JPN
スターライト・キッドの白いベルトに小波が再び挑戦。小波はワンダー王座６度目の挑戦で初戴冠を狙う。一方のキッドが狙うは当然小波を返り討ちにすること。ここで勝てば今年いっぱい防衛し続けることが見えてくるだけに、絶対に負けられない闘いだ。
小波が腕を取りにいき、バックの取り合い。小波がロープに振るとキッドが側転でフェイントをかけるが小波がワキ固め。キッドが抜けてヒザへのドロップキック。キッドがマウントを取りエルボー連打。小波がキッドをかいくぐりワキ固め。キッドがエスケープすると、小波がマウントエルボー連打でお返し。場外に投げ捨てると、H.A.T.E.のセコンドが襲いかかる。小波はキッドの左腕を鉄柱に打ち付けてイスで殴打、左腕を鉄柱に絡めて締め付ける。リングに戻ると。左腕を取ってトップロープにアームブリーカー、腕固め。キッドがエスケープすると。左腕にストンピング、左腕を蹴りあげる。キッドがエルボー連打、小波が仁王立ちで受けて立つ。小波は左腕にエルボー連打、振られたキッドが反転してボディーアタック、６１９、ダイビングボディーアタック。返した小波にレッグブリーカー、その場跳びムーンサルトプレス。右足を取りにいくが、小波がエスケープ。キッドの突進に小波が足を出し、ぶら下がり腕十字、フィッシャーマン、ミドルキック連打。キッドがキャッチも小波がかわしてミドルで倒す。
小波のパンチをレフェリーが注意。キッドが張り手からパンチ連打のお返し。レフェリーを払い除けてエルボー連打。キッドは右足をロープにかけてドロップキック。ドラゴンスクリュー、ヒザ裏にドロップキック、ストレッチマフラー。小波がエスケープして10分経過。キッドがコーナーから旋回式ダイビングボディープレスも足を出される。両者ダウン状態。2人とも立ち上がり、キッドがエルボー、小波がハイキック。小波がトップから三角蹴り、狙いすまして突進。キッドがかわして後方からニーアタック。小波がミドルキック。トライアングルランサー狙い。キッドが切り返し黒虎天罰、ムーンサルトプレスを。しかし、小波が返してみせる。キッドがタイガーの構えを狙うが、小波が切り返してスリーパーへ。胴締めに移行して締め上げる。キッドがエスケープ成功。小波が引き起こしてスリーパーから後方に投げつける。バズソーキックを叩き込むが、キッドが返す。小波は左腕を取り腕固め。キッドが逃れると蹴りをキャッチしタイガー。小波が返すと15分経過。両者ダウン状態。キッドが絶叫しコーナーに上がる。小波が追いつきヘッドバット連打。腕にエルボーを打ちつけて落とすと、キッドがジャンプしてドロップキック。キッドも上がり、エターナルフォーを決める。スタースープレックスにいくが２カウント。キッドが天をさしてコーナーへ。ムーンサルトも決めて黒虎脚殺へ。もち上げて締め上げ、アットに落とす。締め続けていくキッドだが小波が切り返し狙い。小波はここでスプレー攻撃。小波がベルトで殴打し、変型ジャーマン。キッドが返すと、小波が飛びついて腕固め。キッドが反転し返されるとモモ☆ラッチ。20分経過。小波がバズソーキック連発、顔面を蹴り上げて腕固め。レフェリーがゴングを要請し小波の勝利。
小波「白の王者になったぞー！ ここまでスッゲー遠かった…。長かった。いろんなヤツに先越されて、プロレスで報われる日が来るなんて思わなかった。でも私はいま、ここでこの恋焦がれた白いベルトの新王者になって、大田区に立ってるぞー！ スターライト・キッド、オマエはいいライバルだったよ。だけど、オマエのその執念も、執着もここで終わりだぞ。私がこの白いベルトの新チャンピオンとして、新しい思い出をこのベルトともに歩んでいくから。オマエらこれから私が作る世界を楽しみに待っとけよ！ 私はこれからもずっとガムシャラに突き進んで行く。スターダム・ジ・エンド！」
小波のコメント
「スターライト・キッド、オマエはいつもよりずっとずっと手ごわかったよ。でもな、最後までリングの上にいたのは、この私だった。そして、やっとつかんだよ。この恋焦がれた10年間、ずっとこのベルトがまぶしかった。やっと自分の手元に来たよ。このベルトがＨ.Ａ.Ｔ.Ｅ.にこんだけベルトが来て、スターダムのベビーのヤツは焦ってねえのかよ。このままじゃ全ベルト、Ｈ.Ａ.Ｔ.Ｅ.のもとに来るぞ。これを見て自分がスターダムを変えたいと思ったヤツ、名乗り出てこいよ。いつでも受けて立つよ。だけどな、絶対にこのベルトを守り抜くのはこの私だから。スターダム、ジ・エンド！」