
〝絶対不屈彼女〟安納サオリが故郷に凱旋した。「STARDOM in OTSU 2026 Feb.」(2月20日、滋賀・ウカルちゃんアリーナ)では、2試合に出場。大会サブタイトルに「ありがとうウカルちゃんアリーナ、私がスターダムの安納サオリです」と銘打たれた通り、地元のファンから大歓声を浴びてリングに登場した。
まずは第2試合で、4月26日横浜アリーナ大会での現役引退を表明している鹿島沙希とシングルマッチで対戦。ところが開始7秒で秒殺されると、自身の要求で実現した再戦でも同じ起死回生で丸め込まれてしまった…。
メインでは盟友のなつぽいと組み、スターライト・キッド&天咲光由と対戦。コール時には青い紙テープに包まれた。
大「サオリ」コールが沸き起こる故郷のリングで、先発を買って出た安納だったが、いきなり敵軍に捕まる苦しい展開。キッドに「サオリ、凱旋おめでとう!」とロープにくくりつけられたままお祝いの言葉を贈られると、両軍セコンドも集まり写真撮影タイムに。なぜかパートナのなつぽいも助太刀には入らず、フレームに収まっていた…。

試合は両軍譲らず一進一退の攻防が繰り広げられ、京都出身の天咲とはバチバチのエルボー合戦を展開。安納のエルボーには「滋賀!」、天咲には「京都!」と掛け声が飛び交い、リング上でも〝滋賀vs京都論争〟が繰り広げられた。

勝負どころでなつぽいとの合体のブレーンバスターが成功させた安納は、一気にたたみかけた。最後は近江大橋スープレックス(変型ジャーマン)を天咲に決め、文句なしの3カウントを奪った。
試合後、マイクを握った安納は「最後のウカルちゃんアリーナ大会で勝つことができました。ありがとうございました!」。さらに「キッド、やっぱアンタ最高。なつみ、背中を守ってくれてありがとう。さすが相方」と選手たちにねぎらいの言葉をかけた。

ところが、天咲だけは「いつも京都と滋賀で戦っていたのに、今回、滋賀のPRでめっちゃ広めてくれてありがとう。滋賀のこと好きになった?」と問いかけたが、「なるわけないやろ!」と冷たい返答だった。
気を取り直して安納は「スターダムのプロレス、楽しかったですか?プロレス、好きになりましたか?私の青春の場所、ここウカルちゃんアリーナでプロレス大会をするという夢がかなってうれしいです。たくさんのご協力がありました。家族、友達、高校のときの先生も来てくれています。私はここで育ちました。滋賀県が大好きです。これからも滋賀県唯一の現役プロレスラーとしてプロレスと滋賀県の架け橋になります」と集まった観衆に感謝の言葉を述べた。

最後は「最高の空間をつくりあげてくれたみなさん、本当にありがとうございます。ありがとう、ウカルちゃんアリーナ、私がスターダムの安納サオリです!」と絶叫し、凱旋興行は大団円で幕を閉じた。


