
鹿島沙希の引退セレモニーが4月26日、横浜アリーナで行われた。
純白のコスチューム姿でゲートに登場した鹿島は、団体女性スタッフが押す台車で花道を進んだ。「体力の限界」が引退理由のため、もはや花道を歩く気力もなかったようだ。

現役最後の試合となった23日の後楽園ホール大会では朱里との凹アネコン凸でAZM&渡辺桃と対戦。わずか11秒でAZMに勝利すると、再試合でも渡辺を起死回生で沈めていた。
リングに上がった鹿島は「みんな楽しんでる?今日この横アリでの引退の日が決まってから、どうしてもこの目でみんなのことを最後に見たくて来ました。でも、正直、目が悪くて全然見えない。奥とか暗くて全然見えない。そして体力も限界に近づいてきているので、高速10カウントゴング、いっちゃいます」とあいさつした。

会場ビジョンには、お笑い芸人の有田哲平からのメッセージビデオが流された。さらに、鹿島が憧れの存在と公言する新日本プロレスの石井智宏がサプライズ登場。石井の入場曲が流れると、感極まった鹿島の涙腺が崩壊した。
鹿島がロープを上げて迎え入れると、花束を贈られた。さらに石井が着用していたサングラスをその場でプレゼントされた。

鹿島は「ちょっとカロリー高いって。ビデオメッセージをいただいた有田さんはスターダムを、起死回生を、鹿島沙希をたくさん広めてくれた、プロレスラー鹿島沙希に欠かせない大好きな存在です。そして石井智弘選手はずっと憧れていた、尊敬する、本当に大好きなプロレスラーです。つらいとき、しんどいときは石井さんの試合を見て頑張ってこれました。最後に石井さんとリングに立ちたいという夢があったんだけど、それがかないました」と感無量の表情。
さらに「そして今日、来てくれたみんな、キモオタもキモオタじゃない人も、全員に言いたいことがあります」と切り出すや「ずっとプロレスを好きでいてね!」とメッセージを送った。

鹿島がリングに横たわると、本当に高速の10カウントゴングが鳴らされ、紙テープが舞った。
セレモニーを終えると、自分の足で歩いてリングを後にした。


