2024/08/09 NEWS

【5★STAR GP】シンデレラの勢いで春夏オンナに!羽南選手に直撃インタビュー!【シン・ナツオンナ決定戦】

2024年のシンデレラトーナメント優勝者・羽南が燃えている!!
8・10『5★STAR GP 2024 開幕戦』横浜武道館大会から始まる“シン・ナツオンナ決定戦”にて、春夏制覇を目指せるのは羽南選手のみ!
そんな気合の入りまくっている羽南選手に意気込みを直撃しました!

 

■この夏も制して“春と夏の女”になります!

――『5★STAR GP』がいよいよ近づいてきました! 今年のテーマは“シン・ナツオンナ・決定戦”となります。

 

羽南 私は春の『Cinderella tournament』で“シンデレラ”になったんで、この夏も制して“春と夏の女”になります!

 

――同じ年の『Cinderella tournament』と『5★STAR GP』で優勝したのは2017年のトニー・ストーム選手(現AEW)のみになるので、優勝すれば史上二人目の偉業となりますね。今回、「BLUE STARS -B」にエントリーする羽南選手は、8月10日の神奈川・横浜武道館での公式戦初戦では、昨年の『5★STAR GP』覇者の鈴季すず選手と対峙します。

 

羽南 もう初戦から前年度の優勝者ですし、あの決勝も私は会場で観てたので、鈴季すずが強いのもわかってます。すごい相手だけど、初戦から勝って勢いつけて私が全勝します!

 

――次世代エース候補として頼もしい発言です! 同じ「BLUE STARS-B」にはこの取材時点で鈴季選手のほか、上谷沙弥、八神蘭奈、鹿島沙希、テクラ、そして“XX”のエントリーが発表されています。

 

羽南 なんかもう、油断できないメンバーばかりじゃないですか? 白いベルトの防衛記録を持ってる人、スキをつくのがうまい人、勢いのある新人、あとは何かで相手を叩きまくってる“どヒール”……、みんなクセモノばっかりなので。このブロックは私が戦い慣れている人がいないというか、そこがちょっとドキドキします。

 

――シングルで初対戦となるのは?

 

羽南 テクラですね。もうヤバいですからね、いまのテクラ。動画でも「F●CK!」とか流せないことばっかり言って(笑)。

 

――難敵には違いないですが、体格では羽南選手が優っているので、そこをどう活かすかが勝敗の鍵を握りそうですね。

 

羽南 バックドロップホールドが決まればいいんですけど、このブロックは何か切り返してきそうな人ばっかりじゃないですか(苦笑)。私は自分のことを、頭を使うよりもまっすぐ思ったことをやって「ワーワー!」って感じのファイトスタイルだと思ってるんですけど、ちょっと知的な人が多いから侮れないですね。

 

――上谷選手といえば、7月に『WAVE』のシングルリーグ戦「CATCH THE WAVE 2024」で優勝を果たしました。

 

羽南 Queen’s Questのゴタゴタがあったのにそれでも優勝するっていうのは、「気持ちで左右されない人なんだな、すごいな」って思います。

 

――羽南選手をはじめ、ほかの選手たちも昨年よりもパワーアップしているというか。

 

羽南 でも、私はみんなに負けないぐらい、去年から勢いが一番あると思ってるので。シンデレラの勢いを『5★STAR GP』で見せます!

 

――今回同じブロックだった壮麗亜美選手はヒザのケガで残念ながら出場を取りやめ、代わりに八神蘭奈選手が出場することになりました。

 

羽南 壮麗は『Cinderella tournament』の決勝でバチバチにやった相手なので、出られないのは私も悔しいところがありますね。あのときもヒザは悪かったと思いますけど、気合いがすごかったんで。壮麗の復帰を、私はリングで待ちたいと思います。

■経験値も勢いも、いま自分が一番だと思います!

――『Cinderella tournament』も含め、2024年の上半期を振り返っていかがですか?

 

羽南 なんかもう濃すぎましたね……。去年、高校を卒業して「ここからがんばらないと!」っていう気持ちが強かったんですよ。会社からもお客さんからも「これから羽南はどう変わるんだろう?」っていうのを、すごく感じていたので。それで「『5★STAR GP』で変わらないと!」っていう思いを強くする中でAZM戦を経験して、自分は変わったなっていう手応えがあって。

 

――去年の『5★STAR GP』は開幕4連敗と厳しい星取りでしたが、5戦目にAZM選手をバックドロップホールドで下し、価値ある勝利をゲットしましたね。

 

羽南 私はキッズレスラーみたいな感じでデビューして、そのキッズの先輩であるAZMさんは、ずっと憧れの存在だったんですよね。“AZMパイセン”に三姉妹でいろいろ教わりましたし。そのAZMさんから初めて勝てて、しかもそれが私の誕生日の次の日だったんですよ。だからもう、余計に「19歳、ここでやるしかない!」と思って、がんばってきたというか。あのあと、(岩谷)麻優さんとタッグリーグに出たのもいい経験になりましたし。で、今年に入って1月に「ニューイヤー・ワンダーランブル」があったんですよ。

 

――安納サオリ選手のワンダー・オブ・スターダムへの挑戦権を懸け、12選手が時間差バトルロイヤルで争いました。

 

羽南 私は最初に入場して、最後の二人まで残ったのにスターライト・キッドに負けちゃったんですけど、「あ、私でも白いベルト、いけるのかな?」と思って。そのあと、『Cinderella tournament』を優勝してからは、いろんなタイトルマッチの連続で。

 

――白いベルトに4月、アーティスト・オブ・スターダムに5月、そしてゴッデス・オブ・スターダムには6月に挑戦しましたね。さらにNEW BLOODタッグは3月と6月に防衛戦を行ないました。

 

羽南 私、スターダムの中でもタイトルマッチが多いほうだと思うんですよ。それ以外にも5月には麻優さんと組んで、ベストフレンズ(藤本つかさ&中島安里紗)と対戦させてもらって。たぶん今年前半は、私が一番いろいろ経験してますよ!

 

――たしかに!

 

羽南 ヤバいですよ、私(笑)。自分の中ではずっとタイトルマッチやってるイメージです。だから経験値も勢いも、いま自分が一番だと思いますね。「シンデレラを獲ったらなんでもできる!」と思ってたので、このままいきます!

■8・12 宇都宮大会、二十歳になった翌日なので勝たないと!

――羽南選手が「BLUE STARS-A」で気になる選手は?

 

羽南 安納サオリです、また白いベルトも取り返したし。安納はなんて言ったらいいかわからないけど、すごく魅力的な選手だなって。たぶん、自分がファンだったら一番応援してる選手だと思うんですよ。ほかの人にはない空気感があって。で、安納と試合をしてると、こっちが楽しくなっちゃうんですよね。負けたのにそういう気持ちにさせられちゃうっていうか。なんか、他の選手とは違うなって思う選手です。

 

――もしかしたら『5★STAR GP』で、4月のワンダー王座戦の雪辱戦が実現するかもしれないですね。

 

羽南 あと気になるのはスターライト・キッド。ここはもう、やっぱり同期なんで。

 

――意識せざるをえないと。では「RED STARS-A」はいかがですか?

 

羽南 愛海選手とは同い年なんですよ。「なのに同じブロックじゃないんだ!」って、ちょっと悔しいですね。

 

――同い年ということで意識を?

 

羽南 めちゃくちゃ意識してます! 愛海選手は私と同じくらいのタイミングで仙女の練習生になったと思うんですけど、こっちよりも少し先輩なんですよ。意外と私の世代、“04”は多いかもしれないです。

 

――“02”だけではなく“04”も充実していると。あとは「RED STARS-B」も激戦区というか。

 

羽南 たしかにヤバいですね! 稲葉ともかは2年前にフューチャー(・オブ・スターダム)の防衛戦で時間切れドローでしたし、決着が着いたことがないんで気になってます。あと、麻優さんや飯田ちゃん(飯田沙耶)とは2年前の『5★STAR GP』以来、しばらくシングルをやってないんで。決勝トーナメントでは同門対決が実現する可能性もあるので、STARSの意地の見せどころだと思います。

 

――ちなみに今回の『5★STAR GP』では、8.12 (月) の栃木・ライトキューブ宇都宮で昼夜興行が開催されます。羽南選手にとっては地元凱旋となりますね。対戦相手は「XX」で未定ですが、故郷での試合というのは気持ち的にいかがですか?

 

羽南 緊張します! 「勝たないと!」っていう気持ちになりますね。去年のAZM戦が誕生日の次の日だったっていう話をしましたけど、この宇都宮大会も誕生日の翌日なので、今年もまた自分にとって何か節目になるのかなって思ってます。しかも今年で二十歳です~(笑)。

 

――この『5★STAR GP』の期間中にめでたく20歳を迎えるわけですね。

 

羽南 試合に勝って、お酒を飲んでみたいですね!

 

――夏生まれというのも、“ナツオンナ”にふさわしいというか。

 

羽南 じつは暑いのは苦手なんですけど(苦笑)。でも、今年は“春と夏の女”になるって決めてるんで! 

 

――『5★STAR GP』に向けて、何か力を入れていることはありますか?

 

羽南 やっぱりバックグロックホールドでシンデレラを獲ったので、どこまでこの技が通用するのかっていうのを試してみたいなって思っています。どの選手にもバックドロップホールドを狙っていきたいなって。

 

――こだわっていきたいと。例年、『5★STAR GP』優勝者は赤いベルト(ワールド・オブ・スターダム)に挑戦するケースが多いですが、何か見据えているものは?

 

羽南 私は“白”ですね。そのとき、誰が巻いているかわからないですけど、私は安納サオリに挑戦して獲りたいです。そもそも私はタイトルマッチをたくさんやってますけど、まだフューチャー(・オブ・スターダム)と、飯田ちゃんとのコンビでNEW BLOODタッグしか獲ってないんで。飯田ちゃんとゴッデスも獲って、タッグ2冠王になりたいですし、

アーティスト(・オブ・スターダム)もほしいなって思います。

 

――明確な目標があるわけですね。

 

羽南  いま、STARSには麻優さんのIWGP女子とNEW BLOODタッグしかなくて、もっとユニットとしての強さを見せていきたいなって。STARS は正規軍だし、スターダムの一番真ん中にいるユニットだと思っているので、この『5★STAR GP』で結果を残してベルトを獲りに行きたいです。そして私がSTARSを引っ張っていければ!

 

――いま、ほかに気になるユニットはありますか?

 

羽南 やっぱり気になるのはキッドのところです。キッドが大江戸隊を追放されてから一緒に組むことがあって、「そうか、こんな感じだったな」ってキッドがSTARSにいた頃を思い返したりしてたんです。でも、キッドもいろいろ経験して、自分でいろいろ考えてユニットを作ろうって思ったんでしょうし。あのユニットにはこれまで私とシングルで決着がついたことないのに、6月に8人タッグですけど初めてピンフォール負けした星来芽依もいるし、AZMさんもいるので気になりまくってます。

 

――さまざまな動きがある中で迎える今回の『5★STAR GP』ですが、誰が決勝まで上がってくると思いますか?

 

羽南 やっぱり赤のチャンピオンの舞華(「RED STARS-A」)。ほかにも「RED STARS-B」には赤いベルトを持ってたことのある麻優さんや中野たむもいますし。麻優さんとは戦ってみたいですね。BLUEもBLUEで厳しい戦いになりそうですけど、そこを私が勝ち上がりたいです。

 

――いま岩谷選手との試合が実現したらかなり刺激的ですね。では、あらためて最後に『5★STAR GP』への意気込みをお願いします。

羽南 絶対に今年は春と夏を制して、私の年にしてみせます!

大会情報

『5★STAR GP 2024〜開幕戦〜』
2024年8月10日(土)
神奈川・横浜武道館
FC有料会員先行入場 2:30PM
開場 2:45PM
試合開始 4:00PM
https://wwr-stardom.com/schedule/20240810_yokohama/

対戦カードはこちら▼
https://wwr-stardom.com/news/240803-2/

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