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2026/03/24
コラム

さくらあや 八神蘭奈とのフューチャー王座戦へ複雑な心境告白「1日だけのチャンピオンだとしても歴史に名を刻むことができる」

珍記録樹立となるか。〝ハイキックエンジェル〟さくらあやが、ラストチャンスに燃えている。3月25日の「NEW BLOOD 30」(東京・新木場1stRING)では、フューチャー・オブ・スターダム王者の八神蘭奈に挑戦。3・15横浜大会でHANAKOを破った八神に指名され、今回のタイトル戦が決まった。

同王座の規定は「デビュー3年以内、もしくは20歳未満」と定められており、2023年3月25日にデビューしたさくらは、最後の戴冠チャンス。ただし、意中の相手は前王者だったという。

「思い描いていたのは3・25同じ日にデビューしたHANAKOと2人でフューチャーを懸けてメインイベントを務めたかった。HANAKOが最後の日まで持ってるなんて保証はなかったけど、私たちが誕生したNEW BLOODで、2人でデビュー記念日にメインイベントに立ちたかった」と明かす。

デビュー3年の期限が迫りながらも、ギリギリまで挑戦に名乗りを上げなかった理由はそのためだという。もし3月25日時点の王者がHANAKOではなかった場合、当日は玖麗さやかと保持するNEW BLOODタッグ王座戦をやろうという思いもあったが、新王者の熱意に打たれた。

「せっかく蘭奈が指名してくれた。最後のチャンス、そして蘭奈と初めてのシングル。2人とも空手のバックボーンがあって、身長も体格も似ていて、蹴りと関節を主に使う。戦い方が似ているからこそ、他の同期とは違う意味でも一番ライバル視している存在。初めてのベルトを守りたい蘭奈、最後のチャンスを何が何でもものにしたいさくら、どちらの思いが強いのかが勝敗を左右すると思います」と表情を引き締めた。

フューチャーへの挑戦は、今回が3回目。もちろん、同王座への思いは強い。「〝スターダムでの結果〟にこだわりたい。NEW BLOODタッグ、タッグリーグ優勝という結果は2つともタッグとして得たもの。まだスターダムで、1人で何もつかめていない。私はケガでルーキー・オブ・スターダムに出られなかったことをいまだに悔やんでいる。新人王に出られなかった私はフューチャーを取らないと、シングルでは何も残せず若手時代を終えてしまう。それにプロレスに出合ってから初めて〝取りたい〟と思ったベルト、目標。フューチャーを取らないと、自分のプロレス人生に納得ができない」を訴える。

王座奪取に成功した暁には、即返上を余儀なくされる。翌日には戴冠資格を失うためだ。在位1日での返上となれば、同王座の「最短戴冠記録」樹立となる。さくらは「最短戴冠記録?そうですね。でも、本当はこんな形で歴史に残したくなかったです。自分がチャンピオンになって、HANAKO、蘭奈、玖麗、梨杏、纏、アキラ、ゆりあ、あんね、稀杏、エマ、全員と防衛戦をやりたかった。センダイガールズワールドジュニアベルトを持っていたときに、防衛戦が組まれないという悔しさを経験しているので、フューチャーを持ったらもっといろいろな選手と高頻度で防衛戦をやりたいという野望を持っていた。それが現実的にかなわないのは悔しい」と唇をかみ締める。

それでも気持ちを切り替えると、「でも1日だけのチャンピオンだとしても、フューチャーの歴史に名を刻むことができるので、うれしいです。フューチャーチャンピオンになって、プロレスを選んでよかったねと、1年目のケガで絶望していた自分に伝えたい。そしてフューチャーでかなわなかった同世代全員と防衛戦をやるという野望は、次につなげます」。

NEW BLOODブランド30回目の記念大会で、新たな歴史が誕生するのかーー。