『NEW YEAR STARS 2024 in OSAKA Day.1』
1月13日(土)エディオンアリーナ大阪 第2競技場(観衆290人)
試合結果
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
水森由菜 |
7分8秒 |
八神蘭奈 |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
桜井まい |
6分51秒 |
レディ・C |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
天咲光由 |
7分28秒 |
玖麗さやか● |
○林下詩美 | 白川未奈 |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○フキゲンです★ |
7分6秒 |
弓月 |
琉悪夏 | HANAKO | |
刀羅ナツコ | 星来芽依● |
◆8人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
葉月 |
11分37秒 |
鹿島沙希 |
○羽南 | 壮麗亜美● | |
飯田沙耶 | MIRAI | |
岩谷麻優 | 朱里 |
◆ワンダー・オブ・スターダム選手権前哨戦 15分1本勝負 | ||
安納サオリ |
15分00秒 |
渡辺桃 |
鈴季すず | スターライト・キッド |
◆ワールド・オブ・スターダム選手権前哨戦 30分1本勝負 | ||
○メーガン・ベーン |
14分26秒 |
上谷沙弥 |
舞華 | AZM● |
試合詳細レポート
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
水森由菜 |
7分8秒 |
八神蘭奈 |
コズミックエンジェルズの水森由菜が新人の八神蘭奈とシングルマッチで対戦。朱里を相手にデビューを飾った八神のスタイルを水森がどう受け止めるか。八神としては自身のスタイルを貫き、初勝利を手繰り寄せたい。
八神から握手を求めると、水森も応じてゴング。腕の取り合いでスタートし、水森がヘッドロック。八神がヘッドシザーズにいくと水森が抜け出す。八神はドロップキック4連打も、水森のショルダータックルで吹っ飛ばされる。水森がボディースラムを連発しカバー。八神が返してエルボー連打、水森が受けて立つ。水森が「そんなもんか!?」と挑発、エルボー連打をやり返す。八神はラリアットをかわしてドロップキック。ボディースラムを狙うが、水森がこらえて反対に叩きつける。水森はスリーパーも、八神が立ち上がり突進。水森が止めるが、八神がミドルキックの連打。水森がラリアットも、八神がかわしてミドルキックでダウンさせる。水森が返すと、八神は腕十字。しかし、水森がリフトアップしマットに叩きつけ、ボディープレス。水森が狙いすましてラリアットにいくが、八神がかわしてエルボー連打、水森の頭部を何度もコーナーに叩きつけていく。八神が串刺しハイキックからカバーも2カウント。返された八神は押さえ込みを繰り返す。水森が張り手の連打からボディースラム狙い。八神が切り返し腕十字。水森がエスケープすると、八神の突進にドロップキック、ラリアット。返した八神に水森はサイドスラム。八神が返すと、水森は狙いすましてラリアットを叩き込む。3カウントが入り、水森が八神を破った。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 | ||
桜井まい |
6分51秒 |
レディ・C |
ドンナ・デル・モンド解散も、「ジュリアについていく」とし、行動を共にする決意を述べた桜井まい。今大会はジュリアがSTRONG女子王座防衛戦のため渡米しており、ひとりでの闘いとなる。相手はクイーンズクエストのレディ・C。ジュリア不在のなかインパクトを残すことができるか。レディにとっても大きくアピールできるチャンスとなる。
ゴングが打ち鳴らされ2人ともコーナーから動かず。レディが「オマエ無所属なんだよな。よかったら私と一緒に…やるわけねえだろ!」と言って襲いかかる。桜井がヘッドロックに取りロープを伝って叩きつける。桜井が貴婦人ポーズをとるとレディもコピー。桜井が怒って襲い掛かり、ドロップキック。レディは桜井にパラダイスロックを仕掛けようとするが抵抗される。するとレディは、ジャイアントスイングで10回転、串刺しビッグブーツ、コブラツイスト。桜井がエスケープすると、レディのビッグブーツをかわしてロープを蹴り上げパラダイスロックへ。レディを庶民扱いし、動きを止める。レディがかけられたままエスケープしようとすると、桜井が妨害して攻撃、STFへ。レディがエスケープすると、桜井がビッグブーツ、スタナー。返したレディに桜井はスープレックス狙い。レディが切り返しビッグブーツ、エルボーの打ち合いに。桜井がエルボーを連打し突進するがビッグブーツを食らう。レディがチョークスラムの構えも、桜井が切り返しシザーズキック、レディがネックブリーカー。レディがチョークスラムを狙うが、桜井が切り返し丸め込む。3カウントが入り、桜井がレディを破った。
桜井「大阪大会にお越しの庶民のみなさま、ごきげんよう! 初の、今年初の大阪で勝利することができましたわ! ですが、今年に入りベルトもユニットもなくなり、身軽になってしまいました。ですが、わたくしはわたくしの執事を随時募集中でございます。(退場中のレディに呼びかける)そこのアナタいかがかしら? (レディが反発)おだまり! ということで、大阪の庶民のみなさま、今年もよろしくお願いします。それではごめんあそばっせ!」
◆タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
天咲光由 |
7分28秒 |
玖麗さやか● |
○林下詩美 | 白川未奈 |
体調不良により欠場していた天咲光由が復帰し、今年初めてのホームリング、スターダムでの試合に臨む。パートナーはクイーンズクエストの林下詩美で、相手は白川未奈&玖麗さやか組。新人の玖麗を白川がどうリードするかも試合のキーポイントにないそうだ。
玖麗が先発に名乗りを挙げ、天咲にエルボー連打からドロップキックも連打する。天咲がカウンターでドロップキックを放つと詩美が介入し合体で攻撃。詩美が玖麗にストンピング、背中へのドロップキック。天咲が玖麗にエルボー連打、ボディースラム。玖麗がエルボー連打も天咲がやり返す。天咲のダッシュを白川が妨害し、玖麗がドロップキック。白川が天咲にネックブリーカー、リバースDDT。天咲が返すとDDT狙いを切り返し、反対にDDTを決めてみせる。詩美が白川にラリアット、バックを取ると、白川がアームホイップ、サッカーボールキック、コルバタ式河津落とし。玖麗がスワンダイブ式アームホイップ、背中へのドロップキックを詩美に見舞う。詩美が返すと、玖麗はボディースラムの構え。詩美が切り返してボディースラムで叩きつける。天咲がドロップキックで介入し、詩美がカバー。玖麗が返すと詩美の突進をかわし、白川が腕を取ってコーナーからダイブ、玖麗がスピアで続く。玖麗が詩美にエルボー連打、天咲が割って入りDDT、詩美がドロップキック。しかし、玖麗の肩が上がる。白川のハイキックから玖麗が詩美を丸め込む。玖麗の突進に詩美がラリアット。玖麗が返すと、詩美はコウモリ吊り落とし。玖麗が返せず詩美が3カウントを奪ってみせた。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 | ||
○フキゲンです★ |
7分6秒 |
弓月 |
琉悪夏 | HANAKO | |
刀羅ナツコ | 星来芽依● |
星来芽依&HANAKO&弓月組と大江戸隊の刀羅ナツコ&琉悪夏&フキゲンです★組が6人タッグマッチで対戦。ハイスピード王者の星来が新人2人を引っ張る形だが、新人王決定戦でぶつかったHANAKOと弓月の間をどう調整するかがポイント。昨年3月にデビューし新人王大本命のHANAKOは、トーナメント決勝で11月デビューの弓月に丸め込まれ、まさかの敗北。以後、同じコーナーに立つケースが何度かあったが、そのたびに不穏な空気となっている。それだけに、この試合は星来のリードにかかってくると言えそうだ。とはいえ、相手が大江戸隊だけに一筋縄ではいかないだろう。星来組としては全員で力を合わせて大江戸征伐に乗り出したいところだが…。
弓月とナツコの先発で開始。ロックアップで組み合い、腕を取り合う。ナツコのヘッドロックを弓月が抜けだしロープワークに誘おうとするがナツコがストンピング。ナツコがロープに振ると弓月がアームホイップを狙う。ナツコがこらえるが、弓月は突進を止めてアームホイップ。琉悪夏が乱入しナツコと連係で弓月を攻め込む。フキゲンも加わり攻撃すると、ナツコが逆エビ固めへ。弓月がエスケープするが、ナツコが顔面を蹴飛ばしていく。琉悪夏が「そんなもんかよ」と、弓月のエルボーを受けて立つ。琉悪夏が首を絞めてロープに追い込む。弓月がコルバタからドロップキック。HANAKOが琉悪夏にビッグブーツ。アルゼンチンを狙うとナツコがカット。しかしHANAKOは、まとめてクロスボディーアタック、琉悪夏に串刺しボディーアタック、ニードロップ。HANAKOのショルダータックルを受けて立った琉悪夏が反対にショルダータックル。HANAKOもショルダータックルをやり返す。星来をかわしてフキゲンがサミング。星来が阻止してロープワークで翻弄しドロップキック。串刺し攻撃をフキゲンがかわし大江戸隊が次々と串刺し攻撃、フキゲンがダイビングセントーン。フキゲンはブレーンバスター狙いと見せかけスモールパッケージ。弓月がカットしHANAKOがバックブリーカー、星来がセカンドロープからミサイルキック。HANAKOと弓月が合体も、ナツコと琉悪夏がやり返す。星来のボディーアタックをフキゲンがかわし、丸め込みもかわしていく。丸め込みの応酬から星来が流れ星、反転してフキゲンが押さえ込むと3カウントが入った。
フキゲン「ハイスピードチョーセンデース!」
星来「ウソ?え?ヤバいヤバい。バカ、ホントにバカだ。明日ゴッデス挑戦するのに、こんなところで負けてられないのに…。ハイスピード挑戦? フキゲン、芽依がブッコロガスデース!」
星来がベルトを見せつけようとすると、フキゲンがサミング。
◆8人タッグマッチ 20分1本勝負 | ||
葉月 |
11分37秒 |
鹿島沙希 |
○羽南 | 壮麗亜美● | |
飯田沙耶 | MIRAI | |
岩谷麻優 | 朱里 |
STARSの岩谷麻優&葉月&羽南&飯田沙耶組とゴッズアイの朱里&MIRAI&壮麗亜美&鹿島沙希組が8人タッグマッチで全面対決。1・4TDCホールではIWGP女子王座を懸けて岩谷と朱里が対戦し、岩谷が防衛、敗れた朱里はバックステージで号泣した。今年にかける思いが大きい朱里だが出鼻をくじかれただけに、岩谷との顔合わせでどんな攻撃を仕掛けるか注目される。また、朱里はMIRAI&壮麗と組んでアーティスト・オブ・スターダム王者にもなっただけに、この試合を通じてSTARSが初防衛の相手として浮上する可能性もありそうだ。
葉月が先発に立候補すると、鹿島がリングを下りゴッズアイからはMIRAIが名乗り。グラウンドの攻防でスタートし、葉月がヘッドロック。MIRAIが切り返しヘッドロックで締め上げる。葉月がロープに振るとSTARSが乱入し合体攻撃、4方向からドロップキックを放つ。続いて葉月が顔面ウォッシュ。しかし、MIRAIがカウンターでドロップキック。壮麗がMIRAIを呼び込み、ダブルで葉月に逆水平連打。鹿島が葉月を片足で踏みつけてフォール。返されると、すぐに朱里にタッチ。朱里が葉月にサッカーボールキック、コーナーに追い込みニーの連打。コーナーに振られた葉月がミサイルキック。岩谷が朱里にドロップキック、バックキック。朱里が突進するが、岩谷がかわしドロップキック。朱里は岩谷にワキ固めから腕固め。全員が乱入すると、STARSがゴッズアイをサブミッションで捕獲し顔面ウォッシュへ。飯田が朱里にショルダータックル、バックエルボー。朱里が返すと、サッカーボールキックを打ち込む。壮麗が飯田にショルダータックル。飯田が逆水平、壮麗もやり返す。壮麗の連打を浴びた飯田だが、タックルでコーナーに追い込み逆水平連打のお返し。壮麗がダブルチョップ、飯田がジャンピングチョップ。羽南が壮麗にニーアタック、ランニングエルボースマッシュ。壮麗がショルダータックル、岩谷と葉月が妨害し、飯田と羽南が連係で攻撃、羽南がフェイマサ―。羽南はバックドロップを狙うが壮麗が切り返す。ゴッズアイが次つぎと羽南を攻撃し、壮麗がラリアット。羽南が返すと、壮麗は鹿島の昇竜拳を挟んでブレーンバスター。壮麗は羽南を引き起こしバックドロップの構え、羽南が切り返して丸め込む。10分経過。羽南と飯田がジャンピングチョップで競演、岩谷と葉月がトラースキックで競演し、2人同時にトペスイシーダ。飯田が壮麗に飯田ロケット、羽南がブロックバスターホールド。しかしギリギリで壮麗が返す。STARSが壮麗にロケット発射。羽南がバックドロップホールド。3カウントが入り、羽南が壮麗をフォールした。
羽南「やっと、やっと壮麗亜美からバックドロップホールドで勝ちました! 今日はSTARSに助けていただいて、私は今年こそSTARSでアーティストのベルトを取りにいきたいんです。挑戦させてください!」
壮麗「いいよ、やってやるよ! 確かにね、今日オマエらSTARSに負けた。いいですよね、朱里さん!」
朱里「もちろん、やろうよ。ロッシーさんいいですよね。いいですか。今日の借りは、このアーティストのベルトを懸けて必ず返してやるよ。覚悟しとけ!」
◆ワンダー・オブ・スターダム選手権前哨戦 15分1本勝負 | ||
安納サオリ |
15分00秒 |
渡辺桃 |
鈴季すず | スターライト・キッド |
安納サオリと鈴季すずがタッグを結成し、大江戸隊のスターライト・キッド&渡辺桃組と対戦する。この試合では安納と鈴季のタッグが機能するかが注目されるが、同時にこの闘いは、安納とキッドの白いベルト前哨戦でもある。12・29両国でMIRAIとの再戦を制しワンダー・オブ・スターダム王座初奪取に成功したのが安納だった。そして1・6後楽園でおこなわれた時間差バトルロイヤルを制し、2・4エディオンアリーナ大阪での白いベルト挑戦権を手にしたのがキッド。安納がスターダムのリングに初めて上がり始めた頃はちょうどキッドのデビューにも当たり、ともに練習をした仲でもあった。が、安納が外部に戦場を求めてからは接点がなく、昨年スターダムに帰還し、ユニット闘争で対戦。そして2・4大阪が初めてのシングルマッチとなる。大一番に向けてどんな駆け引きが展開されるか。タッグマッチとしては大江戸隊に分がありそうだが、赤いベルトを逃した鈴季の出方もポイントになりそうだ。
安納とキッドが、いきなり先発。ゆっくりと歩を進め顎をつかみ合う。ロックアップで組み合い、ロープワークに移行。キッドがボディーアタック、安納が返すとキッドがマットに叩きつける。キッドは安納を場外に出して攻撃、場外乱闘となる。安納がキッドを戻すが、すぐにキッドが再び安納を場外へ送り出す。キッドは「サオリ、久しぶりだな」とロープ際で顔面を踏みつける。桃が安納にネックロック、サッカーボールキック、ミドルキック連打。安納とキッドがチョップの応酬。キッドの突進に安納がビッグブーツ。鈴季がキッドにドロップキック、2人まとめてスピアを食らわすと、エプロンのキッドに場外からドロップキック。リングに戻ると、ミサイルキックもヒットさせる。キッドが返すと、鈴季にダイビングボディーアタック、その場跳びムーンサルト。桃が鈴季に串刺しドロップキック、ミドルキック、ブレーンバスター、チキンウイングフェースロック。鈴季が切り返しテキーラショット狙い。桃が切り返してチキンウイングフェースロック、キッドが安納にストレッチマフラーで援護。鈴季がエスケープすると、桃がパイルドライバーの構え。鈴季が切り返してDDT。10分経過。安納が桃にミサイルキック、桃が後ろから前からミドルキック。キッドが突進も、安納がかわしてエルボーの応酬。顔面へのビッグブーツを打ち合い、キッドが突進を読んでエルボーアタック。キッドはフィッシャーマンの構え、安納が切り返し、反対にフィッシャーマンを決める。安納の突進をキッドがかわし、大江戸隊がダブルのニーアタックで挟み撃ち。キッドが旋回式ダイビングボディープレス。キッドと桃がマジックキラー狙い。安納が切り返し、鈴季がまとめてドロップキック。安納がキッドに延髄斬り、キッドがフィッシャーマンからコーナーに叩きつけ、コーナーに上がる。鈴季がカットし前方に落とすと、安納がフィッシャーマン。返したキッドに安納と鈴季が延髄で合体、鈴季がジャーマン、安納がジャーマンでホールド。しかし、桃がカット成功。残り1分。安納が延髄斬り、バックを取るがキッドがエスケープし桃がハイキック。桃は安納にBドライバー、キッドがムーンサルトプレスも鈴季がカット、安納がスープレックスを切り返し、鈴季がスピンキック、安納が丸め込もうとしたところでタイムアップとなった。
キッド「はあ、ワンダー前哨戦、ドロー? 納得いくわけねえから、もう一回くらい前哨戦やらせろ! でも、サオリとは同期ってこともあるし、ほぼ初めてってこともあるけど、サオリともっともっと刺激的で、楽しくて、いい試合ができるんじゃないかなと。そして私が、その白いベルトを巻いてる未来が見えてきたよ、今日で(笑)。まあ、本番は、会場も、内容も、結果も、すべて一個上。このSLKが、安納サオリをスタースープレックスホールドで真っ黒な闇の中に葬ってやるからよ。葬られる準備して待っとけ(笑)」
安納「安心して。キッドがずーっとほしくてたまらんこのベルト、輝き続けるから、私が。2月4日スターダム13周年記念大会で、初シングルマッチで、タイトルマッチ。いい記念日にしようや」
キッドが張り手を打ち込んで退場。
◆ワールド・オブ・スターダム選手権前哨戦 30分1本勝負 | ||
○メーガン・ベーン |
14分26秒 |
上谷沙弥 |
舞華 | AZM● |
舞華&メーガン・ベーン組のディバインキングダムと上谷沙弥&AZM組のクイーンズクエストがタッグマッチで激突。昨年12・2名古屋ではディバインキングダムと林下詩美&上谷組のアフロディーテがゴッデス・オブ・スターダム王座決定戦で対戦し、タッグのベルトは上谷組が奪取した。そして12・29両国では舞華がワールド・オブ・スターダム王座を奪取し、1・6後楽園では初防衛戦の相手が上谷に決定。よってこの試合は、2・4エディオンアリーナ大阪でおこなわれるワールド王座戦の前哨戦となる。舞華はメーガンとのコンビで、上谷はAZMをパートナーに前哨戦に臨む。AZMの機動力がメーガンのパワーにどう対抗するかという見どころもありつつ、舞華と上谷の駆け引きが注目される。
舞華と上谷が先発でメインがスタート。探り合いから舞華がネックロック。腕の取り合いから舞華がヘッドロックに取り締め上げる。上谷がロープワークに誘うが舞華が担ぎ上げる。脱出した上谷がドロップキック。AZMが入りダブルでドロップキックを見舞う。AZMは舞華に串刺しドロップキック、舞華がボディースラム、上谷にもボディースラム。メーガンが舞華をボディースラムで2人の上に叩きつける。舞華もメーガンを持ち上げて2人の上にボディースラム。舞華がAZMに串刺しラリアット、ショルダータックル。ブレーンバスター狙いをAZMが切り返して反対に叩きつける。上谷がスワンダイブ、舞華がかわすと、上谷が反対側からエプロンを挟んでのボディープレス。上谷は舞華に串刺しニーアタック、ドロップキック。舞華が返すとパワースラム。返した上谷が舞華にエルボー。舞華が「こいよ!」と挑発し、上谷のエルボーを受けて立つ。エルボーの応酬から上谷が連打、舞華がダウン。こんどは上谷が仁王立ち。しかし舞華がエルボー一発で上谷を倒す。上谷は舞華の突進を止めるがラリアットを食らう。2発目は上谷がかわしてニールキック。コーナーに上がった上谷をメーガンがストップ。舞華が上がって上谷に雪崩式ブレーンバスター。炎華落とし狙いを上谷が切り返し二段蹴り、舞華がラリアット、上谷が二段蹴り、舞華のラリアットをかわして上谷がスピンキック。両者ダウン。メーガンがAZMのエルボー連打、ドロップキックを受けて立つ。AZMが張り手、足をつかみにいくがメーガンがボディープレス。AZMがかわし突進。メーガンがエプロンに出すと、AZMはダイビングフットスタンプ。コーナーから飛んだAZMをメーガンがキャッチし、マットに叩きつける。上谷とAZMが合体も、メーガンがまとめてバックドロップ。10分経過。メーガンがAZMのエルボー連打を受けて立つ。メーガンは一発でAZMを倒すと、抱え上げてF5狙い。AZMが切り返しDDT。AZMの突進を舞華がカット、メーガンと合体を試みるが、上谷がダイブ。キャッチされるもAZMがまとめてミサイルキックで粉砕する。上谷がスワンダイブプランチャで場外へ。AZMがメーガンにダイビングフットスタンプ。しかし、メーガンがクリアー。AZMの突進をメーガンがキャッチ。AZMが抜け出しハイキック。AZMの突進を止めたメーガンがマットに叩きつけるが、上谷がカット。メーガンがAZMを肩車。AZMが丸め込むが2カウント。上谷のハイキックからAZMがあずみ寿司へ。しかし、舞華のカットが成功。上谷とAZMが突進すると舞華とメーガンが鉢合わせにしてパワーボム。メーガンはAZMを引き起こしてF5狙い、AZMが切り返し突進すると、メーガンがフライングラリアットからF5。3カウントが入り、メーガンがAZMをフォールした。
舞華「おいおい上谷、オマエ、そんなんでいいのかよ? 明日タイトルマッチだろ。それで大丈夫? オマエ、明日、その調子だとタイトル負けて、そして2月4日、私にも負けて、欠場したときより心折れるんじゃない?ビビッて逃げんじゃねえぞ」
上谷「バーカ! 逃げるわけないじゃん。こんなんで怖気づいてたら、私はいま、このリングに立ってない。2・4大阪、女帝時代を終わらせて、舞華の赤いベルトの歴史、ぜ~んぶ幻にさせてやるよ」
舞華「上谷、オマエの羽根、私がもう一度追ってやるから。それまでガッカリさせんじゃねえぞコノヤロー」
上谷が退場。
舞華「今日はメーガンが勝ったということで、トゥデーウィナーイズメーガン。メーガン、セイサムシング」
メーガン「アズミもカミタニもストロング。だけど、私と舞華が、イチバンツヨイ! 私は闘いの女神、舞華はみんなのレッドベルトのチャンピオン。ディバインキングダムは永遠だ。アリガトゴザイマス!」
舞華&メーガンのコメント
舞華「今日は早速前哨戦。上谷復帰して早々ゴッデス巻いたまではいいけど、大丈夫? その調子で明日タイトルマッチやれる? 怖くてしょうがないよ。またアイツの羽根が折れるところ。でも、2月4日まではせいぜい頑張ってね、上谷。オマエの羽根、ポッキリと完璧に折るのはこの私だから。メーガンとのタッグも絶好調。ディバインキングダム、ナンバーワンタッグ。ナンバーワンタッグパートナー。ディバインキングダム、フォーエバー」
メーガン「フォーエバー」