『第12回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦』
12月3日(土)ベルサール高田馬場(観衆408人)
試合結果
◆スターダム・ランブル 時間無制限 | ||
上谷沙弥 |
16分3秒 |
スーパー・ストロング・スターダム・マシン |
※残りは飯田沙耶、羽南、林下詩美、レディ・C、妃南、ジュリア、桜井まい、テクラ、刀羅ナツコ、琉悪夏、吏南
※退場順
①飯田沙耶、②羽南、③妃南、④ジュリア、テクラ、⑥刀羅ナツコ、⑦桜井まい、⑧林下詩美、⑨吏南、⑩レディ・C、⑪琉悪夏
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
8分23秒 |
向後桃● |
○スターライト・キッド<7点> | 岩谷麻優<4点> |
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○ひめか |
5分50秒 |
SAKI |
舞華<10点> | 月山和香●<2点> |
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○優宇 |
7分14秒 |
天咲光由● |
高橋奈七永<9点> | AZM<2点> |
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○なつぽい |
8分34秒 |
向後桃● |
中野たむ<10点> | 岩谷麻優<4点> |
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
フキゲンです★ |
7分41秒 |
稲葉ともか |
○鹿島沙希<4点> | 朱里●<7点> |
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
葉月 | 10分20秒 首固め |
壮麗亜美● |
○コグマ<8点> | MIRAI<7点> |
試合詳細レポート
◆スターダム・ランブル 時間無制限 | ||
上谷沙弥 |
16分3秒 |
スーパー・ストロング・スターダム・マシン |
※残りは飯田沙耶、羽南、林下詩美、レディ・C、妃南、ジュリア、桜井まい、テクラ、刀羅ナツコ、琉悪夏、吏南
※退場順
①飯田沙耶、②羽南、③妃南、④ジュリア、⑤テクラ、⑥刀羅ナツコ、⑦桜井まい、⑧林下詩美、⑨吏南、⑩レディ・C、⑪琉悪夏
飯田沙耶、羽南、林下詩美、上谷沙弥、レディ・C、妃南、ジュリア、桜井まい、テクラ、刀羅ナツコ、琉悪夏、吏南の12選手が参加する時間差バトルロイヤル。
飯田とジュリアで試合開始。腕と首の取り合いでスタートし、飯田がヘッドシザーズ。ジュリアが切り返しヘッドロック。3人目に羽南が入場。羽南は飯田と合体しジュリアを攻撃。飯田が羽南を背負ってボディープレスを浴びせると、2人がかりでOTRを狙う。4人目にテクラが登場しジュリアを救出。ジュリアとテクラでダブルのビッグブーツを浴びせ、飯田をロープワークで翻弄する。5人目には桜井。羽南と飯田がパロ・スペシャルを決めると桜井がまとめてミサイルキックで破壊。リング上はSTARSとDDMでチョップの打ち合い。6人目、7人目に刀羅ナツコと琉悪夏が同時に入る。その間に飯田が失格。ナツコと琉悪夏はリングに上がらず。その間に8人目の妃南が入場。ナツコと琉悪夏がダブルで桜井を攻める。9人目には上谷。テクラが妃南を回転足折固めで押さえ込み退場させる。上谷がジュリアとテクラに向けてスワンダイブ式ボディーアタック。10人目にレディ。レディはジュリアを攻撃し上谷と合体。ダブルのビッグブーツからダブルでネックブリーカーを決める。レディはテクラにジャイアントスイング。11人目は吏南。上谷とレディが琉悪夏にクローズライン。しかしかわされ、まとめてクロスボディーを食らう。ジュリアとテクラが琉悪夏をロープ際で捕獲もナツコが突進、ラリアットでジュリアとテクラを失格させる。12人目の詩美を花道でナツコが襲撃し、リングに入れる。ナツコは詩美にショルダータックルからキャノンボール。詩美がカウンターのエルボーからアルゼンチンで場外に落とそうとする。桜井がカットし詩美をかわしてナツコにビッグブーツ、ナツコがOTRで失格に。13人目に予定外のスーパーストロングスターダムマシンが出現し、そのまま試合に加わる。詩美が桜井にジャーマンで失格にさせる。ナツコがアシストし吏南が詩美にドロップキックで場外へ。詩美が失格に。レディがナツコと吏南にネックブリーカー、吏南に変型チョークスラムでフォールし退場させる。琉悪夏がレディに冷凍庫爆弾を投下し退場させる。上谷が突進すると琉悪夏がロープを引いてエプロンでやり合う。マシンが割って入るがエプロンに出される。上谷の蹴りが琉悪夏にヒットし退場に。リング上は上谷とマシン。場外ではナツコが詩美を襲う。マシンが上谷に魔神風車固め狙い。上谷が切り返しスープレックス。マシンが返してヘッドバット。15分経過。マシンがコーナーに上がると上谷が追いつきデッドリードライブ、二段蹴りもラリアットを食らう。上谷がカウンターのスピンキック。返したマシンに上谷がスタークラッシャー。3カウントが入り、上谷の優勝となった。
上谷「スターダムランブル優勝しました。12月29日両国国技館で、この白いベルトの防衛戦をやりたいと思います。KAIRI戦を終えて価値がさらに上がったこのベルト、ほしい人いっぱいいるでしょう」
ディアナの梅咲遥が登場。
梅咲「上谷さん、そしてスターダムのファンのみなさん、こんにちは、ディアナの梅咲遥です。私は、NEW BLOODおもに参戦してきましたが、今回スターダムの本戦に参戦することが決まったので、さっそくアナタの持つ白いベルトに挑戦したいと思います」
上谷「梅咲遥、そういえばポスターの写真にも載ってたよね。両国に出たいというのは聞いてたけど。ただ、絶対王者となったこの私が持つ白いベルトに挑戦する資格、あるのかな?」
梅咲「資格? そんなちっちゃいこと気にするんですか? まあまあまあまあ、私も所属してるディアナだったり、日々他団体、ほかの団体さんでたくさん試合やらせていただいて、女子プロレス界のレジェンドたちに日々揉まれて、経験を積んできてるんですよ。十分に資格があると自分で思います」
上谷「ひとつ言いたいのは、私とアンタじゃ背負ってるものが違うんですよ! 私はスターダムを背負って、全力で日々闘ってる。アナタにはその覚悟あるんですか? 出直してきてください」
大江戸隊のキッド、琉悪夏、吏南が乱入し上谷を襲撃。
キッド「おい上谷、テメエ調子に乗ってるんじゃねえぞ。オメエはよお、梅咲遥のことなーんも知らねえだろ。それで勝手に決めつけちゃってさあ。先走るな上谷。まあ、梅咲遥は以前、他団体のシングルチャンピオンでもあったし、私ともシングルドローやってるし、以前2人で組んだこともあるけど、スターダム本戦に出るだけのものは持ってんじゃない? だから、私たちが梅咲遥を本戦に送り込んでやった。さあどうなんだ、上谷。おい、逃げんのか? 答えてやれよ」
上谷「ここまで言われたら挑戦受けてやるよ。ただ大江戸隊は一切手出しするな」
キッド「私、次試合なんで帰りま~す」
梅咲「上谷さん、よろしくお願いします」
梅咲が手を差し出すと上谷は手を出しかけてサッと引く
上谷「最高の試合にしたうえで両国…」
上谷がベルトを誇示して梅咲を睨みつける。
梅咲「最高の試合にしてやるよ」
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
渡辺桃 |
8分23秒 |
向後桃● |
○スターライト・キッド<7点> | 岩谷麻優<4点> |
2勝2敗の岩谷麻優&向後桃組と2勝2敗1分けのスターライト・キッド&渡辺桃組が対戦。岩谷組は向後の欠場からスケジュールが変更され、この試合を含め一日2試合となる。ダブルヘッダーがどんな影響を及ぼすか。2試合目に向けても弾みをつけたいところだろう。一方のキッド&桃組にはダブルヘッダーのプレッシャーを突き手堅く2点をモノにしたい。
向後が先発に名乗りを挙げるとキッドは「オマエら今日2試合なんだって? 最初からぶっ飛ばしてやるよ」とアピールし2人で襲いかかる。キッド組は岩谷組を分断し向後を捕獲。キッドがフェースロックから「オマエのせいで延期になってんだよ」とクレームをつける。桃が向後に「このクソモモが!」と打撃の連打、サッカーボールキック。顔面を踏み潰し「2試合なんて自業自得だぞ!」。向後がエルボーで向かっていくが桃が仁王立ちしてミドルキックでダウンさせる。桃の突進を向後がかわしてコルバタ。岩谷が入り桃へドロップキック、アームホイップ。キッドが入ると岩谷がかわしてドロップキック。桃が岩谷をロープに追い詰めミドルキック、チキンウイングフェースロック、ブレーンバスター。キッドと岩谷がエルボーを打ち合う。岩谷はドロップキックをぶち込み向後に託す。向後はキッドをかいくぐりボディーアタック。キッドが返すと、向後が619。キッドがかわして619をヒットさせると、その場飛びムーンサルト。向後はドロップキックを決めて岩谷とダブルの619を成功させる。岩谷と向後が合体の不知火。しかし桃のカットが間に合う。向後がキッドにスイングDDT狙い。キッドが切り返し桃とハイキックの競演。キッドがネックブリーカーも岩谷がカット。桃が岩谷を捕まえ人でなしドライバー。キッドはフィニッシュを予告しムーンサルトプレス投下。しかし向後がかわしてマヒストラル、キッドが上になるが向後が返す。向後がトラースキックから突進もキッドがかわして桃が裏投げ。キッドは旋回式フロッグスプラッシュ。決まったと思われたが向後が返す。ならばとキッドはムーンサルトプレス。3カウントが入りキッドが向後を破った。
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○ひめか |
5分50秒 |
SAKI |
舞華<10点> | 月山和香●<2点> |
4勝1敗の舞華&ひめか組と1勝4敗のSAKI&月山和香組が公式戦で対戦。対照的な成績のチームによるタッグマッチとなった。舞華とひめかは、3度目のエントリーにして初めての舞ひめでの出場。元ゴッデス・オブ・スターダム王者であり、優勝候補の一角。その前評判通りの成績を上げ、決勝進出に向けて前進している。相手はSAKI&月山のコズエンカラーズ連合軍。白川未奈の欠場により月山が入るも、以後は4連敗と、やはり未勝利の月山には厳しい状況。ここで一矢報いて初勝利を挙げるか、それとも舞ひめが順調に白星をゲットし決勝進出に近づくか。
SAKI組にはカラーズの清水ひかり、網倉理奈、櫻井裕子がセコンドにつく。月山はコールされると白川ばりのグラビアポーズを披露。舞華がひめかを制して先発に。舞華が突進するとSAKIがかわしビッグブーツ。SAKIがボディシザーズで舞華を止め月山のヒップバットを呼び込みダイヤル固め。舞華が返すとビッグブーツを迎撃しフォールアウェースラム。舞華とひめかが合体のショルダータックル。ひめかが担ぎ上げるがSAKIが丸め込む。SAKIがカンパーナにとらえて月山がドロップキック。SAKIがひめかにブレーンバスターからコーナーに上がる。舞華も上がって雪崩式ブレーンバスターで叩きつける。ひめかがスライディングラリアットでつづくが2カウント。ひめかがラリアット。替わった月山がミサイルキックからフェースバスター、エルボー連打。ひめかが受けて立ち、舞華が乱入し動きを止めるとひめかがニーをぶち込む。月山が返すと、ひめかは逆エビ固め。SAKIがカットするが舞華が場外に落としてカットを阻止。月山は自力でエスケープ成功。ひめかはアルゼンチンで担ぎ上げるがSAKIがカットし月山がオースイスープレックス。返したひめかがラリアット連発。SAKIがカットすると舞華が場外に追い出す。ひめかはあらためて逆エビ固めで月山を捕獲。締め上げるとたまらず月山がギブアップ、ひめかの勝利となった。
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○優宇 |
7分14秒 |
天咲光由● |
高橋奈七永<9点> | AZM<2点> |
1勝4敗のAZM&天咲光由組と3勝1敗1分けの高橋奈七永&優宇組が公式戦で対戦。AZM組に優勝の可能性は消えたが、奈七永組を破れば大きなインパクトを残すとともに天咲の成長を促進させることにもつながるだろう。AZMが元スターダムの奈七永にどこまで成長の跡を見せられるかが勝負のカギか。一方、棺桶爆破マッチも制し波に乗るネオスターダムアーミーには初出場初制覇に向けて確実な2点をゲットしておきたいところだ。
AZMと奈七永が対峙し試合がスタート。AZMが「かかってこいよ」と挑発し張り手。奈七永の張り手をかわしてロープワークに持ち込むと見せてフットスタンプ。奈七永がロープに振ってショルダータックル。AZMはドロップキックからハイキック。奈七永がかわしてバックドロップ。優宇とダブルでナナモモダイバー狙い。AZMがかわして優宇にコルバタ、天咲が優宇を止めている間に奈七永にあずみ寿司。ギリギリで奈七永が返すとカウンターでラリアット、クロスフェース。天咲がカットするが奈七永がエルボーで吹っ飛ばす。優宇がAZMの前に仁王立ち、AZMがエルボー連打も受けて立つ。優宇の逆水平でAZMが吹っ飛ばされる。AZMはラリアットをかわして天咲にタッチ。AZMが飛びついて天咲がドロップキック。AZMと天咲が優宇へエルボー連打。優宇はダブルチョップからラリアット。AZMと天咲がかわしてドロップキック。しかしこらえた優宇がまとめてクロスボディー、場外へ転がる。優宇は天咲をリングに戻してカバーも2カウント。優宇はパワーボムを狙うが天咲が丸め込み。AZMのアシストで丸め込むが2カウント。天咲が天聖の構え、AZMがミサイルキックで援護。天咲がカバーするが優宇が返す。天咲は優宇にエルボー連打。突進を奈七永がラリアットで止めて優宇がボディーアタック。キャノンボール狙いはAZMがカットし背後からスリーパー。すると優宇はAZMごと天咲にキャノンボール。しかし天咲の肩が上がる。優宇は天咲へコーナーで弾みをつけてからダイビングボディープレス。3カウントが入り、優宇が天咲をフォールした。試合後、奈七永がAZMに握手を求めるも。AZMは拒否して叩いてみせた。すると、カラーズの清水がリングへ。
清水「AZMさん、大丈夫? AZMさん、AZMさん、次、このベルト懸けて勝ったら最多防衛記録に並びますよね。カッコいいなあ! カッコいい。すごくない? 最速で最強。いいないいな。私そのベルトほしいです。ハイスピード王座挑戦表明します」
AZM「こっちが負けたときに来やがって。挑戦? 私のひとつの目標でもある最多防衛記録の一歩でタイに並ぶんだよ。それだけ大事な試合なの。オマエにつとまるの?」
清水「メキシコの風吹かせてみせます」
AZM「メキシコ行ってたのか AZMも行きたいんだよね。メキシコから帰ってきたプレゼントということでぜひお願いします。メキシコから帰ってきたんでしょ」
清水「やったー! よろしくお願いします」
清水が襲いかかりロープワークから睨みつける。
清水「元気な時にAZMさん、両国国技館で続きやりましょう!」
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
○なつぽい |
8分34秒 |
向後桃● |
中野たむ<10点> | 岩谷麻優<4点> |
この日2試合目となる岩谷麻優&向後桃組とゴッデス・オブ・スターダム王者の中野たむ&なつぽい組が公式戦で激突。岩谷組は1試合目でスターライト・キッド&渡辺桃組に敗れておりあとがない状況。タッグ王者の中野組はここまで4勝1敗で好調をキープ。岩谷組が2試合目というハンディを考えれば有利と言えそうだが、岩谷組も連敗は避けたいところだ。
向後が「出ます」と名乗りを挙げると岩谷が止める。向後が主張すると岩谷といっせいに相手チームに襲い掛かる。合体のフットスタンプからなつぽいにドロップキックの挟み撃ち。向後がボディースラムで叩きつけマウントパンチの連打。中野がカットし、向後に串刺しエルボーアタック、ミドルキック連打からカカト落とし。向後が返すと、なつぽいが背中へドロップキック、キャメルクラッチから噛みつき攻撃。向後のエルボー連打を中野が受けて立つ。中野の突進に向後がドロップキック。替わった岩谷が中野にニーアタック、ミサイルキック。中野が返すと、岩谷とエルボーの打ち合い。中野が連打しダッシュするが岩谷がスリングブレイド、中野がスピンキック、岩谷がトラースキックで両者ダウン。向後のドロップキック、619をなつぽいがかわしてドロップキック連打、ダイビングボディーアタック。向後が返すとエルボーの打ち合いへ。岩谷が割って入り、向後とダブルの619を決める。なつぽいは2人をコーナーに追い込むが岩谷のトラースキック、向後のミサイルキックを食らう。中野となつぽいがダブルのネックブリーカー、トラースキック。向後が返すと、なつぽいはジャーマン狙い。岩谷がトラースキックでカットも誤爆。中野となつぽいがジャーマンで競演。なつぽいは向後にフェアリアルギフト。3カウントが入り、なつぽいが向後をフォールした。
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
フキゲンです★ |
7分41秒 |
稲葉ともか |
○鹿島沙希<4点> | 朱里●<7点> |
3勝1敗1分けの朱里&稲葉ともか組と、1勝4敗の鹿島沙希&フキゲンです★組が対戦。鹿島組はすでに決勝進出が絶望的だが、鹿島、フキゲンとも誰に勝ってもおかしくない曲者だけに朱里組には厄介な相手。足元をすくわれないよう細心の注意が求められる。
鹿島がいきなり朱里を指名。朱里が出てくると鹿島が下がってフキゲンが指を突き立てる。しかし試合は鹿島と朱里でスタート。朱里が蹴りに行くと鹿島がかわしてフキゲンにタッチ。フキゲンが向かっていくと朱里は控えの鹿島を攻撃。フキゲンが丸め込むが朱里が返してニーの連打。稲葉が入り朱里と合体、フキゲンに空手攻撃を浴びせていく。フキゲンが返すと稲葉をコーナーに追い込み顔面を踏みつける。朱里は場外の鹿島を追いかけるが大江戸隊が止めて総出で攻撃。リング上ではフキゲンが稲葉にスリーパー。フキゲンが突進すると稲葉がかわす。しかしフキゲンが稲葉をロープに固定。替わった鹿島がフキゲンとともに稲葉の顔面を踏みつける。鹿島は稲葉の顔面を蹴飛ばし「こいよ」と挑発。鹿島は「オメエなんて怖くねえんだよ」と挑発しながら攻撃。その口撃にセコンドのナツコは「やめたほうがいい」とアドバイスを送る。フキゲンも入り鹿島とダブルでビッグブーツ。替わった朱里が鹿島にサッカーボールキック。フキゲンにもサッカーボールキック。鹿島にはさらにサッカーボールキックを連打するとストレッチマフラー。鹿島がエスケープしコルバタ。朱里がビッグブーツをかわしてミドルキック、スタンディングギロチン。朱里と稲葉がミドルキックで挟み撃ち、朱里がストレッチマフラー。フキゲンがカットに入るが朱里がスポーツ紙を取り上げて殴りまくる。朱里のバズソーキックをかわしフキゲンがスポーツ紙で殴打すると鹿島が起死回生。朱里が返すとニーアタック。鹿島を引き起こし抱え上げるが鹿島が起死回生。3カウントが入り、鹿島が朱里をフォールした。
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
葉月 | 10分20秒 首固め |
壮麗亜美● |
○コグマ<8点> | MIRAI<7点> |
3勝2敗の葉月&コグマ組と3勝1敗1分のMIRAI(12月3日が誕生日)&壮麗亜美組が公式戦。両チームは葉月組がゴッデス・オブ・スターダム王者のときにベルトを懸けて2度対戦するも、両試合ともMIRAI組がタイトルを奪取するには至らなかった。葉月組はすでにベルトを中野たむ&なつぽい組に明け渡しているが、前年度王者だけにリーグ戦を連破し再びベルト取りに動きたい。また、3度挑みながらもベルト奪取に届いていないMIRAI組にもタッグリーグ制覇は大きな足掛かりになる。両チームとも優勝の可能性があり、ここで負けたら脱落の可能性が大きくなるだけに、どちらも絶対に負けられない闘いだ。
コグマとMIRAIの先発でゴング。コグマが襲いかかりロープワークへ。アームホイップの応酬から視殺戦。コグマがロックアップをかいくぐり葉月と合体。ダブルのエルボーから葉月がセントーン、コグマがボディープレス。しかしドロップキックの挟み撃ちはかわされMIRAIがまとめてドロップキック。壮麗がコグマに逆水平、コーナーに乗せて串刺しボディーアタック。MIRAIと壮麗が逆水平の乱れ打ち。コグマが返すと、MIRAIとエルボーの打ち合いに。MIRAIの突進を止めてコグマがDDT。葉月がMIRAIにドロップキック、串刺しエルボー。フルネルソンの構えを壮麗がカットも葉月が鉢合わせにしてアームホイップ、ドロップキック。葉月はMIRAIへ顔面ウォッシュ、フルネルソンバスター。MIRAIがセントーンをかわしてセントーンのお返しから裏投げで叩きつける。壮麗が葉月へショルダータックル、逆水平チョップの連打、葉月が返すと壮麗にワキ固めからフェースロック。しかしMIRAIがカットに入る。MIRAIと壮麗がクローズラインも葉月がまとめてコードブレイカー。コグマと葉月が場外弾で競演。コグマが壮麗にミサイルキック、葉月が後方から二段蹴り、カナディアンの体勢からコグマがネックブリーカーで合体。コグマがダイビングボディープレス狙いもMIRAIがカット。葉月が入り壮麗とMIRAIをまとめてマットに叩きつける。壮麗がコグマをバックフリップ、ラリアット。壮麗はフィニッシュを宣言しコグマに雷の如くを狙う。しかしコグマが丸め込み。MIRAIがカットし壮麗とダブルのラリアットを葉月にぶち込む。MIRAIと壮麗がコグマをマットに叩きつけると、壮麗がブルーサンダー。しかしコグマの肩が上がる。壮麗はコグマを引き起こし、ブレーンバスター。コグマがカバーを反転し丸め込みの連続。壮麗が返せず3カウント。コグマが壮麗を破ってみせた。試合後琉悪夏が乱入し壮麗を攻撃。
琉悪夏「おい壮麗亜美、オマエ、フューチャーのベルト持ってるよな。あれに挑戦させろよ。まあまあ、そのベルトを取って、私はすぐに返上して、もっともっと上を行く。これは私のフューチャー卒業マッチだ。脇役のオマエに未来なんかねえんだよ」
壮麗「ひとつ言わせてもらっていいですか。吏南じゃないんかい! まあ、吏南がそれでいいって言うんだったらいいけど、琉悪夏、私のフューチャー初防衛戦の相手にふさわしいんじゃないですか。でも、脇役だとか未来がないとかゴチャゴチャうるせえし。卒業マッチ、させるわけねえだろ。この初防衛戦で琉悪夏から防衛して、私が主人公だってことをスターダムの未来にふさわしいってことを証明してやるよ。そしてフューチャー卒業、延期させてあげる。それでもよければ、やりましょう」
琉悪夏「やってくれるんだ」
壮麗「よろしくお願いします」
琉悪夏が壮麗をマットに叩きつけてボックスで殴打。ベルトを壮麗の上に乗せて「じゃあな」と退場。
コグマ「私が勝ったのに、また、まただよ、また大江戸隊。前回も親分、次、子分? また? 私が勝ったのを潰すのが好きみたいだけど、時間作ったんだからありがとうくらい言ってよ! まあいいか、今日私たちが勝ちました。まだ優勝できるよね。まだ1勝すれば、うんうん。そうだ」
葉月「舞ひめ倒して決勝2試合」
コグマ「明日は2試合だから 2回見れるのでぜひ楽しみにしててください。よし、今日はSTARSで締めたいんですけど、羽南と飯田さん、あと今日2試合したからあの2人は休んでもらいましょう。今日は4人のSTARSで締めさせてもらいます。いまを信じて明日に輝け、We are STARS!」
葉月&コグマのコメント
コグマ「無事2点」
葉月「これで決勝への道はつながったから明日も勝って、優勝。むこうはどっちがあがってくるかわからないけど」
コグマ「べつに誰でもいい。2試合するつもり」
葉月「ウチらが2試合して、もうひとつお揃いのリングを増やしたいと思います」
コグマ「そうだ2個になる。やった。コスチュームも2色でいくんで、ぜひ、また明日も」