『Cinderella Journey 2022 in NAGAOKA』
2月23日(水・祝)アオーレ長岡(観衆706人/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆フューチャー・オブ・スターダム選手権 次期挑戦者決定3WAYバトル 15分勝ち抜け戦 | ||
吏南 |
6分9秒 |
月山和香 |
◆フューチャー・オブ・スターダム選手権 次期挑戦者決定3WAYバトル | ||
桜井まい |
8分6秒 |
月山和香 |
◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負 | ||
<王者> |
5分20秒 |
<挑戦者> |
羽南 | 向後桃 |
※第8代王者の羽南が2度目の防衛に成功
◆タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
7分34秒 |
レディ・C● |
○琉悪夏 | 林下詩美 |
◆タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
中野たむ |
10分4秒 |
フキゲンです★ |
○岩谷麻優 | 鹿島沙希● |
◆両国前哨戦 6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
ひめか |
20分00秒 |
テクラ |
舞華 | MIARI | |
朱里 | ジュリア |
◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1勝負 | ||
<王者組> |
12分28秒 |
<挑戦者組> |
葉月 | ウナギ・サヤカ | |
○コグマ | 白川未奈● |
※第22代王者組のコグマ&葉月が2度目の防衛に成功
◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負 | ||
<挑戦者> |
17分3秒 |
<王者> |
AZM | スターライト・キッド |
※第21代王者のスターライト・キッドが6度目の防衛に失敗。AZMが第22代王者となる
◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 | ||
<王者> |
21分55秒 |
<挑戦者> |
上谷沙弥 | なつぽい |
※第16代王者の上谷沙弥が2度目の防衛に成功
試合詳細レポート
◆フューチャー・オブ・スターダム選手権 次期挑戦者決定3WAYバトル 15分 | ||
吏南 |
6分9秒 |
月山和香 |
◆フューチャー・オブ・スターダム選手権 次期挑戦者決定3WAYバトル 15分 | ||
桜井まい |
8分6秒 |
月山和香 |
フューチャー・オブ・スターダム王座挑戦者を決める3WAYマッチが桜井まいvs月山和香vs吏南でおこなわれる。3人とも過去に一度挑戦経験があるが、いずれも戴冠には至っていない。とくに桜井と月山はスターダム参戦初戦でいきなり挑戦。ウナギ・サヤカによる“査定”試合が物議を醸し、吏南もクレームをつけた一人だった。その吏南は2日前の後楽園でアーティスト・オブ・スターダム王座に挑戦、ベルト奪取、タイトル初戴冠を逃しただけに、再びフューチャーへのチャンスをつかみたいところ。また、COSMIC ANGELS脱退で揺れる桜井と月山の関係もこの試合に大きな影響を与えそうだ。ドンナ・デル・モンドに移籍した桜井と、裏切られた月山。2日前の後楽園では両者が6人タッグマッチで対戦、桜井が月山から直接フォールを奪っている。月山は依然としてデビュー以来白星に恵まれていないが、この試合は汚名返上のチャンスでもある。
試合前、第1勝者が両国初日、第2勝者が両国2日目に挑戦することがアナウンスされた。月山がゴングと同時に桜井にドロップキック、かわした桜井は吏南に向かっていくが月山が桜井にエルボー連打。月山が走ると吏南が止めて桜井が月山にビッグブーツ。吏南は桜井と共闘と見せかけ髪を引いて倒す。吏南は桜井をクソババア呼ばわりし顔面を踏みつけていく。ドロップキックからカバーするが桜井が返す。桜井は吏南にスタナー、ドロップキック。吏南が返すと桜井に卍固め。月山がカットし吏南にパロ・スペシャルでギブアップを迫る。月山が桜井を引き起こしエルボーを打ち合う。桜井が連打し月山に突進、月山はクロスボディーをヒットさせコーナーからミサイルキック。桜井が返すと、月山はもう一度ミサイルキック。しかし吏南のカットが間に合う。吏南がゴリーボムの構えにいくが月山が丸め込む。丸め込み、逆さ押さえ込みの連続を吏南がしのぐと張り手を見舞ってゴリーボム狙い。月山が切り返すと逆さ押さえ込み、しかし桜井がカットする。桜井が月山にエルボー連打。背後から吏南が襲いかかり桜井を場外に投げ捨てる。月山が吏南に串刺しで突進もかわされる。吏南はSTOで倒すが桜井がダイビングエルボー。吏南がかわして月山にヒット。吏南が桜井へのノーザンライトから月山にゴリーボム。3カウントが入り、吏南が勝ち抜け。試合は桜井と月山の一騎打ち。桜井が引き起こそうとすると月山が丸め込む。桜井が返すとエルボー連打。月山が両腕をクロスしシットダウンで叩きつけるが2カウント。桜井がビッグブーツからダイビングエルボードロップ。引き起こして抱え上げると前方に叩きつける。月山が返せず桜井がフォール勝ち。これにより吏南が初日、桜井が2日目のフューチャー王座挑戦者となった。
吏南のコメント
「ちょっと今日の3WAY、試合前に勝った人が一日目、2番目に勝った人が2日目って試合前に知ったんですけど、こんな試合で勝って満足してないんで自分は。この試合は次期挑戦者決定戦だから、羽南が(今日は)たぶん勝つと思うけど、最高の舞台で羽南をぶっ潰したいなと思います」
桜井のコメント
「今日はフューチャーの次期挑戦ということで私はDDMに入ってフューチャーのベルトを何としても取りたい目標があるので、絶対に負けられない試合でした。吏南より先に勝ちたかったんですけど、先に取られてしまったのはちょっと悔しいんですけど、絶対に次は負けないように、もっともっと努力します」
――勝った2人が挑戦できるのはいつ知った?
「私も試合前アナウンスで知りました」
――先に勝つつもりでいったと思うが、最初取られて2番目に取った。ラッキーだったとか?
「もちろん(先に)勝つつもりでいきました。ラッキーと言えばラッキーですけど悔しいです。吏南に勝ちたかったので。月山にはもう勝ってるので今日勝っても別にそんな自分のなかでは満足しない結果なので、やっぱり一番に勝ちたかったです」
――月山は眼中にない?
「もっと上を見てます」
――月山は桜井を狙ってるが。
「そうですね。私はもっと強いところを狙ってます」
◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負 | ||
<王者> |
5分20秒 |
<挑戦者> |
羽南 | 向後桃 |
※第8代王者の羽南が2度目の防衛に成功
昨年12・29両国で琉悪夏を破りフューチャー・オブ・スターダム王座を奪取した羽南が2度目の防衛戦。挑戦者はアクトレスガールズからやってきた向後桃で、STARSの同門対決である。今年4月でデビュー3年となり、挑戦期限を迎える向後にとっては残り少ないチャンス。この機会をモノにできるか、それとも羽南がベルトを守るか。羽南としては、王者として再び両国のリングに立ちたいところだが…。
向後が「よろしくお願いします」と両手を差し出すと羽南もクリーンに応じる。ゴング直後に向後がドロップキックを打ち込みエルボー連打。向後が振ろうとするが、羽南がロープに振って払い腰で叩きつけると逆エビ固め。向後がエスケープすると、羽南が突進。しかし向後がドロップキックを連打する。羽南がコーナーに振り串刺しで突進。向後がかわしてエプロンに出てからダイビングボディーアタック。コーナーに振られた羽南がボディーアタックのお返し。向後が返すと、エルボーの打ち合い。羽南が連打しラリアット。かわして向後がトラースキックから619をヒットさせる。さらに向後はエプロンからスワンダイブのミサイルキック。羽南が返すと、フィッシャーマンを向後が狙う。切り返した羽南がノーザンライト。羽南はフィニッシュを宣言し、投げの体勢。切り返した向後がフィッシャーマンからカバーするが羽南がクリアー。羽南が突進しフェイマサ―。カバーを切り返して向後が丸め込みからウラカンラナ。しかし羽南が返してみせる。さらに丸め込むが羽南がギリギリで返して旋風脚がヒット。返された羽南は向後を引き起こしバックドロップホールド。3カウントが入り、羽南がベルトを守った。
羽南のコメント
「フューチャー・オブ・スターダム2度目の防衛戦、成功しました! 向後桃とSTARSの同門対決、明るくてまっすぐな未来を描けたんじゃないかなと思っております。私は師匠である麻優さんを見習って受ける美を極めて、そして今日勝ったつもりです。第0試合で次期挑戦者もそこで吏南と桜井まいが勝ったらしいですが、私は吏南を待っています。吏南と羽南でしか作れない未来をこれから作っていきたいと思います」
――2日間フューチャーが組まれるが。
「私は楽しみでしかないですね。両国という大きい舞台で、1回目の舞台で私はこのベルトを取ったので思い入れの強い場所ですしそこで吏南と桜井まいと未来を作っていけるのはすごくうれしいですね」
――昨年から次の両国、3大会すべて王者として上がり、防衛する?
「もちろんです。私がすべて防衛して、私には闘いたい人がいるので、その人のためにも防衛したいと思います」
◆タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
7分34秒 |
レディ・C● |
○琉悪夏 | 林下詩美 |
2・12大阪、2・13京都を欠場した林下詩美は2・20千葉で復帰、2・6仙台から大阪、京都、千葉、2・21後楽園を欠場したレディ・Cがこの試合で復帰する。詩美とレディのクイーンズクエストと対するのは大江戸隊の渡辺桃と琉悪夏である。となれば、試合はQQと桃の遺恨が中心になるだろう。早くもすっかり大江戸隊の中心メンバーとして馴染んでいる桃だけに、攻略は難しいと思われるが…。カギを握るのは、2・1後楽園以来のカムバック戦となるレディか?
詩美と桃が出てくるが桃が後退し琉悪夏が出てくる。怒った詩美だが琉悪夏が襲いかかりショルダータックル。詩美が走るとリング下から桃が足を引っ張る。場外で桃がレディをボディースラム、詩美をリングに入れる。リング内では琉悪夏が詩美の首を絞める。桃が詩美にミドルキック連打から顔面を蹴飛ばしていく。詩美が怒って首を絞めるが桃が切り返してエルボーの打ち合いに。桃の突進に詩美がエルボー。走ろうとすると桃が髪を引く。そこへレディがビッグブーツで詩美を援護。レディが逆水平を桃に連打。ロープに振られた桃が琉悪夏にチェンジ。琉悪夏が桃と合体しレディにショルダータックル、桃がミドルキック、琉悪夏がクロスボディー。レディが琉悪夏にコブラツイスト、ビッグブーツ。琉悪夏が返すと、レディが突進、琉悪夏がクロスボディー。桃がコーナーに上がると詩美が妨害しレディとともにデッドリードライブで叩きつける。レディが琉悪夏にチョークスラム狙い。レディがラリアットをかわしてネックブリーカードロップ。詩美とレディで合体チョークスラム。しかし桃がカットする。レディは琉悪夏にジャイアントバックブリーカーを狙うがかわされる。大江戸隊が串刺し攻撃から桃のハイキック、琉悪夏のセントーンが決まる。しかしレディがクリアー。琉悪夏がフィッシャーマンで叩きつけるが詩美がカット。桃がレディをとらえてツームストーンの構えから落とすと琉悪夏が冷凍庫爆弾投下。3カウントが入り、琉悪夏がレディをフォールした。
◆タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
中野たむ |
10分4秒 |
フキゲンです★ |
○岩谷麻優 | 鹿島沙希● |
当初は岩谷麻優と鹿島沙希のシングルマッチが予定されていたが、会見時に鹿島がフキゲンです★と組みたいとタッグマッチへの変更を要求。中野たむとのタッグを岩谷が承諾したため、岩谷&中野組の実現となった。知らないところで組むことになった中野は困惑の色を隠せなかったが、元STARSの中野が一夜限りとはいえ岩谷とのタッグで何を見せるのか興味深い。もちろん、そこには大江戸隊なりの計算もあるだろう。果たして、このタッグを実現させた鹿島の目論見とは?
ゴング前に大江戸隊が奇襲攻撃。岩谷をロープに振ってスポーツ紙で殴打する。鹿島が馬乗りになり岩谷の首を絞める。ロープ際に追い込むとフキゲンとともに攻撃、顔面を踏みつける。中央に戻すとボディースラム。片足でカバーするが岩谷が返す。鹿島が岩谷にアームブリーカー、腕をロープにかけて締め上げる。フキゲンが入り、岩谷に串刺し攻撃。そのたびに岩谷が脚を出してカットする。中野がフキゲンへダイビングボディーアタック。鹿島とフキゲンのクローズライをかわして中野がまとめてドロップキック。岩谷も入り中野とダブルの低空ドロップキックを決める。中野がバックドロップを狙うがフキゲンがこらえて突進をかわすとサミング攻撃。鹿島が中野へコルバタ、ビッグブーツ。かわした中野が鹿島にスタナー、側転ダブルニードロップ。岩谷が鹿島を振ろうとするが反対に叩きつけられる。鹿島は「モヤシをなめんなよ!」とミドルキック連打。岩谷が返すと、鹿島とエルボーの打ち合い。フキゲンがエプロンから岩谷を攻撃し鹿島と合体DDT。鹿島が岩谷にダブルアームスープレックス、ダブルアーム式フェースバスター。さらにコーナーからダイブするがかわされる。中野と岩谷がトラースキックの競演。中野と岩谷が合体し中野のDDTから岩谷がジャーマン。しかし中野のトラースキックが岩谷に誤爆。中野がフキゲンにジャーマン、岩谷が鹿島に蹴りも丸め込まれる。鹿島が岩谷に突進するがトラースキックを食らう。岩谷は鹿島を引き起こしフルネルソンの構え。鹿島が切り返すが中野がトラースキック。鹿島が返すと岩谷はムーンサルトプレスへ。3カウントが入り、岩谷が鹿島をフォールした。
岩谷&中野のコメント
岩谷「今日は久しぶりの岩谷麻優&中野たむ組、自分がキッチリ3カウントを取りました」
中野「本当は私が取りたかったですけど、STARS時代からあるこの名もなきタッグ。袂を分かったいまだけど、たむは…組んでもおいしいと思ってますけど」
岩谷「まあ意外とSTARSのころよりいまがいいんじゃないの?(笑)」
中野「どういう意味(笑)」
岩谷「いまの方がちょっとたむも強くなってるし」
中野「ちょっとじゃない、ちょっとじゃ」
岩谷「タッグ…タッグ。タッグのベルト。ユニットを越えたタッグのベルトもありなんじゃないの、スターダム」
中野「ありなんじゃないの? でも、両国国技館では私は岩谷麻優に中野たむの強さを存分に味わってもらおうと思います。…闘うからね?」
岩谷「いつ?」
中野「いや、初日だよ」
岩谷「そうだ」
中野「KAIRI&岩谷組vsたむ&ウナギ組だよ。忘れないで」
岩谷「でもまあ、自分は2日目の赤いベルト、そこに勝って、またスターダムの頂点に立って中野たむ、あんたを指名するから。それまでちょっとベルト絡みは待ってて」
中野「絶対、(赤を)巻いてね」
岩谷「両国国技館1日目、KAIRI&岩谷対中野たむ&ウナギ・サヤカ、そこもお楽しみに。チェケラ!」
◆両国前哨戦 6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
ひめか |
20分00秒 |
テクラ |
舞華 | MIARI | |
朱里 | ジュリア |
桜井まいの加入によりスターダム随一の陣容を誇ることになったドンナ・デル・モンドが6人タッグマッチで同門対決。朱里&舞華&ひめか組とジュリア&MIRAI&テクラ組が対戦する。この試合にはワールド・オブ・スターダム王者・朱里と挑戦者・ジュリアの前哨戦の意味合いも含まれている。3・26両国で朱里の赤いベルトに同門のジュリアが挑戦し、この試合の勝者が翌日の両国で岩谷麻優の挑戦を受けることとなる。まずは初日の朱里vsジュリアに向けての探り合い。決戦を1か月後に控え、どんな駆け引きが展開されるか?
朱里とジュリアの先発で試合開始。探り合いから首を取り合いグラウンドへ。立ち上がって腕を取り合うと、朱里がヘッドロック。ジュリアもヘッドロックに取りグラウンドにもっていくが朱里がすぐに立ち上がる。睨み合いから両者ともタッチ、舞華とテクラが対峙する。舞華がコーナーに追い込み突進するがテクラがかわして体を浴びせる。ジュリアとテクラが合体しビッグブーツ。ジュリア組が連係で舞華を攻め込む。舞華が返すと、テクラを持ち上げて後方に投げ捨てる。朱里がテクラにサッカーボールキック連打。ひめかがテクラに串刺しニーアタック。朱里、舞華も串刺しで続き、3方向から手足を固める。しかしジュリア組がカット。テクラが舞華のラリアットをかわしてコルバタ、ビッグブーツ。MIRAIが舞華をかいくぐりショルダータックル。朱里、舞華を次々とひめかの上に叩きつける。MIRAIはコーナーから3人まとめてリバーススプラッシュ。MIRAIが舞華を担ぎ上げようとするが舞華が切り返す。舞華とMIRAIのエルボー合戦から舞華がパワースラム。ブレーンバスター狙いをMIRAIがこらえるが舞華は強引に投げ切ってみせる。ひめかがMIRAIに後方からニーアタック、バックフリップ。MIRAIが返すとひめかとショルダータックルをぶつけ合う。ひめかが打ち勝つがMIRAIがヘッドロックに取る。しかしひめかがショルダータックルで吹っ飛ばす。するとMIRAIもショルダータックルでひめかを吹っ飛ばしてみせる。MIRAIの突進にひめかがビッグブーツ、ジュリアがMIRAIを踏み台にしてひめかにドロップキックからDDT。ひめかが返すと、ジュリアはSTF。ひめかがバックドロップを狙うとジュリアが切り返しドロップキック。ひめかはバックドロップからラリアット。朱里がジュリアにドロップキック、串刺しニーアタック、フロントネックチャンスリー、ストレッチマフラー。ジュリアの打撃を朱里がブロックも、ジュリアのエルボーが顔面ヒット。朱里がジュリアにサッカーボールキックも2カウント。朱里はミドルキック連打。ジュリアがキャッチしレフェリーに渡して蹴り上げる。ジュリアがコーナーに上がると朱里が担いでリング中央へ。ジュリアが逃れて飛びつくと変型卍固め。朱里が後方に叩きつけると15分経過。舞華とひめかがサンドイッチラリアット、朱里がスタンディングギロチン。乱戦模様からジュリア組が連係で舞華を場外に送り出す。MIRAIが朱里にラリアットで場外へ。ジュリアは場外で朱里にDDT。リングに戻すとジュリアがミサイルキック。朱里が返すとジュリアはファルコンアロー。グロリアスドライバー狙いを朱里が切り返しバックを取るがジュリアが丸め込む。ジュリアはコーナーに上がるが舞華がカット。テクラも上がると舞華は2人まとめて投げようと試みる。ここにひめかが合体し叩きつける。朱里がMIRAIにハイキック、MIRAIがラリアットでダウン。残り1分。ジュリアが朱里に突進もジャーマンで叩きつけられる。朱里のニーアタックもジュリアがカバーを反転。ジュリアがバックドロップも朱里が返す。ここでタイムアップとなり、時間切れ引き分けに終わった。試合後、朱里とジュリアはお互いを意識、並行するようにして花道から退場した。
ジュリアのコメント
「今日はDDM同門対決、3・26の赤いベルトの前哨戦。言いたいことは山ほどあるよ、朱里。アナタは私をずっとそばで支えてきてくれた大切な大切な姉貴、タッグパートナーであり、アリカバのときいろんな話をたくさんして、赤いベルトが取りたい朱里、そんな朱里の話もたくさん聞いて。私はスターダムにきてから誰よりも朱里のそばにいたと思ってるし、私の一番近くにも常に朱里がいた。だから、お互いのことは知り尽くしてる…と思ってるんだけど、私は一つわからないことがある。朱世界って結局、何? 私にはそれだけがどうしてもわからない。このままわからない朱世界、独走させる、そんなのつまらないから。私、朱里からそのベルトいただきます。私だって次の世界に進まなくちゃいけないので。3・26両国、めちゃくちゃ楽しみだから、それまでアリベデルチ、またな」
ひめかのコメント
「今日このカード、本当は先日の大阪大会でやる予定で、自分の体調不良でできなかったカードだったので、すごく楽しみにしてて。MIRAIとテクラ、はじめまして。DDM、マジで戦力が集まりすぎてて、本当に無敵のDDMだなってあらためてリング上で感じました」
朱里のコメント
「自分はジュリアと両国国技館、3月26日、このベルトを懸けてタイトルマッチが決まってます。今日、決まってから初の前哨戦になるのかな。ジュリアとは(2020年末の)大阪でダブルタイトルでドロー。絶対にジュリアと決着をつけたいとずっと思ってました。DDMで仲間として、アリカバで一緒に歩んできて、チャンピオンになってジュリア、そして2日目岩谷麻優。対戦して必ず勝っていかなきゃいけない2人。この2人に勝ち、両国国技館2日間、伝説を作り、朱世界を染め上げ絶対王者になります」
◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1勝負 | ||
<王者組> |
12分28秒 |
<挑戦者組> |
葉月 | ウナギ・サヤカ | |
○コグマ | 白川未奈● |
※第22代王者組のコグマ&葉月が2度目の防衛に成功
STARSの葉月&コグマのFWCにCOSMIC ANGELSの白川未奈&ウナギ・サヤカ組が挑むゴッデス・オブ・スターダムタイトルマッチ。葉月組は1・9後楽園にて朱里&ジュリア組から王座奪取。タッグリーグ戦優勝の勢いそのままに両者とも復帰後初のベルトをゲットしてみせた。1・29名古屋ではこちらもDDMの舞華&ひめか組を退け初防衛に成功。そして今回、コズエンの2人を迎え撃つこととなる。対する白川とウナギは2度目の挑戦。前回は昨年3・14新宿で舞華&ひめか組に挑むも惨敗を喫した。が、あのときとは比べ物にならないくらい両者ともスターダムマットで成長。ベルトを取っても何ら不思議ではない位置まで到達している。それだけにどちらが勝つかわからない激しい闘いが期待できそうだ。
コグマとウナギの先発でゴング。ウナギが控えの葉月をリング下に落とすと白川がコグマを攻撃しコズエンが合体。ウナギがコグマをボディースラムで叩きつける。白川がコグマの背後からドロップキック、吊り天井、ウナギがロープ間を走り背後から蹴りをぶち込む。ウナギがコグマにエルボー連打、仁王立ちで「コグマこいよ!」と挑発する。ウナギはコグマにキャメルクラッチ、ギロチンドロップ。コグマが突進を止めてドロップキック。葉月がウナギに串刺しエルボー、コードブレイカー。葉月が返すと、ウナギにフェースロック。すぐに白川がカットも、葉月がまとめてドロップキックからウナギへ顔面ウォッシュ。ウナギが葉月の顔面にビッグブーツ、葉月もやり返しビッグブーツの応酬。ウナギがカカト落としからギロチン投下。葉月がウナギに串刺しで突進。葉月はエプロンに出されるもDDTを決め、スワンダイブ式ミサイルキック。ウナギがスイングネックブリーカーで叩きつけ両者ダウン状態。白川がコグマとエルボーの打ち合い。コグマの突進に白川がネックブリーカー。コグマが返すと白川はボディースラムの構え。コグマが切り返しバックの取り合い。白川がロープを利用しDDT。コグマが返すと、白川はダイビングエルボーアタック、コグマがかわすと葉月が乱入し白川にエルボー、ウナギがマットに叩きつけると、白川がコグマにローリングエルボー。白川はコグマにダイビングエルボーアタック。返したコグマにコズエンが合体。大ふへん固めとネックブリーカーが合体も、同士討ち状態に。しかし白川はコグマをコーナーに追い込みローリングエルボー、トップロープにかけてDDT。しかし葉月のカットが間に合う。10分経過。葉月が白川をエプロンのウナギに投げつけると、場外へトペスイシーダ。コグマが続いて白川へミサイルキック。白川が突進もコグマがDDT。コグマは白川を起こしてジャーマン狙い。白川が切り返し丸め込み。コグマも丸め込むが2カウント。コグマが投げっぱなしジャーマンもカットされる。葉月が白川を捕まえ持ち上げるとコグマと合体のネックブリーカー。葉月が白川に垂直落下、コグマがダイビングボディープレス。3カウントが入り、コグマが白川からフォールを奪った。
葉月「FWCが2度目の防衛成功しました! これからもっともっと防衛数を重ねたいので両国で防衛戦やってもいいですかね!? 誰か挑戦者いませんか?」
桃が出てくる。
桃「おいおいおい、葉月。オマエらのその見せかけクレイジータッグもチャンピオンでいられるのも、あと少しだから。私が、このブラックピーチが、とっておきのパートナー連れてきて、そのゴッデス、しっかり奪ってやるから楽しみにしとけよ」
コグマ「おい、腐った桃。オマエは、クマポーズできんのか?」
桃はコグマにハイキック。
葉月が桃の髪をつかむ。
葉月「ふざけんなよ! 奪えるもんなら奪ってみろよ! パートナー連れてこいよ。渡辺桃がどんなパートナー連れてくるのかわかりませんが、しっかりFWC私たちが防衛するので、期待しててください!」
葉月&コグマのコメント
葉月「無事に2度目の防衛成功。まあ、ウナギ、白川、あんまり手こずらないかなと思ったんですけど、やっぱり2人ともいろんなベルトに挑戦してきて、いままで負けてばっかで勢いはあってもそれが形になることはなかなかなかったから、やっぱり結構追い込まれたね」
コグマ「予想内でもあり、予想外でもあり。でも一番予想外だったのは、腐った桃」
葉月「両国で防衛戦したいと言ったらまさかの名乗り出てきてくれました」
コグマ「パートナーが誰かわかんないけど」
葉月「わかんないけど、まあ誰でも受けて立つし、なんなら赤いベルトに挑戦したいとかどうのこうの言ってた渡辺桃がゴッデス?」
コグマ「なんか私たちに言いたいことがあるんじゃない?」
葉月「まあ言いたいことはリング上でバッチバチにやり合って言ってもらうんで」
コグマ「ハイキックの借りも返すよ」
葉月「しっかり渡辺桃にも、そのパートナーにも私たちのクレイジーさをとことん教えてやりたいと思います」
――桃はクマポーズをやってくれなかったが。
それでも挑戦を受ける?
コグマ「そうですね」
葉月「でも、リング上でああやって言われてしないだけで、意外とさあ、大江戸隊がクマポーズやられてるときにさ、はじでちょこっとやってたりするヤツもいるよね」
コグマ「うんうん」
葉月「実はやりたいんだろうね、みんな」
コグマ「みんなクマポーズ好きなんですよ、絶対試合でやると思う。私はハイキックもらったんで、そこに期待を」
葉月「そこはクマポーズと防衛でしっかりお返しして」
――両国でクマポーズさせる?
コグマ「ハイ、させます! やらないなら私が強制」
葉月「そっちの方が屈辱だろうしね」
コグマ「辱めてやる」
――5・5福岡国際センターが発表されたが。
コグマ「うれしい。やっと。私は博多スターレーン以来の福岡」
葉月「そっか。福岡でちょこちょこ年一とかではあったけど、ビッグマッチ開催はなかった」
コグマ「絶対ゴッデス持っていきますよ」
葉月「持っていってしっかり防衛をしたい」
コグマ「絶対する。楽しみ」
葉月「スターダムに福岡出身がちょこちょこ増えてきたよね。葉月、コグマ、舞華。つながりでは桜井まいとかもね」
コグマ「いろいろと楽しみです」
葉月「福岡も盛り上げるのは私たちFWC」
◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負 | ||
<挑戦者> |
17分3秒 |
<王者> |
AZM | スターライト・キッド |
※第21代王者のスターライト・キッドが6度目の防衛に失敗。AZMが第22代王者となる
スターライト・キッドとAZMのハイスピード王座戦。キッドは昨年8・29汐留にて悲願のベルト奪取、8回目の挑戦でついに念願のハイスピード王座を手に入れた。ベルトに怨念を込めたいままでにないタイプの王者は、ここまで5度の防衛に成功。そして今回、デビュー以来のライバルであるAZMを迎え撃つ。両者によるハイスピード王座戦は昨年10・3横浜以来、あのときとは立場を入れ替えての一騎打ちだ。このカードに絶対の自信を持つキッドは、ファン投票による今大会のメインイベント決定を要求。タイトルマッチの位置づけに一石を投じた。惜しくもメインの座を奪うことはできなかったものの、試合の内容いかんでは今後のメイン昇格にもつながることになるだろう。メインを取りたいとの気持ちはAZMも同様のはず。渾身のハイスピード戦に期待大だ。
ゴングと同時に両者突進しカバーの応酬。ロープワークからコーナーをAZMが駆け上がる。睨み合いからAZMがキッドのマスクをつかむ。キッドが払いのけるとAZMが「こいよ」と挑発。エルボーの打ち合いからAZM、キッドが連打。キッドの突進をAZMが先回り。AZMがキッドをかいくぐりドロップキック。AZMがアームホイップから腕を極める。キッドがエスケープすると、AZMがキッドをコーナーに叩きつける。反転したキッドがコーナー上のAZMに「なめんな!」と下からドロップキック、場外に飛ぶと花道でやり合う。キッドがアームホイップで叩きつけ背後からサッカーボールキック、さらにケブラーダで舞う。キッドはAZMをリングに戻しフィッシャーマン。AZMが返すと、キッドはコーナーへ。気づいたAZMがエルボーを打ち込み宙づりにする。起き上がってきたキッドにハイキック、再度宙づりにするとマリンスパイク。AZMはコーナーを駆け上がり鉄柱越えのプランチャを放つ。そして予告してのダイビングフットスタンプ。返したキッドにAZMはミスティカ式ワキ固めから腕固め狙い。キッドが丸め込むが2カウント。AZMはキッドを起こして足をクロスしバックへ。キッドが切り返すがAZMがキックをぶち込む。AZMはもう一度ダイビングフットスタンプ。かわしたキッドがコーナー上のAZMにアームホイップ。AZMが脚をクロスし変型ジャーマン。キッドがドロップキックもカウンターのハイキックを食らう。AZMのブレーンバスター狙いをキッドがDDTで切り返す。両者ダウン。10分経過。キッドが引き起こそうとしたAZMを丸め込む。丸め込みの応酬はどちらも譲らず。AZMのマヒストラル狙いをキッドが押しつぶすが2カウント。キッドがスイングネックブリーカーから旋回式ダイビングボディープレス。AZMが返すとキッドがフィニッシュを予告して黒虎天罰狙い。AZMが切り返すがキッドが反転してカバー。あらためて黒虎天罰もAZMがクリアー。キッドはAZMにダッシュ。かわしたAZMが丸め込みも2カウント。キッドはAZMをコーナーに乗せEternal foe狙い。AZMがこらえるとキッドが張り手、キッドが絶叫しEternal foe。しかしAZMがワキ固めに切り返す。キッドが必死にエスケープ。AZMは背中を抑えて悶絶。キッドが引き起こしバックを取ってスタースープレックス狙い。AZMが切り返し丸め込みの連続。15分経過、AZMがジャンプし腕を取る。キッドが抜けるがAZMがハイキック。AZMはもう一発ハイキックをぶち込む。AZMが絶叫しカナディアンデストロイヤー。しかしキッドが返してみせる。AZMはキッドを引きおこす。丸め込みの応酬からAZMがサブミッション狙い。もがくキッドを締め上げるとキッドがタップアウト。AZMの勝利となりハイスピード王座が移動した。
AZM「ベルト取ったぞ! 1年ぶりにあるべき場所に返ってきました。両国国技館は私がチャンピオンとして挑戦者をお迎えします。誰でもかかってきてください。キッド、またやり合おう」
キッドがピンクのマスクを手に、自分がこれまでやってきたように被せろとAZMに指示するが、AZMは拒否。AZMが拳を出すとキッドも悔しそうに拳を合わせた。そして別れを告げるようにベルトに強くタッチ。
AZMのコメント
「長かった、つらかった。やっぱり最高のライバルキッドとは、またやり合いたい。次、両国国技館は私がチャンピオンとして迎えます。私は、1回目の(フューチャーの)ベルトで、ベルトに成長させられました。次はこの私がこのベルトを成長させてあげたいと思います。楽しみにしていてください」
◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 | ||
<王者> |
21分55秒 |
<挑戦者> |
上谷沙弥 | なつぽい |
※第16代王者の上谷沙弥が2度目の防衛に成功
クイーンズクエストの上谷沙弥とドンナ・デル・モンドのなつぽいがワンダー・オブ・スターダム王座を懸けて一騎打ち。上谷は昨年12・29両国で師匠・中野たむを破り、念願のシングル王座初戴冠、白いベルトの王者となった。ウナギ・サヤカから初防衛に成功し、今回が2度目の防衛戦となる。挑むなつぽいは、2・1後楽園のメインでスターライト・キッドのハイスピード王座に挑戦、30分ドローで引き分けた。そして今回は上谷の白いベルトに挑戦。勝てば2日前の後楽園で防衛したばかりのアーティスト・オブ・スターダム王座と合わせ2冠王となる。勝った方が白いベルトの王者として3・26&27両国に進出するのは確実。試合後、白いベルトを手にしているのは上谷か、それともなつぽいか?
視殺戦から試合がスタート。探り合いから手四つの構えに入り、力比べ。上谷がなつぽいのブリッジに乗る。なつぽいがバックを取ると上谷も切り返す。ともに走り、ヘッドスプリングで立ち上がる。張り手をかわし合いなつぽいがネックブリーカー。上谷がすぐに立ち上がりドロップキック、腹部を蹴り上げる。上谷がグラウンドでスリーパー。なつぽいがエスケープすると、場外で悶絶。上谷が追いかけエプロンに叩きつけていく。上谷が仁王立ちでなつぽいのエルボー連打を受けて立つ。なつぽいが突進すると上谷がカウンターのドロップキックで場外に送り出す。スワンダイブで飛ぶ寸前になつぽいがカットしエプロンでの攻防。なつぽいがエプロンでのジャーマンで叩きつける。なつぽいは場外へプランチャ、リングに戻し顔面へ低空ドロップキック。トップロープでエルボーを打ち合い、上谷が雪崩式フィッシャーマンの体勢。なつぽいがこらえてエルボー連打、背中にフットスタンプを見舞うと下からバックを取る。ジャーマン狙いを上谷がこらえると、なつぽいはあらためてバックを取ってジャーマン。しかし上谷が着地に成功。両者ダウン状態から上谷が先に立ち上がり二段蹴りで場外に蹴落とすと、スワンダイブ式プランチャ。場外で2人ともダウン。上谷がなつぽいを引き起こすとエルボーの応酬。19カウントでカムバックし、リング上でもエルボーを打ち合う。15分経過。上谷の回し蹴りに、なつぽいはソバットで対抗、上谷がニールキックをヒットさせるとミサイルキック。なつぽいが返すと、上谷はノーザンライト。返された上谷は張り手を打ち込み絶叫、コーナーに上がるがなつぽいがバックを取って投げ捨てる。さらにジャーマンを決めるが2カウント。なつぽいはフェアリアルギフト投下も、上谷が返す。なつぽいがクロスアームでバックを取る。こらえる上谷を強引に叩きつけると丸め込みの連続、上谷が切り返しバックを取って丸め込む。返されると強引にジャーマン。20分経過。返したなつぽいを引き起こしスタークラッシャーの構え。なつぽいが切り返して丸め込む。返した上谷が二段蹴り、なつぽいがジャーマン、クロスアームに取るが、上谷が反対にクロスアームの構え、そこからマットに叩きつけるが2カウントどまり。上谷がスタークラッシャーで叩きつけ、フェニックススプラッシュへ。3カウントが入り、上谷が防衛した。
上谷「なつぽいちゃん…ありがとう」
なつぽい「上谷沙弥ちゃん、なつぽいは思ってるよりも…ずーっとしつこいよ」
上谷「そんなの…知ってるよ」
上谷が握手の手を出す。が、なつぽいがすかす。上谷が拳を出すと、なつぽいも拳を合わせる。なつぽいも思わず笑顔。お互い、座礼。
上谷「ワンダー・オブ・スターダムのベルト、防衛しました! きょう防衛したら2人、指名したい相手がいると言いました。その2人をきょうここで漏洩…あ、いえいえ。指命したいと思います! 1人目、林下詩美。2人目、中野たむ。私はこの2人と両国国技館で闘いたいです。上がってきてください」
中野と詩美がリングに。
詩美「上谷、まずは防衛おめでとう」
上谷「ありがとうございます!」
詩美「上谷いっつも、本当にとんでもないことばっかり言うな。私と試合がしたい。私は白いベルトに挑戦したこともあったけど、まあ縁がなくて巻くことができなくて、今回チャンピオンからそうやって挑戦者に選んでもらえるなら、喜んで挑戦させてもらうよ。その上で私がこのベルトを取るから」
中野「上谷、白いベルト大切にしてくれてありがとう。この白いベルトね、私にとって分身みたいなものだった。こんなに早く奪回のチャンスが巡ってくるなんて、いいの? 両国国技館、2日目に笑ってるのはこの中野たむだ!」
上谷「承諾してくださり、ありがとうございます! 林下詩美、そして中野たむ、両国国技館で必ず防衛してさらに価値のある白いベルトにして、誰の手も届かないような輝いたベルトにしていこうと思います。ということで、私がきょう締めさせていただきます! このスターダムのリングで最高に輝いてるのはこの私、不死鳥だー!」
なつぽいのコメント
「上谷沙弥ちゃん、今回白取れなかったけど、上谷沙弥ちゃんにも言ったけど、なつぽいはメチャクチャしつこいよーって。わかってると思うけど、今日上谷沙弥ちゃん、いや、沙弥から白いベルトを取りたいって気持ちが、もう胃の奥が煮えくり返るぐらいに思いました。KAIRIさんと指切りしたのはきょうベルトを取るっていう宣言は叶えられなかったけど、この指切りにはそれ以外のいろんなものが込められてると思ってるから。私は絶対に白いベルトを巻きます。あきらめません。沙弥とはこれが始まり。ばいぽーい」
上谷のコメント
「ワンダー・オブ・スターダムのベルトを無事2度目の防衛をすることができました。なつぽい、全力の勝負をしてくれて本当にありがとう。あなたのこと、この白いベルトをきっかけによく知ることができて、本当に本当に試合が楽しかったし、もっとこの続きをやりたいと心から思いました。そしてアオーレ長岡。このビッグマッチでメインイベント。私は7年前に(涙)この会場で人生を懸けてアイドルのオーディションを受けました。そこで落選して、泣き崩れて悔しい思いをしたんですけど、つらい過去は自分の手で未来を変えることができる。それを今日証明することができたんじゃないかなと思います。これを見て少しでも勇気とか希望を与えられたら光栄に思います。そして両国国技館2連戦、林下詩美、中野たむ指命させていただきました。私にとって絶対に倒したい4大巨頭の2人であり、自分にとって最大の試練だと思ってます。でも、この2人を倒せば、この白い最高に輝いた全力のベルトをどんどん、もっともっと輝かせたものになると思うの。この不死鳥様が全力で防衛してみせる。見ていてください」