ブリンクを切り返して→エビ固め

なつぽい

※もう一人はひめか

◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負

<王者>

8分33秒
キッドクラッチ

<挑戦者>
スターライト・キッド コグマ

※第21代王者のスターライト・キッドが3度目の防衛に成功

◆ワールド・オブ・スターダム選手権 挑戦権利証マッチ&SWA世界選手権 30分1本勝負
<王者>

13分6秒
バズソーキック→KO

<挑戦者>
朱里 小波

※朱里がワールド・オブ・スターダム選手権挑戦権利証ならびに第7代SWA世界選手権の8度目の防衛に成功

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権 30分1本勝負
<王者>

17分12秒
トワイライト・ドリーム

<挑戦者>
中野たむ 白川未奈

※第15代王者の中野たむが6度目の防衛に成功

◆ワールド・オブ・スターダム選手権 30分1本勝負
<王者>

23分43秒
ハイジャックボム→エビ固め

<挑戦者>
林下詩美 舞華

※第13代王者の林下詩美が9度目の防衛に成功

 

試合詳細レポート

◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 3WAYバトル 15分1本勝負
<王者>

4分50秒
冷凍庫爆弾→片エビ固め

<挑戦者>
琉悪夏 桜井まい

※第7代王者の琉悪夏が2度目の防衛に成功。もう一人は月山和香

 10・9大阪城ホールでウナギ・サヤカを破りフューチャー・オブ・スターダム王者となった大江戸隊の琉悪夏が、レディ・Cに続き2度目の防衛戦。桜井まいと月山和香を一度に迎える3WAYマッチだ。桜井と月山は前王者のウナギにスターダム参戦初戦でいきなりタイトルマッチ初挑戦。「査定試合」ともするウナギの防衛ロードにクレームをつけた一人が琉悪夏だった。現在はその琉悪夏が王者で、2度目のチャレンジとなる桜井と月山は前回の教訓を生かし初戴冠を狙う。両者ともCOSMIC ANGELSの一員だが、ここは完全な個人闘争となるだろう。琉悪夏が勝敗にかかわらずに王座陥落する可能性もあるルールだけに、どのような結果になってもおかしくはないが…。

 月山、桜井が握手を求めるが琉悪夏は応じず、月山と桜井が握手をかわして試合がスタート。手四つの構えから3人が力比べ。琉悪夏が2人を受ける形になるが、桜井、月山がドロップキックの挟み撃ち。しかし琉悪夏がまとめてクロスボディー。桜井がビッグブーツを放ち走ると月山が丸め込んで横取り。琉悪夏が返すと桜井にセントーン。琉悪夏はコーナーに上がるが桜井が追いついて下からエルボー連打、フェースクラッシャー、月山がミサイルキック。桜井が続けてダイビングエルボードロップ。月山がカットしカバーも桜井がカット。桜井と月山がエルボーの打ち合い。桜井が突進すると月山が丸め込みの連続。月山はドロップキックからブレーンバスターを切り返して丸め込む。桜井が前方に叩きつけるも琉悪夏がラリアットでカットする。桜井の突進に琉悪夏はもう一発ラリアット。桜井が返すと琉悪夏はフィニッシュを宣言。抱え上げて前方に叩きつけると、「決めるぞ!」と叫んで冷凍庫爆弾。桜井が返せず琉悪夏が防衛した。試合後、黒装束の人物が再び登場し琉悪夏を襲撃。するとスターライト・キッドが現れリングへ。黒装束の人物はリングを下り退場した。

琉悪夏「おいおいおい、なんだアイツ? なんか目的でもあるのかな? まあそんなことどうでもよくて(月山、桜井を蹴落とす)それでさ、もっと強いヤツと防衛戦したいんだよね。あ、そうだ。両国でやりたいヤツいるって話、聞いてた?」

羽南がリングへ。

羽南「琉悪夏、待ってたよね。次、両国で挑戦するのはこの私だ! いままで私がやってきたプロレスのすべてをぶつけるから」

琉悪夏「そうそう、羽南とやりたかったんだった。アナタのすべてを受け止めたうえで私が防衛成功するんで、楽しみにしてますね」

琉悪夏のコメント

流悪夏「2度目の防衛。今回も余裕で成功。まあ3度目はいろいろ2人で切磋琢磨した羽南。一番やらなきゃいけない相手だと思うんで、ああやって出てきてくれたのはスゴく嬉しかった。絶対アタシがすべてを受け止めた上で、3度目の防衛成功させるんで。楽しみにしててください」

◆タッグマッチ 15分1本勝負

○AZM

9分36秒
ダイビング・フットスタンプ→片エビ固め

レディ・C●
渡辺桃 ウナギ・サヤカ

 昨年のゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦を制し、今年は準優勝だった渡辺桃&AZMのMOMOAZがウナギ・サヤカ&レディ・Cの越境を迎え撃つ。デビューから1年となるレディがどこまでタッグのスペシャリストに迫れるか。リードする立場のウナギもスターダム参戦から1年が経過。ともに同じ日にスターダムのリングに立っただけに、ユニットは別にして、ここはいいところを見せたいだろう。

 桃とウナギの先発でスタート。ウナギが手を差し出すと桃が蹴りを入れる。ヘッドロックの取り合いからウナギがグラウンドにもっていくが桃が切り返してサッカーボールキック。PKをウナギがかわして前蹴り、ボディースラム。桃は1カウントで返してみせる。レディが入りウナギと合体、ロープに振って連係攻撃を仕掛ける。レディはニードロップも桃が返す。レディが突進するとAZMが妨害して桃がドロップキック。桃はレディにボディースラム。AZMもボディースラムで続きキャメルクラッチへ。そこに桃がミドルキックの連打を浴びせていく。桃がレディのエルボーを受けて立つ。桃の突進にレディがビッグブーツ。ウナギが桃にフェースクラッシャー、大ふへん固め狙いをAZMがカット。しかしウナギはまとめてカカト落とし、ギロチンドロップ。桃とウナギがエルボーの打ち合い。桃がミドルの連打、ウナギがキャッチし突進も、桃がドロップキック、裏投げ。AZMがウナギにミサイルキック。ウナギがかわすがAZMがロープワークでかく乱しドロップキックを見舞う。返されたAZMだがすぐにワキ固め。ウナギが切り返しビッグブーツ。コーナーへの振り合いでウナギがモンキーフリップ。レディがAZMに逆水平チョップ連打。AZMが突進するとレディがカウンターで逆水平。コーナーに振って串刺しで突進。AZMがかわして桃とドロップキックの競演。桃とAZMが合体で蹴るもかわされてしまう。レディがまとめてネックブリーカードロップ、AZMをキャッチしウナギがコードブレイカー。AZMが返すとレディはチョークスラムを決める。しかし桃のカットが成功。レディがエルボー連打、コーナーに乗せるとチョークスラム狙い。AZMが切り返して丸め込む。ウナギが入るが桃とAZMが合体フェースクラッシャー。桃がレディのバックを取りAZMが背中にダイビングフットスタンプ。AZMが長距離のダイビングフットスタンプを放つと3カウントが入った。

 

桃&AZMのコメント

AZM「代々木大会第2試合で、キッチリMOMOAZが勝利しました。タッグリーグは準優勝だったけど、まだまだ勢いはまったく落ちてないですよ」

桃「まったく落ちてない」

AZM「このまま(大阪)エディオンも桃ちゃんとのコンビネーションで余裕のよっちゃんなんですよ。QQが完全勝利したいと思います」

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負

○葉月

8分48秒
垂直落下式ブレーンバスター→体固め

フキゲンです★
羽南 吏南
岩谷麻優 鹿島沙希●

 岩谷麻優&葉月&羽南のSTARSと鹿島沙希&フキゲンです★&吏南の大江戸隊が6人タッグマッチで激突。ゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦をコグマとともに制した葉月はSTARS合流、直近の2大会では岩谷とのタッグを結成し、岩谷&葉月&コグマ組で2連勝を飾った。今回は岩谷&葉月&羽南の新編成となる。1121大阪では岩谷が12月のエディオンアリーナ大阪におけるユニットトーナメントを提唱、出場チームが現金を持ち寄り、賞金総額1000万円をかけると宣言した。大江戸隊は当日、クイーンズクエストとの“全面戦争”が控えているためエントリーしないと思われるが、この試合でなんならかの回答を出すこともありうるだろう。また、タッグリーグ戦で不仲に終わった実の姉妹、羽南と吏南がユニットに戻ってリング上で再遭遇する場面も、見どころのひとつとなりそうだ。

 吏南が「葉月出てこいよ!」とアピール。指名された葉月が出てきて、吏南と葉月で試合がスタート。腕の取り合いから葉月がヘッドロック。「なめんじゃねえぞ!」と吏南がヘアーホイップで投げつけ顔面を踏み潰す。吏南は顔面を蹴飛ばし突進、葉月がカウンターでドロップキック。ロープ際に追い込むと葉月が吏南に顔面ウォッシュ、ボディースラム。羽南が突進すると鹿島がカットし吏南と合体ビッグブーツ、フキゲンがセントーン。鹿島は羽南の顔面を蹴飛ばしボディースラム。羽南が返すが鹿島はさらに顔面を踏みつけていく。大江戸隊がコーナーで羽南を捕獲。フキゲンが羽南にエルボー連打、羽南が先を読んでドロップキック。岩谷がフキゲンにドロップキック、ノーザンライト。フキゲンが返すと鹿島が乱入しフキゲンと合体。しかし岩谷がまとめてアームホイップ。それでも鹿島とフキゲンがスポーツ紙で殴打。吏南が串刺しエルボーアタック、ドロップキック。岩谷が返すとバックキックから丸め込んでドロップキックへ。葉月が吏南にビッグブーツ、フルネルソンバックブリーカー、フェースロック。大江戸隊がカットし、リング上は葉月と吏南がエルボーの打ち合い。吏南が二段蹴りをかわしフキゲンのアシストからノーザンライト。葉月が返すと、吏南は卍固めから丸め込む。鹿島が葉月にコルバタ、ビッグブーツ。葉月が返すと、鹿島が串刺し攻撃をかわし大江戸隊が一斉攻撃、鹿島がダブルアーム。2度目のトライは、羽南と岩谷がカットし葉月が二段蹴り。葉月がキャッチし羽南とフェースクラッシャーで合体、葉月は鹿島にみちのくドライバー。鹿島が返すと葉月はもう一発狙う、鹿島が切り返すが葉月も切り返す。鹿島が起死回生もカットされてしまう。岩谷と葉月が鹿島を捕獲。かわし合いから岩谷と葉月がトラースキックの競演。STARSがロケット発射。葉月が鹿島に垂直落下式ブレーンバスター。3カウントが入り葉月が鹿島を破った。

葉月「今日もSTARSが勝ったぞ! 来月の大阪はユニットトーナメント。麻優さん、ユニットいま3チームくらいしか出てないんですけどこれでトーナメントって成り立つんでしょうかね」

岩谷「代々木のみなさん、こんばんは! STARSいい調子メッチャいい調子なんですけど来月の大阪大会ユニットトーナメント大丈夫、着々と話は進んでますよ。マジで。いま発表する。まずはSTARS、そしてDDM、で、COSMIC ANGELS。いまんとこ3組だったけど、4組目、Marvelous勢が出てくれることになりました。これでトーナメントいけるでしょう。必ずSTARS優勝したいと思いますので、会場に来られる方は会場で、来られない方はSNSなどで応援よろしくお願いします。以上スターダムでした、あ、STARSでした!」

 

岩谷組のコメント

岩谷「STARSが代々木大会、このビッグマッチで勝ちました。葉月が入って、負けてないよ。勝ってる」

葉月「しかも今回はパートナーがコグマじゃなく、羽南がいてロケットもできて勝利。波に乗ってるSTARSじゃないですかね」

岩谷「波に乗ってるので、明日(郡山)のタッグマッチも勝てると思うし、トーナメントも優勝できると思います!」

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権 次期挑戦者決定戦 3WAYバトル 30分1本勝負

上谷沙弥

7分52秒
フェアリー・ブリンクを切り返して→エビ固め

なつぽい

※もう一人はひめか

 唐突に組まれた感のあるワンダー・オブ・スターダム王座次期挑戦者決定3WAYマッチ。とはいえ、かねてから白いベルトを狙っている上谷沙弥には大きなチャンスが舞い込んできた。それはなつぽいにも言えることで、激しい挑戦権争奪戦が期待できそうだ。ただし、ひめかには朱里との対戦をアピールした中での白いベルト次期挑戦者決定戦。ベルトは変わってしまったが方針を転換して勝利をもぎ取りにいくのか注目される。実力的にもどちらに挑戦してもおかしくないだけに、ひめかの出方も注目だ。

 なつぽいがコールされたところでコーナー上のなつぽいをひめかが急襲。ヘアーホイップで投げ捨てる。なつぽいが向かっていくとひめかがボディースラム。両者がマウントを取りパンチを浴びせていく。リング下で見ていた上谷が入ると2人を攪乱しドロップキック。しかしひめかは倒れず。上谷がロープに振るとドロップキックも、ひめかがこらえてショルダータックル。ひめかがキャメルクラッチを決めるとなつぽいがカムバックしひめかにドロップキック。ひめかがなつぽいにショルダータックル、アルゼンチンバックブリーカー。上谷がドロップキックでカット、なつぽいはバックフリップを食らった形となりリング下へ。上谷がひめかに逆片エビ固め。上谷が走ると下からなつぽいがカットし、ひめかに低空ドロップキック。上谷は2人まとめてスワンダイブ式プランチャ。リングに戻すとなつぽいにその場飛びムーンサルト、スタークラッシャー狙い。なつぽいが切り返しバックの取り合い。上谷が突進するとなつぽいがバックキック、上谷が二段蹴り。なつぽいが返すと上谷が突進、ひめかがラリアット。ひめかは上谷にバックドロップも2カウント。ひめかが上谷を担ぎ上げるが上谷が後方に丸め込みニールキックへ。しかしなつぽいのカットが間に合う。上谷はなつぽいを排除しひめかを持ち上げる。しかしひめかが切り返しラリアット、コーナーに追い込むと背中からラリアット。コーナーに乗せパワーボムの構え。ここでなつぽいがボディータック。ひめかはなつぽいをカバーも2カウント。ひめかがなつぽいにアルゼンチン、JPコースター。しかしなつぽいがギリギリで返す。ひめかが仁王立ち。なつぽいがなんとか立ち上がるとひめかが至近距離からラリアット。なつぽいが返すと、ひめかはパワーボム狙い。なつぽいが切り返しフェースクラッシャー、ジャーマン。上谷がスワンダイブ式プランチャもなつぽいが返す。上谷がスタークラッシャー狙いもなつぽいが飛びつき丸め込む。フェアリーブリンクを反転した上谷が押さえ込むと3カウントが入った。試合後は、ひめかとなつぽいがハグ。ひめかはフォールを奪われたなつぽいを背負って退場した。

 

ひめか&なつぽいのコメント

なつぽい「取られちゃった。3WAYだとなかなか難しいね。白いベルトの挑戦権を逃しちゃったけど、私の中ではもっと大切なものを得たような気がします」

ひめか「自分も、正直なつぽいにプロレス熱がないだの、燻ってるとか言われて。周りの反応もそうだったと思うし、試合中に(前歯を見せて)こんな歯が折れることある? ないでしょ、ねえ。私自身こんなに熱くなって、相手のことを本気でぶっ潰したいと思ったのも久々の感覚。それはなつぽいが呼び覚ましてくれたというか、そうだと思う。だからなつぽいには感謝してる。でも、なつぽい。なんか言い忘れてることあるんじゃない?」

なつぽい「…」

ひめか「ない? ない? わかんないなら、いいや」

 

上谷のコメント

上谷「ワンダーへの挑戦権、つかみ取りました! シンデレラの魔法はまだ解けていません。私はスーパースターになる女なので、あの白いベルトが必要なんです。中野たむ、私がベルトの呪いを解いてあげましょう。誰がなんと言おうと、私がスターダムだー!!(絶叫)」

◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負

<王者>

8分33秒
キッドクラッチ

<挑戦者>
スターライト・キッド コグマ

※第21代王者のスターライト・キッドが3度目の防衛に成功

 ハイスピード王者のスターライト・キッドが3度目の防衛戦。今回はカムバック後の初挑戦となるコグマが相手だ。コグマは元王者でハイスピードには6年半ぶりの同王座戦となる。葉月とのコンビでゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦を制した勢いで再戴冠を狙う。5★STAR GP公式戦でコグマに敗れているキッドは前回、渡辺桃との防衛戦を両者リングアウトで辛くも防衛。この試合は桃を強引にハイスピード戦に引き込んだが、今回は正統派のハイスピードマッチが期待される。8度目の挑戦にして初戴冠を遂げたキッドには、大江戸隊ではなく王者個人としての資質が問われる試合にもなるだろう。

 ゴングとともに突進しロープワークの攻防と思わせコグマがリング下へ。キッドが追い振られたコグマがリングに入りキッドもリングイン、アームホイップからキッドがカバーもすぐにコグマが返してみせる。改めて向き合い間合いを取ると、探り合いから手四つの力比べ。コグマが押し倒しラリアットもキッドがかわしてコルバタからドロップキック。キッドは喉元を踏みつけて体重を乗せていく。中央に持ってくると後頭部を叩きつけカバー。コグマが返すとキッドが顔面を蹴飛ばしていく。「オマエはなあ、過去の人間なんだよ!」とストンピング。「やり返してみろ」とキッドが挑発。コグマが立ち上がり向かっていくとキッドがエルボー。ロープに振られたコグマがエプロンに出てロープ越しにRKO、反対にキッドの後頭部を踏みつけていく。コグマはキッドの背中を踏みつけフットスタンプ。キッドが返すと、コグマはコーナーに叩きつけて串刺しで突進。キッドがかわすがコグマもかわしアームホイップを受けず。しかしキッドがフィッシャーマン。コグマが返すと、RKO。キッドがカウンターでドロップキック、背後からニーアタック。さらにコグマを寝かせると、コーナーから旋回式ボディープレス。コグマがかわしてコーナーからミサイルキック投下。キッドが返すと、コグマはジャーマン狙い。キッドが切り返しコーナーに駆け上がるがコグマがすぐに追いつきフェースクラッシャーで叩きつける。コグマはダイビングボディープレス。キッドが返すと、ジャーマンの構え。キッドが切り返すとコグマも切り返す。キッドが投げ捨て、両者ダウン状態。コグマがキッドを捕まえバックを取る。キッドが切り返すとロープでムーンサルトアタック。コグマがかわすと丸め込みの応酬に。コグマがギリギリ返すと120%スクールボーイ。返したキッドにコグマが突進。かわしあいからキッドが丸め込み。最後に上になっていたのはキッドだった。コグマは潔くリングに座り込み試合後の儀式を受けた。その後、コグマはキッドのオーバーマスクを奪い取る。

キッド「熊狩り成功。コグマ、ハイスピードジーニアスなだけあっておもしろかった。でも虎狩できなくて残念だったな。さてこのベルト、次挑戦したいヤツいるの、いないの?」

AZMがリングへ

AZM「なにが言いたいかわかるか? 次期挑戦者はAZMしかいないだろ!どうする?」

キッド「AZMオマエとはでっかい会場でやりたいと思ってたよ。場所、両国国技館しかないよな」

コグマがマイクを奪う。

コグマ「キッド、今日は負けた。負けた。負けたんだけど、ハイスピード楽しかったね。あのさ、負けたところ悪いんだけど、私もう一回すぐに挑戦したい。AZMもいるからさ、3WAY。3WAYでいいよ」

キッド「この場で負けたばかりだぞ。どの口きいてんだ? 3WAY見たいの? ホント生意気なクマさんだね。いいよ、チャンピオンとしてなんだってやってやるよ。AZMにコグマ。この3人で史上最速のハイスピードバトル、決定!」

キッドのコメント

「このベルト、闇レベル3に無事アップしたわけだけど、コグマ、なんだオマエは? いまこの場で私に3キッチリ取られたあとだろ。どんだけ生意気なクマなのか。でも、いいよ、3WAY。私は3WAY、ハイスピードで2、3回やってきて、嫌な思い出しかないよ。でも、いま、このベルトのチャンピオンはこの私だ。3WAYはリスクがあるかもしれないけど、このチャンピオンの私が直接3を取ってこのベルトの闇レベルを4に上げるだけなんで、AZM、コグマ、もう過去のハイスピードチャンピオンにはいまのスターダムには必要ないんだよ。私が2人まとめて、グッバイ、だな」

 

AZMのコメント

AZM「とうとう私にチャンスがまわってきた。キッドに挑戦できるのは私しかいないと挑戦表明したらアレですよ。コグマ、空気読めよ、マジで。みんながみんな、キッドとAZMを見たがってる中でコグマが出てきて納得いかないね。キッドとシングル…」

コグマが割って入る。

コグマ「いやいやいや、今日はダメージない。負けたけど、カッコ悪くてもいいからすぐやりたい。AZMとキッドのシングルはまた、もうちょっと先。お楽しみってことで、私が入った方がおもしろいと思うから」

AZM「お客さんはキッド対AZMを楽しみにしてるから。現ハイスピードチャンピオンのキッドと元ハイスピードチャンピオンでいいんじゃない?」

コグマ「絶対おもしろいし、私が勝つ」

AZM「私があずみ寿司で勝ちます。両国国技館でね、私たちの3WAY楽しみにしていてください」

◆ワールド・オブ・スターダム選手権 挑戦権利証マッチ&SWA世界選手権 30分1本勝負
<王者>

13分6秒
バズソーキック→KO

<挑戦者>
朱里 小波

※朱里がワールド・オブ・スターダム選手権挑戦権利証ならびに第7代SWA世界選手権の8度目の防衛に成功

 5★STAR GPを制し、林下詩美の保持するワールド・オブ・スターダム王座挑戦権を手にした朱里だが、タイトルマッチの舞台を1229両国国技館に指定。それまではSWA世界王座を懸けながら挑戦権利証マッチをおこなっていくことを宣言した。朱里はここまで鹿島沙希、AZMに防衛、そして今回、本来ならば最初に対戦するはずだった小波を迎え撃つ。両者は3・3日本武道館でも一騎打ちをおこなっており、今回は小波の要求によりUWFルールが採用される。よって、より両者のスタイルが前面に押し出された闘いが展開されることになるだろう。朱里が1229両国での赤いベルト戦にコマを進めるか、それとも欠場明けの小波が波乱を起こし、両国のカードを変えるのか?

 グラウンドの攻防でスタートし、朱里がスリーパー。小波が足を延ばしてエスケープ。ロストポイント1となり、小波は残り4ポイント。小波が腕十字に入ると朱里がエスケープ。朱里も残り4ポイント。朱里がテイクダウンを奪い腹部にニーの連打。小波が飛びついて三角絞め。朱里がネックロックで立ち上がりフロントネックチャンスリードロップからサソリ固め。小波がエスケープし残り3ポイント。手四つの構えから朱里がローキック。小波がカットも朱里がグラウンドに誘う。朱里の突進に小波がハイキック連打。朱里がダウン。朱里は9カウントで立ち上がり残り3ポイント。小波がコーナーに追い込みハイキック。もう一発放つと朱里がダウン。8カウントで立ち上がり残り2ポイントに。朱里がサッカーボールキック。前からの蹴りを小波がつかむ。小波は延髄斬りから腕固めも朱里がエスケープ。朱里は残り1ポイントで崖っぷちに。朱里が向かっていくと小波がワキ固めから腕固め。朱里がドラゴンスクリュー、足四の字固め。小波がエスケープし残り2ポイント。朱里がニーアタックからハイキック。小波がダウン。8カウントで立ち上がり両者とも残り1ポイント。張り手の応酬からローとミドルの打ち合い。10分経過。朱里がミドル連打を受けて立ち自身もミドルキックの連打を浴びせていく。小波がキャッチしヒールホールドから投げっぱなしジャーマン連発。蹴りをかわした朱里がジャーマンから腕十字。小波が切り返し三角絞め。朱里がストレッチマフラーに切り返し小波が立ち上がると朱里がコードブレイカー、小波がハイキック。朱里が水車落とし。小波が飛びついて三角絞め狙い。朱里がハイキックも小波が耐えてハイキック。朱里がニーアタック、バズソーキック。小波がダウンするとゴングが打ち鳴らされた。

朱里のコメント

「小波とは大阪城ホールが流れて、ここ代々木で同じルールでできてスゴく嬉しかったです。スターダムでUWFルールをやるのは初だったと思うんですよ。小波と朱里でスターダムに新しい風を吹かす1日目、その日になったと思ったので、すごく私にとっては特別な日になりました。5STAR GPで小波そしてこの間闘ったAZMにしっかりと勝利したので、1229日両国国技館、私は赤いベルトを持つ選手と試合をしたい。今日のメイン、しっかり見たいと思います」

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権 30分1本勝負
<王者>

17分12秒
トワイライト・ドリーム

<挑戦者>
中野たむ 白川未奈

※第15代王者の中野たむが6度目の防衛に成功

 中野たむが前回のウナギ・サヤカに続きCOSMIC ANGELS同門対決での防衛戦、今回の挑戦者は白川未奈だ。白川もウナギと同様にスターダムのリングに上がって1年が経過、それはすなわちコズエンが誕生して1年も意味している。白川は3WAYマッチで上谷沙弥をピンフォールし、中野への挑戦をアピール、王者が受諾し今回のタイトルマッチが実現の運びとなった。ゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦では成績が振るわなかった両者だが、シングルのベルトを懸ける今回は感情のぶつかり合いが必至。試合後にはどんな風景が待っているか!?

 コールを受けた中野に白川が襲いかかり試合開始。コーナーでDDTを決めると食らった中野が返すもリング下へ。白川は中野をエプロンに叩きつけ場外マットにDDT。カウントが進み15カウントで中野が生還。すぐに白川が攻撃し首4の字固め。さらに白川は中野をコーナーに叩きつけてエルボーアタック、サイドからドロップキック。中野が1カウントで返すと、白川はラリアット。中野がブリッジでかわして頭部にキックを叩き込むと、場外の白川にプランチャ。中野は白川を戻して髪の毛をつかみコーナーに叩きつける。さらに頭部をコーナーポストに何度も叩きつけていく。白川はグラウンドで足を出して中野の顔を蹴っていく。中野が立ち上がりエルボー連打を受けて立つ。白川は「こたえて!」「こたえろ!」と叫びながら左右のエルボー乱打。中野がスピンキックから腹部を蹴り上げニーアタック、バックドロップ、ジャーマン。白川が返すと、中野はコーナーへ。白川が向かっていくと中野が捕まえて宙づりでドラゴンスリーパー。白川はエプロンに落下、中野もエプロンに出てバックを取る。白川がDDT狙いも中野がハイキック。中野はエプロンでバックを取るが白川が場外に出てDDTを決める。19カウントで両者生還、10分経過。ダウン状態から接近し足を出し合う。中野がエルボーを打つと白川も応戦。ともに立ち上がりエルボーの応酬。中野が乱打し白川が崩れ落ちる。中野がローリングエルボー、白川が蹴りをキャッチも中野のスピンキックがヒットしタイガードライバー。白川が返すと、中野がバックを取る。白川がロープに逃れるも中野が引き戻す。白川がバックブローからインプラントDDT。両者ダウン。白川が浴びせ蹴りからコーナーに頭部を叩きつけるとコーナーから高角度インプラントDDT。中野が上になるが白川が返す。中野がダッシュするが白川が空中胴締め落とし。15分経過。中野がジャーマン、張り手を打ってジャーマン、バイオレットシューティング。そしてVSDからトワイライトドリームへ。白川が返せず、中野が防衛に成功した。

中野「チャンミナ、どう、中野たむ、強かったっしょ? だからさ、あんたももっと強くなって、たむの近くに来てよ! たむは、ずっと待ってるんだからね!」

握手を求めると、白川は振り払い、抱き着く。抱き合いながらたむが頭をなでる。

中野「さあ! 次の、聖なる白いベルトの挑戦者、決まりましたよね! 早く出てこないと無視するよ」

上谷沙弥がリングに登場。

上谷「中野たむ、私が次の挑戦者であり、次のチャンピオン。今度こそ、不死鳥が大きく羽ばたく番。1229日、両国国技館で、高々と大きく羽ばたき、私があなたからフォールを奪ってみせます!」

中野「今年最後の相手が上谷、上谷沙弥、あんたと、最強で、最強で最高の試合をして、2022年につなげたい。よろしく」

上谷が応じて2人が握手。

中野のコメント

中野「ワンダー・オブ・スターダム、6度目の防衛に成功しました! 最高だー! 生きてる! 白川未奈、狂ってましたね。この白いベルトは人を狂わせる、人を狂わせるほどの魅力を持った呪いのベルトです。でも、狂ったほどに感情を露にする人間ほど美しくて強いと思いませんか。私はもっともっと狂ったヤツらとどんどんこのベルトを懸けて闘いたい。次の挑戦者はシンデレラの上谷沙弥です。前回は万全の状態じゃなかったけど、今回は万全の状態のシンデレラを倒して、本当に白いベルトの王者として不動の王者となります。シンデレラの魔法は12時で解けるけど、白いベルトの呪いは中野たむから永遠に解けません。たむロード、信じてついてきてください。ありがとうございました」

白川のコメント

白川「すっごいアクセル踏みました。白いベルト(挑戦)が決まって、私は何かおかしかったですかね。おかしかった? 本当にわからないです…。自分を変えなきゃ中野たむに勝てないと思ったのか、でもそこの気持ちが弱いなって、闘って思いました。中野たむを変えようと思ってたけど、周りを変えるとかじゃなくて、自分が変わらないと何も変わらないなということは試合をして…わかったので。中野たむがまた一緒にいようと言ってくれるなら、中野たむの元で、私が変わっていく、それで2人の関係がもっと変わるかな」

中野が現れると、白川は中野の肩に手を置いて涙…。

白川「…変わるから待っててね」

中野「早くして(笑)。待てない」

白川「すぐね、すぐ変わるね(涙)」

中野「置いてくよ!」

◆ワールド・オブ・スターダム選手権 30分1本勝負
<王者>

23分43秒
ハイジャックボム→エビ固め

<挑戦者>
林下詩美 舞華

※第13代王者の林下詩美が9度目の防衛に成功

 メインは林下詩美がワールド・オブ・スターダム王座9度目の防衛戦。この試合に勝利すれば、いよいよ二桁防衛に王手がかかる。今回の挑戦者は舞華。5★STAR GP開幕戦で詩美が敗れている相手である。また、両者は舞華がスターダムにやってくる前からライバル関係にあり、赤いベルトを懸け1・17後楽園でも対戦した。このときは詩美が2度目の防衛に成功。舞華には欠場明けという点が心配だが、前回のタイトルマッチと同じ轍は踏まないばかりに挑んでくることは必至。詩美が防衛して1229両国にコマを進めるか、それとも舞華が待望の赤いベルト奪取に成功するか。

 探り合いで試合が始まり、舞華が詩美を倒してネックロック。すぐに詩美がネックロックで切り返すが、舞華も切り返して首の取り合い。舞華がバックを取ると詩美がフロントネックロックへ。舞華が立ち上がり腕を取る。バックと腕の取り合いから舞華がヘッドロック。詩美もヘッドロックに取りグラウンドへ。舞華が離れてブレイク。ロックアップで組み合い、力比べ。ロックアップであらためて力比べとなり、詩美が押し込む。すぐに舞華が反転し。慎重にブレイク。ロックアップから舞華はヘッドロック。詩美がロープに振ってショルダータックルをぶつけ合う。打ち勝ったのは詩美。詩美がボディースラムからカバーも舞華は1カウントでクリアー。詩美は舞華の右腕を攻撃。ストンピングに舞華は悲鳴を上げる。詩美は右腕を引っ張りフェースロックとの複合技で腕を締めあげる。舞華がエスケープすると、詩美はコーナーから右腕にニードロップ。舞華が返すと、詩美が突進。舞華がはねのけて串刺しラリアット。ラリアットをかわした詩美だが舞華がブレーンバスター狙い。詩美がこらえると舞華は強引にブレーンバスターを決めてみせる。詩美が返すと、舞華は腕十字の体勢。腕を極めるが詩美のエスケープを許す。舞華はチキンウイングアームロックで左腕を捕獲。詩美がエスケープすると、舞華は左腕をサードロープにかけて締め付ける。スライディングラリアットを放つと舞華はコーナーに振って串刺しラリアット。詩美がかわして後方からドロップキック。詩美は舞華を起こしてアルゼンチンからバックフリップ。10分経過。詩美が突進するが舞華がパワースラム。詩美が返すと、舞華はコーナーに乗せて「いくぞ!」と叫ぶと雪崩式ブレーンバスター狙い。詩美が落としてミサイルキック。舞華の突進をキャッチしコーナーに乗せた詩美は雪崩式ブレーンバスターを敢行する。腰にダメージを負ったか詩美も悶絶。しかし立ち上がって舞華を引き起こすと、コウモリ吊り落とし。舞華が返すと、詩美はコーナーへ。舞華も上がって雪崩式ブレーンバスターをトップロープから決める。舞華がカバーするが詩美の肩が上がる。舞華は突進しラリアット。詩美も応戦しラリアットの交錯が連続。睨み合いからラリアットが再び3連続で交錯。15分経過。舞華がラリアットをかいくぐり、ラリアットをヒットさせる。舞華は詩美を引き起こして炎華落としへ。しかし詩美がクリアーに成功。舞華は再び詩美を引き起こし担ぎ上げる。すぐに詩美が切り返しマットに叩きつける。舞華のラリアットをかわして詩美が左右のハンマー連打。コーナーに追い込まれた舞華がジャンピングヘッドバットをぶつける。突進すると詩美が受け止めて後方に投げつける。詩美はカナディアンで担ぎ上げハイジャックの構え。舞華が切り返しスリーパー。胴締めに移行し締め上げるが、詩美の足がロープに届く。舞華は「終わり!」と絶叫し、詩美を起こそうとするが動かない。20分経過。舞華はあらためて引き起こすが詩美が投げっぱなしジャーマン。両者ダウン状態から、舞華のラリアットをかわして詩美がラリアット。詩美が舞華を引き起こし3連続ジャーマン。しかし舞華が返してみせる。詩美は舞華を引き起こしアルゼンチン、トーチャーラックボム。しかし舞華の手がロープに届く。詩美は舞華を強引に起こすが至近距離からドロップキックを食らう。フラフラの舞華が下からラリアットもあたりが弱い。詩美が至近距離からラリアット。詩美はカナディアンから旋回してハイジャックボム。カバーすると舞華が返せず詩美の勝利となった。

詩美「防衛成功しました! 舞華、オマエとはもう何回もシングルしてるよな。ホント強くなったよ。オマエこの3年間追いかけてまでスターダム来たんだろ。好きみたいだな、まだまだ私の背中追い続けろ。何回でも受けて立ってやるよ」

舞華が退場

詩美「また強敵を一人倒して次は10回目の防衛戦、両国、朱里とタイトルマッチだ」

朱里が出てくる。

詩美「朱里、朱里、オマエとの約束、ちゃんと守ったぞ、おい」

朱里「私はこの日を待っていた。林下詩美今度こそ時間無制限で決着をつけよう」

朱里が手を差し出す。

詩美「おい。朱里、時間無制限、望むところだよ。私たちは63分も試合やって私は勝てなかったしアナタも勝てなかった。年内最大の最終戦やりましょう」

握手をかわすと朱里が退場。

詩美「この赤いベルト9度防衛して、そして両国10度目の防衛戦ももちろん赤い女王林下詩美が防衛します。2021年最後の試合もこのクールにロイヤルそして美しい林下詩美が勝って最高の2021年の締めにしたいと思います。その日までみなさんごきげんよう」

詩美のコメント

「舞華から防衛して9度目成功しました。舞華とこれで6回目のシングルマッチ。3年間のうちに6回もやってるんだけど、舞華ホントにスターダムにきて、みるみる強くなったよ。もう私は2回も負けてるし今日だって危ない場面が何度もあったけど、でもまだまだこのベルト渡すわけにはいかないから。舞華には私の背中をまだまだ追いかけてもらって、これからまた、何回でもアイツと舞華とは試合ができたらなと思います。すごい楽しかった。ありがとう舞華」

――次のタイトルマッチは両国の朱里戦。

「朱里、ようやくまた闘える。しかも両国という年内最終戦の大きい舞台で約束ちゃんと守りましたよ。ここまでベルト守り抜いた。1229日両国では、2021年の、いや、ここまでの林下詩美のすべてを出し切って、最高の試合で、この林下詩美が締めくくりたいと思います」

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