『FIBREPLEX presents NEW BLOOD 9』
6月2日(金)品川インターシティホール(観衆306人)
試合結果
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○壮麗亜美 |
11分43秒 |
さくらあや● |
MIRAI | HANAKO |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○羽南 |
11分20秒 |
狐珀 |
飯田沙耶 | 琉悪夏● |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○尾﨑妹加 |
10分55秒 |
セクシー・ダイナマイト・プリンセス |
ラム会長 | 月山和香● |
◆パッション注入マッチ 15分1本勝負 | ||
高橋奈七永 |
14分21秒 |
桜井まい |
◆超新星五番勝負〜THE FINAL〜 15分1本勝負 | ||
AZM |
13分46秒 |
天咲光由 |
◆NEW BLOODタッグ選手権試合 20分1本勝負 | ||
<王者組> |
13分41秒 |
<挑戦者組> |
KARMA | 稲葉あずさ | |
○スターライト・キッド | 稲葉ともか● |
※初代王者のスターライト・キッド&KARMAが2度目の防衛に成功
◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負 | ||
吏南 |
11分52秒 |
レディ・C |
※第10代王者の吏南が初防衛に成功
試合詳細レポート
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○壮麗亜美 |
11分43秒 |
さくらあや● |
MIRAI | HANAKO |
3・25NEW BLOODプレミアムでデビューしたHANAKOとさくらあやが新人タッグで現ゴッデス・オブ・スターダム王者のMIRAI&壮麗亜美組に挑む。王者組はMIRAIがシンデレラ・トーナメント覇者&白いベルト次期挑戦者で、壮麗は前フューチャー・オブ・スターダム王者。シングルでも実績のあるタッグ王者組に新人2人がいかにして闘うか。
さくらが先発に名乗りを挙げMIRAIと対峙。さくらがエルボーとローキックの連打で奇襲を仕掛けMIRAIが受けて立つ。MIRAIがタッチを求めようとするとさくらが阻止してローから突進。MIRAIがエルボーで倒しサーフボードストレッチ。壮麗が引き継ぎ、さくらを締め上げる。MIRAIも継続し、さくらを離さない。そこに壮麗が入り逆水平連打。HANAKOが入ってくるが壮麗が場外に落としてみせる。さくらが反転もMIRAIがすぐに元に戻す。さくらが反転し締め上げるとHANAKOが顔面へビッグブーツ。しかしMIRAIはさくらにタッチをさせず。MIRAIの突進にさくらがミドルキック。HANAKOがショルダータックルをMIRAIに連発しアルゼンチン。壮麗が乱入もHANAKOは2人まとめてコーナーに追い詰め串刺しボディーアタック。HANAKOのビッグブーツをMIRAIがキャッチし顔面をマットに叩きつける。壮麗がHANAKOに逆水平の連打。HANAKOはショルダータックルで壮麗を吹っ飛ばすとブレーンバスターの構え。壮麗がこらえるもHANAKOが叩きつけてみせる。さくらが壮麗にドロップキック連打、壮麗が跳ねのけブレーンバスターを狙う。しかしさくらが切り返しスリーパー。壮麗がコーナーに押し込み突進。さくらがかわしドロップキックを連発。さくらがスリーパーで締め上げるが壮麗がロープへ逃れる。さくらは後方からドロップキック、HANAKOがダブルニーで援護し、さくらが三角絞め。しかしMIRAIがカットに入る。さくらの突進に壮麗がショルダータックル、逆エビ固め。壮麗とMIRAIが合体もさくらが逃れてHANAKOがクロスボディー。さくらが壮麗にキックの連打。ハイキックでダウンの壮麗だがMIRAIのカットが間に合う。10分経過。MIRAIと壮麗がさくらを前方に叩きつけるがHANAKOがカット。壮麗がさくらをサイドに落とすが、さくらが丸め込む。さくらと壮麗が突進し壮麗のラリアットがヒット。さくらが返すと壮麗は逆エビ固め。さくらがギブアップし壮麗の勝利となった。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○羽南 |
11分20秒 |
狐珀 |
飯田沙耶 | 琉悪夏● |
waveの狐伯が初参戦、大江戸隊の琉悪夏と組んでSTARSの飯田沙耶&羽南組と対戦する。かねてから狐伯のことは意識していたという飯田。この初遭遇から何が生まれるか、注目の一戦だ。
飯田と狐伯が先発でスタート。探り合いから狐伯が飯田より身長が高いと仕草でアピール。手四つでの力比べで飯田が上になる、狐伯が反転しヘッドロック。バックの取り合いから狐伯がストンピング、サードロープに手足をロックしスライディングキック。狐伯の突進に飯田はショルダータックル。羽南を呼び込みSTARSが連係攻撃。羽南がダッシュするとリング下から琉悪夏が足を引いて妨害。狐伯が羽南にヘアーホイップ、コーナーに追い詰め顔面を踏みつける。狐伯はロープに振ってドロップキック。琉悪夏が羽南にショルダータックル、ロープに固定すると狐伯も加わる。狐伯が突進するが羽南が払い腰。飯田が逆水平の連打を狐伯に浴びせる。すると琉悪夏が乱入し狐伯とクローズライン。飯田がカットし狐伯にジャンピングチョップ、バックエルボー。狐伯が返すと、飯田とエルボーを打ち合う。狐伯がDDTからドロップキック、串刺しドロップキック。飯田がノーザンライトも1カウント。狐伯がDDTからノーザンライト。飯田が返すと、替わった琉悪夏がクロスボディー。飯田が琉悪夏に飯田ロケット。羽南が琉悪夏にダイビングボディーアタック。ダブルリストの構えは琉悪夏がカット。飯田と羽南がバックエルボーの競演。羽南が琉悪夏にダブルリストアームサルト。狐伯がドロップキックで援護し琉悪夏が羽南にフィッシャーマンバスター。返した羽南が琉悪夏とエルボーの打ち合い。羽南が腕十字に入ると狐伯がカット。10分経過。狐伯が2人まとめてドロップキック。狐伯が羽南にブレーンバスター、琉悪夏がリバーススプラッシュ。しかし羽南が肩を上げる。琉悪夏がネックハンギングボムを狙うが羽南が丸め込むと3カウントが入った。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○尾﨑妹加 |
10分55秒 |
セクシー・ダイナマイト・プリンセス |
ラム会長 | 月山和香● |
月山和香と謎のセクシー・ダイナマイト・プリンセスがレベルアンドエネミーのラム会長&尾﨑妹加組と対戦。月山とラム会長の果てしなき抗争、迷惑がるラム会長をよそに、月山はコズミックエンジェルズからクラブビーナスへと立場を変えてこの闘いに挑む。
セクシーがセクシーポーズを披露すると、ラムがつられてポーズを決める。試合はセクシーとラムでスタート。セクシーが腰を振り「これがセクシースタイル」とアピールするとラムが倒れてしまう。ラムはマットを這いつくばり尾﨑にタッチ。セクシーは尾崎にもセクシーポーズを披露。尾﨑が胸を強調するとセクシーが倒れ込む。ショックを受けたセクシーはたまらず月山にタッチを求める。月山が尾﨑にエルボー連打で向かっていくがショルダータックルで吹っ飛ばされる。レネミーが次々と串刺し攻撃。レネミーが自軍コーナーで月山を捕獲。月山が尾﨑にエルボー連打で向かっていく。尾﨑が月山に「こんなセクシーごっこするためにクラブビーナスに入ったのか?」と挑発。ラムが月山に突進するとクロスボディーを食らう。セクシーがラムをコーナーに追い込み突進。尾﨑が止めるがセクシーは2人をコーナーに追い込みブロンコバスターとヒップアタックの餌食に。セクシーのわき腹にラムがドロップキック。尾﨑がエルボードロップ、セントーンで続く。セクシーが逆水平連打を尾﨑に浴びせる。月山がドロップキックでセクシーを援護、セクシーの胸の谷間に尾﨑の顔をうずめていく。セクシーと月山が勝手に勝ち名乗り。セクシーが「オッパイバスター」をアピールすると尾﨑が反転してブレーンバスター。セクシーが月山にタッチ、月山は尾崎にドロップキック、ヒップアタック。セクシーを呼び込みヒップアタックの挟み撃ち。月山は極楽ドンを狙うが尾﨑がこらえてエルボーの応酬にもっていく。尾﨑が至近距離からラリアット。月山が極楽ドンを決めるが2カウント。月山がコーナーから極楽ドンを狙うがラムがカットしダブルのデッドリードライブ、合体ボディープレス。尾﨑がアルゼンチンで担ぎ締め上げる。月山が丸め込みからオースイスープレックス。尾﨑がカウンターでラリアットを決めるが月山が返し10分経過。尾﨑がマイカバスターを決めると月山が返せず3カウントが入った。
◆パッション注入マッチ 15分1本勝負 | ||
高橋奈七永 |
14分21秒 |
桜井まい |
“貴婦人”桜井まいの志願から高橋奈七永とのパッション注入マッチが実現。「女子プロレス界の人間国宝」と言われる奈七永だが、桜井からすれば「庶民レジェンド」。その上から目線がどこまでもつか。奈七永の怒りを買うことは確実だが…。
ゴングと同時に桜井が突進しエルボー連打。奈七永がやり返そうとするが桜井が連打を続ける。桜井の突進に奈七永が足を出す。止めた桜井がビッグブーツを浴びせ腹部にストンピング、片足でカバーし奈七永を庶民呼ばわり。奈七永が怒って「なにが貴婦人だ」と髪をつかんでヘアーホイップ。奈七永は桜井にエルボードロップ、フェースロック。桜井が切り返しヘッドロック。奈七永が切り返して腕へのインディアンデスロックから腕固め、同時に足も決めにかかる。奈七永はインディアンデスロックも桜井がロープへ。奈七永は中央にもっていき右脚にエルボードロップ、ヒザ十字固め。桜井がエスケープすると奈七永は右脚を何度も蹴り上げる。桜井の顔面に何度もストンピングを見舞い「こいよ!」と挑発。桜井が突進するが奈七永がショルダータックル。桜井ビッグブーツで奈七永を倒し顔面へもう一発、ロープにかけても顔面へのビッグブーツを連打。ロープ越しのスタナーを決めた桜井だが後方から奈七永が蹴りを入れ花道に連行。奈七永は「なにが貴婦人だ」と仁王立ち。桜井がエルボー連打で向かっていくが奈七永が一発で倒しカナディアンの体勢。桜井が切り返し張り手からエルボー連打。桜井は花道を走って顔面へドロップキック。桜井は客席へ向かいブレーンバスターの構え。しかし奈七永が反対に場外でのブレーンバスターを決める。奈七永は桜井をリングに戻し、バックドロップ。桜井が返すと、奈七永は逆片エビ固め。10分経過。奈七永がロープでエルボー連打、ラリアット。桜井が立ち上がると走らせずにビッグブーツ、スタンディングギロチン、ビッグブーツ連打、ドロップキック。返した奈七永に桜井はダイビングエルボードロップ。奈七永が返すと、桜井はもう一度コーナーに上がる。奈七永が立ち上がり張り手。桜井のエルボー連打を奈七永が受けて立ち、「アホか!」と雪崩式ブレーンバスター。奈七永が冷蔵庫爆弾投下も桜井がかわして十字固め。奈七永が返してラリアット。桜井が立ち上がりビッグブーツ、エルボー連打。残り2分。奈七永の突進に桜井がビッグブーツ。返した奈七永がアックスギロチン、ラリアット。しかし桜井が返してみせる。残り1分。奈七永がクインビーボムを決めると3カウントが入った。
奈七永「まずは、この台風のなかパッション注入マッチを見に来てくれて、ありがとうございました! パッション!パッション! ありがとう。桜井! おパッション注入マッチは、いかがでしたか? なかなか骨のある貴婦人じゃないか。今日はなんの遠慮もなくいかせてもらった。そんなアナタにこのパッションタオルをプレゼントしよう」
「庶民がうつるじゃない!」と桜井が拒否。
奈七永「なんだよ!」
桜井「高橋奈七永、いえ、庶民レジェンド! わたくし貴婦人から勝つなんて生意気だわ! でも、わたくしから勝ったということは、庶民レジェンドとして認めてあげますわ! わたくしから勝ったということ、あと、おパッション注入マッチしてくれた感謝の意味も込めてこんどの富士そばさんが新発売するカレー丼。わたくしと一番初めに一緒に食べに行ってもよろしくてよ」
桜井がパッションタオルを踏んでしまい奈七永が怒る。
桜井「ごめんあそばせ」
奈七永が退場。
桜井「今日は台風のなか、この品川にお越しくださった庶民のみなさま、ごきげんよう!今日は、富士そば品川店、21時から23時にご来店してくださった庶民のみなさま全員に揚げ玉トッピングが無料になりました! これもすべて、わたくし貴婦人さまのおかげですわよ! もっと感謝なさい。それでは、ごめんあそばっせ!」
◆超新星五番勝負〜THE FINAL〜 15分1本勝負 | ||
AZM |
13分46秒 |
天咲光由 |
天咲光由五番勝負の最終戦は天咲の指名からAZMに決定。AZMとはおなじクイーンズクエストのメンバーであり、タッグパートナーでもある。天咲は指名理由を「一緒に闘っていく相手として、自分がAZMさんにふさわしいと思われるような人間だと思ってもらうため」と話している。これまでの五番勝負で得られたものをAZMにぶつけ、有終の美を飾り今後につなげることができるのか。
天咲が握手を求めるとAZMが蹴飛ばす。天咲が殴りかかるとAZMが手を広げて受けて立つ。AZMはドロップキックをかわしてドロップキック、天咲を場外に送り出しエプロンからミドルキック。天咲が戻るとAZMがサッカーボールキック、ロープに追い込みミドルキックを連打する。コーナーに追い込むと串刺しドロップキック。天咲が返すとAZMは「終わりか!」「(五番勝負の)最後だぞ!」と挑発しながら蹴り上げる。天咲がエルボー連打もAZMがコーナーで受けて立つ。レフェリーが分けるとAZMがエルボー連打をやり返しダウンさせる。AZMは「終わりか!」「こいよ!」と挑発。天咲がマウントを取りエルボー連打。天咲がストンピング連打。AZMがテイクダウンさせるが天咲が反転しマウントエルボー連打。AZMが切り返し腕十字。AZMが突進すると天咲がかわし側転エルボー、しかしAZMが足を出して迎撃。AZMの突進に天咲がドロップキック。場外に出たAZMに天咲はプランチャを浴びせ、スイングDDT。リングに戻すと串刺し側転エルボーを決めDDTへ。天咲は腕十字からフェースロック。AZMがエスケープすると、天咲はエルボー連打。AZMが腕を蹴り上げ高速でブレーンバスター。AZMはフィニッシュを予告してダイビングフットスタンプ。しかし天咲がかわし丸め込む。AZMが返すとPK、フットスタンプ。返した天咲にAZMはフィニッシュ宣言とともにミサイルキック。天咲が返すと、AZMがコーナーへ。天咲が立ち上がりエルボー連打、AZMが一発で落とすが天咲が飛びついてDDT。10分経過。天咲がスイングDDTもAZMが返す。天咲がAZMを引き起こし天聖を狙う。AZMがこらえるとPKへ。天咲がかわして丸め込みの応酬。天咲はハイキックをかわし天橋立。返したAZMが腕固め。腕をマットに叩きつけ、さらに締め上げる。残り3分。天咲がエスケープすると、張り手から飛びつく。AZMが「終わり!」と切り返すが天咲が丸め込む。AZMがトラースキックを見舞うも天咲の肩が上がる。AZMのダイビングフットスタンプがヒットすると3カウントが入った。試合後はAZMの方から天咲の手を上げ、2人で退場。
◆NEW BLOODタッグ選手権試合 20分1本勝負 | ||
<王者組> |
13分41秒 |
<挑戦者組> |
KARMA | 稲葉あずさ | |
○スターライト・キッド | 稲葉ともか● |
※初代王者のスターライト・キッド&KARMAが2度目の防衛に成功
初代王者決定トーナメントを制しNEW BLOODタッグ王者となったスターライト・キッド&KARMA組がレディ・C&HANAKO組に続き2度目の防衛戦。今回はJUST TAP OUTの“稲葉姉妹”ともか&あずさ組の挑戦を受ける。キッドとともかは初代タッグ王座決定トーナメント決勝戦の再戦で、あずさはデビュー3カ月での王座挑戦。姉妹でタッグのベルトを巻くのが稲葉姉妹の夢だというが、キッドとKARMAがこの夢を粉砕するのか、それともJTOのリアル姉妹がこのベルトをかっさらうのか。
ともかとキッドが視殺戦。あずさが割って入ると先発を志願。試合はキッドとあずさでスタートする。あずさがキッドの足をロックしグラウンドへ。キッドが蹴りをかわしエルボーアタック、控えのともかを落とすとあずさにヘアーホイップ。替わったKARMAもヘアーホイップ。王者組が合体しKARMAがネックブリーカー、キッドがその場飛びムーンサルト。キッドは再び控えのともかをリング下に落とす。KARMAとあずさがエルボーの打ち合い。KARMAがともかを威嚇し、あずさを蹴飛ばす。あずさが打撃の連打、ともかがキッドを制し姉妹が合体。KARMAをコーナーに振ると二段蹴りの挟み撃ちからダブルの正拳突き、ダブルの二段蹴りで挟み撃ち。KARMAがあずさを走らせずドロップキック。あずさが返すとKARMAがワキ固め。KARMAがフィッシャーマンを狙うがあずさが切り返しミドルキック。ともかが入り、控えのキッドを二段蹴りで落とす。ともかがKARMAに二段蹴りからワキ固め。KARMAがミサイルキックからフィッシャーマン。キッドがともかにドロップキック。ともかがエルボーを連打し、キッドが「なめんな」とお返しの連打。ともかが蹴り足をつかまれるも切り返してキッドにミドルキック。一撃必殺ともか蹴りはキッドが阻止して打撃の連打。キッドの突進にともかがバックキック。キッドが返すと、ともかはあずさを呼び込む。姉妹がキッドにダブルの正拳突き、逆水平、ミドルキック。一撃必殺ともか蹴りが決まるもKARMAがカット。ともかはキッドを引き起こし、ボディースラムの構え。キッドがこらえるとフィッシャーマン。両者ダウン状態からともかが立ち上がりエルボー、左右の張り手を乱打。ともかのサッカーボールキック。KARMAが乱入しドロップキック連打。キッドがドラゴンスクリューから黒虎脚殺を狙う。あずさがカットもKARMAが分断。キッドが黒虎脚殺を中央で決める。あずさがカットし10分経過。キッドはフィニッシュを宣言しKARMAと合体。ともかを持ち上げバックドロップのように叩きつける。キッドはムーンサルトプレスへ。しかしあずさのカットが間に合う。あずさはKARMAにアネゴエのダブルニー、キッドにはトラースキック、あずさのアネゴエをかわしたキッドが後方からダブルニーアタック。キッドのパイルをかわしたともかだが顔面へのキックを食らう。ともかがカウンターのハイキック、みちのくドライバー。キッドがギリギリで返すと、ともかがニー連打。ダウン状態のキッドを引き起こし、一撃必殺ともか蹴り。キッドが切り返しタイガースープレックス。ギリギリでともかが返すとキッドは黒虎天罰。3カウントが入り王者組の防衛となった。試合後、キッドはともかを突き放した。
キッド「NEW BLOODの顔のキッドが、そしてブラディーフェイトがNEW BLOODタッグ2度目の防衛したぞ! なかなか攻め込んでくれるからよ、ちょっとNEW BLOODのことなめてたけども、まあ楽しませてもらってますよ、ずいぶんと。そして次の挑戦者、このベルトがほしいヤツらがいるんじゃねえのか、なあ」
AZMと天咲光由が登場。
天咲「NEW BLOODの大会は私のための大会、天咲光由です。そのNEW BLOODのタッグのベルト、私たち02lineが挑戦させてもらいますう」
羽南&飯田が登場。
飯田はマイクを使わず挑戦をアピール。
飯田「いまもっともあのベルトをほしいタッグチームは、アッシらじゃい!」
キッド「NEW BLOODでなくても見たことある顔ばかりじゃねえかよ。どうする、KARMA?」
KARMA「一組ずつやってもいいし、なんならまとめて3WAYでもいいですよお」
キッド「ウチらは、なんでもいいからやってやるからよ。あとは会社の判断にお任せしますので、お楽しみに。NEW BLOODを支配するのはウチらブラディーフェイト。オマエら、グッバイ」
◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負 | ||
吏南 |
11分52秒 |
レディ・C |
※第10代王者の吏南が初防衛に成功
前回のNEW BLOODで吏南が壮麗亜美を破り悲願の初戴冠、フューチャー・オブ・スターダム王座を奪取してみせた。この試合後、次期挑戦者として名乗りを挙げたのがレディ・Cだった。レディは大江戸隊の介入で取ったベルトに対し疑問を投げかけるとともに、これが最後のフューチャー挑戦としてアピールした。父との約束、デビュー3年という条件が迫るなか、レディは悲願の初戴冠を達成できるのか、それとも吏南が新しい王者ロードへと一歩踏み出すのか。今後のフューチャー戦線を占う闘いだ。
ゴングが打ち鳴らされ、レディがグラウンドにもっていく。首の取り合いからバックを取り合いレディがヘッドロック。吏南がロープに振ると見せかけ髪をつかむ。レディが切り返し逆水平からヘアーホイップ。コーナーに3度振ると、高々とボディースラム。もう一度コーナーに叩きつけると河津落とし。吏南が返すと払い腰狙い。レディがこらえてエルボーから突進。吏南が払い腰で叩きつける。吏南はヘアーホイップでコーナーに追い込み「テメエに負けるか」と顔面を踏みつける。コーナーに振ると串刺しダブルニーアタック。レディが返すと吏南はワキ固め。レディがエスケープすると、吏南はダイビングニードロップを腕に放つ。レディは悶絶。吏南が引き起こすとレディがエルボー。吏南は「オメエそんなもんかよ!」とエルボーを受けて立つ。レディがコーナーに振ってニーアタック、エプロンに出すと、ロープ越しにチョークスラム狙い。吏南がこらえるがレディはエプロンに叩きつけ、みずからもエプロンに出てニードロップ。レディは吏南をリングに戻して脳天唐竹割り。吏南が返すと、レディはチョークスラム狙い。吏南が切り返しグラウンドコブラ。レディがエスケープすると、吏南が卍固め、ダイビングダブルニードロップ。返したレディに吏南はフィニッシュを予告しピンクデビルの体勢。レディが切り返すとネックブリーカードロップ。両者ダウンもヒザを着いた状態からエルボーを打ち合う。吏南が連打すればレディもやり返す。吏南が崩れ落ちるがレディに走らせず卍固め。レディがコーナーに叩きつけ、串刺しビッグブーツ。レディがコーナーに上がりダイブしてのネックブリーカー、さらにチョークスラムを決めるが吏南が返す。レディがバックを取るが吏南が切り返し逆さ押さえ込みからジャックナイフ。レディが返すと吏南がドロップキック。10分経過。レディが吏南を持ち上げマットに叩きつける。返した吏南がハイドレンジアへ。吏南はエスケープさせず中央に引き戻して締め上げる。レディがギブアップし吏南の防衛となった。
吏南「待って、待って。おい、レディ・C。オマエこの試合の前に、これが最後の挑戦とか、父との約束で3年で芽が出なかったらやめるとか言ってるけど、16歳の吏南様が教えてやるよ。結局、どうするか最後決めるのは自分なんだよ、バーカ。3年でメイン張ってタイトルマッチして、ここまで来て簡単にやめるのか? 吏南はやめねえよ。まあ、私はどうするかは知らんけど、今日防衛したんで、次、次の挑戦者はいる?」
月山がリングへ。
吏南「オマエかよ」
月山「クラブビーナスの月山和香です」
吏南「は? オマエが次、挑戦したいの?」
月山「うん」
吏南「いいけど、いいけどさ、オマエ今日勝ってから来いよ」
月山「それは正論すぎてなにも言い返せない。ただ私がデビューしたのは9月6日、クローの日。私は苦労を積み重ねて積み重ねて積み重ねて、そしてフューチャーベルトを取るために、いままでやってきた。だから次、私が挑戦して、そのベルト取って、苦労は報われるんだって世界中に証明してやるよ」
吏南「ひとつ言っておくけどテメエだけが苦労してんじゃねえんだよ。いいよ、やってやるよ。どこで組まれるかわかんねえけど、この吏南が持ってる輝かしすぎるフューチャーのベルトを懸けて闘いましょう。それじゃあ、NEW BLOODに上がった全員、リング上がってこいよ。早くしろ! 若さを信じて明日に輝けNEW BLOOD9!」
吏南のコメント
「NEW BLOOD9,フューチャーのベルト初防衛成功しました。レディ・C、マイクでも言ったけどメイン張るまで来て、そんな簡単にやめれるもんじゃないでしょ。吏南もやめないし、やめないでまた必ずやり合いましょう。次が、月山。ババアつづきだな。まあいいけど、いいけど、どう考えてもこのフューチャーのベルト巻くの吏南しかいないんですよ。次も必ず防衛して若い世代もっと盛り上げていくしかないんで、吏南がやっていくしかないんですよ。ほかの他団体の選手とかもどんどんやっていきたいと思ってるんで、次も必ず防衛成功します」
レディ・Cのコメント
「かないませんでした。でも、チャンピオンがまっすぐ正々堂々と向き合ってくれて、スッキリあきらめることはできないんですけど、また新しい一歩を進みだせるような気がします。フューチャーの挑戦はこれで終わってしまいましたがまた新しい目標を見つけて進んでいきます。そして約束の3年、まだあと5カ月どうなるかわからないですけど、どうか一緒に夢をかなえられるように応援してください。ありがとうございました」