『STARDOM in SHOWCASE vol.2』
9月25日(日)ベルサール高田馬場(観衆759人=満員)
試合結果
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
羽南<4点> |
6分29秒 |
飯田沙耶<4点> |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
鈴季すず<14点> |
14分11秒 |
スターライト・キッド<14点> |
◆第1回 スターダム マッスルコンテスト | ||
飯田沙耶 | 葉月 テクラ |
※その他は月山和香、白川未奈、桜井まい、ジュリア、向後桃、MIRAI、朱里
◆エニウェアフォールマッチ 4WAYバトル 時間無制限1本勝負 | ||
岩谷麻優 AZM ラム会長 |
18分13秒 |
舞華 |
◆コズミックルールマッチⅡ 3WAY ~the End of Summer~ 時間無制限1本勝負 | ||
なつぽい 清水ひかり |
13分49秒 |
ウナギ・サヤカ |
中野たむ SAKI | 白川未奈 |
◆ハードコアマッチ 時間無制限1本勝負 | ||
山下りな |
18分23秒 |
渡辺桃 |
○ジュリア | 琉悪夏● |
◆ロッシー小川ボディーガード軍vs死神軍 キャプテンフォールマッチ 時間無制限 | ||
死神2号=まなせゆうな |
22分34秒 |
レディ・C● |
○🄫死神3号=高橋奈七永 | 林下詩美 | |
優宇 | 朱里🄫 |
(1)〇朱里(14分52秒、OTR)優宇●
(2)〇まなせ(14分55秒、OTR)詩美●
試合詳細レポート
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
羽南<4点> |
6分29秒 |
飯田沙耶<4点> |
飯田沙耶と羽南の新旧フューチャー・オブ・スターダム王者対決が5★STAR GPで実現。羽南は前日に白川未奈から勝利を挙げ待望の2点をゲットした。現王者の羽南からすれば連勝で有終の美を飾りたい。勝てば飯田と同点でリーグ戦を終えるだけになおさらだろう。壮麗亜美との防衛戦を前に弾みもつけておきたい。また、予選を勝ち抜いて本戦に進出した飯田だが、ここまで2勝どまりは悔しい結果。羽南から勝利し、元王者のメンツを保ちたいところだが…。
クリーンに握手を交わして試合開始、ロックアップで飯田がロープに押し込みブレイク。手四つと見せかけ羽南が腕を取りにいく。飯田も取り返し腕の取り合い。飯田がヘッドロックで締め上げると羽南がロープに振るがショルダータックルで吹っ飛ばされる。飯田がエルボードロップも羽南がボディーアタック。ダブルリストを狙うと飯田が切り返しエルボーを叩き込む。羽南も打ち返してエルボーの打ち合い。バックの取り合いから羽南がエルボーで飯田を倒す。飯田が逆水平からボディースラム狙い。羽南がエルボー連打、飯田の突進を後方に投げつける。飯田はスパインバスターでやり返すとコーナーに上がり飯田ロケットを発射。さらにノーザンライトを決めるが羽南が返す。飯田はフィニッシュを予告しブレーンバスター狙い。羽南が切り返すが飯田が飯田橋狙い。羽南が切り返して丸め込むが2カウント。飯田の突進を止めて羽南がブロックバスターホールド。返された羽南はフェイマサ―、フィニッシュを宣言しバックドロップを狙う。飯田が切り返すが羽南がニーをぶち込み改めてバックドロップホールド。3カウントが入り、羽南が飯田を破ってみせた。
羽南のコメント
「私の5★STAR GP2022、終わりました! 最後も飯田沙耶からバックドロップホールドで勝って、昨日も勝って、終わりよければすべてよし! この言葉で締められました。よかったー! 私の次の大きい試合は、このベルト(フューチャ王座)を懸けた壮麗亜美との試合です。絶対ベルト守り抜いて2022年も最後両国があるかわからないけど、そこで私がチャンピオンとしてまた締めて、高校生活を謳歌したいと思います」
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
鈴季すず<14点> |
14分11秒 |
スターライト・キッド<14点> |
開幕戦で組まれていたスターライト・キッドと鈴季すずの5★STAR GP公式戦。しかし鈴季が開幕2戦を欠場となり、今大会でおこなわれることに。キッドはここまで7勝3敗、初の決勝進出を狙える位置にいる。一方の鈴季はスタートから3連敗もその後持ち直し、現在5連勝で波に乗っている。まさかの決勝進出の可能性も出てきたのである。この試合で勝った方が大きく前進するだけに、10・1武蔵野の森における最終公式戦をどう迎えるかがこの闘いにかかっている。最後の公式戦はキッドが岩谷麻優、鈴季がジュリア、勝って大一番に向かうのはどちらか?
ゴングと同時に両者突進。バックの取り合いからキッドがラリアットをかいくぐり視殺戦。キッドが突き飛ばしダッシュするが鈴季が足を引いて花道へ。鈴季が花道の上でボディースラム。キッドは鈴季の額を本部席に叩きつけていく。しかし鈴季もお返し。鈴季の突進を止めてキッドがエプロンでアキレス腱固め。大江戸隊のセコンドがレフェリーのブラインドを突いてキッドにイスを渡す。キッドがイスで殴打しリング下でボディースラム。リングに戻すと鈴季がマウントを取り両サイドから張り手の連打。鈴季の突進をキッドがかわしヒザへのドロップキック。キッドのボディーアタックを鈴季がかわしてミサイルキック。その場飛びムーンサルトプレスを決めるがキッドが返す。キッドは「私のこと好きだなあ」鈴季は「大好きだよお」と答えてエルボーを打ち合う。キッドが乱打するが鈴季が強烈な一発。しかしキッドがカウンターでエルボー、フライングエルボー。キッドはその場飛びムーンサルトを3連発。かわし合いから鈴季が延髄、キッドがドロップキック。両者ダウン状態から鈴季がヘッドバット、ハーフネルソンバスター。キッドが返すと鈴季がバックを取る。キッドが丸め込みから黒虎脚殺狙い。こらえた鈴季にキッドがネックスクリュー、旋回式ダイビングボディープレス。キッドがタイガーの構えにいくと鈴季が振りほどいてトラースキック、ジャーマン。10分経過。鈴季が突進するがキッドがヒザへのドロップキックから黒虎脚殺。然し鈴季がロープに到達。キッドはフィニッシュを宣言しスタースープレックス。しかし鈴季の肩が上がる。キッドは鈴季を引き起こしもう一度狙う。鈴季が切り返すと左右の張り手。残り3分。キッドがコーナーに上がるが鈴季がバックを取りジャーマンの構え。キッドがこらえると鈴季はコーナーに上がりスパイダージャーマン。キッドが雪崩式アームホイップも鈴季がニー。キッドが1カウントで返すが鈴季がハイキック。フィニッシュを宣言しジャーマン狙い、キッドが切り返しキッチャンボムを狙うが、鈴季がテキーラショット。キッドが返すと鈴季はジャーマンへ。起き上がりこぼし式にジャーマンを決めると3カウントが入った。
鈴季のコメント
「ああ、イッテェ。クソ。スターライト・キッドちゃん、天罰完了! 鈴季すずをナメてると痛い目にあうんだよ。わかったか。このままラストのジュリアにつなげるために、まだまだ鈴季すずはスターダムをかき乱して全員が怖くて眠れないようになるまでスターダムをグチャグチャにしてやる。スターライト・キッド、またいつかやろうや。そのときもまた勝つからな」
◆第1回 スターダム マッスルコンテスト | ||
飯田沙耶 | 葉月 テクラ |
※その他は月山和香、白川未奈、桜井まい、ジュリア、向後桃、MIRAI、朱里
9人参加のマッスルコンテスト。向後桃、桜井まい、葉月、MIRAI、テクラ、ジュリア、月山和香、飯田沙耶、朱里の順にステージでポージング。一次審査通過選手がリングに上がり、観客の拍手を最も多く獲得した選手が優勝者となることがアナウンスされる。一次審査通過は葉月、テクラ、飯田沙耶。最終審査で葉月、テクラ、飯田の順にパフォーマンス。拍手の結果、飯田が優勝、プロテイン1年分が贈呈された。
飯田「このマッスルコンテスト優勝しました飯田沙耶です。ハイ、私はまずマッチョゴリさんと言われてるんでね、ここは勝たないと私のキャラがなくなるんですよ。わかります? 私はこのコンテスト、死ぬ気で挑んでるんですよ。常に常にブロッコリー、玄米、その食事でこの体は成り立ってます、そしてこのプロテイン1年分、私の血となり肉となり、筋肉になるプロテイン、ありがとうございます! 今回、第1試合ボロボロに負けましたが、それでも筋肉はウソをつかない。私はこれからもこの筋肉で、裏切らない筋肉で、プロレスをやっていきます。そう、この筋肉とともに」
飯田のコメント
「マッスルコンテスト優勝しました。このコンテストが決まって、みんな実はおのおの体を絞るために、バルクをアップするためにみんな必死で頑張っていました。そのなかで私もマッチョゴリさんとして闘っている分、絶対負けられないんで、誰よりもたぶん一生懸命に挑みました。なので、当然といえば当然の結果なんじゃないでしょうか? マッスルコンテスト、たぶんまだまだプロレスラー、いっぱいマッチョなヤツらいるだろ? 待ってます。この筋肉とともに」
◆エニウェアフォールマッチ 4WAYバトル 時間無制限1本勝負 | ||
岩谷麻優 AZM ラム会長 |
18分13秒 |
舞華 |
前回のNEW BLOODでAZMとラム会長のエニウェアマッチが決定。ここに岩谷麻優、舞華も加わり、場内全体がバトルフィールドとなる4WAYマッチが決定。試合前には場内の備品すべてが使用可能とのアナウンスも。予測困難な闘いを制するのは、いったい誰だ?
リング上にラダーが設置され試合がスタート。舞華がラダーをぶん回すと全員がリング下に避難。AZMがリング下でエクトプラズムまみれ。舞華がAZMを花道にボディースラム。舞華は自転車で花道を走るがラム会長のエクトプラズムの餌食に。ラム会長は舞華、岩谷、AZMをウサギのバルーンに入れて攻撃。バルーンの中では風船の割れる音とともにエクトプラズムが充満。ラム会長もむせながらバルーンから出てくる。ラム会長がカバーするがAZMが返す。岩谷が舞華に風船サッカーボールキック。AZMとラム会長がやり合うが風船は割れず。岩谷と舞華、AZMとラム会長が2方向でやり合う。全員が花道からステージへ。岩谷が舞華、AZMがラム会長にパロ・スペシャル。卍固めをかけられた岩谷がそのままの状態で花道を前進、AZMが花道で岩谷にブレ―バスター。舞華がラム会長の額をエプロンに叩きつける。舞華が風船を持ってきてラム会長の面前で割る。場外でAZMと岩谷が回転エビ固めで回り続ける。全員がアリーナから飛び出し、場内から消える。スクリーンには岩谷が階段から転げ落ちる様子が映し出される。舞華はファイヤーマンズキャリーからAZMを台車上の岩谷に叩きつける。舞華が3人を台車に乗せてカムバック。リングに入れるとラダーを設置しAZMを振る。AZMが飛ぶが舞華がキャッチ。それでもAZMが切り返してラダーのてっぺんからダイビングフットスタンプ。しかし舞華がかえしてみせる。岩谷、AZM、ラム会長が打撃の応酬。舞華が自転車を持ち出しまとめてドロップキック。舞華はラダーに上がるが岩谷とAZMが落としてみせる。ラム会長、岩谷、AZMがジャックナイフで押さえ込むと3カウントが入った。試合後、AZMが握手を求めるが、ラム会長は応じると見せかけて手を引いた。
◆コズミックルールマッチⅡ 3WAY ~the End of Summer~ 時間無制限1本勝負 | ||
なつぽい 清水ひかり |
13分49秒 |
ウナギ・サヤカ● |
中野たむ SAKI | 白川未奈 |
前回の「ショーケース」でおこなわれたCOSMIC ANGELSの試合が3WAYタッグによる形式で再登場。今回のコズミックルールとはいったいどんなルールなのか。試合のサブタイトルからして「夏の終わり」がポイントになりそう。中野たむ&なつぽいのゴッデス・オブ・スターダム王者と、白川未奈&ウナギ・サヤカのピンクカブキ、SAKI&清水ひかりのカラーズによるカラフルでゴージャスな闘いが展開される!?
Yシャツ姿の選手たちが浮輪、水鉄砲、虫取り網などを持参。試合は通常ルールに加え、水を使った攻撃が認められるとのこと。また、「去りゆく夏を一緒にお楽しみください」とのアナウンスも。なつぽい、白川、清水が先発し、白川がなつぽいをポーズで挑発。なつぽいが突っ込んでいくたびに白川が跳ねのける。なつぽいと白川が合体し清水にドロップキックの挟み撃ち。さらにダブルで吊り天井狙い。しかしあえなく形が崩れる。すると清水がまとめてフェースクラッシャー。選手たちがコーナーに用意された水鉄砲を取りにいくが、そのたびにカットされる。中野とSAKIが合体しウナギを攻撃。ブレーンバスター狙いに次々と参加、SAKIが選手たちを排除し水鉄砲をゲット。向けられた中野がトラースキックでSAKIを排除し水鉄砲を手に取る。SAKIと中野はウナギに発射。ウナギが防御しようとするがSAKIと中野が水噴射をやめず。白川が笠を手にしてドジョウ掬いを始めようとすると水噴射の餌食に。すると白川がセクシーポーズ。しかし再び水を浴びせられてしまう。場外戦からリングに戻ると首4の字固めの数珠繋ぎ。ウナギが全員に向けて突進、ウナギが追いかけそのまま花道から消えていった。戻ってくるが再び花道から消え、しばらくするとウナギ以外の選手たちがバスローブ姿でカムバック。白川は「脱がされた」とレフェリーにアピール。あとから戻ってきたウナギが仁王立ち。「そうだよ、私が脱がしたよ。だってみんな今日これ見に来たんだよね」とアピールし襲い掛かる。ウナギは「(村山)大値も見たいくせに!」と開き直り、レフェリーをハリセンで殴打。ゴングが打ち鳴らされウナギの反則負けがコールされた。
◆ハードコアマッチ 時間無制限1本勝負 | ||
山下りな |
18分23秒 |
渡辺桃 |
○ジュリア | 琉悪夏● |
8・27後楽園で大江戸隊に暴行されるジュリアを救出したのが山下りなだった。これを機にジュリアと山下の合体が決定、「ショーケース」で実現することになった。相手はもちろん大江戸隊で渡辺桃と琉悪夏が出陣する。試合はハードコアルール。なんでもありの試合で、いったい何が起きるのか?
琉悪夏がギター、桃がバケツ、ジュリアが瓦、山下が缶ボード。各選手持ち込みのほか、用意された凶器も使用が可能。まずはジュリアと山下が瓦割りにトライ。一枚しか割れず、大江戸隊のセコンド刀羅ナツコが「説得力ねえだろ」とクレームをつける。ゴングと同時に両軍が殴り合い。山下と琉悪夏がショルダーをぶつけ合う。琉悪夏がボディースラムを狙うが反対に叩きつけられる。ジュリアと桃がリングイン。ともにイスでチャンバラを展開、ジュリアが殴打し桃が吹っ飛ばされる。ジュリアは桃に突進もリング下から足を引かれる。キッドが捕まえ琉悪夏がボックスで山下を殴打。桃はチェーンを持ち出し場外戦を優位に進める。リングに戻して桃がジュリアに前後からサッカーボールキック。「こんなもんか来いよ」と挑発する。ジュリアは手を広げて受けて立つ。桃はバケツのフタでジュリアを殴打、さらにバケツを頭にかぶせてバットで殴打する。ジュリアが瓦を持ち出し桃に向かっていくが琉悪夏がショルダータックルでカット。桃はチェーンで殴打するがジュリアがかわして瓦に直撃。山下がイスを設置し桃を連続で殴打、乱入の琉悪夏もまとめてイスで殴打する。山下は桃をコーナーに乗せてイスで殴打。カバーに入るが桃が返す。ラダーに振るが桃が山下に投げつける。桃は山下にBドライバー狙い。山下が切り返すが桃がハイキック連打。ラダーとまとめて蒼魔刀。琉悪夏が山下を押さえ込むが2カウント。琉悪夏はコンプリートショットから山下にフィッシャーマン狙い。山下がこらえるとエルボーの打ち合い。山下がブレーンバスターから缶ボードを持ち出す。琉悪夏を振るが反転させて山下を直撃させる。山下が返すと、琉悪夏はフィッシャーマンの構え。山下が切り返してブレーンバスター。10分経過。山下がジャーマン、替わったジュリアが琉悪夏にミサイルキック。ジュリアは「こんどこそ!」と瓦を持ち出し山下とともにイスで割る。そこへ琉悪夏と桃を追い込みジュリアと山下が破片に叩きつける。ジュリアは琉悪夏にキャメルクラッチ。桃がカットするが山下が追い出す。ジュリアの突進をナツコがエプロンでカットし琉悪夏がショルダータックル。桃がジュリアに串刺しで突進。琉悪夏も続き桃がハイキック。琉悪夏がフィッシャーマン。しかしジュリアが返してみせる。桃がテーブルを用意しジュリアを乗せると琉悪夏が冷凍庫爆弾を投下。しかし山下のカットが間に合う。琉悪夏と桃はラダーを用意。琉悪夏が上がるが恐怖のあまり降り始めてしまう。すると山下が琉悪夏にパワーボム。ジュリアが上がってラダーからミサイルキック。15分経過。ジュリアがテーブルで殴打すれば琉悪夏もフタで殴打。殴打の応酬からジュリアがヘッドバット。ジュリアの突進に琉悪夏が腹部にパンチ、ギターで殴打を連発。しかし山下がカットに成功。桃と琉悪夏が合体も山下がまとめてブレーンバスター、ラリアット。ジュリアが琉悪夏にDDT、山下が桃にBドライバーでまとめて叩きつける。山下、ジュリアが琉悪夏に串刺し攻撃、ジュリアが雪崩式ダブルアームスープレックスを琉悪夏に決める。そして山下がダイビングボディープレス、ジュリアがバックドロップで続く。3カウントが入り、ジュリアが琉悪夏をフォールした。
ジュリア「スターダムファンの諸君、ハードコアいかがだったでしょうか? ありがとうございます。そして山下りな、今日一緒に闘ってくれて本当に! ありがとうございます! 私はね、プロレス、プロレスっていろんなものがあっても私はいいと思うし、ハードコア、デスマッチ、それをやってる選手にものすごくリスペクトを持ってます。ホントこの人たちは半端じゃない。すごく刺激を受けてます。スターダムファンの諸君にこんな世界があるんだよって、私はもっとこの団体の可能性を広げていきたいと思ってるんで、山下、またショーケースでもスターダムでも参戦してくれますか?」
山下「ジュリアの頼みだよ、当たり前だろ。参戦するよ。すごい慕ってくれてる子がこんなに勝つところをこうやって見ちゃうと…ごめんね、カッコいいイメージを壊してしまうかもしれないけど…オマエ、オマエ、ハードコア、デスマッチ向いてるよ。もっとやりましょう。今日はなかったけど、血まみれになろうよ、一緒に。そのときまで握手はとっておきましょう。オマエとのシングルも楽しみにしてるからな。絶対に絶対に、スターダムのお客さんの絶対的な支持を得たうえでジュリアとのシングル実現させたいと思ってるんだよ。絶対に勝つつもりできてくれよ。今日は本当にありがとう」
ジュリア「おいロッシー小川聞いたか? いまのこの話。おぼえとけよ、わかったか。というわけで、スターダムのことが好きで好きでたまらない諸君、また山下りながこのリングに上がる日を楽しみにしていてください。アリベデルチ」
山下「またな」
ジュリア&山下のコメント
ジュリア「ありがとうございました」
山下「こちらこそ」
ジュリア「私はリング上で言ったことがホントにすべてなので、こうやってスターダムで山下りなと再会できて、一緒に試合ができたこと、もう私はもう溢れる思いが隠し切れません。こう言ったら怒るかもしれないけど、私は山下りなを愛してます、ハイ。ぜひ試合できる日を楽しみにしてます。ありがとうございました」
山下「もう会えないのかなとか、どうなっていくのかなという心配をよそにどんどん駆け上がっていくジュリアを見て、すごい嫉妬します(笑)。すごい嫉妬してる。そんなこと言ったら怒られるかもしれないけど、私が逆にあこがれる立場になっちゃったから(笑)」
ジュリア「おい、おい、あこがれるって言葉使うなよ」
山下「ハイ、もう使いません(笑)。初めてシングルしたときからライバルだとか言ってたんですけど、ただのライバルじゃないですね、最高のライバルです。もっともっとプロレスを一緒に楽しみましょう。楽しもう」
ジュリア「お願いします」
山下「最高の後輩とライバルに恵まれました。大江戸隊はさ、こんなんじゃ心折れてないんだろ、まだ。私はアイツら買ってんだよ。ハードコアじゃなくても、通常ルールでもいいや。私からこうして大江戸隊、また私と試合しろ。じゃあ、アリーベデルチ」
ジュリア「またな」
山下「失礼します」
◆ロッシー小川ボディーガード軍vs死神軍 キャプテンフォールマッチ 時間無制限 | ||
死神2号=まなせゆうな |
22分34秒 |
レディ・C● |
○🄫死神3号=高橋奈七永 | 林下詩美 | |
優宇 | 朱里🄫 |
(1)〇朱里(14分52秒、OTR)優宇●
(2)〇まなせ(14分55秒、OTR)詩美●
第1回「ショーケース」で棺桶マッチを闘った死神の正体は優宇だった。そして今回、優宇は新たなる死神、しかも2人を引き連れて再登場。バックステージで襲われたロッシー小川エグゼクティブプロデューサーを守るべく立ち上がったのが朱里&林下詩美&レディ・Cのボディガード軍。ゴッズアイとクイーンズクエストがユニットの枠を超えて、ロッシー小川を守る?
死神軍のキャプテンが2号とアナウンスされると小川軍が困惑。死神のひとりがマスクを取ると高橋奈七永で、奈七永が3号であることが明かされる、もう一人の死神もマスクを脱いで、まなせゆうなであることが発覚する。試合は朱里と優宇でスタート。優宇がロープに振られるもショルダータックル。奈七永が入り詩美と対峙。手四つから詩美が腕を取りにいくと奈七永がヘッドロックからフロントネックロック、サーフボードストレッチ。詩美が反転させ逆に取る。奈七永が抜け出し反対に両腕をクロス。詩美も反転し押し倒す。ラリアットをかわし合って視殺戦。まなせとレディがエルボーの打ち合い。レディが連打し突進するがまなせがショルダータックル。場外戦となり、まなせがロッシーを捕まえる。優宇がリング上で「小川つれてこい」とアピール。リングサイドで小川がまなせと奈七永に捕獲され、優宇がグルグルと転がり向かっていく。しかしボディガード軍がカットに成功。死神軍がレディを自軍コーナーに追い込んで攻撃、優宇が串刺しボディーアタックからカバー。レディが返すと、優宇がボディースラム。奈七永と優宇が合体しショルダータックルをレディにぶつける。優宇が逆水平、奈七永がエルボーをレディに連打。優宇がサイドスラム、奈七永がボディープレス。レディが返すと、奈七永がヘッドロック。替わったまなせがレディにラリアット。レディが突進を読んでビッグブーツから河津落とし。詩美がまなせにドロップキック。まなせの突進を詩美がかわし朱里と共闘、ダブルのブレーンバスターを決める。まなせが返すと、詩美がバックへ。まなせが切り返してバックドロップ。まなせが突進すると朱里が阻止して詩美と合体。しかし鉢合わせにされ、まとめてラリアットも食らう。優宇が詩美に払い腰から逆水平連打。詩美が払い腰をやり返しアルゼンチン狙い。優宇がこらえてセントーン。詩美がかわしてドロップキックからアルゼンチンで担ぎ上げる。詩美が突進すると優宇がカウンターでクロスボディー、キャノンボール。詩美が返すと、優宇はコーナーへ、詩美がドロップキックで落として突進。優宇がエプロンに連れ出しエルボーの打ち合い。優宇がパイルを狙うと朱里がハイキック。詩美がショルダースルーで落として優宇を失格させた。直後に詩美も転落して失格に。15分経過。朱里がまなせにサブミッションも奈七永がカット。奈七永が朱里にニーの連打。朱里もやり返すが張り手を食らう。朱里も張り返して、張り手の応酬に。奈七永が打ち倒し延髄斬り。朱里がかわしてミドルキック。朱里は奈七永を担ぎ上げるが阻止される。朱里がドロップキックから突進も奈七永がかわす。朱里はぶら下がり腕十字、スタンディングギロチン。レディが奈七永に突進。奈七永がこらえてレディを吹っ飛ばす。レディは逆水平連打で奈七永に向かっていく。奈七永はラリアット連打から突進。レディがエプロンに送り出してビッグブーツ。奈七永がロープをつかんで転落を回避。奈七永はレディに冷蔵庫爆弾もかわされる。朱里のアシストを得てレディがチョークスラムを狙う。奈七永がこらえてまなせが介入。しかしレディがまとめてネックブリーカー。20分経過。レディが奈七永にネックブリーカーからスリーパー。まなせがカットしレディにラリアット。奈七永がレディにバックドロップ。しかし朱里がカット成功。朱里のハイキックからレディが丸め込むが奈七永が返す。レディが奈七永のラリアットを食らう。まなせと奈七永が合体もレディが返してみせる。奈七永はレディに冷蔵庫爆弾投下。3カウントが入り奈七永がレディをフォールした。
奈七永「朱里、朱里、そして林下詩美、いまのいまのスターダムに足りないものはなにかわかるか。確かに確かにデカくなったかもしれないけど、ただのな温室育ちなんだよ。とくにテメエ。もっともっと高橋奈七永のパッションをここに侵略させる、そのために私はこれからタッグリーグ、タッグリーグにここにいる優宇と組んで出場する! もっともっとこのリングにパッションを注入して、侵略してやるよ」
朱里「高橋奈七永、そして優宇、タッグリーグ出場、おもしろいね でも、前も言ったけどさ、スターダム甘く見てんじゃねえぞテメー! タッグリーグ楽しみにしてるよ。パッション? パッション? パッション? どんとこいや!」
詩美「いまのスターダムがただの温室育ち、聞き捨てならないこと言ってるな。オマエにいまのスターダムのなにがわかるんだよ。言っとくけど、私はオマエの言うパッションにも負けてねえから。高橋奈七永、それと優宇、覚悟しとけよ」
優宇「オマエ、自分で言ったこと忘れんなよ」
優宇組のコメント
奈七永「死神軍団改め、なんだかわからん…ええと、パッション! パッションの魂をもった我々はどうですか? 死神の色はどうでしたか? 情熱の色をしてませんでしたか。朱里に赤いベルト挑戦して負けて以来のスターダムですけど、言った通りパッションでプロレスとはなんぞやっていうものをもっともっと教えてやりたいと思います。そのために優宇とタッグリーグ、組んで。(まなせに)ごめんね」
まなせ「応援してます」
優宇「ありがとう」
奈七永「いつでもまた助っ人連れてきて」
まなせ「いつでも来ますよ」
奈七永「タッグリーグ、優勝目指してね」
優宇「高橋奈七永と組むからには一番しか見えてないので。林下詩美、朱里、オマエら自分で言った言葉絶対忘れるなよ」
奈七永「クールぶってるけど、ひっぺがしてやりますよ。どろんどろんのけちょんけちょんに、まだ見たことのない林下詩美を出してやるよ、私が。いろいろ楽しみにしといて」
まなせ「私も2人がタッグリーグ出るっていま聞いて、私も個人的なんですけど10月2日にタイトルマッチがあるんです。2人のパッションを、仲間だったけど直接注入してもらったんでね、私もベルトを取って優勝目指すんで、2人もタッグリーグ、優勝してまたパッション助っ人として呼んでくださいよ」
奈七永「OK!みんなで上を目指してこう!」
まなせ「おっしゃー!」
奈七永「パッショーン!」