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NACHRICHT
2026/07/17
コラム

スターライト・キッド 5★STARのテーマは〝赤〟「赤く燃え上がる虎が両国のメインに立つ!」

〝夜空に踊るスカイタイガー〟スターライト・キッドが、〝赤い虎〟の降臨を予告した。真夏のシングルリーグ戦「Sammy presents STARDOM 5★STAR GP 2026」は7月18日(土)、EBARA WAVEアリーナおおた(大田区総合体育館)で開幕する。7年連続7度目の出場となるキッドが狙うのは――。

エントリーしたBLUE STARS-Bはそうそうたる顔ぶれが並んだ。ワンダー王者の羽南、ハイスピード王者・水森由菜、アーティスト王者の壮麗亜美、そして昨年大会覇者の渡辺桃にコグマ、上谷沙弥、予選枠を勝ち抜いた古沢稀杏。まさに〝死のブロック〟といっても過言ではない。

キッド 感覚的には全員シングルしたことがある人たちなんで、ちょっと新鮮味はないかなってところもあるんですけど、逆にやり慣れてますからね。お互いにわかっているところもあるんで読み合いになるだろうし、前回シングルをやったときからレベルも上がっているから、今シングルをしたら何が生まれるのかという楽しみはありますね。

ワンダー・オブ・スターダム王者として臨んだ昨年大会、RED STARS-Bで3勝2分け2敗だったキッドは決勝トーナメント進出もかなわず敗退。過去6回の5★STARでは優勝決定戦の舞台に立ったことがない。春の祭典「シンデレラ・トーナメント」でもこれまで結果を残せておらず、シングル大会は鬼門となっている。

キッド 昨年はふがいないというか悔しさだけが残った。うん。初戦で落とし、ベスト 12にも上がれなくて。笑っちゃいけないけど、何も賞も取れずで。内容には納得がいってる部分もあるけど、結果としては全然ダメだったんで。だから、そこの称号も欲しい。5★STARってベルトを取るより優勝するのが難しいのかもしれない。あの渡辺桃でさえ、あれだけ時間かかって去年初優勝ですよ。確かに去年とは違って誰でも出られる5★STARではなくなっている。だからここで優勝できれば、スターダムで一番輝けるんじゃないかなと。そして私の目標とするべきところへもグッと近づくんじゃないかなと思ってます。

2026年は2月に当時のワールド王者・上谷に挑戦するも敗北。6月には王者テクラとのAEW女子世界王座戦で敗れ、ベルトには届かなかった。無冠で臨むことになった今年の5★STARだが、昨年以上の自信と気迫がみなぎっている。

キッド 新たな挑戦もしていることで、私も経験値が上がってるし、逆に無冠だからこそ、ここで爆発するし、しなきゃいけない。やっぱり赤(ワールド王座)への気持ちが高まってますね。2月に挑戦した時は、赤っていうよりかは上谷への執念の挑戦だったわけですよ。2月は負けてしまったけど、なんかそこでつかんだものがあったというか、うん。やっぱりスターダムの中心、女子プロレス界の顔になりたいっていうのはもちろん思ったし、私が赤いベルトを持つイコール、スターダムの顔になることで、スターダムも上がって、お客さんも全員が喜ぶ。うん。なんか両方が上がるというか、そういうのがなんか理想だなって思ったんですよね。

©AEW

その思いを強くしたのが、テクラとのAEW女子世界王座戦だった。

キッド 外国人選手って日本人選手より全然大きいじゃないですか。その中でも私とさほど体格が変わらないテクラがトップにいるわけですよ。スターダムにいた時のテクラとは全く違うし、悪いことはめちゃくちゃしてきて腹立つけど、なんかそこに関してはすごいリスペクトを持てるなって思ったんですよね。私が本来目指すべき場所だなって。

公式戦初戦は7月28日後楽園大会。いきなり上谷と激突する。振り返れば、4年前にも同じようなシチュエーションがあった。

キッド 会社はわかってますよね。4年前(22年7月9日立川大会で)は上谷の白(ワンダー王座)に挑戦して負けて、大泣きしたんですよ。その後、すぐに5★STARが始まったんですけど、その時の初戦(7月31日大田区大会)も上谷だったんです。あのときは私が勝ったけど、今回も私が勝つ。負けない。赤いベルト戦を経て、絶対的このカードがお客さんの中でも注目を浴びてると思うんですよね。期待値が高まってるというか。今年は初戦で落としたくないですね。いい意味で 4年前の再現を狙うのは当然ですよ。上谷は2月のあの試合の後、「もう一回やらせろ」と言っていた。それは赤いベルトを懸けてという意味だと思っているので、それ(上谷の言葉)が赤いベルトを取りたい理由の一つでもあるんです。

他のブロックにも気になる相手がいる。その一人が、BLUE STARS-Aにエントリーした現ワールド王者・鈴季すずだ。

キッド 決勝トーナメントに行けば、戦う可能性があるってことですよね。つまりそこにもチャンスが転がっているといえば転がっている。(RED STARS-Bの)山下りなさんとかも気になりますね。全然当たったことがないので。それで言えば(RED STARS-Aの)青木いつ希さんもそう。あと(BLUE STARS-Aから)ジュリア・ハートの参戦が決まりましたけど、私的にはテクラとやらせろという感じなんですよね。まあジュリア・ハートは勝ち上がれば当たる可能性がある。そこで当たれば、またテクラが私に目を向けてくるかもしれない。

8月23日に行われる優勝決定戦の舞台は東京・両国国技館。5★STARでは初進出となる。

キッド 両国は(24年12月29日に)私がワンダーのベルトを巻いた特別な場所でもあるんですよ。去年の年末の両国は復帰戦で第1試合だったんですけど、その日に赤に挑戦表明した。白(ワンダー王座)の時はセミでしたが、今回はメインに立ちたいです。優勝決定戦に残ればメインになりますからね。

「赤いベルト」というテーマを定めた今大会、キッドは真っ赤な炎を燃え上がらせている。

キッド 初めてじゃないですかね。5★STARの時に赤っていう明確なテーマを持ったのは。今まで赤って言ったことないですし。グランドスラムはもちろんね、自分のためにしたいっていうのはあるんですけど。それができればスターダーの中でも一つの話題になると思うし、やっぱスターダム全体を見られる立場になってきてはいると思うので。女子プロレス界全体を見たい、自分がトップに立ってみたい気持ちも出てきてますね。今年の5★STARは優勝一択。赤く燃え上がる虎が両国のメインに立ちますので、お楽しみに!