『NEW BLOOD WEST 2』
2024年11月16日(土)大阪・アゼリア大正ホール(観衆246人)
新人デビュー戦 | ||
羽南 |
9分37秒 逆エビ固め |
浜辺纏 |
11・10千葉大会でのリング上から紹介された千葉県出身の新人がデビュー。初戦の相手に選ばれたのが羽南で、新人のリングネームは浜辺纏(はまべ・まとい)に決定した。浜辺は2005年6月22日生まれの19歳。身長155センチ、体重56.5キロ。柔道のスポーツ歴があり、ヘッドスプリング、ハンドスプリングが得意とのこと。元フューチャー・オブ・スターダム王者・羽南を相手にどこまで練習の成果を披露できるか。ここから浜辺のプロレスラー人生がスタートする。
向後桃がロープを広げて浜辺をリングに迎え入れる。浜辺が「お願いします」と握手を求め、羽南も応じてゴング。ロックアップでの力比べで羽南がロープに押し込む。羽南がグラウンドに誘いヘッドロック。浜辺が切り返しヘッドロック。羽南がヘッドシザーズにいくと、浜辺がヘッドスプリングで脱出する。羽南がロープに振って浜辺のドロップキック連打を受けて立つ。羽南がドロップキック一発で吹っ飛ばし、ストンピング連打から背中にドロップキック。羽南は浜辺を中央にもっていき逆エビ固め。浜辺がエスケープすると、羽南が背中へアタック、ボディースラム。浜辺が返すと、羽南がストンピング連打。浜辺はカウンターでドロップキックを決め、ボディースラムを狙う。羽南がこらえると、浜辺がエルボー連打。羽南は「もっとこいよ!」と挑発して受けて立つ。羽南がエルボーで倒し、コーナーへ振る。浜辺がドロップキックを放ちボディースラムで叩きつける。コーナーに振られた羽南が反転してダイビングボディーアタック、ランニングエルボースマッシュ。浜辺が丸め込みの連続。投げを狙った浜辺だが、羽南がこらえて反対に叩きつける。羽南は逆エビ固め。浜辺がエスケープすると、羽南はフィニッシュを予告してバックドロップの構え。浜辺がこらえて投げを打つ。羽南が返すが、浜辺が押さえ込みの連続。浜辺がエルボー連打、羽南が「もっとこいよ!」と受けて立つ。浜辺の突進に羽南がフェイマサ―、逆エビ固め。浜辺がロープに到達しようとするが、羽南が中央に引っ張り締め上げる。もう一度引き戻し締め上げると浜辺がギブアップした。
羽南「纏、デビューおめでとう! 私のこと、相手に選んでくれてありがとうね。もうメチャクチャ大型新人じゃないですか! いやあこれはSTARS入ってもらいたいなあとか思ってて。(セコンドが飯田、向後で)STARS、STARS、STARS、もうSTARSじゃん! STARSだよ。OK、OK、OK。もちろん、麻優さんと葉月さんとコグマさんに相談して。まあ考えてみて。よろしく。私は19歳の纏といつかタイトルマッチ、ベルト懸けて闘いたいと思ってるから早く成長してきてね、ありがとう!」
浜辺「浜辺纏です。ありがとうございました。自分はこれから、もっともっと強くなって成長していきたいと思います。デビュー戦、ありがとうございました!」
浜辺纏&羽南のコメント
タッグマッチ | ||
〇星来芽依 |
12分35秒 横入式エビ固め |
水森由菜● |
天咲光由 | 花園桃花 |
ネオジェネシスの星来芽依&天咲光由組と水森由菜&花園桃花組がタッグで対戦。コズミックエンジェルズの“熊本の不沈艦”が「大阪一つおい女」とタッグを組む。ハイスピード王者・星来とそのベルトに挑んだ水森の再会、フューチャー・オブ・スターダム王者の天咲の闘いぶりにも注目が集まる。
星来と水森が先発しロープワークの攻防。花園と天咲が対峙すると、花園が「オマエどこ出身や?」と問う。京都とわかると京都出身女子をディする花園。天咲が突っかかると花園はウソ泣き。花園が「これだから京都の女は」と言い放つと、天咲が泣き崩れる。花園が「すいませんでした」と平謝り。そこに星来が加わり天咲と攻撃。水森も入って4人がいっせいに闘う。花園と水森が相手の手を引き、扇を作る。花園は天咲にボディースラムの連続。花園はスリーカウントを主張。替わった水森も天咲へボディースラム連発。水森が花園を肩車して天咲に投下する。水森がカバーするが星来がカット。花園は天咲をコーナーに追い込み顔面を踏みつけシャボン玉攻撃。花園はフィニッシュを宣言し天咲に串刺しで突進。天咲が足を出しカットするとフェースクラッシャー。星来が花園にラリアット。水森が妨害し花園と合体。しかし、星来がまとめてクローズライン、ミサイルキックで吹っ飛ばす。花園が返すと、フェイントをかけてサミング。星来が返すとサミングのお返しから丸め込む。花園が返してカウンターのパンチ、なぜか星来に対して「これだから京都の女は」とつぶやき、コーナーからダイブ。星来がかわして顔面を蹴り上げる。花園はスイングDDT。水森がフライングショルダータックル、ギロチンドロップ4連打。星来が返すと、水森とエルボーの応酬。星来が連打し、ラリアット。水森が迎撃してドロップキック。星来が突進をかわし天咲と串刺しドロップキックの競演、星来がネックブリーカー。水森が返すと、星来は変型キャメルクラッチ。10分経過。花園がカットし、水森と合体。天咲と星来が逆転し2人をマットに叩きつけ、星来が水森にドロップキック、水森はショルダータックル。星来が返すと、水森が抱え上げる。星来が切り返し流れ星もカットされる。花園が天咲にラリアット、星来を逆さ押さえ込み、水森が呼び込まれスーパーガールと合体。星来が返すと水森が羽交い絞め。花園の突進を星来がかわす。花園の凶器殴打がかわされ、水森に誤爆、星来が丸め込むと3カウントが入った。
水森由菜&花園桃花のコメント
星来芽依&天咲光由のコメント
タッグマッチ | ||
さくらあや |
15分38秒 はれときどきミサ→片エビ固め |
柳川澄樺 |
●玖麗さやか | 神姫楽ミサ〇 |
コズミックエンジェルズのさくらあや&玖麗さやか組とJUST TAP OUTの柳川澄樺&神姫楽ミサ組とタッグで対戦。団体対抗戦の意味も含まれるこのカードで勝ち名乗りを受けるのはスターダムか、それともJTOか?
神姫楽が相手コーナーに歩を進め、さくらと玖麗の間を通り、セコンドの中野たむを睨みつける。先発はさくらと柳川で腕の取り合い。さくらがヘッドロック、柳川がロープに振るとさくらがカバー。柳川がブリッジで返してコルバタを消える。玖麗が乱入し、さくらと合体、次々と串刺しドロップキックを放ち、さくらがサッカーボールキック。玖麗が柳川にドロップキック。柳川がボディースラムで玖麗を叩きつける。神姫楽と柳川が合致クローズライン、ダブルのビッグブーツ。神姫楽は玖麗にボディースラム、変型サーフボードストレッチ。柳川が玖麗にドロップキック、背中にニーアタック、後方からドロップキック。神姫楽が柳川を踏み台に玖麗へセントーン。玖麗が神姫楽にエルボー連打。神姫楽が受けて立ち、一発で倒してみせる。柳川が玖麗を自軍コーナーで攻撃、そこに神姫楽も加わる。柳川は玖麗の背中にダブルニードロップ。玖麗が返してエルボー連打、柳川は玖麗のドロップキックをかわしてカカト落とし、張り手。さくらがカットも柳川が場外に送り出す。柳川がフィニッシュを宣言するが、玖麗がカウンターのドロップキック。さくらが入ると神姫楽が羽交い絞めでカット。しかし、さくらは2人をかいくぐり、まとめてドロップキック、まとめて串刺しニールキック。柳川にボディースラム。柳川が返してさくらを蹴り上げる。さくらがニードロップをかわし突進。柳川がかわして「なめんな」とドロップキック、コーナーから空中胴締め落とし。神姫楽がさくらへドロップキック。中野に向かい「見とけよ!」と叫び串刺しで頭から突進。さくらミドルキック連打、神姫楽が「こいよ!」と連発を受けて立つ。神姫楽の突進にさくらがミドルキック、ダイビングニーアタック。玖麗が神姫楽にドロップキック連打。10分経過。神姫楽がネックブリーカーをこらえて玖麗にボディースラム、逆エビ固め。玖麗がなんとかロープに到達。神姫楽は玖麗をロープに固定し、背後からドロップキック、柳川もつづき、神姫楽がカバー。玖麗が返すと、神姫楽は中野に見せつけながら玖麗の顔面を踏みつける。神姫楽が「こいよ!」と挑発、玖麗がエルボー連打、神姫楽は一発で蔵を倒し突進、さくらがカットし玖麗とダブルのドロップキック、玖麗がスイングネックブリーカー、ミサイルキック。しかし、神姫楽が返してみせる。玖麗はブレーンバスターの構えも、神姫楽が反対に決めてショルダータックル。神姫楽のラリアットをかわして玖麗がスピア。神姫楽が返すと、玖麗はときめきカッター。神姫楽がかわすがさくらがハイキック、玖麗がジャックナイフ。しかし、柳川がカット成功。神姫楽がラリアットを玖麗に連打。15分経過。玖麗が返すと、神姫楽はダイビングセントーン。玖麗が返せず神姫楽が勝利した。
神姫楽「さくらら、正直、こんな気持ちのある2人だと思ってなかった。2人にとっては、ここの会場のお客様、みなさんにとってはなんにも知らない私たちの存在を今日どうしてもスターダムNEW BLOODのリングで示したかった。スターダムの2人、なんか知らないよその先輩2人が先輩2人に向かって全力で、全力で立ち向かってきたこと、とてもうれしく思います。今日は全力で闘ってくれてありがとうございました」
神姫楽と柳川が握手を求める。
神姫楽「たぶん2人がこんなにまっすぐに真剣にどんな対戦相手でも真剣にがむしゃらに向かってきてくれるのは、アナタたちの先輩、リーダーの中野たむの存在が大きいと思う。私は、その中野たむに用があってきた! たむ、このリングの中に上がってきてください」
中野がリングイン。
中野「なに?」
神姫楽「言いたいこと、いっぱいあるよ。やっと、私もここまできたんだよ。プロレスラーとしてのレベルは、たむの方が全然上かもしれない。でも、現に私はたむの目の前までプロレスラーとして、スターダム…。たむと、どこのリングでもいい。スターダムでもJTOでも、どこのリングでもいいから、私と向き合ってください、お願いします」
中野「ミサ、久しぶり。会いたかったよ…って言うと思ったあ? アナタにとっては感動の再会かもしれないね。プロレスってさあ、人生だよねえ。ここまできてくれてありがとう。でも、アナタが想像しているより、たむはずっとずっと先まで走ってきたんだよ。また、一緒にアイドルやってたときみたいにさあ、試合直前で逃げ出すんじゃないの? あのときみたいに。たむと闘いたいなら、たむをその気にさせてみて」
中野は神姫楽の両肩をもみ、頬を軽く叩く。中野はコズエンサイドにいき、さくら、玖麗とリングを下りて一緒に退場した。
さくらあや&玖麗さやかのコメント
柳川澄樺&神姫楽ミサのコメント
中野たむのコメント
タッグマッチ | ||
HANAKO |
11分51秒 バックドロップ→エビ固め |
ZONES |
●梨杏 | ChiChi 〇 |
E neXus VのHANAKO&梨杏組とEvolutionのZONES&ChiChi組がタッグで激突。Evolutionから乗り込んでくるZONESとChiChiは、ホームリングの11・3新木場で一騎打ちをおこない、勝ったChiChiが里村明衣子への挑戦権をつかんだばかり。また、両者は10・23新木場でHANAKO&さくらあやのスターダム勢を迎え撃つも敗れており、雪辱を期しての参戦となる。その試合ではChiChiがHANAKOにフォールを奪われた。HANAKOが返り討ちにするか。それともZONES&ChiChi組がリベンジを果たすか? また、ChiChiは仙女じゃじゃ馬トーナメントを制し、仙女ジュニア王者としての参戦にもなる。
HANAKOとZONESが視殺戦。ChiChiが割って入り、HANAKOとエルボーを打ち合う。ChiChiが腕を引くがHANAKOは応じず、ボディースラム。HANAKOはChiChiをロープに追い詰め顔面を踏みつける。梨杏がChiChiに串刺しドロップキック。もう一発放つとスリーパー。ChiChiがエスケープすると、梨杏の突進にビッグブーツ。ZONESが梨杏にショルダータックル連打を放ち筋肉ポーズ。ChiChiが梨杏をボディースラム。ZONESもつづいてボディースラム。ChiChiがもう一発ボディースラム。ZONESも四方に見せつけてからもう一発放ち、エルボードロップの連発からダイビングエルボードロップ。梨杏のエルボー連打には「全然きかねえな」と挑発しブレーンバスター。梨杏はZONESをかいくぐりクロスボディーアタック。HANAKOがZONESにビッグブーツ。ChiChiが乱入しZONESと合体。HANAKOがかわして次々と串刺しボディーアタック、ZONESにニードロップ。ZONESがエルボースマッシュ、HANAKOとショルダーをぶつけ合う。ZONESが打ち勝つが、すぐにHANAKOがやり返す。ZONESはビッグブーツをかわしてラリアット。ChiChiがHANAKOへ串刺しビッグブーツ連打、ミサイルキック。ChiChiとHANAKOがビッグブーツの打ち合い。ChiChiがドロップキックもHANAKOが返す。ChiChiがバックを取るが、HANAKOがこらえてバックフリップ。梨杏がChiChiへドロップキック連打。ボディースラム狙いをChiChiが切り返して卍固め。HANAKOがカットしChiChiとつかみ合い。そこに梨杏がドロップキック。ChiChiをかわすとコルバタからドロップキックをもう一発。ChiChiが返すと、梨杏がフィッシャーマン狙い。ChiChiがこらえてドロップキック、HANAKOがビッグブーツ、梨杏がフェースクラッシャー。HANAKOがChiChiを捕らえ、梨杏がダイビングボディーアタック。10分経過。ZONESが梨杏を捕まえChiChiと合体。ChiChiのトラースキック、ZONESがラリアット。ZONESがChiChiを梨杏の上に投下する。ChiChiは梨杏を引き起こしバックドロップ狙い。梨杏が切り返して丸め込むがZONESがカット。ZONESはHANAKOにラリアット。ChiChiが梨杏を蹴り上げるも2カウント。ChiChiは梨杏を引き起こしバックドロップ。梨杏が返せずChiChiが勝利した。
ChiChi「どうでしょう、スターダムファンのみなさん? 一年前、ここ大阪大会で見た私たちとは違うでしょ、全然強くなってるでしょ、これがエヴォ女だ! きらめくだか輝くだか知らねえけど、キラキラスターダムさんよ、たいしたことねえな」
HANAKOが突っかかる。
ZONES「落ち着けって。オマエら眠てえな。おい、岡田社長、岡田! どこだよ? もっとつええヤツ用意しろ。物足りないよ。NEW BLOODのリングに挑戦する、ウチらチャンピオンじゃねえけど、ウチらとやる勇気のあるヤツ…」
さくらがリングに駆け込みChiChiとZONESに殴りかかる。
さくら「おい、オマエら、後輩相手に勝って、そんなもんかよ。ダッさ!」
ChiChiとZONESがさくらに襲いかかる。HANAKOも割って入り乱闘に。
ChiChi「おい、人の試合の終わりにずかずか出てきて、マイクしてる方がダサいんじゃないの? また試合やりたいんだったらいつでもきてやるよ。楽しみにしてるよ。ありがとうございました!」
HANAKO&梨杏&さくらあやのコメント
ZONES&ChiChiのコメント
NEW BLOODタッグ選手権試合 | ||
〈王者〉 |
16分20秒 いなばあずさの姉超→片エビ固め |
〈挑戦者〉 |
吏南 | レディ・C | |
〇稲葉あずさ | 八神蘭奈● |
※第3代王者が2度目の防衛に成功。
吏南&稲葉あずさ組がNEW BLOODタッグ王座2度目の防衛戦。挑戦者はゴッズアイのレディ・C&八神蘭奈組。レディは約1年ぶり3度目の挑戦で、NB初のメインにもなる八神は初めてのチャレンジとなる。スターダム本体のゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦にもエントリーし現時点で3勝3敗と健闘している王者組がゴッズアイを返り討ちにし、再びNBの主役を誇示するか。それともレディが3度目の正直で八神とともに初戴冠を達成か? 今後のNBを占う闘いにもなりそうだ。
ゴングを待たずにレディと八神が突っかかり、吏南を孤立させてダブルで攻撃、ドロップキックの挟み撃ち。ここでゴングが打ち鳴らされ、吏南が八神のカバーを返す。吏南がボディースラムを狙うが、八神が反対に叩きつける。八神の突進に吏南がトラースキック。あずさが妨害。あずさは八神にボディースラム、サッカーボールキック。吏南が八神にヘアーホイップ、顔面を踏みつける。あずさが八神の顔面を踏みつけてボディースラム。吏南も続いてボディースラム。あずさが入ると八神のエルボーに「きかねえよ」と挑発。エルボーの応酬から八神がドロップキック。吏南が八神にストンピング、ロープに固定して背中にドロップキック。あずさが八神のノドにヒザを突き立てる。吏南は「やり返せよ!」と挑発、八神がエルボー連打も吏南がビッグブーツで吹っ飛ばす。八神の突進をかわす吏南だが八神とレディがキックの挟み撃ち。八神がゼロ戦キック、レディがジャイアントスイング10回転。あずさが乱入するがレディが捕まえてジャイアントスイング10回転、2人まとめてネックブリーカー。さらに吏南にコブラツイストを狙うがこらえられる。ならばとレディは強引にマットに叩きつける。レディは吏南にチョークスラム狙い。吏南がこらえるとレディが逆水平。あずさが乱入してアシストし吏南がカバー。レディが返すと、吏南は予告してボディースラムの構え。レディが切り返して突進するが、吏南が後方に叩きつける。吏南はレディに卍固めを決めてグラウンドに移行。しかし、八神がカットする。吏南がSTOを決め、レディへダイビングダブルニー。レディがかわしてビッグブーツ、吏南が払い腰、レディがチョークスラム。あずさが八神のドロップキックをかわす。八神もかいくぐってドロップキック。八神とあずさがエルボー、ミドルキックの応酬。10分経過。あずさが蹴り勝ちカバーするが、2カウントどまり。レディがあずさにビッグブーツ、八神がミドルキック、サッカーボールキック、腕十字。吏南とあずさが次々と串刺し攻撃、吏南がダインビングダブルニードロップ、あずさがスープレックス。しかし、レディがカットする。あずさと吏南が合体を試みるがレディと八神が串刺し攻撃、八神があずさにゼロ戦キック。あずさが返すと、八神が腕固め。あずさがエスケープすると、八神がミドルキック、フィニッシュを宣言して投げの構え。リンがカットするがレディがネックブリーカー。レディと八神が合体し、八神が蹴り上げてネックブリーカー。吏南がカットすると、八神はあずさに蹴りを狙う。リング下から吏南が足を引くが、八神があずさを丸め込む。吏南が八神を捕まえ、あずさの蹴りから叩きつける。八神が返して15分経過。あずさがバックドロップの構えも八神が切り返して押さえ込む。レディをかいくぐり吏南がドロップキックで分断。あずさが八神を蹴り上げバックドロップ。八神が返すと、あずさはフィニッシュを宣言して姉超。3カウントが入り、あずさの勝利となった。
あずさ「NEW BLOODタッグ、防衛したぞー! 八神、レディ・C、このベルトを懸けて今日闘ってやったけど、メチャクチャオマエら強かったよ。でも、まだあずさはキャリアも浅くて、ここの所属じゃねえけどテメエらより何倍も上手なんだよ」
八神「吏南、あずさ、今日はタイトルマッチ闘ってくれてありがとうございます。あずさは自分がデビュー2戦目の両国から対角にいて、まだ倒せてねえから、ぜってーオマエのこと倒すから待ってろよ。吏南。どうしても吏南からベルトが取れないのは、メッチャ悔しい。NEW BLOODタッグはもちろん、絶対オマエが、どのベルト取っても絶対私が取りにいくから待ってろよ」
レディ「オマエら知ってるか? 明後日、八神何歳だっけ?」
八神「非公開です」
レディ「非公開。明日、私は30歳の誕生日なんだよ。おい、29歳だ、まだ。オマエらクソガキ知らないかもしれないけど、大人って意外とあきらめ悪いんだよ。必ず防衛しとけよ」
吏南「大人があきらめ悪いのは、17歳の私ももちろん知ってまーす。八神、オマエうれしいこと言ってくれるじゃねえか。私もスターダム、タッグリーグでどんどん結果を残してるけど、オマエがそんなこと言ってくれるんだったら、私はいつでもオマエの壁になってやるよ。そしてレディ・C、オマエだよ。オマエはよお、フューチャーのときも言ったけどよお、もっとできるんだったらいつもやれよ! オマエは自分の才能を無駄にしてんだよ! もっともっと真剣にプロレス向き合え!」
レディ「じゃあ、17歳の吏南さん、こんどシングルでもなんでも、ぜひお手本見せてくださいね」
あずさ「なんかマイクうますぎて締めにくいんですけど…。初めてタイトルマッチ勝ってうれしいけど、吏南に負けず、このベルトしっかり守っていくんで、みなさん応援よろしくお願いします。吏南と一緒にこのベルト盛り上げていくんでよろしく。このベルト懸けて勝ってオマエら負けたから下がってもらいたいところだけど、上がってていいよ。今日参戦したクソババアたち、リングに上がってこい。早くババアども上がってこい。早くしろ。今日初めて締めるけど、しっかり撮っとけよ。若さを信じて明日に輝け、NEW BLOOD WEST2!」
レディ・C&八神蘭奈のコメント
吏南&稲葉あずさのコメント