『プロレスバー ナダレシキPresents STARDOM in TOYAMA〜スターダム富山大会〜』
5月21日(日)富山産業展示館 テクノホール西館(観衆652人)
試合結果
◆4WAYバトル 15分1本勝負 | ||
壮麗亜美 |
6分0秒 |
さくらあや |
※もう二人は飯田沙耶、HANAKO
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
朱里 |
7分18秒 |
琉悪夏 |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
8分17秒 |
ジェシー● |
○鈴季すず | マライア・メイ |
◆8人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
桜井まい |
11分13秒 |
渡辺桃 |
○テクラ | スターライト・キッド | |
舞華 | 鹿島沙希● | |
ジュリア | 刀羅ナツコ |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
水森由菜 |
11分19秒 |
ジーナ |
なつぽい | 月山和香● | |
○中野たむ | 白川未奈 |
◆8人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
レディ・C |
19分17秒 |
葉月 |
○上谷沙弥 | コグマ● | |
AZM | 羽南 | |
林下詩美 | 岩谷麻優 |
試合詳細レポート
◆4WAYバトル 15分1本勝負 | ||
壮麗亜美 |
6分0秒 |
さくらあや |
※もう二人は飯田沙耶、HANAKO
壮麗亜美vsHANAKOvsさくらあやの3WAYマッチが天咲光由の欠場により、壮麗亜美vs飯田沙耶vsHANAKOvsさくらあやの4WAYマッチに変更。パワーファイターの飯田が入ることでどんな化学反応が起こるのか? 自力勝利のないHANAKOとさくらは初勝利を取りにいく。
試合が始まり、壮麗とHANAKOが手を挙げて挑発、飯田が「さくら、このデカぶつ倒すぞ」と呼びかけ共闘。しかしさくらが吹っ飛ばされ、3人でショルダーをぶつけ合う。壮麗、HANAKOが次々に飯田にショルダーをぶつけていく。飯田は2人にチョップの連打。しかし突進したところでショルダータックルを2人から食らう。すると壮麗とHANAKOがショルダータックル合戦。壮麗が打ち勝つとさくらがカムバックしドロップキックの連打。壮麗が受けて立ち仁王立ち。さくらは飯田とアイコンタクト、ダブルでのドロップキックを壮麗に食らわす。飯田とさくらが打撃の打ち合い。壮麗がまとめてラリアットを食らわすとHANAKOが飯田にビッグブーツ。壮麗とHANAKOはブレーンバスターで競演、さくらと飯田をマットに叩きつける。さらに2人を担ぎ上げるが飯田がHANAKOを丸め込む。その上に壮麗がさくらを投げつける。飯田がHANAKOを丸め込むも2カウント。飯田はバックエルボーから突進もHANAKOのビッグブーツを食らう。飯田がやり返すと、壮麗がさくらにラリアット。壮麗が飯田をラリアットでリング下に落とす。背後からさくらが壮麗を丸め込む。さくらは壮麗にハイキック。さくらの突進に壮麗がラリアット、さくらが返すと、壮麗はブルーサンダー。さくらが返せず壮麗が3カウントを奪った。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
朱里 |
7分18秒 |
琉悪夏 |
朱里と琉悪夏がシングルマッチで激突。珍しい一騎打ちで琉悪夏が元ワールド・オブ・スターダム王者にどこまで肉薄するか。高橋奈七永とのパッション注入マッチ後だけに、琉悪夏の成長ぶりがうかがえそうだ。
琉悪夏が両手を差し出し「お願いします!」と握手を求める。朱里が疑いながらも両手で握手をかわす。すると直後に案の定、琉悪夏が襲い掛かり「バカだな!」と挑発。琉悪夏はラリアット、朱里が走るとリング下から桃が足を引きセコンドの大江戸隊がいっせいに攻撃、琉悪夏がボックスで脳天を殴打する。琉悪夏は朱里を鉄柱に叩きつけリングに戻すと「どうした?」と頭を蹴飛ばしていく。朱里が立ち上がりエルボーの打ち合いへ。琉悪夏がコンプリートショットからセントーン。朱里が返すと琉悪夏はフェースロックを決める。朱里がエスケープすると、琉悪夏がクロスボディー。フィッシャーマン狙いは朱里が切り返しフロントネックチャンスリーからヒザ十字固め。琉悪夏がエスケープすると、朱里をかわして串刺しラリアットの連打。リバーススプラッシュも決めるが朱里が返す。琉悪夏はコーナーに上がるが朱里が追いつき下からエルボーの連打、雪崩式ブレーンバスター、サッカーボールキック連打。返した琉悪夏に朱里はアキレス腱固め。琉悪夏がエスケープすると朱里はヒザへのストンピング連打。朱里の突進に琉悪夏がラリアット、フィッシャーマンバスター。コーナーに上がると冷凍庫爆弾。しかし朱里がかわしてニーアタック。琉悪夏が返すとエルボー連打。朱里の突進を止めネックハンギングボム。琉悪夏の突進に朱里がハイキック。琉悪夏が返すと朱里は白虎へ。琉悪夏がギブアップし朱里の勝利となった。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
8分17秒 |
ジェシー● |
○鈴季すず | マライア・メイ |
このところタッグを組む機会の多い鈴季すず&星来芽依組がクラブビーナスのマライア・メイ&ジェシー組と対戦。スターダムに参戦するようになってから2人だけのタッグではいまだ一敗のみという鈴季&星来組が、大型外国人コンビを相手にどう闘うか?
ジェシーと鈴季が先発。ロックアップで組み合い力比べ。お互いに突進をかわし合い視殺戦。マライアと星来が対峙。マライアがマライア・メイを自己紹介。すると星来芽依が自己紹介。メイつながりでどちらが一番か口論に。マライアは星来を「ニセモノ」扱い。ロープワークに移行しどちらもマットに寝そべってポーズ。マライアがコーナーに振ると星来がかわす。ジェシーがエプロンから妨害し星来の動きを止める。すると鈴季が乱入しロープワークで合体、マライアを攻め込む。マライアが星来を旋回させてバックブリーカー。ジェシーが星来にボディースラムし片ヒザでカバー。返した星来にジェシーは足をロック。マライアは鈴季にカットさせず。マライアが星来に「メッチャカワイイ」と挑発。星来が「なめんな」と向かっていきカウンターでドロップキック。鈴季がマライアの背後からニーアタック連打。ジェシーが乱入しマライアと合体クローズライン。鈴季がかいくぐり2人の背中にニーアタック。マライアが鈴季をコーナーに乗せて下からハイキック、雪崩式フランケン、ミサイルキック。ジェシーが鈴季へ串刺しボディーアタック、串刺しエルボー、ニーアタック。鈴季が返すと、星来にタッチをさせずに鈴季を捕獲、マライアのミサイルキックを呼び込む。ジェシーが鈴季を後方に投げつけるが星来がカット。鈴季がバックを取ると星来がネックブリーカーで援護し鈴季がトラースキック。鈴季がフィニッシュを宣言しジャーマン狙い。ジェシーが切り返すが鈴季がエルボー、ジェシーがトラースキック。鈴季がテキーラショットで叩きつけると3カウントが入った。
◆8人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
桜井まい |
11分13秒 |
渡辺桃 |
○テクラ | スターライト・キッド | |
舞華 | 鹿島沙希● | |
ジュリア | 刀羅ナツコ |
ジュリア&舞華&桜井まい&テクラ組のドンナ・デル・モンドと刀羅ナツコ&鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃組の大江戸隊が8人タッグマッチで全面対決。5・27大田区でのアーティスト・オブ・スターダム王座挑戦を控えるジュリア&桜井&テクラ組には前日の三条大会に引き続き勢いをつけたい闘いだ。
最後にジュリアがコールされたところで大江戸隊がDDMを襲撃、場外戦となる。リングに戻ると大江戸隊が桜井を集中攻撃。キッドは「今日もしゃべんのか?」と挑発しながらストンピング連打。桜井がやり返そうとするとキッドが張り手。桜井がキッドをコーナーに追い込み突進。キッドがかわすが桜井がミサイルキック。舞華がキッドへ串刺しラリアット連打。ナツコが乱入し舞華を捕まえる。しかしジュリアと舞華が合体しナツコにダブルのドロップキック。舞華とジュリアが合体のネックブリーカー。舞華がキッドにコルバタをさせずボディースラム狙い。キッドが丸め込みから619、その場飛びムーンサルトプレス。桃が舞華にミドルキックの乱れ打ち。舞華が桃へブレーンバスター。桃が舞華をコーナーに追い込むとナツコがキャノンボール、桃が蒼魔刀。舞華がローリングラリアットをぶち込み両者ダウン状態。テクラと鹿島が蹴りのかわし合い。テクラが鹿島に突進すると鹿島がかわして大江戸隊が次々と串刺し攻撃。桃がテクラに裏投げ、鹿島がダイビングフットスタンプ。鹿島がテクラにダブルアームの構え。背後からジュリアと桜井がバックドロップでカット、ジュリアとテクラでエルボーの挟み撃ち。鹿島が返すとテクラがバズソーキック。鹿島がかわすと突進にビッグブーツ、テクラがカウンターでエルボー、スピア。しかし大江戸隊のカットが間に合う。テクラは毒グモデスドロップ狙いも鹿島が起死回生。ジュリアがカットに成功。乱戦からキッドと桃が合体で舞華狙いも桜井がドロップキックで分断。テクラが鹿島にバズソーキック。鹿島が返すと舞華がロープに乗せてジュリアと桜井でミサイルキックの挟み撃ち。テクラが毒グモデスドロップを決めると鹿島が返せず決着がついた。
桜井「富山大会にお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! 崇高なるDDMがおマナーの悪い大江戸隊、いや、お庶民隊を征伐して差し上げましたわ。そしていよいよ来週はアーティストに挑戦します。またここへくるときはベルト姿を披露して差し上げますわ! そして、これからわたくしたちはお高級な海鮮料理を食べに行きますが、庶民はプロレスバーナダレシキで庶民代表きときとロックンローラー、トラの歌で我慢しなさい。それじゃ、ごめんあそばっせ!」
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
水森由菜 |
11分19秒 |
ジーナ |
なつぽい | 月山和香● | |
○中野たむ | 白川未奈 |
中野たむ&なつぽいのコズミックエンジェルズに水森由菜が合流。前日の三条大会に続いてのトリオで白川未奈&月山和香&ジーナ組のコズミックエンジェルズと対戦する。5・27大田区で赤白のベルトを懸けて対戦する中野と白川には最後の前哨戦だ。
中野と白川が視殺戦。白川が髪をつかむと月山が割って入る。水森がジーナを指名し、試合がスタート。バックの取り合いから水森が投げを打つ。ジーナのラリアットをかわし水森がジーナの両手を挙げてトロピカルポーズ。ともにショルダーをぶつけ合い水森が打ち勝つ。水森の突進をジーナが捕まえ旋回してマットに叩きつける。クラブビーナスが合体しトリオでドロップキック。水森が返すと、ジーナが逆水平連打、ボディースラム。コーナーに追い込まれた水森がダイビングショルダータックル。なつぽいがジーナへドロップキックの連打、コーナーに上がると月山がカットしジーナが担ぎ上げる。なつぽいが切り返すと月山、ジーナをコーナーに追い込み串刺しドロップキック。ジーナがなつぽいに逆水平連打、ダブルアームスープレックス。タッチを受けた白川が控えの中野に向かっていく。中野がかわすと白川はなつぽいにドロップキック。DDT狙いをなつぽいがかわすと中野が加わりドロップキック、ネックブリーカーの競演。中野が入り、白川にニーアタック。白川がかわしキックのかわし合い。中野が顔面を蹴り上げるが白川が張り手を連打し側頭部にキック。エプロンに出すと白川がDDT狙い。中野が切り返しブレーンバスター狙い。白川がこらえてエプロンにバックドロップ。白川はリング下で中野を攻撃。中野がエプロンに額を叩きつけリング下でブレーンバスター。両者ダウン状態から中野が先に生還。白川も戻り、張り手が交錯。タッチを受けた月山が中野にヒップアタック、ミサイルキック。極楽ドン狙いは中野がこらえるがジーナがエプロン越しに回転エビ固め、月山が極楽ドンを決める。月山が中野をコーナーに追い込み極楽ドン狙い。なつぽいと水森がカットしコズエンが合体攻撃、白川とジーナがカットも、なつぽいと水森が打撃で場外に送り出す。メルティアと水森が同時に場外ダイブ。中野が月山にバイオレットシューティング。月山が返すと、中野はタイガーの構え。月山がこらえると白川がローリングエルボー、月山がオースイ。10分経過。コズエンがトリオでカカト落とし。3人を寝かせて水森がメルティアと合体ボディープレス。中野が月山にダイビングニーアタック。ギリギリで月山が返すと中野はタイガー・スープレックス。3カウントが入り、中野が月山を破った。試合後、中野が赤いベルトを白川に誇示。白川も白いベルトを肩にかけ立ち上がる。白川が張り手から蹴りをぶち込み、中野が髪をつかんで睨み合い。
◆8人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
レディ・C |
19分17秒 |
葉月 |
○上谷沙弥 | コグマ● | |
AZM | 羽南 | |
林下詩美 | 岩谷麻優 |
当初は林下詩美&上谷沙弥&AZM&レディ・C&天咲光由組と岩谷麻優&葉月&コグマ&羽南&飯田沙耶組による10人タッグマッチが発表されていたが、天咲が前日の三条大会に引き続き今大会も欠場。クイーンズクエストvsSTARSの闘いには変わりないが、林下詩美&上谷沙弥&AZM&レディ・C組vs岩谷麻優&葉月&コグマ&羽南組に変更となった。5・4福岡大会のバックステージで口論、前日の三条ではチームワークに異変が見られた詩美&上谷のアフロディーテには、この試合での修復が求められるが…。
コグマが「今日クマやりたい人?」と募集を懸ける。誰も応じないともう一度募る。するとコグマはレディを指名。QQのメンバーがいっせいにリングを下りてレディを先発させる。ゴングが打ち鳴らされるとコグマがクマポーズでレディに接近。レディはやると見せかけコグマを攻撃もフットスタンプを食らう。レディが返して逆水平連打。STARSが合体しレディを集中攻撃、4方向からドロップキックを放つ。レディが返すと、羽南が串刺しエルボーアタック。レディが返すが羽南が連続で押さえ込み。葉月がレディに顔面ウォッシュ。岩谷がレディにサッカーボールキック、ワキ固めからキャメルクラッチ。そこに葉月がドロップキック。コグマがレディにキャメルクラッチから強制クマポーズで頭頂部をグリグリ。羽南が入るとレディがエルボー連打。羽南がやり返し一発で倒す。羽南の突進にレディはビッグブーツの連打。詩美が羽南に向かっていくとコグマが乱入。詩美は2人をコーナーに追い込み、串刺しエルボーアタック、ドロップキック。羽南が返すと、詩美はアルゼンチン狙い。羽南が切り返し、ボディーアタック。岩谷が詩美へドロップキック連打。詩美とAZMが合体し岩谷を攻撃、詩美がラリアット。岩谷が返すと詩美はアルゼンチン。羽南がカットし詩美に払い腰、岩谷と羽南が詩美をマットに叩きつけ、岩谷がダイビングフットスタンプ。岩谷が詩美のバックを取るがラリアットを食らう。詩美はもう一発狙うが岩谷がトラースキック。詩美と岩谷がジャーマンをやり合う。AZMと葉月がロープワークの攻防、葉月がAZMにニーアタックで援護し葉月がコードブレイカー、フェースロック。AZMがエスケープすると、葉月はフルネルソンの構え。AZMが切り返しミスティカ式ワキ固めでギブアップを迫る。葉月が抜け出し突進も詩美がアルゼンチンで担ぎ上げレディのネックブリーカーと合体、AZMがダイビングフットスタンプを決めるが2カウント。AZMと葉月が先の読み合い、ハイキックが交錯し両者ダウン。上谷とコグマがリングインしエルボー合戦。コグマがサイドからドロップキック、腹部を踏みつけフットスタンプ。上谷が返すと、カウンターでドロップキック。コーナー上の上谷にコグマがフェースクラッシャー。レディと詩美が合体もコグマが場外エスケープ。葉月と岩谷がQQを場外に送り出しダブルのトペを放つ。STARSが上谷をリングに戻し合体フェースクラッシャー。コグマがコーナーからミサイルキック。しかし上谷が返してみせる。15分経過。コグマがバックを取るが上谷が切り返す。コグマも切り返し背後からスリーパー。コグマがフィニッシュを宣言しコーナーに上がる。レディがビッグブーツでカットしコグマをリング下に落とす。STARSをリング下に追いやり上谷がスワンダイブ式プランチャ。QQはコグマを戻して4人でドロップキック。上谷がコグマを叩きつけるがSTARSがカット。上谷がフィニッシュを宣言してコグマにスタークラッシャー狙い。コグマが切り返すと上谷が二段蹴り、スピンキック連打。しかしコグマが返してみせる。上谷は再度フィニッシュを宣言し、スタークラッシャーへ。コグマが切り返して丸め込むがカットされる。QQがコーナー上のSTARSを転落させると詩美と上谷がブレーンバスターの構え、AZMのダイビングフットスタンプと合体、そして上谷が旋回式スタークラッシャー。3カウントが入り上谷がコグマをフォールした。
試合後、鈴季すずと舞華がリングへ。
鈴季「詩美、上谷、そして舞華。あのさあ、スターダムってもっと新陳代謝してると思ったらよお、全然してねえじゃねえか! オマエらさ、そんなんでいいの? 上のヤツらが抜けるの待ってるの? そんなんでこの世代が最前線歩けると思ってるのかって聞いてんだよ!? 舞華、オマエも関わってるんだろ」
舞華「あたりめえだろ。そんなことわかってんだよ。とくにそこの2人(詩美&上谷)、なんかしょうもないことやってるみたいだけど、そんなことやってる暇ないんじゃないの? 私らで、上の世代ぶっ潰そうよ。わかってるの?」
鈴季「おい、岩谷麻優。帰った? 岩谷麻優、そして朱里、そして中野たむ、そしてジュリア、全員リングに上がってこいよ! オマエらのそのでけえツラ見るの飽きたんだよ。これからはこっちの時代、オマエらの時代はもう終わり」
朱里「呼んでくれてありがとうございます。えっと、対戦をしたいっていうことでいいのかしら? おもしろいこと言うねえ。そういう発言、大歓迎。みなさんどうですか、見たいですよねえ。いいじゃん、4対4? いいんじゃないの? おもしろそうなんじゃないの? やろうよ、どう? どう? どう?」
ジュリア「えっと、全然いいんだけど、世代闘争ってやつですか? 詩美、上谷はさあ、2人はそこの世代に括られていいの? 違うよね。ここにいる人たちは、アナタたちが想像もできないような修羅場を経験していまがあるの。その重みをしっかり教えてあげる」
朱里「じゃあ、写真撮ろう、写真。並んで!」
4対4で並んで写真を撮る。「アリベデルチ、またな」とジュリアが退場すると岩谷、朱里、中野も退場。つづいて鈴季と舞華もリングを下りる。
上谷「正直、上とか下とか好きじゃないけど、おもしろい闘いができるんじゃないかなって。ふだん私たちはライバル同士だけどこうやって組むことによって、お互い刺激にもなるから、みなさん熱い闘いを見届けてください」
するとHANAKOとさくらがリングへ。
HANAKO「ウチらも言いたいことあんねん」
さくら「レディさん、桜井さん、月山! 出てこい!」
月山「おかしいだろ!」
レディ「貴婦人、呼ばれてるぞ」
さくら「アンタら、ちょっと先輩やからってウザい」
桜井「おだまり、庶民が!」
月山「おい、さくら、HANAKO!」
HANAKO「月山は、黙ってろ!」
月山「ひとつだけ。ひとつだけ、じゃあ。私はな、高橋奈七永に勝った女なんだよ」
さくら「そんならウチらも世代闘争や!」
月山「いいよ、やってやるよ!」
さくら「やるよ!」
月山「2対3な。いいよ、オマエらぶっ潰すの楽しみにしてるから」
月山がリングを下りると、さくらが追いかけ乱闘に。
上谷「とにかく、みなさん、世代闘争どんな化学反応が起きるのか、楽しみにしててください! 本日もご来場ありがとうございました。いまを信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ、Bow down to the queens!」
クイーンズクエストのコメント
上谷「ユニットの垣根を超えた世代闘争、朱里、ジュリア、麻優、たむvs舞華、すず、詩美、そして私。まあね、上の世代とか下の世代とか上下、正直好きじゃない。でもやって刺激的なヤツらってことには変わりがないと私は思ってる。そしてお客さんもこのカード見たいんじゃないかな。ふだんライバル同士だけど組むことによって新しい化学反応が起きる。新しい未来が見えると思ってるんで私は楽しみに、このカードしています」
レディ「私もまさかのデビュー戦を一緒に過ごしたHANAKO、その同期のさくらが突っかかってくるとは思ってなかったので、ちょっとビックリしてるんですけども、新しい世代がすくすくとこうやって育っていくのはいいことだと思うので、負けられません。同期の月山、桜井と組むの楽しみにしてます」
詩美「なんか舞華とかすずはあんなこと言ってたけど、私はその世代に括られたら一緒にされたら困る。私だって、みんなにはわからないような修羅場だって超えてきたし、ただ、アイツらにあの4人にデカい顔をさせたくないというのは、それは私も同じだから、今回の試合でしっかりと私の存在、コイツらと一緒じゃないってところを見せてやりたいと思います」
AZMはコメントせずに退席。