12月12日(火)、会見がおこなわれ、12・25東京・品川インターシティホール大会「NEW BLOOD12」の対戦カードを発表、新人選手のリングネームが公表されるとともに、出場選手が意気込みを述べた。
記者会見詳細レポート
▼タッグマッチ
星来芽依&妃南組vs琉悪夏&吏南組
▼タッグマッチ
梅咲遥&天咲光由組vsHANAKO&弓月組
▼新人デビュー戦
朱里vs八神蘭奈(やがみ・らんな)
八神「このたびデビューさせていただきます、八神蘭奈です。よろしくお願いいたします。私は朱里さんにあこがれて、このスターダムのリングに上がりたいと思い、スターダムに来ました。そしてデビュー戦の相手には、朱里さんを希望させていただきました。このたびは引き受けていただき、ありがとうございます。デビュー戦から朱里さんということで、無謀な挑戦ではないかという意見もあるかと思いますが、最後まであきらめずに闘い抜きたいと思いますので、よろしくお願いします」
朱里「世界に通用するモノが違う女、朱里です。今回デビュー戦の相手ができること、すごくうれしく思います。デビュー戦は、たった一度の忘れられない日になると思うんです。蘭奈とは、実はプロレスの練習生になる前から関わり合いがあって、練習生になって練習していって成長していく姿を見てたので、こうやってしっかりデビュー戦が決まって、その相手をつとめることができる。それがうれしいし、それと同時に、覚悟を持って対角に立ちたいと思います。いまあるすべてをぶつけてきてほしい。忘れられないクリスマスになること、楽しみにしている」
▼新人デビュー戦
上谷沙弥vs玖麗さやか(くらら・さやか)
玖麗「このたびデビューさせていただきます、玖麗さやかです。よろしくお願いいたします。まず上谷さん、デビュー戦を引き受けてくださり、ありがとうございます。上谷さんは強くてカッコよくて、リングを自由に飛び回る姿がとっても輝いていて、私にとってあこがれの選手です。そんな上谷さんとデビュー戦をさせていただくことができて、とてもうれしいです。いまの率直な気持ちをお伝えすると、デビュー戦が決まった日からいままでずっと緊張していて、いまも心臓のドキドキが止まらないです。そして同じ日にデビューする同期がいるということで、複雑な気持ちもいろいろ持っています。でもいまは自分の試合に集中して、上谷さんとの最高の機会を全力で闘います。いままでの自分を信じて、上谷さんに、そしてみなさんにいまの私のすべてを見ていただきたいです。よろしくお願いします」
上谷「クイーンズクエスト、ゴールデンフェニックスの上谷沙弥です。玖麗ちゃん、さやかちゃん、玖麗さやかちゃんと、沙弥ということで、名前が少し似ていて親近感を抱きます。あらためまして、玖麗選手のデビュー戦の相手を務めさせていただくことになりました。いま言ってもらったように、あこがれの選手というふうに言ってもらうのはプロレス人生で初めてなので、素直にメチャクチャうれしいですし、先輩として後輩の見本となるような行動だったり、試合を見せていかなきゃと思うと、よりいっそう自分自身の気合いが入ります。ところで、くららちゃん、スターダムにたくさんの夢を持って入ってきたと思うんだけど、デビューしてからの夢とかって、あるの?」
玖麗「ハイ、私は、私と出会ったたくさんの人を幸せにしたいです。そのためにも、いつかシングルのベルトを、上谷さんが持っていた白のベルトを巻けるような選手になるのが夢です」
上谷「教えてくれて、ありがとう。すごく覚悟を感じました。その練習生になってからたくさん練習して、プロテストに合格して、こうやってデビューするまでというのはメチャクチャ大変だったと思うんだけど、やっぱりデビューしてからがメチャクチャ過酷で、たくさんの試練が待ち受けていると思う。そういう辛いときだったりとか、くじけそうなとき、どう踏ん張れるかっていうのは、やっぱ自分自身、玖麗ちゃん自身の夢だと思うから、こうやっていま今日ひとつ夢を口にしたことで、たくさんのお客さんが応援してくれると思う。だから、その夢を絶対にかなえられるように。そして玖麗ちゃんがその夢をかなえるとき、私が高い壁になるので、その夢、必ずかなえましょう」
玖麗「ハイ」
上谷「約束」
2人が指切りをかわす。
▼NEW BLOODタッグ選手権試合
〈王者〉羽南&飯田沙耶vs〈挑戦者〉壮麗亜美&レディ・C
羽南「第2代NEW BLOODタッグチャンピオンの羽南と…」
飯田「飯田沙耶です」
羽南「まずは2人とも来てくれて、ありがとうございます。私は、壮麗亜美を逆指名させていただきました。ホントだったら前回の神戸大会の試合後に、その逆指名の動画を撮ったんですけど、SNS流されなかったので知ってる方が少ないと思います。私は壮麗亜美には本当に負け続けていて、フューチャーの防衛に10回防衛に成功しても、負けて。タッグリーグで自分が3連勝しても負けているんですよ。だからこれは、自分への試練も込めて逆指名しました。そして壮麗が選んだレディ。レディをなめてるわけじゃないけど、私は長年組んできた飯田ちゃんとのタッグは、負けない自信があります。私が壮麗亜美、アナタから取るつもりでこの初防衛成功したいと思います」
壮麗「ゴッズアイ、神に選ばれしビッグガール壮麗亜美です。羽南が私をぶっ倒したいっていう気持ちは、すごくすごく伝わってきました。でも、私はフューチャーのベルトを落としてから、STRONG(女子)のベルトにも挑戦したし、この前は赤いベルトの挑戦権をかけても闘ったし、正直もうNEW BLOODの枠からははずれなくちゃいけないと思ってたときなんです。でも、こう羽南からフューチャーを取ったときから、羽南とは切れない縁というものが続いている気がして、そんな羽南から受けたラブコール、これは受けないわけにはいかないでしょう。ということで、レディ・Cを連れてきました。レディ・Cとは今年のタッグリーグで組んで、タッグリーグ中にこう手応えみたいなのは感じてたけど、結果を残せぬまま終わってしまったので、私たち実は同期ということで、この同期の2人で、NEW BLOODのタッグベルトを巻きたいと思ったので、レディ・Cを連れてきました」
レディ「あみみ、私を選んでくれてありがとう。令和東京タワーズは、正直最初はなんで私たち?って思ってたけど、だんだんと試合を重ねていくうちに息が合ってきたり、正直、私は楽しかったと思ってたので、またいつかどこかで組みたいなと思っていた。いま、こんなにすぐチャンスが来るとは思っていませんでした。このチャンス絶対につかみたいっていうのもあるんですけど、チャンピオンの2人は、なんだかあみしか見えていないみたいだけど、あみばっかり言ってると足元すくわれるよ。ってことで、私がこの2人からベルトを取って、最高のプレゼントをあみにプレゼントします」
飯田「今回、羽南さんが逆指名ということで壮麗が来て、壮麗がレディを連れてきたわけだけど、本来このNEW BLOODタッグって若手のためのベルトだから、レディ、オマエ本人が挑戦してきてほしいんだよ、ホントは。なんかそうやって、今回は壮麗のためって言ってるけど、なんか、もっとガツガツ来てほしいの。今回、羽南さんの意志を尊重して、この防衛戦やるけど、本来、若手がもっと挑戦、みずから来てほしかったと自分はちょっと残念に思ってます。まあね、自分たちもっと若手とやりたい。若手のためのベルトだから。もっと若手のハングリー精神、見せてくれよ。我々チャンピオンとして、スターダム若手の底上げを目指していきたいと思います」
レディ「試合で見せてやるよ!」
飯田「言ったな、テメエ。ちゃんと見せてみろよ。シーシー言ってねえでよ」