今大会の台風の目となった吏南が、両国への切符をつかんだ。「5★STAR GP 2026」決勝トーナメント2回戦、レッドスターズBを1位通過した小波と対戦。1回戦で山下りなを破り勢いに乗る吏南だったが、いきなりの場外戦に持ち込まれてしまう。ここから執拗な左腕攻めに遭い、苦悶の表情を浮かべ続けた。
鋭い蹴りを次々とくらっても、必死にエルボーでくらいつく。払い腰、大外刈り、ダブルニードップを次々と投入し、チャンスをうかがい続けた。
勝負どころでPink♥Devilを決めると、ダブルニードロップからハイドレンジアへ。これをロープに逃げられると、ミサイルキックからタイガーリリーを狙うが決めきれない。
粘る小波の裸絞め、ジャーマン、バスソーキック、胴締めスリーパーを耐え抜くと、再びPink♥Devilを発射。ミサイルキックから、最後はタイガーリリーで3カウントをもぎ取った。
H.A.T.E.同門対決を制した吏南は、23日両国大会の準決勝では舞華との対戦が決定。8・8札幌大会で15分ドローに終わった相手との決着戦になる。海外遠征での成長を存分に発揮している19歳の吏南が、最年少優勝まで〝マジック2〟だ。
【吏南の話】
やったぞ! ベスト4! 2年連続ベスト4だ! 去年もここまで来た。リングでも言ったけど、今年のシンデレラ準優勝、そして去年の5★STARもベスト4止まり。特に去年はH.A.T.E.の1年って言われてたけど、私はなかなかタイトルに絡むこともできなかったし。そのくやしい1年をこの5★STARにぶつけたいと思ってたし、ぶつけられたとも思ってる。小波と山下りなに勝ったんだ! もうここまで来たら、あとは優勝しかねえだろ。次、舞華。北海道で15分ドロー、勝てなかったけど、ただ私は負けるとも思わなかった。この1年やってきたことが無駄じゃなかったってテメー通じて証明してやるよ。私が19歳史上最年少優勝。スターダムに新しい歴史刻んでやるよ。覚悟しとけお前ら!
【小波の話】
今日はなんかいろいろ思い出した試合だったな。良くないけど、全然良くないけど、私の今年の5★STARの最後、私に勝ってくれたのが吏南で良かったと思う。でも全然良くなかったけどな。この5★STAR、決勝に行きたかったし、本当に今年こそは優勝したかった。でも吏南は私の気持ちも背負って、いろいろな気持ちを背負って、吏南自身でこの5★STAR絶対に優勝してほしいと思うし、今度は吏南をセコンドでしっかり応援したいと思う。吏南が優勝する姿を両国で見届けたいと思います。

