『STARDOM in YAMAGATA』
4月9日(日)山形ビッグウイング(観衆372人)
試合結果
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
なつぽい |
7分57秒 |
さくらあや |
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
中野たむ |
8分21秒 |
HANAKO |
※もう一人は水森由菜
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○ジェシー |
5分48秒 |
向後桃● |
月山和香 | 羽南 |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
ジーナ |
11分47秒 |
天咲光由● |
マライア・メイ | レディ・C | |
○白川未奈 | AZM |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
桜井まい |
15分00秒 |
葉月 |
テクラ | コグマ | |
ジュリア | 岩谷麻優 |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
小波 |
10分16秒 |
渡辺桃 |
壮麗亜美 | スターライト・キッド | |
○朱里 | 琉悪夏● |
◆ひめか引退ロード 黄金世代6人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
MIRAI |
17分8秒 |
飯田沙耶● |
○舞華 | 林下詩美 | |
上谷沙弥 | ひめか |
試合詳細レポート
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
なつぽい |
7分57秒 |
さくらあや |
さくらあやがなつぽいの胸を借りるシングルマッチ。当初は同じく新人のHANAKOとのカードが予定されていたが刀羅ナツコの負傷欠場により変更、急きょなつぽいとの一騎打ちが組まれた。さくらには突然の試練到来だ。
さくらが「お願いします!」と握手を求めるとなつぽいもクリーンに応じてポーズをとる。これを見たさくらは、思わず笑み。腕の取り合いで試合が始まり、なつぽいがヘッドロック。さくらがロープに振ると、なつぽいがかいくぐりアームホイップ。なつぽいはヘアーホイップ。レフェリーが注意するとなつぽいは「髪は持っていない」と“ウソ”をつく。なつぽいはサイドからドロップキックを打ち込み、キャメルクラッチで締め上げる。腕を噛みつきレフェリーに注意されると、またもや「噛んでない」と“ウソ”をつく。なつぽいは逆エビ固めを仕掛けながらさくらのつま先に噛みつく。「噛んでない」と3度目の“ウソ”をつくとさらに締め上げるが、さくらがエスケープ。さくらがドロップキックを3連打、4発目をかわしてなつぽいがドロップキック。さくらがエルボーを打つと、なつぽいが「こいや!」と叫んで受けて立つ。さくらが連打すると、なつぽいが一発で倒してみせる。なつぽいがコーナーに上がるとさくらがエルボー連打、ハイキック、デッドリードライブ。ミドルキック連打でなつぽいを倒すが、2カウント。さくらが顔面を蹴飛ばすがこれも2カウントどまり。なつぽいがネックブリーカーから低空ドロップキック。さくらが返すと、なつぽいはフィニッシュを宣言。しかし、さくらが逆さ押さえ込み。返したなつぽいがトラースキック。さくらが返すと、なつぽいはコーナー際に寝かせてフェアリアルギフト投下。さくらが返せず、なつぽいが3カウントをゲットした。
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
中野たむ |
8分21秒 |
HANAKO |
※もう一人は水森由菜
当初は“メルティア”中野たむ&なつぽい組vs水森由菜&琉悪夏組のタッグマッチが組まれていたが大江戸隊の刀羅ナツコの負傷欠場からカードが変更。中野、水森に新人のHANAKOが加わる3WAYマッチとなった。HANAKOには3WAY初体験。日本現役最長身女子レスラーのHANAKOはインパクトを残すことができるか?
HANAKOが手を差し出すと、水森が「どっちか選べよ」。水森が叩くとHANAKOは中野と握手をかわす。水森が「おかしい!」と指摘もそのまま試合がスタート。HANAKOが両手を高く上げると中野、水森とも届かない。水森が強引に手を引っ張ると中野も腕を取る。HANAKOが上になるが中野と水森が両手を取って捻り上げる。水森がHANAKOにヘッドロック。中野もヘッドロックにいくがHANAKOもヘッドロック。中野と水森が共闘と思いきや中野が水森を場外に送り出しHANAKOにドロップキック。中野はHANAKOにサッカーボールキック連打。HANAKOが返すと中野がスリーパー。水森が入って「HANAKOを離せ!」とカットする。水森はHANAKOを捕まえて逆エビ固め。HANAKOがエスケープすると、水森がボディープレス。中野が水森を蹴り上げてカット。中野が「トロピカルヤッホーってなに?」と問いかけると水森は「コズエンってなに?」と問いかける。両者のエルボー合戦にHANAKOが割って入りショルダータックル。中野をアルゼンチンバックブリーカーで抱え上げると水森にぶつけコーナーに追い込む。串刺しボディーアタックから中野をカバーするが2カウント。水森がHANAKOを中野の上にプレス。中野が返すと水森がラリアット。中野が返すと、水森がダイビングショルダータックル、カンパーナ狙い。そこへHANAKOがビッグブーツでカット。HANAKOは水森にニードロップ。ブレーンバスター狙いに中野がまとめてダイビングボディーアタック。中野はHANAKOに突進もビッグブーツを食らう。HANAKOはアルゼンチンから前方に叩きつけるが水森にカットされる。HANAKOが水森にビッグブーツで場外に送り出すと中野をアルゼンチン。中野が切り返しスピンキック、「HANAKO頑張れよ!」と叫んでバイオレットシューティング。3カウントが入り、中野がHANAKOを破った。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○ジェシー |
5分48秒 |
向後桃● |
月山和香 | 羽南 |
STARSの羽南&向後桃組と月山和香&ジェシー組と対戦。3・25横浜での劇的勝利以来、引分けこそ挟むもののシングル、タッグにおいて負けのない月山が連勝を伸ばしたままシンデレラ・トーナメント準決勝へと駒を進めるのか。そして、初来日ジェシーとのタッグで何を見せるか。月山中心の試合となりそうだが…。
羽南は「本日デビュー6周年」とコールされる。月山が先発に立候補すると羽南も名乗りを挙げてゴング。ロックアップでの力比べで羽南が月山をロープに追い込みエルボーからヘッドロック。グラウンドにもっていくが月山が切り返す。羽南はドロップキックからボディースラム狙いも反対に叩きつけられる。月山はヒップドロップからジェシーを呼び込む。ジェシーは月山を抱え上げて羽南に叩きつける。STARSが合体しドロップキックの挟み撃ちから羽南がフットスタンプ。羽南の突進に月山がカウンターでクロスボディー。ジェシーが羽南にエルボーアタック。向後が入ってくるとエルボーで排除。羽南が払い腰を決めて向後に託す。向後はドロップキックも619をかわされ月山のフェースクラシャーを食らう。ジェシーがサイドからドロップキック。向後が619、羽南がフェイマサ―、向後がダイビングボディーアタックでたたみかけるが2カウント。向後はスワンダイブを狙うがジェシーがカットしブレーンバスター。向後が返すと、ジェシーはボディースラム、エプロン越しにエルボードロップ。羽南がカットすると月山がドロップキックで排除。向後がジェシーにトラースキック。向後がコーナーにがるとジェシーが下からキック、抱え上げシュバインの体勢から旋回して叩きつけるジョイライド。向後が返せず3カウントが入った。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
ジーナ |
11分47秒 |
天咲光由● |
マライア・メイ | レディ・C | |
○白川未奈 | AZM |
クラブビーナスの白川未奈&マライア・メイ&ジーナ組とAZM&レディ・C&天咲光由組のクイーンズクエストが6人タッグマッチで対戦。前日には新日本プロレスの両国国技館に乗り込み、メルセデス・モネのIWGP女子王座に挑戦したAZM。ベルト奪取はならなかったが、外国人中心の相手だけにその成果を遺憾なく発揮したいカードである。また、AZMにとってはレディと天咲を引っ張る立場でもある。
レディが高く足を上げてマライアを威嚇すると、マライアも足を高く蹴り上げる。試合は天咲とマライアでスタート。マライアがコーナーに追い込み天咲をバカにする。天咲がマライアをかわしてドロップキック。クラブビーナスが乱入し3方向からドロップキック。天咲が返すと、マライアが旋回式バックブリーカー。ジーナが天咲に逆水平。マライアが天咲をコーナーに追い込み顔面を踏みつける。天咲はマライアの突進をかわし串刺し側転エルボーからドロップキック。レディがマライアの顔面にビッグブーツ、ショルダータックル、ジャイアントスイング10回転。マライアはレディの突進を蹴飛ばしミサイルキック。レディがタッチをさせずマライアのバックを取る。マライアが切り返しスイングDDT。ジーナがレディを抱え上げ旋回。レディが切り返すとチョップの応酬。ジーナがラリアットもレディが返す。レディがネックブリーカーをジーナに決めてAZMに託す。AZMはジーナに飛びついて変型卍固めから丸め込む。ブレーンバスター狙いはジーナが切り返し回転エビ固め。白川がAZMにミドルキック。蹴りのかわし合いからAZMがブレーンバスター。天咲が白川にドロップキック、DDT。白川が返すが天咲がヒザ十字に取る。白川がエスケープすると、天咲の突進をジーナがキャッチ。マライアはAZMを担ぎバックフリップの競演。白川とジーナが合体のボディープレス。天咲が返すと、白川の突進をかわしレディとAZMがファンタスティックはバランスを崩してしまう。天咲がエルボーを叩き込み、AZMがレディの肩からダイビングフットスタンプ。天咲がカバーするが白川が返す。天咲は天聖の構えも、白川がこらえる。天咲がエルボー乱打、白川がかわしてエルボーから延髄斬り連打。10分経過。ジーナとマライアがダブルアームスープレックスの競演。白川が天咲を捕まえるが天橋立で丸め込まれる。白川が返すとマライアとジーナが持ち上げて白川と合体で叩きつける。白川が「終わり!」と叫んで天咲にインプラントDDT。天咲が返せず白川が勝利した。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
桜井まい |
15分00秒 |
葉月 |
テクラ | コグマ | |
ジュリア | 岩谷麻優 |
ドンナ・デル・モンドのジュリア&桜井まい&テクラ組とSTARSの岩谷麻優&葉月&コグマ組が6人タッグマッチで激突。岩谷と葉月は前日の青森大会を欠場。新日本プロレス両国国技館に登場し、スターダムに戻ってくる。葉月はメルセデス・モネのIWGP女子王座にAZMと挑むも王座奪取はならず。また、岩谷はセコンドにつき王者モネにあらためて挑戦を表明したばかり。悲願の王座奪取に向けて弾みをつけたい試合だが。相手は赤いベルトの王者ジュリアのDDM。どんな結果が待っているか?
コグマが2人を制して先発に名乗りを挙げると、相手に「本日のクマは貴婦人様」と桜井を指名。桜井が握手に応じて試合が始まる。コグマはクマポーズを四方に披露。桜井が蹴飛ばしロープワークに誘う。コグマはドロップキックからキャメルクラッチにとり強制クマポーズを狙う。すると桜井は「なめるな、この庶民が!」とドロップキック。コグマがリング外に下りると桜井が追いかかる。ジュリアが立ちはだかりリングに戻すと桜井がビッグブーツ。DDMがコグマをロープにかけて全身を引っ張る。ジュリアとテクラがダブルの攻撃、桜井がビッグブーツ、フェースクラッシャー。ジュリアがコグマにヘアーホイップの連続、ボディースラム。テクラがコグマの顔面をトップロープにこすりつける。桜井が「お返しだ!」とコグマにキャメルクラッチを決めてこめかみをグリグリしクマポーズを取らせる。コグマは桜井にドロップキック。葉月が桜井に串刺しエルボー連打、コードブレイカー、フェースロック。桜井は葉月の手に噛みついて脱出。葉月はSTARSを呼び込み桜井にトリオで攻撃、3方向からドロップキック。岩谷がエプロン越しにフットスタンプ、サッカーボールキック、フットスタンプ。桜井がエルボーで向かっていくがSTARSのコーナーでつかまってしまう。葉月と岩谷がダブルで桜井を攻撃。葉月が桜井にドロップキック3連打。桜井が返すと葉月にスタナー、ドロップキック。テクラが葉月をかわし、コグマとまとめてタランチュラ。テクラは葉月にダイビングボディーアタック。葉月が返すと、テクラとエルボーの打ち合い。10分経過。葉月がテクラにミサイルキック、顔面ウォッシュ。岩谷がテクラにバックキック。テクラをかわしてドロップキック。テクラがバックキック、スピア。ジュリアが岩谷にドロップキック、STF。葉月がカット。残り3分。桜井が岩谷にビッグブーツ、ジュリアが抱えてテクラがネックブリーカー、ジュリアとテクラでエルボーの挟み撃ち。ジュリアはさらに岩谷へファルコンアロー。ジュリアと桜井でコーナーに上がるがコグマと葉月がデッドリードライブ、DDT。岩谷がテクラをドロップキックで場外に送り出し、葉月とトペスイシーダで競演。STARSはトリオでジュリアにフェースクラッシャー。岩谷はフィニッシュを予告してジャーマン。しかしジュリアが返してみせる。残り1分。岩谷がドラゴンの構えもジュリアが切り返しドロップキック。ジュリアがバックドロップもSTARSがカット。ジュリアがグロリアスドライバーを決めたところでタイムアップを告げるゴングが打ち鳴らされた。試合後はジュリアと岩谷が視殺戦。お互いに腰を指さすと、岩谷はもう一回の意思表示を見せた。
桜井「山形大会にお越しの庶民のみなさま、今日は中卒のおバカ三人娘と引き分けてしまいました」
葉月「おい、中卒だろ。ジュリアも中卒!」
ジュリア「秘密」
桜井「ごめんあそばっせ。アナタたち中卒のおバカ3人娘は…」
コグマ&葉月「4人だ、4人」
桜井「まあまあ、ジュリアは専門学校出てるから」
ジュリア「そうだ、そうだ!」
桜井「アナタたちは、庶民のソウルフードいも煮でも食べて、少しはアタマよくなった方がよろしくてよ。わたくしたち、ドンナ・デル・モンドはこれから米沢牛とおデザートに佐藤錦を堪能させていただくわ。そして会場にいる庶民のアナタたちは、サッサとお帰りなさい。そして、この貴婦人様を妄想しながら夜を過ごせばいい。それじゃ、ごめんあそばっせ!」
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
小波 |
10分16秒 |
渡辺桃 |
壮麗亜美 | スターライト・キッド | |
○朱里 | 琉悪夏● |
朱里&壮麗亜美&小波組のゴッズアイとスターライト・キッド&渡辺桃&琉悪夏の大江戸隊が6人タッグマッチで対戦。当初は朱里&壮麗亜美&小波組vs刀羅ナツコ&スターライト・キッド&渡辺桃組が発表されていたが、ナツコが前日の青森大会で負傷。欠場となったため、ナツコに代わり琉悪夏が入ることとなる。
大江戸隊がゴングを待たずに奇襲を仕掛け、そのまま試合開始。場外戦で大江戸隊がゴッズアイを圧倒する。リングに戻ると大江戸隊が小波を捕獲。小波は桃とローキックの応酬を展開。桃がミドルキックで小波を倒す。小波はカウンターのミドルキックも、桃がカウンターでドロップキック。串刺しドロップキックも決めてみせるとブレーンバスター。キッドが小波のヒザにドロップキック、ダイビングボディーアタック、ストレッチマフラー。小波が切り返しヒザ十字。キッドが切り返しヒザへのドロップキック。朱里がカットし小波がぶら下がり式腕十字、ミドルキック。壮麗がキッドにショルダータックル、逆水平連打。フィッシャーマン狙いは壮麗がこらえてクロスボディーをキャッチ、コーナーに乗せて串刺しボディーアタック。キッドが返すと桃のアシストを得て619、フィッシャーマン。琉悪夏が壮麗にクロスボディー。壮麗と琉悪夏がショルダータックルをぶつけ合う。朱里が琉悪夏にドロップキック、フロントネックチャンスリー。琉悪夏がコンプリートショット、セントーン。フィッシャーマン狙いを切り返し、朱里がアキレス腱固め。朱里の突進を琉悪夏がかわすと大江戸隊が総出で攻撃し、琉悪夏がフィッシャーマン。壮麗がラリアットで朱里を援護し、朱里と壮麗が抱え上げ小波がミサイルキック。朱里は琉悪夏にサッカーボールキック。キッドがカットし乱戦に。琉悪夏が朱里にラリアット、朱里がジャーマン。琉悪夏がネックハンギングボム。朱里が返すと、琉悪夏が突進。朱里がハイキックで迎撃し、白虎へ。琉悪夏がギブアップし朱里の勝利となった。
◆ひめか引退ロード 黄金世代6人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
MIRAI |
17分8秒 |
飯田沙耶● |
○舞華 | 林下詩美 | |
上谷沙弥 | ひめか |
引退を控えるひめかが黄金世代での試合を熱望したことにより、ひめか&林下詩美&飯田沙耶組vs舞華&上谷沙弥&MIRAI組という6人タッグマッチが実現。ひめかが詩美、飯田と組むのはこれが初めてで、4・23横浜アリーナでの引退試合で一騎打ちをおこなう舞華とは前哨戦でもある。また、ひめかには出身地でもある東北ツアー最後の試合。有終の美を飾れるか!?
全員がリング中央に歩を進め順々に握手をかわす。飯田が「悪いけどアッシがいかせていただきます」と先発に名乗り。対するはMIRAI。グラウンドでの攻防からMIRAIが腕を取る。飯田が取り返し腕の取り合い。飯田がヘッドロックで絞り上げると、MIRAIが取り返そうとするが飯田が許さず締め続ける。MIRAIが丸め込むが飯田が返す。ひめかと舞華がリングイン。視殺戦を展開しひめかがエルボー。舞華もやり返しエルボーの打ち合いに。ひめかの連打で舞華が崩れる。ひめかの突進を舞華がこらえてショルダーをぶつけ合う。舞華が打ち勝ち、ひめかをコーナーに追い込むと、上谷、MIRAIも加わり次々と串刺し攻撃。どさくさ紛れで詩美と飯田も串刺し攻撃。上谷と舞華が合体クローズライン。舞華がひめかを抑えスピンキック。ひめかが連続してかわすと上谷と舞華が「ちゃんともってろよ」と仲間割れのエルボー合戦。MIRAIが割って入り、「戻ってこい」と指示を送る。MIRAIはひめかにミサイルキック。ひめかはMIRAIを抱え上げバックフリップ、串刺しボディーアタック、ボディーアタック。タッチを受けた詩美が入りMIRAIにショルダータックル。舞華とMIRAIが合体も飯田が乱入し詩美とボディースラムで競演。詩美と飯田はラリアットでも競演し、一緒にゴリラポーズ。詩美がMIRAIをカバーするが2カウント。詩美がMIRAIを担ぎ上げるがMIRAIが切り返しバックフリップ。MIRAIは詩美に裏投げ。詩美が返すと上谷がチェンジを申し出て詩美にスワンダイブ。詩美がかわすが上谷がドロップキック。上谷は詩美にスープレックス狙い。詩美が切り返し上谷とエルボーの打ち合い。詩美が上谷にカウンターでエルボー、背中にドロップキック。上谷が返すと詩美がバックフリップ。場外ではひめかと舞華が追いかけっこ。詩美がロープに振るが上谷が二段蹴りの連打。上谷は詩美にスタークラッシャー狙いもラリアットを食らう。上谷がスピンキックからニールキック。詩美がキャッチしバックドロップ。詩美と上谷は両者ダウン状態からタッチ。飯田と舞華がリングイン。飯田は逆水平の連打。MIRAIが乱入し飯田をカットし舞華と合体。しかし飯田が串刺し攻撃を食らわず舞華にジャンピングチョップ。ブレーンバスターの掛け合いは飯田が投げ切ってみせる。舞華が返すと、10分経過。飯田の突進に舞華がラリアット。飯田、舞華がラリアットを打ち合い舞華がショルダータックル。舞華はブレーンバスターのお返しを飯田に見舞う。飯田が返すと、舞華がスリーパー。ひめかがMIRAIのカットを阻止して舞華を捕まえると飯田に指示を送る。ひめかが持ち上げて飯田がキック。飯田がひめかを舞華の上にボディースラム。飯田は舞華に飯田ロケット発射。しかし舞華が受けとめて後方に投げ捨てる。飯田がすぐに立ち上がりラリアット。飯田の突進に舞華がパワースラム。乱戦から全員がダウン。舞華と飯田が突進。舞華がバックドロップ、飯田がラリアット、舞華がラリアット連打。舞華は山茶華も飯田が返す。舞華が飯田に炎華落とし狙い。飯田が切り返し飯田橋も上谷がカット。ひめかが詩美を呼び込みサンドイッチラリアット連打で競演。飯田が続いて舞華に「こんどこそ(飯田)ロケット発射!」。舞華が返すと飯田がノーザンライト。しかし上谷がカットする。ひめかが詩美に行くぞと声をかけるがMIRAIのラリアット、上谷のニールキックを食らって場外へ。上谷は場外へスワンダイブ式プランチャ。15分経過。MIRAIが飯田をコーナーに乗せると舞華を呼び込む。舞華が飯田に雪崩式ブレーンバスター。上谷とMIRAIが合体し飯田を前方に叩きつける。舞華がスライディングラリアットも飯田が返す。舞華は飯田に炎華落とし狙い。飯田が切り返しヘッドバットもラリアットを食らう。舞華が飯田を引き起こしみちドラ。3カウントが入り、舞華が飯田を破った。
舞華「黄金世代対決、みなさんいかがだったでしょうか? 黄金世代対決らしい闘いができたんじゃないでしょうか。ねえ、ひめか」
ひめか「自分が引退を決めて、この黄金世代のカードお願いしたわけなんですけども、 ここ山形、自分がつや姫大使に選ばれたり、すごくすごくスターダムに来て短いけど、思い出のある一つの土地です。そんな黄金世代の念願のカードできたこと、すごくすごくうれしいです、ありがとうございます。4月23日、あと2週間後、舞華、今日みたいに対角、よろしく」
舞華とひめかが握手。
舞華「まあね、ひめか引退まで残り2試合ということで、後悔なきように、お互い潰し合いましょう。まあね、今日はタッグを組んだんですけども、明日からわかってるよね、コイツら全員ライバルなので、これからも我々黄金世代から目を離さないでください。それでは、(上谷とMIRAIに)最後だから立てよ。立てよ。今日見に来てくれたみなさん本当にありがとうございました。我々黄金世代、これからも最先端突っ走っていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。ありがとうございました!」
試合後インタビュー
舞華「黄金世代対決ということで、どうでしたか?」
ひめか「私が求めたカード。叶うとは思ってなかったし、私の引退ロードがなかったら黄金世代でこうやって組むこともなかったからね。絶対なかったから、私の思い出の地の山形でこのカードができたってことがすごくうれしく思うし、まあねえ、もっともっと闘いたかったなって少し思うんですけど、まあ特別感のあるカードはね、儚い方が素敵なので、一夜限りということで。どうでした?」
詩美「同期で初めて組んだけど、息は合わなかった。組めたのはやっぱひめかの黄金世代のカードを組んでくれたおかげだから、すごく感謝しているし、これで私もひめか引退に向けて悔いは残らずに見送れると思います」
上谷「今日引退前、最後にひめかと闘えたのは本当にうれしかったし、正直言うと引退するのメチャクチャ悲しい。だけどこの黄金世代全員でこうやって送り出したということは本当によかったんじゃないかなって思うし、ふだんとなりに立ってる詩美さんと闘えたのも新鮮だったし、舞華と組めてよかったよね、ね、ね」
舞華「オマエとは組まないから」
上谷「なんでだよ?」
舞華「MIRAI、なんか言え」
ひめか「魂込めとけよ」
MIRAI「魂込める前に一言。自分はもともとひめかと同じユニットで、引退というのを聞いて正直いろんな思いあるけど闘いたいなっていう気持ちあったので、こうやって闘えて、しかも黄金世代として闘わせていただけてうれしかったです。魂込めてありがとうございました」
ひめか「魂込めてありがとうございました」
全員「ありがとうございました」