2022/02/26 試合結果

2022年2月26日 『姫路大会』

『姫路大会』
2月26日(土)アクリエ姫路(観衆262人/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
白川未奈

8分10秒
インプラントDDT→片エビ固め

吏南

◆タッグマッチ 15分1本勝負
MIRAI

7分26秒
バックラッシュ→エビ固め

コグマ
○なつぽい 羽南●

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
ひめか

15分4秒
山茶華→片エビ固め

月山和香●
○舞華 ウナギ・サヤカ
朱里 中野たむ

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
向後桃

11分12秒
みちのくドライバーⅡ→エビ固め

桜井まい●
○葉月 テクラ
岩谷麻優 ジュリア

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
渡辺桃

17分38秒
冷凍庫爆弾→片エビ固め

レディ・C●
スターライト・キッド 上谷沙弥
○琉悪夏 林下詩美
鹿島沙希 AZM

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
白川未奈

8分10秒
インプラントDDT→片エビ固め

吏南

 白川未奈と吏南のシングルマッチは、元フューチャー・オブ・スターダム王者と次期挑戦者の闘い。3・26両国で羽南との姉妹タイトルマッチをおこなう吏南としては、内容でも大一番につなげたい試合である。

 白川が「高校第1志望合格おめでとう、吏南ちゃーん」と声をかけ握手を求める。吏南が応じると白川が手を引く、フェイントをかけた白川がグラビアポーズを作ると吏南が襲いかかってヘアーホイップ。吏南は白川を「クソババア」呼ばわりしコーナーに追い込んで攻撃。レフェリーが止めに入ると吏南は「クソジジイ」呼ばわりして白川をボディースラム。白川がエルボーで向かっていくが吏南が蹴り飛ばす。吏南がロープに振ると白川が「なめんな!」とフライングクロスチョップ。コーナーに追い込むと串刺しで突進、吏南が足を出すが、白川は突進に対してヒザへのドロップキック、吊り天井、変形ドラゴンスリーパー、サイドからのドロップキック。投げを狙うと吏南がこらえて拒否。白川の突進に吏南が払い腰、串刺しエルボーアタック、ドロップキック。白川が返すと、エルボーの打ち合いに。吏南が「こいよ!」と挑発。さらにエルボー合戦が続き、白川が打ち倒す。白川がロープに振ろうとするが、吏南が止めて卍固め、フィッシャーマン。吏南はフィニッシュを予告してゴリーボムの体勢。白川が切り返し丸め込む。返した吏南が突進すると白川がネックブリーカー、ヒザへのドロップキック、DDT。吏南が返すと、DDT狙いを切り返し、バックブローをかわして丸め込みの連続へ。しのいだ白川がエルボーをぶち込みローリングエルボー、バックブロー。後方に投げつけカバーするが吏南の肩が上がる。白川はインプラントDDTを決めると吏南が返せず3カウントが入った。試合後、白川が歩み寄ると、吏南が突き飛ばして退場した。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
MIRAI

7分26秒
バックラッシュ→エビ固め

コグマ
○なつぽい 羽南●

 コグマ&羽南組のSTARSとなつぽい&MIRAI組のドンナ・デル・モンドがタッグで対戦。STARSはコグマがゴッデス・オブ・スターダム王者で羽南がフューチャー・オブ・スターダム王者のチャンピオンタッグ。対するDDMはなつぽいがアーティスト・オブ・スターダム王者だ。チャンピオンのなかに割って入るMIRAIだが、朱里への赤いベルト挑戦で高いポテンシャルを見せつけた。MIRAIのパワフルな闘いが、見る者に将来のチャンピオン像を印象付けることができるか?

 STARSが握手を求め中央へ歩み出す。DDMが応じないと見るやコグマが先発に立候補。DDMからはMIRAIが出てコグマと対峙。コグマがクマポーズを見せると、MIRAIは「やりません!」と拒否。すると控えのなつぽいが「クマやりたい!」とポーズを作る。すると背後からMIRAIがコグマを攻撃。合体攻撃を仕掛けようとしたDDMだがSTARSがリング中央で鉢合わせにしてみせる。串刺し攻撃はDDMがかわすが、コグマはMIRAIをとらえてキャメルクラッチでギブアップを迫る。さらに背中へのフットスタンプを見舞うが2カウント。羽南がMIRAIに串刺しドロップキック、払い腰。コグマがMIRAIにボディースラム狙い。MIRAIがこらえてコグマをキャッチも丸め込まれる。MIRAIがコグマをかいくぐりショルダータックル。なつぽいがコグマにドロップキック。2発目狙いを羽南がカットするが、なつぽいは羽南をロープ際に追い込みまとめてドロップキック。さらにコグマにダイビングボディーアタックを見舞う。コグマが返すと、なつぽいはヒザへのドロップキック。技のかわし合いからコグマがポーズを取りフェイントで幻惑しドロップキック。羽南がダイビングボディーアタックもなつぽいが返す。羽南はダブルリストを放つが、なつぽいがクリアー。STARSが合体ドロップキック、羽南が大外刈り。なつぽいが返すと、羽南の突進をMIRAIが止める。MIRAIはなつぽいを担いで羽南にぶつけていく。さらにコグマに投げ捨てる形にしてから羽南にスープレックス。しかしコグマがカット成功。羽南がなつぽいのバックを取りコグマを呼び込む。コグマのミサイルキックから羽南が丸め込むがMIRAIのカットが間に合う。羽南はフィニッシュを宣言しなつぽいを持ち上げる。しかしなつぽいが切り返し丸め込みからネックブリーカー。コグマがカットするがMIRAIが場外に追い出す。なつぽいがバックラッシュを決めると羽南が返せず3カウントが入った。

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
ひめか

15分4秒
山茶華→片エビ固め

月山和香●
○舞華 ウナギ・サヤカ
朱里 中野たむ

 ドンナ・デル・モンドの朱里&舞華&ひめか組とCOSMIC ANGELSの中野たむ&ウナギ・サヤカ&月山和香組が6人タッグマッチで全面対決。DDMは朱里がワールド・オブ・スターダム王者で舞華とひめかがアーティスト・オブ・スターダム王者というチャンピオントリオ。となれば、どうしてもコズエンの劣勢は否めないところ。いまだ未勝利の月山の奮闘が期待されるが…。

 月山が先発に立候補すると、DDMからはひめかが手を上げる。ロックアップからすぐにひめかが投げ飛ばす。月山がエルボー連打から突進するが、ひめかがショルダータックル。ひめかがストンピング連打から自軍コーナーに連行。舞華がコーナーに振ると串刺しラリアット。DDMが次々に串刺し攻撃を見舞い3方向から手足を決めるとコズエンがカット。舞華は月山に高々とボディースラムを連発。DDMが自軍コーナーで月山を捕獲。朱里が月山にサッカーボールキックの連打。月山が返すと、朱里が串刺しニー。返した月山がエルボー、朱里は「きかねえよ!」と叫んで受けて立つ。月山の連打に朱里が蹴り倒しストンピング連打。朱里が突進するがエプロンから中野がカットし、月山がクロスボディー。替わった中野がダイビングボディーアタック。朱里が突進をかわし舞華と合体。しかし中野が交互にエルボー、まとめてDDT。ハイキックのかわし合いから朱里がローキック。朱里は中野のローを受けて立つ。朱里の連打で中野が悶絶。中野がやり返してローの応酬。中野がダッシュすると朱里はカウンターのミドルからサッカーボールキック。ひめかが中野に串刺しニー、ショルダータックル、背後へのニーをぶち込む。中野が返すと、ひめかは逆片エビ固め。中野はひめかのラリアットをかわしエルボーアタック。ひめかがニーも中野がエルボー。中野の突進にひめかがジャンピングニー。こらえた中野がスピンキック。ウナギと舞華がかわし合いからエルボーを打ち合う。舞華がロックボトムも2カウント。コーナーへの振り合いから舞華が受け止めてマットに叩きつける。ウナギが返すと、舞華がラリアット。しかしウナギが飛びついて首を取る。舞華がブレーンバスターを狙うがウナギがグラウンドに持ち込みネックロック。舞華が強引に持ち上げてブレーンバスターを決める。ウナギはラリアットをかわしてフェースクラッシャー、コードブレイカー、ギロチンドロップ。月山がチェンジを申し出てリングイン、舞華を引き起こしエルボー連打。舞華が突進を止めてボディースラム。舞華が突進すると中野がスタナー、ニーアタックで援護し、月山のボディープレスを引き出す。月山はコーナーに上がりミサイルキックを舞華に投下。しかし舞華が返してみせる。月山が飛び乗りパロ・スペシャル。エスケープされる前に丸め込んでサブミッションへ。コズエンがトリオでカカト落とし、月山が舞華の両腕をクロスしシットダウン。舞華が返すと月山がダッシュ。ひめかが止めて朱里がフロントネックチャンスリー、舞華がエルボードロップ。月山が返すと、オースイスープレックス。返した舞華が「なめんな!」とラリアット。月山の突進に舞華がラリアット、エルボーアタック。しかしコズエンがカットする。DDMがコズエンを分断。舞華とひめかが持ち上げて朱里が蹴上げる。さらに舞華が月山に山茶華。3カウントが入り、舞華が月山をフォールした。

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
向後桃

11分12秒
みちのくドライバーⅡ→エビ固め

桜井まい●
○葉月 テクラ
岩谷麻優 ジュリア

 ジュリア&テクラ&桜井まい組と岩谷麻優&葉月&向後桃組の6人タッグマッチは、ドンナ・デル・モンドとSTARSの全面対決。DDMサイドはジュリアが連れてきたテクラと新加入の桜井を入れた新編成。岩谷率いるSTARSには向後が入った。とくにこの試合では元アクトレスガールズの桜井と向後のリング上での初遭遇が注目ポイントになるだろう。2・23長岡では羽南のフューチャー・オブ・スターダム王座に臨むも初戴冠ならなかった向後、桜井は同日に挑戦権を獲得し、3・27両国2日目で3度目のチャレンジ。キャリア的には向後が先輩にあたるが、スターダムでの経験値は桜井の方が上。両者の意識がこの試合を左右しそうだ。

 向後が「お願いします」と握手を求めると、桜井が追い払うようなしぐさも先発を買って出て向後と対峙。首の取り合いから桜井がスリーパー。向後がすぐに切り返し腕を取る。桜井が取り返すと向後も取り返していく。桜井がヘッドロックにいくと向後がロープに振ってドロップキック。かわした桜井がドロップキックを決める。DDMが入り次々と串刺し攻撃、桜井がエルボードロップ。ジュリアが向後にボディースラムから右腕を捻り上げていく。さらに腕を取ってグラウンドへ。テクラが向後を自軍コーナーで捕獲し顔面を踏みつける。ボディースラムから片足でカバーも向後が返す。向後はテクラとエルボーの打ち合い、カウンターのドロップキックを決める。岩谷と葉月がテクラに連係攻撃。桜井がカットするとテクラと合体。しかし岩谷がまとめてアームホイップ、低空ドロップキック。テクラが返すと、岩谷がラリアット。テクラがかわしてスピア。ジュリアが岩谷にエルボー、串刺しエルボーアタック、ミサイルキック。岩谷が返すと、ジュリアが飛びついて卍固め。しかし葉月がカットする。ジュリアの突進を岩谷がかわすがジュリアがエルボー。岩谷もカウンターでエルボーを決める。両者のエルボーが交錯し、ハイキックも交錯。葉月が桜井のビッグブーツをかわすがテクラのアシストから桜井がビッグブーツ、エルボードロップ。葉月がコーナーに振って桜井にエルボーアタック、コードブレイカー、顔面ウォッシュ、フェースロック。桜井が突進を止めてSTF。葉月がエスケープすると桜井がビッグブーツ、ジュリアとテクラがキックの競演。ジュリアとテクラのダブルのブレーンバスターから桜井がダイビングエルボー。しかしSTARSがカットする。桜井はもう一度コーナーに上がるが向後がカットしデッドリードライブ。桜井が葉月を丸め込み。10分経過。桜井がダッシュするが葉月が二段蹴り、ボディースラム、フィニッシュを宣言してダイビングセントーン。しかしジュリアがカット成功。葉月はみちのくドライバーを決めると桜井が返せず3カウントが入った。

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
渡辺桃

17分38秒
冷凍庫爆弾→片エビ固め

レディ・C●
スターライト・キッド 上谷沙弥
○琉悪夏 林下詩美
鹿島沙希 AZM

 クイーンズクエストの上谷沙弥&林下詩美&AZM&レディ・C組と大江戸隊の鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃&琉悪夏による8人タッグマッチは、総力戦にふさわしい顔合わせとなった。QQは2・23長岡で上谷がワンダー・オブ・スターダム王座を防衛、同門の詩美を両国での挑戦者に指名した。さらに同大会でAZMが宿敵スターライト・キッドを破りハイスピード王座を奪回、体調不良により欠場していたレディも帰ってきた。一気にテーマが増えたQQだけに、対大江戸隊でも快勝をかっさらいたい。とはいえ、一筋縄ではいかないのが大江戸隊でもある。キッドはAZMへのリベンジを狙ってくることが予想され、ゴッデス・オブ・スターダム王座挑戦を表明した桃も対QQが終わったわけではない。鹿島は一発逆転の起死回生でいつどこからでもフォールを奪え、琉悪夏のパワーアップも著しい。白熱必至の8人タッグ、制するのは誰だ!?

 詩美と琉悪夏の先発でゴング。ショルダータックルをぶつけ合い、詩美が打ち勝つ。詩美が自軍コーナーに引き連れレディに託す。レディが逆水平連打からカバーするが琉悪夏が1カウントで返す。レディの突進をエプロンから大江戸隊が止める。大江戸隊は総出でレディを攻撃し、琉悪夏がセントーン。レディが返すと、琉悪夏が自軍コーナーに捕獲。キッドがレディの後頭部をマットに叩きつけ片足でカバー。レディが返すと、大江戸隊がロープに捕獲して攻撃。桃がレフェリーの気を引きつけている間に大江戸隊が場外でレディをいたぶる。キッドがレディをリングに戻し、桃が顔面を踏みつける。首を踏みつけてカバーするとレフェリーはカウントを入れず。続いて鹿島もレディの首を踏みつける。レディが脳天唐竹割りを放ちAZMにタッチ。AZMが鹿島にドロップキックも桃が介入。しかしAZMは桃、鹿島をブレーンバスター。AZMは鹿島にPKからワキ固め。鹿島がエスケープすると、AZMにフェースクラッシャー、串刺しニーアタック。キッドがAZMにエルボーアタック、619。かわしたAZMがキッドとハイスピードバトル。ドロップキックを決めるがキッドがエルボー。エルボーの打ち合いからAZMがコーナーに上がる。キッドが足を引っ張り落とすとその場飛びムーンサルト。AZMがかわすが、キッドが丸め込む。AZMがミサイルキック。上谷が串刺しニーアタック。ドロップキックをキッドがかわすと上谷は側転でかく乱しドロップキック、その場飛びダブルニードロップ。キッドがフィッシャーマンの構えも上谷がこらえる。キッドがボディーアタックからその場飛びムーンサルト。桃が上谷にミドルキック、ブレーンバスター。上谷が返すと、桃はPK。上谷がキャッチして突進。桃がキャッチも上谷が抜け出しニールキックを決める。10分経過。詩美が桃にドロップキック、ミサイルキック。桃が返すと、詩美がバックを取る。桃が切り返しミドルキック連打。詩美がエルボー連打で対抗。詩美のラリアットを桃がキックで迎撃する。桃の突進を詩美が止めてAZMが丸め込み詩美がドロップキック。詩美がラリアットも2発目を桃が止めてハイキック。レディがタッチを申し出て琉悪夏に向かっていく。琉悪夏のフィッシャーマンをかわしてレディが河津落とし。琉悪夏が返すと、レディがコブラツイスト。琉悪夏がエスケープするとレディがビッグブーツ。QQが合体し2方向からファンタスティックフリップ式にダイブ。詩美とレディが合体し琉悪夏を叩きつけるがカットされる。レディは琉悪夏にバックブリーカー狙い。鹿島がカットし大江戸隊がレディに串刺し攻撃。キッドのDDTから琉悪夏がフィッシャーマン。しかしレディが返してみせる。15分経過。琉悪夏はフィッシャzーマンを決めるがQQがカット。琉悪夏はコーナーに上がるが詩美がカットし、詩美とレディでデッドリードライブ。琉悪夏がショルダータックルも2発目にレディがネックブリーカードロップ。レディが琉悪夏を引き起こしジャイアントバックブリーカー。大江戸隊がカットも、上谷と詩美がドロップキック。しかし2発目狙いで足を引かれる。キッドが場外にプランチャ。リング上では琉悪夏がショルダータックルから、鹿島のアシストを得て冷凍庫爆弾。3カウントが入り琉悪夏がレディをフォールした。

キッド「おい、クイーンズクエスト! オマエら、シングルのベルト2本はあるかもしれないけど、ユニットとしてはどうなんだよ? 覇気がねえな、覇気が! もういっそのこと解散して、バラバラにやった方がいいんじゃねえの? とくにレディ・C。オマエ、2回連続で同じ相手に同じ技で負ける。ホント、口だけだな。この役立たず! アハハハ」

詩美「おい、オマエら大江戸隊、自分たちにベルトが1本もないからってよ、急にクイーンズクエストにいちゃもんつけてんじゃねえよ。ベルト1本もないオマエらかわいそうだから、相手してやってもいいぞ」

桃「おい、林下詩美、オマエも無冠じゃねえかよ。林下詩美、オマエはもう終わりなんだよ。コイツ(レディ)のおかげでなんか白黒つかない。超つまんないんだよな。飽きた、飽きた、飽きた。だから5番勝負なんてどうかなあ? ただの5番勝負じゃ私たち大江戸隊は満足できないから…綱引き! 綱引き、知ってるでしょ? 綱引きで決めるヤツ。綱引きで相手を決めんだよ。それでオマエら、しっかり破壊してやるよ」

AZM「綱引き? オマエら運動会でもやりたいのか? そこまで運動会やりたかったらな、たぬきち先生に頼んで『スターダム女子校』で運動会でも描いてもらったらどうですか? そうだよねえ。まあいいよ。ツッコみどころ満載だけど、おもしろそうだからやってやってもいいよ。次、QQが渡辺桃を破壊してやるから楽しみにしとけ」

キッド「綱引き? おもしろそうじゃん。大江戸隊は、ふつうにやるのが一番つまんない。もっともっとおもしろくしていくのが、大江戸隊、そしてAZMはいま渡辺桃を破壊って言ったけど、桃しか見てないのかねえ? シングル5番勝負、オマエら見にこいよ!」

琉悪夏「クイーンズクエスト、全員私が、冷凍庫爆弾でぶっ潰してやる!」

大江戸隊のコメント

琉悪夏「レディ・Cからまた勝利してしまいました」

キッド「なんも学んでねえな。そりゃ役立たずって言われるに決まってんだろ。っていうか、綱引き! シングル5番勝負」

桃「むっちゃいいアイデアだと思わない?」

キッド「いやナイスだわ。もうさあ、毎回さあ、飽きたんだよね、このタッグマッチ。だってほぼ同じ結果なんだもん。あの役立たずがさあ」

桃「アイツがいるせいでね、超つまんない結果にばっかりなるから」

キッド「こっちからおもしろい提案してくれたよ」

桃「しっかり、しっかり提案してやったよ。シングル5番勝負だったら、もう最終決着つくんじゃないの?」

キッド「大江戸隊が5連勝」

桃「5連勝しちゃえば、勝ち。終わり、終わり。で、相手はまだわかんない」

キッド「おもしろいね! オマエらもその現地に見に来なきゃ、誰と誰のシングル組まれるかわかんないってことだよ。こんなワクワクするシングル5番勝負、あるか?」

琉悪夏「ないねえ」

キッド「アハハハ。大江戸隊の勝ちがもうみえてるってところかなあ」

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