ゴング前にHANAKOが突進、串刺しボディーアタックを連発してラリアット。鈴季が返すが、HANAKOは3連続でカバーする。しのいだ鈴季をHANAKOがリング下に追い、客席に投げつける。2度目は鈴季がかわして、反対に投げつけてみせる。鈴季が戻り、18カウントでHANAKOも生還。鈴季はHANAKOの顔面を踏みつけ、蹴り上げる。さらにサッカーボールキックを見舞い、「どうしたんだよ」と挑発。「終わりかよ」と再度挑発して串刺しエルボーアタック、串刺しニーアタック。HANAKOが返すも、「勢いなくなったんか?」と鈴季が挑発。HANAKOが鈴季を止めてバックフリップ、ニードロップ、アルゼンチン狙い。切り返した鈴季の突進を止めて、HANAKOが白鷺。鈴季がエスケープすると、HANAKOの突進を読んでニー。HANAKOがやり返すと、鈴季のスピアを止めてブレーンバスター。鈴季が返すと、エルボーの打ち合いに。鈴季が間をおいてエルボー連打、HANAKOがやり返して張り手。鈴季も張って、HANAKOが倒れる。鈴季が起こしてヘッドバット。両者ダウン状態から立ち上がり、HANAKOがビッグブーツ、鈴季がジャーマン、バズソー。HANAKOがかわすが、鈴季がテキーラショット。HANAKOが返すと、鈴季はコーナーへ。HANAKOが追いつき、パワーボム。鈴季が返すと、HANAKOはアルゼンチン。もつれて鈴季がエプロン、HANAKOの突進にロープを引いて転落させる。場外戦で鈴季がイスを手にするが、制したレフェリーを跳ね除ける。HANAKOは戻ろうとする鈴季を止めて担ぎ上げる。そのまま南側客席に連行。10分経過。HANAKOがブレーンバスター狙い、鈴季がかわしてハイキック。2人はロビーへもつれ込んで乱闘。鈴季がハイキック、HANAKOが止めるが、もう一度鈴季が蹴り上げ、リングに駆け込む。しかし鈴季はギリギリで戻れず、両者リングアウトの引き分けとなった。
「あーーー、しんどーーーい。絶対、ちょっと待ってくれよ、絶対入ってたやん。20でしょ、カウント。入ってたって! えっ? ちょっとさ、最初の方でさ、場外でちょっとバーブにさ、アッチ行っとけってやっちゃったからさ。ちょっとはさ、いやもう、なんかちょっとはさー、優しくしてよぉ! いや絶対入ってたって、あー、怖い怖い。HANAKO、怖い怖い。あんなことしてくるとは思わなかった~。ちょっと舐めてたわ。あー、さいあく~」
「公式戦3試合目、鈴季すず…。私は絶対に勝ちたかった。すずさんとはじめて闘ったのは大学生のとき、あのときからほぼ同じ時期にスターダム入って来て、でもいつかは絶対にぶっ倒したい相手。今日はなんとしてでも勝ちたかった。でも、ドロー…。ドローで…。次、闘うときは絶対に鈴季すずをぶっ倒して、ブン投げて、私がキッチリ、アンタからスリーとってやるわ。覚えとけよ!」