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2018年8月12日 STARDOM X STARDOM2018

2018年8月12日 STARDOM X STARDOM2018

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STARDOM X STARDOM2018
8月12日(日)後楽園ホール(観衆855人)

◆シングルマッチ 15分1本勝負

ダスト

6分20秒

コードブレーカー→片エビ固め

小野崎玲皇
 

◆次期ゴッデス王座挑戦権争奪ガントレットマッチ 各10分1本勝負勝ち抜き戦

○中野たむ

4分46秒
バイオレット・シューティング→片エビ固め

米山香織

スターライト・キッド

刀羅ナツコ●

(1)○小波&AZM(5分27秒、トライアングルランサー)渋沢四季&羽南●

(2)小波&○AZM(6分24秒、OTR)葉月&夏すみれ●

(3)○刀羅ナツコ&米山香織(3分54秒、フロッグスプラッシュ→片エビ固め)小波&AZM●

 

◆林下詩美デビュー戦 15分1本勝負

ジャングル叫女

15分00秒

時間切れ引き分け

林下詩美
 

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者>

11分33秒
ピーチサンライズ

<挑戦者>

渡辺桃

鹿島沙希

※第12代王者の渡辺桃が4度目の防衛に成功
 

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者>

21分49秒
大江戸コースター→片エビ固め

<挑戦者>

花月

岩谷麻優

※第10代王者の花月が2度目の防衛に成功

◆シングルマッチ 15分1本勝負

ダスト

6分20秒

コードブレーカー→片エビ固め

小野崎玲皇

ルアカの負傷欠場からカードが変更となり小野崎vsダストのシングルマッチに。

 ダストがラフ殺法で先手をとる。ロープに固定するとエプロンから攻撃し、コーナーに追い込む。レフェリーが注意するとダストは激怒。小野崎が反撃の張り手を打つがダストは微動だにしない。小野崎を引き起こしロープに振ると、小野崎がエルボー連打で向かっていく。ダウンさせるとカバーに入るがダストがクリアー。ダストがコーナーから飛ぶと小野崎がかわしてコーナーに振る。串刺しボディーアタックを見舞うがダストが返す。5分経過。小野崎がダイビングボディーアタックも2カウント。再度押え込むがダストが返す。ダストはコーナーに振って突進。小野崎が丸め込もうとするがダストがロープを掴む。強引に丸め込むもダストが返す。ダストが コードブレーカーを決めると小野崎が返せず3カウント。ダストが勝ち名乗りを受けた。小野崎のシングル初勝利はまたしてもお預けに。

 

◆次期ゴッデス王座挑戦権争奪ガントレットマッチ 各10分1本勝負勝ち抜き戦

○中野たむ

4分46秒
バイオレット・シューティング→片エビ固め

米山香織

スターライト・キッド

刀羅ナツコ●

(1)○小波&AZM(5分27秒、トライアングルランサー)渋沢四季&羽南●

(2)小波&○AZM(6分24秒、OTR)葉月&夏すみれ●

(3)○刀羅ナツコ&米山香織(3分54秒、フロッグスプラッシュ→片エビ固め)小波&AZM●

岩谷麻優&鹿島沙希組が保持するゴッデス・オブ・スターダム王座の次期挑戦者を決めるガントレットマッチ。出場チームはクイーンズクエストの小波&AZM組、STARSの中野たむ&スターライト・キッド組、葉月&夏すみれの大江戸隊、JANの米山香織&刀羅ナツコ、さらにカード変更からSTARSからもう1チーム、渋沢四季&羽南組も参加する。試合は5チームによる各10分1本勝負のタッグマッチをおこない、勝敗は通常ルールのほかオーバー・ザ・トップロープも採用。時間切れの場合は両チーム失格で、最後まで勝ち抜いたチームが挑戦権を得る。小波は渡辺桃と7・22大阪でゴッデス王座取りに挑むも失敗、パートナーをAZMに代えて再チャレンジを狙う。中野&キッドは渋沢とのトリオでアーティスト王座に挑んだがベルトには届かず今回が仕切り直し、岩谷&鹿島とのSTARS同門対決を実現させたい。葉月&夏の大江戸隊はユニットへの王座奪回が至上命令。JANからはアーティスト王者の米山&ナツコが登場、一気に2冠を狙う。渋沢四季&羽南のSTARSも急きょ参戦、ラッキーチャンスをものにできるか。

 渋沢&羽南vs小波&AZMからガントレットマッチがスタート。渋沢とAZMが先発に名乗りを挙げる。ロープワークの攻防でAZMがアームホイップ。渋沢が突進をキャッチしOTRを狙う。羽南も加勢するが小波が阻止。QQが渋沢をコーナーに振って次々と串刺し攻撃。小波が渋沢にサッカーボールキック。AZMがラリアットを狙うと渋沢がかわしてネックブリーカー、ドロップキック。羽南が2人をマットに投付けクロスボディー。受け止められると渋沢がドロップキックでまとめて倒す。さらに2人まとめてのフェースクラッシャーへ。羽南とAZMがエルボーの打ち合い。柔道殺法でAZMを追い込み、外道クラッチも披露。AZMが返すと羽南が投げを狙う。AZMが切り返し小波にチェンジ。小波のキックを羽南がキャッチ。小波をマットに叩きつけるが2カウント。小波がキックにいくと羽南がかわして丸め込む。渋沢がドロップキックで援護し羽南が小波を叩きつける。小波が返すとAZMが渋沢を場外へ追いやりドロップキックを羽南へ放つ。小波が飛びついてトライアングルランサー。羽南がギブアップし、渋沢組は脱落に。

 小波&AZMvs葉月&夏。大江戸隊が入場するとQQがOTR狙いで襲いかかる。小波がロープ際の葉月に突進。葉月が止めてスタナーを放つとここでゴング。葉月が小波にボディースラム。片ひざでカバーするが2カウント。葉月は小波をコーナーに追い込んで顔面ウォッシュの餌食にしてみせる。夏が至近距離からラリアット乱打。張り手も見舞うとコーナーに追い込んで葉月に託す。葉月が小波へエルボー連打。小波がロープの反動を利用しミドルキック。ドロップキックも叩き込むとAZMとタッチ。AZMがグラウンドでサブミッション。ブレーンバスターから押え込むが葉月が返す。丸め込みの応酬はどちらも譲らず。AZMが葉月に飛びつくが返される。怒ったAZMがエルボー合戦を仕掛ける。しのいだ葉月がセントーンからフェースロック。葉月はAZMをコーナーへ追い込んで突進。AZMがかわしてエプロンの葉月へハイキック。葉月がスワンダイブ式ミサイルキックでAZMを吹っ飛ばす。大江戸隊がAZMを捕まえ葉月がコードブレーカー。欠場中の山口菜緒が乱入しアックスボンバー炸裂。夏が押え込むが2カウントどまり。夏はAZMを引き起こし抱え上げる。切り返したAZMがドロップキック。夏がムチを振りかざすもAZMがかわしてOTR狙い。AZMと夏がエプロン。夏のエルボーにAZMもやり返す。AZMが葉月にハイキックを見舞いコーナーからフットスタンプ。夏が転落しQQが大江戸隊を失格させた。

小波&AZMvsナツコ&米山。ゴングと同時にJANが奇襲。AZMを捕まえてジャングル!連呼。AZMのクロスボディーをキャッチしJANがOTR狙い。小波がカットし米山に打撃の連打からサブミッション。腕固めを米山が切り返すも小波はスライディングキック。米山がDDT、背後からジャンピングニー。小波がバックキックから延髄斬り。AZMが小波とキックの競演。AZMは小波を飛び越えてフットスタンプ。AZMがハイキック、ブレーンバスター。ナツコがAZMを丸め込むが2カウント。米山が2人まとめてクロスボディー。JANがAZMを挟み撃ちにして米山がダイビングセントーン、ナツコがフロッグスプラッシュ。AZMが返せずナツコが3カウントをゲット、最後の5組目を迎えた。

刀羅ナツコ&米山香織vs中野たむ&スターライト・キッド。勝った方がゴッデス・オブ・スターダム王座への挑戦権を得る決勝戦。ゴングとともにJANが襲いかかるがSTARSがドロップキック。キッドが米山に飛びついてコルバタ。串刺しドロップキックから不知火を狙うがバックドロップを食らう。ナツコがキッドに襲いかかるとエルボーの応酬へ。キッドが飛びつくと丸め込みへ。ナツコが返すとキッドはその場跳びムーンサルト。キッドの突進をナツコがキャッチもキッドはネックスクリュー。中野が入るがナツコの打撃を連続で食らう。中野がロープに追い込みキックの連打。中野が飛びついて腕十字を狙うが米山がカットする。JANがSTARSを挟み撃ちに。しかし突進はかわされる。JANがSTARSを分断し、米山がダイビングセントーン、ナツコがフロッグスプラッシュ。ナツコは中野を引き起こすがキックを食らう。キッドがナツコに不知火、619。中野がジャーマンも米山がカットする。キッドが米山にスイングDDT。中野がナツコにデスティニーハンマー、キッドがムーンサルト、中野がニーをぶち当てる。ナツコが返せず中野が3カウントをゲット。最後の入場を活かした中野&キッド組のタッグ王座チャレンジが決定した。

 

◆林下詩美デビュー戦 15分1本勝負

ジャングル叫女

15分00秒

時間切れ引き分け

林下詩美

テレビのドキュメンタリー番組で人気を博した「痛快!ビッグダディ」。そのビッグダディの三女として話題の練習生・林下詩美(はやしした・うたみ)がこの日、プロレスラーとしてデビュー、ジャングル叫女を相手にプロ初戦に挑む。会見での詩美は「スターダムで一番のパワーファイターを目指す」と宣言。これに異を唱えたのが先輩の叫女だった。19歳の詩美は身長165センチ、体重65キロと現在の女子プロレスラーでは大柄の部類に入り、しかも中学と高校で柔道を経験しており、話題性を抜きにしても将来が楽しみな新人であることは間違いない。叫女相手にどれだけのものを見せられるか。プロレスラー林下詩美の初陣に注目だ。

 叫女が先に入場。詩美は赤いセパレートのコスチュームで登場、コーナーに上がってアピールする。林下ファミリーが花束を贈呈すると家族で記念撮影。詩美から「お願いします」と握手を求めると叫女は静かに応じる。ゴングが鳴るとウタミコール。詩美から手を上げて叫女を誘い手四つの力比べを挑む。腕を取った詩美だが叫女が取り返し絞り上げる。詩美も取り返していくが再び叫女が捻り上げる。詩美がヘッドロックからグラウンドへもっていく。叫女が抜け出し、睨み合い。ロックアップでの力比べで叫女が押し込む。叫女がブレイクするとヘッドロックへ。詩美がロープに振ると叫女がショルダータックルで吹っ飛ばす。叫女がストンピング連打からコーナーへ追い込む。引き起こすとバックにまわってチンロックから髪の毛を掴むとサーフボードストレッチ。詩美が脚を伸ばしてエスケープ。叫女はボディースラムからランニングボディープレス。詩美が立ち上がってエルボー連打も叫女が一蹴。詩美はさらにエルボー連打にいくが一発で倒される。5分経過。ショルダータックルが交錯すること3回。詩美がラリアットをかわしてショルダータックルを3連発。叫女を引き起こす路ボディースラムで叩きつける。カバーを返した叫女に詩美は逆エビ固め。叫女が腕立てをしてロープへ逃れる。詩美がコーナーに振ると串刺しドロップキック。アピールしてもう一度振ろうとするが反対に串刺しボディーアタックからドロップキックを食らう。叫女は低空のラリアット。詩美が返すと、叫女がダイビングボディープレス。これも詩美はクリアーに成功。ならばと叫女は逆エビ固め。詩美がロープに到達。カナディアンをかわした詩美がバックブリーカー狙い。叫女がこらえて阻止するとカナディアンバックブリーカーから横に落とす。詩美が肩を上げて3カウントを入れさせず。詩美はダウン状態。10分経過。叫女が至近距離からラリアット。コーナーに上がるとダイビングボディープレス。詩美がかわして、叫女にエルボー。叫女も打ち返し、エルボーの応酬に。叫女が連打すると詩美もお返し。叫女がブロックしかち上げる。叫女の突進に詩美はカウンターの払い腰を見舞いスリーパーホールド。残り3分。再びマットに叩きつけるとグラウンドでの胴締めスリーパー。叫女がエスケープすると詩美はアルゼンチンバックブリーカーから後方に叩きつける。残り2分。詩美がエルボー連打も叫女がパワースラム、ラリアット。叫女が串刺しで突進、かわした詩美が丸め込む。残り1分で詩美がSTO。押さえ込みの連続で叫女を追い込む。残り30秒。叫女がラリアットを前から後ろから打ち込む。ダイビングボディープレスからハンマースローの構え。詩美がこらえるとここでゴング。時間切れ引き分けが宣告された。その後、ロッシー小川社長から5☆STAR GPへのエントリーが発表された。叫女は詩美に握手を求める。応じた詩美は深々と頭を下げた。

叫女のコメント

「詩美のデビュー戦、まさかのドローということで。正直、新人相手に引き分けるのは私のキャリア的に負けと一緒かなと思うので、その結果は真摯に受け止めて。あと5★STAR GP、同じブロックなので。そこでしっかり叩きつぶしていかないと。ここままだと調子乗られちゃうかなと思うので。悔しいです。次、頑張ります」

林下のコメント

――デビュー戦を終えての気持ちは?

「デビュー戦、小さい頃から中学校から大好きだったプロレスをいま、こうやって今日、後楽園でデビューできて試合で勝ちはできなかったですけど、すごいいまは満足気持ちですね」

――プロレスラーとして初めて試合をした叫女はどうだった?

「叫女選手、闘ってみて、やっぱりスターダムのパワーファイターをやってきてる人なんだなって。闘ってみても体中が痛くて。私は一番のパワーファイターになりたいので、いつか勝って、越えるべき壁だなと思ってます」

――デビュー戦で15分闘えたことについて。

「15分ドロー。ここまで、そうですね、むかしの自分だったら、15分も動きっぱなしで、こんなに痛い技いっぱい食らってって、想像できなかっただろうけど、デビュー戦に向けてたくさん練習もして、勝つために頑張ってきて、勝利はできなかったけど15分しっかり闘い抜いたことは自分を褒めてあげたいです」

――狙いがスターダムで一番のパワーファイターであることに変わりはない?

「そうですね。それはもう変わらず、叫女さんだけじゃなくて、いろんな人にも勝って、スターダムでトップのパワーファイター、トップの選手をめざしたいといまでも思ってます」

――練習でやってきたことを十分に出せた?

「そうですね。パワーファイターの叫女さんをアルゼンチンバックブリーカーとか、私は柔道をしてたので、練習してた柔道技も出せて、やれること全部、出し切れました」

――家族がたくさん来ていたが、家族の前で見せられたことについては。

「家族がいてくれたことで、やっぱり頼もしい、安心できる気持ちになりましたし、カッコいいところを見せられたんじゃないかと思います」

――これからは家族のいないケースの方が多くなるが。

「そうですね。家族がいない会場とかで、やっぱりお客さんとかの私を応援してくれる歓声の声とかが力になるので、今日もいっぱい聞こえてきて紙テープもいっぱい飛ばしていただいて、それが頑張れる力になるので、これからも林下詩美をたくさん応援してほしいと思います。よろしくお願いします」

――5年前にお父さんがプロレスの試合をしたことがあるが、あのときはどういう思い? 見ていた?

「いや、自分は学校とかもあったので(見ていない)。岩手で。私の誕生日の日ですね。(父の試合が)あって、大好きなお父さんが大好きなプロレスをしてくれて、私にとっては最高の誕生日プレゼントでした」

――その出来事はプロレスラーになることに影響を与えた?

「ああ、そうですね。そのときプロレスラーになりたいという思いはあったので、私もしたしたいという気持ちはいっそう強くなりました」

――デビュー前から“ビッグダディの三女”と話題になったが、今後それがさらにセールスポイントになっていくのか、それとも打ち消していくのか?

「今日の試合を見てもらってどうでしたかね? ビッグダディの娘ってだけじゃなく追われたんじゃないかなって。プロレスラーとしてもいい選手だなって思えるような試合ができたんじゃないかなって思うんで、これからはプロレスラーとしての林下詩美でみなさんに知ってもらいたいって思います」

――試合後、シングルリーグ戦5☆STAR GPへのエントリーが発表されたが、どう受け取った?

「あの、そうですね、X(残りひと枠)のことですよね。X、私でいいんですかね? ビックリしましたよ、正直、聞いて。デビューして間もなくっていうか、デビューし終えた直後ですからね。でもそれだけ、小川さんにとって私はエントリーしてもいい、Xとしてもいい、出てもいい選手に見えたってことなのかなって思います」

――自信は?

「今日がまずプロレスで試合をするのが初めてですし、リーグ戦も初ですし、初めて闘う選手しかいないので、不安がいっぱいですけど楽しみで、いまは楽しみでドキドキしてます」

――自分で点数をつけるとしたら、今日は何点くらい?

「そうですね・・・勝てなかった点数10点を引いて90点です。いや、95点(笑)。95点です、ハイ」

――120点でもいいのでは?

「120点、そうですね、勝てなかった20点引いて100点(笑)。デビュー戦の評価ですから、これからもっと120点、150点、200点、出せるようにしていけたらなと思います」

――19年間生きてきて夢の舞台にようやく立てた。(入場時に)幕が開いた瞬間どんな景色が見えた?

「そうですね、お客さんもみんなこっちを見てくれて手拍子してくれて、自分の入場、出てこれて、家族にも花束もらえて、でもやっぱりそれもうれしかったですけど、たくさんみなさんが私のために投げてくれた紙テープがたくさん飛んできて、すごい感動しました、私はプロレスラーになれたんだって、思いました」

――想像通りや想像を超えていたり、いろいろな感情があると思うが。

「まあ、いろんな人に声援を送ってもらえて、私の中ではバッチリ、叫女さんを倒す予定だったんですけど、まあそこは、勝つことはできずだったんですけど、それ以外は想像通り応援してもらえて、頑張れて、いい試合になったんじゃないかと思います」

 

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者>

11分33秒
ピーチサンライズ

<挑戦者>

渡辺桃

鹿島沙希

※第12代王者の渡辺桃が4度目の防衛に成功

7・22大阪、小波とのチームで岩谷麻優&鹿島沙希のゴッデス・オブ・スターダム王座に挑戦したワンダー・オブ・スターダム王者の渡辺桃だが、鹿島に直接ピンフォールを奪われる不覚をとった。タッグタイトル奪取はおろか、丸め込みとはいえ白いベルトの王者が敗北を喫してしまったのだ。この結果から、鹿島はワンダー王座への挑戦を表明、復帰後は初めてのシングル王座挑戦であり、通算でもハイスピード王座以来、シングルのベルトは2度目のチャレンジとなる。鹿島が勝てばシングル初戴冠でとタッグの2冠王。タッグ王者が赤と白も巻くというスターダム始まって以来の快挙に向けて、岩谷にいい形でバトンを渡すことにもなる。それを絶対に阻止したいのが王者の桃だ。今年ほとんどの後楽園大会でメインを張ってきた桃だが、今回は王者にもかかわらず花月vs岩谷の赤いベルト戦にメインを奪われた。それだけに、この試合はメインとの間接勝負にもなるだろう。桃には“メイン奪回”も課せられたテーマとなる。

 鹿島が「お願いします!」と手を差し出すが桃は無視してゴングと同時にドロップキックで突進する。桃は力強いサッカーボールキックを打つと、前後から連打。ダッシュしてもう一発狙うが鹿島が脚を掴んで阻止してみせる。それでも桃はストンピングの連打で鹿島の反撃を許さずロープに追い込む。蹴飛ばしながらコーナーにもっていくと背中にもストンピングの連打、「どうした!」と挑戦者を鼓舞して挑発する。鹿島がエルボーを連打し蹴り脚を掴むとドラゴンスクリュー。ダブルニードロップを放つと右脚をロープにかけてドロップキック。さらに変型足4の字固めの体勢から足首を捻っていく。鹿島がダブルームの構え。桃がかわしてミドルキック、串刺しドロップキックの連打。鹿島が返すと桃とのエルボー合戦に挑む。桃が蹴れば鹿島も蹴り返す。桃がBドライバーの構えにいくと鹿島が丸め込む。桃は蒼魔刀を後ろから前から打ち込む。5分経過。桃がコーナーに上がると鹿島がエルボー連打、張り手から雪崩式フランケンシュタイナーへ。鹿島が桃にエルボー連打、突進すると桃の腕を取ってから足を取るサブミッション。変型の逆片エビ固めを極めるとさらにスピニングトーホールドから足を極めにいく。桃がエスケープすると鹿島はブレーンバスターからダブルアームスープレックスを連発。マイ・エンブレムも決めたが桃がクリアー。鹿島はマットを叩いて悔しがる。ブレーンバスターホールドも桃がクリアー。鹿島のダッシュに桃がハイキック、Bドライバーを決めるが丸め込まれる。丸め消した桃がこの体勢からBドライバー。10分経過。桃がチキンウイングフェースロック。起ち上げるとテキーラの構え。鹿島が切り返して丸め込む。桃が返すと、鹿島が背後へ。切り返した桃がテキーラからピーチサンライズ。これで3カウントが入り、桃の防衛となった。

桃のコメント

――防衛に成功して。

「けっこう脚を攻められたり、脚の関節をやられたりもしたんですけど、ケガ治ってけっこう経つので、効いてはいますけど致命傷ではないなと思ってます。大丈夫だと思うんですけど、なんとか勝ちにはつなげられたので大丈夫です」

――カードが決まってから鹿島には厳しいことも言っていたが、実際にやってみてどうだった?

「実際、もう、自分も前回負けて悔しかったのでホントにボコボコにしにいったんですけど、途中で脚を攻められたところで自分の方がひるんでしまったかなと思います」

――鹿島は、またシングルのベルトを賭けて闘いたい相手?

「ああ、いままでの選手よりは、また闘いたいとは思えなかったですね。自分がもっと叩きのめしたかったです」

――タッグで負けたのは明らかに桃の不覚だった?

「ハイ。ちょっと油断しすぎてたかなと思います」

――今年は後楽園大会のほとんどでシングルのメインを張ってきたが、今回はベルトを賭けた試合でセミファイナル。この位置にいるのはどう?

「やっぱり(花月の)10周年ですし、赤いベルトも持ってる王者ですし、しょうがないなと思うんですけど、いままでメイン張って自分が締めてたので、ちょっと悔しいところはあります」

――その悔しさは5☆STAR GPにぶつける?

「そうですね。メインに出てる岩谷麻優は自分と同じブルースターズなので、そこで一騎打ちして自分の方が価値が高いというのをお客さんに見せたいですね」

――決勝に進めば次の後楽園は自然とメインになる。

「ハイ。とりあえずは決勝に進みたいです」

 

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者>

21分49秒
大江戸コースター→片エビ固め

<挑戦者>

花月

岩谷麻優

※第10代王者の花月が2度目の防衛に成功

デビュー10周年の花月が岩谷麻優を挑戦者に赤いベルト2度目の防衛戦。7・22大阪ではバイパーに大苦戦もベルトを守り抜いた。そして今回は約束の岩谷麻優だ。もともと花月は岩谷を狙ってスターダムに参戦してきており、昨年の後楽園では花月が岩谷のワールド王座にチャレンジ。今回は立場を入れ替えての再戦となる。試合中の負傷により赤いベルトを失った岩谷の狙いはもちろん11カ月ぶりの奪回にあり、4日前にはMarvelous初の後楽園大会に参戦、後輩の彩羽匠と一騎打ちをおこなった。他団体参戦がめずらしい岩谷に、この経験がどのようにタイトルマッチに作用するのか。花月が守れば10周年を飾ると同時に、赤いベルトこそがスターダムの頂点であるという宣言もできるだろう。花月はシングルの祭典5☆STAR GPに王者として臨むことができるのか、それともスターダムのアイコンと言われる岩谷が象徴としてリーグ戦を迎えるのか、見逃せない大一番だ。

 コールされた花月がレッドミストを噴射。岩谷はモニター機器に引っかかった青い紙テープを気にする。岩谷から手を刺し出すと花月がゆっくり応じてゴングが鳴らされる。場内はカゲツコールとマユコールが交錯。ロープワークの攻防で岩谷がドロップキック。花月が場外に追い出すと飛ぶと見せかけてバック宙を披露する。花月は「上がってこいよ」と挑発。花月は村山レフェリーをどけて岩谷に水を噴射。レフェリーにも吹き付けて場外戦にもっていくと岩谷を南側最後方に連行。階段を上がるとそこから落とすことを狙う。宙吊りにするとそこから岩谷を落とす。岩谷は階段落ち。花月は岩谷をリングに戻すとダイビングフットスタンプを投下。さらに串刺しエルボーアタックからブレーンバスター、返した岩谷の腕をロックする。花月はストンピング連打から挑発しての張り手を打っていく。大江戸隊のメンバーはセコンドにつかず、あえてステージ上から見守る。岩谷がダッシュしスリングブレイド、低空ドロップキック。ノーザンライトは花月がクリアー。花月と岩谷は蹴りのかわしあい。花月のハイキックがヒットするが岩谷が向かっていく。花月は容赦なくハイキックを連打。岩谷はカウンターのトラースキック。もう一発打ち込むと、カバーに入るが2カウント。顔面蹴りからカバーするも再び花月が返してみせる。10分経過。岩谷がドラゴンの構え。花月が切りかえすとハイキック、えびす落とし。返した岩谷に花月はアームロック。岩谷がエスケープすると花月は「終わり!」と宣言し大江戸コースター。しかし岩谷がかわしてみせる。場外に出た花月へ岩谷がプランチャスイシーダ。岩谷が花月をリングに戻してミサイルキック。引き起こすとマットに叩きつけて押え込む。花月が返すと、岩谷はコーナーへ。花月も上がって雪崩式狙い。岩谷がこらえてエルボーでたたき落とす。ダイビングフットスタンプを放った岩谷だが3カウントには至らず。岩谷は花月のバックを取りドラゴンの構え。花月が切りかえすと両者のハイキックが交錯。岩谷が先に立ち上がるが、切り返した花月がえびす落としを3連発。15分経過。岩谷がドラゴンで花月を投げつける。両者ダウンからスクッと立ち上がり打撃戦に。花月の突進に岩谷がドドンパ。岩谷が顔面蹴りを放つが花月がクリアー。花月はアームロックを極めるもロープに逃れられる。花月がチョークスラムを狙うが岩谷が切りかえしてドラゴン。花月のミストをかわして岩谷がなげつける。岩谷はダイビングボディープレスも花月がクリアー。ドラゴンも2カウントどまり。20分経過。岩谷がバックを取って二段式狙いも、花月が切りかえして強引にチョークスラム。花月が大江戸コースターを決めると勝負ありと思われたが岩谷が肩を上げる。花月は岩谷に「もらった!」とドラゴン。岩谷が返すとデスバレーボムへ。そしてコーナーから大江戸コースター。岩谷が返せずそのまま3カウント。10周年の花月がアニバーサリーマッチを勝利&防衛で飾った。

花月「後楽園のお前ら元気か? もう一丁、元気か? ワールド・オブ・スターダム、2度目の防衛、成功したぜ! おい、岩谷。花月様の、この記念すべき10周年の相手、引き受けてくれてありがとう」

岩谷が握手に応じようとすると、花月はサッと手を引く。

花月「・・・って言うとでも思ってるのか、バーカ! ざまーみろ!! 岩谷麻優、オマエは所詮そんなもんだ。残念だったな。オマエの覚悟よりも、花月様の覚悟のほうが上回ってたってことだな。なあオマエら、そう思うだろ? おい、岩谷麻優、あとそこらへんにいる、クソザコども。花月様はな、スターダム所属になって歴が浅いんだよ。浅いにもかかわらずスターダムのトップに立っているんだよ。悔しくねーのか? そうだろ? 睨んでばかりよ、いつもいつも。来週から5☆STAR、あるよな? 悔しかったらそこでのしあがってこいよ。オマエら。岩谷麻優、オマエとはブロックが違うよな。来月の後楽園、決勝。オマエ、そっちのブロック上がってこいよ。花月様もこっちのブロック上がっていくから。そこでまたやればいいんじゃないの? オマエが悔しかったなら」

岩谷「今日、ケガしてやっと1年が経って、今日こそその赤いベルトを取り返そうと本気で、本気で思っていました。だから悔しいです! でも、まだまだまだまだ、チャンスが終わったわけじゃない。5☆STAR GP優勝して、もう1回、5☆STARの決勝じゃなくて、自分が優勝してまた赤いベルト、指名させてください。指名じゃないか。挑戦させてください。間違えた(苦笑)。でも本当に、本当に今日たくさんの人が応援してくれたのに、ベルト取り返せなくてすみませんでした。でも、当たり前だけど、当たり前だけど全力、全力尽くして、全力出して…でも」

桃が登場。

桃「話が長いんですけど。私、白いベルト4度目の防衛、成功しました。来週からはじまる5☆STAR GP、花月、そして岩谷麻優、5☆STAR GP優勝するのは白いベルトの王者、この渡辺桃です」

葉月「おい桃太郎。9月9日、新木場で当たるよね。それまでにこのお腹、どうにかして来いよ。桃太郎に勝って優勝宣言でもしよっかなー」

叫女「おーい、お忘れじゃないでしょうかー? 大予言者が言ってます。今年はジャングル叫女の年になるでしょうってね!(花月は)一緒のブロックでしたね。楽しみにしてます」

花月「・・・・・・。えーっと、どうするんだ? まあいいや。今日は花月様の10周年だ。まあ、いいよ。今日はよ、大事なこと一つ忘れてない? 大江戸隊と言えば? 惜しいな、花もそうなんだけどな。アレを見せてないよな、今日。アレ見てないよね。やってもいいですか? じゃあ、締める前にお前らザコたち、下で待っとけ」

大江戸隊が欠場中の山口も交え、全員でダンスを披露。

花月「最高に気分がいいぜ! よーし、締めるぞ。オマエらザコたち全員上がれ! おい上がれよ、上がれよ! 時間がねーんだよ。上がれ、上がれ。っていうことで、今日は花月様が締めてもいいですかって言いたいところなんだけど、そんな大人気ないことしないよ。今日デビューした、新人らしくない新人・林下詩美、オマエが締めてみろよ」

林下「ありがとうございます。本日8月12日、この後楽園でプロレスラーとして林下詩美が誕生しました。これからもスターダムのトップを目指して頑張っていくんで、みなさんよろしくお願いします。じゃあ私が締めさせてもらいます。いまを信じて、明日に輝け、We Are STARDOM!」

花月のコメント

「ワールド・オブ・スターダム、2度目の防衛成功しましたよ。そして、花月様の記念すべき10周年、しっかり勝利を収めましたよ。リング上で言った通り、岩谷の覚悟よりも花月様の覚悟の方が上回ってた、それだけじゃないの? 正々堂々とアイツが言うように やりましたけど、文句ナシの勝利じゃないですか。10周年、いい締めくくりができたんじゃないかと思っているので、11年目、しっかり私がまだまだトップでやっていきたいと思います。きょう言った通り、いつもいつもリングサイドでニラんでるやつらも、いい加減突っかかってきたらどうなんじゃないかなと思ってるんで。それに伴っていい感じに来週から5★STARがあるんでね、どの選手が気合を入れて臨んでくるか、楽しみにしてようかなと思います。理想を言えばうちの葉月さんが上がってくればいいかなと思いますけど、そこらへんは自分次第じゃないの」

――5★STARではデビューした詩美と対戦するが?

「あれ、Xは?」

――詩美。

「そうなんだ。そんな感じはうすうすしてたかなっていうところだけど。デビュー戦見たけど、新人らしくない新人じゃないの。まあ、ただ相手がジャングル叫女だけで、その上はまだまだいるし、これから先じゃない? まあ、強かったら速攻、大江戸隊に入れてやってもいいかなと思ってるけど、そこはお楽しみということで、楽しませてもらいます」

 

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