1月5日(木)、会見がおこなわれ、1・21高田馬場大会の一部対戦カードを発表、フューチャー・オブ・スターダム選手権試合の調印式とともに、ワールド・オブ・スターダム王者のジュリアがコメントを出した。
記者会見詳細レポート
▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉壮麗亜美vs〈挑戦者〉桜井まい
桜井「みなさんごきげんよう、リングの貴婦人こと桜井まいです。私は2月11日でデビュー3周年を迎えます。このフューチャーのベルトは、3年未満と期限が決まっています。私はスターダムに初めて初参戦した日に、このフューチャーベルトに挑戦しました。あの日から悔しい思いをして、ずっとずっとこのベルトがほしいと思っていました。もうこれが挑戦できる最後のチャンスだと思って、ぜひ挑戦したいと思って、壮麗亜美にあの日、挑戦したいと宣言しました。羽南が10度防衛したところも見ていました。そんな羽南から壮麗亜美が取ったところも見ていました。壮麗亜美、アナタの印象は何事も奇麗にまとめ ようとしてるなあって印象です。もちろんアナタが強いのは、すごく承知してます。前の団体からずっと一緒で同期だった。でも、いつも私より先に行ってしまうアナタがすごく悔しかった、ずっと悔しかった。だから、1・21高田馬場でアナタをかき乱して、そのベルト、私が奪い取ってみせる」
壮麗「第9代フューチャー・オブ・スターダムチャンピオン、ゴッズアイの壮麗亜美です。桜井まいとは私がデビューする前からの仲ですが、本音を聞いたのは今日が初めてだと思います。このフューチャーのベルトへの思いや私への思いをあらためて聞いて、この試合がすごくすごく楽しみになりました。桜井まいにとってこのフューチャーの試合は、最後になってしまうと思う。まあこんなこと言ったらまた何事も奇麗にまとめるって言われちゃうかもしれないけど、もちろんこの防衛戦、負ける気はいっさいないけど、どっちが勝っても、いままでで一番最高な試合をしましょう」
ジュリア「配信をご覧の諸君、ごきげんよう。第15代ワールド・オブ・スターダムチャンピオンのジュリアです。今日はちょっとお話したいことがありまして、ここに来ました。2月4日、鈴季すずと赤いベルトの初防衛戦が決まってます。それに向けてですかね、私は1月21日高田馬場大会で自分に試練を与えるべく提案があります。ロッシー小川、聞いてください。まあ、トライアングルダービーの途中ではあるんですけれども、この日リーグ戦組まれていないので、なんかこう意味もないカードに入れられてジュリアの無駄遣いをされても困るので、10人掛けをやらしてください! いいですか。10人くらい」
ロッシー小川EP「1対10?」
ジュリア「1対1で10人。大丈夫ですか、10人掛け。時間とか」
小川「時間はそうですねえ、リーグ戦もあるのでひとり3分くらいで、30分間頑張ってください」
ジュリア「30分間、まあ30分間、余裕でしょう。全然。これを乗り越えなければ、またすずに笑われてしまうので、まあ自分で自分に試練を与えて、それを乗り越えていくのがジュリアだから、この赤いベルトを持った私とやりたいヤツ、私をぶん殴りたいヤツ、ジュリアに勝ちたいヤツ、なんでも理由はいい、なんでもいいから、やりたい人いたら、お待ちしてます! よろしくお願いします!」
月山和香「あの!」
ジュリア「ビックリした。ハイ…」
月山「10人掛けマッチの10人に私を入れてください。私は、赤いベルトのチャンピオンになったジュリアさんに、勝ちます!」
ジュリア「(苦笑)」
月山「私は本気です。高橋奈七永選手は、『私と試合したら人生変わる』って言ってくれた。でも私は、みずから進んで人生変えたいです!」
ジュリア「まあ、月山がずっと悩んでんなとか、さっきの会見もしゃべってるの聞いてたよ。なんか、苦しい? いま、心」
月山「苦しいです」
ジュリア「プロレス、好き?」
月山「好きです!」
ジュリア「苦しいよな。大丈夫か? 泣いてんなよ。大丈夫か。わかった、わかった、わかった。じゃあこの前日に高橋奈七永とやるんだろ。人生が変わって次の日、月山、忘れられない日にしてやるよ。プロレス大好きにさせてやる。この2日間は月山にとって月山の人生にとって、大きくなにかがつかめる 、そんな日になれるように、私は本気でアンタと本気で向き合うからね。だから本気で来て」
月山「私も本気で勝ちにいきます」
ジュリア「わかった。試合中は泣くなよ」
月山「泣いてません!」
ジュリア「OK、楽しみにしてる。ありがとう、来てくれて。というわけで、いいですよね、月山入れて。10人のうちのひとり。あと9人、募集します!」