『STAR☆VERSE Presents 5★STAR GP 2023 Supported by SoftBank 大阪大会』
9月20日(水)エディオンアリーナ大阪 第2競技場(観衆489人)
試合結果
◆4WAYバトル 15分1本勝負 | ||
MIRAI |
4分56秒 |
水森由菜 |
※もう二人は鹿島沙希、壮麗亜美
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
羽南 |
7分31秒 |
HANAKO● |
飯田沙耶 | 月山和香 | |
○岩谷麻優 | 白川未奈 |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○メーガン・ベーン |
7分38秒 |
渡辺桃 |
星来芽依 | 琉悪夏● | |
鈴季すず | 刀羅ナツコ |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
舞華<9点> |
8分55秒 |
マライア・メイ<6点> |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
AZM<8点> |
55秒 |
ジュリア<9点> |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
中野たむ<11点> |
13分20秒 |
朱里<9点> |
試合詳細レポート
◆4WAYバトル 15分1本勝負 | ||
MIRAI |
4分56秒 |
水森由菜 |
※もう二人は鹿島沙希、壮麗亜美
壮麗亜美、鹿島沙希、水森由菜がいっせいに闘う3WAYマッチが予定されていたが、林下詩美が急きょ欠場でMIRAIが5★STAR GP公式戦を不戦勝。MIRAIが第1試合に加わり4WAYマッチに変更された。これにより、壮麗と鹿島のゴッズアイ同門にMIRAIも加わることになる。ゴッズアイに囲まれたコズミックエンジェルズ見習い水森、四面楚歌状態からサバイバルなるか?
ゴングが鳴らされるとゴッズアイ3人と水森に分かれる。水森は「絶対手を組むんじゃねえぞ」。鹿島は「つないでるだけです。」「じゃあ正々堂々よろしくおねがいします」と手を差し出す。水森が応じようとするとゴッズアイが攻撃。裏切った鹿島がMIRAIと壮麗を丸め込む。鹿島はMIRAIと壮麗に指示を送り丸め込ませる。鹿島が水森を羽交い絞め。水森がかわすとMIRAIと壮麗が鹿島にチョップ。壮麗が鹿島を丸め込むとMIRAIがカット。MIRAIと壮麗が1対1の状況でチョップを打ち合う。水森が割って入るがMIRAIと壮麗が攻撃。水森はまとめてクロスボディーも鹿島がカット。鹿島は壮麗をかわしてコルバタ、鹿島の突進を水森が止めてショルダースルーも丸め込まれる。鹿島が水森を羽交い絞め、水森が切り返しバックの取り合い、壮麗がまとめて吹っ飛ばし水森を捕獲。MIRAIが加わりクローズラインも水森がかわす。すると水森と壮麗が合体するがMIRAIが丸め込む。そのうえから鹿島が覆いかぶさるが2カウント。MIRAIが水森を抱え上げるが水森が切り返し丸め込む。水森の突進にMIRAIがラリアット。3カウントが入りMIRAIが水森をフォールした。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
羽南 |
7分31秒 |
HANAKO● |
飯田沙耶 | 月山和香 | |
○岩谷麻優 | 白川未奈 |
STARSの岩谷麻優&羽南&飯田沙耶組と白川未奈&月山和香&HANAKO組が6人タッグマッチで対戦。白川&月山のクラブビーナスにHANAKOが合流することでどんな化学反応が生まれるか?
月山が「ゴリラさん」と飯田を指名。飯田は「テメエ勝てんのか!?」と月山を挑発し試合がスタート。探り合いから手四つで力比べ。月山が押し込もうとするが飯田はびくともせず簡単に押し倒す。飯田はヘッドロックで月山を走らせず。月山がロープに振るも飯田がショルダータックルで吹っ飛ばす。飯田が突進すると白川が乱入しドロップキック、HANAKOも加わりトリオでドロップキックを打ち込む。月山はヒップアタック連打。飯田が返すと、モンゴリアンチョップ連打からドロップキック。羽南が月山に襲いかかるとHANAKOがカットしクローズライン。しかし飯田も加わり羽南とジャンピングチョップの競演、さらに月山にエルボーアタックの挟み撃ち。羽南が月山にエルボー連打。月山がカウンターでクロスボディー。白川と岩谷が蹴りをかわし合うと白川がエルボー、岩谷が突進をかわしドロップキック、白川もやり返してドロップキックからコルバタ式河津落とし。HANAKOが岩谷にショルダータックル連打からアルゼンチン。コーナーに追い込むと串刺しボディーアタック。岩谷が返すとバックキック。白川がカットに入りHANAKOと合体を試みるが岩谷がまとめてアームホイップ。STARSが3方向で低空ドロップキックの競演、HANAKOに合体フェースクラッシャー、岩谷がフロッグスプラッシュ。しかし月山がカットする。岩谷はHANAKOを引き起こしフルネルソンの構え。白川がハイキックでカットしHANAKOがビッグブーツ、ブレーンバスター。HANAKOはフィニッシュを予告するが岩谷が丸め込む。HANAKOのビッグブーツを岩谷がかわすとトラースキックからジャーマン。HANAKOが返すと岩谷はフィニッシュを宣言しムーンサルトプレス。3カウントが入り、岩谷がHANAKOをフォールした。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○メーガン・ベーン |
7分38秒 |
渡辺桃 |
星来芽依 | 琉悪夏● | |
鈴季すず | 刀羅ナツコ |
鈴季すず&星来芽依&メーガン・ベーン組と大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&琉悪夏組が6人タッグマッチで激突。メーガンのパワーを大江戸隊がラフで封じるか?
鈴季が「いきな」と星来を先発に押し出す。星来は桃と対峙し蹴りの威嚇。桃が誘う形で手四つと思わせて攻撃。すぐに星来がやり返して張り手もエプロンでナツコが妨害、かいくぐった星来だが琉悪夏が妨害。それもかいくぐり星来が向かっていくが桃が「なめんじゃねえぞ!」とボディースラム。星来が返すと桃がサッカーボールキック。ナツコと琉悪夏が合体ショルダータックル、次々とセントーンを放つ。星来が返すと、ナツコはその場でボディープレスからセントーン。星来が返すとナツコが顔面を踏みつけていく。星来がナツコに丸め込みからドロップキック。鈴季がナツコにニーアタックを後方から連打。桃が乱入しナツコと合体を試みるが鈴季がまとめてドロップキック。スピアはナツコと桃が止めてブレーンバスターの構え。鈴季が切り返しまとめて叩きつける。鈴季の突進にナツコがショルダータックル。琉悪夏がクロスボディー、ナツコがキャノンボール。ナツコがハリケーンドライバー、鈴季が反転し丸め込む。鈴季はトラースキックもナツコがラリアット。メーガンが入り琉悪夏のショルダータックル連打を受けて立つ。琉悪夏の突進にメーガンがショルダータックル、ボディースラム。串刺しアタックを琉悪夏がかわすと大江戸隊が次々と串刺し攻撃。琉悪夏がフィッシャーマンを狙うがメーガンがこらえて鈴季がニーをぶち込むとトリオでキック、メーガンがジャンピングラリアット。メーガンは琉悪夏を引き起こしネックハンギング。琉悪夏が切り返すと桃がミドルキック。琉悪夏と桃が合体もメーガンがラリアット。琉悪夏が腹部にパンチを放ちフィッシャーマンを狙う。ナツコが加わりダブルでブレーンバスターの構え。しかしメーガンがまとめて叩きつける。メーガンは星来を抱え上げて場外のナツコと桃に投げ捨てる。さらに琉悪夏にネックハンギングボム。琉悪夏が返せずメーガンが3カウントを奪った。
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
舞華<9点> |
8分55秒 |
マライア・メイ<6点> |
3勝2敗1引き分けの舞華と3勝4敗のマライア・メイが5★STAR GP公式戦で初シングル。混戦のブルースターズで決勝進出の可能性を残す舞華にとっては絶対に落とせない一戦。一方で優勝は絶望的となったマライアが意地を見せて舞華の足を引っ張るか?
マライアからビッグブーツで突進、舞華がかわすとマライアが張り手、コルバタ、後方からドロップキック、コーナーに追い込み逆水平の連打。コーナーに乗せるとダブルチョップ、雪崩式フランケンシュタイナー。舞華が返すと、マライアはロープに固定してチンロック、背後からドロップキック。「イクゾ!」と気合を入れて場外へのパワーボム狙い。舞華がこらえてエプロンからのラリアットを放つ。舞華はマライアをリングに戻して串刺しラリアット、ショルダータックル。マライアが返すと、滞空時間を取ってブレーンバスター。返したマライアに舞華はスリーパーホールド。胴締めに移行するがマライアがエスケープ。舞華はマライアをエプロンに送り出すがハイキックを食らう。マライアがミサイルキックも2カウント。マライアはスイングDDT、ダブルアームの体勢から立ち上がって締め上げる。舞華がその体勢からコーナーに叩きつけ突進。マライアがかわしてビッグブーツ、ラリアットを連続でかわし顔面にビッグブーツ。しかしカウンターのラリアットを食らう。舞華が突進するがマライアがかわしスリングブレイド。エルボーが交錯し両者ダウン。ヒザをついた状態でエルボーを打ち合って立ち上がる。立ち上がってもエルボーの応酬。マライアが突進すると舞華がパワースラム。マライアが返すと、舞華はみちドラ狙い。マライアがワンスアポンアタイムで丸め込むが舞華が返す。マライアは急角度のバックドロップを放つが2カウント。マライアは舞華を立ち上げツームストンを狙うが舞華が切り返しラリアット、パワーボムで投げ捨てる。マライアが返すと舞華はみちのくドライバー。3カウントが入り舞華がマライアを破った。
◆ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
AZM<8点> |
55秒 |
ジュリア<9点> |
4勝2敗1引き分けのジュリアと3勝4敗のAZMによる5★STAR GP公式戦。ひとつの負け越しによってすでに決勝進出の可能性が消えたAZMだが、5★STAR GPでは数々の大物食いを成し遂げてきた。それだけに史上初の2連覇を狙うジュリアに油断は大敵だ。
AZMが「よろしくお願いします」と丁寧に手を差し出す。ジュリアはバツポーズを作るが慎重に歩を進め手を握る。ジュリアが引いてバックドロップ狙い。ゴングが鳴るとAZMがカナディアンデストロイヤー。コルバタで腕を取るがジュリアが切り返しバックドロップ。ジュリアがロープに振ろうとするがAZMが拒否。ジュリアがグロリアスドライバー。カバーを反転したAZMがあずみ寿司。ジュリアが返すがAZMが再度丸め込むと3カウントが入った。AZMは本部席からストップウォッチを持ち出しリング上から披露した。
壮麗「いつものカッコいいジュリアはどこに行っちまったんだよ!(本部席からSTRONG女子のベルトを持ち出し)上がってこいよ、オラ。STRONGのチャンピオンのジュリアさまが1分も足らずに、負けちゃった。チャンピオンなのに、気が緩んでるんじゃない?」
ジュリア「緩んでねえよ」
壮麗「突然で悪いけど!私にSTRONGのベルト挑戦させろ!」
ジュリア「イヤだ! いや、なに? オマエ、5★STAR何勝何敗か言ってみろよ」
壮麗「3勝5敗ですけど」
ジュリア「イヤだね」
壮麗「いやいやいや。でも、このベルト、5★STARにも出てねえ、向後桃が挑戦できるんだろ。なんで私が挑戦できねえんだよ!」
ジュリア「知らねえよ、そんなの。もう、もう…。AZMのせいで、こんなことになっちまったよ。ここですぐイエスって言いたくねえな、なんか」
壮麗「イエスしかない。ノーは聞かない」
ジュリア「そんなそれだけの理由? 認めないね」
壮麗「……。確かに今回5★STARでいい結果を残せず、ゴッデスのベルトも落としてフューチャーのベルトもなくなって、いまの私にはなにもなくなった。でも、いま、いま私は変わらなくちゃいけないと思ってる。だから、そのきっかけがこのSTRONGにしたいと思ってる」
ジュリア「あのなあ、これは単なるテメエみたいなヤツのきっかけづくりのベルト、そんな軽いもんじゃないと私は思ってるよ。でもな、オマエに熱い気持ちがあるんだったら、それをずっと私にもっともっと見えるように伝えてこい。そしたら受けてやるよ!」
ジュリアがリングを下りる。
ジュリア「アリベデルチ!」
壮麗「またな」
◆レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 | ||
中野たむ<11点> |
13分20秒 |
朱里<9点> |
4勝1敗1引き分けの朱里と4勝2敗1引き分けの中野たむは元&現ワールド・オブ・スターダム王者による5★STAR GP公式戦。勝った方が決勝進出に望みをつなぐ一戦で、中野には崖っぷちでもある。この試合で敗れれば敗退、現・赤いベルトの王者の優勝はその時点で消える。朱里が2点を獲得し2度目の優勝に勢いをつけるか、それとも中野が可能性をつなぐか。ここまでのシングルでは圧倒的に朱里が優位だが…。
視殺戦で試合がスタート。探り合いからロックアップ、朱里がヘッドロック、朱里が蹴りを入れると中野の蹴りをかわして再度視殺戦。髪をつかみ合うと中野がバックキック。ロープワークで中野がアームホイップ、朱里が後方に叩きつける。朱里がコーナーに叩きつけ顔面に足を突き立てる。朱里は串刺しニーアタックからフロントネックチャンスリー、サッカーボールキック連打。中野が1カウントで返すと朱里はスリーパー。中野がエスケープすると朱里は余裕でブレイクし突進。中野がかわしニーアタックで場外に送り出す。中野はコーナーに上がるが朱里がエプロンへ。エルボーの応酬から中野がドラゴンスリーパーで宙吊りに。朱里を落として中野が場外プランチャ。中野はバックを取りジャーマンの構え。朱里が切り返しスイングDDT。先に朱里が戻り、中野は16カウントで生還。中野が朱里の顔面を蹴飛ばすと、朱里もやり返す。中野が立ち上がってエルボー、朱里も応戦。エルボーの応酬から中野が連打。朱里が笑みを浮かべミドルキック連打。バズソーは中野が受け止めて突進もミドルキックを食らう。中野がすぐにエルボーからバックドロップ。朱里が返すと、中野はコーナーへ。朱里が追いつき下から張り手。朱里は腕を取って雪崩式スープレックス、腕十字、腕固めに移行。中野の足がロープに到達。朱里が顔面へニーアタック、コーナーからスタンディングギロチン。中野が返すと、朱里がトップロープに乗せてDDT。返した中野に朱里はフィニッシュを宣言。流炎の構えを中野が切り返し丸め込み。返されるとノーザンクロスで締め上げる。おちかけたものの、朱里がなんとかエスケープに成功。10分経過。中野が引きずり起こしブレーンバスターの構え。朱里が切り返しバックドロップ。バズソーを中野がかわしバイオレットシューティング。もう一発狙うと朱里がカウンターのキック。両者ダウン状態から立ち上がり突進、朱里がコードブレイカー、ニーアタック。中野が返すと、朱里は流炎狙い、中野が切り返しタイガー。返されるとバイオレットシューティングを前、後ろ、サイドから放つ。もう一発サイドから放つと前方からもう一発。しかし朱里が1かウウントで返す。朱里が突進すると中野がキックの連打、顔面を蹴り上げる。朱里が返すと中野はVSD。3カウントが入り、中野が朱里をピンフォールした。
中野「宇宙のみなさん、そして大阪のみなさん、こんにちは! かわいいですか? ブスですか? ちょっと直す。最強の朱里から生まれて初めて勝ったぞー! 強すぎ。蹴っても蹴っても蘇ってくるから、怖かった。でも私は、朱里が大切に大切に育ててきた、この赤いベルト、赤いベルトのチャンピオンとして、2023年、5★STAR GP最終戦、なつぽいに絶対に勝って、今年こそ中野たむがアレします! いよいよ、9・30、5★STAR GP最終戦、優勝決定戦、長い長い長かった。私たちの生き様がここで集大成になります。私たちの生き様を最後まで、みなさん見届けに来てください! 約束ね。それじゃあいいですか? 宇宙にきらめくたむロードについてこい、ビリーブインたむ!」
中野のコメント
「最強の朱里に、生まれて初めて勝った! うれしい。かわいいですか?ブスですか? ホントに朱里はメチャクチャ強くて、でも、朱里が大切に大切に、この赤いベルトを、その目見て、アイツのものすごいタイトルマッチをこの目で見てきたけど、私も赤いチャンピオンとしてこのベルトを大切に大切に輝かせていく。いろんなチャンピオンの魂をホントに背負ってるんだなって、あらためて感じた。でも、今年の5★STAR最終戦のなつぽいに勝って、今年こそ中野たむが、アレします! きれいなみなとみらいダイブ、見に来てください」