『後楽園大会』
4月14日(金)後楽園ホール(観衆1013人)
試合結果
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
妃南 |
7分39秒 |
さくらあや |
※もう一人はHANAKO
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
壮麗亜美 |
10分38秒 |
ラム会長 |
○MIRAI | 水森由菜● |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○なつぽい |
10分6秒 |
桜井まい |
中野たむ | テクラ● |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
小波 |
4分52秒 |
月山和香 |
◆8人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
○ジェシー |
11分36秒 |
天咲光由 |
ジーナ | レディ・C● | |
マライア・メイ | 上谷沙弥 | |
白川未奈 | 林下詩美 |
◆STARSvs大江戸隊 イリミネーションマッチ 30分 | ||
渡辺桃 |
16分20秒 |
向後桃● |
○スターライト・キッド | 葉月 | |
フキゲンです★ | コグマ | |
琉悪夏 | 羽南 | |
吏南 | 飯田沙耶 | |
刀羅ナツコ | 岩谷麻優 |
※退場順
(1)〇フキゲン(7分46秒、エビ固め)コグマ●
(2)〇フキゲン&〇葉月(9分27秒、OTR)吏南●&羽南●
(3)●フキゲン(9分48秒、垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)葉月〇
(4)●琉悪夏(11分10秒、飯田橋)飯田〇
(5)〇桃(12分32秒、ひとでなしドライバー→エビ固め)飯田●
(6)〇岩谷&〇桃(13分50秒、OTR)ナツコ●&葉月●
(7)(14分4秒、OTR)岩谷●&葉月●
大江戸隊の一人残り
◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負 | ||
<王者> |
4分28秒 |
<挑戦者> |
AZM | 鹿島沙希 |
※第22代王者のAZMが11回目の防衛に成功
◆ひめか引退ロード ラスト舞ひめ 30分1本勝負 | ||
朱里 |
15分54秒 |
ひめか● |
○ジュリア | 舞華 |
試合詳細レポート
◆3WAYバトル 15分1本勝負 | ||
妃南 |
7分39秒 |
さくらあや |
※もう一人はHANAKO
妃南vsHANAKOvsさくらあやが一度に対戦する3WAYマッチ。HANAKOには2度目、さくらには初めての3WAYマッチだ。新人のHANAKO、さくらを相手に妃南がキャリアの差を見せつけるか。それともHANAKO、さくらのどちらかが自力初勝利をゲットするか?
HANAKOが両手を上げて2人を誘う。2人が届かないとみるや足を踏みつけて交互に攻撃。さくらと妃南でドロップキックと見せかけ、さくらのHANAKOへのドロップキックの次に妃南がさくらにドロップキックを見舞う。妃南はさくらにキャメルクラッチ。妃南はさくらを挑発してコーナーに振ると、串刺しエルボー。さくらがかわして突進を試みるがHANAKOがカットし担ぎ上げる。妃南が突進するがHANAKOがさくらを回転させて阻止してみせる。HANAKOは吏南に串刺しショルダータックルから、もう一発ショルダータックル。妃南が大外刈りで倒すがHANAKOが返す。妃南が持ち上げようとするがHANAKOがこらえてブレーンバスター。さくらがカットしHANAKOとエルボーの打ち合い。HANAKOのビッグブーツをさくらがかわしてドロップキック連打。HANAKOが返すと、さくらは「上げるぞ!」と叫ぶが、HANAKOが切り返してビッグブーツ。HANAKOはさくらにブレーンバスターの構え。妃南がカットしHANAKO、さくらに払い腰。妃南はさくらを抱え上げるが丸め込まれる。妃南が返すと、さくらがさらに丸め込みの連続。妃南がさくらにネックブリーカーも2カウント。妃南が突進するとHANAKOがさくらを持ち上げキックをさせる。妃南が返すとHANAKOが向かっていくところへさくらがミドルキック。さくらは予告して妃南をボディースラム。妃南が返すと、さくらが蹴りのコンビネーション。しかし妃南の肩が上がる。さくらが「終わり!」と叫んで蹴りにいくが妃南がかわして外道クラッチ。3カウントが入り、妃南がさくらをフォールした。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
壮麗亜美 |
10分38秒 |
ラム会長 |
○MIRAI | 水森由菜● |
MIRAI&壮麗亜美組のゴッズアイが水森由菜&ラム会長組と対戦。MIRAIと壮麗はともにシンデレラ・トーナメントを勝ち進んでおり、翌日の代々木でMIRAIvs壮麗が準決勝で直接対決をおこなうことになっている。Ⅴ2を視野に入れたMIRAIと初優勝を狙う壮麗がこの日はいつものようにタッグを組み、シンデレラ・トーナメント後には4・23横浜アリーナで高橋奈七永&優宇組のゴッデス・オブ・スターダム王座に挑戦。MIRAIと壮麗はさまざまな思惑が絡み合うなかで、まずはこの試合での勝利を目指す。
ラム会長には「本日誕生日」とコールされる。その会長と壮麗の先発で試合がスタート。ロックアップから会長が腕を取りにいくと、壮麗も応戦。腕の取り合いから壮麗がヘッドロック。会長が切り返しヘッドロックにいくと壮麗が切り返し会長のショルダータックルを受けて立つ。7度目で会長が息切れ。会長は壮麗に走れと指示。壮麗が走ると足を出して転倒させストンピング。怒った壮麗が高く手を上げて会長を誘う。水森を呼び込み肩車させ手を上げるが壮麗がすぐに届く。しかし会長はその手を捻り上げていく。壮麗も取り返し腕の取り合い。会長が壮麗の腕に噛みつくと、MIRAIが入り水森を背後から攻撃。会長が串刺し攻撃を見舞うがMIRAIと壮麗が逆水平連打のバースデープレゼント。MIRAIが会長に高々とボディースラム。壮麗も続くが会長が背後からスリーパー。壮麗はコーナーに追いやるが会長がフェースクラッシャー。水森が控えのMIRAIを場外に落とし壮麗にボディープレス。壮麗が返すと水森の突進にダブルチョップ、後方に投げつける。MIRAIが水森に串刺しエルボーアタック、ラリアット、ミサイルキック。水森はグラウンドで至近距離からラリアット、クロスボディーアタック。MIRAIが後方に叩きつけるがカウンターのドロップキックを食らう。水森はセカンドからダイビングボディープレスを放つがMIRAIが返す。水森が狙いを澄まして突進もMIRAIが受け止め腕をロック。水森はMIRAIを担ぎ上げるが切り返される。会長のアシストから水森が押さえ込むがギリギリで返される。水森がMIRAIを捕獲し会長がダイブするがかわされて同士討ちに。10分経過。壮麗が会長を場外に投げ捨てるとMIRAIが水森へラリアット。もう一発放つと3カウントが入った。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○なつぽい |
10分6秒 |
桜井まい |
中野たむ | テクラ● |
コズミックエンジェルズの“メルティア”中野たむ&なつぽい組とドンナ・デル・モンドの桜井まい&テクラ組がタッグマッチで対戦。翌日のシンデレラ・トーナメント準決勝を控える桜井にはメルティア相手に勢いをつけたいところだが…。コズエンをやめた桜井、DDMを抜けたなつぽい。この関係が試合にどのように影響するかがカギとなりそうだ。
中野と桜井で試合がスタート。バックの取り合いから中野がヘッドロック。桜井が取り返しヘッドロックで締め上げる。中野が振ろうとするが桜井は離さず締め続ける。中野が強引に押し倒し腕を取る。桜井がロープに振るとなつぽいが乱入しロープワークでかく乱する。なつぽいが桜井をカバーも2カウント。ボディースラムを狙うと桜井がこらえて反対に叩きつける。テクラがコーナーからなつぽいにぶら下がり式首4の字、ボディースラム。なつぽいが桜井にドロップキック。替わった中野が桜井にミドルキックを前後から連打しカカト落とし。桜井とテクラが合体するが中野がまとめてエルボーアタック、DDT。桜井が返すと、中野がエルボーをブロックの連続。桜井が張り手を打ち込み顔面へドロップキック。テクラが中野へビッグブーツ、インディアンデスロック、鎌固め。なつぽいがカットするが桜井が場外に送り出す。テクラの突進を中野がかわしてバックドロップ。なつぽいがテクラにドロップキック。テクラがかわすとなつぽいと視殺戦。エルボーの応酬から桜井とテクラが連係でなつぽいを攻め込む。テクラはダイビングボディーアタックも、なつぽいが返す。テクラの顔面蹴りを受けたなつぽいだがバックキックでお返し。なつぽいはフェアリアルギフト狙いも桜井がカット。テクラがコーナーのなつぽいと髪をつかみ合う。後方から中野がハイキック、デスティニーハンマー。なつぽいがフェアリアルギフトで舞うが、桜井のカットが間に合う。なつぽいとテクラがバックの取り合い。なつぽいがポイ捨てジャーマンもテクラがスピア。丸め込みを切り返してなつぽいが丸め込むと3カウントが入った。
桜井「今日は、解散寸前の庶民エンジェルズに、うっかり負けてしまいましたわ! 明日はアナタたち、庶民エンジェルズを、わたくしたち崇高なるドンナ・デル・モンドが宇宙のごみくずにして解散に追い込んで差し上げますわ。覚悟してなさい!(中野&なつぽいに)帰って帰って。そして、後楽園ホールにお越しの庶民のみなさま~! 今日は、花金だっていうのに、相変わらずモテない男ばかりがお集まりですこと! アナタたち庶民は、明日の代々木に備えて早く帰って、この貴婦人様を思い出して眠りにつきなさい! それじゃ、ごめんあそばっせ!」
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
小波 |
4分52秒 |
月山和香 |
シンデレラ・トーナメント準決勝で桜井まいとの対戦が決まっている月山和香が、代々木大会前日の後楽園で小波と一騎打ち。シンデレラストーリーの完成に向けて勢いをつけたいところだが、小波相手に苦戦は否めそうにない。スポット参戦とはいえ小波の実力はゴッズアイに合流しての闘いぶりからも実証済み。この試合の結果が月山のシンデレラ・トーナメントに 影響を与えそうだ。
月山がゴングと同時にドロップキックを4連発、小波が受けて立つ。月山がエルボー連打からドロップキックも小波がかわす。月山はオースイスープレックスにいくが小波が切り返す。月山は小波を場外に落としてエルボー連打。小波が戻ろうとするが月山が足を引く。小波はエプロンを走ってリング下の月山にミドルキック。月山が戻ると小波はエルボー連打からランニングキック。返した月山に小波はフィッシャーマン。月山が返すと、小波は「決めるぞ」とトライアングルランサー狙い。月山が切り返すが小波がスリーパー。コーナーに上がった小波に月山がエルボー連打。月山は下から張り手を放ちデッドリードライブ。月山が気合を入れてコーナーに上がると小波の打撃をかわしてスリーパーで宙吊りにしてギブアップを迫る。小波はエプロンに出るがミサイルキックを食らう。リング下で月山は「負けない!」と叫びながら攻撃。小波が月山を背負って鉄柱に叩きつける。小波が戻ろうとするが月山が阻止。そのまま20カウントが入り両者リングアウトの引き分けとなった。
月山のコメント
「私はスターダムに来たてのとき、小波選手にずっと憧れてまして、今日、小波選手と闘うってなって。でも、そうそうに倒せなくて。本当は初めてのシングルはこんなんじゃなくて、明日のシンデレラに向けて弾みをつける最高のシングルにしたかったから、すごくやるせない気持ちでいっぱいです。またシングル組んでください。次はこんなものじゃありません」
◆8人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
○ジェシー |
11分36秒 |
天咲光由 |
ジーナ | レディ・C● | |
マライア・メイ | 上谷沙弥 | |
白川未奈 | 林下詩美 |
林下詩美&上谷沙弥&レディ・C&天咲光由組のクイーンズクエストと白川未奈&マライア・メイ&ジーナ&ジェシー組のクラブビーナスが8人タッグマッチで全面対決。ジェシーが加わったクラブビーナスは初の全員揃い踏みとなる。また、4・23横浜アリーナで白いベルトを懸けて闘う上谷と白川には前哨戦だ。
最後にコールされた上谷に白川が近づく。上谷がドロップキックを打ち込みコーナーに追い込むとエルボー乱打、串刺しニーアタック、ドロップキック。上谷は白川を引き起こすと顔面を蹴り飛ばしていく。上谷の突進にジーナがエルボーでカットしジェシー、マライア、ジーナで上谷の顔面をマットに叩きつける。白川は上谷のヒザを3種類のニークラッシャーでマットに叩きつけていく。ジェシーが上谷のヒザをロックし締め上げる。ジーナもヒザへのドロップキック。2発目はレディのアシストから上谷がニールキック。詩美がジーナにドロップキック。マライアが乱入するが詩美がかいくぐり天咲がまとめてDDT。詩美と天咲が串刺しエルボー、ドロップキックの挟み撃ちで競演。マライアとジーナがダブルアームスープレックスの競演。さらにバックフリップで詩美と天咲を叩きつける。ジーナが詩美を旋回式でマットに叩きつける。マライアが詩美にミサイルキック。詩美が返すと、マライアが突進をかわしてスイングDDT狙い。詩美がかわすがマライアがジャーマン。投げキッスのマライアに詩美もジャーマンをやり返す。上谷の二段蹴りを白川がかわす。上谷のスープレックスは白川に読まれるがカウンターのドロップキックがヒット。上谷は白川にフィッシャーマンも2カウント。上谷が顔面を蹴飛ばすとフィニッシュを宣言しスタークラッシャーの構え。白川がこらえてドラゴンスクリュー、足4の字固め。しかしQQがカットする。白川が上谷のヒザをけり上げ突進も二段蹴りを食らう。白川がすぐにローリングエルボーを放ち両者ダウン状態。白川は後方からのドロップキックでタッチさせず上谷とエルボーを打ち合う。再び両者ダウン状態となりタッチをかわす。ジェシーとレディがショルダーをぶつけ合う。レディがビッグブーツで倒すがジェシーはエルボースマッシュから後方に叩きつける。レディが返すと、天咲と詩美がアシストしレディがネックブリーカー。ジェシーが返すとレディはジャイアントバックブリーカー。しかし白川がカット。上谷が阻止してエプロンから場外にダイブ。詩美、レディ、天咲がドロップキック、レディがジェシーに高々とチョークスラム。ジェシーが返すとレディはもう一度ジャイアントバックブリーカー。しかしマライアのカットが間に合う。ジーナ。マライア、ジェシーが次々とレディを攻撃。レディが返すと、マライアとジェシーが捕獲しジーナが投げ捨てる、ジェシーがレディをジョイライドで叩きつけると3カウントが入った。試合後、上谷が白川にベルトを誇示。グリーンミストを顔面に噴きつけた。
上谷のコメント
「今日の毒霧はこの前のお返しってことで。まあね、今日はものすごく足を攻められてしまったけど、タイトルマッチ当日は私の隅から隅まですべてを味わうといい。まあ私にはトラウマがあるけれども、その折れかけた翼をしっかりと戻して、タイトルマッチ当日、ゴールデンフェニックス大復活。みなさん、見届けにきてください」
白川のコメント
「アハハハハハハ…! 上谷、これだよ。上谷はいつもいい子ぶるでしょ。こういうのがね、私は欲しかったんだよ、痛いよ、しみるよ。フフフ…。上谷、いいじゃん。でもさあ、私と同じようなことやってどうする? なんかもっとおもしろいこと考えてきなよ。私がやった同じことを仕返ししただけでしょ。まあでも、上谷のドス黒い、ドス緑か。このヘドロみたいな感情が心にあるってことだよね。まあお互いそれを出し合って、横浜、ぶっ潰すのみですね。この間の広島で最後、上谷にこのベルトは絶望だった?希望だった?って聞かれました。今度は横浜アリーナで同じことを上谷に私が聞いてみます。私が上谷から必ず白いベルトをはがす」
◆STARSvs大江戸隊 イリミネーションマッチ 30分 | ||
渡辺桃 |
16分20秒 |
向後桃● |
○スターライト・キッド | 葉月 | |
フキゲンです★ | コグマ | |
琉悪夏 | 羽南 | |
吏南 | 飯田沙耶 | |
刀羅ナツコ | 岩谷麻優 |
※退場順
(1)〇フキゲン(7分46秒、エビ固め)コグマ●
(2)〇フキゲン&〇葉月(9分27秒、OTR)吏南●&羽南●
(3)●フキゲン(9分48秒、垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)葉月〇
(4)●琉悪夏(11分10秒、飯田橋)飯田〇
(5)〇桃(12分32秒、ひとでなしドライバー→エビ固め)飯田●
(6)〇岩谷&〇桃(13分50秒、OTR)ナツコ●&葉月●
(7)(14分4秒、OTR)岩谷●&葉月●
大江戸隊の一人残り
STARSの岩谷麻優&葉月&コグマ&羽南&飯田沙耶&向後桃組と大江戸隊の刀羅ナツコ&スターライト・キッド&渡辺桃&琉悪夏&吏南&フキゲンです★組が6対6のイリミネーションマッチで激突。最後に勝ち残るのは、どちらのユニットのどの選手か?
両軍が突進し試合開始、そのまま場外戦に突入する。キッドが向後をリングに入れてボディースラム連発からその場飛びムーンサルト、フットスタンプ。ナツコがヘアーホイップから向後をロープに固定すると大江戸隊がいっせいに攻撃する。ナツコが向後にバックフリップ。向後が返すとナツコはセントーン。ナツコの突進に向後はドロップキック。岩谷がナツコにドロップキック。ナツコの突進をかわしてドロップキック。琉悪夏が入り岩谷を捕獲。しかし岩谷はまとめてアームホイップ。STARSが大江戸隊に顔面ウォッシュで競演。コグマがフキゲンの背中にフットスタンプ。フキゲンが返すと、コグマは串刺しで突進。フキゲンがかわして突進するが、そのたびに足を出されて不機嫌に。コグマが反対に突進するが、かわされて大江戸隊から串刺し攻撃を食らう。ナツコがマットに叩きつけフキゲンがコグマにダイビングセントーン。フキゲンはブレーンバスターの構えも丸め込まれる。フキゲンの突進にSTARSがカット、さらにフェースクラッシャーの競演からコグマがミサイルキック。しかし大江戸隊がカットする。コグマはフキゲンにジャーマン狙い。フキゲンが丸め込むがコグマが反転。さらに反転してフキゲンがコグマを失格させる。吏南が羽南に卍固め、ドロップキック。姉妹のエルボー合戦から吏南が羽南をエプロンに落とす。葉月がカットし吏南をエプロンへ。羽南が吏南とエプロンでやり合う。吏南がピンクデビル狙いもフキゲンが介入、葉月もドロップキックを見舞うと羽南と吏南が転落して失格に。葉月が垂直落下式ブレ―ンバスターでフキゲンを失格させる。10分経過。ナツコと琉悪夏が合体し飯田を攻め込む。飯田が返すと、琉悪夏がフィッシャーマン狙い。飯田が切り返し飯田橋で琉悪夏を退場させる。飯田と桃が打撃戦。飯田がチョップで桃を倒してノーザンの構え。飯田がバックエルボーも桃が返す。飯田の突進をキッドがカット、ナツコがラリアット、桃が飯田にひとでなしドライバーで失格させる。葉月と桃がエルボーの応酬。岩谷と葉月がトラースキックで競演。ナツコが岩谷と葉月をエプロンに送り出すがナツコと桃もエプロンへ。もつれあうなか向後がナツコに619、ナツコ、葉月、岩谷、桃が失格に。キッドと向後がリング上。キッドが619も向後がかわして619を決める。向後がスワンダイブ式ミサイルキック。向後がドロップキックもキッドもお返し。向後のトラースキックからネクターピーチ。しかしキッドの肩が上がる。向後がエルボー連打、しかし大江戸隊がリング下からボックスで殴打しリングに上がって総攻撃。キッドが黒虎天罰を決めると向後から3カウントを奪った。
キッド「史上初、6対6のイリミネーションマッチ、大江戸隊が勝ちました~。は? なになに? なに言ってるか全然わからないなあ。おい、向後桃、オマエは、いま、誰からも勝てやしねえんだわ。あこがれは、やめましょう…って、大谷翔平がWBCの決勝前に言ってたっけなあ! はは。だから、いま、このSLKがはっきりとオマエに教えてやるよ。オマエがSTARSやスターダムの選手たちにあこがれてるうちは、勝てねえってことをな! その小さな脳みそでよく考えろこのボケ!」
◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負 | ||
<王者> |
4分28秒 |
<挑戦者> |
AZM | 鹿島沙希 |
※第22代王者のAZMが11回目の防衛に成功
2・4大阪での浪花ルーレットで勝利した鹿島沙希が指名したのはハイスピード王座だった。王者のAZMは3・4代々木でライバルのスターライト・キッドを退け最多防衛記録を更新、10度の防衛に成功している。そして迎える異色のハイスピード王座戦。AZMと鹿島、ハイスピードの解釈の違いが試合に影響すること必至だ。
鹿島のセコンドには試合を終えたばかりの大江戸隊がつく。鹿島は“ひとりでやる”との意味か、セコンドに一本指を見せて王者の入場を笑顔で待つ。試合前の撮影で、鹿島はベルトの前にロッシー小川EPの帽子を引っぺがす。鹿島が待ったをかけて「タイトルマッチですので秒殺などは一切せず正々堂々」の勝負を宣言、握手を求める。AZMが応じるが起死回生。ギリギリでAZMが返すと王者は泣き顔。AZMが手を引いて丸め込みの応酬へ。ともに譲らず視殺戦。AZMが「どうぞよろしくお願いします」と握手を求める。鹿島は恐る恐る向かっていくとAZMが手を蹴り上げてジャーマン。ダウンの鹿島を上から見下ろすAZM。鹿島が丸め込むが2カウント。AZMが鹿島をかわして場外に送り出すとエプロンからキック。鹿島がキャッチし場外に落とす。鹿島は場外へダイブしAZMをリングに戻す。鹿島はコーナーからダイビングフットスタンプ。「まだ!」と叫ぶとダブルアーム式フェースバスター。AZMが返すと、鹿島は狙いすましてバズソーキック。蹴りのかわし合いからあずみ寿司も2カウント。鹿島が顔面を蹴飛ばしダブルアームの構え。AZMが切り返し丸め込む。鹿島が切り返し起死回生。鹿島が起死回生もAZMが切り返しあずみ寿司。切り返して鹿島が上になるももう一度AZMが上に。3カウントが入りAZMが防衛となった。
AZMのコメント
「トロフィーが壊れた。壊れたけど、11度目の防衛に成功しました! やった! まあ、勝ったんだけど、勝ったんだけど、鹿島沙希の掌の上で転がされてる感じがすごくして、圧勝なんだけど、ちょっと腑に落ちない感じがするかな。またやってあげてもいいよ。そしてなんかツイッターで駿河メイちゃんがチャンピオンじゃない私は興味ないみたいな言い方されたけど、ちゃんとベルト持って帰ってきたから、私とちゃんと(4・23横浜アリーナで)タッグ組んでください」
◆ひめか引退ロード ラスト舞ひめ 30分1本勝負 | ||
朱里 |
15分54秒 |
ひめか● |
○ジュリア | 舞華 |
ひめか引退ロードもいよいよ佳境。現役選手として最後の後楽園大会(5月の後楽園で引退式)は舞華との舞ひめでジュリア&朱里のアリカバと対戦する。4・23横浜アリーナでは舞華とひめかがシングルマッチをおこなうため、舞華&ひめか組でのタッグはこの試合が最後となる。元ゴッデス・オブ・スターダム王者のアリカバはひめかが希望したこのカードにより一夜復活。舞ひめからゴッデス王座を引っぺがしたのがアリカバだった。ひめかはこの試合であのときの悔しさを晴らしたいと言うが…。
試合前ジュリアと朱里が握手をかわしてから舞ひめとの握手が成立。朱里が先発を買って出て舞華と対峙。グラウンドの攻防から舞華が腕十字狙い。タッチをかわし、ジュリアとひめかがリングイン。ロックアップからひめかがロープに追い込みブレイクと見せかけ蹴りを入れる。ジュリアがアームホイップを狙うがひめかが反対に叩きつける。ジュリアが至近距離からドロップキック。朱里が入りジュリアと合体。ジュリアが後ろ、朱里が前からキックを打ち込む。ひめかをコーナーに追い込むとドンナ・デル・モンド、ゴッズアイが入って次々と串刺し攻撃。ジュリアが村山レフェリーをコーナーに振ろうとするが反対に振られてしまう。ひめかがジュリアにショルダータックル。舞華がジュリアに串刺しラリアット、ショルダータックル。ジュリアがブレーンバスターを狙うと朱里が加わる。しかし舞華が朱里の上にジュリアをブレーンバスターで叩きつける。舞華の突進をジュリアが止めて卍固め。舞華はジュリアをコーナーに追い込む。ジュリアが舞華にスイングDDT。朱里が舞華にドロップキック、フロントネックチャンスリードロップ。舞華が朱里にパワースラム。ひめかが朱里にショルダータックル連打。エルボーの打ち合いから、ひめかの連打で朱里がダウン。ひめかは串刺しニーも朱里もやり返す。かわし合いから、ひめかがバックフリップ、朱里がジャーマン。ジュリアが朱里とひめかに串刺しエルボーアタック、ドロップキックの挟み撃ち、ダブルエルボードロップ、ジュリアがSTF。ひめかがエスケープすると、ジュリアがコーナーへ。舞華がカットし雪崩式ブレーンバスターの体勢。ジュリアが切り返すと朱里も介入。ジュリアと朱里が合体し、舞華に雪崩式ダブルアームスープレックス。朱里がコーナーに上がるとひめかがカット、舞華が雪崩式ブレーンバスターをひめかのパワーボム合体を決める。ひめかがジュリアにラリアット。10分経過。ひめかがジュリアにジャンピングニー、JPコースター。ジュリアが返すと、舞華が入ってサンドイッチラリアット、リフトアップしマットに叩きつける。ひめかがジュリアを起こしラリアット。ジュリアがかわしてジャーマン。ひめかがすぐに立ち上がるとジュリアがヘッドバット。ひめかがラリアット連打。ジュリアが返すと、ひめかがライガーボムも朱里がカット。朱里は舞華にコンプリートショット、ひめかにミドルキック連打。ひめかがキャッチしパワーボム。ひめかはジュリアを引き起こしコーナーに追い込むと串刺しラリアット狙い。ジュリアがかわしてバックドロップ。しかし、決めたジュリアが悶絶。ジュリアがニーを連打も2カウント。朱里とジュリアが大蛇を狙う。舞華がカットするがジュリアと朱里がコードブレイカー。ジュリアがひめかにグロリアスドライバー。朱里も舞華に流炎。ひめかが返すと15分経過。ひめかが上になるがジュリアが返す。朱里がトラースキック、ジュリアと大蛇を決める。しかしひめかが返してみせる。ジュリアはノーザンライトボム。3カウントが入りジュリアがひめかをフォールした。
ジュリア「アリカバ、一夜復活、そしてラスト舞ひめ、いかがだったでしょうか? やっぱ、舞ひめってめちゃくちゃ強いよね。そんで、私は今日、このカードひめかが提案してくれて、かなった、朱里と久しぶりにアリカバをみなさまにお見せすることができて、ホントに感謝してる。最後の舞ひめタッグに選んでくれて、ホントにありがとう」
朱里「えっと、なんか、ひめかが引退するって聞いて、なんか全然なんか実感が…ごめんなさい(泣)。実感が湧かなかったんだけど、今日試合をして、終えて、ああ、ホントにひめかは引退しちゃうんだなって。なんか、寂しくなって、なんかちょっともうなにも言えないんだけど、ホントこのカードができてホントにありがとうひめか!」
舞華「ラスト舞ひめ、みなさん、いかがだったでしょうか!? ホントに、ホントに、こんなかけがえのないパートナーとずっと、タッグを組むことができて本当にうれしく思います。ただ、横浜アリーナ、舞ひめ対決あるので、最後まで後悔なくひめか、やり合いましょう」
ひめか「まず、舞華、ジュリア、朱里、出会ってくれてありがとう。そして、DDMがどれだけの人に愛されてたか、今日心から実感できました。引退まで、残り少ないですけど、ケガなく、私らしく突っ走りたいと思います。そしてみなさんも一緒に走っていってください。あしたの代々木…(客席からの「大好き!」の声に)ありがと。大好き(笑)。あしたの代々木、そして23日横浜アリーナ、28日新宿FACE、あと3試合。でも1カ月後、またここ(後楽園)で会いましょう。でかいは強い、でかいは正義、そして、でかいは、かわいー!」
ジュリア「アリーヴェデルチ! せーの」
全員「ありがとー!」
舞華&ひめかのコメント
ひめか「舞ひめラスト。あー…引退まで泣かないって決めてたのに、なんか毎回泣いてない?」
舞華「泣いてる(笑)」
ひめか「このカード提案してから、この日が来てほしいような、来てほしくないような。なにかが自分の中とかお客さんの中で終わってしまう気がして。やっぱり終わるの寂しいね(笑)。でも、まだ3試合あるからね」
舞華「まだまだあるから」
ひめか「ましてアリカバも本当にいまじゃ違うユニットなのに快く引き受けてくれて本当にありがとう。そして、舞華。ずっと隣にいてくれてありがとう。舞華との対戦のときは泣かないよ(笑)」
舞華「おい、ふざけんなよ(笑)。まあね、私も泣いたりとかしまして、ひめかのシングルマッチ。4・23の横浜アリーナまでにはしっかりとひめかを見届ける準備をしっかりやってきました。で、やっとね、私の中では本当にその準備はもう、当の前にできてるので。横アリで舞華、ひめからしい闘いを、そして一番スターダムの中でベストマッチだったと言われるような、後悔のないような試合をしていきたいと思います」
ひめか「最後まで、よろしく。フフ。まだ明日あるから」
舞華「明日もあるしね。それまで私はひめかの隣をずっといっしょに歩いていきます」
ジュリア&朱里のコメント
ジュリア「終わりました!アリカバ、一夜復活、ひめか、舞ひめラストマッチ。いや、終わってしまいました」
朱里「終わっちゃったね」
ジュリア「ありがとうございました。朱里さん」
朱里「ありがとう。ひめかの引退が決まらなかったらアリカバで組むこともなかったと思うし、久しぶりに組めてすごくうれしかった。それもひめかのおかげだと思うし、自分が抜けて3人と離れて、この4人で試合ができるなんて思ってなかったの。だから、すごくきょうそれが実現できてうれしかった。本当にありがとう。ひめかも本当にありがとう」
ジュリア「ひめかが引退しちゃうっていう実感が本当にずっとなくて」
朱里「なかった」
ジュリア「本当にいざこうやってやると、言葉が出ないっすね」
朱里「終わった後にすごくきちゃって。ちょっとやばい。また泣いちゃうけど」
ジュリア「でもね、引退するけどまた会えるし。ちょいちょい会場にも来てもらって。会えなくなるわけじゃないから。ただ、このリングから、この女子プロレスから一人のひめかっていうかわいい、でかくて強い、かわいい選手がいなくなっちゃうっていうのは、寂しいですね。でも、私たちもこれで止まってるわけにはいかないんで、まあ横アリに向けて」
朱里「お互いね」
ジュリア「はい。やってやりましょう」
朱里「やってやろう。最後にアリカバの締め、やりましょう」
ジュリア「はい、いきますよ。フォルツァ!」
朱里「パソ!」
ジュリア&朱里「アリカバ!」
ジュリア「アリベデルチ」
朱里「サラマポ」
ジュリア「またな!」