2023/11/21 NEWS

新社長&ワールド、ゴッデス返上&アフロディーテ復帰記者会見

 1120日(月)、会見がおこなわれ、ブシロードファイト新社長に就任する岡田太郎があいさつ。また、中野たむの保持するワールド・オブ・スターダム王座、なつぽい&安納サオリ組が持つゴッデス・オブ・スターダム王座が返上。さらに欠場中の林下詩美と上谷沙弥が1128後楽園ホール大会で復帰することが発表された。

12月1日付で株式会社ブシロードファイト新社長に就任する岡田太郎があいさつ

「このたび、本日発表にありました通り、121日より株式会社ブシロードファイト代表取締役社長になります、岡田太郎と申します。よろしくお願いいたします。まずみなさまにご報告がありまして、改善の進捗に関してお話させていただきます。ただいま社員ならびに一部の希望する選手と当社ブシロードグループの人事担当役員が面談をおこなっております。明日には、その面談も予定されているものはすべて終わります。そのとき先日ご迷惑をおかけしました(11・5)牛久大会以外にもいろいろ改善する点があがってまいりました。こちら改善すべく、このあと調査に入ります。すぐに解決できるもの、そしてさまざま慎重に解決しなければいけないこと、さまざまございます。こちらは社内のしかるべき審査を通して、みなさまに発表してまいりますので、その報告をいま一度お待ちいただければと思います。また、直近でご心配かけています今週のイベントや試合、こちらのカードに関してもですね、遅くとも明日(1121日)、明日までには必ず発表させていただきますので、こちらも情報をお待ちいただければと思います。みなさまにはご心配をおかけしますが、よろしくお願いいたします。というところで、あらためて岡田太郎と申します。このたびの社長就任に伴いまして、正直メチャクチャ怖いです。いまも足が震えております。それはみなさまと同じで、プロレス大好き、プロレス愛する者だからと思っております。いまのスターダム、正直言って厳しいところが見受けられるのではないかと思います。選手が会見やSNS、そして一番大事なリング上で闘いを繰り広げておりますが、どうもいろいろな心配事でお客様が集中して楽しめない状況が続いているのではないか、そう自分も感じております。それを改善するためにボクは身体を張ることはできないです。ただですね、スターダムの運営、経営、これを自分の身をもってしっかり受け止めることで、いろいろ解決できたり、選手のみなさんが楽になる。そういった方法はあると思います。それをですね、スターダムのスタッフ一同、浸透しまして、今一度自分の責任で、身体で運営、経営を受け止める。そういったことがスターダム新社長の使命だと思って精一杯やってまいります。その先にはですね、選手、スタッフ、ファンのみなさまで作り上げて、スターダムをもう一度、もう一度じゃないですね、このまま素晴らしい団体に、もっともっと素晴らしい団体にして、スターダム、女子プロレス界、いや、プロレス界にみなさんに貢献できればと思います。あらためてこのたびは社長となりますが、みなさま引き続き、なにとぞスターダムをよろしくお願いいたします」

ロッシー小川エグゼクティブプロデューサー

「私からひとつお知らせがあります。ここにありますワールド・オブ・スターダムとゴッデス・オブ・スターダムのふたつのベルトなんですけど、いまチャンピオンである中野たむ選手となつぽい選手が負傷中なんですけど、おそらくちょっと年内いっぱいくらいは復帰がちょっと難しいとの判断になりまして、返上ということにいたします。それでワールド・オブ・スターダムの方はですね、いま5★STAR GPの今年の優勝者の鈴季すずが一応ですね、挑戦資格がありまして、一応1229日、両国で王座決定戦をおこなうんですけど、その資格のひとりとして。もうひとつの枠がですね、1128日、後楽園ホールで4人におけるトーナメントをおこないまして、そこの勝者が一応ワールド・オブ・スターダムの王座決定戦に臨みます。対戦カードなんですけど、1回戦として白川未奈vs渡辺桃、舞華vs壮麗亜美。このふたつのカードでトーナメントをおこないます。あとゴッデス・オブ・スターダムなんですけど、12月2日の名古屋において王座決定戦をおこないます。そこはですねタッグリーグ優勝チームの舞華、メーガン・ベーン組が王座決定戦のメンバーとなり、対戦相手はいまちょっと検討中という感じですね。あとそれからもうひとつ。中野たむ選手が最近SNSとかで発信していないんですけども、一応、私とは連絡取れてますので、そのへんは心配しないでください」

赤いベルト返上を受けて、挑戦権を持つ5★STAR GP2023覇者・鈴季すずがコメント

「中野たむ、見てる? やっと、ベルト返上。待ってたよ。ベルト返上になって、やっとオマエの口から言葉がなにか聞けるんじゃないかって待ってたけど、まさかのコメントなし。非常に、非常に残念。(会見)会場に来れないんだったら、せめてコメントくらい出せよ。ロッシーと連絡とれるんだったら、せめてコメントくらい出せよ。違う? 赤のベルト、そんなになめてんの? 残念だよ。私は中野たむとやりたかったよ、赤の防衛戦。それもできない、SNSも更新しない。会場にも来ない。そんな責任感のないチャンピオンが作った歴史なんか、私がこの赤いベルト持ってすぐに塗り替えてやるよ。客になあ、どれだけ『たむがかわいそうだ』『たむちゃんにそんなこと言うな』言われようが、私は思ったこと口に出す、責任もって。責任もってこの赤のベルト取って、プロレス界の顔になるから、見とけよ、中野たむ」

葉月が登場。

葉月「はい~、ストップ。座って、座って」

鈴季「なに、なに?」

葉月「座って。ちょっと話したい。ちょっと待って。いま実質、赤のチャンピオン的な立ち位置だよね。そういうことだよね。権利証持ってるってことは。ってことだよね。1128(後楽園)で、トーナメントがおこなわれる? しかも会見の話聞いてれば、いまスターダムに7ユニットもあるのに、謎に4選手、4ユニットしかトーナメント出てない。意味わからなくない? どういうこと? まあ、すずは決められたことを、その勝ち上がった人とやるというあれだったらしょうがないと思うけど、ウチがSTARS代表で、まあトーナメントあたる人いないだろうし、すず、その赤いベルトの権利証?かけてシングルやらん?」

鈴季「どういうことだよ? 赤いベルトの権利証をかけてオマエとシングルやって、ほかの人は挑戦権を取るためにトーナメントするってこと?」

葉月「そうそう、そういうこと。え、ダメ? だってさ、ウチらシングル11敗だよ。決着決まってないし」

鈴季「オマエ、おもしれえオンナだね」

葉月「シングルやる?」

鈴季「1勝1敗だしね、私、心広いからやってやろうか」

葉月「じゃあ、決定で」

鈴季「これで権利証をオマエに取られたら、恥ずかしいよ、こんなマイクして」

葉月「権利証取ってやるよ」

ゴッデス王座返上のなつぽい&安納サオリ組がコメント

なつぽい「どうも、なつぽいこと…なつぽいです。このたび、ゴッデス・オブ・スターダムのベルトを返上させていただくことになりました。お待たせしてしまった選手のみなさま、お客さんのみなさま、サオリ、本当に申し訳ございません。先日おこなわれたタッグトーナメント(リーグ戦)の決勝までにはチャンピオンとしてこのベルトを持って待ち構えているくらいの気持ちでいたんですけれども、できませんでした。チャンピオンいねえじゃねえか、どうすんだよっていう必死に闘ってた選手のみなさんを見て、そして、家でポツンとたたずむこのベルトさんを見て、この決断をしようと思いました。このベルトはひとりのベルトではないので、サオリにこの思いと、いまの状況と、たくさん相談しました。そしたらサオリは『ええんやで、アンタの身体が一番や』と言ってくれました。ねえ、サオリ」

安納「また2人で巻こ。それだけ」

なつぽい「ありがと。ウチらが巻いたこのキラッキラのベルト、このスターダムのリングで再びギラッギラに輝かせてほしいなって思っています。復帰したときにはこんどは挑戦者として、また取りにいきます。チャンピオンとして復帰すること期待してくださったみなさまにはホントに申し訳ございません。前向きに最高な試合ができるように、全力で治療してまいりますので、みなさま、しばしお待ちいただけたらうれしいです。以上、なつぽいことなつぽいと」

安納「安納サオリでした」

なつぽい「バイポーイ!」

林下詩美と上谷沙弥が1128後楽園で復帰へ

上谷「みなさんお久しぶりです。クイーンズクエスト、ゴールデンフェニックスの上谷沙弥です。このたび1128日、後楽園ホール大会にて復帰をすることが決まりました。この日は自分自身の誕生日でもあり、記念すべき日に復帰することができること、とてもうれしく思っています。みなさんご存じの方も多いかと思いますが、5★STAR GP開幕戦で左ヒジ脱臼および靭帯損傷してしまいまして、4カ月ほど欠場期間をいただいておりました。ですが、まわりの方々のサポートのもと、リハビリやトレーニングを重ねていきまして復帰できるまでに回復することができました。欠場してはいましたが、マイナスな欠場ではなく、ポジティブに前向きにプラスになるような欠場期間を送ってきたつもりです。復帰戦では一皮むけたゴールデンフェニックスをみなさんに見ていただきたいです。そしてやっぱり後楽園ホール、満員の会場で試合がしたいです。なので、みなさんぜひ会場に足を運んでください。これから始まる不死鳥伝説第2章!見逃すな」

詩美「クイーンズクエストのクールにロイヤル美しいリーダー林下詩美です。自分は5★STAR GP終盤の方でちょっと頑張りすぎてしまって、首のケガで欠場させていただいておりました。自分も上谷の復帰と同日の28日後楽園ホールで無事に復帰させていただきます。欠場期間中は、たまに会場に行って試合を見に行ったり、SNSでスターダムの進み具合を見ながら、どんどん置いていかれているのは実感しつつ、早く自分も復帰をしたかったので、なんとか治療して治すことができたと思います。まあ無事に復帰しますし、復帰する日、上谷の誕生日でもありますし、まあ、上谷はけっこう大きいケガだったので、自分の中では今年中、上谷はちょっと難しいのかもしれないと思っていたのですが、上谷は先生もビックリするくらいリハビリを頑張って、なんと私と同時に復帰できるということで、やっぱりアフロディーテつながってるなと、運命をとても感じております。アフロディーテが復帰するからには、みなさんが楽しみにしていたでしょうアフロディーテの2人の姿、たくさんお見せできるかと思いますので、いつかはまたアフロディーテでタッグのベルトなんかも挑戦したりして、どんどん実力をまた見せつけていけたらなと思います。アフロディーテ28日後楽園ホール、お楽しみに!」

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