『天咲光由 凱旋シリーズ1』
4月23日(土)神戸サンボーホール(観衆429人=超満員札止め/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
レディ・C |
7分9秒 |
月山和香 |
※もう一人は天咲光由
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
林下詩美 |
7分4秒 |
琉悪夏 |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
上谷沙弥 |
10分10秒 |
向後桃● |
○AZM | コグマ |
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
11分45秒 |
桜井まい |
スターライト・キッド | テクラ● | |
○鹿島沙希 | ジュリア |
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
壮麗亜美 |
14分37秒 |
葉月 |
MIRAI | 飯田沙耶● | |
○朱里 | 岩谷麻優 |
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 | ||
<王者組> |
30分00秒 |
<挑戦者組> |
なつぽい | ウナギ・サヤカ | |
ひめか | 白川未奈 | |
舞華 | 中野たむ |
※第26代王者組の舞華&ひめか&なつぽいが7度目の防衛に成功
試合詳細レポート
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
レディ・C |
7分9秒 |
月山和香 |
※もう一人は天咲光由
レディ・Cvs月山和香vs天咲光由の3WAYマッチ。3・11品川「NEW BLOOD1」でデビューした天咲が入るとあって、いまだ未勝利の月山には初勝利のチャンスか? これはまた同時に、デビュー10試合目の天咲にとっても自力初勝利のチャンス。そこに立ちはだかるのが“ヒューマンタワー”レディ・Cだ。
ゴングが鳴るとクイーンズクエストのレディと天咲が握手し月山が蚊帳の外。月山のクロスボディーを2人がキャッチしマットに叩きつける。月山は2人を誘って背後にまわるとドロップキック。レディのボディースラムを切り返し月山がパロ・スペシャル。後方から天咲がカットしレディとのダブルを申し出る。しかし天咲は二人まとめてドロップキック、串刺し側転エルボー。レディが天咲に脳天唐竹割りからジャイアントスイングへ。月山がカットに入るもレディがジャイアントスイングでぶん回す。レディは2人を起こすとまとめて河津落とし。2人が返すと、レディはまとめてコブラツイスト。月山が抜け出すが天咲が捕らえられる。そこへ月山がパロ・スペシャルもロープに逃げられる。しかし月山がクロスボディー、天咲をエルボー連打からフェースクラッシャー。月山が天咲を引き起こしフィニッシュを宣言。しかし天咲がDDT。月山が返すと、天咲がダブルアームの構え。月山が背後にまわりマットに叩きつけるがレディがカット。レディは天咲を起こそうとするが丸め込まれる。月山がカットもレディがビッグブーツ。月山がオースイスープレックスもレディがギリギリでクリアーし、まとめてネックブリーカードロップ。レディが突進し月山の顔面にビッグブーツ。月山が返すと、レディは変型チョークスラム(レディ式俺が田上)。月山が返せずレディが勝利した。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
林下詩美 |
7分4秒 |
琉悪夏 |
林下詩美と琉悪夏が一騎打ち。前・赤いベルトの王者が大江戸隊の琉悪夏に胸を貸す一戦だが、セコンドの介入があれば大荒れの可能性も…。琉悪夏の出方によってすべてが変わる闘いである。
ロックアップでの力比べから試合がスタート。2度目のロックアップをかいくぐり琉悪夏が顔面をかきむしる。コーナーに追い込むと顔面を踏みつけて挑発。腹部へのパンチを連発しカバー。詩美が返すとエルボー連打。しかしドロップキックをかわされてしまう。詩美が串刺し攻撃をかわしてセカンドからミサイルキック。琉悪夏が返すと、コンプリートショット。フィッシャーマン狙いを詩美が切り返しアルゼンチンの構え。琉悪夏がこらえて腹部にパンチ、フィッシャーマンを決める。詩美が返すと、琉悪夏はフェースロックへ。詩美がエスケープすると琉悪夏がショルダータックル。詩美がこらえてショルダータックルをぶつけ合う。ラリアットもぶつけ合うが詩美が打ち勝つ。しかしすぐに琉悪夏がラリアットで詩美を吹っ飛ばす。琉悪夏はコーナーに上がるが詩美がデッドリードライブ。琉悪夏が突進するが詩美がカウンターのドロップキック。コウモリ吊り落としで叩きつけるが琉悪夏の肩が上がる。詩美はバックを取りジャーマン狙い。琉悪夏が切り返しラリアットをかいくぐるとチョーク攻撃。詩美がエルボーも琉悪夏がラリアット。両者のラリアットが交錯も詩美がカバー。琉悪夏が返すと、詩美はジャーマンへ。3カウントが入り詩美が琉悪夏を破った。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
上谷沙弥 |
10分10秒 |
向後桃● |
○AZM | コグマ |
STARSのコグマ&向後桃組とクイーンズクエストの上谷沙弥&AZM組がタッグで対戦。QQはワンダー・オブ・スターダム王者とハイスピード王者のチャンピオンコンビでもある。コグマとAZMの絡みも注目で、ハイスピードな闘いに向後がどこまで食い下がるかがカギとなる。
コグマが先発に名乗りを挙げ上谷と対峙。コグマはクマポーズも上谷が「やるか!」とドロップキック。上谷の突進をかわしてコグマがアームホイップ。上谷もやり返しカバーの応酬。立ち上がった瞬間コグマにつられて上谷もクマポーズをしてしまう。動揺する上谷にコグマがドロップキック。向後が上谷に逆エビ固めを狙う。上谷がこらえてフットスタンプ。上谷とAZMが向後にドロップキック。向後が1カウントで返すと、上谷から替わったAZMがサッカーボールキック。上谷がストンピング連打からボディースラム。返した向後がエルボー連打も上谷が「もっとだ!」と仁王立ち。上谷のエルボーで向後が吹っ飛ばされる。しかし向後はカウンターのドロップキック。コグマが上谷をコーナーに追い込むがAZMが乱入。しかしコグマはまとめて串刺しボディーアタックから背中を踏みつけてフットスタンプ。上谷がドロップキック、AZMが串刺しドロップキック。コグマが返すと、AZMが腕を取る。すぐにコグマが抜け出しブレーンバスターの掛け合い。コグマが切り替えてDDTで叩きつける。向後がAZMとロープの振り合い。向後がダイビングボディーアタックから619にいくがAZMがかわす。コグマのアシストから向後が619を決める。コグマがミサイルキック、向後がスワンダイブ式ミサイルキック。しかし上谷がカット成功。向後は「決めるぞ!」と絶叫しネクターピーチ狙い。AZMがこらえてエルボーの打ち合い。AZMが挑発し向後がエルボー連打。AZMがヒザを蹴ってアームロックへ。向後が丸め込むが2カウント。AZMがサブミッションでも向後が上からカバー。AZMが返すと、向後は串刺しで突進。AZMがかわしてミサイルキック。しかしコグマがカットする。AZMはフィニッシュを宣言し、ダイビングフットスタンプ。向後がかわして丸め込む。AZMが返すと向後がマヒストラル。向後とコグマが合体もAZMが同士討ちさせて上谷と2方向でスワンダイブ式ミサイルキック。AZMが向後にハイキック。しかし向後の肩が上がる。するとAZMは変型ジャーマン。3カウントが入りAZMが勝利した。
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
11分45秒 |
桜井まい |
スターライト・キッド | テクラ● | |
○鹿島沙希 | ジュリア |
ジュリア&テクラ&桜井まいのドンナ・デル・モンドと鹿島沙希&渡辺桃&スターライト・キッドの大江戸隊が6人タッグで激突。桃とキッドは現ゴッデス・オブ・スターダム王者チームで、4・10大阪ではジュリア&テクラ組を退け初防衛に成功している。ジュリア&テクラ組にはリベンジ戦で、大江戸隊は返り討ちを狙う。勝敗のカギを握るのは桜井となりそうだが、DDM入り後の初戦となった2・20千葉では「鹿島に贈り物がある」と言っていた。その後進展はないようだが、この試合でなにかが起こるかも…。
大江戸隊が奇襲を仕掛けて試合開始。コーナーに追い込むがすぐにDDMが逆転し鹿島を孤立させる。桜井がブレーンバスターを狙うが鹿島が顔面をかきむしる。DDMがカットするがリング下から大江戸隊が足を引く。鹿島は桜井の顔面を踏みつけ挑発。鹿島はレフェリーに「もっと応援してやれ!」。桜井がエルボー連打で向かっていくが鹿島がビッグブーツ。鹿島は「がんばれ桜井」と挑発しながら顔面をコーナーに叩きつける。キッドがヘッドロックから頭部にパンチ。ロープに固定すると大江戸隊で攻撃する。桃が桜井にミドルキック。桜井がエルボー連打で向かっていくが桃が受けて立ちミドルキックで吹っ飛ばす。桜井が返すと、ラリアットをかわしてスタナー、ドロップキック。桜井はジュリアにタッチ。ジュリアが突進も鹿島がエプロンから髪をつかむ。ジュリアが落として桃にドロップキック、ミサイルキック。桃が返すと、ジュリアとエルボーの応酬。鹿島がエプロンからビッグブーツで援護し、桃が蒼魔刀。ジュリアが返すと桃がスリーパーもジュリアが抜け出し後方に叩きつける。ジュリアの突進に桃がハイキック。キッドがテクラにその場飛びムーンサルトプレス。テクラが返すとキッドの突進をかわす。エプロンからキッドが頭部をコーナーに叩きつけダイビングボディーアタックへ。テクラが返すと、飛びついて変型卍固め。キッドがエスケープするがテクラが顔面ウォッシュ、フィッシャーマン。キッドが返すと、テクラが突進。キッドがかわして大江戸隊が総攻撃。キッドがスイングネックブリーカーで叩きつけるがテクラが返す。キッドは旋回式ダイビングボディープレス。テクラが返すと、キッドはコーナーへ。桜井がカットしジュリアがバックドロップ、桜井がダイビングエルボードロップ。テクラがダブルアームでマットに叩きつけるがカットされる。キッドがテクラを丸め込みの連続。桃がミドルキックで援護もテクラが返す。10分経過。キッドがテクラに黒虎天罰を狙うが切り返されてスピアを食らう。テクラがバズソーキックも2カウント。テクラは毒グモデスドロップ狙い。キッドが切り返して鹿島にタッチ。テクラが押さえ込むがカウントは無効。戸惑うテクラの背後から鹿島が襲撃し起死回生。3カウントが入り鹿島がテクラをフォールした。
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
壮麗亜美 |
14分37秒 |
葉月 |
MIRAI | 飯田沙耶● | |
○朱里 | 岩谷麻優 |
朱里&MIRAI&壮麗亜美のゴッズアイが4・9松山以来2度目の揃い踏み、STARSの岩谷麻優&葉月&飯田沙耶組と対戦する。ゴッズアイのコンビネーションはもちろん、両国で赤いベルトを争った朱里と岩谷の対戦も注目ポイント。シンデレラ・トーナメント決勝戦で当たる可能性のある葉月とMIRAIの“前哨戦”にも期待がかかる。
STARSサイドから飯田が名乗りを挙げるとゴッズアイからはMIRAIが2人を制して先発。手四つの力比べで試合がスタートし、MIRAIがボディースラムの構え。飯田がこらえて反対に投げようとするがMIRAIがこらえる。飯田はショルダータックルでMIRAIを吹っ飛ばしSTARSを呼び込む。STARSがトリオでMIRAIを攻撃。飯田が2人をおんぶしてボディープレス。飯田はさらにエルボードロップ。MIRAIが返すとボディースラム。ネックロックに取り自軍コーナーに連行。替わった朱里がサッカーボールキック連打。飯田が返すと、朱里がコーナーに追い込みストンピング連打、串刺しニーアタック。ゴッズアイがトリオで飯田を攻撃、壮麗がショルダータックルからコーナーに乗せて串刺しボディーアタック、アトミックドロップを連発。MIRAIが四方に見せつけてから飯田にボディースラム。カバーの連続も飯田がしのぎ切る。MIRAIはチンロックを決めるが飯田がエスケープ。ロープに振られるのを拒否した飯田がボディースラムをやり返す。葉月がMIRAIに串刺しエルボーアタック、ミサイルキック。MIRAIが返すと葉月はフェースロック。葉月がゴッズアイをコードブレイカーで排除しMIRAIに顔面ウォッシュ。MIRAIがカウンターでドロップキック。壮麗が葉月にショルダータックル。岩谷のドロップキックをこらえて壮麗が突進もドロップキックを食らう。岩谷の突進を壮麗が受け止めてマットに叩きつける。朱里が岩谷にドロップキック、ニーアタック、フロントネックチャンスリー。岩谷が返すと、エルボーの打ち合いに。朱里がミドルキックから突進も岩谷がトラースキック。10分経過。飯田が朱里にドロップキック、逆水平連打、ジャンピングチョップ、エルボーアタック。ノーザンライトの構えは朱里がカットし腕十字から腕固め。カットされた朱里だがサッカーボールキック。飯田が突進を受け止めてコーナーに追い込み突進。朱里がかわしてぶら下がり腕十字。しかし葉月がカットする。壮麗とMIRAIが合体も岩谷がまとめてアームホイップ、場外へトペスイシーダ。飯田が朱里に飯田ロケット発射。朱里が返すと岩谷、葉月が援護し飯田がラリアット、ノーザンライト。壮麗とMIRAIがラリアットで競演しSTARSを分断。しかし飯田が朱里に飯田橋。朱里が返すと飯田はエルボー連打。朱里がカウンターのハイキックから腕十字、変型腕固め朱雀。飯田がギブアップし朱里の勝利となった。
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 | ||
<王者組> |
30分00秒 |
<挑戦者組> |
なつぽい | ウナギ・サヤカ | |
ひめか | 白川未奈 | |
舞華 | 中野たむ |
※第26代王者組の舞華&ひめか&なつぽいが7度目の防衛に成功
3・13後楽園で“舞ひめぽい”舞華&ひめか&なつぽい組が上谷沙弥&林下詩美&レディ・C組を破りアーティスト・オブ・スターダム王座6度目の防衛に成功、最多タイに王手をかけた。そこで次期挑戦者に名乗りを挙げたのが、前王者で最多防衛記録を保持するCOSMIC ANGELSの中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ組だった。記録で並ばれることを阻止し王座奪回を目指すコズエンか、それともDDMの舞ひめぽいが最多記録更新にあと1と迫るか。ユニット闘争クライマックスのなか、個人闘争にも意味のある試合である。ひめかには朱里との赤いベルト戦、なつぽいにはシンデレラ・トーナメント準決勝&決勝戦。そして白川&ウナギにはディアナ4・29後楽園に乗り込んで挑むWWWD世界タッグ王座挑戦が待っている。さまざまな思惑が交錯するなか、この試合で最後にリングに立つチームは?
コズエンがゴングを待たずに奇襲攻撃、戦場がいきなり場外に。中野となつぽい、白川とひめか、ウナギと舞華がやり合う。ウナギと舞華はリングに上がりエルボーの打ち合い。舞華の突進にウナギがビッグブーツ、髪の毛をつかみ合うと舞華が突進、ウナギがビッグブーツ、舞華がショルダータックル。両者睨み合い、白川となつぽいに。打撃をかわし合うと白川がヒザにドロップキック、サイドからのドロップキック、コズエンが合体でなつぽいを攻撃する。なつぽいが返すと、白川が背中にドロップキック、吊り天井、ドラゴンスリーパー。中野がなつぽいをコーナーに追い込んでキックの連打、串刺しエルボーアタック、ミドル連打からカカト落とし。なつぽいが返すと、中野はネックロック。ウナギが滞空時間を取ってボディースラム、キャメルクラッチ。5分経過。ウナギがエルボー連打。なつぽいが側転からアームホイップ、ドロップキック。舞華がウナギにボディースラムを連発。ウナギが返すと舞華はスリーパー。ひめかと舞華がダブルのショルダータックル。舞華がひめかをボディースラムしウナギに叩きつける。なつぽいがウナギをコーナーに追い込みストンピング乱打、ボディーシザーズ、ボディースラム。ひめかがウナギに高々とボディースラム、逆片エビ固め。ウナギがエスケープするがDDMにコーナーに追い込まれる。舞華が突進するとウナギがコードブレイカー。替わった白川が串刺しエルボーアタック、河津落とし。白川と中野が合体し舞華となつぽいにDDT。白川が舞華にエルボー。舞華が2発目を読んでかわすとブレーンバスター。舞華がラリアットをかわされるもパワースラム。ひめかが白川にショルダータックル連打。白川のエルボー連打をひめかが仁王立ちで受けて立つ。白川はエルボーを乱打しカカト落とし。ひめかはローリングエルボーをかわしてニー。白川がローリングエルボーを叩き込むとひめかが崩れ落ちる。しかしひめかはDDT狙いを切り返して至近距離からラリアット。白川がひめかと舞華にネックブリーカー。ウナギがひめかにビッグブーツ、フェースクラッシャー、大ふへん固め狙いをひめかがこらえて反転。しかしウナギがビッグブーツ、ギロチンドロップ。ひめかがバックフリップからニーアタック。15分経過。なつぽいがウナギにダイビングボディーアタック。ウナギが返すと、なつぽいが飛びついて変型卍固め、顔面へドロップキック。ウナギが大ふへん固めもなつぽいが切り返す。中野がスタナーで援護しウナギがリバースゴリ―の体勢。しかしDDMがカットする。ウナギがなつぽいを前方に叩きつけるが2カウント。中野がなつぽいにニーアタック、バックドロップ。なつぽいが返すと、中野がエルボー。なつぽいもやり返してエルボーの打ち合い。ひめかと舞華がサンドイッチラリアットで援護しなつぽいがバックラッシュ。バックの取り合いからなつぽいがポイ捨てジャーマン。中野は場外にエスケープ。するとなつぽいがプランチャで舞う。リングに戻すとなつぽいがジャーマン。20分経過。なつぽいがコーナーに上がるがコズエンがカットし中野がデッドリードライブで落としてコーナーに上がる。ここへ舞華が入り雪崩式ブレーンバスター、ひめかがバックドロップ、なつぽいがフェアリアルギフト。しかしコズエンのカットが間に合う。なつぽいがフェアリーストレイン狙いも中野がこらえる。ひめかと舞華がコーナーに乗せて担ぎ上げるとなつぽいもコーナーへ。コズエンがこれを崩して白川とウナギが舞華とひめかを場外に排除。白川とウナギが待ち構える。しかし中野がダウン状態で飛べず。ならばと白川が単独でプランチャ。なつぽいをリングに戻すと中野が立ち上がりウナギと合体のネックブリーカー、中野がバイオレットシューティング、スピンキック、ハイキック。なつぽいが丸め込むが白川がカット。コズエンがトリオでカカト落とし。中野がタイガースープレックス。しかし舞華がカットする。ウナギが大ふへん固め、白川のネックブリーカーと合体。ひめかと舞華がラリアット。残り5分。中野となつぽいの張り手が交錯し全員ダウン。中野となつぽいが髪をつかみ合う。中野が顔面を蹴り上げるがなつぽいもやり返す。中野がストンピング乱打、「終わり!」と宣言し持ち上げようとするがなつぽいがこらえる。ためにためたバイオレットスクリュードライバーが決まるもDDMがカット。中野はなつぽいにサブミッション。ひめかがカットすると中野にラリアット。舞華とひめかが中野を持ち上げなつぽいがダイビングボディーアタック。しかしコズエンがカット成功。残り30秒。中野となつぽいが蹴りを打ち合う。なつぽいのトラースキックが決まるが中野が返す。なつぽいがポイ捨てジャーマン、中野がハイキック。ここでタイムアップとなり、王者組の防衛となった。
なつぽい「悔しい、でも、7度目の防衛、最多防衛記録、新記録タイ…だっけ? タイ記録、記録タイか?…記録タイか…になりました」
中野「こういう空気なんだから、ちゃんとしゃべれよ。チャンピオン、ドローでギリギリのところで防衛できて、どんな気持ち? DDMはさあ、分裂しちゃったみたいだけど大丈夫? 内心、メチャクチャ焦ってんじゃないの?」
なつぽい「たむちゃん、DDMのこと大好きだねえ。DDMのことばっか心配しちゃって、かわいいたむちゃん。DDMはこれからも変わらず無敵。舞ひめぽいは最強なんだよ」
中野「ホントにそう思ってんの?」
中野となつぽいが髪をつかみ合うと、大江戸隊が入ってくる。
キッド「最多防衛記録と並んだらしいじゃーん。ねえ。次、更新かあ。ふんふんふんふん。でも、ウチら3人が出てきたということは、第23代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンの桃とキッド、そして、スパパパパーン!の起死回生を持つ鹿島沙希! 大江戸隊のアタマのいいウチら3人が、記録更新ストップさせて、そのベルト奪いにきてあげちゃったよってこと。さっきのウチらの素晴らしい連係力をスパパパパーン見たろオマエら!?」
なつぽい「キッチャン、こないだヤングOED挑戦してきたけど、あれ? ヤングOED、ポイ捨てしちゃったのかな?」
キッド「そうだね、そうだね、そうだね。そうだったねえ。でも、ヤングOEDには承諾済みなんです! 残念でした、アハハハ」
なつぽい「ああ、そうですか。いいよ、8度目の防衛、OED?大江戸隊? このアーティストのベルトの新記録更新の餌食になってもらいます」
桃「大丈夫か、オマエら!?」
キッド「大丈夫ですかあ?」
ひめか「飽きれてものも言えないからサッサと帰れよ」
キッド「楽しみにしてまあす」
大江戸隊が退場。
なつぽい「早く帰れ。スパパパパーンって帰れよ、早く。スパパパパーン! ってことで、舞ひめぽい新記録タイ、記録更新…タイ記録防衛しました! DDMみんなで(リングに)上がりましょ。またここ神戸にDDMで戻ってきたいと思います。それではテクラ、まいちゃん、ジュリアちゃん、舞華ちん、ひめか、そしてなつぽいこと…なつぽい。世界に弾ける女たちドンナ・デル・モンド、バイポーイ」
舞ひめぽいのコメント
なつぽい「7度目の防衛成功しました。コズエンとは何回も何回もやって、ドロー多いね。確か前回コズエンが新記録更新したときウチらドローで、今回その記録タイがまたコズエンとのドロー。なんかすごい、おもしろいね」
ひめか「次の対戦相手、挑戦相手、ヤングOEDじゃなくて大江戸隊の、なんだか自分たちでアタマがいいとか言ってたけど、まあそんなんで舞ひめぽいは倒せないと思うから、3人の絆? まあ大江戸隊にも絆はあると思うけど、それをはるかに上回ってる絆を見せつけたいと思います」
なつぽい「よし、新記録更新するぞ!」
コズエンのコメント
中野「ゴメン。ホントに決めきれなかったし、舞ひめぽいの記録更新止めるのはウチらしかいないと思ってたんですけど、いやあ、いやあ悔しい」
白川「ガックシってかんじだねえ。なんかベルト守るのメチャクチャ辛かったじゃん、毎回。でもそれ以上に今日取るの大変だった。取れなかったね。取れなかったけど、なんかなんとも言えないね」
ウナギ「まあでも、まったく同じ状況。タイを舞ひめ相手に30分ドロー。ウチらとまったく同じ状況。これを超えるなにかをコズエンでまた新しく作りましょう」
中野「もちろん。いつまでもね昔の記録にも記憶にも思いをはせてられないので」
白川「そうだ、そうだ」
ウナギ「記録に縛られてっか。過去になんか縛られないで」
白川「大切にして、しまう」
ウナギ「大切だけどね」
白川「大切にして、未来へいくぞ!」
大江戸隊のコメント
キッド「次が最多防衛記録更新ですとお聞きいたしまして、スターダムを一番かき乱すのは大江戸隊だしさあ。ウチら3人でいっちゃおうかなって。ヤングOEDで取るんじゃなかったのとかツッコまれたけど、ちゃんと承諾を得てるのよ」
琉悪夏「そうそう。あきらめたわけではないけど、大江戸隊にそのベルトを持ってくることに意味があると思うから。3人とも取ってきちゃってよ」
キッド「2021年ねベストユニット賞取ってるし、あとちゃんと吏南からも承諾得てるから、聞いてね」
吏南(ボイスメッセージ)「沙希さん、桃さん、キッドさん、アーティスト取ってきちゃってえ」
キッド「ちゃんと承諾得てるからね。ウチらが止めちゃおうかな。さっきひめかにさあ『飽きれてものも言えねえんだよ』ボーンって蹴られたんだけどさあ、なにに飽きれたの? ウチらなんかした?」
桃「こっちはアタマいいんだよ、なにが飽きれてんだよ?」
キッド「30分ドローでなんかヒリヒリしたのかな? まあまあチャチャッと、スパパパパーンもあるし、(桃とキッドは)ゴッデスチャンピオンだし、(アーティスト)取りにいっちゃいましょー!」