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MATCH REPORTS
2025.11.03

STARDOM CRIMSON NIGHTMARE 2025

High Speed ​​Championship Match

VS

Challenger

10 minutes 58 seconds

星来芽依:チェックメイト

※星来芽依が9度目の防衛に成功

MATCH REPORT

星来芽依がハイスピード王座9度目の防衛戦の相手に指名したのは、前政権時代に15分で引き分けた葉月だった。ハイスピード王座戦のルールを10分3本勝負から15分1本勝負に戻し、「あのときの決着をつけたい」とする星来と、メキシコ遠征から帰国したばかりでスパーク女子&CMLL日本女子のシングル2冠の葉月。両者ともこんどこそ決着をつけたいハイスピード戦。星来が勝てば二桁防衛に王手がかかり、葉月がダッシュすれば3冠王となる。
ロックアップから葉月が倒して丸め込み、星来が首を取りグラウンドでやり合う。葉月がロープワークから飛びついて星来を場外に送り出す。フェイントをかけて葉月がポーズ。星来がリングに戻り葉月が蹴りを入れてからドロップキック。葉月は片足でカバー。星来が返すと葉月が顔面を蹴飛ばしていく。葉月がチョップを打ち込みコーナーへ串刺しエルボー連打、セントーン。星来が返すと、葉月が踏みつけてセントーン。葉月が首、脚を取ってサブミッション。星来がエスケープすると、葉月はロープに追い込み顔面ウォッシュ。しかし星来がドロップキックで場外に送り出し、プランチャで舞う。星来が葉月を戻してセカンドからミサイルキック、ラリアットを葉月がかわすが星来がブレーンバスター。葉月が返すと、5分経過。エルボーの応酬から葉月の突進を呼んで星来がラリアット、葉月がエルボー、セカンドに飛んでコルバタ、ビッグブーツ。リング下に落ちた星来に葉月はトペを見舞う。さらにコーナーからミサイルキックで星来を吹っ飛ばす。星来が返すと、葉月が串刺しエルボー、ブレーンバスター。セカンドからダイビングダブルニードロップ。星来が返すと葉月はトップへ。星来が下から張り手、フィニッシュ狙いで雪崩式フランケン。葉月がすぐに立ち上がり二段蹴り、星来がドロップキック、丸め込みの応酬から葉月が飛びつく。星来がかわしてジャーマン。星来はコーナーに上がるが葉月が落としてカバー。星来が返すと、葉月がダイビングセントーン。星来がなんとか返し、ブレーンバスター狙いを切り返してチェックメイト。10分経過、返した葉月に星来がさよなら✌狙い。葉月がリバースで叩きつけて押さえ込む。星来が返すと二段蹴りをかわしてパワーボム。フィニッシュを宣言してチェックメイトを決めると3カウントが入った。
星来「葉月狩り成功したぞ! 葉月さん(涙)…今回、芽依のこの試合を受けてくれてありがとうございました。芽依、このベルト持ってからたくさんいろんなこと挑戦してきたけど、結果失敗することが多くて…失敗してきたけど、今日、今ここからまたハイスピードの歴史を変えれるように努力します」
葉月「芽依ちゃん、アナタは天才だよ! 強いよ! だからもっと自分の意見を表に出して、ファンの人の支持が…そんなのどうでもいいよ。リング上で闘ってるの、芽依ちゃんでしょ? アナタがチャンピオンなんだから、もっと自分の意志を大事に、自分の気持ちを大事に闘って。いっつもウチとの試合後、泣いているじゃん(笑)。泣きたいのはウチだよー、ベルト取れなかったんだから。今日は芽依ちゃんが防衛したけどさ、ウチはもっともっと芽依ちゃんと闘いたい。だから、このハイスピードのベルトじゃなくて、ウチの持っている、この芽依ちゃんが取れなかったCMLL(日本女子)のベルトを懸けてシングルマッチしようよ」
葉月と星来が握手。
葉月「決まり? オッケー? じゃあ芽依ちゃんもオッケーということで、また場所は改めて、会社に発表してもらうなりしましょうか。とりあえず、芽依ちゃん防衛したんだから、一人でキッチリ、カッコよく締めてね」
星来「今日、本当に試合前、緊張してて、もういま、ちょっと安心しました。本当に自分は不器用で、すぐ結果を出すということがあまりできないんですけど、ちゃんと自分のペースで、芽依のハイスピードで、このベルトの価値上げていくんで、みなさんついてきてください。ありがとうございました」

 

 

葉月のコメント
「(メキシコから)帰国一発目の試合がタイトルマッチ、楽しかったよ。芽依ちゃん、強いし天才だし、やっぱり葉月はメキシコでいろいろ学んできたけど、それも超えようと必死に勉強したんだろうなっていう気持ちが闘いの中で伝わって楽しかったあ…けど悔しい。初の3冠、ここにハイスピードのベルトを巻いて、かっこよくリング上で立っていたかったんですけど、無理でした。まあただ、リング上でも言った通り芽衣ちゃんとはまだまだ私は闘いたいです。今回はハイスピードっていう形だったけど、次はこのCMLL(日本女子)のベルトを懸けてハイスピードとは違う闘いを芽衣ちゃんと見せたうえできっちり私が防衛して2冠チャンピオンのままでいたいと思います。まあ、芽依ちゃん。不器用なのかもしれないけど、もっと自分に自信をもって。アナタはホントに天才だから。これからも芽衣ちゃんのハイスピードロード期待していきたいと思います」

星来のコメント
星来「葉月狩り成功しました。ファンの人とかリング上では話してないけど、葉月さんにはすごく感謝していることがいっぱいあるし、あこがれ、超えなきゃいけないとずっと思ってたんですけど、今日葉月さんを超えるということが、すごく近づいたんじゃないかなって思います。いろいろ失敗して挑戦して失敗することもありましたけど、今日すごい自信がつきました。芽依のプロレスで、このベルトの価値をもっと上げていきたいと思います。葉月さん終わった。次は、ゆなもんか。ゆなもんだ」
水森が入ってくる。
水森「芽依」
星来「来た」
水森「防衛おめでとう」
星来「ありがとう」
水森「もう言わなくてもわかるよね。やろう」
星来「やろう。帰ります。身体がボロボロ…」