『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 Supported by SoftBank 京都大会』
8月8日(火)京都・KBSホール(観衆403人)
試合結果
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
鹿島沙希 |
10分36秒 |
HANAKO● |
壮麗亜美 | レディ・C | |
○MIRAI | 妃南 |
◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負 | ||
水森由菜 |
7分58秒 |
向後桃● |
○中野たむ | 飯田沙耶 |
※もう一組は刀羅ナツコ&吏南
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
天咲光由 |
9分24秒 |
月山和香● |
○AZM | 白川未奈 |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○メーガン・ベーン |
9分3秒 |
葉月 |
星来芽依 | コグマ | |
テクラ | 羽南● |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
渡辺桃<4点> |
10分2秒 |
舞華<3点> |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
ジュリア<5点> |
12分4秒 |
マライア・メイ<2点> |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
朱里<3点> |
15分00秒 |
なつぽい<5点> |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
岩谷麻優<4点> |
12分51秒 |
鈴季すず<2点> |
試合詳細レポート
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
鹿島沙希 |
10分36秒 |
HANAKO● |
壮麗亜美 | レディ・C | |
○MIRAI | 妃南 |
ゴッズアイのMIRAI&壮麗亜美&鹿島沙希組とレディ・C&妃南のクイーンズクエストにHANAKOが合流する6人タッグマッチ。京都凱旋となるHANAKOがQQにどんな効果を与えるか。
鹿島がサッとリングを下り、レディと壮麗の先発でスタート。手四つでの力比べから壮麗が腕を取って締め上げる。レディが切り返しヘッドロック。壮麗がロープに振るとレディが逆水平。壮麗が打ち返し、逆水平の打ち合いになる。壮麗が連打し突進すると読んでいたレディがビッグブーツからネックブリーカー。HANAKOがタッチを申し出てリングイン。ブレーンバスターを狙うとMIRAIがカット。MIRAIと壮麗が逆水平の連打、鹿島がフェースクラッシャーで加勢する。鹿島がHANAKOにタッチをさせずグラウンドコブラ。鹿島の突進にHANAKOがショルダータックル。妃南が鹿島にドロップキック。壮麗が乱入するが妃南が払い腰、鹿島も払い腰で叩きつける。妃南がワキ固めからバックブリーカー。鹿島が返すと、カウンターのビッグブーツ。MIRAIが妃南にエルボーアタック。妃南がラリアットをかわして払い腰。HANAKOがMIRAIにショルダータックル3連打。アルゼンチンで担ぎ上げるがMIRAIが切り返しフェースクラッシャー。レディと妃南が乱入しフェースクラッシャーからドロップキック、HANAKOが串刺しラリアット、ショルダータックル。さらにHANAKOはMIRAIを立ち上げてアルゼンチンで担ぎ上げる。そこへ鹿島と壮麗がカットに入る。HANAKOの突進を壮麗が止めてカミカゼ、鹿島がダイビングフットスタンプ、MIRAIがリバーススプラッシュ式エルボードロップから回転エビ固め。HANAKOが返すとMIRAIはフェースロック。HANAKOがエスケープしエルボー連打。MIRAIがフェースクラッシャーもHANAKOが返す。MIRAIは変型バックドロップもHANAKOの肩が上がる。MIRAIがラリアットを狙うがHANAKOがビッグブーツで迎撃しブレーンバスター。MIRAIが返すがHANAKOが何度も押さえ込む。HANAKOがラリアットからアルゼンチン、MIRAIが切り返すがボディースラムで叩きつけられる。HANAKOがダッシュするとMIRAIがラリアットからサソリ固め。HANAKOがエスケープを狙うがMIRAIが中央に引き戻す。HANAKOがこらえるも、MIRAIが再度引き戻すとHANAKOがタップ。MIRAIが地元凱旋のHANAKOを破ってみせた。
◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負 | ||
水森由菜 |
7分58秒 |
向後桃● |
○中野たむ | 飯田沙耶 |
※もう一組は刀羅ナツコ&吏南
中野たむ&水森由菜組のコズミックエンジェルズ(水森は見習い)、刀羅ナツコ&吏南組の大江戸隊、さらに飯田沙耶&向後桃のSTARSの3組が同時に対戦する3WAYタッグマッチ。
水森が「見習い行きます!」と先発に名乗りを挙げ、中野が「行ってらっしゃい!」と送り出す。飯田と対峙するが吏南は出てこず飯田と水森の攻防を見守る。すると吏南が割って入り、飯田と水森に悪態をつきながらコーナーに追いやり顔面を踏みつける。飯田を蹴落とすと吏南は水森にビッグブーツ。水森が返すと吏南の突進を止めてボディースラム。「61・5キロ」プレスは吏南がかわし、刀羅ナツコ「85キロ」プレスを食らい、ナツコが吏南を背負って「2人合わせて140キロ」プレスを見舞う。飯田が向後を水森に投げつけ自らはエルボードロップ。飯田と向後が共闘しコズエンをコーナーに振る。しかしコズエンがドロップキックで競演、さらに逆エビ固めで締め上げる。そこへ吏南が卍固め、ナツコがスリーパーで介入。大江戸隊は4人をコーナーに追い込んでナツコがキャノンボール。吏南が飯田に突進もラリアットを食らう。飯田がナツコにラリアット連打、ナツコがこらえるが飯田が打ち勝つ。向後がナツコに串刺しドロップキック、コルバタ。619はナツコがキャッチ、しかし向後がドロップキックから619を成功させる。中野がカットしナツコのバックを取る。ナツコがこらえるとエルボーの応酬。中野が連打し突進するとナツコがラリアット。ナツコが担ぎ上げると中野が切り返し水森がダイビングショルダータックル、中野がジャーマン。しかし吏南がカット成功。向後が中野にスイングネックブリーカー。中野が返すと、向後がトラースキック。中野がスピンキックも向後がダイビングボディーアタック。吏南のビッグブーツがナツコに誤爆し大江戸隊が水森のフライングショルダータックルを食らう。水森が飯田をリング外に送り出し、中野が向後にバイオレットシューティング、どどん.TAM。向後が返せず中野がピンフォールを奪った。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
天咲光由 |
9分24秒 |
月山和香● |
○AZM | 白川未奈 |
クラブビーナスの白川未奈&月山和香組とクイーンズクエストのAZM&天咲光由組がタッグで対戦。天咲にとっては京都凱旋。AZMとの02ラインでクラブビーナス突破なるか?
月山と天咲が先発。ロックアップで天咲がロープに追い込みエルボー連打。AZMが加わりダブルのドロップキックを食らわす。月山が返すと天咲はヒザ十字。月山がエスケープすると、天咲は左脚をロープにかけて突進。白川がカットし天咲に月山とドロップキックの挟み撃ち。月山が天咲にヒップバット連発。白川が天咲にミドルキック、首4の字固め。天咲のエルボー連打を白川が受けて立つ。白川が一発で倒すとコーナーへ送り込み串刺しエルボー。2発目を天咲がかわすと串刺し側転エルボー、背中へのドロップキック。AZMが白川にドロップキック。月山が乱入し、AZMに突進。AZMがかわすと、まとめてコルバタ、ドロップキック。白川が返すとAZMの突進をかわしてカウンターでハイキック、コーナーから延髄斬り。AZMが白川にブレーンバスター、ハイキック。白川がカウンターのエルボー、バックドロップ。月山がAZMにドロップキック、ヒップアタック。AZMが返すと極楽ドン狙いを切り返し、エルボーの打ち合いへ。白川が乱入しヒザ裏へドロップキック、月山がフェースクラッシャー。しかし天咲がカット成功。月山はフィニッシュを予告し極楽ドンの構え。AZMが切り返すが2カウント。天咲がスイングDDTで援護しAZMがミサイルキックを叩き込む。しかし月山の肩が上がる。するとAZMがワキ固めからブレーンバスターの構え。月山がこらえるがAZMは腕固め。白川がカットするとAZMが怒ってエルボーの応酬。白川のエルボーから月山がオースイスープレックス。天咲がカットしAZMがハイキック、天咲が天聖、AZMがダイビングフットスタンプ。月山が返せずAZMが3カウントを奪ってみせた。
AZM「京都で02ラインが勝利したぞ! 今日は光由の凱旋でAZM先輩が勝っちゃったんですけど、次来るときはね光由が勝利めざして、そしてスターダムには光由にプラスして、京都出身の子が増えたんですけど知ってますか? いま、いない? HANAKOvs天咲光由の京都対決とか見てみたいよねえ?」
天咲「そしてね、こんどはNEW BLOODで安納サオリとやって、でね、また次のNEW BLOODでは02ライン、NEW BLOODタッグ挑戦しますので、それで京都にベルトを持って帰ってきたいと思います。そのときは、お願いします!」
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○メーガン・ベーン |
9分3秒 |
葉月 |
星来芽依 | コグマ | |
テクラ | 羽南● |
葉月&コグマ&羽南組のSTARSとテクラ&星来芽依&メーガン・ベイン組による6人タッグマッチ。これまで対戦相手をちぎっては投げちぎっては投げして圧倒してきたメーガンにSTARSがどう対処するか。スピードを中心に、トリオの結束力が問われそうだ。
コグマが「ハローメーガン」と呼びかけ、「今日はメーガンとクマやりたいと思います」とアピール。ゴングが鳴るとコグマがクマポーズでメーガンのまわりを回って接近。メーガンは首をつかんで押し倒す。星来が「クマやりたい」とタッチをかわしリングイン。コグマは「めいちゃんと一緒にクマやります」と2人でクマポーズを決める。星来はハイタッチと見せかけコグマに蹴りを入れロープワークに誘いドロップキック。葉月が乱入し星来をカットすると羽南も入りSTARSで連係攻撃、3方向からドロップキック。星来が返すと羽南が控えのメーガンにエルボー、しかしメーガンは無表情。羽南は星来へ背中にニーアタック。星来が返すと葉月が顔面ウォッシュを浴びせていく。星来が返すと葉月にエルボー連打、カウンターでドロップキック。テクラが葉月にエルボー連打、コルバタ、ビッグブーツ、エプロンからもビッグブーツ、ダイビングボディーアタック。「フィニッシュにする?」と言ってテクラがメーガンを呼び込む。メーガンが入ると葉月とコグマが向かっていく。メーガンはコグマにラリアット、テクラ、星来をコーナーのSTARSに投げつける。メーガンはテクラを担いで葉月に落とす。葉月が返すとメーガンにエルボー連打。葉月の突進を止めてスタンプホールド。フィニッシュを宣言するとF5の構え。葉月が切り返しコグマとドロップキックの競演、羽南もドロップキックで続きエルボー連打。メーガンが受けて立ちコーナーに押し込む。羽南のボディーアタックをメーガンがキャッチしマットに叩きつける。羽南が返すと突進をかわしてコーナーへ。メーガンが向かってくると羽南はぶら下がり式腕十字。メーガンが突進を止めるとネックハンギング。逃れた羽南が突進するとメーガンがラリアット。羽南がエルボー連打もメーガンがネックハンギングボム。メーガンは星来をリフトアップし場外のSTARSに投げつける。羽南を持ち上げるとF5。3カウントが入りメーガンが羽南をフォールした。
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
渡辺桃<4点> |
10分2秒 |
舞華<3点> |
舞華と渡辺桃による公式リーグ戦。舞華は1勝1引き分けで桃は1勝。どちらも黒星がない状態の一騎打ちだ。舞華が得点を伸ばすか、それとも桃の連勝なるか。パワーの激突が見どころとなる公式戦になりそうだ。
ゴングと同時に両者突進しエルボー合戦。舞華が走ると桃がドロップキック。ラリアットを舞華がかわし場外に投げ落とす。舞華はエプロンから飛んでラリアット、客席に投げようとすると桃が反対に叩きつける。桃は舞華の腕を鉄柱に叩きつけリング下で腕固め。リングに戻すと右腕を踏みつけ、舞華が悲鳴を上げる。桃はサードロープに舞華の右腕を絡みつけて締め上げる。さらに腕固めも決めるがロープ際。桃が「やり返してみろよ」と仁王立ち。舞華が向かって行こうとすると桃がミドルキック。舞華は突進を止めてパワースラムで叩きつけるが立ち上がれず。桃が引き起こすと舞華がバックドロップ。舞華が串刺しラリアット連打、ショルダータックル。桃が腕十字から右腕を蹴り上げ突進。舞華がかわすが桃が蒼魔刀を前後からヒットさせる。桃はコーナーに上がるが舞華が追いつき雪崩式ブレーンバスターを狙う。桃が落とすがすぐに舞華が立ち上がりエルボー連打から雪崩式ブレーンバスターを決めてみせる。桃が返すと、舞華はスリーパー。桃がエスケープすると、舞華の突進にバット攻撃。しかし舞華が奪い取りバットで殴打してローリングラリアット。舞華は桃を引き起こして炎舞号砲。3カウントと思われたが桃の肩が上がる。舞華はみちドラを狙うが桃が切り返しハイキック、投げっぱなしドラゴン。両者ダウン状態から立ち上がり突進。打撃のかわし合いから桃が至近距離での蒼魔刀。舞華が返すと、人でなしドライバー。舞華がすぐに反転も2カウント。桃が顔面を蹴り上げフィニッシュを宣言。テキーラサンライズを決めるが舞華が返す。しかしピーチサンライズを決めると3カウントが入った。
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
ジュリア<5点> |
12分4秒 |
マライア・メイ<2点> |
ジュリアとマライア・メイが5★STAR GP公式戦でシングル初対決。ジュリアは2戦して1勝1引き分け、対するマライアは1勝1敗。シングル初対決を制し星を伸ばすのはどちらか?
ロックアップからジュリアが腕を取るとマライアが応戦。腕の取り合いからジュリアがアームブリーカー。マライアがロープに逃れ、すぐに反転。マライアが張り手を打ち込み仁王立ち。ジュリアも張り手を返すとマライアも張り手。張り手の応酬からジュリアがエルボー。コーナーに振られたマライアが突進をかわし、コーナーに乗せてチョップ。雪崩式フランケンを拒否したジュリアがミサイルキック。ジュリアがSTFもマライアがエスケープ。ジュリアはマライアを持ち上げ後方に投げつける。マライアが返すと、ジュリアはファルコンアロー。マライアがカバーを反転、バックドロップ。コーナーに追い込むと逆水平の連打、コーナーに乗せてエルボーを打ち込むと雪崩式フランケン、ミサイルキック。ジュリアが返すと、マライアがダブルアームの構え。ジュリアが切り返すがマライアがダブルアーム式フェースバスターを決める。返したジュリアにマライアは腕十字。ジュリアは足に噛みつき、ロープに逃れる。マライアはエプロンに出して張り手、場外へのパワーボムを決めて投げキッス。マライアはジュリアを引き起こしリングに戻してカバー。ジュリアが返すと、マライアがエプロンからハイキック。コーナーに上がるマライアにジュリアが張り手、雪崩式ダブルアームスープレックス。マライアが立ち上がると突進を止めてバックドロップ。ジュリアがバックドロップ。マライアが立ち上がりスリングブレイド。両者ダウンからヒザを着いた状態でエルボーを打ち合う。ジュリアが「カモンカモン」と誘う。マライアが張り手、マライアも仁王立ちで張り手を受けて立つ。10分経過。張り手の応酬からジュリアが後ろで手を組みマライアの張り手を受ける。ジュリアの突進を止めてマライアがパイルドライバー狙い。ジュリアが切り返すとマライアが張り手。返したジュリアにマライアがビッグブーツ。マライアは「オワリ!」と叫びジュリアを引き起こす。ツームストーンパイルの構えをジュリアが切り返しニーをぶちこむ。マライアが返すとジュリアはグロリアスドライバー。マライアが返せずジュリアが3カウントを奪ってみせた。
試合後、ジュリアはマライアの手を上げて健闘を称えた。
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
朱里<3点> |
15分00秒 |
なつぽい<5点> |
朱里となつぽいの5★STAR GP公式戦。スターダム参戦以前から姉妹のような関係だった両者だが、現在はどちらも以前のユニットを離れ朱里がゴッズアイ、なつぽいがコズミックエンジェルズに所属。朱里は1勝1敗でなつぽいは2連勝スタート。優勝候補の一人でもある朱里が白星を戦来させるか、それともなつぽいが3連勝でトップの刀羅ナツコに並ぶか?
視殺戦を展開し、ゆっくりと中央へ。探り合いから朱里がグラウンドにもっていくと、首の取り合い。なつぽいのネックロックを朱里が切り返し上になると腕十字の構え。なつぽいの足がロープに届きブレイク。朱里がヘッドロックで絞り上げると、なつぽいがロープに振るがショルダータックルで吹っ飛ばされる。なつぽいが返しアームホイップ、ドロップキック。2発目を朱里がかわしてコーナーに叩きつけると、ストンピング連打、串刺しニーアタック。なつぽいが返すが朱里がスリーパー。なつぽいがエスケープしてエルボー。朱里もやり返しエルボーの打ち合い。朱里がニー連打、フロントネックチャンスリードロップ、ニーアタック、エプロンからもニーアタックをヒットさせる。リング下でなつぽいが飛びつきブルドッキングヘッドロック、コーナーに上がるとプランチャ狙い。しかし朱里が追いつき、デッドリードライブでエプロンに叩きつける。リングに戻すとサッカーボールキック連打。しかし、なつぽいが肩を上げる。朱里はさらにサッカーボールを打ち込み前方からも蹴り飛ばす。朱里はアキレス腱固めに入るがなつぽいがエスケープ。なつぽいがエルボーを打つと、朱里が仁王立ちで受けて立つ。朱里が顔面にストンピング連打。朱里の突進になつぽいがバックキック、ネックブリーカー、顔面へドロップキック。エプロンでバックを取ると朱里が切り返しトラースキック。なつぽいはリング下に転落も、ポイ捨てジャーマン、コーナーからプランチャを浴びせる。14カウントで両者生還。10分経過。蹴りのかわし合いから朱里のミドルがヒット、ストンピング連打。バズソーキックをなつぽいが止めて蹴り上げるとポイ捨てジャーマン。なつぽいはコーナーに上がりフェアリアルギフト狙い。朱里が追いつき雪崩式スープレックスから腕を取る。朱雀を狙うがなつぽいがエスケープ。朱里はロープに乗せてDDT。なつぽいが返すとバックラッシュも2カウント。なつぽいがソバットからジャーマン。朱里が返すと残り2分。なつぽいの突進を朱里がかわしてニー。返したなつぽいに朱里は山折り。なつぽいが返すと、朱里が肩車。朱世界狙いを切り返し丸め込むが2カウント。なつぽいがフェアリーストレインも朱里が返す。残り1分。なつぽいが張り手の連打から引き起こしジャーマンの構え。朱里が切り返しニーアタック。しかしなつぽいの肩が上がる。朱里が担ぎ上げるがなつぽいがフェアリングリング。しかしここでタイムアップのゴングとなった。
なつぽい「朱里姉ちゃん、いまのぽい、最強に近づけましたか?」
朱里「私とドローだったんだから、最強に近づいたに決まってんだろ! 今日、久しぶりにシングルマッチやって、すっげーなつぽいから強さを感じた。また試合できるの楽しみにしてるから、もっともっと潰しにこいや!」
なつぽい「朱里姉ちゃん、いや朱里、ぶっ潰してやるから待ってろ! 朱里姉ちゃん、いや、朱里に最強と言わせるまで、そのときまで、バイポーイ!」
朱里「あ、バイポーイ…バイポーイ…ありがとうございました…」
なつぽい「『バイポイってなに?』だろうが!」
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
岩谷麻優<4点> |
12分51秒 |
鈴季すず<2点> |
岩谷麻優と鈴季すずが5★STAR GP公式戦で激突。岩谷は分の悪い開幕戦で勝利し好スタートを切り、これが2戦目。一方の鈴季は連敗スタートも、小松大会でスターライト・キッドを破り連敗ストップ、初勝利を挙げた。前年は3連敗からの猛追を見せただけに、むしろここからが勝負。スターダムのアイコンが鈴季を跳ね返すか、それともプロレス界の顔をめざす鈴季がアイコン突破か?
ロープワークで岩谷がバックエルボー、鈴季が「なめんじゃねえぞ!」とカウンターのドロップキック、鈴季は岩谷をロープ際に追い込み止めに入ったレフェリーを「ジジイ」呼ばわり。鈴季は岩谷の顔面を蹴飛ばし、コーナーに追い込むとエルボー連打。「おらどうしたアイコン!」と鈴季が挑発。岩谷が突進をかわしドロップキック連打。鈴季が場外に転落し、岩谷がトペ狙い。しかし鈴季がエプロンでDDT、リング下から顔面を蹴り上げる。鈴季が後方からニーアタック。岩谷が返すとエルボーの応酬に。鈴季がスピアを決めるが岩谷が返す。鈴季は腕をロックするが岩谷がエスケープ。鈴季が岩谷をコーナーに追い込み串刺しで突進、岩谷がかわしてミサイルキック。岩谷がバックキック、鈴季のテキーラショット狙いを切り返す。しかし鈴季がバックドロップ。 両者ダウン状態から岩谷が串刺しドロップキック、鈴季が場外に転落すると、岩谷がトペスイシーダを放つ。リングに戻すとコーナーからフロッグスプラッシュ投下。しかし鈴季が返してみせる。岩谷はフィニッシュを宣言しドラゴンの体勢。鈴季がこらえてロープに逃れる。岩谷が引き戻すが鈴季が後方にまわりマットに叩きつける。10分経過。鈴季がバズソーキック連打。テキーラショットをフィニッシュ狙いで決めるが岩谷がクリアー。鈴季はジャーマンを連続で決めようとするが岩谷が丸め込む。岩谷が飛びついてドドンパ。鈴季が返すと、岩谷の蹴りをかわして丸め込む。ギリギリで岩谷が返すとエルボー、キックが交錯、岩谷がトラースキック、パイルドライバー。岩谷はコーナーに上がりムーンサルトプレス。3カウントと思われたが鈴季が返して残り3分。岩谷は鈴季のバックにまわりドラゴン狙い。鈴季がこらえるが引き戻してドラゴンを決める。3カウントが入り、岩谷が鈴季を破った。
岩谷「京都のみなさん、こんばんは~! 5★STAR GPまだ岩谷麻優2試合しかやってないけど、去年と同じく鈴季すずを倒したぞ! 楽しかったよ。でも、いて…いてて…。でもね、まだまだ、まだまだ、アイコン、アイコン、アイコンには勝てないっていうことだよ。まあまあ。なに?」
鈴季「どういうことだよ?」
岩谷「わからんけど、わからんけど今日勝ったってことは確か。勝って2点プラス、それが岩谷麻優の実力。なんか言いたいことあるならどうぞ。疲れた…」
鈴季「オメエなに言ってるかわかんねえよ。ちゃんとまとめてしゃべれよ。やべえ。3敗はやべえ。あと1敗したら優勝はできない」
岩谷「そんなの誰でもわかってるよ」
鈴季「バカ! 帰れ!」
岩谷「勝ったの自分や」
鈴季「でもね、崖っぷちの方が燃えるでしょ。残りの5★STAR全勝して優勝、そしてプロレス界の顔になってやるからな。おい、アイコン。オマエも覚悟しておけ」
岩谷「麻優でもバカでもわかる、一個言ってあげよう、鈴季すずに。なんちゃらかんちゃらアイコンでもなんとか言ってたけど、ちゃんとアイコンとして麻優のこと認めてくれてるじゃん。高い高い、なんとか山脈くらい高いところでオマエの成長見ててあげるから、またシングルで会おうね。帰って。麻優勝ったし。負けてるわけじゃないから。まあまあ、今日メインイベントでSTARSが勝ったということは、STARSで締めていいですか。京都大会、こんなにたくさんのみなさんが見に来てくれてホントにありがとうございました。みなさんのおかげでこうやってスターダムが盛り上げられてるので、また近いうち京都にくるんでね、またみなさんもスターダム見に来てください。なんで上がらんの? あ、ひとりで締めるんだ、今日。シングルの祭典やからね。いまはね、シングルマッチ闘ってるので、STARSのみんなでの締めはできませんけどね、優勝した先にまたまた京都に来て、みんなでウィーアーSTARSで締めたいと思うので、それまでぜひみなさん何度も何度もスターダム来てください。本日はありがとうございました。こんな遅い時間まで見てくれてありがとうございます。いまを信じて明日に輝け、We are STARS!」
岩谷のコメント
「今日みなさん、こんばんはって言ったっけ? 5★STAR GP2戦目、相手は鈴季すず、無事に勝ちました。まあ、去年もね5★STARで自分があの子から3カウント取ったんですけども、やっぱ強いよね。覚悟があるというか。でもまだまだあんな途中から来た選手にスターダムのてっぺん、まだ譲ることなんかできないんで、自分が今日、まだまだスターダムのアイコンの意地をただ見せつけてあげたって感じですね。まだ5★STAR2試合しかやってないんで、これから過酷な夏が始まったばっかりですから、10年連続10度目の出場、経験値の差がありすぎるでしょ、みんなと。この過酷な過酷なリーグ戦闘い抜いて、またあの王冠とマントを着るのは岩谷麻優。5年ぶりの優勝? 何年振りかわからなくなっちゃったけど、また王冠とマントを着て、アイコンである岩谷麻優がトップを走る。その姿をみんなに見せつけてあげるだけです。今日はちょっとまあ(鈴季が)強かったね。強かったけど、まだまだアイコンには勝てないですよ。夏はまだ始まったばっかりなので、暑い夏、闘いましょう」