2023/11/23 試合結果

2023年11月23日 『STARDOM in NAGOYA』

『STARDOM in NAGOYA』
11月23日(木・祝)愛知・名古屋国際会議場イベントホール(観衆432人)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
天咲光由

8分59秒
天聖→エビ固め

弓月

 

◆3WAYバトル 15分1本勝負
○スターライト・キッド

9分34秒
黒虎脚殺

水森由菜●

※もう一人はHANAKO

◆シングルマッチ 15分1本勝負
スカンジナビア・ハリケーン

7分34秒
右ハイキック→片エビ固め

飯田沙耶

 

◆タッグマッチ 20分1本勝負
高橋奈七永

12分34秒
セブンティーン

刀羅ナツコ
○羽南 琉悪夏●

 

◆シングルマッチ 15分1本勝負
鈴季すず

15分00秒
時間切れ引き分け

メーガン・ベーン

 

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
朱里

15分46秒
雷の如く→片エビ固め

ジュリア
MIRAI 舞華
○壮麗亜美 桜井まい●

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
天咲光由

8分59秒
天聖→エビ固め

弓月

若手主体の「NEW BLOOD」が1117大阪で関西初進出。天咲光由はこの大会でEvolutionのChiChiに勝利し、弓月はこの大会で渡辺桃に敗れるもデビューを果たした。弓月はデビュー2戦目で「超新星」と呼ばれた天咲と対戦。しかもこの段階で地元・名古屋への初凱旋となる。弓月が先輩の天咲になにを学ぶか、また、新人を相手にする天咲の闘いぶりも注目される。

 弓月が握手を求めると天咲も応じてゴング。ロックアップから天咲が腕を取りにいくと、弓月も切り返して腕の取り合い。天咲がヘッドロックで締め上げグラウンドへ。抜けた弓月がドロップキックも天咲がやり返す。天咲が逆エビ固め、エスケープを許すとストンピング連打、コーナーに振ると弓月がダウン。弓月は天咲をかいくぐり三角飛びフェースクラッシャー、ドロップキック4連打。予告してのボディースラムは天咲が切り返して叩きつける。天咲が串刺し側転エルボーアタック、ドロップキック。弓月のエルボーに天咲がやり返す。弓月が連発し、カウンターで払い腰。天咲を引き起こすとボディースラムからカバー。返した天咲がカウンターでドロップキック、ボディースラムから逆エビ固め。弓月がロープに手をかけるも天咲が中央に戻して締め上げる。弓月がなんとかロープに到達。天咲が突進しDDT。弓月が返すと、天咲は天聖の構え。弓月が切り返し丸め込む。返した天咲がカウンターでヒザへのドロップキック、DDT。弓月が肩を上げると天咲は天聖へ。3カウントが入り、天咲が弓月を破った。試合後は天咲が弓月の健闘を称え、2人で退場した。

 

◆3WAYバトル 15分1本勝負
○スターライト・キッド

9分34秒
黒虎脚殺

水森由菜●

※もう一人はHANAKO

1118大阪で復帰したスターライト・キッドが水森由菜、HANAKOと3WAYマッチで激突。キッドがパワーファイターの2人をどうしのいで勝利を手繰り寄せるか。また、水森とHANAKOにもチャンス到来のカードだ。

 HANAKOが両手を挙げて2人を誘うと、キッドは届かないとあきらめたのかエプロンに座り込む。水森がHANAKOとバックと腕の取り合い。水森がヘッドロックに取ると、キッドが入って水森にヘッドロック。HANAKOがキッドにヘッドロックを仕掛けると、キッドが切り返してヘッドロック。HANAKOが突進するとキッドがかわし水森、キッドが丸め込む。HANAKOがまとめて2人を押さえ込むが2カウント。返されるとショルダータックルでまとめて吹っ飛ばす。さらにHANAKOは2人まとめて逆片エビ狙い。しかし、2人が必死にエスケープ。HANAKOは水森に向かい突進も、ドロップキックを食らう。水森がクロスボディーを3連発。HANAKOが返すと、キッドが水森の突進を妨害しボディーアタック、ドロップキック。キッドは水森にその場跳びムーンサルトを狙うが、HANAKOがビッグブーツで阻止。キッドはラリアットをかいくぐりHANAKOにダイブ。しかしHANAKOがキャッチし、水森とまとめて串刺しボディーアタックから逆片エビ固め。水森、キッドともロープに到達。HANAKOのビッグブーツを水森がかわすが、キッドがまとめてヘッドシザーズホイップ、その場跳びムーンサルトプレス。2人が返すとキッドは水森を捕まえる。水森がエルボーを放ち、キッドもやり返す。エルボーの応酬から水森が連打、キッドのラリアットをヘッドバットで迎撃する。さらにキッドを担いでショルダースルーの構え。しかしキッドが丸め込みからストレッチマフラーでギブアップを迫る。そこにHANAKOがカットに入り、キッドを場外に送り出す。HANAKOは水森を捕まえてブレーンバスター狙い。水森が切り返しラリアット。2発目はHANAKOがショルダータックルで回避。水森がHANAKOの突進を止めてショルダースルー。ラリアットを止めたHANAKOがブレーンバスター。しかし、水森が返してみせる。HANAKOは「決めるぞ!」と絶叫しアルゼンチン。水森が切り返し、逆さ押さえ込みからスーパーガール。しかし、キッドのカットが間に合う。キッドが追突進するするとHANAKOがカット。水森がラリアット、キッドがHANAKOを場外に落とす。キッドが水森を丸め込みからストレッチマフラー。黒虎脚殺に移行して絞り上げると水森がギブアップした。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
スカンジナビア・ハリケーン

7分34秒
右ハイキック→片エビ固め

飯田沙耶

UWFルールでの異種格闘技戦で朱里と闘ったスカンジナビア・ハリケーンが継続参戦。プロレスルールで飯田沙耶と一騎打ちをおこなう。12・2名古屋では再びUWFルールで高橋奈七永との異種格闘技戦をおこなうが、プロレスルールでの実力はどうか? ハリケーンにはシングルでの連戦が組まれており、全勝で奈七永戦に臨みたいところだろう。

 ハリケーンが鋭いローで威嚇の3連続、飯田がロープに逃れて間合いを取る。ロックアップで組み合い、飯田が腕を取る。ハリケーンが取り返してヘッドロック。飯田が投げようとするが、ハリケーンがグラウンドにもっていきヘッドロック。飯田がヘッドシザーズに切り返すが、ハリケーンがスクっと立ち上がる。ハリケーンが蹴りを入れて払い腰から腕十字、飯田がエスケープし、逆水平の連打を叩き込む。ハリケーンがコルバタで投げて旋風脚。かわした飯田がショルダータックル、バックエルボー。ハリケーンが返すと飯田が逆水平連打。ロープに振ろうとした飯田を切り返し、ハリケーンが腹部への蹴りを連打、グラウンドでヘッドシザーズから腕を取る。飯田が反転してカバーするが2カウント。エルボーを打ち合い、ハリケーンが蹴りのコンビネーション、ロープに振ってドロップキック、延髄斬り。ハリケーンがロープに振られるも、回し蹴りからハイキック。飯田が返すと突進して押さえ込む。返したハリケーンに飯田はブレーンバスターの構え、ハリケーンがこらえるも、飯田が投げ切ってみせる。飯田がコーナーに上がり飯田ロケットを発射。しかしハリケーンが返してみせる。ならばと飯田はフィニッシュを宣言し持ち上げようとするが、ハリケーンがスイングDDT、右ハイキック。これで3カウントが入り、ハリケーンが飯田をフォールした。

◆タッグマッチ 20分1本勝負
高橋奈七永

12分34秒
セブンティーン

刀羅ナツコ
○羽南 琉悪夏●

高橋奈七永と羽南が初めてのタッグを組み、大江戸隊の刀羅ナツコ&琉悪夏組と対戦。“奈七永の冷蔵庫爆弾”vs“琉悪夏の冷凍庫爆弾”の抗争が再燃する。

 奈七永がコールされると大江戸隊が奇襲攻撃、場外戦で試合がスタートする。琉悪夏のターゲットは奈七永。ナツコが羽南を本部席に叩きつけてマイクで殴打。羽南がリングに戻され琉悪夏が捕獲すると、スターライト・キッドが加わりドロップキックとボディープレス。奈七永はキッドにクレームをつける。琉悪夏が羽南をロープ際で踏みつけて、控えの奈七永を挑発。ナツコが羽南にボディースラム、逆片エビ固め。奈七永が乱入しナツコにエルボー連打、羽南と合体しダブルのビッグブーツ、しかし、ナツコがまとめてスピアー。ナツコは羽南を引き起こし、逆水平連打。コーナーに振られた羽南が反転し、ボディーアタック。奈七永が入り、串刺しラリアットをナツコに連発。ナツコが奈七永をコーナーに振って突進も、琉悪夏に誤爆。奈七永がナツコに足4の字固め。琉悪夏がカットに入るも排除して4の字を締め続ける。しのいだナツコに奈七永がサッカーボールキック連打。ブレーンバスター狙いはナツコが切り返してカウンターでクロスボディー。琉悪夏が奈七永にセントーン。奈七永が返すと、琉悪夏は串刺しボディーアタック。ショルダータックルを奈七永と琉悪夏がぶつけ合う。琉悪夏が張り手から突進すると、奈七永がショルダータックル、張り手のお返し。奈七永の突進に琉悪夏がエルボー、ボックスで殴打。奈七永が琉悪夏からボックスを奪い取るが、殴打をかわされパンチを食らう。替わった羽南が琉悪夏にニーアタック、払い腰。琉悪夏が返すと、羽南は腕十字の構え。しかし、ナツコがカットに入る。羽南と奈七永が前後から琉悪夏を挟み撃ち。しかし、琉悪夏の肩が上がる。琉悪夏と羽南がエルボーの打ち合い。羽南のダッシュをナツコがカットし、琉悪夏がクロスボディー、ナツコがキャノンボール、琉悪夏がフィッシャーマンバスター。羽南が返すと、10分経過。琉悪夏がフィニッシュを宣言し、冷凍庫爆弾狙いでコーナーへ。「飛ばせるか!」と奈七永がボックスで脳天を殴打して雪崩式ブレーンバスター。羽南がフェイマサ―で続くが、ナツコがカット。羽南はこんどこそと琉悪夏にブロックバスターホールド。しかし琉悪夏が返してみせる。羽南は琉悪夏を引き起こしバックドロップの構え。琉悪夏が切り返し、ナツコがラリアット、大江戸隊がラリアットもかわされて同士討ちに。羽南が丸め込むと琉悪夏が3カウントを奪われた。試合後には琉悪夏、ナツコが奈七永に襲いかかりラリアットを見舞った。

奈七永「羽南とのタッグ、パッションズ勝ったぞ! おいおいオマエら、大江戸隊、なんだか知らんけどキッドが入ってきてよ、3対2でも勝てんのかよ、コラ! おい、オマエ、琉悪夏、パッションを思い出せよ。オマエの胸にあるだろパッションが。いまの姿はニセモノの姿だよ、きっと」

琉悪夏「バーカ!」

琉悪夏が奈七永をボックスで殴打。

奈七永「クソガキ、オラ! 何度でもやってやるからな。オマエら、パッションを思い出せよ、パッションを!」

大江戸隊が退場。

奈七永「ハイハイハイ、ハイ、名古屋のみなさん、ありがとうございました。初めてタッグ組んだんだけど、メチャクチャ強いし、将来性バッチリ、パッションもあるし、サイコー! そしてちょっと、あとひとつ言わせてください、12月2日に同じ名古屋ドルフィンズアリーナで、キャリア27年になるんですけど初めて異種格闘技戦、UWFルールというものをやります。こないだ会見があったんですけど、言ってやりたいことあるんで、スカンジナビア・ハリケーン出てこいよ!」

ハリケーンがリングへ。

「おい、オマエ、この私にパッションがあるかとかぬかしたよな。そして私のことを過去の女とバカにしたなあ。オマエなあ、私のこと知らねえからそんなこと言えるんだよ。オマエより私の方がパッションがあるってことを、オマエをぶっ倒して証明してやる。アイハブモアパッション!…ユー!」

ハリケーンが張り手。起き上がった奈七永がハリケーンに突っかかると羽南が分けに入る。

奈七永「ディッセンバーだ、ディッセンバー。ディッセンバーパッションだよ。もういい、帰れ。パッショーン!」

◆シングルマッチ 15分1本勝負
鈴季すず

15分00秒
時間切れ引き分け

メーガン・ベーン

今年の5★STAR GPを制しワールド・オブ・スターダム王座挑戦権を手に入れた鈴季すずだが、王者・中野たむの負傷欠場により1118大阪でおこなわれる予定のタイトルマッチがなくなった。中野の返上により1229両国であらためて新王者決定戦がおこなわれ、鈴季すずは権利証を保持、122名古屋では葉月と権利証をかけて対戦する。その前に今大会では鈴季がタッグリーグ戦覇者のメーガン・ベーンと対戦。これまで何度も組んできた両者だが、闘うのは珍しく、かつ鈴季にとっては大きな壁でもある。ここで敗れれば葉月との対戦にも支障が出かねない。振り返ってみれば中野はメーガンに勝利し王座を防衛、しかしその代償も大きかった。そして今度は鈴季がメーガンとシングルで向き合うことに。それだけに両者の対メーガンが比較されることは必至。鈴季には、赤いベルトにもっとも近い者としての資質が問われる試合になりそうだ。

 両者コーナーで動かず、ゆっくりと歩を進める。鈴季がロックアップにいくたびにメーガンが弾き飛ばす。鈴季はエルボー連打もメーガンが仁王立ち。ロープに振ろうとするもメーガンが動かない。鈴季の突進にメーガンがショルダータックル。場外に出た鈴季をメーガンが追いかける。鈴季がリングに戻り、メーガンを場外に出してエプロンからダイブ。メーガンが受け止めてエプロンに叩きつける。メーガンがリング下で逆水平連打。鈴季がエルボーも、メーガンが背中をエプロンに叩きつけリングに戻す。メーガンが串刺しボディーアタックからラリアット、バックブリーカー。鈴季が返すと、メーガンがロープに振りながらニーの連打。鈴季はたまらず場外へ。戻ってきた鈴季をコーナーに追い詰めて、メーガンが串刺しボディーアタック。ボディースラム、片足でカバー。鈴季が返してスピアーにいくが、メーガンがキャッチし後方に投げ捨てる。鈴季が突進をかわすが、メーガンがエプロンに送り出す。鈴季がリング下からドロップキックを見舞うとミサイルキック。倒れないメーガンにテキーラショットの構え。メーガンがこらえると、鈴季はハイキック。バックをとるがメーガンがこらえる。メーガンが前方に叩きつけ、ビッグブーツ、ダブルアームスープレックス。鈴季がダウン。メーガンが狙いすましてニーアタック、ショルダータックル。しかし、鈴季が返してみせる。メーガンは鈴季を引き起こしF5狙いで担ぎ上げる。鈴季がバックにまわりスリーパー。グラウンドに持ち込み胴締めに移行する。しかし、メーガンが立ち上がりコーナーに叩きつける。メーガンはブレーンバスターを連発。2発目は滞空時間をたっぷりとって決めてみせる。10分経過。大の字の鈴季をメーガンが引き起こす。鈴季がエルボーで向かっていくが、メーガンが「もっと打ってこい」と挑発。鈴季の連打をメーガンが跳ね除ける。鈴季がダウン。8カウントで立ち上がり張り手。ラリアットをかいくぐるが、ラリアットを食らう。すぐに立ち上がるがメーガンがもう一発。返した鈴季にメーガンはバックドロップ。鈴季が返すと、メーガンはフィニッシュを宣言し担ぎ上げる。着地した鈴季が頭部を蹴り上げるが1カウント。鈴季がビッグブーツをかわしてバックドロップ。残り2分。メーガンがカウンターのラリアット。鈴季が返してテキーラショット。しかし、メーガンの肩が上がる。鈴季がエルボー連打、メーガンがパワーボムの体勢、鈴季が丸め込む。残り1分。鈴季の蹴りがヒットも2カウントどまり。鈴季がバックを取ると、メーガンが切り返しツームストーンパイルドライバー。返した鈴季にメーガンがドロップキック。かわした鈴季が首を取る。メーガンが持ち上げ後方に叩きつけるとタイムアップのゴングが打ち鳴らされた。試合後、メーガンが鈴季をコーナーに追い詰めてベイダーハンマーの乱れ打ち、憂さを晴らしてリングを下りた。

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
朱里

15分46秒
雷の如く→片エビ固め

ジュリア
MIRAI 舞華
○壮麗亜美 桜井まい●

ジュリア&舞華&桜井まい組のドンナ・デル・モンドと朱里&MIRAI&壮麗亜美組のゴッズアイが6人タッグマッチで全面対決。両ユニットのベストメンバーによる総力戦だ。また、1128後楽園におけるトーナメントで対戦する舞華と壮麗には前哨戦。赤いベルトへの挑戦権をめぐるトーナメントを前に、どんな駆け引きが展開されるか。さらに、タッグリーグ戦でチームを組んだMIRAIと桜井がユニットに戻り、再び敵味方に分かれて対戦する。

 壮麗が先発を買って出て舞華と対峙。ロックアップで組み合い、力比べ。壮麗が張り手を見舞うと、再びロックアップ、ショルダーをぶつけ合い、お互いがタッチ。MIRAIと桜井がロープワーク、桜井がMIRAIの背中を踏みつけると、MIRAIがロープに振られず、桜井の背中を踏みつけてお返し。DDMが入りドロップキックの競演。桜井がMIRAIをカバー、返されると串刺しビッグブーツ。壮麗が入り、MIRAIとダブルのショルダータックル、ダブルチョップを桜井に見舞う。朱里が貴婦人ポーズで桜井をカバー。コーナーに追い込むと壮麗に託す。壮麗は逆水平から桜井に滞空時間の長いボディースラム、逆エビ固め。MIRAIが桜井に逆水平、エルボー連打で「もっとこいよ」と挑発。桜井がやり返して突進、MIRAIがかいくぐるが桜井がビッグブーツ、パラダイスロックで動きを止め、「この庶民が!」と見下し踏みつける。ジュリアがMIRAIにドロップキック、ネックブリーカー。入ってきた朱里と壮麗にまとめてDDT、MIRAIに蜘蛛の巣。切り返したMIRAIがバックフリップ。朱里がジュリアにドロップキック、ニーアタック、フロントネックチャンスリードロップ。ジュリアが蹴りをかわして丸め込む。返した朱里がミドルキック連打。ジュリアがキャッチして後方に投げつける。舞華が朱里に串刺しラリアット連打、ショルダータックル。朱里がブレーンバスターを切り返しコードブレイカー。壮麗が舞華に逆水平連打。舞華が切り返そうとするが、壮麗が逆水平連打を強引に継続。舞華が返すと、壮麗とショルダーをぶつけ合う。壮麗が打ち勝ち、10分経過。しかし、舞華がショルダータックルをやり返す。再び壮麗が打ち勝ち担ぎ上げるとアルゼンチンに移行。ゴッズアイがDDMのカット狙いを阻止して壮麗を援護。壮麗は宙吊りの舞華に串刺しボディーアタック。壮麗は舞華を引き起こすが、反対にブレーンバスターを食らう。さらに舞華はパワースラム。桜井がミサイルキックで続き、ドロップキックから押さえ込む。壮麗が返すと桜井はフェースロックへ。ジュリアと桜井がドロップキック、ジュリアと舞華でブレーンバスターを決め、桜井がダイビングエルボーからカバー。壮麗が返すと桜井にブレーンバスター。返した桜井と壮麗がエルボーを打ち合う。桜井の突進を壮麗が止めてマットに叩きつける。返された壮麗は「決めるぞ!」と絶叫し、雷の如く狙い。桜井が切り返しマイパンロールもMIRAIがカット。乱戦から壮麗が桜井にラリアット、桜井がカウンターのレッグラリアット。壮麗がブルーサンダーで叩きつけるが、桜井が返す。15分経過。壮麗は桜井に雷の如く。ジュリアのカットをMIRAIが阻止、壮麗が桜井から3カウントをゲットした。

壮麗「おいおい、舞華、私たち突然、赤いベルトの挑戦権をかけたトーナメントに選出されたみたいだけど、私たち1回戦みたいだなあ。ところで、舞華はさあ、赤いベルトを取るって何年前から言ってるんですかあ。これだけ赤いベルト取る、赤いベルトを取るって言っても取れないんじゃ、このトーナメント勝っても取れねえよ。オマエは、赤いべルトを取れる星の元に生まれてねえんだよ!」

舞華「壮麗、壮麗、オマエさ、やーっと私の視野に入ったばっかっていうのに、べらべら偉そうなこと言いやがってよお。赤いベルト、そう簡単に取れるベルトじゃねえんだよ。なめんなよ。赤いベルトも私のことも。そこんとこ、よーくおぼえとけ」

壮麗が舞華に唾を吐きつける。

壮麗「ハイハイ、負けたんだからサッサと帰ってもらっていいですかあ」

DDMが退場。

壮麗「ハイハイハイ、ということで、久しぶりにメインで勝利することができました! 私がスターダムに上がってすぐの頃、ゴッズアイ対DDMっていうカード、死ぬほど組まされてきました。そして今日、あの頃とは自分も全然変われてるって思いました! この勢いで赤いベルトのトーナメントも優勝して、両国国技館で赤いベルトを取りたいと思います! 締める前にMIRAIが週プロのいま表紙になってるので、まだ手に入れてない方は手に入れて帰ってくださーい。それでは締めたいと思います。自分に負けるな限界を超えろ、ゴッズアイ!」

ゴッズアイのコメント

壮麗「今日は、私にとっては後楽園の赤いベルトの挑戦権をかけたトーナメントの前哨戦だったわけですけども、しっかり勝利しました。舞華、ずっとずっと私は舞華とシングルしたいと思ってた。でも内に秘めてるだけで、全然前に出していけなかった。今回この組まれたこのチャンスを逃さず、オマエに勝って!必ず両国で、赤いベルト巻きます」

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