『STARDOM in GIFU』
6月14日(水)岐阜メモリアルセンター・ふれ愛ドーム(観衆336人)
試合結果
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
水森由菜 |
7分37秒 |
さくらあや |
○レディ・C | HANAKO● |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
飯田沙耶 |
4分59秒 |
月山和香 |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
スターライト・キッド |
5分2秒 |
天咲光由● |
○鹿島沙希 | AZM |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○渡辺桃 |
9分55秒 |
壮麗亜美● |
琉悪夏 | MIRAI | |
刀羅ナツコ | 朱里 |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
9分16秒 |
ジーナ● |
○鈴季すず | マライア・メイ | |
安納サオリ | 白川未奈 |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
なつぽい |
15分00秒 |
上谷沙弥 |
中野たむ | 林下詩美 |
◆ 8人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
桜井まい |
12分59秒 |
向後桃● |
テクラ | 葉月 | |
舞華 | コグマ | |
○ジュリア | 岩谷麻優 |
試合詳細レポート
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
水森由菜 |
7分37秒 |
さくらあや |
○レディ・C | HANAKO● |
HANAKOとさくらあやの新人コンビがレディ・C&水森由菜組と対戦。大型が集まるなかにあって、さくらの奮闘が勝負のカギか。
さくらが「おい、そこのパイナップル出てこい!」と水森を先発に指名。水森が腕を捻り上げヘッドロックからグラウンドへ。脱出したさくらが丸め込み。水森が切り返し丸め込みの応酬になる。水森がエルボーから突進するとHANAKOがさくらをアシストしボディープレス。さくらは予告して水森にボディースラムを狙うが反対に叩きつけられる。「水森由菜65・4キロプレス」は2カウント。水森が逆片エビ固めを決めるがさくらがエスケープ。レディがさくらに滞空時間の長いボディースラム。さくらが返してエルボーで向かっていく。レディが連打を受けて立ち、逆水平の連打を浴びせる。さくらがかわしてドロップキック。HANAKOがレディにビッグブーツ、抱え上げるとコーナーに追い込み串刺しボディーアタック。レディが返すと、水森がHANAKOをコーナーに追い込みレディがビッグブーツ、水森がボディープレス。HANAKOが返すとレディとエルボーの打ち合い。レディの突進をさくらが妨害しHANAKOがブレーンバスターを狙う。水森が介入しようとするがさくらがミドルキックで倒してみせる。さくらとHANAKOがキックの合体。HANAKOがフィニッシュを予告してブレーンバスターを決める。しかし3カウントには至らず。HANAKOはもう一度フィニッシュを予告するがレディがジャイアントバックブリーカー。さくらがカットすると水森が分断。レディがHANAKOを寝かせると水森と合体ボディープレス。HANAKOが返すと、カウンターのビッグブーツ。返したレディがネックブリーカー、ジャイアントバックブリーカー。HANAKOがギブアップしレディが勝利した。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
飯田沙耶 |
4分59秒 |
月山和香 |
飯田沙耶と月山和香がシングルマッチで対戦。月山には飯田のパワーを耐え抜いての一発逆転が期待されるが…。
ゴングと同時に月山がドロップキック。エルボー連打に飯田は「効いてねえぞ」。飯田が逆水平の連打。月山が「効いてねえぞ!」と叫ぶと、飯田が「これでもか!?」と強烈な一発。返した月山が押さえ込むが2カウント。月山はパロ・スペシャルに飯田をとらえる。飯田がエスケープするとバックエルボー。コーナーに上がる月山が追いつきデッドリードライブ。月山はミサイルキック、極楽ドンを決めるが2カウント。ムーンライトドリームの体勢を切り返し飯田がジャンピングチョップ、エルボードロップ。飯田は「今度こそ飛ぶぞ!」と予告し飯田ロケット。ノーザンライトの構えを切り返した月山が地獄突きから丸め込む。飯田は月山の突進にラリアット。もう一発ぶち込むが月山が返す。飯田がノーザンライトを決めると3カウントが入った。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
スターライト・キッド |
5分2秒 |
天咲光由● |
○鹿島沙希 | AZM |
クイーンズクエストのAZM&天咲光由組と大江戸隊の鹿島沙希&スターライト・キッド組によるタッグマッチ。NEW BLOODタッグ王座取りを狙うAZM&天咲組には王者であるキッドとの前哨戦。また、負けずしてハイスピード王座を失ってしまったAZMには鹿島へのリベンジマッチだ。
AZMとキッドの先発でスタート。ハイスピードのロープワークからAZMがカバーを返してドロップキック。天咲が入りAZMと合体、キッドにダブルのドロップキックを浴びせる。天咲が側転を狙うとキッドがネックブリーカー、その場飛びムーンサルトプレス、ストレッチマフラー、フィッシャーマン。鹿島が天咲にビッグブーツ、串刺しニーアタック、ダイビングフットスタンプ、昇竜拳。天咲が突進をかわすと串刺し側転エルボー、ドロップキック。しかし鹿島がキッドと合体しフェースクラッシャー。鹿島がブレーンバスターからカバーするがAZMがカット。鹿島がコーナーに上がるとAZMが雪崩式アームホイップで援護し天咲がDDT。鹿島が返すと、天咲は天聖を狙う。鹿島が切り返すがAZMのハイキックから天咲が天橋立。しかしキッドがカット成功。天咲が鹿島に天聖を狙うが起死回生で丸め込まれると3カウントが入った。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○渡辺桃 |
9分55秒 |
壮麗亜美● |
琉悪夏 | MIRAI | |
刀羅ナツコ | 朱里 |
朱里&MIRAI&壮麗亜美組のゴッズアイが大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&琉悪夏組と6人タッグマッチで全面対決。5・27大田区でゴッデス・オブ・スターダム王座をかけて対戦したMIRAI&壮麗組とナツコ&桃組にはリマッチとなる。大田区ではMIRAI組が王座防衛も、試合後には敗れた大江戸隊とクイーンズクエストの抗争がリングジャック。ナツコらの意識はQQ潰しに向いており、MIRAIと壮麗には屈辱的な出来事となった。ベルトを取れなかったナツコ&桃とタイトルマッチそっちのけにされてしまったMIRAI&壮麗、この試合で屈辱を晴らすのはどちらのチームか?
MIRAIとナツコが先発。探り合いから慎重に手四つ。ナツコが上になるがMIRAIがヘッドシザーズで脱出しヘッドロック。ナツコが腕を取ってバックにまわると、MIRAIが切り返してロープごと腕を蹴り上げる。MIRAIはショルダータックルでナツコを吹っ飛ばすと壮麗と逆水平の乱れ打ち。しかし大江戸隊がリング下から足を引き妨害。ナツコと桃が反対にMIRAIに対して逆水平の乱れ打ち。ナツコがショルダータックル、桃がミドルキック、ナツコが「魂込めて」セントーンを投下する。琉悪夏がMIRAIをコーナーに追い込み「そんなもんか?」「ベルト持ってんじゃねえのか?」と挑発しながら顔面を踏みつける。朱里が入り琉悪夏にドロップキック。ナツコ、桃が乱入すると朱里が分断し琉悪夏にフロントネックチャンスリー。朱里の突進に琉悪夏がクロスボディー、セントーン。桃が朱里にミドルキック連打からサッカーボールキック。朱里もサッカーボールキックをやり返す。桃は「やってやるよ」ともう一発。さらに前からも蹴りにいくが朱里がかわしてバッククラッカー、サッカーボールキック。壮麗が桃へ串刺しボディーアタック、逆水平の連打、逆エビ固め。MIRAIがラリアットで壮麗を援護、壮麗は桃を担いでマットに叩きつける。壮麗が雷の如くを狙うが桃が切り返してハイキック。壮麗が返すと桃はチキンウイングフェースロック。壮麗が切り返すがハイキックを食らう。こらえた壮麗だが桃が裏投げ。桃がコーナーに上がると朱里が入って雪崩式ブレーンバスター、MIRAIが桃にラリアット、壮麗がブレーンバスター。しかし大江戸隊のカットが間に合う。壮麗が突進すると桃がバットで殴打。琉悪夏もボックスで脳天を殴打。桃がBドライバーを決めるがゴッズアイがカット。ナツコと琉悪夏がラリアットの競演、MIRAIと朱里を寝かせて琉悪夏が冷凍庫爆弾、ナツコがスワントーンボム。そして桃がテキーラサンライズ。壮麗が返せず桃が3カウントをゲットした。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
星来芽依 |
9分16秒 |
ジーナ● |
○鈴季すず | マライア・メイ | |
安納サオリ | 白川未奈 |
安納サオリ&鈴季すず&星来芽依が前日の豊橋に続き2日連続のトリオ結成。豊橋では安納となつぽいのストラップマッチ前哨戦となったが、今回はクラブビーナスの白川未奈&マライア・メイ&ジーナ組との対戦となる。最大の注目は安納と白川の顔合わせ。コズミックエンジェルズに加入もなつぽいとの一騎打ちを選んだ安納と、コズエンを離脱しクラブビーナスを結成した白川。両者の激突により、いったい何が生まれるか?
マライアがめいつながりで星来芽依を指名。試合が始まると、マライアが「トモダチメイ」と握手を求める。星来が応じるとマライアが攻撃、ともに蹴り足をつかみ合い、マライアが星来の突進をかわしアームホイップも阻止。反対にマライアがアームホイップを決めるが星来がカバー、マライアがかわして視殺戦。クラブビーナスが3方向甲から星来にドロップキック。白川が星来の右ヒザにドロップキック。右ヒザをマットに叩きつけると足4の字固め。しかしすぐにカットされる。星来がエルボー連打も白川が一発で倒してみせる。白川の突進に星来は打点の高いドロップキック。安納もドロップキックで続き、白川の突進をかわしてインディアンデスロック、入ってきたマライアをブレーンバスターで排除する。白川と安納が打撃の応酬。白川がエプロン越しにエルボーを打ち込み延髄斬り。ジーナが安納に旋回式サイドスラム。安納が返すと、ジーナの突進に延髄斬り。鈴季がジーナの後方からニーアタック連打。ジーナが逆水平連打、鈴季がエルボーで対抗。ジーナが突進をかわしマライアが鈴季に雪崩式フランケン、ジーナがドロップキック。ジーナがゴリーボムの体勢にいくと安納がカットし鈴季とキックの競演。鈴季と星来がリング下からジーナにドロップキックの挟み撃ち。鈴季がジャーマンを狙うとマライアがスリングブレイドでカットし、クラブビーナスがピラミッド型合体ボディープレス。ジーナがゴリーボムの構えから後方に投げつけるが星来がカット。混戦からジーナが鈴季を担ぎ上げる。鈴季が反転し丸め込むがジーナがトラースキック。鈴季がジャーマン、ジーナがダブルアームスープレックス。鈴季が返すと、ジーナはサンダーストラック狙い。鈴季が切り返しテキーラショット。3カウントが入り、鈴季がジーナをフォールした。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
なつぽい |
15分00秒 |
上谷沙弥 |
中野たむ | 林下詩美 |
コズミックエンジェルズの中野たむ&なつぽい組とクイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥組がタッグマッチで激突。亀裂が生じている詩美&上谷組には2人だけのタッグは修復のチャンスだろう。しかし亀裂が決定的になる恐れも…。中野&なつぽいのメルティアがそこをどのように突いてくるか。
なつぽいが先発に名乗り。QQからは上谷が出てくる。バックの取り合いからなつぽいがアームホイップの連続。上谷がドロップキックをかわすとキックのかわし合い。ともに蹴り足をつかんで慎重に置いてブレイク、ともにタッチをかわす。中野と詩美が慎重に探り合い、グラウンドで首を取り合い、詩美がヘッドロックで締め上げる。中野が取り返しヘッドロックでグラウンドへ。詩美がヘッドシザーズも中野が脱出。詩美と中野がロックアップで力比べ。詩美がロープに追い込むとブレイク直後にエルボー、ショルダータックル。上谷が入り詩美と連係で攻撃。しかしダブルのドロップキックはかわされ、メルティアが合体、詩美をコーナーに振り串刺し攻撃、2方向からドロップキックの挟み撃ち。中野が詩美にサッカーボールキック。なつぽいがヘアーホイップの連続、後方からドロップキック。中野と詩美がエルボーの打ち合い。詩美が倒れ込むも、中野の突進を止めてサイドスラム。上谷が中野をロープに追い込み踏みつける。上谷は滞空時間の長いボディースラム。中野が突進をブリッジでかわし上谷にドロップキック。なつぽいが上谷にダイビングボディーアタック。上谷がなつぽいのカサドーラをキャッチ、詩美が入ってくるがなつぽいは上谷を詩美に激突させる。上谷はスピンキック、ドロップキック。上谷がコーナーに追い込まれると詩美と激突。不穏な空気の中、詩美が入ってなつぽいにスリーパー。なつぽいが逃れて詩美とエルボーを打ち合う。詩美がエルボー連打、なつぽいが走らせずにエルボーの乱れ打ち、バックキック。10分経過。中野が詩美へ串刺しエルボーアタック、前後の蹴りからカカト落とし。詩美が返すと、中野にエルボー、前方に叩きつける。上谷が入り中野に二段蹴り。しかしかわされメルティアがQQへ合体ネックブリーカー。場外に出たQQだが上谷が戻りプランチャを阻止、詩美が中野を担いでエプロンから場外に投げ捨てる。詩美が中野にミサイルキック、ラリアット。詩美と上谷がマジックキラーの構えもなつぽいがドロップキック、メルティアがドロップキックとニーアタックで競演し、場外へのプランチャ。しかし中野がバランスを崩しなつぽいのみが場外へ。それでも中野もすぐに場外へ飛ぶ。中野は戻された詩美にデスティニーハンマー。詩美が返すと中野はタイガー狙い。こらえた詩美に中野はスピンキックからバイオレットシューティング。上谷がカットし残り1分。詩美が2人を捕まえるも上谷のダイブがかわされ詩美に誤爆。メルティアがジャーマンで競演も2カウント。中野が詩美にタイガースープレックスを決める。しかし上谷がカット成功。中野が詩美にバイオレットスクリュードライバー。この体勢でタイムアップのゴング。中野は投げ切ってみせたが試合は引き分けに終わった。試合後、中野が詩美の髪をつかんで睨み合い。詩美は中野を振りほどくと上谷と視線をかわすも、一人でリングを下りた。
◆ 8人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
桜井まい |
12分59秒 |
向後桃● |
テクラ | 葉月 | |
舞華 | コグマ | |
○ジュリア | 岩谷麻優 |
ドンナ・デル・モンドのジュリア&舞華&桜井まい&テクラ組とSTARSの岩谷麻優&葉月&コグマ&向後桃組が8人タッグマッチで全面対決。この試合は6・25代々木でおこなわれる金網でのアーティスト・オブ・スターダム王座への前哨戦。王者のジュリア&桜井&テクラと挑戦者の岩谷麻優&葉月&コグマの駆け引きが焦点となると同時に、ユニット闘争の醍醐味が味わえる闘いも期待される。
コグマが出てきて「クマやりたい人」を募る。DDMは桜井を押し出しほかはリング下へ。唖然とする桜井をよそにゴングが打ち鳴らされコグマがクマポーズで近寄ってくる。桜井がコグマを蹴飛ばしロープに振る。場外にコグマが出るがDDMがランバージャックのようにリングに戻す。するとコグマが反対方向からリング下に出てアリーナを逃走。DDMが捕まえリングに戻す。DDMが合体でコグマを攻撃、4方向から手足を取る。桜井はコグマを踏みつけながら「この庶民が!」と挑発。舞華が入り、コグマに串刺しラリアット、フォールアウェイスラム。コグマが返すと舞華にDDT。葉月が舞華にドロップキック、串刺しエルボー。STARSが4方向で顔面ウォッシュを決め、葉月が舞華にブレーンバスターの構え。舞華が切り返し反対に叩きつける。葉月が立ち上がり突進するが舞華がパワースラム。テクラが葉月の顔面を蹴飛ばしコルバタ、ビッグブーツ連打、ダイビングボディーアタック。葉月がテクラにスイングDDT。岩谷がテクラに串刺しボディーアタック、サッカーボールキック。両者のエルボーが交錯しテクラが岩谷にブレーンバスター。ジュリアが岩谷にミサイルキック、テクラのネックブリーカーと合体、エルボーの挟み撃ち。岩谷が返すと、葉月とトラースキックの競演、コグマとはボディープレスで競演する。向後がジュリアを叩きつけ岩谷がダイビングフットスタンプ。しかしジュリアの肩が上がる。ジュリアが岩谷にバックドロップ、岩谷がジャーマン、トラースキック。向後がジュリアへ串刺しドロップキック連打、しかし619をかわされ、DDMが次々と向後へ串刺し攻撃。ジュリアと桜井が向後を持ち上げるがかわされる。葉月とコグマがDDMを分断し場外弾で飛ぶ。STARSがジュリアに合体フェースクラッシャー、向後がスワンダイブ式ミサイルキック。ネクターピーチ狙いはジュリアが阻止。向後はスイングDDTを決めるがDDMがカットする。向後はフィニッシュを宣言するが舞華が入ってジュリアとネックブリーカーで合体。向後が返すと、ジュリアはフィニッシュを宣言し桜井と合体、テクラがコーナーから飛んでコードブレイカー。混戦からリング上はジュリアと向後。向後が丸め込むがジュリアが返す。向後はトラースキックもジュリアがカウンターでドロップキック。ジュリアがニーを顔面にぶち込むが向後が返す。ジュリアがグロリアスドライバーを決め向後をフォールした。試合後はロープを挟んでアーティスト王者チームと挑戦者チームが視殺戦。
ジュリア「おいSTARS、ウチらは金網戦、初だけどさ、この結果、見ろ。代々木で同じ結果になるでしょう。必ず防衛してやる。みなさんも注目して見ててください。ということで、ツアー最終日、貴婦人にしゃべってもらっちゃっていいですか!?」
桜井「岐阜大会にお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! 崇高なるドンナ・デル・モンドが、STARS、いえ、庶民ズを征伐して差し上げましたわ! そして、この長い連戦が今日で終わり、やっとこのド田舎から東京へ帰れますわ! アナタたち庶民は、このアクセスの悪い岐阜で立ち往生すればいいわ! それじゃあ…」
ジュリアがマイクをつかむ。
ジュリア「まあ、確かにアクセスはホントに悪かった。でも今日、これだけ集まってきてくれたじゃないか。ありがとうございます。もっともっと頑張りますので応援お願いします。というわけで、締めたいと思います。舞華、テクラ、貴婦人、そしてジュリア。我々世界に弾ける女たちドンナ・デル・モンド、アリベデルチ、またな!」
DDMのコメント
テクラ「正直ケージマッチってどんなもんだかよくわからない。でも、STARSとの前哨戦で楽しみになってきたよ。ケージマッチ、楽しみだね」
ジュリア「STARS? ひとりはすごい金網戦嫌がってるし、あとは高いところから飛びたい、遊びたいだけのヤツらに付き合うようなベルトではないはずだけど、まあでも相手が相手だし、ここはしっかりと私たちがケージマッチで防衛して、そしてこの初防衛戦、アーティストのベルト、我々のもとに戻ってくるように、マジで桜井、ウチら先に行ってるからさ」
桜井「え?」
ジュリア「まあまあまあ、というわけで今日はツアー最終日、しっかりDDMが最後に勝って締めたということで、あとは貴婦人におごってもらおうと思います。ごちになります! いいのね? イエーイ!」