2024/09/30 試合結果

2024年9月29日『NEW BLOOD 15』

『NEW BLOOD 15』
2024年9月29日(日)埼玉・ところざわサクラタウン ジャパンパビリオンホールA(観衆326人)

15分1本勝負
〇稲葉ともか

9分4秒、

ジャストフェースロック

梨杏●

 稲葉ともかと梨杏がシングルマッチ。ともかの蹴りに梨杏がどこまで対応できるか? E neXus V入りした梨杏としては、いいところを見せたい試合だが…。
 梨杏から握手を求めるが、ともかは応じず。ロックアップからともかがバックを取りにいくと、梨杏が腕を取る。ともかが取り返すと梨杏も応戦。ともかがヘッドロックから腕を捻り上げると、梨杏が切り返す。ともかがさらに切り返して、ヘッドロックからグラウンドへ。梨杏が蹴りを入れるが、ともかがロープに振られずヘッドロック。梨杏がエスケープすると、ともかがコーナーに追い詰め顔面を踏みつける。ともかが首筋を踏みつけ、そこにエルボードロップ、ヘッドロック。梨杏がエスケープすると、ともかが挑発気味に何やら話しかける。梨杏がエルボーを連打しボディースラムの構え。ともかが首を取りフェースロックへ。さらにヘッドシザーズで締め上げるが、梨杏の足がロープに届く。ともかがコーナーに振り突進、梨杏がコルバタからドロックキック、クロスボディー。ともかが返すと梨杏はボディースラムの構え。ともかがこらえるも、梨杏がボディースラムで叩きつける。返したともかに梨杏はフィッシャーマン狙い。ともかが切り返しスリーパー。梨杏が脱出も、ともかが再びとらえてスリーパーに入る。さらに腕を決めるがエスケープを許す。ともかが一撃必殺!ともか蹴り狙い。梨杏が阻止して丸め込みからエルボー連打。ともかの突進をかわし、梨杏がブルドッキングヘッドロック、フィッシャーマン。梨杏の突進にともかが正拳突き。サッカーボールキックは梨杏が返す。すると、ともかがヘッドロック。梨杏が切り返し、丸め込みの連続に。ともかがビッグブーツも、梨杏が返す。ともかがジャストフェースロックを決めると、梨杏がギブアップした。

 

稲葉ともかコメント

 

梨杏コメント

 

15分1本勝負
〇玖麗さやか

7分26秒、

ときめきカッター→片エビ固め

ソイ●

 Evolutionのソイが初参戦でコズミックエンジェルズの玖麗さやかと対戦。諏訪魔&石川修司に育てられたソイが、スターダムのリングで爪跡を残す? そして、前日の後楽園で上谷沙弥を破る殊勲の星を挙げた玖麗の勢いも注目される。
 ロックアップから玖麗がバックを取ると、ソイが腕を取る。玖麗が切り返すとソイがヘッドロックで絞り上げグラウンドへ。玖麗が抜け出しドロップキック、予告してボディースラムを狙うが、ソイが反対に叩きつける。ソイが串刺しラリアット、ショルダータックル、逆エビ固め。玖麗がエスケープしエルボー。ソイやチョップでお返しして突進するがドロップキックを食らう。玖麗がスリーパーに入るが、ソイが立ち上がりエスケープを狙う。玖麗が阻止して飛びついてスリーパー。ソイがコーナーに当てるも玖麗はスリーパーをはずさないで締め続ける。ソイがエスケープしてエルボーの応酬。ソイは「痛くなーい!」と叫んでエルボー合戦を継続。玖麗が連打し突進すると、ソイがショルダータックル、ランニングボディープレス。玖麗が返すとソイは逆エビ固めに入る。ソイは玖麗にエスケープさせず、中央に引き戻す。玖麗が必死にエスケープ。しかし突っ込んできた玖麗にソイは大外刈り。玖麗がジャックナイフで押さえ込むが2カウント。ソイがスピアを決めるが玖麗が返す。玖麗がネックブリーカーからミサイルキック。ソイが立ち上がると玖麗がスピア。玖麗がときめきカッターを放ち押さえ込むと3カウントが入った。

玖麗さやかコメント

 

ソイコメント

 

タッグマッチ15分1本勝負
〇レディ・C

10分9秒、

リバース・オクラホマスタンピード→片エビ固め

琉悪夏
八神蘭奈 稲葉あずさ●

 レディ・C&八神蘭奈組のゴッズアイと琉悪夏&稲葉あずさ組のH.A.T.E.がタッグマッチで対戦。NEW BLOOD版ユニット闘争で白星を得るのはどちらか? 琉悪夏とあずさの連係がカギとなりそうだ。
 八神とあずさの先発でスタート。ローキックで威嚇し合い、バックの取り合いに。あずさがヘッドロックも、八神が切り返し絞り上げる。あずさがヘッドロック、八神が切り返し腕の取り合い。八神がグラウンドにもっていくがあずさが抜けだす。すると八神がドロップキックから打撃の連打。しかし琉悪夏がリング下から足を引く。あずさが八神にサッカーボールキック。あずさがボディースラム。返した八神の顔面をあずさが踏みつけていく。琉悪夏が介入しレディにタッチをさせず。あずさがボディースラム、ストンピング。琉悪夏が八神をロープに固定し、背中にボディーアタック。八神が返すと、琉悪夏がショルダータックル、ヘアーホイップの連続。さらにロープに追い込み、顔面を踏みつける。琉悪夏の突進を八神がかわしてドロップキック。レディが琉悪夏とショルダーをぶつけ合う。あずさがレディの背中を蹴り飛ばしエプロンから妨害。しかしレディは2人まとめてコブラツイストに捕らえる。コーナーに追い込むとまとめて逆水平。あずさが切り返すが、レディはまとめてネックブリーカー。琉悪夏のフィッシャーマンをかわしてレディだが、セントーンを食らう。あずさが二段蹴り、ニーの連打。レディが返すと、あずさがバズソーキック。返したレディにあずさはスタンディングヒールホールド。レディがエスケープすると、あずさの突進を八神が止めて、レディがニードロップ、カナディアンで持ち上げるとあずさが切り返し、琉悪夏とともに串刺し攻撃、あずさがバズソーキック。レディが返すと、あずさはバックドロップを決める。しかし八神のカットが間に合う。あずさの突進を止めてレディがマットに叩きつける。レディが持ち上げようとすると、あずさが切り返し丸め込む。八神がハイキック。レディがビッグブーツ。あずさが二段蹴り、レディがネックブリーカー。しかし、あずさの肩が上がる。レディがあずさを引き起こしカナディアンから前方に叩きつける。最後はレディがあずさをフォールした。

レディ・C&八神蘭奈コメント

 

15分1本勝負
〇HANAKO

8分33秒、

白鷺

エチカ・ミヤビ●

 PPP TOKYOのエチカ・ミヤビが初参戦し、HANAKOと長身対決。ちゃんよたに続くPPPのレスラーをHANAKOがいかにして迎え撃つか?
 エチカが「なめてんじゃねえぞ」と詰め寄ると髪をつかみ合いショルダータックルをぶつけ合う。エチカの挑発にHANAKOがショルダータックル。HANAKOが挑発しエチカがショルダータックル。HANAKOが打ち勝ちストンピング連打。エチカは「なめんじゃねえ」とヘアーホイップ、コーナーに追い込み引き起こすと羽根折り固め。HANAKOがエスケープすると、エチカが顔面をかきむしる。エチカがビッグブーツ、HANAKOのエルボー連打を受けて立つ。エチカはボディースラムの構え。HANAKOがこらえるが、あらためてエチカがボディースラムを決める。エチカがコーナーに振るが、HANAKOがショルダータックル。コーナーに追い込みエルボー連打。串刺しボディーアタック、バックブリーカー、ニードロップ、スリーパー。エチカがエスケープすると、HANAKOが後方からダブルニーアタック。HANAKOは「上げるぞ!」と予告してブレーンバスターの構え。エチカが切り返しマットに叩きつける。エチカが串刺しビッグブーツ、ミドルキック、PK、ドロップキック。HANAKOが返してエルボーの応酬に。HANAKOが連打しビッグブーツ。エチカが反動を利用しドロップキック。エチカのブレーンバスター狙いを切り返し、HANAKOが反対に決めてみせる。エチカが返すと、HANAKOがアルゼンチン。エチカが切り返し、チョップからブレーンバスター。HANAKOが返すと、エチカはフィニッシュを宣言してチョークスラムを決める。HANAKOが返すと、エチカはもう一発狙う。HANAKOが切り返して白鷺へ。エチカがギブアップし、HANAKOが勝利した。

HANAKOコメント

 

エチカ・ミヤビコメント

 

15分1本勝負
●妃南

10分25秒、

天聖→片エビ固め

天咲光由〇

 妃南と天咲光由がシングルで激突。両者の希望が通ったシングルマッチは、元クイーンズクエストの闘いでもある。天咲がネオジェネシス、妃南がゴッズアイ。ユニット代表として、どちらも負けられない一戦だ。前日の後楽園大会では8人タッグの3WAYで妃南が天咲からフォール勝ちを奪っているが…。
 ゴングと同時に天咲がドロップキック、妃南はカウンターで払い腰、ボディースラムを3連発。3発目は滞空時間を取って決めてみせる。さらに妃南がバックブリーカーを放ち、逆エビ固め。すぐに天咲がロープへ逃れる。妃南は「こいよ光由!」、エルボーには「きかねえよ!」「もっとこいよ!」と挑発し、エルボー一発で倒してみせる。しかし天咲がドロップキックからDDT。妃南が返すと、天咲がサブミッション。妃南がエスケープするとDDTを切り返しエルボーの打ち合いにもっていく。妃南の突進を読んで天咲がエルボー、DDT。天咲の突進を止めて妃南が後方に叩きつける。妃南は逆エビ固めでギブアップを迫り、中央にもっていき反り上げる。天咲がなんとかエスケープに成功。妃南がエルボーを切り返し変型ロックボトム。天咲を引き起こしもう一発狙う。天咲が切り返し天橋立。妃南が天咲をかいくぐりネックブリーカー。担ぎ上げてサイドに叩きつけるが天咲が肩を上げる。妃南はフィニッシュを宣言し、ラブカ狙い。天咲がDDTで切り返し、スイングDDTも決めるが2カウントどまり。天咲は妃南を引き起こして天聖狙い。「いくか光由」と妃南が高角度で払い腰。天咲を引き起こすとラブカの構え。天咲が切り返し高角度DDT。妃南が返すと天咲がサブミッション。妃南がエスケープすると天咲の天聖を「いくか!」と切り返し外道クラッチ。妃南のラリアットをかわして天咲がDDT、天聖。3カウントが入り、天咲が妃南を破った。
天咲「次のフューチャー挑戦権勝ち取ったぞ! 妃南さん。QQ脱退してから離れ離れになっちゃって。でも私、まだ妃南さんのこと家族だと思ってる。これからも違うユニットだけど、高め合っていきたいです」
2人がハグ。
妃南「次のフューチャー頑張って」

天咲光由コメント

 

妃南コメント

 

フューチャー・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉

14分37秒、

ハイドレンジア

〈挑戦者〉
〇吏南 さくらあや●

※第10代王者が12度目の防衛に成功。

 王者・吏南をタッグマッチながらもフォールしたことにより、さくらあやのフューチャー・オブ・スターダム王座挑戦が決定。前日の前哨戦では6人タッグマッチで対戦し、さくらがベルト取りをアピールすれば、吏南は「やれるもんならやってみろ!」と挑発し返した。吏南が勝てば同王座最多防衛記録をまた更新、さくらが勝てば初戴冠だ。
 さくらはニューコスチュームで登場。グラウンドの攻防でスタートし、吏南がヘッドロック。さくらが押さえ込みからヘッドシザーズ。返されるとすぐにドロップキック、エルボー連打。予告してボディースラムを狙うが吏南が「バカヤロー!」と押し倒す。吏南はヘアーホイップからロープに追い込み顔面を踏みつける。吏南がボディースラムから腕固め。さくらが足を延ばしてエスケープ。吏南は左腕にニードロップ。さくらのエルボー連打に吏南は「こんなもんか」と受けて立つ。吏南がビッグブーツで倒し、引き起こすとラリアット。さくらがかわしてドロップキック、串刺しニールキック、ボディースラム。吏南が返すと、さくらは三角絞め。吏南がエスケープすると、さくらはストンピング連打から突進、吏南がかわしてビッグブーツ、卍固め。グラウンドに持ち込みカバーするが2カウント。吏南の突進にさくらがドロップキック。吏南がビッグブーツ。吏南は「さくら起きろ」と挑発し蹴りをかわしていく。さくらはカウンターでハイキック。両者ダウン。ヒザを着いた状態でエルボーを打ち合い、立ち上がっても継続。さくらのローキックで吏南が悶絶。吏南はエルボーでやり返すが、もう一発ローを食らう、さくらのローに吏南は「なめんな!」とエルボー連打。吏南が串刺しエルボーアタック、STO。さくらが返すと、吏南はコーナーへ、さくらが落としてドロップキック、場外へプランチャで飛ぶ。さくらは吏南をリングに戻しネックブリーカー、ミドルキック連打。10分経過。蹴り足をつかんで吏南が後方へ投げる。さくらはカウンターのミドルからダブルリスト。「決めるぞ!」と叫んでコーナーからダイビングニーアタック。吏南が返すと、さくらがミドル、前蹴り。ハイをかわして吏南が「なめんな!」と払い腰。キックをかいくぐった吏南は「もらった」とハイドレンジア。残り3分。さくらがエスケープすると吏南はノーザンライト、ダイビングダブルニードロップ。しかし、さくらが肩を上げる。吏南がピンクデビルを狙うと、さくらが丸め込みの連続。残り2分。吏南がジャックナイフもさくらが反転。吏南が返すと、カウンターのビッグブーツ。さくらが飛びついて三角絞め。吏南がエスケープ成功。さくらは後ろ回し蹴り、ギリギリで吏南の肩が上がる。旋風脚をかわして吏南が叩きつけるが2カウント。吏南がハイドレンジアにいくとさくらがギブアップした。
吏南「フィーチャー12度目の防衛、成功したぞー! さくら、さくら、強かった。この試合の前に、このベルト最多達成してからオマエの挑戦を私が受けてやるよ考えてこいと言ったよな。オマエは同期、いや、あとから入ってきた新人たちよりも抜かされて欠場になって、全員に抜かされて、一番遅い状態からこのベルトに挑戦までたどりついたことすごいと思うよ。でも私だって、このベルトはじめて挑戦するのに3年くらいかかったから。まだまだ甘ちゃんだよ。でも、またやってあげてもいいよ」
さくら「吏南! アンタは、小っちゃい頃からプロレスに出逢って、私がキャリア3年過ぎてもまだフューチャーの資格のある年齢で、メチャクチャうらやましい! でも、私にはあと1年半しかないねん! 絶対にそれ、私がアンタから取るから!」
吏南「必ず、必ずまたやろう。ってことで、今日防衛したってことはもうさっそく、次、そう吏南の試合の前ね、あんまりこのタイトルマッチに集中したかったから触れてこなかってけど、勝ったのは天咲? 出てこいよ」
天咲がリングへ。
天咲「呼び込んだってことは、挑戦OKってことですよね。次のタイトルマッチ、お願いします」
吏南「待ってました。ただ、天咲光由、クイーンズクエスト抜けて、仲良しこよしのギャル集団に入ったことくらいしか、あと、髪色とコスチューム変わったくらいしか私には違いが分かんないからさあ。まあでもねえ、前回タイトルマッチやったとき、さすがに前哨戦やりすぎたから、次は10月5,名古屋、すぐそこだよ、すぐそこで、タイトルマッチやろうじゃん。じゃあ、勝ったんで締めます。今日出たヤツ全員入ってこい。今日は15。若さを信じて明日に輝け、NEW BLOODフィフティーン!」

吏南コメント

 

「フューチャー12度目の防衛成功。さくら、さくら、こんなに強いとは思わなかったし、ふだんからもっともっと今日みたいな負けん気出していけば、もっと、もっと結果もついてくると私は勝手に思ってる。また、またやろう。で、次は天咲光由。前回やって、そのときはQQの天咲光由で、今回2回目。私から言わせてみればQQやめて、ユニットが変わって仲良しこよしのギャル集団に入って髪色が変わった。それ以外変わったとかわかんないから、10月5日愛知名古屋ドルフィンズアリーナ、そこでいまの天咲光由をしっかり堪能したいと思います。どうでしたか、今日のNEW BLOOD? 前回はスターダムの選手が出てて、若さはあったけど私の求めてるNEW BLOODではなくて、今回は私も見てる人も求めてきたNEW BLOODが戻ってきたんじゃないかなと思います。まだまだ私がNEW BLOOD楽しませていくんで、オマエら、目を離すなよ」

さくらあやコメント

 

「フューチャー初挑戦。デビューしてすぐに1年目欠場しちゃって、欠場中にデビューした後輩がどんどんフューチャーに挑戦していってメチャクチャ悔しくて、今日やっと挑戦できて、ホントにうれしいんですけど、でも、勝たんかったら、勝たんかったら意味ない、ホンマに。同期たちより遅い挑戦になって、デビューしてから1年半のはじめての挑戦ってことで、挑戦が遅くなったぶん、フューチャーベルトにみんなより近づいた状態で挑戦できるってことで、今日は絶対フューチャー取ってやるって気持ちだったんですけど、できませんでした。メチャクチャ悔しいけど、また3日後からセンダイガールズプロレスリングさんのじゃじゃ馬トーナメントが始まります。ほかにもまだ発表されてない他団体参戦もあるので、スターダムの若手のエースになるっていう夢をこれからも持ち続けます! スターダムの若手と言ったらさくらあやってみんなから思ってもらえるように、なります! そしてまたフューチャー、強くなって挑戦します!」

 

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