『STARDOMさいたま大会』
10月14日(土)サイデン化学アリーナさいたま・サブアリーナ(観衆273人)
試合結果
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
コグマ |
5分32秒 |
フキゲンです★ |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
白川未奈 |
8分33秒 |
HANAKO |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○葉月 |
7分37秒 |
天咲光由 |
岩谷麻優 | レディ・C● |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○メーガン・ベーン |
8分40秒 |
渡辺桃 |
星来芽依 | 琉悪夏● | |
鈴季すず | 刀羅ナツコ |
◆8人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
○桜井まい |
13分30秒 |
鹿島沙希● |
テクラ | 壮麗亜美 | |
舞華 | MIRAI | |
ジュリア | 朱里 |
試合詳細レポート
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
コグマ |
5分32秒 |
フキゲンです★ |
当初はコグマvsレディ・Cvsフキゲンです★の3WAYマッチが発表されていたが、AZMの欠場からレディ・Cが天咲光由と組むことになりカードが変更、コグマvsフキゲンです★のシングルマッチになった。コグマのクマポーズでフキゲンの機嫌が戻るかが注目される?
試合が始まるとコグマがクマポーズ。フキゲンも「デース!」の掛け声とともにクマポーズを共演。コグマが「ありがと」と感謝するとフキゲンが襲いかかる。コグマが反撃しようとするとフキゲンが喫煙ポーズ。注意したコグマをコーナーに追い詰めロープ渡りに同行させる。フキゲンはアームホイップでコグマを場外に送り出す。フキゲンが追いかけるとコグマがリングに戻る。フキゲンが戻るとコグマがリング外。フキゲンの機嫌が一層悪くなる。コグマはフキゲンに蹴りを入れて再びリング下に落とす。上がってこないフキゲンに対しコグマが様子を見に行くとフキゲンがタオルで殴りかかる。コグマが逃げてフキゲンが追いかける。コグマがフキゲンを止めてボディースラム狙い。フキゲンが切り返しスポーツ紙で何度も殴打。フキゲンはコグマをリングに戻し、足を踏みつける。ブレーンバスターを宣言するが、コグマが反対にブレーンバスターで叩きつけフットスタンプ。フキゲンが返すとコグマの突進をかわして丸め込み。コグマも切り返し丸め込みの応酬。コグマが120%スクールボーイで丸め込むと3カウントが入った。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
白川未奈 |
8分33秒 |
HANAKO |
白川未奈とHANAKOが一騎打ちで対戦。白川にとって大型のHANAKOには得意の足攻めがより有効と思われるが、HANAKOがこのパターンを覆すことができるかの勝負にもなりそうだ。
HANAKOが「お願いします」と握手を求め、白川もクリーンに応じてゴング。バックの取り合いでスタートし白川がネックロック。HANAKOも切り返し首を取りにいく。グラウンドで白川がヘッドロック、立ち上げて締め上げるとHANAKOが立ち上がりロープに振る。ともにショルダータックルをぶつけ合い、3度目でHANAKOが打ち勝つ。HANAKOはボディースラムで豪快に叩きつけるが白川が1カウントで返しカウンターでヒザにドロップキック。白川は右ヒザをマットに叩きつけ逆片エビ固めで絞り上げる。HANAKOがエスケープすると、白川はレッグロック。HANAKOがエスケープするも白川はヒザへのストンピング。HANAKOがエルボー連打で向かっていくが白川が受けて立つ。白川はヒザへの蹴りからエルボー。白川の突進をHANAKOがキャッチしボディースラム。HANAKOの突進を白川が足を出して回避。白川が突進するとHANAKOがカウンターでビッグブーツ、ダブルニーアタックを背後から放ちニードロップへ。白川が返すとHANAKOが逆エビ狙い。白川がかわして足をロック。HANAKOがエスケープするとミドルキックをキャッチし逆エビ固めでギブアップを迫る。白川がエスケープすると、HANAKOが引き起こしアルゼンチンバックブリーカーからコーナーに叩きつける。背中に体をぶつけて串刺しボディーアタック。白川が返すと、HANAKOは予告してブレーンバスター。しかし白川が返してみせる。HANAKOは「決めるぞ!」と予告しアルゼンチン。白川が丸め込むがHANAKOが返してビッグブーツ。絶叫してHANAKOが突進すると白川がローリングエルボー。足4の字狙いをHANAKOが切り返す。HANAKOのビッグブーツをキャッチし白川がドラゴンスクリューからの足4の字固め。HANAKOが反転するが白川が元に戻して締め上げる。HANAKOがギブアップし白川の勝利となった。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○葉月 |
7分37秒 |
天咲光由 |
岩谷麻優 | レディ・C● |
当初は岩谷麻優&葉月組vsAZM&天咲光由組のカードがおこなわれる予定だったがAZMが欠場のためカードが変更。STARSとクイーンズクエストの図式は変わらず、レディ・Cが天咲と組み岩谷組と対戦する。翌日にスタートするタッグリーグ戦では岩谷が羽南、葉月がコグマとのコンビでエントリー。開幕戦では岩谷組vs葉月組の公式戦で対戦が組まれており、ユニット同門対決を前に公式戦を睨んでの試合にもなりそうだ。
岩谷とレディが先発、レディがロープに追い込み逆水平。悶絶の岩谷をロープワークに誘う。しかし岩谷がドロップキック、回し蹴り。レディが岩谷を走らせずにジャイアントスイング10回転。岩谷がタッチを求めて手を伸ばすがニュートラルコーナー。コーナーの岩谷にレディがビッグブーツ。天咲が岩谷のヒザにドロップキック、DDT、背後からドロップキック。岩谷が返すと、天咲がDDT、串刺しで突進。岩谷がかわしてドロップキック。替わった葉月が天咲に串刺しエルボー、ミサイルキック、顔面ウォッシュ、フルネルソンバスターでたたみかける。しかし天咲がセントーンをかわし串刺し側転エルボー、ドロップキック。レディが控えの岩谷を落として葉月にビッグブーツ。レディのダッシュを岩谷が妨害し葉月がコードブレイカー。レディが返すと葉月はフェースロック。レディがエスケープし天咲とドロップキック。ネックブリーカーも決めるが葉月が返す。レディは葉月を引き起こしチョークスラム狙い。葉月が切り返し丸め込むが2カウント。レディが葉月をかわし天咲がDDT、レディがチョークスラム。しかし岩谷のカットが間に合う。レディは葉月を引き起こしジャイアントバックブリーカー。葉月が切り返すと岩谷とトラースキックの競演、次々と串刺し攻撃、葉月がビッグブーツ。葉月はフィニッシュを宣言し、ダイビングセントーン。リング下で岩谷と天咲がやり合っている間に3カウントが入り、葉月がレディをフォールしてみせた。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○メーガン・ベーン |
8分40秒 |
渡辺桃 |
星来芽依 | 琉悪夏● | |
鈴季すず | 刀羅ナツコ |
鈴季すず&星来芽依&メーガン・ベーン組と刀羅ナツコ&渡辺桃&琉悪夏組の大江戸隊が6人タッグマッチで激突。鈴季&星来組とナツコ&桃組は翌日開幕のゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦にエントリーしており、公式戦に向けての前哨戦にもなっている。リーグ戦を優位に進めるために先手を奪うのはどちらのチームか?
星来が先発に名乗りを挙げナツコにドロップキック。ナツコがかわすと星来がエプロンから誘いをかける。ナツコは星来をキャッチしセントーン。星来がかわすとドロップキックを叩き込む。星来が走るとリング下から琉悪夏が足を引いてリングイン。ナツコと琉悪夏で星来にショルダータックル、セントーンの連打。星来が返すとナツコが逆エビ狙い。星来がかわすと大江戸隊のコーナーで捕まってしまう。桃と琉悪夏が星来を蹴飛ばすとナツコも加わりロープ際で攻撃。ナツコが星来にブレーンバスター。琉悪夏が星来に串刺しボディーアタック、ショルダータックル。桃が星来にミドルキック、顔面にニーを押し付け「やり返してみろよ」と挑発。星来がエルボー連打も桃がミドルキック一発で倒してみせる。星来が桃をかいくぐりブレーンバスターを狙うが反対に叩きつけられる。星来がカウンターでドロップキック。替わった鈴季が桃にニーアタック連打。ナツコと桃をかいくぐりスピアを決める。桃と鈴季がエルボーの打ち合い。桃もミドルキック連打で鈴季をコーナーに追い込みドロップキックも連打。さらにブレーンバスターで叩きつけるが2カウント。琉悪夏がセントーンからフェースロック。星来がカットもナツコがリング下に追い出す。琉悪夏の突進を星来が妨害し鈴季がドロップキック、星来とドロップキックの競演。鈴季が琉悪夏に変型DDT。メーガンが入り、琉悪夏にドロップキック、コーナーに叩きつけると体を浴びせていく。琉悪夏が突進をかわすと大江戸隊が次々と串刺し攻撃、琉悪夏がクロスボディー。メーガンが返すと琉悪夏のフィッシャーマン狙いを阻止、メーガン組がトリオでキックの競演、メーガンが琉悪夏を叩きつける。しかし大江戸隊がカット成功。ナツコと桃が合体もメーガンがラリアット、琉悪夏にもラリアット。メーガンは星来をリフトアップし場外の大江戸隊に投げつける。琉悪夏がリングに戻されメーガンがネックハンギングボム。琉悪夏が返せずメーガンがフォール勝ち。
◆8人タッグマッチ 30分1本勝負 | ||
○桜井まい |
13分30秒 |
鹿島沙希● |
テクラ | 壮麗亜美 | |
舞華 | MIRAI | |
ジュリア | 朱里 |
ジュリア&舞華&桜井まい&テクラ組のドンナ・デル・モンドと朱里&MIRAI&壮麗亜美&鹿島沙希組のゴッズアイが8人タッグマッチで全面対決。10・9名古屋におけるアーティスト・オブ・スターダム王座戦ではジュリアが舞華をフォールし、舞華と鈴季すずに亀裂が生じた。舞華がDDMに帰還し、あらためてユニットの結束を図る試合になりそうだ。対するゴッズアイにとってはアーティスト王者との対戦とあって、挑戦権をつかむチャンスでもある。
ジュリアと壮麗が先発で力比べ。ジュリアが押し込み慎重にブレイク。ジュリアがエルボーを叩き込み蜘蛛の巣で絡みつく。壮麗が切り返してアルゼンチン。ジュリアがヘッドロックでグラウンドに持っていくが壮麗が切り返して睨み合い。テクラのドロップキックを朱里がかわす。テクラが朱里をかいくぐりカバー。朱里がすぐに返してカバーにいくが、テクラも切り返す。ジュリアと桜井のドロップキックを朱里がかわすとテクラにサッカーボールキックの連打。朱里は鹿島を呼び込む。鹿島はすぐにMIRAIにタッチ。MIRAIがテクラにショルダータックル。壮麗がテクラに滞空時間の長いボディースラム。テクラはすぐに返して壮麗にエルボー。壮麗は逆水平でテクラを倒す。壮麗がテクラをロープに振るがコルバタ、ビッグブーツを食らう。舞華が壮麗に串刺しラリアット連打。鹿島が乱入し舞華にローキック連打、鹿島と壮麗が合体するが舞華がまとめてラリアット。壮麗が舞華を担ぎ上げマットに叩きつける。MIRAIが舞華にドロップキック。舞華がMIRAIにパワースラム、スリーパー。DDMがゴッズアイにサブミッションで競演。舞華がMIRAIへのスリーパーを継続し胴締めに移行。MIRAIがエスケープすると、舞華の突進をかわし丸め込む。舞華が返すとMIRAIはDDT。コーナーに上がると舞華が追いつき雪崩式狙い。そこへ壮麗が割って入り舞華にバックドロップ、MIRAIがミサイルキック。舞華が返すとラリアット。MIRAIがこらえてエルボー。舞華とMIRAIがラリアットをこらえ合う。MIRAIが打ち勝つが舞華もすぐに立ち上がりラリアット。MIRAIがすぐに立ち上がるとラリアットが交錯し両者ダウン。10分経過。MIRAIと舞華がブレーンバスターを狙う。舞華がブレーンバスターで叩きつけるがともに立ち上がれず。舞華は桜井にタッチ。桜井がMIRAIにミサイルキック。ビッグブーツをMIRAIが止めてバックフリップ。鹿島が入り桜井にビッグブーツ、串刺しニー、ダイビングフットスタンプ。桜井が返すと、鹿島はダブルアームの構え。桜井が切り返すとゴッズアイが乱入、壮麗がカミカゼ、鹿島がダイビングフットスタンプ。桜井が返すと、鹿島は「朱里見とけ!」と叫んでトラースキック。しかしDDMがカット成功。ジュリアが鹿島にファルコンアロー、MIRAIがラリアット。桜井がダブルアームスープレックスホールド。鹿島が返すと桜井はブレーンバスターの構え。鹿島が起死回生もカットされる。混戦からジュリアが鹿島を引き起こしグロリアスドライバー、桜井がダイビングエルボードロップ。3カウントが入り、桜井が鹿島をフォールした。
桜井「ださいたま大会にお越しの超庶民のみなさまごきげんよう! 勝ちましたわ。わたくしが超貴婦人になってから初の4人で勝てました。うれしいです! さて、明日からタッグリーグがお開幕しますが、わたくしはMIRAIとのミライサクが優勝してみせますわ!」
ジュリア「ノーノーノー。今年のタッグリーグは、もちろん!マフィアベラが優勝いたしますわー!」
舞華「待て待て、シャラップ、シャラップ。今年のタッグリーグは私とメーガンが優勝だぞ!」
桜井「おだまりださいたま! 締めますわよ、それじゃ。締めますわよ! ということで、すいません。あらためまして締めさせていただきますわ。テクラ、舞華、ジュリア、そして、わたくし、貴婦人様! 世界に弾ける女たちドンナ・デル・モンド、ごめんあそばっせ!」
DDMのコメント
桜井「本日、超貴婦人が帰還してから初の4人のドンナ・デル・モンド揃いました。タッグで勝利することができましてホントにうれしいですわ。これから超ドンナ・デル・モンドになって」
ジュリア「超ドンナ・デル・モンド?」
テクラ「チョー?」
桜井「超ドンナ・デル・モンドになっていきましょう」
ジュリア「明日からタッグリーグ」
テクラ「タッグリーグタイム、ベイビーズ」
ジュリア「私たち試合(公式戦)ないですけどね」
テクラ「タシカニネ」
ジュリア「明日、明日、なに? 明日、アンドラスだ。がんばりまーす」
テクラ「ガンバッテクダサーイ」
舞華「明日、私、タッグリーグ。初っ端からレディ・Cと壮麗亜美。今日闘った壮麗亜美。そんな全然たぶんあんまりコミュニケーション取ってないだろうそんなタッグに負けるはずがないので。私たちストロングタッグチームが必ず、全勝優勝だね。全勝優勝したいと思いまーす!」
ジュリア「でもブロック違うんだよね。じゃ、決勝で会おう」
舞華「決勝でね」
ジュリア「バイバーイ」
舞華「バイバーイ」
桜井「あれ? あれ? わたくしミライサク、わたくしたちが、お優勝いたしますわ。それじゃごめんあそばっせ!」