シンデレラ・トーナメント2019
4月29日(月・祝)後楽園ホール(観衆1050人)
◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負 |
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羽南 |
2分41秒 |
小野崎玲皇 |
○飯田沙耶 |
妃南● |
※もう一組はルアカ&吏南
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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AZM |
5分7秒 |
レベル・ケル |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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スターライト・キッド |
5分10秒 |
夏すみれ |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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葉月 |
4分1秒 |
ビー・プレストリー |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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星輝ありさ |
5分1秒 |
鹿島沙希 |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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木村花 |
6分44秒 |
アンドラス宮城 |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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花月 |
10分00秒 |
中野たむ |
※時間切れ引き分けのため両者失格
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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刀羅ナツコ |
7分55秒 |
ジャングル叫女 |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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小波 |
4分57秒 |
渡辺桃 |
◆トーナメント2回戦 10分1本勝負 |
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スターライト・キッド |
1分19秒 |
葉月 |
◆トーナメント2回戦 10分1本勝負 |
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小波 |
3分34秒 |
AZM |
◆トーナメント2回戦 10分1本勝負 |
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星輝ありさ |
不戦勝 |
◆トーナメント2回戦 10分1本勝負 |
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刀羅ナツコ |
7分00秒 |
木村花 |
◆トーナメント準決勝 10分1本勝負 |
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星輝ありさ |
5分50秒 |
刀羅ナツコ |
◆トーナメント準決勝 10分1本勝負 |
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小波 |
2分46秒 |
スターライト・キッド |
◆シンデレラトーナメント2019 優勝決定戦 時間無制限1本勝負 |
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星輝ありさ |
10分21秒 |
小波 |
※シンデレラ・トーナメント2019優勝は星輝ありさ
◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負 |
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羽南 |
2分41秒 |
小野崎玲皇 |
○飯田沙耶 |
妃南● |
※もう一組はルアカ&吏南
トーナメント開始前に、ルアカ&吏南vs小野崎玲皇&妃南vs羽南&飯田沙耶の3WAYタッグで試合がスタート、羽南三姉妹はユニットが分かれ、全員にとっても新ユニットによる心機一転のカードでもある。また、ルアカはこの試合が復帰戦だ。
最後に飯田がコールされたところでルアカ組が襲いかかりゴングが鳴らされる。吏南と妃南が羽南にキャメルクラッチと逆エビ固めを仕掛けてみせる。飯田がドロップキックにいくが吏南と妃南が難なくかわす。しかし吏南が妃南を攻撃し姉妹が分裂。ルアカが妃南に向かっていくが丸め込まれドロップキックを食らう。小野崎が出てくると飯田とルアカがクローズライン。これをかいくぐって小野崎が妃南に託す。妃南はドロップキックを見舞うと小野崎のアシストから丸め込み。ルアカのビッグブーツが吏南に誤爆。羽南が妹たちを次々とマットに叩きつける。飯田が妃南を丸め込むと3カウント。飯田&羽南組の勝利がコールされた。
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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AZM |
5分7秒 |
レベル・ケル |
今年のシンデレラ・トーナメントはAZMとレベル・ケルの一騎打ちでスタート。体格差が大きい両者による対照的一騎打ち。身長差を利用し、2回戦にコマを進めるのは、AZMか、それともレベルか?
入場式ではトニー・ストームがトーナメント開会を宣言。レベルが手を差し上げてAZMを誘う。AZMが向かっていくとレベルは額をつかんで距離を取る。AZMがドロップキック連打もレベルは動じず。レベルはビッグブーツでAZMを吹っ飛ばす。AZMがミドルキックからコーナーに振ろうとするがレベルは拒否。レベルがコーナーに振って突進。レベルのカカト落としをAZMがかわしてフットスタンプ。AZMは投げることを宣言も持ち上げられず。レベルがチョップ連打からコーナーに振る。コーナー上のAZMにレベルが下からのカカト落とし。リフトアップして叩きつけるがAZMが返す。レベルは髪をつかんでマットに叩きつけていく。レベルが串刺しで突進するがAZMがかわす。それでもレベルがキックで倒してコーナーへ。AZMがコーナーのレベルへ下からキック、デッドリードライブ。そしてブレーンバスターで叩きつける。しかしレベルが2カウントでクリアー。AZMがエルボー連打もビッグブーツを食らう。AZMが丸め込むがレベルが切り返しファルコンアロー。決まったと思われたがAZMが返す。レベルはダウンしたAZMを引き起こしチョークスラム狙い。AZMが切り返しウラカンラナで丸め込むと3カウント。AZMが1回戦を突破した。
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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スターライト・キッド |
5分10秒 |
夏すみれ |
スターライト・キッドと夏すみれが1回戦で激突。正攻法のキッドと変化球を投げまくる夏は対照的なプロレススタイル。キッドが夏をかいくぐり1回戦突破か、夏が台風の目となるか?
腕の取り合いからスタートし、キッドがアームホイップ、串刺しドロップキック、ネックブリーカー。キッドがフィニッシュを宣言すると夏が丸め込み。夏はキッドの顔面を踏みつぶす。夏はキッドをロープに固定し顔面を攻撃。さらに水を噴射しブーイングを浴びる。夏は背後からビッグブーツ。グッタリするキッドを押え込むが1カウントで返される。夏はキッドをコーナーに追い込み顔面を踏みつけ。ブロンコバスターはキッドがかわしてドロップキック。キッドはセカンドからフロッグスプラッシュ。キッドが夏に619もキャッチされる。夏はキッドをコーナーに固定しダブルニードロップ。あらためてブロンコバスターを決めキッドに屈辱を味わわせる。キッドが返すと、ネックスクリュー、その場跳びムーンサルトプレス。キッドが飛び込むと夏が丸め込み。丸め込みの応酬から最後に3カウントを奪ったのはキッド。キッドが2回戦にコマを進めた。
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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葉月 |
4分1秒 |
ビー・プレストリー |
ハイスピード王者の葉月とビー・プレストリーが対戦。ビーは前年度準優勝という結果を残しているだけに、今回の目標は優勝あるのみ。葉月としても初優勝をかっさらい、ハイスピードの価値を上げたいところ。勝った方が勢いに乗るであろう1回戦である。
ロックアップから葉月がアームホイップ、ロープワークの攻防となり丸め込みの応酬。プレストリーがセントーンにいくがかわされる。葉月が顔面ウォッシュからボディースラム。プレストリーがエルボーを打つと葉月もやり返す。エルボーの打ち合いから葉月が突進。プレストリーがかわしてエプロンに送り出す。葉月がスワンダイブのミサイルキック。プレストリーが返すと葉月はフェースロック。プレストリーがエスケープすると突進をかわしてニーアタック、バックドロップ。プレストリーがカーブストンプを決めるが葉月が返す。プレストリーがジャパニーズオーシャンの体勢にいくが葉月がロープへ。ともに落下するが先に着地したプレストリーが失格、葉月の勝利となった。
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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星輝ありさ |
5分1秒 |
鹿島沙希 |
シンデレラ・トーナメントならではの一騎打ちが実現する。星輝ありさvs鹿島沙希。STARSの同門対決は、ともに復帰組の対戦でもある。星輝がカムバックして以来、鹿島とは初めてのシングルマッチ。めったに見られないカードだけに注目である。
ドロップキックの打ち合いでスタート。鹿島が足をロックし締め上げる。星輝がエスケープするが鹿島が蹴りの連続。ロープに振られた星輝がミドルキック。コーナーに追い込むとダブルチョップから串刺しダブルニーアタック。セカンドからダブルニーを背中に投下。鹿島が返すと、星輝が突進。鹿島がかわしてコルバタから丸め込み逆エビ固め。星輝の手がロープに届くが鹿島は右脚をロープにかけてそこへのドロップキックを打ち込む。さらにコーナーから右脚へのニードロップ。鹿島がドラゴンスクリューから右脚を攻撃。ダブルアーム式フェースバスターを食らった星輝だが2カウント。鹿島はコーナーに上がりダイビングフットスタンプ。星輝がかわしてハイキック。キックのコンビネーションをかいくぐった鹿島が丸め込む。星輝が顔面へのニーアタック。鹿島が返すと、星輝は前方に叩きつけADAMAS(ラウンディングボディープレス)。鹿島が返せず星輝が1回戦をクリアーした。
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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木村花 |
6分44秒 |
アンドラス宮城 |
木村花、アンドラス宮城という曲者同士が1回戦で顔を合わせる。花はドラフト会議により新ユニットを結成したばかり、アンドラスは大江戸隊に残留した。荒れた展開が予想されるが…。
アンドラスは村山レフェリーをボディーチェック。ゴングが鳴らされると両者慎重に手四つの構え…と見せかけブレイクする。アンドラスがヘッドバンギングを見せると花が丸め込んで反対にやってみせる。アンドラスも一緒にヘッドバンギング。花がビッグブーツを叩き込んでヘッドバンギング。背後からアンドラスが襲いかかりOTR狙い。エプロンから生還した花がドロップキックからビッグブーツを連打。アンドラスが返すと花はブレーンバスターを狙う。アンドラスがこらえると花はスリーパー。アンドラスが脱出するが花が変型卍固め。アンドラスがエスケープすると花は顔面を蹴飛ばしていく。エルボーの打ち合いからビッグブーツも打ち合う。アンドラスの突進に花がサイドバスター。アンドラスが串刺しで突進するが花がエプロンに送り出す。アンドラスがスタナーからコーナーに上がり花を飛び越えビッグブーツ。アンドラスはミサイルキックで花を吹っ飛ばす。花が返すと、アンドラスが串刺しエルボー。花がビッグブーツもアンドラスがドロップキック。花は宙吊りに。アンドラスの突進をかわして両者エプロン。エルボーの打ち合いからアンドラスが顔面をかきむしりパイルドライバーの構え。花が切り返しブレーンバスターを狙う。アンドラスがこらえてビッグブーツ。花がドロップキックを打ち込むとアンドラスが転落。OTRにより花の勝利となった。
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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花月 |
10分00秒 |
中野たむ |
※時間切れ引き分けのため両者失格
中野たむvs花月は、1回戦屈指の“遺恨カード”と言っていいだろう。昨年の5☆STAR GPにおける公式戦で花月の決勝進出を阻止したのが中野だった。とはいえ、それは木村花の介入によるタナボタ勝利であり、中野も花月も納得のいく結果ではなかった。両者はもともと同じユニットに所属しており、中野のSTARS入り後も花月は「大江戸隊の方がよかったんじゃないのか」と疑問を投げかけていた。先日のドラフトでは両者とも所属ユニットに残留。それだけにSTARS、大江戸隊の闘いも併せ持つ組み合わせとなった。赤いベルトの花月が順当に1回戦を突破か、あるいは中野が現王者に真の苦杯をなめさせるか。トーナメントの行方を占う意味でも重要なカードである。
花月が握手を求めると中野が歩み寄り慎重に応じる。ロックアップからグラウンドに移行し花月が腕と首を取る。中野が切り返すと上になって首を取るが、花月がロープへ。中野が足を取りにいくと花月がネックロック。花月はヒザ十字で締め上げるが中野がロープへ。花月は中野のヒザにストンピング連打。コーナーに追い込むとミドルキック。コーナーに振られた中野だが途中で崩れ落ちる。花月が串刺しドロップキックを見舞い、コーナーに乗せる。花月が突進すると中野がだいぶ。中野は側転ニードロップ。花月が返すと、中野がバックドロップ。花月がかわしてキックのかわしあい。花月がブレーンバスターを狙うが中野がネックロックに切り返す。花月がリフトアップしブレーンバスター。花月は串刺しで突進もキックを食らう。中野がコーナーからドラゴンスリーパー。中野はデスティニーハンマーを決め、ニーアタック。花月がつかむが背後にまわった中野がスリーパー。花月はヒザを取って締め上げる。中野がなんとかエスケープに成功。花月がえびす落としからコーナーへ。中野も上がって雪崩式ブレーンバスター。食らった花月が飛び込むが中野がデスバレー。残り3分。両者ダウン。中野がエルボーを打つと花月も打ち返す。中野がエルボーを乱打し突進。花月がつかんでチョークスラム狙い。中野がかわすが花月がハイキック。花月はえびす落としからフィにS種を宣言しコーナーへ。大江戸コースターを中野がかわしスピンキック。中野はタイガースープレックスも2カウント。残り30秒。中野がドラゴンスリーパーを極めグラウンドへ。そのままタイムアップのゴングが打ち鳴らされ両者失格となった。
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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刀羅ナツコ |
7分55秒 |
ジャングル叫女 |
JAN消滅により、JAN同門対決もなくなった。ジャングル叫女は木村花のユニットに編入され、刀羅ナツコは大江戸隊から声がかかった。これまではJANのあり方を巡りシングルで闘ったこともあったが、これからは別ユニットとして対戦していく立場にある。ともに状況が大きく変わった者同士。抜け出すのは、叫女か、ナツコか?
ともにゴング直前に突進。エルボー合戦からショルダータックルをぶつけ合う。ナツコが至近距離からスピアで叫女を倒す。ナツコはヘアーホイップから顔面を踏みつける。さらに顔面をトップロープに擦りつけていく。ロープに固定するとナツコはエプロンで叫女の頭に水を流す。リングに戻しカバーするが2カウント。ナツコは「かわいそうだな、オマエは。どうしたんだよ?」と挑発。叫女がエルボーを放つとナツコやり返す。ナツコの連打に叫女が向かっていく。追い込まれたナツコが張り手を食らう。叫女がラリアットを連発もナツコが返す。叫女がエルボー連打から串刺しラリアットも連打。コーナーに上げると筋肉バスター狙いも不発。ナツコがダイビングボディープレスをかわしてニー、フロッグスプラッシュ。ナツコは昇天狙いも叫女がラリアット。ナツコの突進に叫女がエルボー。ナツコが返すと残り3分。叫女が突進するとナツコがスピア。ナツコが昇天を決めるが叫女が返す。ナツコがダイビングギロチンを投下すると叫女が返せず3カウント。ナツコが2回戦進出となった。
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 |
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小波 |
4分57秒 |
渡辺桃 |
本来ならクイーンズクエスト同門対決となるはずが、先日のドラフト会議により、渡辺桃と小波は袂を分けた。シンデレラ・トーナメントはもともと個人闘争ではあるものの、ドラフトの結果を引きずる可能性は十分にある。別ユニットになったことからも、両者はかえってバチバチにやり合えると考えているかもしれない。桃はV2、小波は初優勝を虎視眈々と狙っている。桃が勝てば順当に勝ち進むことも予想され、小波が勝てば一気に勢いに乗る可能性もある。激闘必至の一騎打ちを制するのは?
桃がドロップキックにいくが小波がかわし「ファックユー渡辺桃!」と挑発。桃は「なめんな!」とキックの連打。小波がミドルキックにいくと桃もやり返す。ミドルキックの応酬から小波が飛びついて腕十字狙い。桃がエスケープすると小波がスライディングキック。小波がフィッシャーマンを放つが2カウント。小波がミドルキックを連打し桃が受けて立つ。小波が桃をダウンさせコーナーに振ってニーアタック。桃がかわして串刺しドロップキックの連打。桃は蒼魔刀を放つが小波がクリアー。桃はコーナーに上がり、ダイビング式の蒼魔刀。小波が返すと、桃はテキーラ狙い。小波が切り返すが桃がハイキック。桃は小波を引き起こしテキーラの構え。小波が切り返して腕を取る。小波は腕固めにもっていくがロープ際。小波がコーナーに上がると桃が下からハイキック、エプロンに送り出す。小波がぶら下がりの腕十字。桃が逃れてハイキック。小波が落ちそうになるがなんとかこらえ突進をかわす。桃が転落し小波のOTR勝ちとなった。
◆トーナメント2回戦 10分1本勝負 |
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スターライト・キッド |
1分19秒 |
葉月 |
キッドがドロップキック連打で奇襲を仕掛ける。葉月は突進をキャッチするもDDTを食らう。キッドは619からその場跳びムーンサルト。葉月を引き起こしネックスクリュー狙い。かわした葉月がコードブレーカー。キッドがコーナーに振ってドロップキック。エプロンに送り出して、さらに攻撃を加えると葉月が転落。OTRによる勝利でキッドが準決勝進出となった。
◆トーナメント2回戦 10分1本勝負 |
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小波 |
3分34秒 |
AZM |
小波が握手を求める。AZMが応じないとみるや中指を突き立て挑発。AZMが襲いかかりハイスピードな展開。AZMがロープに振ると小波がロープの反動を利用してのハイキック。AZMがミサイルキックからドロップキック。AZMは上げると予告しブレーンバスターを狙う。小波がこらえるとAZMが飛びついてグラウンドで腕を取る。エルボーの打ち合いからAZMが張り手、小波がバックキック。AZMがウラカンラナから丸め込み。小波が反転するが2カウント。丸め込みの応酬はどちらも譲らず。AZMが頭部へのキックからダイビングフットスタンプ。小波が返すと、AZMがアームロック。小波がかわしてトライアングルランサーへ。これでAZMがギブアップし小波が勝利。試合後、AZM・Tシャツを着た花月がAZMに駆け寄ろうとするが阻止された。
◆トーナメント2回戦 10分1本勝負 |
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星輝ありさ |
不戦勝 |
◆トーナメント2回戦 10分1本勝負 |
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刀羅ナツコ |
7分00秒 |
木村花 |
リング中央で花が仁王立ち。手を差し上げるとナツコが蹴りの連打。花は「きてみろ!」と受けて立つ。ナツコがヘアーホイップで叩きつけコーナーで顔面を踏みつける。ナツコは花をロープに固定すると「オマエにやられたこと、やり返してやるよ」と大江戸隊を呼び込み全員で攻撃。ナツコは髪をつかんで投げようとするが花がこらえて反対にコーナーへ追い込む。ともにサードロープ下からリング外へ。場外戦となり花がイスで殴打。さらにナツコを客席に叩きつける。ナツコが戻ると花が髪をつかんで何度も叩きつけていく。花はボディースラムから片足でカバー。ナツコが返すと花はマウントパンチの連打。ナツコが向かっていくと花はビッグブーツ。花はレフェリーにツバを吐きつけるとナツコにキャメルクラッチ。花の突進にナツコがスピア。花が返すとナツコがエルボー連打。花がビッグブーツからブレーンバスターの構え。ナツコがこらえるが花はドロップキックをカウンターで放ちブレーンバスターへ。花は卍固めから腕固めに移行。グラウンドで締め上げるがナツコの足がロープへ届く。花がビッグブーツもナツコがつかんでエプロンに落とす。リングサイドでは花月が村山レフェリーを引きつける。ナツコがボードで殴打しスピア。花が転落しナツコが準決勝へ進出した。
◆トーナメント準決勝 10分1本勝負 |
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星輝ありさ |
5分50秒 |
刀羅ナツコ |
2回戦を闘ったばかりのナツコが準決勝のリングへ。ロックアップでの力比べでナツコがロープへ追い込む。腹部への高速パンチを連打しコーナーに追い込むと「(得意技は)蹴りだったな、そういえば」と言い放ち、右脚をロープにかけて攻撃する。ナツコは右ヒザを集中的に狙う。ナツコの突進に星輝はミドルキック。セカンドロープからダイビングダブルニードロップを放つがナツコが返す。星輝が突進するとナツコがエルボー。星輝が返すと、ナツコがパンチの連打。ヘアーホイップからナツコが顔面を蹴飛ばしていく。コーナーに振ると串刺しエルボー、スピア。星輝が返すと、ナツコはボディースラムからフロッグスプラッシュ。星輝が返すとナツコはカミカゼ、ダイビングギロチン。星輝がかわして担ぎ上げると前方に叩きつける。星輝はコーナーからADAMAS(ラウンディングボディープレス)。3カウントが入り、星輝の決勝進出となった。
◆トーナメント準決勝 10分1本勝負 |
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小波 |
2分46秒 |
スターライト・キッド |
ロックアップから腕を取り合い、小波がヘッドロック、サッカーボールキック。前からの蹴りはキッドがかわし丸め込みの連続へ。波がしのぐがキッドがネックスクリュー。キッドはフィッシャーマンの構えも小波がこらえてトライアングルを狙う。キッドがかわしてドロップキック。小波がかわすとヒールホールド。キッドが上になりカバーするが2カウント。キッドがフィッシャーマンを放つが小波がクリアー。キッドが不知火からムーンサルトプレス。小波がかわしてトライアングルランサー。これが極まるとキッドがギブアップ。決勝戦は星輝vs小波に。
◆シンデレラトーナメント2019 優勝決定戦 時間無制限1本勝負 |
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星輝ありさ |
10分21秒 |
小波 |
※シンデレラ・トーナメント2019優勝は星輝ありさ
星輝が握手を求めるも小波はコーナーから動かず。ゴングが鳴ると蹴りの威嚇。星輝の蹴り足を小波がキャッチしグラウンドにもっていく。小波がスリーパーをかけて立ち上がるが星輝が前方に投げ付ける。キックの応酬から星輝がダッシュ。小波がカウンターのミドルキック。小波は星輝の右脚をロープにかけてドロップキック。小波がヒザ十字からヒールホールド。星輝がエスケープするが小波が右脚を蹴り上げる。星輝がロープに逃れると小波がミドルキックからエルボーの連打。小波の突進に星輝がドロップキック。星輝は前後からのキックを打ちまくる。小波が返すと、星輝はダブルチョップ。小波がヒールホールドからスライディングキック。小波がフィッシャーマンも2カウント。打撃の打ち合いから星輝がカウンターでハイキック。星輝が担ぎ上げて前方に叩きつける。コーナーに上がると小波も上がってぶら下がり状態で右脚を取る。小波は雪崩式ブレーンバスター。星輝が返すと、小波はストレッチマフラーホールド。エスケープしたい星輝を戻していく小波だが、ロープに逃げられる。小波のハイキックをかわして星輝が前方に叩きつける。星輝はラウンディングボディープレス。小波がギリギリで返すと星輝がブラジリアンキック。小波がかわしてサブミッションにいくがロープ際。小波はトライアングルを狙うが星輝がニーアタック2連発。星輝は小波を担ぎ上げて前方に落とす。コーナーに上がるとラウンディングボディープレス。再び小波がギリギリで返す。星輝がキックの連打で小波をダウンさせる。最後はブラジリアンキックからのフォールで星輝の優勝となった。星輝にはプレゼンターのトニー・ストームからシンデレラドレスが授与された。星輝は着替えのため、いったん退場。その後、ブルーのシンデレラドレスに身を包んだ星輝が登場。そしてあらためて、トニー・ストームからトロフィーとティアラが贈呈された。
星輝「みなさんこんにちはー! あれなんです、シンデレラ・トーナメント優勝しましたー! 復帰していま5カ月目、ですかね。5カ月目で、最初大丈夫かなと思いながらやってたんですけど、日に日に練習しているうちに、なんか少しずつなんですけど自信を持ってきて、最初はずっと不定期参戦で、スポット参戦だったんですけど、私、決意を決めまして、シンデレラ・トーナメントに懸けるぞと思って、そこから5月からフル参戦することを決めました。それで、一緒に練習してくれる、たむちゃんとかも一緒に練習してくれて。私ってオレンジとか黄色じゃないですか、イメージ。なんで青にしたかっていうと、青には意味があって目標を達成する堅い意志だったりとか、そういう意味があるんですよ。青って海とか、空とか、私の可能性、その意志の表われで、このドレスをさっき選びました。青と言えばなんですが、青のコスチュームの人って誰だかわかります? 麻優ちゃんは水色ね。青のコスチューム着て、いまベルト持ってるヤツ。桃! ……。出てこないね」
桃がリングへ。
桃「ハイ、まずはシンデレラ、おめでとうございます。感想はどうですか? アナタより先に私はシンデレラの景色見てるので、もういいです。青のコスチュームってわかりづらいよ。白いベルトって言えよ。挑戦ですか?」
星輝「ハイ、お願いします」
桃「アナタには、アナタ、復帰戦のこと憶えてますか? 復帰戦の前に、アナタが登場した日、私のことニセモノキックって言いましたよね」
星輝「言った」
桃「私まだ根に持ってるんですよ。ぜひシングルしたいと思っていたので、よろしくお願いします」
桃が退場。
星輝「今日、私勝ったから締めていいですか。ではSTARSのみなさん、一緒に締めませんか?」
STARSがリングへ。
星輝「(優勝予想的中者ゼロ)まあいいや、そんなの気にしない(笑)。いまを信じて、明日に輝け、We are STARDOM!」
星輝のコメント
「優勝できてメッチャうれしいです。優勝誰かするか投票でゼロ票っていう(笑)。でも、けっこう復帰してからオマエには興味がないとか言われつづけてて、自分でもわかってたから、ここのシンデレラ・トーナメントに懸けようと思って、最近ずっとやってました。でもやっぱりあたる選手全員強かったですし、自分もまさか勝てると思わなかったこともあったし。というかむしろ返されると思わなかったとか、返せたと思ったこともいっぱいあって。支離滅裂ですいません。でもホントに今回闘ってくださった選手には感謝してます。ありがとうございました。ここがゴールじゃないので、ベタな言葉ですけど、ここをスタートにして、渡辺桃ちゃんが持ってる白いベルトに挑戦したいと思います」
――興味がないと言われつづけたのは、桃から?
「そうですね。桃ちゃんとか、詩美ちゃんとか。でもやっぱりいろんな人にそう思われてたんですが、それは感じますし、仕方ない。そうですね。数ヶ月前に麻優ちゃんと一緒にゴッデスに挑戦して、爪痕は残せたかもしれないけど結果にはやっぱなってなくて、メッチャ悔しくて。麻優ちゃんが欠場中に本当に力をつけるだけじゃなくて結果を出さないといけないと思ってるので。私がベルトを桃ちゃんから取って、そこからまた本当に できたらうれしいなって思います」
――赤の選択もあったと思うが。
「そうですね。私の中で段階があって、先に白に挑戦して白のベルトを巻いてから赤に挑戦したい。だから白です」