『沼津大会』
3月6日(日)キラメッセぬまづ(観衆290人/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
鹿島沙希 |
5分16秒 |
月山和香 |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
AZM |
8分54秒 |
羽南 |
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
レディ・C |
20分00秒 |
ウナギ・サヤカ |
上谷沙弥 | 白川未奈 | |
林下詩美 | 中野たむ |
◆8人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
16分5秒 |
桜井まい |
スターライト・キッド | テクラ● | |
フキゲンです★ | MIRAI | |
○琉悪夏 | ジュリア |
◆8人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
なつぽい |
16分26秒 |
向後桃● |
ひめか | 葉月 | |
舞華 | コグマ | |
○朱里 | 岩谷麻優 |
試合詳細レポート
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
鹿島沙希 |
5分16秒 |
月山和香 |
前日のvs羽南に続き、鹿島沙希が第1試合で若手に胸を貸す。今回、鹿島に挑むのは月山和香。デビュー以来いまだ白星のない月山がいかにして突破口を開くか。
月山がヒザを着いて「お願いします!」と握手を求めるが、鹿島は無視して試合開始。月山が投げを打ちグラウンドで腕を取る。ドロップキックを決めるとボディースラム。鹿島が返すと、月山が突進。鹿島が止めてワキ固め。首を踏みつけてカバーするがレフェリーは反則としてカウントを入れず。クレームをつける鹿島がなおも腕を攻撃し顔面を蹴飛ばしていく。月山がエルボーで向かっていくが鹿島が蹴り倒す。鹿島のビッグブーツを月山がかわしてパロ・スペシャル。ドロップキックからカバーするが2カウント。月山はミサイルキックから串刺しで突進。鹿島がかわして腕を蹴り上げると変型三角絞め、ダブルアームスープレックスホールド。さらに足と腕を取って締め上げる。月山がギブアップし、鹿島の勝利となった。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
AZM |
8分54秒 |
羽南 |
当初はAZMvs羽南vsフキゲンです★の3WAYマッチが予定されていたが前日の試合で吏南が負傷、大事を取って欠場となりカードが一部変更された。よって、3WAYマッチはAZMvs羽南の王者対決に。ハイスピード王者とフューチャー王者の一騎打ちだ。
羽南が握手を求めるがAZMは応じない。ゴングと同時に羽南が仕掛けてロープワークに。ロープワークでの攻防から手四つ、羽南がヘッドロックに取りドロップキックを放つ。羽南がボディースラムからカバーするがAZMが返す。羽南がコーナーに振るがAZMがドロップキックを決める。AZMは串刺しドロップキックも羽南が1カウントでクリアー。AZMがサッカーボールキック、羽南がエルボーを連打するとAZMも応戦。羽南がロープに振って払い腰でAZMを叩きつける。AZMが串刺し攻撃をかわしていくが羽南がクロスボディーから腕十字の体勢。AZMが反転しようとするが羽南が腕固めを極める。AZMが抜け出しエルボー。羽南も応戦しエルボーの打ち合いに。AZMが蹴りをぶち込み突進も羽南がかわす。しかしAZMがブレーンバスター。羽南が返すと、AZMはミサイルキック。返した羽南にAZMはアームロック。羽南が体重を乗せるがAZMが返して丸め込みの応酬に。AZMの丸め込みを切り返し羽南が腕十字。AZMが体重を乗せるが羽南が返して巴投げから腕十字。しかしAZMの足がロープに到達。羽南はストンピング連打からダッシュもハイキックを食らう。AZMがもう一発ハイキック。羽南が返すと、AZMはダイビングフットスタンプ。羽南がギリギリで返すと、AZMは足をクロスさせてのジャーマンスープレックスホールド。3カウントが入り、AZMがシングル王者対決を制した。
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
レディ・C |
20分00秒 |
ウナギ・サヤカ |
上谷沙弥 | 白川未奈 | |
林下詩美 | 中野たむ |
上谷沙弥&林下詩美&レディ・C組のクイーンズクエストと中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ組のCOSMIC ANGELSが6人タッグマッチで激突。QQは前日の高石でレディが決勝フォールを奪い、3・13後楽園でのアーティスト・オブ・スターダム王座への挑戦を決定、3・12高田馬場での綱引きマッチ5対5に向けて弾みをつけた。その勢いをこの試合でもキープするか。対するはコズエンのオリジナルメンバー。やはり試合のカギを握るのはレディだろう。また、3・26両国でワンダー・オブ・スターダム王座をかけて対戦する上谷と詩美の動向も注目される。その勝者には翌日の3・27両国で中野が挑戦。様々な思惑が交錯する6人タッグマッチだ。
レディが「いかせてください」と先発を志願し白川と対峙。白川がヘッドロックでグラウンドにもっていく。白川がマウントを取るがすぐにレディが反転も白川がネックロック。レディが切り返して反対にネックロック。白川が切り返しバックを取る。レディが切り返すと白川が腕を捻り上げてヘッドロックへ。白川が足を取るとレディがエスケープ。ロックアップから白川がヘッドロック。レディが切り返してヘッドロック。白川が再度ヘッドロックに切り返すと、レディがロープに振ってビッグブーツ。かわした白川がグラビアポーズ。レディが蹴りにいくが白川がキャッチ。白川の突進にレディがショルダータックル。白川が返すと、レディがダッシュ。白川がヒザにドロップキックを叩き込みコズエンが合体。トリオで攻撃しウナギが首を取ると中野と白川が横からドロップキックの挟み撃ち。中野がレディに串刺しエルボーアタック、キックのコンビネーション。レディが返すと、中野は逆エビ固め。レディがなんとかロープに到達。ウナギがレディの左ヒザをマットに叩きつける。レッグロックからギロチンを投下するが上谷がカット。白川がレディの背中へドロップキック。レディが返すと、白川は吊り天井。レディが返してエルボーで向かっていくと白川が仁王立ち。白川の突進にレディが顔面ビッグブーツ。詩美が入り、白川にドロップキック。そこへウナギが乱入し白川と合体。しかし詩美が2人をコーナーに追い込み串刺しエルボーアタック、ドロップキック、白川へミサイルキック。白川が返すと、詩美はアルゼンチン狙い、白川が切り返してドロップキック。詩美が突進すると白川がかわしてコルバタ式河津落とし。中野が詩美へダイビングボディーアタック。ニーをかわした詩美がバックを取るが中野が切り返しバックの取り合い、エプロンのウナギがスタナーで援護し中野がバックドロップ。詩美が返すと、中野にスリーパー。中野がエスケープすると詩美とエルボーの打ち合い。詩美がバックフリップからスライディングラリアット。上谷が中野にスワンダイブ。中野がかわしてコーナーの振り合い、上谷の串刺しを中野がかわす。しかし上谷がスワンダイブ式ボディーアタック。15分経過。上谷がスタークラッシャーを狙うも中野が切り返しネックブリーカー。上谷のニーに中野はエルボーで対抗。ニールキックをかわした中野がバイオレットシューティング。上谷が後方からフランケンシュタイナー。両者ダウン状態からタッチしウナギとレディがリングイン。レディがビッグブーツをヒットさせニードロップ。ウナギが返すと、レディがジャイアントスイング。残り3分。レディが逆水平の連打をウナギに浴びせる。ウナギがビッグブーツをかわしフェースクラッシャー。レディが返すと、ウナギがストレッチプラム。ウナギと白川が合体しレディを攻め込む。しかしレディの肩が上がる。ウナギが大ふへん固めを決めるがQQがカット。ウナギと白川の合体キックから白川がボディースラム、ウナギがマッドスプラッシュ。QQがカットすると残り30秒。レディが上谷に差し出し二段蹴りを呼び込む。レディがチョークスラムで叩きつけるもウナギが返したところでタイムアップ、時間切れ引き分けとなった。試合後、レディと白川&ウナギが睨み合い。上谷が白いベルトを詩美と中野に誇示してみせた。
◆8人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
16分5秒 |
桜井まい |
スターライト・キッド | テクラ● | |
フキゲンです★ | MIRAI | |
○琉悪夏 | ジュリア |
吏南の負傷欠場により、ジュリア&MIRAI&テクラ&桜井まい組vs渡辺桃&スターライト・キッド&琉悪夏&吏南組からジュリア&MIRAI&テクラ&桜井組vs桃&キッド&琉悪夏&フキゲン組にカードが変更。吏南のところにフキゲンが入る形となった。いずれにしても、ドンナ・デル・モンドと大江戸隊の全面対決。スリリングな闘いが展開されそうだ。
大江戸隊はフキゲンが先発に名乗り。DDMからはテクラが出てくる。フキゲンが手四つに誘っておきながら足を踏みつける。ロープワークにいこうとすると喫煙ポーズ。テクラが奪って煙を吹きつける真似をすると、改めてロープワークに。テクラのスパイダーウォークにフキゲンがビックリ。桜井が桃にエルボー連打もリング下からキッドに足を引っ張られる。琉悪夏が桜井の首を絞めてキッドも加勢。琉悪夏がセントーンを放つが桜井が返す。キッドが桜井をヘッドロックで締め上げキャメルクラッチへ。しかしジュリアがカットする。桃が桜井にミドルキック連打。桜井がエルボーで向かっていくが桃の一発で吹っ飛ばされる。桃の突進に桜井はビッグブーツ。しかし大江戸隊がタッチを許さず。桃がエルボー連打、桜井がスタナーからドロップキック、エルボードロップ。桃が返すと、桜井はジュリアにタッチ。ジュリアは桃とフキゲンをコーナーに追い込みドロップキック、桃にネックブリーカー。桃がミドルキックからジュリアへ串刺しドロップキックを連打しブレーンバスター。キッドと桃が合体し619とミドルキックをジュリアに決める。キッドはダイビングボディーアタック、ジュリアがSTF。DDMがサブミッションでジュリアを援護する。キッドがエスケープすると、ジュリアがミサイルキック。キッドとジュリアがエルボーの打ち合い。ジュリア、キッドが突進を読み合う。キッドがネックスクリューもジュリアがドロップキック。10分経過。琉悪夏とMIRAIがショルダータックルをぶつけ合う。琉悪夏が打ち勝ち、コーナーに振られるもMIRAIをショルダータックルで吹っ飛ばす。ロープに振られたMIRAIがラリアットをかいくぐりショルダータックル。テクラが串刺しエルボーアタック、エルボースマッシュ、逆水平。琉悪夏がロープに振るとテクラがかわして顔面を蹴り上げる。琉悪夏が返すと、テクラが突進。フキゲンが止めるが反対側ではジュリアが琉悪夏を止める。テクラが打撃の連打を琉悪夏に見舞い突進もかわされる。大江戸隊がテクラに次々と串刺し攻撃、琉悪夏がフィッシャーマン。テクラが返すと、フキゲンがボディースラム、琉悪夏がコーナーに上がるが桜井がカットしテクラがデッドリードライブ。テクラが後方からラリアット。琉悪夏が返すとテクラがジュリアと合体ブレーンバスター、桜井がダイビングエルボー、MIRAIが旋回式エルボードロップ。テクラがトラースキックもフキゲンのカットが間に合う。テクラはジュリアのミサイルキックを呼び込むが琉悪夏にかわされ誤爆。琉悪夏がテクラにネックハンギングボム。しかし桜井がカット成功。15分経過。桜井のビッグブーツがテクラに誤爆、琉悪夏とテクラがバックを取り合う、MIRAIのラリアットが誤爆し、キッドと桃がダブルの蒼魔刀、桃がBドライバー、琉悪夏が冷凍庫爆弾。3カウントが入り、琉悪夏がテクラをピンフォールした。
キッド「おいおいおい、ウチの琉悪夏がSWAチャンピオンから勝っちゃったよ!」
琉悪夏「おいおいDDM、噂によると最近不仲説が出てるらしいけど大丈夫か? 今日の試合でも出ちゃってたんじゃないの? それは置いといて、テクラ、私の言いたいことわかるよな。そのSWAに挑戦させろ!」
テクラ「ルアカネ、カラダデカイヨ、マジデヤバイ。コレ(ベルト)デスネ。イイヨ、イイトオモウヨ。タダシサア、マタオオエドタイチョウセンシャキタネ。キョウハアナタ(琉悪夏)、ラッキーダッタ。ヒトリデデキルカナ? カモンベイビー! アナタ(キッド)モチョウセンシャ?」
キッド「どうでしょうねえ?」
テクラ「ジャアヨロシクネ」
◆8人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
なつぽい |
16分26秒 |
向後桃● |
ひめか | 葉月 | |
舞華 | コグマ | |
○朱里 | 岩谷麻優 |
ドンナ・デル・モンドとSTARSによる8人タッグマッチ。DDMが朱里&舞華&ひめか&なつぽい組、STARSが岩谷麻優&葉月&コグマ&向後桃でメインに臨む。前日に続き、今大会でも朱里と岩谷が対戦。3・26両国で朱里がジュリアを破れば翌日の同所で岩谷がワールド・オブ・スターダム王座に挑戦。前日も両者が大きく意識して闘っていたが、この日も赤いベルトを視野に入れた“前哨戦”となりそうだ。
岩谷と朱里が視殺戦も、なつぽいとコグマが制して試合がスタート。なつぽいが手を上げて挑発するとコグマが応じる。どちらが高いかの勝負から手四つで組み合い、コグマが押し倒す。コグマが突進するとなつぽいがかわしてロープワーク、両者のドロップキックが交錯する。コグマがSTARSを呼び込みなつぽいに連係攻撃。4方向からのドロップキックも決めてみせる。向後がなつぽいにドロップキックもかわされ、反対にドロップキックを食らう。朱里が向後をコーナーに追い込むとDDMが次々と串刺し攻撃。4方向から手足を極める。朱里が向後にサッカーボールキック連発。向後が返すと、朱里がスリーパー。ひめかが向後に滞空時間の長いボディースラムを連発。向後が返すと、ひめかがネックロック。舞華が向後にボディースラム。向後が返すと、舞華の突進にドロップキックを叩き込む。葉月が舞華にフェースロック。すぐになつぽいがカットに入るが葉月がまとめてアームホイップ、ドロップキック。朱里とひめかのクローズラインをかわして葉月がコードブレイカー。岩谷、葉月、コグマが顔面ウォッシュの競演。舞華が返すと強引に葉月にブレーンバスター。ひめかが葉月にショルダータックル連発から逆エビ固め。ひめかと舞華が岩谷と葉月に次々と串刺し攻撃、ダブルのショルダータックル。ひめかがコグマにショルダータックル。なつぽいがコグマにダイビングボディーアタック。コグマがダッシュをかわして背中にフットスタンプ。なつぽいが返すと、コグマは串刺しで突進。なつぽいがかわすがコグマが飛びついて丸め込みの応酬に。両者のクロスボディーが交錯。岩谷と朱里がエルボー合戦。ハイキックのかわし合いから朱里がミドルキック。10分経過。朱里のトラースキックを岩谷がキャッチし、ヒールホールド。朱里がかわすが岩谷がトラースキック。朱里が返すと、岩谷はノーザンライト狙い。朱里が切り返しニーを連打。岩谷がスリングブレイドを決めて向後に託す。向後はクロスボディーアタックからコルバタ、619をヒットさせる。朱里が返すと、向後に卍固め。岩谷と葉月がドロップキックで競演し、場外トペもダブルで見舞う。向後が朱里にスワンダイブ式ミサイルキック。朱里が返すと向後がフィッシャーマン狙い。朱里が切り返すが葉月がコードブレイカー。岩谷、葉月、コグマが合体のフェースクラッシャー。向後がトラースキック、ドロップキック。向後の突進をなつぽいがカットし舞華とひめかがラリアット、朱里がスタンディングギロチンを投下も、STARSのカットが間に合う。朱里が向後を持ち上げるが丸め込まれる。向後が丸め込みの連続、岩谷と葉月がトラースキック、向後がフィッシャーマン。15分経過。なつぽいが場外にプランチャで舞うとリング上では向後が朱里にエルボー乱打。朱里が押し倒してカバーするが向後の肩が上がる。朱里がサッカーボールキックから白虎を極める。向後がギブアップし、朱里が勝利した。
試合後ベルトを奪い取ろうとした岩谷が握手を求めるように手を差し出すと朱里が襲いかかりサッカーボールキックを食らわした。
朱里「みなさん元気ですか? この会場、キラメッセぬまづに来るのは5年ぶりと聞きました。スターダム、毎年来れるように頑張っていきたいのでこれからも応援よろしくお願いします! MIRAI、桜井、テクラ、ジュリア、なつぽい、ひめか、舞華、そして朱里。世界に弾ける女たちドンナ・デル・モンド、みんなサラマポ、ありがとうございました!」
DDMのコメント
朱里「ドンナ・デル・モンド勝利しました。やっぱり、ドンナ・デル・モンド最高だなって、感じました。3月27、岩谷麻優。そして3月26日前日にジュリア。私はジュリアに勝ち岩谷麻優、2020年10月3日のリベンジを必ずします。岩谷麻優、覚悟しとけ」