2024/03/10 試合結果

2024年3月9日 『STARDOM CINDERELLA TOURNAMENT 2024~開幕戦~』

『STARDOM CINDERELLA TOURNAMENT 2024~開幕戦~
3月9日(土)横浜武道館(観衆1555人)

試合結果

◆8WAYマッチ 20分1本勝負
鈴季すず

7分44秒
グランマエストロデテキーラ

桜井まい

※もう6人はMIRAI、壮麗亜美、星来芽依、葉月、AZM、月山和香

◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負
<王者>

11分26秒
Pink♥Devil→片エビ固め

<挑戦者>
吏南 美蘭●

※第10代王者の吏南が7度目の防衛に成功

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
スターライト・キッド

8分21秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め

弓月●

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
玖麗さやか

3分52秒
反則勝ち

刀羅ナツコ●

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
水森由菜

5分4秒
TPサンシャイン→エビ固め

レディ・C●

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
ジーナ

3分39秒
サンダーストラック→体固め

向後桃●

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
天咲光由

4分30秒
天聖→片エビ固め

八神蘭奈●

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
琉悪夏

5分16秒
OTR

コグマ●

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
飯田沙耶

4分47秒
飯田橋

鹿島沙希●

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
羽南

6分30秒
ダンデライオン

HANAKO●

◆STRONG女子選手権前哨戦 6人タッグマッチ 30分1本勝負
小波

11分19秒
白虎

ステファニー・バッケル
○朱里 渡辺桃
ジュリア フキゲンです★●

◆なつぽい復帰戦 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
橋本千紘

18分59秒
リストクラッチ式変形裏投げ→片エビ固め

安納サオリ
○Sareee なつぽい●

◆スペシャル3WAYタッグマッチ 30分1本勝負
白川未奈

14分25秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

上谷沙弥
○舞華 AZM●

※もう一組は岩谷麻優&中野たむ

試合詳細レポート

◆8WAYマッチ 20分1本勝負
○鈴季すず

7分44秒
グランマエストロデテキーラ

桜井まい●

※もう6人はMIRAI、壮麗亜美、星来芽依、葉月、AZM、月山和香

 

   

 MIRAI、桜井まい、壮麗亜美、月山和香、鈴季すず、星来芽依、葉月、AZMの8人が一度に闘う8WAYマッチ。林下詩美の欠場により、AZMは一日2試合に。8人全員がシンデレラ・トーナメントにエントリーしており、この試合はシード選手によるカード。翌日の2回戦に向けて弾みをつけるのは誰か?
 4人が蹴落とされリング上に葉月、AZM。鈴季、星来。ハイスピードなロープワークが展開され、ドロップキックをかわし合う。鈴季と星来が共闘しかけると、壮麗とMIRAIがリングに戻りショルダータックルをぶつけ合う。桜井が割って入ると壮麗とMIRAIで逆水平の連打を浴びせる。桜井が貴婦人マネーを投げつけMIRAIと壮麗を分断。月山が桜井をかいくぐりドロップキック、ヒップアタックの連打。壮麗が月山にアトミックドロップ。鈴季とAZMが2方向からミサイルキックを放つと、両者エルボーの応酬に。AZMが鈴季を丸め込むが2カウント。鈴季の丸め込みも2カウントどまり。星来がAZMを丸め込み、鈴季とドロップキックの競演。鈴季がAZMを持ち上げるが、葉月がカットし鈴季にフルネルソンバスター。AZMが葉月を飛び越えて鈴季にフットスタンプ。葉月とAZMがエルボーの打ち合い。葉月がブレーンバスターを狙うがAZMがこらえる。そこへ鈴季がカットし、星来、月山らが次つぎと入りブレーンバスターの構え。桜井がその上を歩いて貴婦人のポーズ。ブレーンバスターの掛け合いは形が崩れる。MIRAI、壮麗、葉月、星来が顔面ウォッシュで競演、月山がMIRAIと壮麗を同時に丸め込み。葉月が月山にブレーンバスターを狙うと星来が丸め込む。月山が返すと葉月が逆さ押さえ込みの体勢。まとめてAZMが丸め込むと、その上から星来が押さえ込み。星来、鈴季、桜井がドロップキックの競演。さらにパラダイスロックを仕掛けてみせる。鈴季と星来が桜井を攻撃も、鈴季のトラースキックが星来に命中。鈴季が桜井を丸め込むと3カウントが入った。

 

◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負
<王者>

11分26秒
Pink♥Devil→片エビ固め

<挑戦者>
○吏南 美蘭●

※第10代王者の吏南が7度目の防衛に成功

 

フューチャー・オブ・スターダム王者の吏南がディアナの美蘭を迎えて7度目の防衛戦。姉・羽南の記録(Ⅴ10)を超えることが目標の吏南にとっては絶対に負けられない闘い。美蘭はディアナにベルトを持ち帰ることができるか、それとも吏南が返り討ちにしてみせるか?
 美蘭が「お願いします!」と握手を求めるが王者は応じず。ロックアップから美蘭がロープに押し込みエルボー連打。ロープワークにも吏南は付き合わず。押さえ込みの応酬から美蘭がクロスボディー。吏南がキャッチしマットに叩きつける。吏南は「横浜いくぞ!」とアピールし、美蘭にヘアーホイップの連続。コーナーに追い込むと「このクソガキ!」と顔面を踏みつけ、止めに入ったレフェリーには「うるせえクソジジイ」。片ヒザでカバーした吏南だが、美蘭が返す。吏南は「ディアナこんなもんか」と挑発しながら美蘭を蹴飛ばす。美蘭が向かっていくと、吏南が顔面蹴り。美蘭はクロスボディーをキャッチされるもDDTからドロップキック4連打、その場跳びムーンサルトプレス。ロープに追い込むと「このクソババア!」と挑発し顔面を踏みつける。ボディースラムを狙った美蘭だが、吏南が切り返して「誰がクソババアだ!」。コーナーに追い込むと、串刺しダブルニーアタック、ドロップキック。美蘭が返すと、カウンターでクロスボディー、ボディースラムで叩きつける。吏南が返すと、美蘭とエルボーの打ち合い。美蘭が吏南に走らせずドロップキック。吏南がノーザンライトも2カウント。吏南は卍固めを狙うが、美蘭が切り返し高速で飛びつき変型卍固め。吏南がエスケープすると、美蘭が619。返した吏南に美蘭は気合を入れてライオンサルト。しかし、吏南がかわしてビッグブーツ、大外刈り、ダイビングダブルニードロップ。美蘭かわすと丸め込みの連続へ。ピンクデビルを狙う吏南を美蘭が丸め込む。丸め込みの応酬からMIRAIがさらいn丸め込む。ギリギリで吏南が返すと、美蘭が旋回クロスボディー、ダイビングボディーアタック。もう一度ライオンサルトにトライし決めてみせる。返した吏南に美蘭はエルボー連打。美蘭の突進に吏南が払い腰、卍固めをグラウンドに移行。10分経過。美蘭がエスケープすると、吏南はコーナーに上がりダイビングダブルニードロップを決める。しかし美蘭が肩を上げる。吏南はフィニッシュを宣言しリバースブレーンバスター。決まったと思われたが美蘭が再び肩を上げる。ならばと吏南はピンクデビル狙い。美蘭が切り返しスピンキック、ウラカンラナ。吏南がピンクでBㇽを決めると3カウントが入った。

吏南のコメント

「フューチャー7度目、美蘭、防衛成功。美蘭、ディアナ、強いね。気持ちが強い。私はいろんな誰の挑戦でも受ける。盛り上げられるヤツだったら誰の挑戦でも受けるって言って、ケンカ売ってるけど、先頭に立って。ホントにああいう若くていい選手はいっぱいいるし。だから吏南も負けてられないなって思った。今日も第1試合、ビッグマッチの第1は若さあふれていいと思うんだけど、私がチャンピオンでこのベルト盛り上げて、いまのスターダム見て言うと、ゴッデス、アーティス、誰がチャンピオンかわかるか? 盛り上がってねぇよな。シンデレラがあるから防衛戦ができねぇとかわかるけど、シンデレラ始まる前から盛り上がってないし。私が胸張って言える。このベルトは赤白に次ぐぐらいおもしろいベルトだって。だから、私は赤白よりもっとおもしろくしていくつもりだし。最多防衛記録まで3。それ以上、まだまだ狙ってるから。オマエら楽しみにしとけ」

美蘭のコメント

「1年前に1度シングルをさせていただいて。その時、自分、バックステージコメントで次は自力でシングルで勝ちたいとか言ってたけど、今日せっかくタイトルマッチ組まれて、大きいチャンスだったのに。こんな負け方じゃ絶対納得できないし、これがスターダムのフューチャーのチャンピオンなんだなって、今日の試合であらためて感じました。フューチャーのベルトはいま若手が増えてるなか、一番注目を浴びてるベルトだと思うし。そこで自分が狙っていきたいなって思ってます、これからも。吏南さん、負けて悔しい気持ちでいっぱいですけど、スターダムさんのビッグマッチに出場できたこと、タイトルマッチができたこと、そして吏南さんと対戦できたことがホントにうれしいです。うれしかった、本当に。だし、初めてのベルト挑戦だったんですけど、初めての挑戦がこのフューチャーのベルトでよかったし、そして対戦相手が吏南さんでホントに良かったです。吏南さんとはシングルマッチ2回させていただいたので、次はディアナのリングでもスターダムのリングでもタッグを組ませてください。ありがとうございました」

 

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
○スターライト・キッド

8分21秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め

弓月●

 

 昨年度の新人王・弓月がスターライト・キッドの胸を借りるシンデレラ・トーナメント1回戦。とはいえ、弓月が本気でキッド越えを狙ってくることは明白。得意のドロップキックと丸め込みで3カウントを奪いにくるだろう。それを受け止めたうえでキッドが1回戦突破なるか、それとも弓月が番狂わせを起こし、シンデレラへの階段を駆け上がるか?
 握手は交わさず試合がスタート。ゆっくりと歩を進め、弓月が「お願いします」と握手を求める。キッドが手を出すと、弓月がはたいてドロップキックから回転エビ固め。キッドが切り返し丸め込み合戦。弓月が丸め込みにいくがキッドがかわしてリング下におりて間合いを取る。キッドはゆっくりとリングイン。そこに弓月がドロップキック4連発。佑月は気合を入れ突進するがキッドがドロップキックをぶち込んでみせる。キッドは逆エビ固めも弓月がすぐにエスケープ。キッドがロープに振ろうとすると、弓月が拒否してエルボー連打。キッドのエルボーで弓月が崩れ落ちる。キッドは顔面を踏みつけプレッシャーをかけていく。キッドがロープに振るが、弓月がかいくぐってコルバタ。キッドがコーナーに振り突進すると、弓月がエプロンに送り出しドロップキック。ダッシュしてもう一発狙うがキッドがリングに戻りボディーアタック。弓月が返すと、キッドは旋回式ダイビングボディープレス。弓月がかわして腕を取ると、三角飛び式フェースクラッシャー、払い腰の連続。しかし、キッドが返してみせる。弓月が逆打ち狙いもキッドが切り返してカウンターのドロップキック。弓月もドロップキックでやり返し、逆打ちで叩きつける。キッドが返してフィッシャーマン連発、逆エビ固め。髪もつかんで締め上げるが、弓月がなんとかエスケープに成功。残り3分。キッドは黒虎天罰狙い。弓月が切り返し丸め込みの連続。キッドが返して後方からダブルニーアタック。返した弓月にキッドはムーンサルトプレス。3カウントが入り、キッドが弓月を破った。試合後、キッドは翌日の2回戦であたる鈴季すずを放送席で挑発した。

キッドのコメント

「1回戦突破。これは当然の結果だろ。2回戦で鈴季すず。さんざんやられたすずが待ってんだからよ。覚えてるか。2023年6月17か18の汐留だったかな。なんの意味もないシングルマッチがすずと組まれてさ。そのとき、私はさんざん5★STAR GPとかでもあいつにやられてたから、こんななんもねえところでやり返したってしょうもねえって思っちゃって、金網前っていうのもあったけど、試合ぶち壊しちゃったんだよね。でもそれが明日、シンデレラ・トーナメントっていう超最高な最っ高な舞台が用意されてるんだよ。憎かったヤツを叩き潰して勝ち上がれるトーナメントなんて最高じゃん。だからいままであいつにはさんざん貸しを作ってきてしまっているけど、明日必ず3カウントでテメーをシード枠だろうがなんだろうが、引きずり降ろしてやるよ。待っとけ、すず」

 

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
○玖麗さやか

3分52秒
反則勝ち

刀羅ナツコ●

 玖麗さやかが大江戸隊・刀羅ナツコに挑むシンデレラ・トーナメント1回戦。玖麗がナツコの牙城にどこまで迫れるかが注目される。
 玖麗の入場を花道でナツコが襲撃、イスで殴打し、リングに入れる。ここで試合開始のゴング。ナツコがロープに振ると玖麗がドロップキック連打。ナツコがこらえてショルダータックルから外に出す。場外戦でナツコは玖麗を放送席に叩きつける。待ち上げるとリングサイドでバックフリップ、客席に投げつける。18カウントで玖麗を戻すと、ナツコはギリギリでリングに入る。玖麗がドロップキックを乱打、「上げるぞ!」と絶叫しボディースラムで叩きつける。スピアも決めてマウントパンチ連打。しかし下からナツコが毒霧攻撃、レフェリーを突き飛ばすと玖麗にデスバレーボム。ここでレフェリーがゴングを要請。反則により玖麗の勝利がアナウンスされた。ナツコは腹いせに玖麗にセントーンをお見舞いし、退場。玖麗はシングル初勝利。

ナツコのコメント

「おい!これがウチのシンデレラ・トーナメントでやりたかったヤツだよ。あんなクソガキはよ、言っただろ、ウチ。アイツのいいところをたくさん見せてやるって。アイツはやられてやられて。客の反応、見たかよ。アイツら喜んでる。バカじゃねえの、ホントに。まあここから始まるからよ。見とけ、アホ」

玖麗のコメント

「1回戦、勝ちですか…。私の初勝利ってこれですか…。すごいやられるだけやられて、メチャクチャ悔しいですけど、勝ちは勝ち。シンデレラ・トーナメント1回戦突破しました…。ありがとうございます」

 

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
○水森由菜

5分4秒
TPサンシャイン→エビ固め

レディ・C●

 

 シンデレラ・トーナメント1回戦で水森由菜とレディ・Cが一騎打ち。パワーとパワーのぶつかり合いで一回戦を突破するのは?
 ゴングと同時に両者突進しショルダーをぶつけ合う。エルボーの応酬から水森の張り手がヒットしショルダータックル。レディもショルダータックルをやり返し、串刺しビッグブーツを叩き込む。水森が左腕を蹴り上げるとレディが悶絶。水森は左腕にストンピング連打、エルボーを連続で落とす。水森の突進にレディがビッグブーツ。水森が走らせずにラリアット。ならばとレディが走らせずに河津落とし、ニードロップ。水森の突進を止めてレディがサイドバスター。レディはチョークスラムを狙うが水森がこらえて丸め込み、スライディングラリアット、変型ネックブリーカー。レディが返すと、カウンターでネックブリーカードロップ。立ち上げてチョークスラムで叩きつける。しかし、水森が返してみせる。ならばとレディがジャイアントバックブリーカーでギブアップを迫る。叩きつけようとするが水森がラリアット、レディがビッグブーツ。水森が突進を止めてマットに叩きつける。レディが返すと、水森は肩車して前方に叩きつける新技。これで3カウントが入り、水森がレディを破った。

レディのコメント

「シンデレラ1回戦敗退…。いつもと変わんないじゃん!なんも変わってないじゃん(涙)。変わんなきゃ…。変わんなきゃいけない。わかってる。でも、前に進むためのシンデレラの靴が欲しかった。まだあきらめてない。ほかにもチャンスはいっぱいある。必ずそのチャンスつかんでみせます。見ててください」

水森のコメント

「ゆなもんがトロピカルサンシャインでトロピ勝った!レディ・C、アナタたちはいま勝ちを、そして結果を強く求める、いや求めなきゃいけない。今日はゆなもんの方がその気持ちが強かった。何回でもこれから、もっともっとお互い高め合っていこう。そして明日、さっそく私の2回戦、後楽園ホールで去年のぶん投げられた雪辱を今年晴らしてやる。壮麗亜美、おまえにトロピ勝つ」

 

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
○ジーナ

3分39秒
サンダーストラック→体固め

向後桃●

 

 

 向後桃が昨年の9・10横浜武道館以来半年ぶりの復帰戦にして、いきなりシンデレラ・トーナメント。並々ならぬ覚悟でトーナメントに臨むが、相手は怪力の持ち主でもあるジーナとあって苦戦は必至か。ジーナもこのトーナメントにかける意気込みはすさまじい。というのも昨年のシンデレラ・トーナメントでスターダムデビュー、準々決勝でMIRAIに敗れており、連覇中のMIRAIにリベンジしたうえでの優勝を狙っているからだ。両者の思惑が激突するリングで勝ち名乗りを受け2回線にコマを進めるのは?
 向後は青のニューコスチューム。ジーナがアームホイップをこらえて持ち上げる。向後が切り返しアームホイップからドロップキック。向後がジーナの腕を取りドロップキック。619をジーナがかわすが、向後がもう一度トライし決めてみせる。向後の腕十字狙いをジーナが持ち上げてボムで叩きつける。向後が返すとジーナが回し蹴りニー連打からダブルアームスープレックス。向後が返すと、ジーナがバックを取る。向後が切り返し顔面を蹴り上げスイングDDT、コルバタから腕十字。向後の突進をジーナがキャッチしアバランシュホールド。返した向後にジーナはフィニッシュを宣言し持ち上げる。向後が切り返しアームホイップから変型で丸め込む。ジーナが返すと、トラースキックから担ぎ上げてサンダーストラック。3カウントが入りジーナが向後をフォールした。

ジーナのコメント
「モモは強くなって戻ってきたと思う。だけど私の方が強いでしょ(笑)。次は(月山)ワカ。ワカは好きだけど、MIRAIへの通過点。じゃあね」

向後のコメント

「シンデレラ…終わりました。この復帰戦シンデレラにメチャクチャかけてたので、正直ものすごく悔しいです。でも、悔しさはすごいけど、ようやく、ようやく私はスタート地点に戻ってくることができました。なので、いまからがスタートです。向後桃、これから上っていくだけだと思うので見ていてください。ありがとうございました」

 

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
○天咲光由

4分30秒
天聖→片エビ固め

八神蘭奈●

 

 

 スターダムの超新星と言われた天咲と昨年デビューの八神によるシンデレラ・トーナメント1回戦。
 八神がドロップキック連打の奇襲。返した天咲にマウントパンチの連打。天咲も反転してやり返すが、天咲も反転してカバーから腕十字。返した天咲がDDT、ドロップキック。八神が返すと天咲がサブミッション。八神がエスケープすると、エルボー連打。天咲がDDTも2カウント。八神がかいくぐりドロップキック、腕十字、サッカーボールキック、ミドルキック連打。ハイキックをかわして天咲がDDT。天咲が天聖を狙うが八神が切り返す。天咲が腕をロックしDDT。返した八神に天咲はフィニッシュを予告し天聖を決める。3カウントが入り天咲が八神を破った。

天咲のコメント

「シンデレラ・トーナメント1回戦、突破しましたー! 2戦目は桜井まい、それ破ったらAZMさんが上がってくる可能性が出てくるってことで。私はAZMさんともう1度闘えること臨みます。私も頑張ります」

八神のコメント

「シンデレラ・トーナメント1回戦、天咲さんと初めてシングルやって。ずっとタッグでも、ゴッズアイ全員で闘っても天咲さんに負けたり。ずっと悔しい思いをしてきて、今日も負けでホントに悔しくて。でも新人なのにこうやってシンデレラ・トーナメント、エントリーさせてもらったこととか、今日の試合順とか、期待された、スターダムの未来を担う試合だったんじゃないかなと自分に言い聞かせて。これからもずっとゴッズアイの先輩、いろんな先輩方と戦って、吸収してきたものを早く力にして、結果だせるようにこれからもがんばりたいと思います。ありがとうございました」

 

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
○琉悪夏

5分16秒
OTR

コグマ●

 

 

 コグマと琉悪夏がシンデレラ・トーナメント1回戦で対戦。負傷明けのコグマにとってこのトーナメントはシングルのトップ戦線に返り咲くチャンスであり、琉悪夏にとってもシングルプレーヤーとして飛躍する絶好の機会。コグマが勝てば、2回戦では葉月とのFWC対決となるが…。
 琉悪夏がコグマを担ぎあげ、ロープ際にもっていく。エプロンに出されたコグマがコーナーに上がると琉悪夏が落とす。琉悪夏の突進をコグマがかわし、リングインして丸め込む。押さえ込みの応酬から琉悪夏がチョーク攻撃。琉悪夏がショルダータックル、ドロップキック。コグマが返すと、琉悪夏がセントーン、チョーク攻撃。エルボーの打ち合いから琉悪夏が仁王立ち。琉悪夏が連発し、コグマが崩れ落ちる。しかしコグマが突進をかいくぐり、DDT。琉悪夏が返すと、コグマの突進にラリアット。コグマもやり返すとエルボーが交錯。クロスボディーも交錯する。コグマの突進に琉悪夏がラリアット。コグマが1カウントで返すが、琉悪夏がフィッシャーマン。琉悪夏がチョークスラムを狙うがコグマが120%スクールボーイで丸め込み。しかし大江戸隊がレフェリーの足を引いてカウントを妨害。琉悪夏がコグマを担ぎあげエプロンに出すと、ボックスを持ち出す。レフェリーが止めるが、大江戸隊が場外からコグマを攻撃、琉悪夏が投げ落とすとOTR決着となった。

琉悪夏のコメント

「オーバー・ザ・トップロープ? まあ、ラクでは正直、なかった、今回。けどこのまま、次からはラクにオーバー・ザ・トップロープ狙っていきたいと思います。クー…マやるわけねーだろ、バーカ!」

コグマのコメント

「(葉月に抱えられて現れる)琉悪夏? …琉悪夏っていうか大江戸隊、あれでいいの? あれでいいんだ。琉悪夏、もっとワクワクできると思ってた。だけど、あれでいいんだね。まあ戦略ではあるからあれだけど。次、葉月と本当は2回戦当たる予定だったんだけど、葉月のときはやらせないから」

 

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
○飯田沙耶

4分47秒
飯田橋

鹿島沙希●

 飯田沙耶と鹿島沙希がシンデレラ・トーナメント1回戦で激突。飯田にとって鹿島は厄介な相手。どちらも丸め込み技をフィニッシュにしているが…。
 試合がスタートすると鹿島が握手を求める。飯田が応じると鹿島が手を引く。飯田がこらえて担ぎ上げOTRを狙う。鹿島が丸め込むと飯田が返す。鹿島は「正々堂々こいよ」。飯田は「腕がなるぜ!」とショルダータックル。飯田がボディースラムの体勢も、鹿島が故洗える。鹿島が反対に飯田をマットに叩きつける。鹿島は羽根折り固めを狙うが、飯田がこらえて脱出、ボディースラムで叩きつける。飯田が両腕を取って締め上げ、ギブアップを迫る。鹿島がエスケープすると、飯田が逆水平連打。鹿島がかわしてチョップも飯田にはきかず。飯田はカウンターでジャンピングチョップ、バックエルボー、エルボードロップ。鹿島の昇竜拳を飯田が止める。しかし、鹿島が昇竜拳を決める。さらにブレーンバスターホールドからダイビングフットスタンプ。しかし、飯田が返してみせる。鹿島がスープレックス狙いから起死回生狙い。飯田が止めて飯田橋。そのまま3カウントが入り、飯田が鹿島をフォールした。

飯田のコメント

「あー、鹿島沙希からスリー取ったぞ。しかも、なんで勝ったか。飯田橋だぞ、オラ!脳筋ヤロー、しっかり脳みそと筋肉使って勝ちました。次は誰だ?明日…なんだっけ。やばい、バカがばれる。明日公式戦が…星来芽依とあるんだよね。これまた頭使わないとな、どうしようかな。とりあえず鍛えてくるわ」

鹿島のコメント

「本日、飯田沙耶選手の筋肉脳vs鹿島沙希のプロレス脳対決というテーマでやらせていただいたんですけど、筋肉脳に負けました。なので、今日から私はそうですね…ボディービルダーを目指したいと思います。ありがっした」

 

◆シンデレラトーナメント2024 1回戦 10分1本勝負
○羽南

6分30秒
ダンデライオン

HANAKO●

 

 

 「シンデレラに一番近い女」を豪語する羽南と、新人王の座を弓月に奪われトーナメントでの逆襲を狙うHANAKOがシンデレラ・トーナメント1回戦で対戦。勝った方がシンデレラの座に向けて勢いをつけると思われるが、翌日の2回戦で待っているのは2連覇中のMIRAI。難敵中の難敵とはいえ、まずはこの試合に勝つことがすべて。両者失格だけは避けたいところだが…。
 ゴングとともに両者突進、HANAKOが羽南をショルダータックルで吹っ飛ばす。エルボーを連打し、羽南が崩れ落ちていく。HANAKOは羽南をキャッチしてマットに落とすと逆エビ固め。羽南がエスケープすると、HANAKOがストンピング連打。羽南が反転してボディーアタック、しかしHANAKOが受け止め反対コーナーに追い込んで背後から体当たり、アルゼンチンで担ぎ上げエプロンへ。HANAKOがストンピング連打、羽南がこらえるとHANAKOはブレーンバスターの構え。羽南が切り返しリング内へ。すぐにHANAKOがビッグブーツ。HANAKOが高々と持ち上げてバックドロップ。羽南が返すと、HANAKOがアルゼンチン。羽南が丸め込みから腕を取って叩きつける。羽南がフェイマサ―から足を取る。HANAKOがなんとかエスケープ。羽南がランニングエルボースマッシュ。HANAKOが返すと、羽南は予告してブロックバスターの構え。HANAKOがこらえてブレーンバスターの構え。HANAKOが切り返し後方に叩きつける。HANAKOが返すと、羽南は「終わりだ!」と絶叫し、バックドロップの体勢。HANAKOが切り返しブレーンバスター。もう一発決めるが、2カウント。HANAKOは「決めるぞ!」と絶叫し、アルゼンチン。羽南が切り返しフェイマサ―からアームブリーカー、足を取って腕と腰も同時に決める新サブミッション。これでHANAKOがギブアップし、羽南の勝利となった。

羽南のコメント

「シンデレラ・トーナメント1回戦、私が勝ちましたよ。HANAKO、HANAKOねえ、もうホントによくなって、闘うたびによくなって、一発一発のエルボーも全部胸に響いて、もう、メッチャよかったと思いますよ。でも、私が新しい関節技で勝ちました。明日はMIRAI、MIRAIですよ、MIRAI、2連覇してる、白いベルトも巻いて、あのMIRAIから私のバックドロップホールドでスリーとって、シンデレラに近い、一番近い女が、ホンモノのシンデレラになってきます」

 

◆STRONG女子選手権前哨戦 6人タッグマッチ 30分1本勝負
小波

11分19秒
白虎

ステファニー・バッケル
○朱里 渡辺桃
ジュリア フキゲンです★●

 ジュリア&朱里&小波組とステファニー・バッケル&渡辺桃&フキゲンです★組による6人タッグマッチ。小波が久しぶりに参戦しゴッズアイの朱里と組む。朱里とジュリアのアリカバは3・2金沢での10人タッグに続くチーム結成だ。相手チームは大江戸隊とバッケルの連合軍。翌日の後楽園大会でSTRONG女子王座を懸けて対戦するジュリアとバッケルには前哨戦だ。
 バッケルが歩を進め先発を買って出ると、ジュリアと対峙。グラウンドの攻防でスタートし、視殺戦を展開。ジュリアが突進すると、バッケルがエルボー連打。ジュリアがヘッドロックからグラウンドへ。バッケルのヘッドシザーズをジュリアが脱出し、再び視殺戦。フキゲンと小波がリングイン。フキゲンのポーズを小波が攻撃。しかしフキゲンが喫煙ポーズ。小波が忍び寄り腕を取ると、桃が慌ててカットに入る。小波は桃に延髄斬りで分断、フキゲンにスライディングキック。逆に小波が喫煙ポーズでブーイングを浴びる。ジュリアと朱里がエルボーアタック、ドロップキック、エルボードロップをダブルで決める。朱里はフキゲンにサッカーボールキックの連打。小波がフキゲンにキャメルクラッチ、脱出したフキゲンがスポーツ紙で殴打し、桃に託す。桃は小波、ジュリアをコーナーに追い込む。朱里をコーナーに宙吊りにし、小波と朱里に串刺しドロップキック。桃と小波がミドルキックの応酬。小波がヒールホールドを狙うが桃が回避。ジュリアと小波が合体攻撃。桃がジュリアをロープに乗せてバッケルが蹴りを叩き込む。タッチを受けたバッケルがジュリアにヘッドシザーズ、頭部をマットに連続で叩きつけていく。ジュリアが返すと、バッケルがパッケージドライバー狙い。ジュリアが切り返してエルボーの打ち合いに。バッケルがヘッドバット乱打、ジュリアがバックドロップ。バッケルがチンクラッシャー、ジュリアが「お返しだ」とヘッドバット連打、バッケルがジャーマン、ジュリアがドロップキック。フキゲンのサミングを朱里がカット。フキゲンの串刺し攻撃狙いを小波がやらせずブーイングを浴びる。桃が朱里に裏投げ、フキゲンがダイビングセントーン。朱里が返すと、フキゲンがブレーンバスターを予告。しかし朱里が反対に決めてサッカーボールキック。ジュリアが入り朱里と大蛇の体勢、そこに小波がミサイルキックで合体する。10分経過。バッケルが朱里の足を取る。ジュリアが切り返し旋回してグロリアスドライバー。朱里がフキゲンにパイルドライバーの体勢。フキゲンが切り返し丸め込む。朱里が返してコードブレイカー、小波とキックの挟み撃ち。朱里がニーアタックから白虎へ。フキゲンがギブアップし朱里の勝利となった。

桃のコメント

桃「負けたよ。まあそんなことよりも、私は舞華と試合がしたいわけ。なあ、いつカード組むんだよ、なあ。は?おい、会社、クソ会社、ふざけんじゃねえよ」

ジュリア組のコメント

朱里「今日、3人でスペシャルタッグ、勝利しました。この3人で組むのは最強、最高に決まってるでしょう。今日、ジュリア、一緒に組めて最高だった。ありがとう」
ジュリア「ありがとう」
小波「いやあ超気持ちよかった。なんかね、こうやって私がプロレスを続けるきっかけになってくれてるこの2人とこうやって仲間として初めてリングに立つことができて、メッチャうれしかったし、こうやってね、ふだんはあり得ないタッグができるっていうのは、プロレスをやってれば生きていればずっとリングの上はつながっているんだなと、今日あらためて実感しました。この先もずっとネバーエンド」
ジュリア「いい言葉だな、ネバーエンドは。いやあ、しかし、そうだな、小波とはもともとは敵対してて、イジメられたりもされたけどさ、オマエにはさあ(笑)。でもさあ、なんだろう、DDMをなくして一匹狼になるって言ったけど、スターダムきた当初は私も一人だったけど、なんかここで仲間ができたんだなって今日すごい…まあ、まあ、この先なにが起きるかわからない。でも、だからこそ、今日この3人で組めて、いまメッチャハッピーです。プロレスでハッピーですよ(笑)。ハッピーですよ。で、バッケルと今日前哨戦。今日やったちょっと手を合わせた感じだと、まだいろいろ未知だし、やった感じは今日は無く、かみ合わない相手だなっていうのが正直な感想。本番は明日なので、いままでジュリアが倒してきたクソでけえヤツも、小っちゃくて速いヤツもいっぱいいるけど、ルチャドーラは初めてだよな。しっかり防衛してまだまだコイツと冒険の途中だから。楽しみにしててください、じゃあ、アリベデルチ」
朱里「サラマポ」
小波「ネバーエンド」

 

◆なつぽい復帰戦 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
橋本千紘

18分59秒
リストクラッチ式変形裏投げ→片エビ固め

安納サオリ
○Sareee なつぽい●

 コズミックエンジェルズのなつぽいが昨年の10・1後楽園以来、5カ月ぶりの復帰戦。コズエンで、ゴッデス・オブ・スターダムのベルトをともに巻いていた安納サオリをタッグパートナーに指名し、Sareee&橋本千紘組を迎え撃つ。なつぽいはSareeeとはプライベートでも親友であり、東京女子時代にシングルマッチで対戦した過去がある。一度参戦が流れているSareeeには、これがスターダム初参戦だ。また、なつぽいは昨年7月、センダイガールズのリングに上がり、橋本と一騎打ちをおこない敗れている。欠場明けでいきなりハードな闘いに臨むなつぽいに勝算は?
 なつぽいとSareeeがいきなり先発。ロックアップで組み合い、力比べ。Sareeeが押し込み、クリーンにブレイクする。手四つの構えからSareeeが締め上げる。バックの取り合いから腕を取り合い、Sareeeがカバー。なつぽいが返すとなつぽいは橋本と対峙。橋本がなつぽいに体当たり、クロスボディーをキャッチしバックを取る。持ち上げられたなつぽいが抵抗し、ロープへ逃れる。なつぽいが側転でかく乱しドロップキック連打を橋本に浴びせる。橋本が返し側転、なつぽいが足を懸けるとこらえてみせるが、安納が加勢する。安納となつぽいが降ろうとするが、橋本がこらえる。橋本はまとめて寝かせるとサマーソルトドロップ。Sareeeがなつぽいにストンピング連打、ボディースラム連発、インディアンデスロック、鎌固め。橋本はコブラツイストで安納を止める。Sareeeはなつぽいをコーナーに追い詰め踏みつける。なつぽいがSareeeの顔面へトラースキック、安納に託す。安納がSareeeへミサイルキック。橋本が入り、Sareeeと合体。安納がかわしてSareeeのドロップキックを橋本に誤爆させると、フィッシャーマンをSareeeに決める。Sareeeは安納をコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスター。橋本が安納に串刺しボディーアタック。ブレーンバスター狙いは安納が切り返しバックを取る。橋本はそのまま安納をぶん回し、スピアをぶち込む。コーナーに上がった橋本がサマーソルトもかわされる。安納がエルボーを打つと橋本がやり返す。安納がウラカンラナも橋本が持ち上げる。安納が丸め込みからドロップキック。なつぽいがリングインし、橋本にネックブリーカー、ダイビングボディーアタック。橋本が返すと、なつぽいがサイドへドロップキック。なつぽいは予告してバックを取るが、橋本がこらえる。安納が加わりバックを取る。橋本が切り返すと安納となつぽいがダブルのキック。しかし橋本がまとめてラリアット。橋本はなつぽいにアルゼンチンで揺さぶっていく。なつぽいが切り返し腕十字。橋本がリフトアップするが、なつぽいがぶら下がったまま腕十字。Sareeeが入ると、橋本はなつぽいとまとめて後方に叩きつける。橋本が突進するとなつぽいがトラースキック、橋本がバックを取ると、なつぽいがこらえるも後方に投げ捨てられる。なつぽいがダウン。Sareeeが入り、「どーした!」「起きろ!」と呼びかける。Sareeeはなつぽいの顔面を蹴飛ばす。手を引きあってエルボーの打ち合い。Sareeeが仁王立ちでエルボー連打を受けて立つ。なつぽいが振ろうとするとSareeeがエルボー。なつぽいが張り手、Sareeeがエルボーで倒す。Sareeeの突進になつぽいがバックキック連打、顔面にもヒットさせるが、Sareeeがジャーマン。なつぽいが立ち上がりSareeeにポイ捨てジャーマン。橋本が入ってくると安納の延髄からなつぽいがポイ捨てジャーマン。安納となつぽいがタンタンドルと合体。安納がSareeeにフィッシャーマン、なつぽいがフェアリアルギフト。しかし橋本がカットする。なつぽいはSareeeにフェアリーストレイン狙い。Sareeeが切り返しドロップキックを顔面へ。橋本がなつぽいをパワーボム、Sareeeがダイビングフットスタンプ。しかし安納のカットが間に合う。15分経過。Sareeeがなつぽいを引き起こし、裏投げ狙い。なつぽいがアームホイップで切り返し飛びつき腕十字。腕十字狙いを橋本がパワースラムで投げ捨てる。安納が橋本にジャーマン連打。橋本が安納にラリアット一閃。Sareeeがなつぽいを引き起こし、ローリングソバット、フィニッシュを予告して裏投げを決める。しかし、安納のカットが成功。Sareeeはなつぽいにリストクラッチ。なつぽいが切り返し丸め込むが、2カウント。なつぽいがフェアリーぶりンクで丸め込むも、橋本がカット。Sareeeがダッシュを止めて裏投げ。しかし、なつぽいが肩を上げる。ならばとSareeeがリストクラッチ式裏投げを決めるとなつぽいが返せず3カウントが入った。
Sareee「なつ! 生きてるか? 大丈夫? なつ、大丈夫? 今日は対戦相手に選んでくれて本当にありがとう。本当にうれしかった。これからもずっとずっとよろしくね。ありがとう」
なつぽいとSareeeが握手をかわす。
なつぽい「やっぽ~い、やっぽ~い、やっぽ~い。ありがとう…。まずこれだけは先に言わせてください。みんな、ただいま! なつぽい復帰戦、みんなワクワクしましたか? このみんなの顔がすっごく見たかった! ありがとう。Sareee、チチさん、今日はスターダムのリングに来てくれて本当にありがとうございました! チチさん、つや姫米おいしかったです。つや姫米?」
橋本「農姫米」
なつぽい「農姫米…? 農姫米、欠場中たくさん食べて強くなって戻って来ました。どうでした?」
橋本「なつぽい、ぎゅん、ぽい!」
なつぽい「ぎゅん、ぽい! サオリ、サオリ~(安納とハグ)Sareee、やっぱりSareeeと一緒に駆け回るリングは何年になっても、何歳になっても青春だなって思った。Sareeeが勝ったからSareeeが締めていいよ」
Sareee「今日はなつぽいの復帰戦、みんな楽しみにしてくれてたんだよ? アンタがしめてよ」
なつぽい「ありがとう、Sareee。このカード、この一戦で終わりだと思ってないです。まだ過去、現在、そして未来につながってる! 私はそう信じてます。みなさん、これからもどんなことがあっても付いて来てください。みんな、ばいぽーい!」

セミのコメント

なつぽい「なつぽい復帰戦、スペシャルタッグマッチ、いかがでしたか? Sareee、ちっちぽい、サオリ、本当に今日はありがとう。楽しかったです。リング上でも言ったけど、このスペシャルタッグマッチ、この一戦で終わりだとは思ってない。この4人がタテも横もナナメも全部つながってる4人で、点と点が線になった、それがプロレス。そしてこのカード、このリングが証明したかなと私は思ってます。どんな未来があるかまだわからないけど、私はもうそれを考えてワクワクしてます。今日は本当にありがとうございました。(Sareeeに)ありがとう」
Sareee「今日はなつぽいの復帰戦ということで、私の大親友なんですけど、こうやって復帰戦、対角だけど同じリングに上がることができて本当にうれしかったです。なつぽいが入場してきたとき、本当に涙が出そうになってこらえるのが大変だったんですけど、それだけ私となつぽいの仲は本当に深いと思っていて、こうやって出会えてよかったなと。それもすべてプロレスが出会わせてくれたので、本当にあらためてプロレス最高だなって今日思いました。隣に立った私のライバルの最強、橋本千紘。こうやって初スターダム参戦、隣に立ったのが橋本千紘で本当に私は良かったなと思ってます。これからそれぞれ進む道は違いますけど、リングはつながってるので、またいつか。ありがとうございました」
橋本「なつぽい、今日は本当に復帰戦に選んでくれてありがとう」
なつぽい「ありがとうございます」
橋本「まだまだ最強ロード、歩んでいこう。今度は試合後、なつぽいの言動に笑わず耐えたいと思います。ぎゅん、ぽい!」
なつぽい「ぎゅん、ぽい!」
安納「なつみさ、私がまだなつみに言ってへんことわかる?」
なつぽい「わかんなかった」
安納「お帰り」
なつぽい「…フフフ!確かに」
安納「今日言おうと思ってさ」
なつぽい「そういうことだったの!?珍しくお帰りなんて最初に言ってくれそうなところをなかなか言ってくれないなってちょっと思ってた」
安納「でも今日な、久々にリングでこうやってなつみを見て、なつみは私の自慢の相方やなって。メッチャすげえ妖精レスラーやわ。こっからやってこ、相方」
なつぽい「もちろん。まだまだやらなきゃいけないこと、サオリとはたくさんあると思ってるから。これからやっていこうね。ありがとうございました。ばいぽい!ぎゅん、ぽい!」
Sareee「(安納に)よろしくね、なつみのこと」
安納「任せてください」
Sareee「お願いします」
安納「(あと)一つだけ。私、シンデレラ・トーナメントのことメッチャ見てるから」

 

◆スペシャル3WAYタッグマッチ 30分1本勝負
白川未奈

14分25秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

上谷沙弥
○舞華 AZM●

※もう一組は岩谷麻優&中野たむ

 本来なら舞華&白川未奈組vs林下詩美&上谷沙弥組vs岩谷麻優&中野たむ組による3WAYタッグマッチが発表されていたが、詩美が体調不良により今大会と翌日の後楽園を欠場。そのためカードが変更となり、クイーンズクエストのゴッデス・オブ・スターダム王者チームではなく、詩美の代わりにAZMが上谷と組むこととなった。舞華&白川組はE neXus Vのツートップで、岩谷と中野はまさかのタッグ結成。中野は「岩谷に確かめたいことがある」としているが…。
 岩谷、白川、AZMが先発。白川とAZMが岩谷を攻撃。岩谷とAZMが合体と見せかけ、AZMが岩谷の腕を取りにいく。岩谷がAZMのバックを取りドロップキックも白川がかわす。中野、舞華、上谷がリングイン。手四つの構えから腕の取り合い。舞華と中野がヘッドロックを掛け合い上谷も加わる。舞華がまとめて攻撃しようとするがかわされる。舞華と中野がクローズラインも、上谷がかわしてまとめてドロップキック。上谷とAZMが合体し中野にドロップキック。舞華が中野に串刺しラリアット、白川がドロップキック、舞華がボディースラム。中野が返すと、舞華がスリーパー。AZMが岩谷に空中卍固め、上谷が白川に鎌固めを仕掛ける。上谷が中野と共闘。すぐに舞華と上谷が共闘も、中野がまとめてドロップキック。岩谷が中野とドロップキックの競演。岩谷が上谷にバックキック、舞華がラリアット。舞華と岩谷が一騎打ち状態でバックの取り合い、岩谷がスリングブレイド、舞華がパワースラム。上谷がスワンダイブ式ボディーアタックを舞華と岩谷に見舞う。上谷と岩谷がエルボーの打ち合い。そこに舞華がまとめてラリアット。白川が岩谷、上谷に串刺し狙い。白川は岩谷に延髄斬り、上谷にネックブリーカー。岩谷が返すと、白川がエルボー連打。上谷が白川にドロップキック。岩谷が上谷、白川にハイキック。中野が入り、舞華とAZMもリングイン。AZMがまとめてコルバタ、腕固め。しかし、舞華がエスケープ。AZMは中野にブレーンバスター狙い。中野がジャーマンの構え、上谷とAZMが合体し、AZMが中野にブレーンバスター。AZMの突進を中野が止めてハイキック、コーナーで宙吊りスリーパー。舞華が入って中野にスリーパーで数珠繋ぎ。舞華は中野に雪崩式ブレーンバスター。10分経過。舞華と白川がサンドイッチ攻撃、しかし岩谷のカットで中野を救出。舞華と白川を岩谷がかいくぐり、上谷とAZMが振ると岩谷が場外トペ、上谷がスワンダイブプランチャ、中野がプランチャ。白川が中野にミサイルキック、AZMにDDT。舞華がAZMにラリアット。しかし岩谷がカット。岩谷と中野が合体し、舞華にダブルのトラースキック。岩谷が舞華を起こしてパイルの構え。しかし白川がカット、上谷が二段蹴り、AZMが舞華にあずみ寿司。舞華がカウンターでラリアット。AZMが立ち上がりハイキック。舞華が立ち上がるがAZMがスープレックス。上谷が中野にスピンキック、舞華にスープレックス。AZMが舞華へダイビングフットスタンプ。舞華がかわして白川がバックブロー。舞華がAZMを引き起こしパワーボムと白川のダイブが合体。舞華がみちドラでAZMをフォールした。舞華がマイクを持つと、リングサイドにSareeeが現われリングイン。
Sareee「親友のために今日、スターダムに初参戦させていただきました。親友がくれたチャンスを逃がすわけにはいかないですよ。前のケジメを付けたいと、いまリングに上がっています。岩谷麻優! そのIWGP(女子)のベルト懸けて私と闘わない?」
岩谷「Sareee、スターダムのリングにようこそ。何年か前に赤いベルト、試合、できなかった。でもいま岩谷麻優がIWGPのチャンピオンとしてアナタの前に高い壁でこうして立っています。いつでも、数年前からいつでも私はアナタとやる覚悟できてましたよ。いつでもお待ちしています」
岩谷とSareeeが握手。
Sareee「じゃあさ、もう決めちゃっていいですかね? やるってことは決定で4月27日、よろしくお願いします」
Sareeeが退場。岩谷もリングを降りると舞華がマイク。
舞華「そこ私みたいな雰囲気だして来てんじゃねーよ、オマエよ! オマエかよ、岩谷! どうしようもねーヤツだな、Sareee! ふざけやがって!! まあ、いいよ。もう決まったんでしょ、そっち。いいよ、じゃあ! 今日、勝ったんだからさっさと帰れ!(岩谷を)連れていけ! 走って帰れ、走って! 自由に生きるのがプロレスラーですからね。まあ、いいわ。そんなことは置いといて。林下詩美、オマエなんで今日休んでるんだよ。AZMパイセン2試合やってたよ、今日。まあ今日、私は詩美、オマエに勝って言いたいことがあったんだよねー。次の赤いベルト挑戦者、林下詩美、オマエだ。まあね、みんなも知ってると思うけど、詩美とはこの赤いベルトを懸けて闘わないといけない理由がたくさんある。受ける、受けないのその問題じゃない。オマエに選択肢は…ない。3月20日名古屋で、この赤いベルトを懸けて私と闘え、コノヤロー! 詩美、休んでる暇ねぇからな。私はオマエを徹底的に潰す。そのためにここスターダムに来たんだからよ。ぜってー、3月20日名古屋、やろうぜ。じゃ私今日勝ったので、E neXus Ⅴで締めていいですかーー!?」
白川「今日は大人しくしてたよ」
舞華「たまにはね! たまには大人しくしないとね。限界を超えて世界へ…」
全員「E neXus Vイズ・ヒアー!」

岩谷&中野のコメント

岩谷「負けたね」
中野「負けた!ゴッデス王者に勝つと思って今日来たのに、負けたよ。勝って岩谷に言いたいことあったのに」
岩谷「…まあ、今日勝てなくてまあよかったんじゃない?まだまだ交わっちゃダメっていうことだったんじゃない?まあまあまあ、たむちゃんと試合ができてよかったけど、とりあえずもう自分は試合後のこれ(IWGP女子)でいま頭いっぱいいっぱいになっちゃってるからさ」
中野「BUNTAIだっけ?絶対に守って。たむがそこに行ったら言いたかったことちゃんと言う」
岩谷「うん、そうだね。まあまあまあ、まだ高い壁でいるんでね。その言いたいことを言えないまんま終わっちゃうかもね」
中野「いや、それはないね!」
岩谷「まあいいや、楽しかったね。結果はついてこなかったけど、楽しかったよ。あとSareee、赤いベルトのタイトルマッチ、数年前ね、流れて試合ができなくて、やっといまメチャクチャおいしいところにやってきましたね、Sareeeさんよ。いまの岩谷麻優からこのベルト、取れると思うな。自分はまだまだこのベルトの最多防衛記録を狙って自分の人生に誇りを持って進んでいるので。こんなところで、いや、Sareeeごときに潰されることはないと思います。いつでも受けます。横浜BUNTAI、楽しみにしてます」

舞華&白川のコメント

舞華「今日からシンデレラ・トーナメントで復帰したヤツ、IWGP挑戦?スターダムいろいろかき乱れてるね、いいね。元気があっていいことだ。元気がないのは林下詩美、オマエだよ。オマエQQのリーダーとして恥ずかしくないの?ねえQQって生え抜きしか入れないユニットでしょ?そんな生え抜きのユニットのリーダーが休んでちゃ話にならないでしょ。生え抜きが頑張らなくてどうすんの?自覚持てよ、自覚を。なんであいつが今日休んでるのかわからないけど、早々に復帰しないと3月20日、全然おもしろくない試合になるからさ。完全に復帰した状態で待ってるよ、名古屋。詩美に関してはいろいろ思うことがたまってるんで、ぶつけていきたいと思います」
白川「かっこいいね!女帝だね」
舞華「そりゃあね」
白川「ねー。私の好きがちょっとあふれちゃって」
舞華「そうだね」
白川「まあ、今日(自分は)おとなしかったね。おとなしくしてた」
舞華「まあおとなしいけど」
白川「ねー、いっぱいいい連係も決まって」
舞華「そうだね、だいぶよくなってきたんじゃない?」
白川「まあねE neXus Vは世界を目指してますから、どんどん連係も息も心も一つにしてって、今日はおとなしくしてましたけど、ちゃんみながずっとおとなしくしてると思いますか?ちょっとスペシャルなサプライズを考えてます。ちゃんみな極秘計画は一つじゃない。舞華にもナイショ」
舞華「なんでよ、教えてよ。いいじゃん」
白川「ナイショだよ」

 

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