31日、東京都・スターダム道場にて6月16日の後楽園ホール大会についての記者会見が行われた。
STARDOM Shining Destiny2019
6月16日(日)後楽園ホール 11:30AM
<決定カード>
◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>星輝ありさ vs <挑戦者>中野たむ
※星輝ありさは初防衛戦
◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者チーム> <挑戦者チーム>
渡辺桃 vs 葉月
林下詩美 刀羅ナツコ
※渡辺桃&林下詩美は5度目の防衛戦
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者チーム> <挑戦者チーム>
木村花 花月
ジャングル叫女 vs アンドラス宮城
小波 夏すみれ
※TCSは初防衛戦
◆STARS vs クイーンズ・クエスト タッグマッチ20分1本勝負
岩谷麻優 vs ビー・プレストリ―
スターライト・キッド AZM
◆STARS vs TCS 6人タッグマッチ 15分1本勝負
鹿島沙希 DEATH山さん。
ゾーイ・ルーカス vs ボビー・タイラー
飯田沙耶 ルアカ
他、数試合
◆STARS vs TCS 6人タッグマッチ 15分1本勝負
鹿島沙希 DEATH山さん。
ゾーイ・ルーカス vs ボビー・タイラー
飯田沙耶 ルアカ
ボビー「日本に来て2度目のスターダム参戦でSTARSとの再戦だけど、私STARSは大嫌いなの。速攻で勝たせてもらうわ」
鹿島「後楽園というビッグマッチでやっと飯田さんとタッグを組むことが出来ます!飯田さんはね、STARSの飯田さんなんでね、飯田さんが飯田さんらしくね、やってくれるでしょう!ねぇ、飯田さん?」
飯田「はい。がんばります」
鹿島「えっ。コメントそれだけ?!」
飯田「えっと、STARSの一員として……」
(鹿島が飯田に耳打ちする)
飯田「……STARSの飯田さんとして飯田橋で決めたいと思います!」
◆STARS vs クイーンズ・クエスト タッグマッチ20分1本勝負
岩谷麻優 vs ビー・プレストリ―
スターライト・キッド AZM
ビー「麻優とキッドは手強い選手だけど負ける理由はない。さっくりとファッ●ンSTARSを倒してQueens Questが一番だということを証明するわ」
岩谷「復帰してすぐにこの現赤いベルトのチャンピオンのビーと対戦できることが凄く嬉しいんですけど、北海道でベルト戦があるので、後楽園のときにチャンピオンなのかは分からないですけど、今赤いベルトを持ってるビーと戦えることが本当に嬉しいですし、自分はホント赤いベルトを復帰して、勢いを下げるのではなく、勢いを上げるために欠場と言うか休養をさせていただいていたので、復帰して、赤いベルトも視野に入れてどんどんどんどんシングルのベルトを狙って上に上り詰めたいと思います。あと、去年の5☆STARで自分優勝したんですけど、優勝したら赤いベルトに挑戦出来る権利というか、赤いベルトに挑戦したいと思ってたんですけど、その前に白いベルト、そのとき渡辺桃だったかな。に、逆指名されて、結局5☆STARで優勝したのに赤いベルトに挑戦することが出来なかったので、 去年優勝したけど出来なかった部分を今、赤いベルトを持っているビーか小波のどちらかに挑戦して、自分が赤いベルトを巻きたいと思います。今回は後楽園でキッドと組むんですけど、キッドは本当に信頼できる後輩で、ホントに何もかも助けてくれる後輩なので、きっと良い連携プレイを出せると思います。楽しみです!」
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者チーム> <挑戦者チーム>
木村花 花月
ジャングル叫女 vs アンドラス宮城
小波 夏すみれ
※TCSは初防衛戦
花月「(魔界出身のアンドラスへ)……文字書ける?夏の(署名)は後日もらっときます」
アンドラス「オイ!カメラぁ!オイしっかり撮ってっか?!最高で最悪な大江戸隊が!TCSの勢いを止める!大江戸隊が!TCSを止めなきゃ誰が止められるっていうんだ?このベルト戦しかねーだろ?以上だ!」
花月「はい、ありがとうございます。私としては久しぶりのアーティスト戦になるんですけども、ドラフト会議が終わってからちょこちょこ言ってますけど、新しいものはお客さん好きですよね。みんな好きだと思うんですよ、新しいもの。TCSがスターダムで一番勢いがあるユニットには変わりないんですよ。私も10年やってきてるんで、そこを否定するつもりは無いですし、大江戸隊が結成したときのようにTCSも光って勢いを上げていってくれてることに間違いはないんですけど、まあ、それは当たり前の現象だということを皆さん分かっててください。彼女たちがなぜ私達を指名してきたのかって言うのは、おわかりの通り、大江戸隊が築き上げてきたものがブランドになっているからですね。私達に勝って実績を残したいっていうのは分かってます。ただ、そんなに甘くないよというところは今回の試合で現れるんじゃないかなと思ってます。まあ、そんなところですかね」
叫女「逆指名した第19代アーティスト・オブ・スターダムチャンピオンの、TCS、ジャングル叫女です。逆指名とはいえ、花月しか来てないじゃないですか。この会見に!夏すみれもいない……(アンドラスが自分を指さして存在をアピールする)……誰だよ!?」
アンドラス「アンドラス宮城だよ……」
叫女「一般人じゃん!どうしたの?これは(ツノのジェスチャー)?アレは(フェイスペイントのジェスチャー)?落書きみたいなやつは?」
アンドラス「ラクガキ……?」
叫女「これは?ツノ?」
アンドラス「魔界アンテナだよ」
叫女「一般人じゃん!一般人がしゃべってんじゃねぇよ!あのラクガキも試合で取ってやるよ全部!」
アンドラス「ふざけんじゃねぇよ!てめぇもラクガキしてんだろ!ここ(頬)に“イコール”ってよぉ!何と何をイコールにしてんだよ?!テメェよ右と左によ!」
叫女「イコールは2本だろうが!3本だもん!漢字の“三”だよアレは!イコールじゃねぇよ。お前アレだろ、ラクガキねぇと魔界の人間って分かんないんだろ?おら、見せてみろよ」(サングラスに手をかける)
アンドラス「触んじゃねーよお前!」
叫女「一般人がここに来てんじゃねーよ!」
アンドラス「テメェも今一般人だろうがよ!“三”がねーからよ!」
叫女「それが無くてもジャングル叫女だよ!」
(全員が必死に笑いをこらえる)
花「じゃあもう、ふたりとも、一般人でやったら?タイトルマッチ。メイク無しで」
叫女「いいよ別に」
アンドラス「メイクじゃねぇよ!アレはよ!メイクじゃねーよ!ポスカで書いてっかもしんねーけどよ!」
叫女「ポスカじゃねーよ!100均で買ってきたちゃんとしたやつだよ!お前のアレなんだよ。ペイントじゃねぇか、なんだよ?」
アンドラス「……朝起きたらぁ!お告げでこうなってんだよ!」
叫女「ツノも?」
アンドラス「そうだよ。魔力の力で!魔王のお告げで!印が刻まれるんだよここに!テメーには分かんねーだろうなぁ!」
叫女「だっさい設定だなぁ~」
アンドラス「うるせぇよ。設定とか言うんじゃねぇよ……」
花「うちのユニットね、もう1人顔に模様がある方がいらっしゃるんですけど、1つの団体に顔がぐちゃぐちゃな方は何人もいらないと思うんで」
叫女「ぐちゃぐちゃ……?」
花「次のアーティスト戦で、顔がぐちゃぐちゃな人がだれか決めたらいいんじゃないですか。まあ、そこは好きなようにやってもらえれは」
叫女「いいよ、DEATH山さん。のために戦うよ!」
アンドラス「……こっちはメリットねーよ」
小波「まあ、あのー、今までのスターダムは大江戸隊がユニットで独走してきたと思うんですけど、今は大TCS時代!一番勢いのあるユニットはTCSですから。まあ大江戸隊も焦ってるんじゃないですかね。私達がベルト獲って、お客さんの支持も実力もありますし、そんな中でも私達は普通にこのベルトを防衛したいと思います」
花「まあなんか、新しい新しいってすごい言われてるんですけど、勢いがある、勢いしか無いって言われてるんですけど、どう考えてもこの3人って、勢いしか無いっていうのはありえないと思うし、花月も『新しいものはみんな好きだからTCSが乗ってて当たり前の現象だ』とか言ってるけどぉ~……炎上覚悟で言います。老害はいらねぇ!考え方もやり方も古臭すぎる!私達が新しいんじゃなくて、大江戸隊が古いの!それを分かっていないところがマジで老害だなって思います。まあね、私が個人的に思ってることなのか、お客さんも思ってることなのか分からないですけど、コスチュームの柄が被ってるなって思うんですよね。それを後楽園ホールで言ったときに、反応お客さんがしてくれたんで『あっ、みんなも思ってたんだな』って感じて、だから、次のアーティスト戦では、ベルトも迷彩柄も似合うのは私達TCS。私達だと証明したいです。老害には負けねえ」
花月「まあ、迷彩柄が似合ってる、似合ってないと言うか、私達大江戸隊は1年に1回柄を変えるっていうのをモットーに置いてやってるんで、もう1年だけなんで、似合ってる似合ってないはお客さんとか周りの人が決めることなんで、それは別にどうでもいいかなって思いますけども。考え方が古臭いとか言いますけど、やっぱりね、ちゃんとしてないとダメなんですよ。だから大江戸隊っていうのは、某お硬いTV番組からも、『大江戸隊が指導してくれ』って言われるんですよ、取材依頼とかも。ね?そういうところが違うんですよ。だから、新しいものがどうのこうの、勢いとか古臭いとか、別にそういうのは言っていただいて構わないけど、しっかり私は戦いを見せるというところをお見せしたいなと思ってます」
花「すごく必死ですね、ご覧の通り」
花月「必死ですよ、そりゃ。だって10年やってますもん。必死に下の子に噛み付いていかないと私もやってけないですからね。そういうのは隠さないつもりですし、どんどんどんどん食いついてきてもらいたいんでいいかなと思ってます」
花「私は逆指名で花月、アンドラス宮城、夏すみれ……名指ししたんですけど、興味があるのは花月だけなんで。ベルト落として『やっぱいいかな』って思ったけど、こないだのこなたんとの対戦での30分ドロー、私だったらどう戦ってたかなって想像したりして。潰すのは花月。それだけです」
花月「最後に一つ言っときますけど、私シングルでここ最近の実績で負けたのは、去年の5☆STARの小波戦だけなので、彼女たちはユニットになると強いのかもしれないけど、個々に戦うと特にそんなに目を向けるものはないのかなと思ってますんで。“吠える犬は噛みつかぬ”ということわざがありますけども、強がりを言ってる人に限って実力がないというのを私は後楽園でお見せします。以上!」
◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者チーム> <挑戦者チーム>
渡辺桃 vs 葉月
林下詩美 刀羅ナツコ
※渡辺桃&林下詩美は5度目の防衛戦
ナツコ「抱負ぅ?うーん……ウチらはウチらがやりたい、戦いたい選手と戦うだけだし、ウチらが獲りたいなあっていうベルトに挑戦するだけだし、たまたまゴッデス2人で取りたいなと思って、相手はこの2人だっただけで、『絶対獲ります♪』みたいなことはねーし、絶対。唯一あるとしたら、渡辺桃はこのゴッデスのベルト落としちゃうと何も無くなっちゃうんですよね~?悔しい顔を後楽園で見たいな~って。その気持ちだけ。以上」
葉月「ほとんど言いたいことは大体ナツコが言ってくれたんですけど、自分がやりたい相手は渡辺桃なので、直接桃からゴッデスのベルト奪って、ウチらが最高で最悪なベルトにしたいと思います。以上!」
詩美「復帰してから最初のタイトルマッチになるんですけど、相手は自分は去年5☆STAR、シングルで刀羅ナツコに勝ってますし、葉月とは戦ったことはないですけど、桃さんがシングルで勝ってますし、この二人に負ける理由はないです。ベルトが欲しいっていう気持ちがないなら、なおさらこの2人に負ける理由はないですね。絶対防衛したいと思います」
桃「この間白いベルトを落として、『勢い落ちてる』とか思われてるかもしれないですけど、この白いベルトを落としたこと私は身軽になったというか、今守るべきベルトは一つなんで、このゴッデス・オブ・スターダムを私は守り続けるだけとなったので、個々で負ける訳にはいかないですし、ナツコも言ったように私はこのベルトが無くなってしまったら何も無くなってしまうかもしれないので、ここは必ず勝ちたいと思います。相手に関しては、ナツコは大江戸隊に入って今勢いあるだろうし、葉月はハイスピード獲って防衛してって今も勢いあるだろうし、そう思ってますけど、まあ詩美も復帰したばっかりだし、自分も今は負ける気がしないので、詩美が言った通り負ける理由はありません。この4人で見せられる戦いっていうのは未来のスターダムなんじゃないかと思ってます」
――葉月選手、桃選手とやりたいと思った理由は。前に白いベルトをかけて負けているということもあるでしょうか
葉月「まあそれもありますけど、白いベルトが無くなったからシングルやらないとかそういう理由もないですし、渡辺桃とはベルトがあろうがなかろうがバチバチやり合わなきゃいけない相手なんじゃないかなと思ってます」
◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>星輝ありさ vs <挑戦者>中野たむ
※星輝ありさは初防衛戦
たむ「こんにちは!丸腰の中野たむです!前回、最多防衛記録のかかったアーティストの防衛戦でベルト落としてしまって。あのベルトは自分のプロレス人生の中ですべてが詰まった象徴のベルトだったんで、かなーりショックだったんですけど……でも、もういらないです!落として良かったんだと思います。なぜなら、私はもう1人で戦えるんで。STARSは仲良しこよしの馴れ合いのユニットってたまに言われるんですけど、私は星輝ありさを全力で潰しに行くんで。すごいどうでもいいんですけど、こないだ白いベルトを挑戦したときに、『麻優さんの約束がある』とか言ってたけど、あれはなんなんですか?」
星輝「急な振り(笑)そうですねぇ。なんでしょう。まあ、まだ言わないですけど、逆にたむちゃんに聞きたいことがあるんですけど、シンデレラトーナメントの前日くらいにですね、Twitterでたむちゃんが呟いてたことに私がリプライをしたんですけど、そのやり取りの中で、『私が優勝したら星輝ありさに言いたいことがある』って言ってたのはなんですか?」
たむ「優勝してないから言わないです」
星輝「うふふ、なるほど(笑)任せますけど、もし仮に、もし仮にですよ、落とす気はないですけど、もし仮に私からこのベルトを奪ったら、その時何を言おうと思ったのか言ってください」
たむ「逆じゃない?」
星輝「あれっ、逆や。逆だあ」
たむ「私が勝ったらキミが……」
星輝「キミ……?」
たむ「麻優さんとの約束を言う!」
星輝「じゃあ、それ、も、かけよう。うん。まあでもさっきたむちゃんが言ったように、STARSは馴れ合いのユニットだってたまに言われてたって言ってますけど、私が復帰した時期かな。一番シングルで戦いたかった相手がたむちゃんなんですよ。他にも戦いたい相手はいますけど、前回の後楽園でこのベルトを獲ったときに髪を掴んできた人もいますし。まあいっぱいありますけど、一番最初に戦いたかったのはたむちゃんなので、全力で私も潰しに行きます」
――星輝選手、なぜたむ選手と戦いたいと思ったのでしょう
星輝「ホントになんでか分からないんですよ。直感がすごく、STARSの中で一番戦いたいって思ってますね。自分の中で、STARSに入ったらどういう風になっていきたいなーっていうイメージをしてたんですけど、この人と組みたいなとか、この人とは戦いたいなみたいな、そういう妄想の中で一番戦いたい相手です」
――たむ選手、星輝選手に対して前は気に入らない気持ちがあったと思うのですが、今は
たむ「気に入らないです」
星輝「なんでぇ?」
たむ「好き嫌いって生理的なもんじゃないですか?」
星輝「あはは!正論すぎた(笑)まあ、そんな小さなことにこだわることはないのでいいです。試合ができれば私は別に。個人的には好きですけど」
たむ「そういうところがあんまり好きじゃない」
星輝「じゃあ嫌い(笑)」