
5月23日(土)の「STARDOM QUEENS DYNASTY 2026~天下布武~」(愛知・豊田合成記念体育館)で行われたワンダー・オブ・スターダム選手権は、王者の羽南がビー・プレストリーを退け初防衛に成功した。
因縁の一騎打ちだった。4・26横浜アリーナ大会で小波を撃破し白王座を初戴冠した羽南だが、試合後にビーが造反。羽南が新リーダーに就任したSTARSを離れ、H.A.T.E.入りを果たした。

タイトル戦を通じてビーの〝改心〟をもくろむ王者は、赤を基調した新コスチュームで登場。だが、いきなりビーに装飾品をはがされ、サポーターが巻かれた左腕がむき出しに。ここから執拗な左腕攻めに遭った。
しかも決死のプランチャをよけられると、鉄柱に左腕から激突させられる。すっかり黒に染まった挑戦者が攻め続ける一方的な展開が続いた。

それでも8分過ぎ、今度はしっかりプランチャを成功させ、猛攻を耐え抜きながらも14分過ぎにはブロックバスターホールドが決まる。

ところがレフェリーと衝突させられ無法地帯をつくられると、ビーは白ベルトを羽南に持たせ、あたかも殴られたかのように悶絶の演技。さらにレフェリーの目を盗んだビーからパイプイス攻撃をくらい、再びピンチを迎えた。
だが、2発目のクイーンズ・ランディングをリバース式のウラカン・ラナで切り返すと、岩石落とし2発を発射。延髄斬りからリストクラッチ式バックドロップホールドで大逆転の3カウントを奪った。

試合後、マイクを握った羽南は「ビー、『一緒に帰ろう』と言おうと思ったけどさ、クソポジティブな羽南でもわかるくらい真っ黒に染まっちゃったんだね。ユーアーブラック。ビーとSTARSで過ごした時間はかけがえのない時間になったよ。あたなとの時間は忘れないからね」と手を差し出した。
だが、ビーはそれには応じず、鋭い一瞥をくらわしH.A.T.E.のセコンド陣とリングを後にした。

さらに羽南は「STARSはリングで戦えるのは2人だけだからさ。STARSリーダーとして戦いたい人がいます」と飯田沙耶を呼び込んだ。
「飯田ちゃんとやっぱ戦わないといけないと思っている」と次期挑戦者に指名。飯田も応じ、6月20日の東京・国立代々木競技場第二体育館大会でのV2戦が確実になった。
【羽南の話】ビーのまっすぐなところが今日はすごく伝わった。また何回でもこのベルトを懸けて試合をしたいと思います。そして次の防衛戦は飯田ちゃんになりました。今リングで戦えるSTARSは2人しかいない今、私はリーダーとして飯田ちゃんと戦いたいんです。思い切りぶつかりあってSTARSの良さを世界に広めていきたいと思います。

