小波&吏南&フキゲンです★組とHANAKO&月山和香&梨杏組がアーティスト・オブ・スターダム王座を懸けて激突。11・30浜松で月山和香&梨杏組が小波&吏南組に勝利、月山が吏南を秒殺したことでアーティスト王座挑戦が認められ、今回のタイトルマッチが決定した。浜松では今大会での復帰を宣言した舞華から檄を飛ばされており、E neXus V復活祭となるか注目される。もちろん、王者のH.A.T.E.としては返り討ちを目論んでいることだろう。はたして、アーティスト王座の行方は?
「いくぞ!」と月山が号令をかけて突進、H.A.T.E.を場外に出して月山と梨杏がプランチャで飛ぶ。HANAKOが吏南をリングに戻し、トリオで攻撃。HANAKOが月山をヒップドロップで落とし、梨杏がその場跳びボディープレス。梨杏が走るとセコンドのナツコが足を引き、場外戦へ。吏南が梨杏をリングに入れてヘアーホイップ、顔面を踏みつける。小波とフキゲンも梨杏の顔面を踏みつけていく。梨杏のエルボー連打を小波が受けて立つ。小波は梨杏にサッカーボールキック、片足でカバー。フキゲンが梨杏の鼻をつまんで攻撃。コーナーに追い込まれた梨杏が、いつもより早いタイミングでフキゲンにドロップキック。HANAKOが次々とショルダータックル、フキゲンにアルゼンチンバックブリーカー。吏南がカットするが、HANAKOがまとめて串刺しボディーアタック、まとめてドロップキック。フキゲンのサミングをHANAKOが阻止してエルボー。HANAKOの突進をフキゲンがかわして吏南と連係攻撃、小波がスライディングキック。小波はHANAKOに飛びつき腕十字。HANAKOがリフトアップしてブレーンバスターへ。小波が起き上がりバックキック、HANAKOがカウンターでビッグブーツ。小波がHANAKOにスリーパー、バックを取るとフキゲンもその後ろへ。HANAKOが切り返すがフキゲンと小波でキック、ダブルでジャーマンを決める。小波はPKも、2カウント。HANAKOが小波を持ち上げてバックドロップ。小波はカウンターでハイキック、HANAKOがショルダータックル。月山が控えの吏南を落としてから小波に串刺しヒップアタック、ドロップキック。小波がヒップアタックをかわして臀部にミドルキック、PK。吏南が月山にビッグブーツ、ドロップキック。月山が返して10分経過。吏南のビッグブーツを月山がキャッチし、突進を丸め込む。月山は丸め込みの連続で吏南を追い込む。月山の突進を小波が妨害して吏南が丸め込み。梨杏が吏南にドロップキック連打。ボディースラム狙いを吏南がこらえる。しかし、梨杏がボディースラム成功。吏南が返すと、梨杏が串刺しで突進。吏南がかわしてH.A.T.E.が串刺し攻撃の連続。吏南がダイビングダブルニードロップ。梨杏が返すと、吏南が卍固めでグラウンドへ。さらにアームブリーカーからコーナーへ。HANAKOと月山が止めると、吏南がコーナーから「来いよ」と挑発。梨杏はコーナーから雪崩式ネックブリーカー。フィッシャーマンも決めるが、カットされる。
梨杏が飛びつくが、吏南が切り返して払い腰、H.A.T.E.が連続攻撃、吏南がハイドレンジア。しかし、月山がカットして15分経過。吏南がノーザンライトも、梨杏が返す。吏南はダイビングダブルニードロップを決めるが、なんとか梨杏の肩が上がる。吏南が引き起こしてピンクデビルの構えからジャックナイフ、梨杏が反転。吏南が返すとピンクデビル。しかし、HANAKOと月山がカット。大の字の梨杏を引き起こした吏南だが、梨杏が丸め込む。梨杏がフェースクラッシャー、月山とHANAKOが合体、そして梨杏がねらいすまして飛びつきハナグルマ。しかし、吏南が返してみせる。小波がミサイルキックも梨杏がかわして誤爆。HANAKOがラリアットでフキゲンと小波を場外へ。梨杏が飛び乗りハナグルマ、しかしギリギリで返される。梨杏が吏南にフィッシャーマン狙い。20分経過、吏南がビッグブーツ。トリオで合体フェースクラッシャー。梨杏が返すと、吏南は「終わりだ!」とハイドレンジア。しかし、HANAKOがカット。吏南が梨杏にハイドレンジア。梨杏がギブアップし、吏南の勝利となった。
吏南「アーティスト、2度目の防衛成功したぞ! 久しぶりの防衛戦にはなっちゃったけど、アーティストのベルトおもしろいって、今日みんなまた再確認できたんでしょう? E neXus V、梨杏、正直ここまで手こずると思ってなかったわ。何回やってもH.A.T.E.の絆はオマエらに負けるわけないし、オマエみたいなクソガキに私は負けるわけないし。何回でもまた挑戦しにきてください、舞華に怒られないようにねえ~」
梨杏「後輩に負けて、悔しい思いたくさんしました。でも、私は、私のやり方で進んでいきます。だから私は、ベルトを巻くことをあきらめてないです。吏南さん、またベルトを奪いにいきます」
吏南「オマエらしいマイクだ。負けたヤツはとっとと帰れ。帰れよ。まだまだこのアーティストのベルトは私たちがもう一回、責任もって盛り上げていくからオマエら楽しみにしとけ、以上!」
小波組のコメント
吏南「アーティスト、久しぶりの防衛戦にはなっちゃったけど、まあでも2度目の防衛成功ということで、正直、私はE neXus Vじたいも梨杏じたいもそんなに期待はしていなかったんだけど、いい意味でこうやって期待をはずすような闘いをしてくれて、楽しかったかなって思うんですけど、またそうやっていつも通り黙り込んでたらまた舞華にも怒られちゃうかもしれないし、いつでも私たちはアーティストのベルト挑戦待ってるんで、またこれからたくさん盛り上げていきます」
フキゲン「デース」
小波「あのさあ、梨杏の棒読みマイク、楽しみにしてたんだけどなあ、なんかアイツらしくなく感情こもってて、ちょっとがっかりしたよ。だけどそれもこの優秀な私の妹が、アイツの感情を引き出したってことなのかな。感謝しろよ」
吏南「感謝しろ」
フキゲン「デース」
HANAKO組のコメント
梨杏「悔しいです。次はがんばります。というコメントが毎回同じって言われて。それはけっこう自分でも自覚してて、だけど、やっぱり私は、勝ちたいし、強くなりたいと思ってるんで、私はベルトを取るまで、そして勝ち続けるので、私は言い続けます。私はホントに強くなりたいです」
HANAKO「梨杏はよく強くなりたいって言うけど、強くなるって簡単なことじゃないから、舞華もジーナも帰ってきて、もっともっとE neXus Vは上をめざさなあかんねん。そのためには、梨杏が個人でもっと強くならないとあかんと思う。私は、梨杏の強さ、もっと引き出したいって思う。梨杏がマイクでベルトあきらめへんって言ってたけど、もちろんあきらめてへんわ。このフューチャー懸けて私と闘わへんか?」
梨杏「闘いたいです。私はフューチャーのベルトを取るって目標にしてるんで、ぜひお願いします」
HANAKO「やろう、フューチャー。全力でぶつかりにこい」

