2022/08/22 試合結果

2022年8月21日 『STARDOM × STARDOM 2022~名古屋真夏の遭遇~』

『STARDOM × STARDOM 2022~名古屋真夏の遭遇~』
8月21日(日)ドルフィンズアリーナ観衆1353人)

試合結果

◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負
<王者>

6分31秒
ブロックバスターホールド

<挑戦者>
羽南 天咲光由

※第8代王者の羽南が9度目の防衛に成功

◆シングルマッチ 15分1本勝負
舞華

5分40秒
炎華落し→片エビ固め

妃南

◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負
壮麗亜美

8分0秒
ミラマーレ

琉悪夏
○MIRAI 吏南●

※もう一組はジュリア&桜井まい

◆キャプテンフォールマッチ 15分
レディ・C

8分58秒
ジャーマンスープレックスホールド

向後桃
🄫AZM 飯田沙耶🄫●
○林下詩美 岩谷麻優

退場順

(1)〇岩谷(4分9秒、ウラカンラナ)レディ・C●

(2)〇AZM(6分8秒、あずみ寿司)向後●

◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者組>

11分11秒
ピーチサンライズ

<挑戦者組>
○渡辺桃 SAKI
スターライト・キッド ウナギ・サヤカ
鹿島沙希 白川未奈●

※第27代王者組の鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃が3度目の防衛に成功

◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<挑戦者組>

15分53秒
フェアリーストレイン

<王者組>
○なつぽい 葉月
中野たむ コグマ●

※第24代王者組の葉月&コグマが5度目の防衛に失敗。なつぽい&中野たむが第25代王者組となる

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

20分20秒
フブキラナ→エビ固め

<挑戦者>
上谷沙弥 ひめか

※第16代王者の上谷沙弥が9度目の防衛に成功

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

25分24秒
朱世界→エビ固め

<挑戦者>
朱里 高橋奈七永

※第14代王者の朱里が8度目の防衛に成功

 

試合詳細レポート

◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負
<王者>

6分31秒
ブロックバスターホールド

<挑戦者>
羽南 天咲光由

※第8代王者の羽南が9度目の防衛に成功

 羽南が保持するフューチャー・オブ・スターダム王座に天咲光由が初挑戦。3・11「NEW BLOOD1」で初マットを踏んだ天咲には、デビュー5カ月でのベルト挑戦となる。王者・羽南は昨年末の両国国技館で奪取以来、ここまで8度の防衛に成功。林下詩美のⅤ6を抜き、同王座最多防衛記録を更新中だ。羽南が勝利して二桁防衛に王手をかけるか、それとも天咲の初戴冠で新王者誕生か?

 羽南から手を差し出すと天咲が応じてゴング。天咲がドロップキック連打から串刺しで側転エルボー。羽南が「なめんな!」と投げを打ちロープに振る。天咲がドロップキックを放つが羽南がやり返す。天咲がヒザへのドロップキックから丸め込んでヒザをロック。羽南がエスケープすると、天咲が突進しロープを利用しDDT。もう一発決めるが2カウント。天咲が天聖を狙うが羽南が切り返しボディーアタック。返した天咲がボディースラムを切り返し高角度のDDTを決める。天聖狙いを羽南が切り返すが天咲がヒザ十字。羽南がエスケープすると、天咲は天聖を決める。しかし羽南が返してみせる。天咲がエルボー連打から突進も羽南がキャッチし後方に投げ捨てる。フェイマサ―を決めて引き超すとノーザンライト。羽南はフィニッシュを宣言しバックを取る。天咲が切り返して天橋立。羽南が返して大外刈りからフェイマサ―。天咲がなんとか返すが羽南が顔面へのニーアタックからブロックバスターホールド。3カウントが入り、羽南の防衛となった。

羽南のコメント

「9回目の防衛成功しました! 天咲光由、まだまだだけど、自分のヒザめっちゃ痛いです。新人だけど、めちゃくちゃ頑張ってるし、またこのベルト取りに来てほしいなって思います。そして、8月26日ニューブラッド、Aoiとのシングルマッチをこのフューチャーのベルトを懸けた試合にしたいと思ってます。小川さんにまだ許可取ってないですけど、自分はAoiとニューブラッドのメインでやりたいなって思います、ね!新世代のトップを私は走り続けたいと思います。今日はありがとうございました」

◆シングルマッチ 15分1本勝負
舞華

5分40秒
炎華落し→片エビ固め

妃南

 KAIRIの欠場によってカードが変更。当初は舞華&ひめか組のタッグが予定されていたが、ひめかが白いベルトの挑戦者に指名されたため、舞華はシングルマッチに登場することになった。相手は成長著しい妃南。舞華が胸を課す形ではあるものの、柔道をベースにした真っ向勝負が期待される。

 グラウンドの攻防でスタートし、首の取り合い。舞華が腕十字を狙うと妃南がヘッドロックに切り返す。舞華のヘッドシザーズを妃南が脱出。探り合いから舞華が蹴りを入れ串刺しラリアットからショルダータックル。妃南が舞華の突進を止めて投げを打つ。舞華が返すと妃南はSTOから腕十字。しかし舞華がエスケープ成功。舞華の突進を読んだ妃南がスパインバスター、ロックボトム。舞華が返すと妃南はボディースラムの構え。舞華がこらえると妃南の突進にラリアット。舞華が両腕を取るが妃南がマットに叩きつける。妃南はフィニッシュを宣言するが舞華が切り返しパワースラム。舞華が両腕をとって叩きつけるが2カウント。舞華はフィニッシュを予告し炎華落としの構え。妃南が外道クラッチに切り返すが舞華がクリアーしラリアット。妃南が反転しカバーするが2カウント。妃南の突進に舞華がローリングラリアット。炎華落としを決めると3カウントが入った。

◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負
壮麗亜美

8分0秒
ミラマーレ

琉悪夏
○MIRAI 吏南●

※もう一組はジュリア&桜井まい

 ドンナ・デル・モンドのジュリア&桜井まい、大江戸隊の琉悪夏&吏南、ゴッズアイのMIRAI&壮麗亜美が3WAYによるタッグマッチで激突。当初は舞華&ひめか組との対戦が予定されていたMIRAI&壮麗組は、KAIRI欠場にともなうカード変更により、3WAYタッグ戦での出撃となった。

 桜井、壮麗、吏南が先発で対峙。手四つの構えで力比べ。壮麗がハンディキャップの状態から盛り返すが背後から攻撃される。ロープに振られたジュリアと桜井がドロップキック。リング上は壮麗と琉悪夏に。吏南が場外から足を引いて壮麗を場外戦に持ち込む。MIRAIと壮麗が鉢合わせにされ、ジュリアと桜井も大江戸隊によって鉢合わせにされる。吏南がダブルを指示して琉悪夏と合体攻撃を桜井に仕掛ける。吏南が桜井にボディースラム、ストンピング。桜井がドラゴンスリーパーにとると乱入してきた琉悪夏もまとめてマットに叩きつける。ジュリアがMIRAIにDDT、吏南を後方に投げつける。吏南が返すと。ジュリアの髪を引いてヘアーホイップから顔面を踏みつける。ジュリアが怒ると吏南は握手を求める。ジュリアが応じると吏南は髪を引いてマットに叩きつける。ジュリアがボディースラムで叩きつけ余裕でカバー。吏南が返すとジュリアはフェースロック。ジュリアと桜井が琉悪夏の手を引くと壮麗がまとめてラリアット。壮麗と琉悪夏がショルダータックルをぶつけ合い琉悪夏が打ち勝つ。琉悪夏が壮麗の突進をかわしコンプリートショット。吏南が桜井にダイビングダブルニー。ジュリアが壮麗にミサイルキック。吏南をマットに叩きつけるが琉悪夏が冷凍庫爆弾。琉悪夏とMIRAIがボディースラムを狙う。壮麗が割って入りMIRAIと合体、琉悪夏にラリアットを見舞う。壮麗とMIRAIが吏南を琉悪夏に叩きつけるとMIRAIが吏南を叩きつけラリアット。かわした吏南が丸め込み。吏南の突進にMIRAIがラリアット。吏南が返すとMIRAIは腕をロック。吏南がギブアップし、MIRAIの勝利となった。

◆キャプテンフォールマッチ 15分
レディ・C

8分58秒
ジャーマンスープレックスホールド

向後桃
🄫AZM 飯田沙耶🄫●
○林下詩美 岩谷麻優

退場順

(1)〇岩谷(4分9秒、ウラカンラナ)レディ・C●

(2)〇AZM(6分8秒、あずみ寿司)向後●

 STARSの岩谷麻優&飯田沙耶&向後桃とクイーンズクエストの林下詩美&AZM&レディ・C組がキャプテンフォールルールの6人タッグマッチで全面対決。試合はキャプテンがフォールされるか、キャプテン以外の2人がフォールされた時点で決着する。

 QQはAZM、STARSは飯田がキャプテン。レディが先発に名乗りを挙げるとSTARSはキャプテンみずからが先発に。岩谷は「負けんなよ」と飯田を送り出す。試合が始まるとレディが手を上げて挑発。飯田は届かないとみるや筋肉ポーズで焦点をずらす。QQが飯田を持ち上げてOTRを狙うがSTARSが阻止。STARSはレディを捕獲し連係で攻め込む。レディと飯田が逆水平の応酬。レディが河津落としからジャイアントスイング、QQで串刺し攻撃。飯田が返すと、レディがバックを取る。飯田が切り返し岩谷がフランケンでレディを失格させた。向後と岩谷がAZMを捕獲し合体攻撃。AZMがロープを引いて向後をエプロンに誘う。エプロンでエルボーを打ち合い、向後が足をすくい突進。丸め込みの応酬からAZMが向後を丸め込み失格させた。岩谷と飯田がカウンターのチョップで競演。詩美とAZMが合体も岩谷がミサイルキック、飯田が詩美へ飯田ロケットを発射。飯田が詩美にブレーンバスターの構え。詩美がバックフリップで叩きつけAZMが飯田にダイビングフットスタンプ。飯田がAZMに飯田橋も詩美がカット。岩谷と飯田の合体を詩美がラリアットで分断。詩美は飯田にコウモリ吊り落とし。飯田が返すと、詩美はジャーマン狙い。飯田が丸め込むが詩美も切り返し強引にジャーマン。3カウントが入り、QQの勝利となった。

◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者組>

11分11秒
ピーチサンライズ

<挑戦者組>
○渡辺桃 SAKI
スターライト・キッド ウナギ・サヤカ
鹿島沙希 白川未奈●

※第27代王者組の鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃が3度目の防衛に成功

 大江戸隊の鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃がアーティスト・オブ・スターダム王座3度目の防衛戦。今回迎え撃つのはCOSMIC ANGELSとカラーズの連合軍だ。連合軍はコズエンのピンクカブキ白川未奈&ウナギ・サヤカとカラーズのリーダーSAKIによる編成。このトリオによる試合は初めてだが、活動スタート当初のコズエンも一発でアーティストのベルトを取っているだけに、試合の行方は終わってみるまでわからない。王者の鹿島は、前日の大阪大会で赤いベルトの王者・朱里に5★STAR GP公式戦でフォール勝ち。地元・松江大会も勝利で凱旋を飾っただけに乗りに乗っているとみていいだろう。難攻不落の気配が漂い始めた大江戸隊の王者チームに新編成の連合軍が風穴を開けることができるのか、試合後の風景が注目されるアーティスト王座戦だ。

 コズエンから襲いかかり鹿島を捕獲する。ウナギと白川で合体しSAKIも合流。SAKIが鹿島をマットに叩きつけラリアット。鹿島がかいくぐりビッグブーツを叩き込む。鹿島はSAKIへフェースクラッシャー。キッドがSAKIへエルボー連打。SAKIはビッグブーツからブレーンバスターでキッドを叩きつける。SAKIが突進するとウナギが背後から強引にタッチしリングイン。しかしキッドがその場飛びのムーンサルト。ウナギが返すと、大ふへん固めにキッドをとらえる。しかし桃がカット成功。ウナギがキッドにギロチンドロップ、串刺しで突進するとキッドがかわして大江戸隊が合体し鹿島がフェースクラッシャー、キッドが旋回式ダイビングボディープレス。キッドはウナギを引き起こしタイガーの構え。ウナギが切り返し白川がエプロンからハイキック、ウナギが城門突破狙い。キッドが切り返すがウナギが変型DDT。桃と白川がリングイン。桃がローキック、ミドルキックを連打。白川が足をキャッチしバックブロー。白川がミドルキックを連打しコーナーに追い込む。レフェリーが制止しても聞かずに蹴っていく。桃が返すと、白川が突進。しかし鹿島がカット。SAKIが援護し白川が桃をカバー。桃が返すと、連合軍がトリオでカカト落とし。ウナギが大ふへん固め、白川のネックブリーカー合体で桃を叩きつける。白川は桃の首を取るが鹿島が乱入し昇竜拳、レフェリーを引きつける。桃がスパナを取り出し白川に突進。白川が蹴り飛ばし桃に延髄斬りから高角度DDT。しかし鹿島がカット成功。ウナギとSAKIが共演を試みるが大江戸隊が阻止し場外に送り出すとキッドがケブラーダ。桃が白川に突進もエルボーを食らう。白川はグラマラスドライバーMINAを狙うが桃がこらえてハイキック。桃はBドライバーも2カウント。桃が人でなしドライバーもSAKIのカットが間に合う。吏南がレフェリーを引きつけると桃がスパナをレガースに忍ばせる。桃は白川を起こして顔面を蹴り上げる。桃がかわして丸め込むがキッドがカット。10分経過。桃とキッドが合体で白川を叩きつけると、桃が顔面を蹴り上げる。桃は白川を引き起こし、ピーチサンライズ。桃が白川をフォールしベルトを守った。

 

白川組のコメント

白川「あ~! あ~! 悔しい! 負けた…」

ウナギ「大江戸隊、おぼえておけよ! そして、キッド。絶対オマエを超える」

鹿島組のコメント

桃「Ⅴ3。やり返さないと気が済まねえって言ったろ、白川未奈。警戒もしてなかったのか? 学んでない。ホント、おバカちゃんたちだよ」

キッド「ウチらにまさるヤツやいねえだろ。今日は沙希はアシストに」

鹿島「白川未奈を渡辺桃が取ったってのが一番スッキリしたな」

キッド「キッドはですぺっち(エル・デスペラード)が解説席にいるということで、落とすわけにはいかないし、そろそろさ、スターズとかお待たせいたしましたクイーンズクエスト、生え抜きの3人組、そろそろきてもいいんじゃないの? 史上初の生え抜き同士のアーティストの防衛戦、やりたいなって思ってるんだけど」

沙希「いいんじゃない。大歓迎よ」

キッド「そんな欲出すヤツいねえからな」

桃「まあ、待ってるよ。挑戦したかったらいつでも待ってるから」

◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<挑戦者組>

15分53秒
フェアリーストレイン

<王者組>
○なつぽい 葉月
中野たむ コグマ●

※第24代王者組の葉月&コグマが5度目の防衛に失敗。なつぽい&中野たむが第25代王者組となる

 STARSの葉月&コグマ組とCOSMIC ANGELSの中野たむ&なつぽい組がゴッデス・オブ・スターダムのベルトを懸けて激突する。王者組は王座奪回後、すでに4度の防衛に成功。葉月が5★STAR GPで無傷の6連勝と絶好調だけに、この試合も闘いを有利に運ぶことが予想される。とはいえ、挑戦者の中野&なつぽい組もコズエン革命を起こすと宣言。そのためにもベルトはなんとしてもほしいところ。金網マッチからの2番勝負を経て結託した中野となつぽいが一発でゴッデス王座を奪取するか、それとも葉月&コグマのFWCがクレイジーにベルトを守るか。タッグ戦線の今後を占う注目カードだ。

 コグマとなつぽいが先発でスタート。睨み合ってなつぽいが胸を突くとコグマもやり返す。なつぽいがエルボー連発から走るとエプロンで葉月が止める。反対側では中野が止める。王者組が合体し挟み撃ちのドロップキック。コグマがなつぽいをボディースラム。葉月がなつぽいにヘアーホイップから顔面ウォッシュ。なつぽいが返すと葉月はボディースラム、コグマが逆エビ固め。葉月は中野を入れさせずに威嚇する。コグマはキャメルにとらえるが中野がカット。葉月が中野を追い出す。コグマはなつぽいをボディースラム。葉月がなつぽいの顔面を蹴飛ばしていく。なつぽいがエルボーで向かっていくが葉月が仁王立ちで顔面を蹴り飛ばしていく。なつぽいがバックキックから低空ドロップキックで顔面を射抜く。替わった中野が葉月にネックブリーカー。コグマが乱入しクローズライン。中野がかいくぐり2人まとめてドロップキック、葉月にニーアタック。中野は葉月にバックキック、くし刺しの突進をかわし合い王者組がドロップキックの競演、葉月がミサイルキック。返した中野に葉月はフェースロック。なつぽいがカットに入るがコグマが場外に追い出す。葉月が中野の顔面に二段蹴り、ブレーンバスター狙いは中野が切り返しスピンキック。葉月がカウンターで二段蹴り、中野が葉月の顔面にトラースキック、バックを取られた葉月が切り返してコードブレイカー。ともにダウン状態からタッチ。コグマがなつぽいにボディースラム、背中を踏みつけフットスタンプ、丸め込み。なつぽいが返すとコグマとのクロスボディーが交錯。なつぽいが串刺しボディーアタックとフェースクラッシャーを食らう。コグマはさらにコーナーからミサイルキック。なつぽいが返すと、コグマがバックを取る。なつぽいがこらえるとエプロンの中野が手を引く、そこへ葉月が足を滑らせながらもカット。葉月が抱えてコグマがネックブリーカー。10分経過。コグマはなつぽいにダイビングボディープレス。なつぽいがかわすと中野が葉月にダイビングボディーアタック。中野が葉月を起こしてなつぽいがコグマのバックを取る。ジャーマンの競演を狙うが王者組がDDT。挑戦者組がトラースキックも王者組がドロップキックでやり返し両軍ダウン状態。なつぽいがマットを這ってコグマに向かっていく。エルボーの打ち合いからなつぽいが乱打し、コーナーに上がる。コグマが追いつきなつぽいをロープに叩きつける。コグマがコーナーに上がると中野がハイキックで落とす。中野に振られた葉月がトペ。中野となつぽいがダブルで場外ダイブ。葉月をリングに戻し2人でコーナーへ、中野が飛んでなつぽいがフェアリアルギフト。しかしコグマがカット成功。挑戦者組がジャーマンの競演。なつぽいがコグマのバックを取る。コグマが丸め込むが中野がカット。コグマの突進になつぽいがトラースキック、中野となつぽいがトラースキックの競演。15分経過、中野が葉月にタイガー、コグマを捕まえ2人で抱え上げてマットに叩きつける。なつぽいがフェアリーストレインを決めると3カウントが入った。

なつぽい「たむちゃん、ベルト、ゴッデスのベルト、巻いたね」

たむ「なっちゃん、私、なっちゃんとだったら、どんなバカみたいな夢も一緒にかなえていける気がする!(泣)。そうだよね!?

なつぽい「たむちゃん、眉毛ないよ」

たむ「はぁ? あの、なっちゃんの方こそ、顔面大洪水で、こなきじじいみたなんですけど!」

なつぽい「おい、こなきじじいって!」

2人が顔をつねり合う

なつぽい「うちらは、女子プロ界に革命を起こす、今日はその始まり。たむちゃん、後悔させないよ。うちらが第25代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンだー!」

MIRAI&壮麗亜美がリングへ。

MIRAI「新チャンピオン、おめでとうございます」

壮麗「その、ゴッデスのベルトは、私たちが2度挑戦して取ることがかなわなかった因縁のベルト。初防衛戦、私たち、MIRAIと壮麗亜美と、やりませんか!?

MIRAI「まあまあまあまあ、みなさんが何を思ってるのか、わかります。わかりますが、明太子とジェノベーゼさん? 自分たちとそのベルト懸けてたかってください。今度こそ、魂込めて! 奪取します」

たむ「明太子とジェノベーゼじゃねえから! まあ、シンデレラとそのボディーガードさん? まあ今だいぶ勢いに乗ってるみたいですけど、私たちの情念の闘いには程遠そうですが、あなたたちの魂を受け止めて、そのでっかい図体に革命を切り刻んでやりましょう…切り刻む? 刻み込むだよね。革命を刻み込む!」

MIRAI「魂込めて、よろしくお願いします」

MIRAI&壮麗が退場。

なつぽい「たむちゃん」

たむ「なっちゃん」

なつぽい「ウチらが、みーんなのこと連れて行く!」

たむ「熱狂のユートピアへ!」

中野&なつぽい「スリー、ツー、ワン、革命へようこそ!」

中野組のコメント

中野「25代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンになりました! ありがとう」

なつぽい「ありがとう」

中野「最強でクレイジーなあのFWCからこのベルトを取れたってことに意味があると思ってる。そうだよね?」

なつぽい「革命のひとつだと思う」

中野「一歩です」

なつぽい「みんな革命について気になってるんじゃないかな」

中野「私たちは女子プロ界に革命を起こします。もっともっと広く世間を巻き込んで、女子プロレスをもっと広くもっともっと広く世間を巻き込んで熱狂的なユートピアを私たちが作ります。それはつまりどういうことかというと…」

中野&なつぽい「アーティストデビュー!」

中野「私たちは令和のビューティーペアになる。いや、ビューティーペアを超えるタッグになります」

なつぽい「スターダム、ブシロード、全関係者に告ぐ。女子プロレスを盛り上げるためにウチらをもっと世に出すべきなんじゃない?こんなハイスペックなウチらをちっちゃな箱におさめておくのはもったいないでしょ。革命は自分たちの手でつかみ取る!」

中野「ねえ、タイチさん」

タイチが入ってくる。

タイチ「おめでとう」

中野「私たちがチャンピオンになった記念すべきこの瞬間につまんなくてツイッターを見て立って」

タイチ「いやいや、さっき上げたのにどれくらい反応あるかなって。このあとじゃあ、約束通り祝勝会」

中野「ご褒美なんですか」

タイチ「なにがいい?」

中野「う~ん、ご褒美は、高級お寿司」

なつぽい「お肉」

中野「ジンギスカンもいいね」

なつぽい「ジンギスカンも食べたい」

タイチ「よく頑張ったね、泣きそうな顔して必死に歯を食いしばって。2人で革命を起こすってすごく可能性を勝手に感じて、この2人だったら新しい何かを創るんじゃないかなって、いろんな可能性を感じたから、だからオレも2人にもらいたいものもあるし、感じたいものもあるから11月の合同興行、一緒に組んで試合しない? まだだれも立候補してないでしょ。オレが名乗り上げるよ。オレは2人と組みたい」

中野「たむ、ぽい、タイチ組?」

タイチ「でもいいし。それでもいいか。(男は)オレひとりでいいか」

中野「友だちいないんですか」

タイチ「友だちいない」

なつぽい「友だちになってあげますよ」

タイチ「2人からいろんなものを吸収したいから、いろんなものを感じたいから、一緒に組んで試合してほしい、11月」

中野「私たちもタイチさんからいろんなものもらいたいです」

なつぽい「ありがとうございます。ありがぽい。うれしいです」

タイチ「やってくれるよね?」

中野&なつぽい「ハイ」

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

20分20秒
フブキラナ→エビ固め

<挑戦者>
上谷沙弥 ひめか

※第16代王者の上谷沙弥が9度目の防衛に成功

 上谷沙弥のワンダー・オブ・スターダム王座に挑む予定だった元王者のKAIRIが新型コロナウイルス陽性判定により無念の欠場。これによって王者・上谷はひめかを挑戦者に指名、ひめかが受諾したことによって急きょ、上谷vsひめかの白いベルト戦がおこなわれることになった。思わぬところでチャンスを得たひめかにとって、白への挑戦は201019後楽園でジュリアに挑んで以来2度目。今年4・29大田区では朱里の赤いベルトに挑むも王座奪取はならなかった。いまだシングルでの戴冠がないひめかだけに、千載一遇のチャンスを活かしたいところだろう。対する王者・上谷にはタイトル戦中止の選択肢もあったはずだが、ここまでシングル戦績1勝1敗1分けの相手を選ぶことで、あえてリスクを背負ったのだろう。ひめかとは黄金世代と呼ばれる間柄だけに、五分の対戦成績に決着をつけるいい機会と考えたのではないか。もちろん、防衛を果たした上でKAIRIの帰還を待つ。ここでベルトを守ればKAIRIがスターダム時代に築いた8度の防衛を超えることに。上谷が二桁防衛に王手をかけてKAIRIと向き合うのか、それともひめかが新たにKAIRIを迎え撃つ状況を作り出すのか、目玉カードが一つ消えたとはいえ、こちらも見逃せないタイトルマッチである。

 リング中央で睨み合ってからクリーンに握手をかわす。手四つの構えで力比べをおこない、ひめかが上になる。再び手四つからひめかが上になり、全体重を乗せていく。上谷が丸め込みにいくが、ひめかが返す。ひめかがコーナーに振られるもショルダータックルで上谷を吹っ飛ばす。ひめかは上谷を場外に送り出し。ボディースラムを連発。もちあげると上谷の背中を鉄柱に打ち付ける。ひめかは上谷をリングに戻し。串刺しでボディーアタック、バックブリーカー。上谷が返すと、ひめかは逆エビ固め。上谷が跳ねのけ突進。ひめかがキャッチしマットに叩きつける。上谷は場外に出されるがすぐに戻ってドロップキックでひめかを場外に送り出し、さらにエプロンからコルバタを見舞いミサイルキックを叩き込む。ひめかが返すと上谷がスープレックス狙い。ひめかがこらえてエルボーを打ち合う。上谷の二段蹴りをひめかが止めて再びエルボーを打ち合う。上谷が連打すると、ひめかもやり返していく。エルボーの打ち合いで両者ダウン。8カウントで立ち上がり10分経過。ひめかがバックドロップから逆エビ固め。上谷がエスケープすると、ひめかはアルゼンチンで揺さぶり、ラリアット連発へ。上谷が返すと、ひめかはJPコースター。しかし、上谷が返してみせる。ひめかは上谷をコーナーに叩きつけ背後からラリアット。コーナーに乗せると肩車。上谷が逃れてニールキック、ノーザンライトから丸め込みカミゴェ。コーナーに上がると、ファイヤーバード。ひめかがかわすも上谷がスピンキック。スタークラッシャー狙いをひめかがこらえてラリアット。上谷が二段蹴りを見舞い15分経過。上谷がスタークラッシャーを決めるが2カウント。ならばとひめかを寝かせてファイヤーバードスプラッシュ。決まったと思われたがひめかが返す。上谷は再びコーナーに上がりフェニックス狙い。ひめかが立ち上がりコーナーに上がるとエルボー連打。上谷が張り手を打って回転しパワーボムの構え。ひめかがこらえると、上谷はコーナーに上がり雪崩式フランケン狙いもひめかが真っ逆さまに落としてみせる。ひめかが突進にジャンピングニー。上谷を引き起こしパワーボム。上谷が返すと、ひめかはコーナーに振って背後からラリアット、コーナーに乗せるとランニングパワーボムを放つ。しかし上谷が肩を上げる。ひめかがエルボー連打からラリアット、上谷が飛ぶとひめかがラリアットで撃ち落とす。ひめかはラリアットで上谷を一回転させる。上谷が飛びついてフブキラナから強引に丸め込むと3カウントが入った。

上谷「ワンダー・オブ・スターダム、9度目の防衛に成功しましたー! 急きょ、カードが変更になったけど、今日はひめかとしっかり向き合って、全力の試合ができました! ひめか、強かった…。ひめかと限界のその先を体感して、一緒に超えてワンダーのタイトルマッチができたことを本当にうれしく思います。挑戦受けてくれて本当にありがとう! これまで9度の防衛に成功してきましたが、上谷沙弥の歴史はまだまだ、終わらしたくありません! これからもこのベルトを精一杯笑顔にさせていきたいです! 誰が、なんと言おうと、私がスターダムだー!」

上谷のコメント

「9度目の防衛、成功しました。人って急な展開に追い込まれた時、想像している何十倍も、何百倍も想像を超える大きな力を発揮するんだなって、今日試合をしてみて、体感しました。今日のひめか、すごかったですよね? 化け物かと思ったし、黄金世代としてこうやって、上へ上へ、上のレベルで試合ができることホントにとても素敵なことなんじゃないかなって思います。ひめかにとって、今日が分岐点になるような試合になったとすれば、しっかり向き合えた証拠なんじゃないかなと思います。これからも私の歴史はまだまだ続きます。このベルト、もっともっと笑顔で輝かせるように頑張るので、皆さん応援よろしくお願いします!」

 

ひめかのコメント

「2日前か、急きょKAIRIが。代打なのかな、客さんからしたら。ドリームカードだったと思うし、自分も見たいカードのひとつだったから残念だったけど。上谷沙弥から逆指名、チャンスをものにできなかったのは悔しい。でも、上谷沙弥、久々にすごく、負けたけど、清々しい。ワクワクした気持ちでいまいるよ。これからもベルト持ってる上谷沙弥だけど、ライバルでいてくれ」

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

25分24秒
朱世界→エビ固め

<挑戦者>
朱里 高橋奈七永

※第14代王者の朱里が8度目の防衛に成功

 ワールド・オブ・スターダム初代王者の高橋奈七永が、まさかの赤いベルト挑戦。KAIRIからパートナーに選ばれ古巣に返ってきた奈七永が、現王者の朱里に挑む形になった。両者は、スターダムが初進出を果たした13年4・29両国国技館で対戦したが、あのときは6人タッグマッチだっただけに印象は薄い。あれから9年の時を経て、朱里が王者、奈七永が戻ってきての挑戦とはいったい誰が予想できたか。朱里がスターダムレジェンドの奈七永を破れば絶対王者のイメージを構築する大きな一歩になるだろう。反対に敗れることにでもなれば、スターダムの歴史は大きく変わる。多大なリスクを背負った朱里はスターダムの至宝を守ることができるのか、それとも奈七永が王座に返り咲き、再びスターダムの中心に腰を据えるのか。朱里は前日の5★STAR GP公式戦で鹿島沙希に敗れているだけに。黄信号が灯ったと言わざるを得ないが…。

 ゴングが鳴らされても両者コーナーから動かずに睨み合い。探り合いからロックアップで力比べ。奈七永が押し込むが朱里が反転してゆっくりとブレイク、すぐに張り手。奈七永が突っかかりロープに追い込むと張り手のお返しをしてみせる。奈七永がバックを取りジャーマン。朱里がタックルでテイクダウンを奪いグラウンドでコントロール。朱里が腕十字から腕固めに移行すると奈七永が悲鳴を上げる。朱里の腕十字に奈七永がエスケープ。奈七永は場外で間合いを取りエプロンへ。朱里の打撃をかいくぐりドラゴンスクリュー、ラリアット、宙づりにしてドロップキック、気合を入れ直しショルダータックル。さらに奈七永は朱里をヘッドロックにとりリングサイドを連れまわす。場外マットに叩きつけると、朱里をリングに戻してバックドロップ、ヘッドシザーズツイスト。顔面を踏みつけて「チャンピオン」を挑発する。奈七永はスリーパーで捕獲しネックロック。コーナーに叩きつけると中央にもっていきサッカーボールキック。朱里がサッカーボールキックを連打。奈七永がこらえて挑発すると側頭部にドロップキック。朱里が至近距離からドロップキック、フロントネックチャンスリー、顔面へスライディングキック。コーナーに上がるが奈七永が追いつきエルボーの打ち合い。奈七永が「負けるか!」と叫んでうっていくと、雪崩式ブレーンバスター、バックドロップ、コーナーからスリーパーで宙吊りに。朱里が下から蹴り上げ奈七永を場外に落とす。朱里は場外の奈七永にミサイルキック。10分経過。朱里が場外でDDT。奈七永をリングに戻し、ダイビングギロチンを後頭部に放つ。奈七永が返すと、バックの取り合いから奈七永がジャーマン。奈七永がドロップキックからスライディングエルボー。朱里が返すと、奈七永は冷蔵庫爆弾を投下。しかし朱里がかわしてニーアタック。奈七永が張り手を打つと、朱里もやり返し打ち合いに。朱里のバックブローがヒットし奈七永が倒れ込む。しかし奈七永がグーパンチを放ち朱里がダウン。両者ダウンとなり、奈七永が先に起き上がりファルコンアロー。15分経過。奈七永がラリアットを連打。ラリアットが交錯すると奈七永が挑発、打撃の打ち合いからともにヘッドバット。両者が走り奈七永のラリアットがヒット。奈七永がナナラッカも朱里が返してネックロック。奈七永がエスケープすると、朱里がミドルキック連打。奈七永がアックスギロチンも朱里がクリアー。ナナラッカ狙いを朱里が切り返しニーもカウンターのラリアットを食らう。朱里が返すと、奈七永は冷蔵庫爆弾。しかし朱里が返してみせる。奈七永がフェースロックを仕掛け20分経過。朱里がエスケープすると奈七永はデスバレー。朱里が返すと後方からスリーパーを決める。奈七永がロープに逃れると、朱里は引き起こして流炎で叩きつける。返した奈七永に朱里はジャーマン。奈七永が串刺しを読んでラリアット、ワンセコンド。しかし朱里が返してみせる。奈七永がヘッドバット連打、朱里がカウンターでハイキック。両者ダウン。髪をつかんで立ち上がり奈七永がヘッドバット。朱里がパンチをかわしてパンチを叩き込む。朱里がニーを連打し頭部にもニー。奈七永がダウンも9カウントで立ちあがる、朱里がヘッドバットから肩車し朱世界へ。叩きつけられた奈七永は肩を上げられず朱里の勝利となった。

朱里「高橋奈七永、私はアナタがいまのスターダム生ぬるいと言ったことが許せなかった。だから今日の試合でそんなこと言えないくらい熱いものを伝えたかった。伝わりましたか?」

奈七永「……。負けたから何も言いたくないけど。伝わったよ。伝わったし、3カウント聞いちまった、それも認める。負けたよ。でも、でも、私はこれで終わりなんかじゃない。むしろ今日始まった気がするんだけど。この拍手が答えと思っていいかな? 高橋奈七永っていう劇薬を生かすも殺すもスターダム、そして朱里しだいなんじゃねえの。まだまだ終わらないし絶対やり返すから、おぼえとけ」

朱里「何回も何回でも高橋奈七永、勝ってやるよ!」 

奈七永が退場。

朱里「今日本当にありがとうございました。8度目の防衛に成功しました。今日、スターダムの歴史として重要な闘いでした。今日、来てくれて目撃者になってくれて、本当にありがとうございます。熱い気持ち伝わりましたか? たくさんの人に伝えることができたなら、私はすごくうれしいです。スターダムには、若くて未来有望な選手がたくさんいます。私も最高峰のチャンピオンとして、熱い闘いを届けられるように頑張っていきます。これからもスターダム、そしてプロレスをよろしくお願いします。そして、高橋奈七永に勝利したので言わせてください。私は最強のチャンピオンだ! それでは、みんなサラマポ。ありがとうございました」

朱里のコメント

「高橋奈七永に勝利して、8度目の防衛に成功しました。初代ワールド・オブ・スターダムチャンピオン、そして全日本女子プロレス、赤いベルトの最後のチャンピオン、高橋奈七永、本当にいろんな経験をして歴史がある、そんな人と今日やることができてすごくすごくうれしかったし、奈七永選手とやることによって今日また私自身レベルアップできたと思ってます。本当にありがとうございました(礼)。そしてスターダムの歴史に刻まれる日になったんじゃないかなと思っています。私はまだまだ(腰のベルトをたたき)この赤いベルトを懸けてやりたい選手がたくさんいます。ずっとずっと(ベルトをたたき)この赤いベルトを巻いていきたい。そして最強のチャンピオンとして君臨し続けます。私は止まらない。前に突き進んでいきます」

 

奈七永のコメント

「今日はKAIRIの分までって思ったけど、見事玉砕したかな。でも魂はKAIRIと一緒にやったつもりだし、それで負けたんだから、実力は認めざるを得ない。けれども、けれでも、けれどもだよ。けれども私は本当にマジで引退試合のつもりでやった。全部全部を懸けてやった。それぐらいの覚悟を持って全部で臨みました。でも、3カウントを聞いたのは確かだけど、まだまだ朱里ちゃん、プロレス勉強した方がいいと思うよ。それって伸びしろがあるってことだから、逆に褒めてると思ってもらってもいいよ。でも、私まだまだ教えてあげられることあるんじゃないかな、スターダムで。伝えられることあるんじゃないかな。それがパッションだよね。パッションだよ。女子プロ界ナンバーワン、だったらもっと名実ともに高橋奈七永っていう薬、刺激、劇薬、まだまだ余地あるんじゃない?まだ枯れてないよ。まだ今日が始まりだって思っちゃったから、まだまだやらせてもらいます。侵略させてもらいます」

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