2024/02/24 試合結果

2024年2月24日 『STARDOM in GUNMA 2024』

『STARDOM in GUNMA 2024
2月24日(土)Gメッセ群馬 展示ホールC(観衆384人)

試合結果

◆4WAYマッチ 15分1本勝負
HANAKO

5分11秒
後方回転エビ固めを切り返して→エビ固め

フキゲンです★

※もう二人は鹿島沙希、岩谷麻優

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

12分39秒
バズソーキック→体固め

弓月●
スターライト・キッド 羽南
琉悪夏 飯田沙耶

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
星来芽依

13分36秒
STF

安納サオリ
鈴季すず 玖麗さやか●
桜井まい 水森由菜
○ジュリア 中野たむ

◆タッグマッチ 15分1本勝負
天咲光由

15分00秒
時間切れ引き分け

吏南
林下詩美 刀羅ナツコ

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○葉月

14分3秒
ダイビングコードブレーカー→片エビ固め

レディ・C●
コグマ 上谷沙弥

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
ジーナ

11分35秒
山茶華→片エビ固め

八神蘭奈●
月山和香 壮麗亜美
白川未奈 MIRAI
○舞華 朱里

試合詳細レポート

◆4WAYマッチ 15分1本勝負
HANAKO

5分11秒
後方回転エビ固めを切り返して→エビ固め

フキゲンです★

※もう二人は鹿島沙希、岩谷麻優

 当初はE neXus VのHANAKO、ゴッズアイの鹿島沙希、大江戸隊のフキゲンです★が一度に闘う3WAYマッチが予定されていたが、AZMの欠場によりカード変更。STARSの岩谷麻優が加わり、一度に4人が闘う4WAYマッチに変更された。前日の新日本プロレス札幌で白川未奈を破りIWGP女子王座Ⅴ4を達成した岩谷にはホームリングへの凱旋試合となる。

 最後に入場の岩谷が、IWGP女子のベルトを観客に向けてロープ上から高々と誇示。試合が始まると、フキゲンが四方にデースのポーズ。鹿島が岩谷に「IWGP防衛おめでとうございます!」と話しかけ、おめでとうコールを誘発する。鹿島は襲い掛かるどころか、ほかの選手の後ろにまわってシャドーボクシング。3選手が手四つにいくと、案の定鹿島が「コイツ、昨日防衛戦で弱ってるから」と襲い掛かる。岩谷はまとめてアームホイップを狙うが鹿島に押され形が崩れると、鹿島がHANAKOとフキゲンを丸め込む。岩谷がほかの二人を場外に送り出し鹿島を攻撃。エルボーの打ち合いにHANAKOが割って入り、ショルダータックル。HANAKOは岩谷と鹿島にまとめて逆片エビ固め。フキゲンがレフェリー代わりに「ギブデース?」と問いかける。岩谷は「ノーデース!」と返答も悶絶。フキゲンが逆エビ固めに加わり、スポーツ紙で殴打する。リング上はフキゲンとHANAKO。フキゲンが串刺し攻撃を仕掛けるたびに、HANAKOが足を出してカットする。HANAKOはフキゲンを捕まえバックブリーカー。フキゲンがサミングからブレーンバスターを予告。しかし、HANAKOが反対に叩きつける。すると、鹿島が入ってカバーを横取り。HANAKOが鹿島を岩谷にぶつける。フキゲンがHANAKOを丸め込み。HANAKOが反転して上になると3カウントが入った。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

12分39秒
バズソーキック→体固め

弓月●
スターライト・キッド 羽南
琉悪夏 飯田沙耶

 STARSの羽南&飯田沙耶&弓月組と大江戸隊の渡辺桃&スターライト・キッド&琉悪夏組が6人タッグマッチで激突。STARSはNEW BLOODタッグ王者の羽南&飯田組に昨年度新人王の弓月が加わるトリオで、大江戸隊は、先日の新日本プロレス「ファンタスティカマニア」に参戦しメキシコ人ルチャドーラと対戦したキッド&琉悪夏のYoungOEDと桃が合体する。

 弓月が「いきます」と先発に名乗り。大江戸隊からはキッドが出てくる。ロックアップでスタートし、キッドが追い込みヘッドロック。弓月がロープに振るとキッドがアームホイップ。弓月もやり返すがドロップキックをかわされ反対にドロップキックを食らう。場外に落ちると大江戸隊が攻撃し、3方向で場外戦となる。リングに戻るとキッドが弓月にその場跳びムーンサルトプレス。琉悪夏がコーナーで顔面を踏みつけ、ボディースラム、キャメルクラッチ。そこに桃がミドルキックで加勢。弓月が返すと、琉悪夏が「もっとこいよ」「こんなもんか?」と仁王立ち。弓月がエルボー連打で向かっていくがビッグブーツで倒される。琉悪夏の突進を羽南が妨害、弓月がドロップキック。替わった飯田が琉悪夏にショルダータックル。琉悪夏が受けて立ち、ショルダーをぶつけ合う。飯田が打ち勝ち、キッド、桃もショルダータックルで吹っ飛ばす。STARSがトリオでドロップキックを見舞い、飯田が琉悪夏をカバー。琉悪夏が返すと、飯田が逆水平連打。琉悪夏が飯田にクロスボディー、セントーン。キッドがコルバタ、飯田がジャンピングチョップ、バックエルボー。羽南がランニングエルボースマッシュを放つが、キッドが返す。羽南のダイブをキッドがかわしてヒザへのドロップキック、ストレッチマフラー。羽南がエスケープすると、キッドの突進を止めて腕十字を決める。しかし、大江戸隊のカットが成功。羽南がキッドにエルボー連打。羽南のダッシュにキッドがカウンターでエルボーをぶち込む。羽南がダイビングボディーアタック、キッドもやり返す。弓月が桃にドロップキック連打。桃がカウンターのミドルキック、ボディースラム、PK。弓月が返してコルバタからドロップキック。桃がPKからチキンウイングフェースロック。10分経過。桃がコーナーに上がると羽南がカットし弓月がデッドリードライブ。STARSが合体フェースクラッシャーを桃に決め、弓月が三角飛びフェースクラッシャー。しかし、大江戸隊のカットが間に合う。弓月が桃にエルボー連打、キッドが弓月にドロップキック、琉悪夏がエルボーアタック、桃が蒼魔刀でたたみかける。弓月が返すと、桃はBドライバーの構え。弓月が丸め込むも2カウント。弓月はハイキックをかわしローリングアローもキッドがカット。残り3分。琉悪夏が飯田と羽南にラリアット。桃が弓月にハイキック、キッドと琉悪夏がマットに叩きつけ、桃がバズソーキック。弓月が返せず桃が3カウントを奪ってみせた。

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
星来芽依

13分36秒
STF

安納サオリ
鈴季すず 玖麗さやか●
桜井まい 水森由菜
○ジュリア 中野たむ

 “ユニット無所属”のジュリア&星来芽依&鈴季すず&桜井まい組とコズミックエンジェルズの中野たむ&安納サオリ&水森由菜&玖麗さやか組が8人タッグマッチで激突。昨年赤いベルトを争った中野とジュリアの遭遇をはじめ、赤いベルト戦が消滅した中野と鈴季の対戦、正式メンバー入りをめざす玖麗の奮闘がみどころとなりそうだ。

 ジュリアは黒髪で登場。桜井、安納がパートナーを制して先発。桜井がロックアップをかわすと安納が顔面を蹴りにいく。桜井がやり返すと、安納も顔面を蹴飛ばす。蹴りの応酬から安納が連発。安納の突進に桜井がビッグブーツを叩き込むと、パラダイスロック狙い。安納が跳ね除け、反対に仕掛けようとする。桜井が回避しドロップキック。安納がカカト落としからドロップキック。玖麗が桜井にドロップキック3連打。桜井が返すと、玖麗のボディースラム狙いを切り返して反対に叩きつける。桜井は玖麗にパラダイスロック、パートナーを呼び込み全員でストンピングを浴びせる。鈴季が入って玖麗を踏みつける。鈴季は「この庶民が~」と桜井のパクリでアピール、コーナーに追い込むと串刺しエルボーアタック、串刺しニーアタック。ジュリアが玖麗にヘアーホイップ、顔面を踏みつける。星来が玖麗に串刺しドロップキックを至近距離から10連発。玖麗が返してエルボー連打。星来がやり返し、玖麗がダウン。星来が引き起こすと、玖麗がさらにエルボー連打からドロップキック。星来がかわすが水森のアシストから玖麗がドロップキック。水森が星来にショルダータックル、桜井が乱入し星来とクローズライン。しかし安納がミサイルキックでカット、水森が星来にラリアット。星来が返すと、水森が串刺しラリアット。水森の突進に星来がローリングソバットを叩き込む。鈴季が水森へミサイルキック。中野が入ると鈴季と視殺戦。蹴りのかわし合いから中野がバックを取るが、鈴季が丸め込む。中野が鈴季に「待たせてゴメン!」とエルボー。鈴季は「おかえりなさい、クソブス!」とやり返す。中野が「ブスじゃない」と言い返してエルボーの応酬。鈴季が崩れ落ちるが突進を止めてサッカーボールキック。鈴季は中野をエプロンに置いて場外から顔面への蹴りをぶち込む。鈴季と星来がコードブレイカーで合体も、玖麗がカット。鈴季が中野にテキーラショットの構え。中野が切り返すがトラースキックを食らう。両者のハイキックが交錯し、ダウン。10分経過。ジュリアが玖麗のドロップキック、エルボー連打を受けて立つ。ジュリアがロープに振られずエルボー。玖麗が返すと、ジュリアはSTF。しかし、安納がカットする。ジュリアの突進を水森が妨害し、中野がバックドロップ、玖麗がジャックナイフ。ジュリアが返すと、玖麗が突進も、ジュリアと鈴季が合体のバックドロップ。混戦からジュリアが玖麗へ串刺しボディーアタック。後方に叩きつける。玖麗が丸め込むがジュリアが返す。玖麗がスピアを決めるが2カウント。玖麗はスリーパーにジュリアをとらえる。ジュリアが反転してカバー。玖麗が返すとジュリアがSTF。玖麗がギブアップしジュリアの勝利となった。試合後は、中野と鈴季が視殺戦。鈴季が手を差し出すと中野が噛みつく仕草。すると鈴季が中野の頭を小突いてみせた。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
天咲光由

15分00秒
時間切れ引き分け

吏南
林下詩美 刀羅ナツコ

 クイーンズクエストの林下詩美&天咲光由組と大江戸隊の刀羅ナツコ&吏南組がタッグで対戦。詩美とナツコのライバル対決とともに、翌日の宇都宮でフューチャー・オブ・スターダム王座を懸けて対戦する吏南と天咲には前哨戦。タイトルマッチに向けて勢いをつけるのは、姉・羽南を抜いての最多防衛記録樹立をもくろむ王者の吏南か、それとも初奪取を狙う天咲か?

 天咲と吏南が先発でスタート。天咲がタックルを仕掛けネックロック。吏南が取り返しバックを取る。天咲が足を取るが、吏南が払い除ける。天咲が取り返すが、吏南が切り返しヘッドロックから腕を捻り上げる。吏南がヘッドロックからグラウンドへ。天咲が抜け出しドロップキック。吏南が天咲の髪を引っ張り後方に叩きつける。ヘアーホイップを連発し、天咲の顔面を踏みつける。天咲のエルボー連打を吏南が受けて立つ。吏南はボディースラムからカバー。天咲が返すと吏南はワキ固めに入る。天咲がエスケープすると、替わったナツコが逆水平連打、ブレーンバスター。天咲が返すと、ナツコがセントーン。ナツコが串刺しラリアット、ブレーンバスター。天咲が返すと、カウンターのドロップキック、DDT。詩美がナツコへドロップキック。吏南が乱入しナツコと合体。詩美がかいくぐり吏南をコーナーのナツコにぶつける。詩美はまとめて串刺しエルボーアタック、ドロップキック。ナツコが返すと、詩美がアルゼンチン狙い。ナツコがこらえてエルボーを打ち合う。ナツコがエルボースマッシュ、詩美がやり返すが、ナツコがラリアット、キャノンボール。詩美が返すと、ナツコがダイビングボディープレス。しかし、詩美がブリッジで返す。ナツコがスリーパー、詩美が立ち上がりコーナーに追い込む。ナツコの突進を止めて詩美がジャーマン。天咲が吏南とエルボーの応酬。吏南が串刺しダブルニーアタック、ドロップキック。天咲が返すと、吏南が卍固め。丸め込むが、天咲が返す。天咲が吏南にDDT、サブミッションを決める。吏南がなんとかエスケープに成功。吏南がDDTを切り返し突進。詩美が介入し、天咲とサンドイッチ攻撃。吏南が返すと、天咲が串刺しで突進。吏南がかわしてナツコと合体。10分経過。吏南がダブルニードロップ投下も天咲が返す。天咲が吏南の卍狙いを切り返し、エルボーを打ち合う。吏南が卍固めからハイドレンジア。天咲が必死にエスケープを狙うが、吏南が戻して締め上げる。しかし詩美がカットし天咲を救出。天咲が吏南にドロップキック。ナツコと吏南が合体も詩美がまとめてラリアット。詩美と天咲が合体で大江戸隊を分断。天咲が場外にプランチャで飛ぶ。残り2分。天咲は吏南に高角度DDT、変型DDT。しかし、吏南の肩が上がる。残り1分。天咲が天聖の構え。吏南がこらえるも、天咲が決めてみせる。吏南がカバーを切り返し、丸め込みの応酬。天咲がもう一発天聖を決めるが2カウント。天咲がもう一発狙うが、吏南が切り返しピンクデビル。しかしここでタイムアップ、時間切れの引き分けとなった。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○葉月

14分3秒
ダイビングコードブレーカー→片エビ固め

レディ・C●
コグマ 上谷沙弥

 当初は、岩谷麻優&葉月&コグマ組のSTARSと上谷沙弥&AZM&レディ・C組クイーンズクエストによる6人タッグマッチが発表されていたが、AZMが体調不良により急きょ欠場。岩谷が第1試合の4WAYマッチに移動し、葉月&コグマ組vs上谷&レディ組によるタッグマッチとなる。

 コグマが手を上げ「クマやりたい人?」と呼びかける。上谷が渋い表情で先発し、コグマのクマポーズに困惑の表情、直後に襲い掛かるとコグマが場内を逃走する。レディがストップさせ上谷とともに攻撃。葉月は「動物虐待だぞ」と抗議する。リングに戻り上谷とコグマがロープワークの攻防。ブレイクすると自然に上谷がクマポーズ。上谷がやられたとの表情でガックリ。しかしレディと合体しコグマに連係攻撃。コグマがかいくぐり、葉月とドロップキックの競演、葉月が上谷に顔面ウォッシュを狙う。上谷が切り返し、カウンターでドロップキック。レディが葉月にジャイアントスイング10回転。上谷が葉月に高々とボディースラム、足をロック。葉月がエスケープすると、上谷がドロップキックをかわしてストンピング連打。葉月がDDTを決めコグマに託す。コグマが上谷にドロップック。レディが「いかせるか!」と乱入。しかし、コグマが二人まとめて串刺しボディーアタック、まとめてフットスタンプ。コグマと葉月が顔面ウォッシュの競演。上谷とコグマがエルボーの応酬。上谷がカウンターのスピンキックもコグマがクリアー。レディがコグマに串刺しビッグブーツ。もう一発決めるが2カウント。コグマが逆水平を連続でかわすが、レディが逆水平を決める。しかしコグマがカウンターのガンスタン。葉月がレディへミサイルキック、コードブレイカー。レディが返すと、葉月はクロスフェース。レディと葉月がエルボーの打ち合い。レディがビッグブーツ、葉月がバックエルボー、レディがコブラツイスト、河津落とし、グラウンドコブラ。葉月がエスケープし10分経過。レディの突進を葉月がかわし、コグマとダブルでドロップキック。葉月とコグマがブレーンバスターを狙うが、上谷がスワンダイブ式ボディーアタック。レディと上谷がネックブリーカーを葉月に決める。上谷がスワンダイブ式プランチャで場外へ舞う。レディが葉月をリングに入れてチョークスラム。葉月が切り返し丸め込むが、上谷のカットが間に合う。レディが葉月にカウンターでネックブリーカー、チョークスラム。葉月が返すと、レディがバックを取る、葉月が切り返しコードブレイカー、コグマがスタナー、葉月が串刺しビッグブーツ、コーナーに乗せてカナディアンバックブリーカー、コグマのネックブリーカーが合体。そして葉月がダイビングセントーン。しかし、上谷がカット成功。葉月があらためてコーナーに上がると、レディにダイビングしてのコードブレイカー。レディが返せず葉月が3カウントをゲットした。

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
ジーナ

11分35秒
山茶華→片エビ固め

八神蘭奈●
月山和香 壮麗亜美
白川未奈 MIRAI
○舞華 朱里

 E neXus Vの舞華&白川未奈&月山和香&ジーナ組とゴッズアイの朱里&MIRAI&壮麗亜美&八神蘭奈組が8人タッグマッチで全面対決。前日の新日本プロレス札幌で岩谷麻優のIWGP女子王座に挑むも奪取ならなかった白川には仕切り直しの一戦。気持ちを切り替え、EXVを勝利に導くか?

 ジーナが先発に名乗りを挙げると、MIRAIも手を上げて試合がスタート。ジーナがヘッドロックに取ると、MIRAIも取り返す。ジーナがアームホイップからカサドーラで飛びついて丸め込む。ジーナとMIRAIがチョップの打ち合い。ジーナが回転エビ固めを狙うがMIRAIがこらえる。するとジーナが至近距離からドロップキック。ジーナと月山がMIRAIに股裂き攻撃。月山はMIRAIにヒップアタック連打。月山はタッチをさせずにMIRAIにエルボー連打、しかし予告してのヒップアタックは阻止される。壮麗とMIRAIが月山をロープに固定し、チョップの連打。壮麗が月山へアトミックドロップ。朱里が月山にサッカーボールキック。返した月山に朱里が腕十字。月山がエスケープすると、朱里をかいくぐりドロップキック。白川が朱里のヒザへドロップキック。八神が乱入し朱里と合体。しかし白川が八神をかわして朱里にエルボー、延髄斬り。朱里が返してドロップキック、フロントネックチャンスリー。壮麗が白川にショルダータックル。ドロップキックをかわし白川が河津落とし。舞華が壮麗に串刺しラリアット。舞華と壮麗がエルボー、ラリアットの応酬。舞華のブレーンバスター狙いを切り返し、壮麗がブレーンバスターを決める。八神がタッチを申し出てリングイン、舞華にドロップキックとエルボー連打、ハイキック、サッカーボールキック。舞華が返すと、八神が腕十字の構え。舞華がこらえるが、八神の腕十字が決まる。舞華がエスケープすると、カウンターでパワースラム。ブレーンバスター狙いを八神が阻止し、朱里、MIRAI、壮麗が援護。八神がサッカーボールキックもEXVがカットに入る。八神がミドルキックを舞華に連打でダウンさせる。舞華と白川が八神にサンドイッチ攻撃。10分経過。乱戦から白川が場外プランチャ。八神がミドルキックも舞華が返す。八神の突進を舞華とジーナが止めて振り子式でマットに叩きつける。八神が返すと、舞華が山茶華。3カウントが入り、舞華が勝利した。

舞華「(退場する朱里たちに)待て待て待て待て、ゴッズアイ! オマエらさあ、私がこの赤いベルト取ったときのバックステージコメント、見た?」

朱里(リング下から)「見てねえよお!」

舞華「見とけよ! ゴッズアイ、私たちはそのベルト狙ってるからな。楽しみにしとけよ」

朱里「OK、ありがとう!」

舞華「まだ待て!」

ジーナ「MIRAI、MIRAI、私はとてもガッカリしてる。オマエ、イージーすぎるよ。チョローイ。私は汗かいてないからね。私が今年のシンデレラのウィナー。アリガトゴザイマス」

月山「雑魚だって。雑魚だって。シンデレラ、頑張るからよって(ジーナが)言ってます」

ジーナ「シンデレラ・トーナメントで会おう」

MIRAI(リング下から)「MIRAI、ストロング」

ゴッズアイが退場。

舞華「ということで、高崎のみんな元気か!? ホントに元気か? 元気か? 白川元気か!?

白川「寝不足だけど元気だ!」

舞華「北海道で(IWGP女子王座)取れなかったけど、私、見てたよ。オマエはカッコいいよ。誇りに思う。大丈夫だよね」

白川「白川未奈があれだけで折れると思いますか!? どんな険しい道でもね、ボロボロになっても、必ずIWGPたどり着いてみせるから。あきらめない、折れない、くたばらない! 見ててね!」

舞華「E neXus V、そして女帝時代、もっともっとおもしろいこといろいろと思いついちゃったんで、みんな楽しみに待っとけよ! それでは締めたいと思います」

EXV「想像を超えた世界へ、E neXus Vイズヒアー!」

EXVのコメント

舞華「E neXus Vが勝利しました。リング上でも言った通りねえ、というか、今日に限らずこのベルト取ったときのバクステなんで見てねえんだ、アイツらよ」

白川「ホントだよ、舞華の戴冠のさあ、日にさあ」

舞華「ふざけんなよ、だいぶ待ったぞ。だいぶ待ったぞ!」

白川「戴冠の日じゃない(笑)」

舞華「まあね、さっきも言った通りアーティストのみならず、ほかのベルトもしっかりと目をつけてるから、ほかのユニット、余裕ぶっこいてるとマジで私たちがベルト総取りしちまうぞ。まあ、そしてねえ、来月からシンデレラ・トーナメント、そう」

ジーナ「さっきも言ったけど、もう一度言わせて。MIRAIは、チョローイ。今日はがっかりしたよ、汗ひとつかいてないんだもん。チョローイ」

白川「悪い日本語教えちゃったねえ」

月山「私もNEW BLOODタッグに向けて頑張りますんで、HANAKOと一緒に切磋琢磨していきたいと思います」

白川「こうやって仲間が夢を目標を見つけて、みんなズンドコ…」

舞華「ズンドコ?」

白川「ズンドコは私だけだ(笑)。ずんずんいってることがなんかすごく温かくて、ありがとうと言いたい。だけど私も、そんな簡単にあきらめる女じゃねえぞ」

舞華「知ってるわ」

白川「だからね、IWGPの名に歴史を刻みに行きます。そして、それを巻いて、みんなで世界をね、旅しよう」

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